【2023最新】「認知心理学」のおすすめ本!人気ランキング
この記事では、「認知心理学」のおすすめ本をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。
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本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な"答え"を提示します。この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、なにも変わらないのか…。さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょう-。
第1夜 トラウマを否定せよ(知られざる「第三の巨頭」
なぜ「人は変われる」なのか ほか)
第2夜 すべての悩みは対人関係(なぜ自分のことが嫌いなのか
すべての悩みは「対人関係の悩み」である ほか)
第3夜 他者の課題を切り捨てる(承認欲求を否定する
「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない ほか)
第4夜 世界の中心はどこにあるか(個人心理学と全体論
対人関係のゴールは「共同体感覚」 ほか)
第5夜 「いま、ここ」を真剣に生きる(過剰な自意識が、自分にブレーキをかける
自己肯定ではなく、自己受容 ほか)
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本文二色刷にカラー口絵付。豊富な図表,読書案内,練習問題,最新トピック紹介等により,高い学習効果を備えた決定版テキスト。
最新の研究知見を取り入れつつ,基本的な考え方,用語,概念の理解を目指し,豊富な図表と厚みのある解説を施した本格テキスト。第一線の研究者による最新トピック紹介,本文2色刷とカラー口絵,読書案内,練習問題などにより,高い学習効果を備えた決定版!
第Ⅰ部 認知心理学の基礎:感性・注意・記憶
第1章 認知心理学の歴史とテーマ/第2章 視覚認知/第3章 感性認知/第4章 注意/第5章 ワーキングメモリ/第6章 長期記憶/第7章 日常認知/第8章 カテゴリー化
第Ⅱ部 高次の認知心理学:言語・思考・感情
第9章 知識の表象と構造/第10章 言語理解/第11章 問題解決と推論/第12章 判断と意思決定/第13章 認知と感情
第Ⅲ部 認知心理学の展開:進化・社会・文化
第14章 認知進化と脳/第15章 認知発達/第16章 社会的認知/第17章 文化と認知/第18章 メディア情報と社会認識
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自律的な学習者を目指すために重要なキーワードとなる「メタ認知」。第1部ではその概念について,第2部ではよりよい学習法や教授法における科学的根拠について,読み切り形式で平易に解説。生涯学習が求められる現代において,単なるノウハウではなく,臨機応変に活用できる学習方略をあらゆる学習者に提供する。
もくじ
はじめに
第1部 メタ認知を理解するための20のトピック
Topic 1 認知とは何か,メタとはどういう意味か
Topic 2 メタ認知とは何か
Topic 3 メタ認知的知識とは何か
Topic 4 メタ認知的活動とは何か
Topic 5 メタ認知という言葉が使われるようになった背景
Topic 6 記憶についてのメタ認知(メタ記憶)の発達
Topic 7 理解についてのメタ認知(メタ理解)の発達
Topic 8 「視点取得」とメタ認知
Topic 9 「心の理論」とメタ認知
Topic 10 学習に困難を抱える子どもの支援とメタ認知
Topic 11 協同学習における他者とのやりとりとメタ認知
Topic 12 学習における加齢の影響とメタ認知
Topic 13 メタ認知が働かなくなる場合
Topic 14 「不明確な問題」が要求するメタ認知
Topic 15 メタ認知を司る脳の部位
Topic 16 自己調整学習とメタ認知
Topic 17 頭のよさ(知能)とメタ認知
Topic 18 意欲(動機づけ)とメタ認知
Topic 19 感情とメタ認知
Topic 20 メタ認知の問題点・留意点
第2部 メタ認知的知識を学習と教育に活かす
Section 1 意識・注意・知覚編
〇睡眠をとることが頭の働きをよくする
〇睡眠中にも学習は進む
〇意識せずに学習できることがある
〇学習やテストに適した緊張感(覚醒レベル)がある
〇カフェインの覚醒効果を濫用することは危険
〇音楽で覚醒レベルをコントロールできる
〇注意を向けなければ,見れども見えず聞けども聞こえず
〇頭を休めている間に解決策がひらめく
〇努力せずに長時間,没頭できる状態がある
〇ノートの情報をグループ化しておくとすばやく関連づけられる
〇アンダーラインの活用で重要な点が一目でわかる
Section 2 知識獲得・理解編
〇一度に記憶できる範囲は限られている
〇最初と最後に学習したことは忘れにくい
〇情報を目立たせると記憶に残りやすくなる
〇知識はネットワークの形で蓄えられている
〇覚えたい内容に対して深いレベルの処理をすると忘れにくい
〇自分に関連づけると覚えやすい(精緻化1)
〇自分で考えたことや自分で選んだことは覚えやすい(精緻化2)
〇テキストの内容をイラストで表すと覚えやすい(精緻化3)
〇語呂合わせをすると数字を覚えやすい(精緻化4)
〇バラバラの記号や単語などはストーリーにすると覚えやすい(精緻化5)
〇環境手がかりを利用すると覚えたことを思い出しやすい
〇視覚情報を言語化すると記憶が歪む場合がある
〇コンセプトマップを描くことが理解・記憶を促す
〇これから学ぶ内容のテーマや要約を先に見ておくと理解しやすくなる
〇テキスト学習には,「SQ3R法」を取り入れると理解・記憶を促す
〇テキストを読みながら聞かされると理解・記憶が妨げられる場合がある
〇習熟度が低い場合には,パフォーマンスの自己評価はあてにならない
〇テストは記憶の定着を促す
Section 3 思考・判断・問題解決編
〇思い込みが創造的問題解決を妨げる
〇習熟による「慣れ」がよりよい問題解決を妨げることがある
○命題論理では「真か偽か」の判断をまちがえやすい
〇三段論法では結論のもっともらしさに惑わされる
〇事例の思い出しやすさに惑わされる
〇最初に目に飛び込んだ数字に惑わされる
〇「偶然」には気づきにくい
〇仮説は修正されにくい
〇カバーストーリーに惑わされると問題の本質が見えなくなる
〇質問の仕方が答を誘導する
〇代表値の用い方で判断が変わってくる
〇因果推理は短絡的になりやすい
〇アイデアの量と質とは比例する
〇「創造性は特殊な才能」という考えが創造的思考を邪魔する
〇粘り強く考えると,よいアイデアが出る
〇アイデアをどんどん外化することが発想を促す
Section 4 意欲・感情編
〇「この学習は自分に役立つ」ととらえることが意欲を高める
〇「自分にはできる」と考えると,やる気が出る
〇難しすぎず易しすぎない課題には最もやる気が出る
〇外発から内発へと,意欲(動機づけ)には段階がある
〇がんばってもうまくいかないことを何度も経験するとやる気を失う
〇好きで学習していることにご褒美を出されると,逆にやる気がなくなる
〇学習の成果は自分次第であると考えると学習意欲が高まる
〇自分で選べるという感覚がやる気を高める
〇評価ばかりを気にすると学習における新たな挑戦意欲が低下する
〇過度にがんばりすぎると,その後しばらく自制心が働かなくなる
〇自分が学習の主体だと感じれば学習者は能動的になる
〇多少苦手な科目も頻繁に接していると親しみが湧く
〇気分がよいと発想が豊かになる
〇テスト不安はテスト成績を低下させる
○楽観的な気持ちで臨むと学習もうまくいく
〇ネガティブな感情は書き出すことで和らぐ
Section 5 他者との協働・コミュニケーション編
〇他者に教える(説明する)ことは理解を促進する
〇他者との自由なやりとりは創造的思考を促す
〇あいづちとうなずきがアイデアを引き出す
〇他者の考えに触れることが発想力を高める
〇頻繁な発話交替が問題解決のアイデアを出しやすくする
〇個人思考と協同思考をうまく使い分けることが大切
〇討論は複眼的なものの見方を助ける
〇討論でものごとを決める場合,思慮が浅くなることがある
〇討論では同調圧力が生じることがある
〇グループワークで社会的手抜きが生じることがある
Section 6 行動・環境・時間管理編
〇自分で自分を条件づけて学習行動を引き出すことができる
〇他の人が学ぶ様子を見ることは学習行動を促す
〇大変そうな学習も少しずつに分ければ楽にできる
〇とりあえず学習を始めれば,そのまま続けられる
〇作業机や周辺が散らかっていると作業効率が落ちる
〇物理的な学習環境が学習効率を左右する
〇学習計画がうまくいくためには,すべきことと所要時間の可視化が必要
〇環境を変えれば学習行動が変わる
引用文献
索引
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人間の認識のしくみとその「不思議さ」に迫る認知心理学の魅力が満載の,考えながら体感しながら学べる新しいタイプの入門テキスト。
私たちは本当に自分自身を正しく認識しているだろうか。毎日目にしていても思い出せないことがあるのはなぜか。記憶や感覚,思考といった認識のしくみの科学であり,「人間の賢さと愚かさ」に迫る認知心理学の魅力を発見しながら考えながら学べる体験型入門テキスト。
第1章 「誤り」から見る認知心理学
第2章 感じる─感覚
第3章 捉える─知覚
第4章 覚える─記憶の基礎
第5章 忘れる─記憶の展開
第6章 わかる─知識の成り立ち
第7章 考える─問題解決と推論
第8章 決める─判断と意思決定
第9章 気づかない─潜在認知
第10章 認知心理学の歩み
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人間はどのように世界を認識しているか? 「情報」という共通言語のもとに研究を進める認知科学が明らかにしてきた,知性の意外なまでの脆さ・儚さと,それを補って余りある環境との相互作用を,記憶・思考を中心に身近なテーマからわかりやすく紹介.
【円城塔氏(作家)推薦の辞】
「この本を読むと,人間は自分で思っているよりも,いい加減なものだとわかる.いい加減な人が読むべきなのはもちろんだが,自分はしっかりしていると思っている人こそ,読むべきである.」
【長谷川寿一氏(東京大学教授)】
「知性とは何か? この問いに挑む認知科学は諸科学が交わるホットスポットだ. 東大駒場の名物講義を是非あなたにも.」
第1章 認知的に人を見る
認知科学とは
知的システム
しくみ、はたらき、なりたち
学際科学としての認知科学
情報——分野をつなぐもの
生物学的シフト
認知科学を取り巻く常識?
