【2024年】「日本経済史」のおすすめ 本 97選!人気ランキング
- 海賊とよばれた男(上) (講談社文庫 ひ 43-7)
- トヨトミの野望 (小学館文庫)
- オレたちバブル入行組 (文春文庫)
- アパレル興亡
- 僕は明日もお客さまに会いに行く。
- 下町ロケット (小学館文庫)
- よこどり 小説メガバンク人事抗争
- おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ)
- 会社を潰すな! (PHP文庫)
- 巨大投資銀行(上) (角川文庫)
社内の権力闘争に翻弄されながらも、義を貫き再生を果たした一人の男の物語。定年後の人生をどう生きるかを考えさせる小説。 「部長職を解き調査役を命ずる」という辞令を受けた主人公。社内の権力闘争に巻き込まれ翻弄されながらも、「人間としてやるべきことは何か」を貫いた一人の男の再生の物語。定年後の人生をどう生きるかを考えさせる小説。 「部長職を解き調査役を命ずる」という四月一日付の辞令を受けた主人公は、その日から机の配置も変わり部下のいない社員、いわゆる窓際族になった。しかし社内の権力闘争から再び表舞台へ上がるが……。権力闘争に巻き込まれるも同僚への思い遣りの心を大切にし、「義を見て為ざるは勇無きなり」と義を貫く主人公の生き方は、聖書の言葉「日は昇り、日は沈みあえぎ戻り、また昇る」のごとく転変を繰り返す。本作品は、組織の掟と、義や情の間に揺れ動き翻弄されながらも、「人間としてやるべきことは何か」を貫いた一人の男の再生の物語だが、定年後の人生をどう生きるか──という、誰もが抱える後半生の大きなテーマに光を当てた物語でもある。 第一章 止まって見えた大時計の針 第二章 抜け切れない会社人間 第三章 君は何を報告したのだ 第四章 あなたは運のいい人だ 第五章 言われたとおりにやれ 第六章 社長が行方不明です 第七章 今度は君が社長だ 第八章 賽は投げられた 第九章 最初に見せたのは誰だ 第十章 常務が自殺 終 章 夢、遙か あとがき
新しい「東アジア経済論」を求めて 東アジアの経済成長 工業化政策と経済発展 経済格差と所得格差 国際的生産ネットワーク 東アジアにおける産業集積 国際金融環境と東アジア経済 東アジアの金融システム 経済発展の「北東アジアモデル」 東南アジア経済 東アジアの移行経済 東アジアの経済統合 東アジア経済を学ぶ
経済はなぜ成長するのか? いかに成長してきたのか? これらの問を入口に、人文社会科学の基本的概念を用いて俯瞰する歴史。 経済はなぜ成長するのか? 人類はいかにして生存してきたのか? 経済はいかに成長してきたのか? これらの問いを入口として,近代前から,分業,市場,貨幣といった経済学の用語のみならず,権力,文化,共同体等人文科学の基本的な概念も用いて俯瞰する歴史。 序章 経済史とは何か Ⅰ 導入──経済,社会,人間 1 経済成長と際限のない欲望/2 欲望充足の効率性と両義性 Ⅱ 前近代──欲望を制御する社会 3 総説:前近代と近現代/4 共同体と生産様式/5 前近代社会の持続可能性と停滞/6 前近代の市場,貨幣,資本 Ⅲ 近世──変容する社会と経済 7 総説:前近代から近代への移行/8 市場経済と資本主義/9 近世の市場と経済活動/10 近世の経済と国家/11 近世の経済規範/12 経済発展の型 Ⅳ 近代──欲望の充足を求める社会・経済 13 産業革命/14 資本主義の経済制度/15 国家と経済/16 自然と経済/17 家と経済/18 資本主義の世界体制 Ⅴ 現代──欲望の人為的維持 19 近代と現代/20 第一のグローバル経済と第一次大戦/21 第一次大戦後の経済/22 第二次世界大戦とその後の経済/23 第二のグローバル化の時代 終章 「現在」「未来」をどう生きるか
「機械をつくる機械」 の120年 ——。一国の技術水準を決定する工作機械工業で、現在わが国は世界の主導的立場にある。戦争をくぐり躍進はいかにして実現されたのか。「饗宴と飢餓」 の波に翻弄されつつ、後進性からの脱却のために費やされた努力の軌跡を丹念に追跡したライフワーク。 序 章 「機械をつくる機械」 の120年 第Ⅰ部 日本工作機械工業の形成 —— 戦前期 第1章 明治後期の工作機械工業 —— 重層的な市場・生産構造の形成 はじめに 1 明治後期の工作機械市場 2 明治後期の工作機械生産 おわりに 第2章 第1次世界大戦期の工作機械工業 —— 「饗宴」 と拡大 はじめに 1 工作機械市場の拡大 2 生産構造と工作機械生産者3類型の成立 おわりに 第3章 1920年代の工作機械工業 —— 「飢餓」 と縮小 はじめに 1 工作機械の需給構造 2 技術動向とメーカー・ユーザー間の交流 おわりに 第4章 1930年代の工作機械工業 —— 軍需・民需による拡大と市場・流通・生産構造の持続 はじめに 1 需要の急拡大と高度化 2 生産動向 おわりに 第5章 日本工作機械工業とアメリカ —— 戦前・戦中期 はじめに 1 アメリカ製工作機械の輸入 2 主要工作機械メーカーとアメリカ おわりに 補 論 アメリカ工作機械の輸入と商社 —— 1930~41年 第Ⅱ部 工作機械工業と経済統制 —— 戦時期 第6章 日中戦争期の工作機械工業 —— 戦時経済統制の展開と企業動向 はじめに 1 工作機械工業における戦時経済統制の展開過程 2 工作機械メーカーの動向 おわりに 第7章 太平洋戦争期の工作機械工業 —— 「飛躍」 の実態 はじめに 1 戦時生産の動向 : 計画と実績 2 戦時統制の展開 3 企業経営の諸側面 おわりに 第8章 「戦時型工作機械」 生産をめぐる諸問題 はじめに 1 戦時型工作機械構想の登場 2 戦時型工作機械の生産開始に向けた準備 3 戦時型工作機械生産の実態 おわりに 第Ⅲ部 戦前・戦時期の個別経営 第9章 唐津鉄工所 —— 自立的経営発展 はじめに 1 唐津鉄工所の経営発展 2 経営発展の諸条件 おわりに 第10章 大隈鉄工所 —— 下請管理の展開 はじめに 1 下請工場の構成と下請管理育成策の展開 2 戦時期における下請工場の動向 おわりに 第11章 碌々商店 —— 輸入商社からメーカーへ はじめに 1 碌々商店設立まで 2 碌々商店の設立と成長 3 自社工場の設立とその経営 4 戦間期の碌々商店と野田正一の業界活動 5 戦時下の碌々商店と野田正一 おわりに 第12章 津上製作所 —— 総合商社との関わりを中心に はじめに 1 創業期の津上製作所 2 三井物産の経営参加と津上製作所の拡大 おわりに —— 津上退助の辞任をめぐって 第Ⅳ部 工作機械工業の新展開 —— 戦後期 第13章 高度成長期の工作機械工業 —— 継承と変貌 はじめに 1 戦時期の遺産と戦後復興 2 高度成長期の業界動向と流通機構の変化 3 高度成長期における大手・中堅企業の経営と戦略 おわりに 第14章 NC化時代の到来と工作機械業界の構造変化 はじめに 1 1970年代後半から80年代の企業経営 2 1990年代・2000年代の新たな動き おわりに —— 工作機械工業の課題 終 章 日本工作機械工業の発展条件
最新の成果により、欧米・アジアなど世界各地域の発展過程をバランスよく解説した好評の入門書、大幅改訂による決定版。 欧米・アジアなど世界の発展プロセスをバランスよく解説、通史編とテーマ編の二部構成で学ぶ好評の経済史入門、大幅改訂による決定版。 世界の経済はどのような軌跡をたどってきたのか。グローバル・ヒストリーなど最新の成果をもとに、欧米・アジアや世界各地域の発展プロセスをバランスよく解説、通史編とテーマ編の二部構成で学ぶ好評の経済史入門、大幅改訂による決定版。 プロローグ なぜ経済史を学ぶのか I 通史編 第1章 東西文明の興隆 ——ローカル・ヒストリーの時代 1. 古代文明の農耕水準 2. 