第2章 認知科学のフレームワーク
表象と計算という考え方
さまざまな表象
知識の表象のしかた
認知プロセスにおける表象の役割
第3章 記憶のベーシックス
記憶の流れ
記憶と意図
一瞬だけの記憶——感覚記憶
人の記憶はRAMか——短期記憶とチャンク
ワーキングメモリ——保持と処理のための記憶
知識のありか——長期記憶
情報を加工する——短期記憶から長期記憶へ
思い出しやすさ——符号化特定性原理
思い出していないのに思い出す——潜在記憶とプライミング
まとめ
第4章 生み出す知性——表象とその生成
はかない知覚表象
言葉と表象
作り出される記憶
記憶の書き換え
仮想的な知識——アナロジー
まとめ——表象とは何なのか
第5章 思考のベーシックス
新たな情報を生み出す——推論
目標を達成する——問題解決
選ぶ——意思決定
人間の思考のクセ
まとめ
第6章 ゆらぎつつ進化する知性
四枚カード問題、アゲイン
データに基づき考える
思考の発達におけるゆらぎ
ひらめきはいつ訪れるのか
まとめ——多様なリソースのゆらぎと思考の変化
第7章 知性の姿のこれから
表象の生成性
身体化されたプロセスとしての表象
世界への表象の投射
思考のゆらぎと冗長性
世界というリソース
おわりに
引用文献
索引
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日常生活での思考は推論の連続といえる。その多くは論理形式に従うより、文脈情報に応じた知識を使ったり、心の中のモデルを操作してなされる。現実世界はまた、不確定要素に満ちているので、可能性の高さを直観的に判断して行動を決めている。推論はさらに、その人の信念や感情、他者にも影響される。推論の認知心理学は、これら人間の知的能力の長所と短所とをみつめ直すことによって、それを改善するためのヒントを与えてくれる。
1 人間は論理的に推論するか(形式論理と日常的推論
論理的推論の認知モデル
帰納的推論-一を聞いて、十を知って、三誤る)
2 確率的な世界の推論(確率・統計的な現象に対する理解と誤解
ベイズの定理をめぐる難問・奇問
確率・統計問題での推論のしくみと学習)
3 推論を方向づける知識、感情、他者(推論は知識に誘導される
因果関係を推論する
自己の感情と他者の圧力)
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他人のホンネとココロの声がわかる、1番やさしい入門書。
1 行動パターンに隠れたココロ(いつも自信がなさそう-自分自身に価値があると思えない人
まわりの人と比べたがる-まわりと比較して、自分の立ち位置を確認する ほか)
2 見た目でわかるココロ(人は「見た目」で判断される-人は五感を通して相手とやりとりしている
「目はココロの窓」である-目は大事なコミュニケーションツール ほか)
3 好き・嫌いの心理学(人間関係は「ギブ&テイク」-アンバランスな関係は長続きしづらい
「共通の敵」で仲よくなる-気が合うことで、居心地のよい関係がつくられる ほか)
4 会話でココロが見えてくる(相手に合わせて発言する-「人からどう見られるか」を大事にする人
好かれるためにゴマをする-好意を得るための一種のテクニック ほか)
5 チームワークのココロ模様(誰でも仲間を「ひいき」する-自分の所属する集団は「優れている」?
自分の意見は「多数派」?-自分にとっての「当たり前」が通用しないことも ほか)
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認知心理学は、認識と知識についての実験心理学。認知心理学のおもしろさ、生き生きとした研究のプロセスを描き出す。基本コンセプトはそのままに、初版刊行後の新しい知見を盛り込んだ入門書。
第1章 認知心理学の誕生と変貌-情報工学から機能的生物学へ
第2章 知覚の基礎-環境とのファーストコンタクト
第3章 高次の知覚-見ることから理解することへ
第4章 注意-情報の選択と資源の集中
第5章 表象-こころの中身、その形式
第6章 記憶-過去・現在・未来の自己をつなぐ
第7章 言語-成長する心の辞書システム
第8章 問題解決と推論-普遍性と領域固有性の間で
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「大学4年間ずっと手元において学べる」好評の決定版テキスト,待望の新版化。心理学諸領域の知識や考え方,対象を心理学全体の中に位置づけながら,豊富な図表を用い,丁寧に解説。専門領域や実務に進む上で必須の知識や最新動向の学習にも最適 (二色刷)
第1部 心の仕組みと働き
1章 心理学とは何か/2章 心と脳/3章 感覚と知覚/4章 記 憶/5章 学 習/6章 言 語/7章 思 考
第2部 心のダイナミズム
8章 情 動/9章 動機づけ/10章 性 格/11章 発達の基礎となるもの/12章 認知と社会性の多面的な発達
第3部 社会のなかの心
13章 人間と社会/14章 社会的認知/15章 自 己/16章 社会的影響/17章 人間関係/18章 集団・組織そして規範
第4部 心の適応と臨床
19章 発達の支援の基礎となる発達的個人差とは
20章 発達の病理と心理・福祉・教育的援助/21章 ストレスと心理的障害/22章 カウンセリング/23章 カウンセリングの実際/24章 カウンセリング・心理療法と文化
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「あの人性格悪い」「 ついつい,販売の勧誘にだまされてしまっ
た!」「 どっちのほうが得だろうか」などなど,私たちの何気ない行
動や判断には,心のはたらきが密接にかかわっています。
心は,見ることもできないし,測定することもできません。けれ
ども,行動は目で見ることができます。行動を観察したり測定した
りすれば,その行動をするに至った心のしくみを推測することがで
きます。そのようにして,人の心のしくみを,科学的な方法で理解
しようとするのが,心理学です。
本書では,心理学について,生徒と先生の対話を通してやさし
く解説します。心のしくみがわかれば,日常の行動や考えかたを,
よりよいものにすることができるかもしれません。ぜひご一読ください!
0時間目:イントロダクション
STEP1. 心理学ってどんな学問?
心理学とは,人の心を科学的に理解する学問
正しい心理学とあやしい心理学
心理学には,さまざまな研究分野がある
心理学は,データの収集にはじまる
100年ほど前に心理学が生まれた
「パブロフの犬」と 「アルバート坊やの実験」
心理学に新しい流れを生んだ 「ゲシュタルト心理学」
心理学の巨人たち
1時間目:性格と心の発達の心理学
STEP1. 性格の心理学
性格の30~50%は,遺伝でつくられる
性格を分類するには?
あなたの性格をあらわす,「ビッグ・ファイブ」
単純作業をくりかえす,内田クレペリン精神検査
性格は変えられる?
STEP2. 子どもの心,大人の心
人の心は生涯,成長しつづける
四つの発達段階を経て,子どもは大人になっていく
他人の気持ちに気づくのは,4~5歳ごろ
自分とは何かに思い悩む,青年期
葛藤や親ばなれを経験する思春期
40~45歳は,人生で最も重要な転換期
65歳をすぎたら目指す,「サクセスフルエイジング」
偉人伝① 精神分析を考案,ジークムント・フロイト
2時間目:社会の中での心理学
STEP1. 人間関係の心理学
あの子に好かれるには,なるべく視界に入ろう!
やっかいなお願いを引き受けてもらうワザ
時間がせまれば,みんな魅力的
STEP2. 集団に流されてしまう心理
女子高生のうわさで,銀行に人が殺到
エスカレーターの立ち位置は,まわりの人しだい
話し合いの結果は,ハイリスクなものになりがち
人が多いと,手を抜きやすくなる
都会の人ほど,見て見ぬふりをする
人数が多いと,パニックがおきやすい
権威に服従すると,人は残酷になる
偉人伝② 分析心理学を立ち上げた,カール・グスタフ・ユング
3時間目:損得勘定の心理学
STEP1. どちらが得かを決める心の動き
「得」よりも 「損」の衝撃が大きい
やせた自分より,目の前のケーキが魅力的
割り勘にすると,ついつい注文しすぎる
半端な値段はお得に感じる
一番安いものより中間の値段のものを選びがち
4時間目:記憶と思いこみの心理学
STEP1. 外の情報を感じとる心のしくみ
心の 「モデル化」で心の謎を解き明かす
目に見える世界は,心がつくりだしたもの
私たちの脳には,無視できないくせがある
STEP2. ゆがめられる記憶
記憶のしくみ
記憶は,意外とあてにならない
事後の情報で,記憶が変わる
人の顔を記憶するのはむずかしい
強盗犯の顔は,思い出しづらい
取調室で冤罪がつくられるしくみ
記憶にエラーはつきもの
偉人伝③ 個人心理学をつくった,アルフレッド・アドラー
5時間目:心の健康をあつかう臨床心理学
STEP1. 心を支援する臨床心理士と公認心理師
心が健康になるようにサポートする臨床心理学
新たな資格,公認心理師が2018年度に誕生した
医療,教育,司法ー多岐にわたる心理職の現場
心の問題を見極めることからはじまる
面接やさまざまな検査から仮説を立てる
心理カウンセリングや認知行動療法が代表的な介入方法
問題を解決するためのさまざまな手法
社会や集団への介入も必要
STEP2. さまざまな心の不調
小中学生の6.5%は,発達障害の可能性
若者をとりかこむいじめ,不登校,引きこもり……
子育てをする母親が抱える心の問題
うつ病の介入法に取り入れられる,「マインドフルネス」
極度の不安をともなう 「不安障害」
家の鍵をかけたか,何度も確認する 「強迫症」
大災害などによって引きおこされるPTSD
自分の中に別の人格があらわれることもある 「解離症」
幻覚があらわれたり,妄想を信じこむ 「統合失調症」
相談しやすい環境を整えて自殺を防ぐ
コロナと心理学
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心理学の定番入門書がそのままのコンパクトさで生まれ変わりました。「心理学の仕事」「研究法」「研究倫理」などのトピックが加わりいっそう社会に生きる心理学を感じられる内容に。ブックガイドも充実した心理学の必携書。公認心理師を目指す方にも。
序 章 心理学のテーマは無限──心理学って何だ?
第Ⅰ部 身近に感じる心理学
第1章 心理に関する支援を行う──臨床心理学
第2章 性格は変えられるか──性格と個人差の心理学
第Ⅱ部 心理学で日常生活を読み解く
第3章 身近な人や社会との関係──社会的行動の心理学
第4章 人が生まれてから死ぬまで──発達心理学
第5章 心を測る──心理学的アセスメント
第Ⅲ部 心理学のコアな原理
第6章 世界をどうとらえるか──知覚・認知・記憶の心理学
第7章 あなたはなぜそのように行動するのか──行動と学習の心理学
第Ⅳ部 心理学の過去と未来
第8章 心はどう探究されてきたか──心理学の歴史
第9章 心理学の研究法
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人間理性の万能を否定し、性の魔力を主張するフロイトの精神分析学は、ダーウィンの進化論、マルクスの資本論とともに、近代の人間観に大きな変革をもたらした。この『精神分析学入門』は、フロイト自らが精神分析学の全体系とその真髄をわかりやすく詳述した代表的著作である。
〈巻末エッセイ〉柄谷行人
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はじめて学ぶ人のために、心理学の各論をダイジェストで紹介します。カラーイラストや写真が満載の親しみやすい入門書。
心理学全体を俯瞰できる入門書。各論科目のダイジェストを豊富なカラーイラストと写真を交えて紹介します。ステップアップ形式の解説なので、基礎から着実に学ぶことができます。最初の一冊として初学者におすすめです!
1章 心理学の歴史
2章 学習心理学
3章 生理心理学
4章 知覚心理学
5章 認知心理学
6章 社会心理学
7章 人格心理学
8章 臨床心理学
9章 発達心理学
10章 神経心理学
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集団や社会の中の個、対人関係を「心理学」から読み解く1冊!
「社会心理学」は、心理学の中でも重要かつ人気のジャンル。個人同士の協力、競争、攻撃、援助など「他者との関係」、そして集団、組織など個人を取り巻く「社会との関係」をテーマとする「社会心理学」を、わかりやすく、かつ堅苦しくならないように図解・イラストを用いて紹介する。「社会現象と心理学」、「職場における心理学」「社会の在り方と心理学」など、現代日本において興味深く読めるような身近なテーマを立てて、さらにこれまで行われた心理実験と結果など、「心理学」全般の内容を誌面に取り入れて解説する。集団や社会の中の個、対人関係を「心理学」から読み解く1冊!
心理学の中でも「他者との関係」を、そして集団、組織など個人を取り巻く「社会との関係」をテーマとする「社会心理学」。集団や社会の中の個、対人関係を「心理学」から読み解く1冊.
第1章 社会現象と心理学
COLUMN 服従の心理
第2章 組織・集団の心理学
COLUMN 集団的浅慮に陥らないためには
第3章 職場における心理学
COLUMN 第一印象ですべてが決まる?
第4章 個人と対人認知の心理学
COLUMN 素朴なリアリズム
第5章 社会のあり方と心理学
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あらゆるニーズに応える教育心理学の最良テキスト
★大学・短大における教職課程用テキストとして
★教職をめざす学生,保育・福祉を学ぶ学生向けの自習テキストとして
★すでに教職にある人の学び直し用テキストとして
☆2017年改訂☆
法律や学習指導要領,DSMの改訂や時代の変化に対応し,
演習問題を一問一答形式にして問題数も充実させました。
第1章 教育心理学とは(櫻井茂男)
第2章 発達を促す(石崎一記)
第3章 やる気を高める(櫻井茂男)
第4章 学習のメカニズム(出口毅)
第5章 授業の心理学(中山勘次郎)
第6章 教育評価を指導に生かす(小野瀬雅人)
第7章 知的能力を考える(大川一郎)
第8章 パーソナリティを理解する(櫻井登世子)
第9章 社会性を育む(坂本真士)
第10章 学級の心理学(安達智子)
第11章 不適応と心理臨床(松尾直博)
第12章 障害児の心理と特別支援教育(松尾直博)
付録 演習問題解答・重要用語・人名解説・索引
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音楽心理学の古典的ジャンルから最先端までを一冊に網羅した、書き下ろしのテキスト。音楽の不思議さに挑む面白さに触れられる
音楽心理学は、心理学と音楽学との境界領域に位置する。この複合的な学問の全貌を知るべく、様々な視点から専門の研究者が最新の知見をまとめた。音楽心理学を初めて学ぶ人に基礎知識を提供しながら、より深く学ぼうとする読者にも十分読み応えのある「入門書」である。
第1章 音楽心理学とは何か(星野悦子)
第1節 音楽心理学の定義
第2節 音楽心理学の方向性
第3節 音楽心理学の歴史
第4節 音楽心理学の研究領域
第5節 音楽心理学の研究法
コラム 音楽の機能
第2章 音楽と音響(羽藤 律)
第1節 音の物理学的特徴について
第2節 音の知覚する生理的な仕組み
第3節 音の強さの尺度
第4節 聴覚に固有な事象
第5節 音律と協和
コラム① 残響時間
コラム② 日本語母音のフォルマント
第3章 楽音の知覚(羽藤 律)
第1節 音の大きさ(ラウドネス)
第2節 音の高さ
第3節 音色
第4節 音楽の印象判断
コラム サウンドスケープ
第4章 音楽の認知(吉野 巌)
第1節 メロディの認知
第2節 楽音の郡化とパターンの認知
第3節 旋律パターン(旋律線)の認知
第4節 拍節・リズムの認知
第5節 調性の認知
第6節 旋律の分析と期待
コラム① 音階旋律の錯覚
コラム② 和音プライミング
第5章 音楽の記憶(生駒 忍)
第1節 記憶の心理学
第2節 音楽の短期記憶
第3節 音楽の長期記憶
第4節 音楽の潜在記憶
第5節 音楽・記憶・ライフサイクル
コラム① トスカニーニの暗譜
コラム② 大音量の音楽が記憶力を伸ばす?
第6章 音楽と他の認知能力(星野悦子)
第1節 音楽の聴取と認知能力
第2節 モーツァルト音楽への心理的反応
第3節 長期の音楽教育・訓練と一般認知能力
第4節 おわりにかえて
コラム 音楽は聴覚のチーズケーキ?
第7章 音楽と感情(山崎晃男)
第1節 音楽と感情の関係
第2節 音楽が表す感情
第3節 音楽による感情の喚起
第4節 音楽的感情
コラム 音楽による感情喚起メカニズム
第8章 音楽行動の発達(佐藤典子)
第1節 音楽行動の発達とは
第2節 乳児期の音楽行動
第3節 幼児期の音楽行動
第4節 児童期の音楽行動
第5節 青年期の音楽行動
第6節 演奏技能習得と音楽専門家への発達
コラム 子どもの歌の発達研究
第9章 音楽と脳(宮澤史穂・田部井賢一)
第1節 脳研究の基本事項
第2節 音楽の知覚・認知と脳活動
第3節 演奏と脳活動
第4節 音楽と感情の脳活動
コラム① エビデンスに基づいた医療
コラム② 絶対音感と脳
第10章 演奏の心理(正田 悠・山下薫子)
第1節 演奏の実証的研究
第2節 演奏を生みだす心と身体
コラム① 演奏者の感情
コラム② 即興演奏の心理
第11章 音楽の社会心理学(佐藤典子)
第1節 音楽の社会心理学とは
第2節 性格と音楽行動
第3節 ジェンダーと音楽
第4節 社会の中での音楽の役割
第5節 音楽の好みと社会との関係
第6節 音楽についての語りとアイデンティティ
コラム 教育現場での社会心理学
第12章 音楽療法(鈴木涼子・星野悦子)
第1節 音楽療法の概要
第2節 音楽療法の実際
第3節 音楽心理学と音楽療法の関係
コラム フリギア旋法を生かした「報告ゲーム」!?
第13章 産業音楽心理学(生駒 忍)
第1節 現代社会と音楽
第2節 商品としての音楽
第3節 産業のための音楽
第4節 音楽の消費の方法
コラム① スピーカーの視聴に適した曲
コラム② 超音波とCDと「癒し」
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2016年の刊行以来のロングセラー! 台湾、韓国でも翻訳出版され、海外からも注目される「経営心理学」入門の決定版
【人を動かし導くため、心の原理原則を学ぶ、心に響く一冊! 】
経営やビジネスの相手は「人」であるため、人を動かし、人を導く「心の性質」を知っている者が成功する。その心の性質を現場の感動のエピソードと合わせて体系的に学ぶ、これまでにない一冊!
小手先の心理テクニックではなく、人の心の原理原則をじっくり学べます。
各項目ごとの著者からの問いかけが、読者の心を揺さぶります。
公認会計士・税理士でありながら心理カウンセラーの資格を持ち、最先端の心理学や脳科学を研究するとともに、経営コンサルタントとして多くの社長のメンターを務める著者が、そのノウハウを全公開した初の書籍。
人の心のメカニズムを心理学や脳科学から説明し、それを人事・組織、営業・マーケティング、マネジメントに活かせる、人を動かし導く方法としてご紹介します。
第1章 ビジネスの成功者は心の専門家
第1節 人間の原理原則を学ぶことで人生の可能性は飛躍的に上がる
第2節 現場の感覚と心理学がリンクすると仕事が面白くなる
第3節 人工知能が人間の仕事を奪う時代
第2章 人を動かし導く4つの要素
第1節 「何を伝えるか」と「誰が伝えるか」
第2節 人間の頭には感情の脳と論理の脳が共存する
第3節 感情を動かす対話、合理性を示す対話
第4節 人間性が信頼できる人、能力が信頼できる人
第3章 人間的信頼:人間が本能的に求めるもの
第1節 人間が抱く3つの基本的な欲求
第2節 「認められたい」という欲求
第3節 「成長したい」という欲求
第4節 人望をもたらす3つの一貫性
第5節 公欲と私欲
第4章 能力的信頼:「仕事ができる」ということの意味
第1節 成長が早い人に見られる思考パターン
第2節 仕事はできるのに出世できない人
第3節 組織にとっての真のヒーローとは
第5章 情緒的対話:感情を動かす力
第1節 感情を動かす対話の3つの要素
第2節 人を動機付ける2つのアプローチ
第3節 感情の状態を左右する意味付けの力
第4節 感情移入をもたらすストーリーの力
第5節 「今」の感情に影響を与える未来の力
第6章 論理的対話:偉大なる理由の力
第1節 理由の力を使いこなせているか
第2節 理由が力を持つ条件
終章 一番はじめに動かし導く相手
第1節 知識に感情が伴ってはじめて学びとなる
第2節 自分を変化させ、相手との関係性を変える
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紹介文
A.H.レオンチェフの序文
はじめに
第1部 方法論
第1章 芸術の心理学的問題
1 「上からの美学」と「下からの美学」
2 マルクス主義の芸術理論と心理学
3 芸術の社会心理学と個人的心理学
4 芸術の主観的心理学と客観的心理学
5 客観的・分析的方法とその適用
第2部 批 判
第2章 認識としての芸術
1 批判の原理
2 認識としての芸術
3 この公式の主知主義
4 形式の心理学の無理解
5 連合主義的・感覚的心理学との関連
第3章 筋、主人公、文学の思想、感情の心理学
1 主知主義に対する反動
2 手法としての芸術
3 筋、主人公、文学の思想、感情の心理学
4 フオルマリズムの心理学的矛盾
5 素材の心理学の無理解
6 フォルマリズムの実践
7 単純な快楽説
第4章 芸術と精神分析
1 芸術心理における無意識的なもの
2 芸術の精神分析
3 芸術の社会心理の無理解
4 汎性欲論と幼稚性の批判
5 精神分析的方法の実際的適用
第3部 美的反応の分析
第5章 寓話の分析
1 寓話、小説、悲劇
2 レッシングとポチェブニャの寓話理論
3 散文的寓話と詩的寓話
4 寓話の構成要素
(1)比 喩 / (2)けだものの利用 / (3)物 語 / (4)道 徳 / (5)詩的スタイルと手法
第6章 「かすかな毒」・総合
1 クルイロフの寓話
『カラスとキツネ』 / 『狼と子羊』 / 『シジュウガラ』 / 『二わのハト』 / 『キリギリスと蟻』 / 『ロバと鶯』 / 『ヂェミヤンのスープ』 / 『トゥリシカの外套』 / 『火事とダイヤモンド』 / 『けものの伝染病』 / 『犬小屋の狼』
2 寓話の総合
3 寓話における抒情詩、叙事詩、ドラマの種子
4 寓話の心理的基礎としての情動的矛盾
5 寓話の大詰め
第7章 『やわらかな息づかい』
1 物語の「解剖」と「生理学」
2 配置と構成
3 題材の特徴
4 構成の機能的意味
5 補助的手法
6 情動的矛盾と形式による内容の克服
付 ブーニン作『やわらかな息づかい』
第8章 デンマークの王子、ハムレットの悲劇
1 ハムレットの謎
2 「主観的」解決と「客観的」解決
3 ハムレットの性格の問題
4 悲劇の構造
5 主人公と自分との同一視
6 総 括
第4部 芸術心理学
第9章 カタルシスとしての芸術
1 情動と空想の理論
2 カの節約の原理
3 情動的トーンと感情移入の理論
4 「情動の二重表現」の法則と「情動の現実性」の法則
5 情動の中枢的放電と末梢的放電
6 感情的矛盾と対立の原理
7 カタルシス
8 形式による内容の克服
第10章 芸術心理学
1 公式の点検
2 詩の心理
3 抒情詩、叙事詩
4 主人公と登場人物
5 ドラマ
6 悲劇と喜劇
7 演 劇
8 絵画、図案、彫刻、建築
第11章 芸術と生活
1 感染理論
2 芸術の生活的意義
3 芸術の社会的意義
4 芸術批評
5 芸術と教育
6 未来の芸術
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紹介文
ココロからウロコが落ちる!本書では、心理学の基礎から応用までをやさしく解説。特に、実験、観察、数値化などによる科学的エビデンスを重視。これらの研究成果をもとに、わかりやすく紹介します!取り上げられている手法は、広告、マーケティング、販売促進、自治体の防犯対策など、身の回りで応用可能なものばかり。本書を読めば、実践的な知識が身につきます。
第1章 心理学とは何か
第2章 「現象」から見える心理学
第3章 「実験」で測る心理学
第4章 「観察」で見抜く心理学
第5章 「理論」を整理する心理学
第6章 「技法」を提示する心理学
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紹介文
社会で騙されたり丸め込まれたりしないために、私たちはどう身を守れば良いのか? ずるい相手が仕掛けてくる“弱味を突く戦略”の神髄をユーモラスに描いた、世界でロングセラーを続ける社会心理学の名著。待望の第三版は新訳でより一層読みやすくなった。楽しく読めるマンガを追加し、参考事例も大幅に増量。ネット時代の密かな広告戦略や学校無差別テロの原因など、社会を動かす力の秘密も体系的に理解できる。
第1章 影響力の武器
カチッ・サー
思考の近道に賭ける
誰が得をしているのか?