古代地域国家の経済制度 3. 民族移動と経済制度の変質 解説I-1 カール・ポランニーと経済人類学 第2章 東西世界の対決と交流 ——ローカル・ヒストリーからインターリージョナル・ヒストリーへ 1. 隋唐王朝の「世界帝国」化 2. イスラームの誕生と拡大 3. ゲルマン人国家とキリスト教社会 4. 東アジア・西アジア・ヨーロッパ諸勢力の対決と交流 解説I-2 マルク・ブロックと社会史 解説I-3 アジア交易圏論 第3章 東西世界の融合 ——インターリージョナル・ヒストリーの時代 1. 東の世界の商業発達 2. 西の世界の商業発達 3. アジア近世帝国の時代 4. ヨーロッパ近世王国の時代 解説I-4 フランクのアジアに対する眼差し 解説I-5 フェルナン・ブローデルと全体史 第4章 資本主義の生成と「近代」社会の登場 ——ナショナル・ヒストリーの勃興 1. 前近代の市場経済と近代の市場経済 2. 近代国家と資本主義の歴史的前提の東西比較 3. 封建制の崩壊と資本主義の生成 4. 産業革命と「近代」社会の登場 解説I-6 ドッブ-スウィージー論争とプロト工業化論 解説I-7 マックス・ウェーバーと大塚史学 第5章 資本主義による世界の再編成 ——ナショナル・ヒストリーからインターナショナル・ヒストリーへ 1. 海を基軸とした経済圏 2. ヨーロッパ・大西洋経済圏 3. 西アジア・インド洋経済圏 4. 東アジア・太平洋経済圏 5. 生産・流通面から見た近代資本主義 解説I-8 ロストウ/クズネッツの経済発展論 解説I-9 ガーシェンクロンとアジアの工業化 解説I-10 カール・マルクスと日本資本主義論争 第6章 資本主義世界経済体制の転回 ——インターナショナル・ヒストリーの時代 1. 19世紀末ヨーロッパ大不況とアジアの産業化 2. 世界経済の不均衡と帝国主義 3. 第一次世界大戦後の世界経済 4. 資本主義世界の恐慌とソ連経済の推移 解説I-11 古典的帝国主義論と自由貿易帝国主義論 解説I-12 社会主義計画経済システムの諸特徴 第7章 第二次世界大戦後の経済社会の展開 ——インターナショナル・ヒストリーからトランスナショナル・ヒストリーへ 1. 戦後経済体制の確立 2. 高度成長時代の展開と南北・南南格差の拡大 3. 低成長時代の到来と環境問題の表出 4. 21世紀への転換期の世界経済の実相 解説I-13 南北問題 解説I-14 ヨーロッパ統合 II テーマ編 第8章 市場経済の拡張とその限界 ——経済・経営活動の世界化 はじめに 1. ヒトの移動と経済圏の拡大 2. モノの移動と交易圏の拡大 3. カネの移動と世界化の限界 おわりに 解説II-1 ジェントルマン資本主義とアジアの資本主義 第9章 信用システムの生成と展開 ——経済活動と金融 はじめに 1. 信用貨幣の発展——貨幣取扱業者から銀行へ 2. 中央銀行の生成と金融政策の形成 3. 手形交換制度の生成——預金通貨と信用創造 4. 国際通貨制度の展開 おわりに——変動相場制下の金融肥大化 解説II-2 スーザン・ストレンジのカジノ資本主義論 第10章 市場の発達とその応用 ——経営活動の組織化 はじめに 1. 上下関係の強い経営組織 2. 比較的平等な経営組織 3. 経営組織間のネットワーク おわりに 解説II-3 チャンドラーとシュンペーター 第11章 市場の失敗とその克服 ——経済活動の秩序化 はじめに 1. 生産面での経済活動の制約 2. 流通面での経済活動の制約 3. 大量消費と現代社会の環境問題 おわりに 解説II-4 ノースとウィリアムソン 第12章 近現代市場経済の諸問題と国家介入 ——経済活動と国家 はじめに 1. 自由主義経済秩序と国家 2. 市場の調整(コーディネーション)と国家 おわりに——規制と規制緩和 解説II-5 ケインズとハイエク 第13章 福祉のコーディネーションと社会経済 ——経済活動と福祉社会 はじめに 1. 