柔 道
まとめ
第2章 返報性―昔からある「ギブ・アンド・テイク」だが
返報性のルールはどのように働くか
譲り合い
拒否させた後に譲歩する
防衛法
まとめ
第3章 コミットメントと一貫性―心に住む小鬼
一貫性のテープが回る
コミットメントが鍵
防衛法
まとめ
第4章 社会的証明―真実は私たちに
社会的証明の原理
死因は……不明(確なこと)
私のまねをしなさい……サルのように
防衛法
まとめ
第5章 好 意―優しそうな顔をした泥棒
友達になるのは、影響を及ぼすため
あなたを好きになるのはなぜ? その理由を考えてみよう
条件づけと連合
防衛法
まとめ
第6章 権 威―導かれる服従
権威のもつ影響力の強さ
盲目的な服従のもつ魅力と危険性
重要なのは中身ではなく外見
防衛法
まとめ
第7章 希少性―わずかなものについての法則
少ないものがベスト 失うことはワースト
心理的リアクタンス
最適の条件
防衛法
まとめ
第8章 手っとり早い影響力―自動化された時代の原始的な承諾
原始的な自動性
現代の自動性
近道は神聖なもの
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紹介文
米スタンフォード大学で教壇に立つ著者が、最新の心理学に基づく実践方法を、講義(レッスン)形式で伝授します。
★60万部のベストセラー『スタンフォードの自分を変える教室』の著者による、待望の最新刊!
★「やる気が出ない」「自信がない」「人からどう思われるか気になる」「変わりたいのに、変われない」
そんなふうに、感じたことはありませんか。
「私だけうまくいかないのは、なぜ?」――“科学的な答え”が、本書にあります
★完璧にやらない、先延ばしにする、不安を受け入れる、雑談する……
最新の科学的データに基づく“本当の自分”を引き出す 25のレッスン
「時間管理術」「目標設定の立て方」といったビジネススキルから、「雑談の効用」「謝り方」といったコミュニケーション術、ストレス対策まで、日本のビジネスパーソンが抱く様々な課題や悩みを25のテーマに分け、精神論や根性論ではなく、スタンフォード大学やハーバード大学など、世界有数の研究機関の調査結果に基づく科学的見地から「解決の糸口」を示す本書。
シンプルで分かりやすい説明はもちろん、すぐに試せる具体的な思考法や行動を紹介する「実践的なレッスン」に仕上がっています。
各レッスンの最後につけられたまとめの「ポイント」を活用すれば、読んでからすぐに、博士の提唱する「思考法」や「行動」を、あなたの生活で実践できます。
― 著者より ――――――――――――
日本の読者の皆さまへ
教師として、そして心理学者として、一番の喜びは、他の人が目標を達成するための「手助け」ができることです。「自分を変えようとする作業」は時につらいものですが、大きく報われるものであることを、私は知っています。皆さんがそうなるよう、切に願っています。
この本は、自分を変えるという「喜びに満ちた戦い」のガイドブックです。本書に含まれる25のレッスンは、目標を達成するための助けになるだけでなく、目標達成のために全力で努力するというプロセスに、満足感を与えてくれるでしょう。本書の内容のほとんどは、私が教える米スタンフォード大学の講義や、私の経験をまとめたレッスンやルールです。本書を手にすることで、皆さんの夢の実現の助けとなることを祈っています。
願うものがどんなことであれ、あなたは既にその方向に向かっています。理想がなんであろうと、あなたにはその理想に近づくための「才能」があります。皆さんはいま既に、「ベストな自分」になる道に立っているのです。
ケリー・マクゴニガル
―――――――――――――――――
≪目次≫
第1章 成功を、どう引き寄せるか
第2章 人間関係を、どう築くか
第3章 やる気(モチベーション)を、どう出すか
第4章 マイナス(負)の感情・状況に、どう対処するか
第5章 ストレスを、どう力に変えるか
第6章 リーダーシップを、どう育てるか
第1章 成功を、どう引き寄せるか
“当たり前のこと”ができれば、人生がうまく回りだす!
Lesson 1 スタンフォード大学の学生が「成功する理由」
ルール <「成長型マインドセット(拡張的知能観)」を持つこと> ほか
Lesson 2 時間管理術について
ルール <「生産的先延ばし」を実行すること> ほか
Lesson 3 人は見た目が9割!? 成功する服装・スタイル
ルール <服装を選ぶ時、「1つだけ」チャレンジしてみること> ほか
Lesson 4 生産性を上げるポーズ
ルール <体の姿勢を変えること> ほか
第2章 人間関係を、どう築くか
幸せや精神面での健康は、「何をしているか」ではなく、「一緒に働く人をどう感じるか」で決まる!
Lesson 5 職場の人間関係について
ルール <「何をしているか」よりも「一緒に働く人に対してどう感じるか」に焦点を当てること> ほか
Lesson 6 雑談の効用
ルール <前に話した会話を“フォロー”すること> ほか
Lesson 7 どう、謝るか
ルール <謝り方> <感謝の仕方> ほか
Lesson 8 「他人がどう思うか」気にするメリットとは?
ルール <重要な目標にはすべて、自分なりの「成功の基準」を設定する> ほか
Lesson 9 「言葉」と「行動」を一致させる
ルール <毎日「自分の価値観」を思い出す> ほか
Lesson 10 チームに貢献するコミュニケーション
ルール <チームに対する“意識的貢献”を重視すること> ほか
第3章 やる気(モチベーション)を、どう出すか
やる気とは「なくしたり、使い果たしたりする」ものではない! “考え方1つ”で、簡単に湧いてくる
Lesson 11 やる気(モチベーション)をどう高めるか
ルール <「ジョブ・クラフティング」の手法を使う> ほか
Lesson 12 新年の目標設定
ルール <「何を」ではなく、「なぜ」達成したいのかに、焦点を当てる> ほか
Lesson 13 「目標を現実にする」モチベーションを育む
ルール <「自分の目標」について、考えてみる――なぜ、変わりたいのか> ほか
第4章 マイナス(負)の感情・状況に、どう対処するか
失敗や批判を感じる「失敗反応」は、様々なトラブルの引き金に!
「大したことじゃない」と逃げず、「なぜ、気にしているのか」直視する
Lesson 14 「悪循環」を断つ
ルール <本当の気持ちを隠さず、思い出す> ほか
Lesson 15 「自信がない」と悩む人へ
ルール <成長のプロセスを振り返る> ほか
Lesson 16 妬みの感情
ルール <妬みは「欲しいものを示すサイン」だと知る> ほか
Lesson 17 陰口について
ルール <「誰かのためになる噂話」は、勇気と思いやりを持って話す> ほか
Lesson 18 「不安」を逆手に取る
ルール <不安は「成功へと導くエネルギー」である> ほか
Lesson 19 “あがり症”を克服する方法
ルール <「他の講演者に自信を与える観衆」になれるよう心がける> ほか
Lesson 20 「中毒・依存」から抜け出すには
ルール <「45分単位」で作業し、「15分」は楽しいことをする> ほか
第5章 ストレスを、どう力に変えるか
マイクロソフトのビル・ゲイツ夫妻、Facebookのザッカーバーグ――。
カリスマ経営者たちも、ストレスを武器に逆境から成長してきた!
Lesson 21 ストレスとうまくつき合う
ルール <「セルフケア」をする> ほか
Lesson 22 ストレスを武器に変え、成長する方法
ルール <自分の経験を「書く」こと> ほか
第6章 リーダーシップを、どう育てるか
リーダーシップにも、「意思の力」が関係する!?
「上から目線」と「優しさ」、どちらが正しいか
Lesson 23 リーダーシップの身につけ方
ルール <毎日1つ、「最高!」と思うことを続ける> ほか
Lesson 24 不正行為をしないために
ルール <昇進・出世したら、「共感力が下がる」と知る> ほか
Lesson 25 フィードバック(評価)の伝え方
ルール <結論を出さずに、フィードバックを締めくくる> ほか
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第1部 時間の流れと記録(物理の時間・宇宙の時間
時間の哲学
時間とそのリズムを記録する地球
パソコン・インターネットの発達と時間)
第2部 生きものと社会の時間(生物の時間・ヒトの時間
知覚体験の時間的特性と心的時間
昔という時間、古という時間
現代社会における社会的時間
少子高齢社会における労働と余暇)
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本書では、ちょっとしたことでなぜ不安になってしまうのか、その理由とシチュエーション別の解決法をマンガ+コラムで紹介。
シリーズ累計30万部突破!『「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』待望のマンガ版!人気漫画家・森下えみこさんが大嶋信頼先生のベストセラーをマンガ化。
人の顔色が気になってしかたがない、プレッシャーで体調を崩す、将来が心配で眠れない…。本書では、ちょっとしたことでなぜ不安になってしまうのか、その理由とシチュエーション別の解決法を紹介。大嶋先生オリジナルの「暗示」を使えば、前向きに生きていけるようになります。マンガ+コラムで心のしくみがよくわかり、前向きな考え方をインプットできます。
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「ココロ」のことが気になるあなたに1番わかりやすい入門書。
1 日常行動のナゾを解く(行列店に行きたくなる-周囲が認めるものはよいものだと思う
電車で端の席に座りたがる-できるだけ他人とは密着したくない ほか)
2 友達の本音が見えてくる(腕組みする心理とは-手や脚には本音があらわれる
あいまいな言い方が多い-「なんか」「みたいな」「かもね」とよく言う人 ほか)
3 恋愛シーンの心理を読む(何度も会うと好きになる-会うことで警戒心が解かれていく
ドキドキすると恋に落ちる?-心拍数と恋愛感情のふしぎな関係 ほか)
4 職場で役立つ心理学(タイプ別、上司いろいろ-「成果」を重視するか、「和」を重視するか
叱り方にもコツがある-「キレる」と「叱る」の境界線 ほか)
5 自分のココロがよくわかる(ささいなことで傷つく-自分自身をプラスに受け止めることが大切
プレッシャーに弱い-緊張を上手に味方につける方法とは ほか)
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紹介文
本書は,「最新の学習心理学のもっとも簡明な教科書」の改訂版です.実際の講義で提起された疑問や意見を参考に,随所に変更や補足を施し,適宜近年の研究を追加しました.特に,進展の著しい動物におけるエピソード記憶やメタ記憶の行動的研究に焦点をあて,新たな章を設けました.入門から応用にまで活用できる,決定版ともいえる一冊です.
「学習」について学ぶ/馴化と鋭敏化/古典的条件づけ1:基本的特徴/古典的条件づけ2:信号機能/古典的条件づけ3:学習の内容と発現システム/オペラント条件づけ1:基礎/オペラント条件づけ2:強化・消去と罰・強化スケジュール/オペラント条件づけ3:刺激性制御/概念学習・観察学習・問題解決/記憶と学習/エピソード記憶とメタ記憶
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紹介文
世界を理解し、概念知識を構築するうえで身体的経験が必須だという見方は、哲学者、認知科学者、ロボット工学者たちに広く共有されてきている。心理学的研究と身体化された認知という考え方における位置づけを体系的に、初学者にもわかりやすく解説。
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紹介文
"美と感性"の最前線、ゲシュタルト知覚研究の集大成を今、ここに。
第1章 知覚心理学の初歩
第2章 ゲシュタルト心理学-知覚とその神経生理学的基礎への貢献
第3章 形の知覚体制化"形をみる"
第4章 色の知覚体制化"色をみる"
第5章 動きの知覚体制化"動きをみる"
第6章 多感覚情報の知覚体制化"五感で感じる"
第7章 知覚と美的経験"美をみる"
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紹介文
心理学って何?
1 行動・態度でわかるココロ
2 会話から読めるココロ
3 恋愛傾向から見えるココロ
4 好き・嫌いのメカニズム
5 恋に効く!心理学
6 集団・オフィスの心理学
7 自分のココロがよくわかる
ココロがわかる!心理テスト
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紹介文
「行動分析学」を初めて学ぶ方に向けた概説テキスト。行動の分析を一つの軸に,基礎理論と臨床・日常場面への応用をリンクさせる一冊です。演習問題や事例紹介など,充実のツールで学びをサポート。医療福祉の現場に立つ方にもおすすめ。
第1章 心とは何か──行動分析学から接近する
第2章 観察法と実験法──行動を科学するために
第3章 生得性行動──経験によらない個体の行動とは
第4章 レスポンデント──環境の機能を変える方法を知る
第5章 オペラント──行動やその出現機会を作り出す方法を知る
第6章 強化随伴性──行動変容のための諸変数と規則
第7章 刺激性制御──はじめての環境に個体が出会うとき
第8章 反応遮断化理論と選択行動──強化と価値を考える
第9章 言語行動と文化随伴性──行動分析学から展望する
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紹介文
ヒトは未完成な状態として生まれ「学習」に依って「人」となる。このようにヒトが人となるために必要な学習機能についてまとめる。育児や保育ならびに学校での教育実践(教育領域),適応的行動の形成や不適応行動の改善(臨床領域),学習機能に障害を持つ人々のサポート(障害領域)に資する基礎的研究や実践的研究を解説。
◆◆◆おもな目次◆◆◆
第1章 学習心理学へのいざない
第2章 学習の基礎研究:動物を使って学習の仕組みを探る
第3章 記憶のプロセスの研究:知識獲得のメカニズム
第4章 メタ認知:知識による行動の制御
第5章 学習意欲の研究とその応用
◎現場の声1 学ぶ意欲をはぐくむ学級経営と授業
◎現場の声2 定時制高校ではぐくむ学ぶ意欲
第6章 心理臨床と学習心理学
◎現場の声3 病気の子どもと家族を支える
◎現場の声4 産業領域に活きる学習心理学の理解
第7章 学習指導と学習心理学
◎現場の声5 授業はカレー。理論がルウで,実践知が具。煮込むほど美味しくなる
◎現場の声6 小学校5年生,勉強に悩みはじめる
◎現場の声7 小学校3年生,算数の考え方を説明し,次に生かす
第8章 一人ひとりの特性に応じた指導と学習心理学
◎現場の声8 通級指導教室での子どもに応じた指導
◎現場の声9 「学習に困難」がある子どもたちがおかれている現状
◆◆◆シリーズ心理学と仕事 全20巻 ラインナップ紹介◆◆◆
1感覚・知覚心理学/2神経・生理心理学/3認知心理学/4学習心理学/
5発達心理学/6高齢者心理学/7教育・学校心理学/8臨床心理学/
9知能・性格心理学/10社会心理学/11産業・組織心理学/12健康心理学/
13スポーツ心理学/14福祉心理学/15障害者心理学/16司法・犯罪心理学/
17環境心理学/18交通心理学/19音響・音楽心理学/20ICT・情報行動心理学
心理学を活かした仕事を目指す高校生・大学生・社会人,そして,
進路指導や心理学教育に携わる教育関係者に向けて,多彩な心理学ワールドを紹介。
実際に働く人々の「現場の声」も交えながら,シリーズ総勢 300名以上の執筆陣が,
心理学の今を伝える。
心理学って面白そう! どんな仕事で活かされている?
国家資格として「公認心理師」が定められ,
心理学と仕事とのつながりに関心が高まる中,シリーズ[全20巻]刊行!
監修のことば
はじめに
第1章 学習心理学へのいざない
1節 学習心理学とは
2節 学習心理学の展望と本書の構成
第2章 学習の基礎研究:動物を使って学習の仕組みを探る
1節 はじめに
2節 学習を効率的に行う訓練法(1):古典的条件づけ
3節 学習を効率的に行う訓練法(2):オペラント条件づけ
4節 条件づけでは説明のできない動物の行動変化
5節 最後に
第3章 記憶のプロセスの研究:知識獲得のメカニズム
1節 知識獲得(学習)のメカニズム
2節 知識の構造と記憶の区分
3節 記憶の過程
第4章 メタ認知:知識による行動の制御
1節 知識による行動の制御のメカニズム
2節 メタ認知の仕組み
3節 メタ認知の指導
第5章 学習意欲の研究とその応用
1節 学習意欲のとらえ方
2節 学習意欲の測定法:学習理由と有能感ではかる
3節 自律的な学習意欲の育て方
◎現場の声1 学ぶ意欲をはぐくむ学級経営と授業
◎現場の声2 定時制高校ではぐくむ学ぶ意欲
第6章 心理臨床と学習心理学
1節 心理臨床の実際
2節 心理臨床に生かす「学習心理学」の理論
3節 学習心理学に基づく認知行動療法の技法
4節 心理臨床における「学習心理学」のさらなる応用
◎現場の声3 病気の子どもと家族を支える
◎現場の声4 産業領域に活きる学習心理学の理解
第7章 学習指導と学習心理学
1節 長期記憶にするための学習方法
2節 学ぶ-振り返る-生かす
3節 アクティブ・ラーニング
4節 学習の評価
◎現場の声5 授業はカレー。理論がルウで,実践知が具。煮込むほど美味しくなる
◎現場の声6 小学校5年生,勉強に悩みはじめる
◎現場の声7 小学校3年生,算数の考え方を説明し,次に生かす
第8章 一人ひとりの特性に応じた指導と学習心理学
1節 学習障害とは
2節 学習障害と社会参加
3節 学びを保障する特別支援教育
4節 特別支援教育と学習心理学
◎現場の声8 通級指導教室での子どもに応じた指導
◎現場の声9 「学習に困難」がある子どもたちがおかれている現状
付録 さらに勉強するための推薦図書
文献
人名索引
事項索引
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紹介文
私たちは世界をどのように見ているのか?-視覚と視環境
私たちはどうやってことばや音楽を聴き取っているのか?-聴覚と言語音声と音楽
時間の経過はどのようにわかるのか?-感覚と時間知覚
意識とは何だろうか?-短期記憶、ワーキングメモリ、自伝的記憶
記憶はどのように知識になるのか?-記憶、知識、学習
私たちはどのように会話しているのか?-会話、発話、面接法
私たちはどのように文章を読み、書くのか?-書くこと、考えること、生きること
私たちはどのように考えるのか?-思考と問題解決
モノのデザインは心理学とどのように関わっているのか?-使いやすさと認知心理学の関係を探る
私たちは自分の心をどのように認知しているのか?-メタ認知による心の制御
感情は知的行動にどのような影響をおよぼすのか?-感情と認知
動物は世界をどのように認識しているのか?-動物の認知行動
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紹介文
1992年旧版刊行から20余年の間に展開された研究動向をふまえて、新設章や改変を加えた最新情報・知見の刷新版。
本ハンドブックは,20余年前に刊行された東洋・繁多進・田島信元編集企画『発達心理学ハンドブック』(福村出版,1992年)の新版として編集され,刊行されるものである。旧版は,1980年代の新潮流を受け,学際的,実践科学的アプローチを目指して1989年12月に発足した日本発達心理学会を記念して企画されたもので,学会設立から20余年を経た現在,発達心理学は大きな変化をともなって確実に進歩してきており,多くの新情報を追加する必要性を痛感し,このたび,本ハンドブックの新版を編集するに至った。
本書の特徴は2つある。一つは,旧版の意義と新版への移行の必須性にもとづき,旧版の枠組みを基本的に継承したことである。このことにより1960年前後から始まった発達心理学的発想への大転換の波の最中にあった1990年代の日本発達心理学会設立当時の発達心理学理論,研究の立ち位置と状況をふまえた旧版を土台として,2010年代に至るこの20余年の間に達成されてきた新情報を加えることで,現在の立ち位置を確認することが可能となるのである。
もう一つの特徴は,第一の特徴を実行に移す計画を練ってみると,どうしても新設章で対応しなければならない領域や,旧版の章の構成自体を変更して対応しなければならない部(領域)が生じたことによる,新設章や章立て改変を試みたことである。これらの存在は,この20余年の間に大きく変化した領域を示しているのである。改めて,この20余年の間に大きく発展,展開した領域であることがご理解いただけるはずである。
発達研究は,「認知科学」,「文化心理学(文化科学)」そして生物科学と社会科学を統合した「発達科学」へと収斂していき,そのためには,学際的,総合的,実践的理解が不可欠になった時代が到来したといえよう。これまで,とかく細分化,分業化されてきたアカデミズムに対して,子ども,人の包摂性を「発達」というキーワードによって取り戻すことの必要性,そのためには,「変化・発達」という概念を,実践・教育科学のなかで再吟味していくことの必須性が強調されはじめている。こうした現代の立ち位置と,それにもとづく発達心理学,発達臨床心理学の貢献の再吟味,そして今後の展望を具体的に描いていく必要性を強く感じるしだいで,そのあたりを本書を利用するみなさんにくみとっていただければ編者の一人として本望である。
編者代表 田島信元
I部 発達の理論と展望
A 発達の基本的コンセプト
1章 発達研究・発達観・モデルの変遷(藤永 保)
発達研究の始源/発達観の変遷と児童心理学の成立/他
2章 発達の生物学的基礎(矢野喜夫)
発達心理学と生物学/進化論の影響/進歩主義的進化論からの脱却/他
3章 発達の社会・文化的基礎(石黒広昭)
発達の社会的基盤/発達の文脈/実践に埋め込まれた能力/他
4章 ピアジェの発生的認識論とイネルデの発生的心理学(大浜幾久子)
ベーベル・イネルデ/ジャン・ピアジェ/他
5章 ピアジェの理論以降の認知発達理論の展開(落合正行)
ピアジェの理論/新ピアジェ派理論/新ピアジェ派理論以降の理論/他
6章 ヴィゴツキー理論とその展開(田島充士)
言葉・思考・発達/発達の文化-歴史的側面とは/他
7章 発達の社会・文化・歴史的アプローチ:ポストヴィゴツキー研究の現代的意義(茂呂雄二)
ポストヴィゴツキー研究/方法論の拡張/実践へ
8章 文化心理学(田島信元)
文化心理学とは何か/文化心理学の諸領域/他
9章 精神分析の発達理論(木部則雄)
精神分析の歴史と発達心理学/精神分析における発達理論の発展
10章 愛着理論の基礎(繁多 進)