社会保障の諸領域と諸原則 2. 近代的経済社会の生成と社会福祉——自由主義的経済秩序観と社会福祉 おわりに——社会的共同性と福祉社会の展望 解説II-6 イギリス福祉史研究の諸潮流 解説II-7 アジア社会福祉研究の諸潮流 第14章 経済史認識の展開と現代 はじめに 1. 経済学の歴史への応用と経営史学の誕生 2. アナール派社会経済史から世界システム論へ 3. 現代の社会経済史学界の諸潮流 おわりに——21世紀に入ってからの論点 解説II-8 世界システム論からグローバル・ヒストリーへ 主要参考文献リスト あとがき 索 引 金井雄一/中西聡/福澤直樹編;0302;04;欧米・アジアなど世界の発展プロセスをバランスよく解説、通史編とテーマ編の二部構成で学ぶ好評の経済史入門、大幅改訂による決定版。;20200802
経済白書や経済論争には知られざるドラマがあった――。官庁エコノミストの最長老がエピソードを交えて生き生きと描く日本経済秘史。 かつて日本では『経済白書』という経済分析の書が、経済企画庁から毎年刊行されていた。『経済白書』は政府の景気感を示し、経済政策の基盤となるものだけに、各省庁との意見調整は日常茶飯事であり、取り上げるテーマについても慎重な取り扱いが必要とされた。経済白書のみならず経済分析には知られざるドラマがあったのだ。 本書は、ニクソンショック、石油危機から経済摩擦、バブル経済、デフレまで日本経済の課題に官庁エコノミストして対峙してきた小峰氏が戦後経済の軌跡を読み解く日本経済研究センターのサイトでの連載「小峰隆夫の私が見てきた日本経済史」を書籍化するもの。 小峰氏は1969年に大学を卒業して経済企画庁(現内閣府)に入ってから今日に至るまで、幾度も経済白書執筆に携わり、40年以上もの間日本経済を観察し続けてきた。本書は、経済白書が出来るまでの攻防、経済論争の舞台裏など筆者の経験を踏まえて、日本経済の歩みをたどり直す生きた現代経済史である。既刊の『平成の経済』は通史として高く評価され、読売・吉野作造賞を受賞。本書はより私的な体験を踏まえた内容となり、小宮隆太郎、根岸隆、金森久雄、香西泰など名だたる研究者・エコノミストとのエピソードも交えて記述する。 小峰氏が本音ベースで執筆している本書は、日本経済を考えるうえで有用な視点を数多く提供する経済史となる。 第1章 タブー死すべし――ニクソン・ショックと悲劇の経済白書 1 ニクソン・ショック 2 「誤った政策割り当て」への道 3 悲劇の経済白書 第2章 石油危機の時代 1 枕詞を疑う 2 問題は「量」か「価格」か 3 第1次石油危機と第2次石油危機の違い 4 禍福は糾える縄のごとし 第3章 経済摩擦と経常収支不均衡について考える 1 今に生きる小宮理論 2 ミクロの最前線「OTO」 3 ナンセンスな議論編 4 相手に一理編 第4章 月例経済報告を振り返る 1 基調判断の解釈 2 減速しながらも拡大 3 幻の景気回復宣言 4 思わぬ横やり 5 慎重化した景気判断 第5章 経済白書とは何か 1 経済白書の生い立ち 2 もはや戦後ではない 3 白書づくり1年生の出来事 4 経済白書のまとめ方 5 経済白書の存在意義を考える 第6章 エコノミスト修行時代 1 私はいかにして本を書く人になったのか 2 新飯田宏先生への抗議の手紙 3 かつて「経済計画」という仕組みがあった 4 大臣秘書官という仕事 5 日本経済研究センターでのバブル経済分析 6 後任選び 第7章 経済白書ができるまで(前編)――内国調査課長就任から原案執筆まで 1 内国調査課長就任 2 汚名をそそぐ 3 スケルトン 4 ペンは強し 5 最初の一文 6 さみだれ式提出も受け止める「どこでも書き」 7 むすびを書く 第8章 経済白書ができるまで(後編)――各省調整から発表まで 1 炎の各省調整(上)――調整の現場 2 