愛着理論が誕生するまでの背景/愛着理論の骨格/他
11章 アタッチメント理論の新展開:生涯発達の視座から(遠藤利彦)
生涯発達心理学の支柱としてのアタッチメント理論/他
12章 言語発達研究と理論の歴史、そして展望(岩立志津夫)
言語発達研究の古典的基礎理論からみえてくるもの/他
13章 社会行動・学習理論(渡辺弥生)
行動を説明するさまざまな理論/中核となる理論と研究方法/他
B 発達理論と隣接科学
14章 近接科学からの示唆:胎児・入院児とのかかわりを中心に
胎児の発達に影響を及ぼす環境要因(川上清文)
病院に入院している子どもたちにかかわる諸活動(高井清子)
15章 比較行動学からの示唆(小山高正)
比較行動学とは/環境の問題/比較行動学の諸分野
16章 霊長類学からの示唆(林 美里・松沢哲郎)
霊長類学の視点/霊長類学と発達心理学/霊長類学からみた発達/他
17章 行動遺伝学からの示唆(安藤寿康)
行動遺伝学とは何か/行動遺伝学からみた発達/他
18章 進化心理学からの示唆(長谷川眞理子)
現代進化生物学の基礎/進化人類学とヒトの進化環境
19章 脳科学からの示唆(皆川泰代)
神経活動とは/脳の発達/発達障がいとその神経基盤/他
20章 文化人類学・文化社会学からの示唆(柴山真琴)
文化人類学研究と文化化研究/文化社会学と社会化研究/他
II部 生涯発達の道筋
21章 生涯発達の視点(鈴木 忠)
発達の可塑性/人間発達の可塑性を示す事例:FとG/他
22章 胎 児 期(川上清文・高井清子)
胎児発達の概略/胎児の睡眠と感覚の発達/胎児の行動の発達/他
23章 新生児・乳児期(斎藤 晃)
原始反射の意義/新生児・乳児の認知発達/他
24章 幼 児 期(森下正康)
対人関係の広がり/自我と自己制御機能の発達/他
25章 児 童 期(戸田まり)
児童期とは/家庭から学校へ/9~10歳の節目/思春期のはじまり/他
26章 青 年 期(高木秀明)
親子関係の変化と友人関係の特徴/アイデンティティの確立/他
27章 成 人 期(藤﨑眞知代)
成人前期:ライフ・コースの選択/成人後期(中年期):人生の曲がり角
28章 高 齢 期(藺牟田洋美)
高齢期と生涯発達理論/心身機能からみた高齢期/他
III部 発達の機序と諸相
A 認知・言語領域
29章 知 覚(白井 述・山口真美)
視力の発達/運動視の発達/形態の知覚/奥行き知覚/他
30章 言語発達(小林春美)
音声の発達/語彙の発達/文法の発達/意図と言語とのかかわり
31章 記 憶(仲 真紀子)
記憶の神経学的基盤/エピソード記憶の神経学的基盤/他
32章 認知・思考(小島康次)
認知の発達/思考(推論と合理性)/まとめと今後の展望
33章 知 能(子安増生)
知能のアセスメントと診断/知能の心理測定/知能の認知理論
34章 心の理解(木下孝司)
「心の理論」研究の概観/心の理解の発達/他
35章 道徳性・向社会性(二宮克美)
「道徳性」・「向社会性」発達研究の動向/道徳性の発達/他
36章 読み書き能力(高橋 登)
日本語の読み書き習得の特徴/幼児期の読み書き能力/他
37章 数概念の発達(吉田 甫)
数システムの発達/数唱能力の発達/公的な介入による数概念の発達/他
B パーソナリティ・行動領域
38章 身体・運動(西野泰広)
体格の発達/体力の発達
39章 情 動(内山伊知郎)
適応と分化情動理論/機能的な情動発達観/幼児期以降の情動発達
40章 情動調整(須田 治)
生体の調節で生まれる情動/感情を含めた心身モデルへの転回
41章 動機づけ(黒石憲洋)
動機づけ概念/内発的動機づけや外発的動機づけの変化/他
42章 自 己(榎本博明)
発達における自己の位置づけ/自己研究の歴史/自己の発達/他
43章 気 質(上村佳世子)
気質研究の歴史/発達初期の気質研究と測度/他
44章 パーソナリティ(鈴木乙史)
パーソナリティとは/パーソナリティ研究の歴史と問題/他
C 社会的領域
45章 社会的認知(久保ゆかり)
社会的知覚から相互作用へ/相互作用のなかでの実践的な把握/他
46章 遊 び(中野 茂)
遊び研究の衰退/遊びという幻想/遊びの再考へ
47章 社会的スキルと社会的学習理論(庄司一子)
子どもの社会性の問題と社会的スキルへの関心/社会的スキルの概念と定義/他
48章 セルフ・レギュレーション(中澤 潤)
セルフ・レギュレーションの理論/セルフ・レギュレーションの発達/他
49章 ジェンダーの発達(大野祥子)
「ジェンダー」とは何か:概念定義と使われ方/ジェンダー概念の誕生/他
IV部 現代社会と発達
50章 生活における発達(無藤 隆)
なぜ生活か/生活のなかで発達することの理論的構造/他
51章 家族と発達(小野寺敦子)
多様化する現代の家族/夫婦関係の生涯発達/母親と子ども/他
52章 児童虐待(子ども虐待)(宮本信也)
子ども虐待とは/わが国における子ども虐待の実態/虐待死の現状/他
53章 仲間関係の発達(氏家達夫)
仲間過程/仲間過程の発達/仲間過程の病理
54章 学校と発達(宮下孝広)
学校制度の確立と普及/発達の文化的方向づけとしての学校教育/他
55章 メディアと発達(家島明彦)
現代におけるメディアと発達をめぐる諸問題/メディアと発達に関する研究/他
56章 成人・中高年の自己実現と社会生活(岡林秀樹)
成人期の危機をとらえる枠組み/現代日本における性役割分業意識の時代変化/他
57章 社会の変化と発達(小嶋秀夫)
「社会の変化と発達」という問いの設定/産業革命と進歩の思想、そして近年の状況/他
V部 発達の障害・臨床
A 障害と臨床の基礎
58章 発達の障害・臨床をとらえる観点(長崎 勤)
発達の障害・臨床をとらえる観点1:包括的観点/2:時間性・順序性の観点/他
59章 発達の障害・臨床と神経心理学(小池敏英)
読み障害/書き障害/発達の障害・臨床と脳科学の進展
60章 発達の障害・臨床と社会1:教育を中心に(宮﨑 眞)
特別支援教育の制度/他
61章 発達の障害・臨床と社会2:福祉を中心に(佐竹真次)
発達に障害のある人への福祉的支援の目的/乳幼児健診等の活用/他
B 障害・臨床の理解と支援
62章 自閉症スペクトラム障害(伊藤英夫)
自閉症スペクトラム障害の基礎概念/自閉症スペクトラム障害の発達研究/他
63章 学習障害(LD)、注意欠如・多動性障害(ADHD)(岡崎慎治)
学習障害(LD)/注意欠如・多動性障害(ADHD)
64章 知的障害(菅野 敦)
知的障害の定義/知的障害の原因と出現率/知的障害の分類/他
65章 言語障害(藤野 博)
言語障害の概念とタイプ/言語発達障害のアセスメント/他
66章 聴覚障害(澤 隆史)
聴覚障害の基礎概念/アセスメントの方法と留意点/他
67章 視覚障害(佐島 毅)
発達初期における視覚障害の影響/視覚障害児における表象の独自性と発達の壁/他
68章 運動障害(川間健之介)
運動障害のある子どもたちの発達心理学的な課題/肢体不自由児の姿勢と認知発達
69章 不 登 校(濱口佳和)
不登校の実態/不登校児童・生徒の類型化/他
70章 いじめ・非行
いじめ問題の背景と防止に向けた取り組み(森 正樹)
非行の背景理解と防止に向けた取り組み(市村彰英)
71章 精神障害(神尾陽子・高橋秀俊・井口英子)
今日の社会と精神障害/発達的観点からみた精神障害/他
VI部 発達研究における資料の収集と分析
72章 発達研究の方法(やまだようこ)
何を問うか/実験的研究法/質的研究法/生涯発達研究のモデルと方法論
73章 研究の倫理
研究における倫理問題(杉本英晴)
発表における倫理問題(安藤典明)
74章 基本的な研究デザイン
実験研究法(梶川祥世)
自然観察法(岩田美保)
実験観察法(関根和生)
テスト法(今野 歩)
面接法(飯牟礼悦子)
質問紙法(室橋弘人)
事例研究(楜澤令子)
75章 分析の手法
マイクロアナリシス(難波久美子・河合優年)
プロトコル分析(田島信元・田島啓子)
行動評定法(西澤弘行)
生理的指標(横井川美佳・田中真介)
チェックリスト法(麻生典子)
質的研究1:KJ法(川島大輔)
質的研究2:グラウンデッド・セオリー(荘島幸子)
【付録】発達関係のテスト(高田みほ・板倉達哉)
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紹介文
フッサールから現代の身体性認知科学へ――現象学という思想的潮流は心の科学とどう結びついて展開してきたのか。歴史と展望を示す。
フッサールから現代の身体性認知科学へ――現象学という思想的潮流は心の科学とどう結びついて展開してきたのか。歴史と展望を示す。
独特の専門用語や論述の難解さで知られる現象学を、英語圏の哲学に特徴的な明晰な論述スタイルで解説。現象学の中心的なテーマは今日の身体性認知科学にこそ最も鮮明に受け継がれている、という独自の観点から、心理学や認知科学との関係に重点を置いて現象学の歴史と現代の展開を描き、その魅力と可能性をわかりやすく生き生きと示す。
謝辞
序
第1章 カントとヴント──18世紀と19世紀の背景
1.1 カントの批判哲学
1.2 ヴィルヘルム・ヴントと科学的心理学の興隆
第2章 エトムント・フッサールと超越論的現象学
2.1 超越論的現象学
2.2 ブレンターノ
2.3 論理学と心理学のあいだ
2.4 イデーン
2.5 時間意識の現象学
第3章 マルティン・ハイデガーと実存的現象学
3.1 日常的世界の理解可能性
3.2 デカルトと事物存在性
3.3 世界内存在
3.4 他者との共存在と世人
3.5 実存的な自己の概念
3.6 死、責め、本来性
第4章 ゲシュタルト心理学
4.1 ゲシュタルト学派による原子論的心理学への批判
4.2 知覚と環境
4.3 ゲシュタルト心理学の影響
第5章 モーリス・メルロ=ポンティ──身体と知覚
5.1 『知覚の現象学』
5.2 現象学、心理学、現象野
5.3 生きられた身体
5.4 知覚の恒常性と自然的対象
第6章 ジャン=ポール・サルトル──現象学的実存主義
6.1 サルトルによる自己の存在論
6.2 不安、前反省的自己、自己欺瞞
6.3 身体と知覚にかんするサルトルの見解
6.4 その他の現象学──ボーヴォワール、ヤング、アルコフ
第7章 ジェームズ・J・ギブソンと生態心理学
7.1 ウィリアム・ジェームズ、機能主義、根本的経験論
7.2 ギブソンの初期の仕事──二つの例
7.3 生態学的アプローチ
7.4 生態学的存在論
7.5 アフォーダンスとインビテーション
第8章 ヒューバート・ドレイファスと認知主義への現象学的批判
8.1 認知革命と認知科学
8.2 「錬金術と人工知能」
8.3 『コンピュータには何ができないか』
8.4 ハイデガー的人工知能
第9章 現象学的認知科学
9.1 フレーム問題
9.2 急進的身体性認知科学
9.3 ダイナミカルシステム理論
9.4 ハイデガー的認知科学
9.5 エナクティヴィズム
9.6 感覚運動アプローチ
9.7 科学的現象学の将来
参考文献
訳者解説[田中彰吾・宮原克典]
索引
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紹介文
心理学の理論と方法
感覚と知覚
記憶と学習
言語と思考
社会的認知
対人関係
集団と個人
社会と人間
発達
教育心理
感情
動機づけ
性格
臨床心理士 臨床心理学の構造とアセスメントの実際
臨床心理学の理論的モデルと介入の技法
発達の障害・精神の障害
心理臨床の実践の場
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紹介文
女はやさしく、男は強い。このような男女差に対する意識はなぜ生まれ、どのようにして人びとの心のなかに定着するのか。人はいったん思いこむと、それに従って人を観察したり、ふさわしいようにふるまったりする。その思いこみ-ステレオタイプをキーワードに、法や制度を整えても、なぜ伝統的な性別分業社会は、人びとの意識の上からなくならないのかを、社会心理学の立場からときあかす。
第1章 「女性」とは?「男性」とは?
第2章 「男女の思いこみ」をつくる心のしくみ
第3章 「男女の思いこみ」をつくる社会のしくみ
第4章 男らしさ・女らしさへの歩み
第5章 ジェンダーにあやつられて
第6章 心理学とジェンダー・ステレオタイプ
第7章 ジェンダー・ステレオタイプの呪縛から自由になるために
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紹介文
逆さめがねを着けて世界を逆転させても、再びまた正立して見えるようになる-アメリカの心理学者ストラットンの実験から100年、大きく展開したこの研究を、知覚の可塑性、知覚的順応、行動適応の観点から考える。
第1章 逆さめがねからバーチャルリアリティへ
第2章 ストラットンの問題
第3章 上下変換された視野への順応-正立視の問題
第4章 左右変換された視野への順応
第5章 視野の動揺
第6章 重力基準の問題
第7章 視野変換と奥行知覚の変化
第8章 身体表象と感覚間調和・行動適応
第9章 視野変換における認知地図の問題
第10章 状況残効と随伴残効
第11章 変換視に関する生理学的研究
第12章 視野変換と先天盲の開眼手術
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3年ぶりに哲人を訪ねた青年が語る衝撃の告白。それは「アドラーを捨てるべきか否か」という苦悩だった。アドラー心理学は机上の空論だとする彼に「貴方はアドラーを誤解している」と哲人は答える。アドラーの言う、誰もが幸せに生きるためにすべき「人生最大の選択」とは何か? 貴方の人生を一変させる哲学問答、再び!
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老舗洋菓子チェーンで念願のエリアマネジャーに抜擢されたものの、思うようにいかず悩む前島由香里28歳。そんな彼女の前に、ある日心理学者アドラーの幽霊が現れます。アドラー心理学を手ほどきし、さまざまなアドバイスやヒントを授けてくれるアドラー先生、由香里が一方的にライバル視する同期、年上の部下でもあるやり手店長など、さまざまな人達との交流を通じて由香里が成長する姿を描きます。自己啓発の祖、アルフレッド・アドラーの理論をストーリーで体験!×解説で納得!
Prologue アドラー心理学って?-倉庫で出会った小さな幽霊
1 見方を変えればあなたはもっと生きやすくなる-店長達の反乱!
2 感情とライフスタイルの形成-捨てられたPOPの秘密
3 思い込みの世界から共通感覚へ-なぜ私は選ばれないの?
4 人間関係と感情-決戦はクリスマス!
5 勇気づけとは-写真を届けに行ってきます!
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心理学に必要な統計手法を納得して身につけよう! 無理せず読めるステップアップ型の構成。これ一冊で、あなたも立派な統計の使い手
「心理学って数学使うの!?」と驚いた筋金入りの文系学生のために。
なぜ統計なのか、どんなときにどの手法を使うのか、納得しながら身につけられる。
学生の気持ちをよく知る著者による、ステップアップ型の親切な入門書。
ステップ0 なぜ統計を使うの?
0-1 そもそも統計ってなに?
0-2 どこまで勉強すればいいの?
0-3 どんなときにどんな検定を使うの?
ステップ1 なにはともあれ覚えよう
1-1 心理学統計の基礎
1-2 統計的仮説検定
1-3 t検定
1-4 1要因の分散分析と多重比較
1-5 2要因の分散分析と交互作用
1-6 相関分析
ステップ2 実践して理解しよう
2-1 統計的仮説検定の手続き
2-2 検定統計量と有意差
2-3 対応のないt検定
2-4 対応のあるt検定
2-5 等分散性が成り立たない場合のt検定
2-6 分散分析の基礎
2-7 1要因の分散分析
2-8 2要因の分散分析
2-9 統計的仮説検定における仮定
2-10 多重比較
2-11 相関分析
ステップ3 もっと深く知ろう
3-1 尺度水準
3-2 カイ2乗検定
3-3 正規分布の形状
3-4 標準得点
3-5 不偏性と標準誤差
3-6 不偏分散
3-7 効果量
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なぜ、これを買ってしまうのか-その理由は「デザイン」にあった!人とモノとの関係をとらえ直し、「認知デザイン学」の可能性を切り拓く入門書。
序章 心ときめく日常生活の心理学
第1章 魅力あるもののフィールドウォッチング
第2章 感性と感情の認知科学
第3章 感じることはわかること
第4章 経験と物語が支える魅力
第5章 デザインの現場では何がなされているのか
第6章 魅力・感動デザインの光と影
第7章 実践から理論へ
最終章 デザインとデザイン学の向かう先へ
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人間関係・仕事・恋愛の悩み、世の中のナゾ…すべては行動心理学でスッキリ解明できる!
第1章 一目瞭然!行動に表れる本音
第2章 どんな人?行動からわかる性格と心理
第3章 仕事で役立つ!デキる人間から学ぶ行動
第4章 実は買わされている!?消費者行動の心理
第5章 恋をゲット!行動で操れるあの人の心
第6章 しくみがわかる!行動からみた世の中
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外見(アピアランス)に問題をもつかかえる人々の心理社会的不安と困難に焦点を当て、介入・支援の可能性を探る。
人の健康や幸福に深く関連する外見(アピアランス)。病気や外傷等により外見に問題をかかえる人々の心理社会的不安と困難に焦点を当て、介入・支援を通じての対処法を検討。
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相互に影響しながらも独自の特徴を持つ知覚と感性を実験心理学の立場から総合的に考察する。多感覚統合,感性の脳内基盤,知覚と感性の発達,芸術,言語,身体知といった多彩なテーマを取り上げつつ,心理物理学的測定法や感性評価などそれらに迫るための方法論も詳しく説明し,この研究領域の全体像を浮き彫りにする。
まえがき
第1部 基礎と理論
第1章 感性認知―アイステーシスの実証科学として―
1節 はじめに
2節 アイステーシス
3節 アイステーシスとしての知覚特性
4節 「感性」の定義と背景
5節 感性の位置づけ
6節 アイステーシスへの接近――知覚と感性をともに考える研究テーマ
7節 おわりに
文献
第2章 多感覚統合と感性
1節 はじめに
2節 共感覚
3節 多感覚情報の時空間統合
4節 日常経験する事象における多感覚統合
5節 触覚と身体の感性
6節 五感による食経験
7節 五感と感情へのアプローチ
8節 嗅覚とマルチモダリティ
9節 まとめ
文献
第3章 感性の基本次元と脳内基盤
1節 はじめに
2節 SD法からわかる感性特性
3節 感性次元の感覚関連性
4節 感性次元と脳活動の対応関係
5節 おわりに
文献
第4章 知覚と感性の発達
1節 はじめに
2節 色の知覚の発達
3節 形の知覚の発達
4節 動きによって促進される感性――形と空間の知覚
5節 おわりに
文献
第5章 感性研究の方法論
1節 はじめに
2節 感性の測定
3節 さまざまな測定方法
4節 SD法に基づく印象形成過程の検討
5節 感性心理学研究の展開
文献
第2部 展開と実践
第6章 絵画と仮想
1節 はじめに
2節 絵画時間の仮想
3節 画家の時間と鑑賞者の空間
4節 仮想の反転
文献
第7章 感性言語―擬音語・擬態語と脳―
1節 はじめに
2節 感覚尺度としての擬音語・擬態語
3節 感覚・知覚と擬音語・擬態語
4節 五感と共感覚
5節 感性語
6節 擬音語・擬態語の脳内表現――fMRIによる実験
7節 擬音・擬態語の構造と機能
8節 まとめ
文献
第8章 音響感性情報としての「間」
1節 はじめに
2節 「間」の感性
3節 「間」を科学する――音楽・朗読の「間」
4節 意図の表現と理解に関わる「間」
5節 会話の「間」
6節 コミュニケーションの基盤としての「間」
7節 音響情報の感性
文献
第9章 身体知―習熟と伝承―
1節 はじめに
2節 身体知を身につける
3節 身体知を学習する
4節 「場」から学習する
5節 まとめ
文献
第10章 好みの形成―単純接触効果と広告―
1節 はじめに
2節 単純接触効果の分類
3節 単純接触効果の理論
4節 単純接触効果と広告効果
5節 まとめ
文献
第11章 情報のデザイン
1節 はじめに
2節 情報のデザイン
3節 情報デザインの事例
4節 おわりに
文献
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小笠原つぐみ(28)のひそかな悩みは、つい他人に合わせてしまってホンネをなかなか口に出して言えないこと。ある日、ひょんなことから謎の少女ヒナコと一緒に暮らし始めることになり…。職場のいざこざ、友人・恋愛・夫婦関係のモヤモヤ、親とのしがらみ…。あなたの苦しみを解く勇気の教え。
Prologue なぜ人間関係の悩みは尽きないのか?(人間関係はあなたが生きる上でのタスク
人間関係のとらえ方
人間関係はあなた自身で変えられる
人間関係面で健康な人とは)
1 嫌われたくなくて疲れたら(プリーザーのあなたはただの便利屋!?
承認欲求と同調圧力
「いい人」をやめると楽になる
全員から好かれようなんて幻想)
2 合わない"あの人"との関係を繕う(苦手な人とのつき合い方
勇気くじきに代わる勇気づけ
苦手な人との関係を良くする方法)
3 なぜ私達はすれ違ってしまうのか?(2人に横たわる性の問題
セックスレスカップル
男女の違いを理解しよう)
4 親が重い。そんな時は(子どもを支配する親とは
課題の分離
あなたがあなたらしく生きるには)
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神経科学の大枠を理解でき、胸躍る知見に出会えると好評の世界的テキストが10年ぶりに大改訂。分子レベルの知識から高次脳機能まで
◆世界的に好評を博する神経科学テキスト、10年ぶりの大改訂!