炎の各省調整(中)――勝利の予感 3 炎の各省調整(下)――反省白書の評価 4 巨人のコメント 5 混迷する経常収支黒字をめぐるコメント 6 白書の講演会 7 夢の形 第9章 経済白書で分析してきたこと 1 不良債権問題への取り組み(上)――2通のファックス 2 不良債権問題への取り組み(下)――甘かった白書の記述 3 Jカーブ物語(上)――吉富さんが教えてくれたJカーブ 4 Jカーブ物語(下)――93、94年白書のJカーブ分析 5 94年の経済白書で取り上げたこと(上)――虫歯か高血圧か 6 94年の経済白書で取り上げたこと(下)――こだわりのテーマ 第10章 官の世界で経験し考えてきたこと 1 私が見た省庁再編 2 6分野の構造改革 3 国会答弁が完成するまで 4 奇抜策の系譜 5 帰ってきた経済白書 6 国士とテクノクラートの間で 7 官から見た国会と民から見た国会 8 参考人として臨んだ消費税の議論 9 官庁エコノミストは復活するか 10 役人を辞めるとき
家族、災害、健康、教育や娯楽、さらに森林やエネルギーなど、身近な生活環境を手がかりにして、経済社会の成り立ちをやさしく解説、消費や自然環境などの新たなテーマから、私たちの生活と経済の歴史の深いつながりを実感とともに学べる入門テキスト。 序 章 身近な生活から地域の環境を考えよう 第I部 地域社会と生活 第1章 家族・地域社会と経済活動 はじめに 1 家族と経済活動 2 「村」の役割 3 商店街とエスニック・グループ おわりに 解説1 無尽講と金融 第2章 災害と飢饉 はじめに 1 災害と飢饉 2 経済社会化と飢饉 3 江戸時代の災害・飢饉への対応 4 災害・飢饉への耐久性 おわりに 解説2 風評とデマ テーマI 社会史の方法 第II部 自然環境と生活 第3章 森林資源と土地所有 はじめに――地球環境問題と資源利用 1 森林資源利用の歴史 2 資源利用と土地所有 3 近現代日本の森林資源と過少利用問題 おわりに 解説3 温泉と開発 第4章 エネルギーと経済成長 はじめに――人新世の時代 1 石炭とイギリス産業革命 2 石炭・水力と日本の工業化 3 エネルギー革命と「東アジアの奇跡」 おわりに 解説4 日本の公害対策 テーマII 進歩と環境 第III部 近代化と生活 第5章 人口で測る経済力 はじめに――現代社会の人口と経済 1 人口に関する理論 2 日本の人口変遷 3 経済成長と人口 おわりに――人口の歴史は私たちに何を教えてくれるか 解説5 人口をめぐる思想と政策 第6章 健康と医薬 はじめに 1 健康と病い 2 生活と家計に見る健康と医薬 3 現代の健康と医薬 おわりに 解説6 感染症流行と経済発展 第7章 娯楽と消費 はじめに――「金」は天下の廻りもち 1 娯楽の産業化と消費社会 2 近代日本における娯楽の諸相 3 日記に見る人々の娯楽 おわりに――楽しみなしに人々は生きられるか 解説7 大衆消費社会論 テーマIII 共同体と近代 第IV部 社会環境と生活 第8章 教育と労働 はじめに――「学び」と「働き」の制度化 1 「学び」から「教育」へ 2 産業社会・労働の誕生と教育 3 子どもと女性から見た「教育」と「労働」 おわりに――戦後教育政策と新学歴社会の到来 解説8 集団就職 第9章 法と福祉 はじめに 1 慈善事業の時代 2 社会事業の時代 3 社会福祉の時代――第二次世界大戦後における生活をめぐる法整備 おわりに 解説9 育児と経済 第10章 帝国と植民地経済 はじめに――日本「帝国」史として考える 1 戦争と日本帝国の拡張 2 日本貿易の特徴 3 帝国内貿易の構造と植民地の生活 おわりに――「戦後/現代」と「帝国/植民地」 解説10A 植民地の近代をどう見るか 解説10B 経済競争と国際紛争 テーマIV システムという発想 終 章 競争と共存から未来を思い描こう 入門ガイド 文献史料と統計資料 参考文献 あとがき 索 引