◆特徴
・神経科学の大枠や筋道を理解でき、多くの胸躍る新しい知見に出会える。
・素晴らしくわかりやすいフルカラーイラストを随所に配し、内容を効果的に説明。
・最新の分子レベルの知識から高次脳機能までを網羅。
・ノーベル賞受賞者など、26人の世界トップクラスの科学者が、コラム「発見への道」を執筆。勤勉と忍耐、そして偶然と勘――発見するまでの息遣い、スリルを実感できる。
◆対象 医学生、研修医、臨床医、リハビリ、理学、工学、心理学、企業マーケティング関係者など様々な分野で神経科学にかかわるすべての人へ
◆目次
第Ⅰ部 神経科学の基礎
第1章 神経科学入門―過去, 現在, そして未来
第2章 ニューロンとグリア
第3章 静止時のニューロン膜
第4章 活動電位
第5章 シナプス伝達
第6章 神経伝達物質
第7章 神経系の構造
付録:ヒトの神経解剖図譜
第Ⅱ部 感覚系と運動系
第8章 化学感覚系
第9章 末梢視覚系(眼)
第10章 中枢視覚系
第11章 聴覚と平衡感覚
第12章 体性感覚
第13章 脊髄による運動制御
第14章 脳による運動制御
第Ⅲ部 脳と行動
第15章 脳の行動の科学的制御
第16章 動機づけ
第17章 性と脳
第18章 脳と情動
第19章 脳のリズムと睡眠
第20章 言語
第21章 休んでいる脳, 注意, 意識
第22章 精神疾患
第Ⅳ部 変化する脳
第23章 脳の配線
第24章 記憶系
第25章 学習と記憶の分子メカニズム
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洗剤選びから政治的立場の決定まで、人の選択には無自覚に方向性を決める「癖」がある。選択結果を誘導する認知的環境や選択肢の設計はいかなるものか。誘導技術は善用できないのか。人の情報処理の仕組みを解明し、さらなる考察へと誘う入門書。
選択と誘導の認知科学 目次
まえがき
1章 物理的環境と選択の関係を考える
――選択に働きかける 1
街中の看板と貼り紙によるメッセージ
ファストフード店での滞在時間を決めるもの
電車のシートへの座り方
公園のベンチは誰が使うのか
街中の花壇の役目
なぜ看板や貼り紙がうまくいかないのか
Box 心理的リアクタンス
なぜ物理的環境がうまくいくのか
看板・貼り紙vs.物理的環境
まとめ――認知的環境と選択
Box 対応バイアス
2章 デフォルトの効果――選択に働きかける 2
「選択」に働きかける
デフォルト① 「質問」でのの有無は何を生むか
「オプトイン」と「オプトアウト」
デフォルト② 受診手続きと受診率
デフォルト③ 自動車保険を選ぶ
デフォルト④ エネルギーを選ぶ
デフォルト⑤ 臓器を提供するかしないか
デフォルト⑥ お金を運用する
なぜデフォルトの選択肢は選択されやすいのか
不幸になりたい人などいない
「選択アーキテクチャ」という考え方
原因と対処
自動システムと熟慮システム
興味や関心を刺激する働きかけと比較する
ミシュランのグルメガイドブックの起源は?
フォルクスワーゲンの「ファン・セオリー」
興味や関心を刺激する働きかけとの違い
まとめ
3章 選択肢を分割する効果――選択に働きかける 3
オバマ政権は支持されていたか
分割の効果① 自動車が動かない原因を考える
分割の効果② デート相手を選ぶ
分割の効果③ ホテルを選ぶ
分割の効果④ ワインを選ぶ
分割の効果⑤ 防衛政策を判断する
選択肢の操作で世論は変わるか
まとめ
4章 よい働きかけとはどういうものか
――選択に働きかける 4
選択アーキテクチャにはさまざまな問題がある
「する」と「しない」は同じか
「する」が満足に与える効果
「する」と「しない」から行為者の意図を読み取る
「する」は心理的な関与を高める
デフォルトは規範を変える
選択と自律
一般人の反応
まとめ
5章 「理由」は選択を正しくあらわしているか
――選択を説明する 1
選択とそのための理由
経路実験――どうやって「経路」を選ぶか
ストッキング実験――置く位置か品
「理由」はあてにならない
条件づけ――良いものと一緒にされると好きになる
単純接触効果――見るほどに好きになる
サブリミナル効果――見えない刺激の力
働きかけに抵抗する人もいる
洗剤実験――選択の根拠は効能か反復か
まとめ
6章 「差別していない」は本音か言い訳か
――選択を説明する 2
「オートコンプリートの真実」
「母親 無職」と「父親 無職」に続くのは?
性別役割分担意識
ドクター・スミス課題
性別役割分担意識とステレオタイプ
職業と性差別
客観性の幻想
差別と曖昧さ
まとめ
7章 無理に理由を考えるとどうなるか
――選択を説明する 3
絵画実験――「2つの絵画について答えてください」
好かれも嫌われもする作品
好悪の理由を分析するのは難しい
難しくても,無理に理由を分析すると何が起こるか
「不自然な理由」が作り出される
目隠しテストで芸能人を格付けチェック
テイスティング方法と評価の関係は?
「ペプシ・パラドクス」現象
「ペプシ・パラドクス」を考え直す
ペプシ・コーラとコカ・コーラの味の「違い」とは
「ペプシ・パラドクス実験」もう一度
「ペプシ・パラドクス実験」のまとめ
まとめ――「もっともらしい理由」を作って決める判断とは
あとがき
文献一覧
索引
装幀=荒川伸生
イラスト=大橋慶子
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紹介文
思い込み、見逃し、なぜやってしまったのかわからない行動。そんな「認知バイアス」を心理学の視点から、身近な事例を挙げて解説。
「なぜあの時あれを見逃してしまったのか」「なぜこんなものを買ってしまったのか」「どうしてあんな簡単な問題が解けなかったのか」---誰しもが日常的に経験しているであろう、なぜか誤って認識したり、いつもならするはずのない判断や行動。それはなぜ起こるのか。このようなふつうの行動に現れる心の働きの偏り、歪みのようなものである「認知バイアス」について、わかりやすい事例を挙げて解説します。
認知バイアスという言葉は、一般的にも時々使われるようになってきて、なんだかよくわからないけど間違ってしまった、おかしなことをしてしまった、というときに認知バイアスという言葉で片付けようとする安易な解決も見られがちですが、著者は、「知」を身体、社会、感情、環境なども取り込んでトータルな人間の理解を深めようとする認知科学に基づき、理論的に分析しています。また、なぜ誤るのか、そして誤ることには意義があるのか、それは何なのかを解き明かします。
認知メカニズムは、ある状況では賢い判断をするように働き、ある状況では愚かな判断を生み出す。つまり人間は賢いようで愚かで、愚かなようで賢いものであるということがわかる1冊。
第1章 注意と記憶のバイアス:チェンジ・ブラインドネスと虚偽の記憶
第2章 リスク認知に潜むバイアス:利用可能性ヒューリスティック
第3章 概念に潜むバイアス:代表性ヒューリスティック
第4章 思考に潜むバイアス:確証バイアス
第5章 自己決定というバイアス
第6章 言語がもたらすバイアス
第7章 創造(について)のバイアス
第8章 共同に関わるバイアス
第9章「認知バイアス」というバイアス
第1章 注意と記憶のバイアス
第2章 リスク認知に潜むバイアス
第3章 概念に潜むバイアス
第4章 思考に潜むバイアス
第5章 自己決定というバイアス
第6章 言語がもたらすバイアス
第7章 創造(について)のバイアス
第8章 共同に関わるバイアス
第9章「認知バイアス」というバイアス
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紹介文
自然哲学に始まる心理への探求は「実験心理学」へ進化した。パブロフやピアジェ、ミルグラムなど、50の実験でたどる心理学の歴史。
人間は自分自身や他者の心の動きと行動を理解したいと願ってきた。古代ギリシア時代のプラトンやアリストテレスなど自然哲学者に始まる心理への探求は、19世紀に世界初の“心理学者”の登場で劇的に進化を遂げた。理論よりも立証可能な実験結果を重視する「実験心理学」という新たな分野が切り拓かれたのである。パブロフやピアジェ、ミルグラムなどが取り組んだ50の実験でたどる心理学の歴史。
ハート=デイヴィス著/山崎正浩訳;0101;03;自然哲学に始まる心理への探求は「実験心理学」へ進化した。パブロフやピアジェ、ミルグラムなど、50の実験でたどる心理学の歴史。;20161102
第1章 はじまり 1848年~1919年
1881年 ミミズに知能はあるのか? ダーウィン
1896年 上下が逆転した世界で暮らせるか? ストラットン
1898年 あなたの猫はどれほど賢いか? ソーンダイク
1901年 パブロフという名前がベルを鳴らすのか? パブロフ
1910年 パーキーのトマトを思い浮かべられますか? パーキー
第2章 行動主義の挑戦 1920年~1940年
1920年 アルバート坊や、どうしたの? ワトソンとレイナ
1927年 未完の仕事が気になりますか? ツァイガルニク
1932年 物語を語るのは得意? バートレット
1938年 動物はどのように学習するのか? スキナー
1939年 心理学は生産性向上に寄与できるか? レスリスバーガーとディクスン
1939年 民主主義をどのようにマネジメントするか? レヴィン他
第3章 変化する焦点 1941年~1961年
1948年 ラットは心の中に地図を描けるか? トールマン
1952年 子どもたちは何を考えているの? ピアジェ
1953年 あのうるさい音は何だ? ヘラーとバーグマン
1956年 世界の終わりは近いの? それとももう来たの? フェスティンガー他
1956年 周囲からの圧力に屈しますか? アッシュ
1959年 赤ん坊はどのように愛着心を持つのか? ハーローとツィンマーマン
1960年 短期記憶はどれほど短期間で失われるか? スパーリング
1961年 学習の結果、乱暴者になるのか? バンデューラ他
1961年 うちらの仲間でいたいかい? シェリフ他
第4章 精神、頭脳、そして周囲の人々 1962年~1970年
1963年 どこまでやるの? ミルグラム
1963年 盲目から回復できるか? グレゴリーとウォレス
1965年 目は心の窓なのか? ヘス
1966年 「大丈夫ですか、先生?」 ホフリング他
1966年 あなたはスペース・インベーダー? フェリペとソマー
1967年 脳を半分に切断したら何が起きるか? ガザニガとスペリー
1968年 傍観者はなぜ傍観しているのか? ダーリィとラタネ
1968年 期待されただけで結果が良くなるのか? ローゼンタールとヤコブソン
1970年 「奇異な状況」で幼児はどのように振るまうか? エインズワースとベル
第5章 認知革命 1971年~1980年
1971年 善人は悪人になれるのか? ジンバルドー
1971年 論理的に答えを選べるか? ウェイソンとシャピロ
1973年 精神科医はあなたが正常かどうかを見極められるのか? ローゼンハン
1973年 賞品は子どもたちのやる気を削ぐか? レッパー他
1974年 あなたの記憶はどれだけ正確か? ロフタス
1974年 どのように難しい決断を下すのか? トベルスキーとカーネマン
1974年 恐怖は恋心を芽生えさせるのか? ダットンとアロン
1975年 犬は抑うつ状態になるのか? ミラーとセリグマン
1976年 耳だけで聞き取れるのか? マガークとマクドナルド
1978年 どのようにして世界の半分を失っているのか? ビジャッキ
第6章 意識の中へ 1981年~
1983年 本当に自分自身をコントロールできているのか? リベット他
1984年 実務は能力を向上させるのか? ベリーとブロードベント
1985年 自閉症スペクトラムの子どもは世界をどのように見ているのか? バロン=コーエン他
1988年 祈る人々は治療に貢献できるか? バード
1993年 人の顔を覚え続けていられるか? マクニールとウォリントン
1994年 超感覚的知覚は存在するのか? ベムとホノートン
1995年 なぜ違いに気づかない場合があるのか? シモンズとレヴィン
1998年 偽の手を自分の手と混同するだろうか? コスタンティーニとハガード
2000年 なぜ自分をくすぐれないのか? ブレイクモア他
2001年 数字の7はどのような味だろうか? ラマチャンドランとハバード
2007年 体外離脱は絵空事か? レンゲンハーガー他
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紹介文
「うつ・不安」こころ支援のいちばんやさしい入門書
・ストレスを受けても、極端な判断をせず、適度な判断ができるスキル
認知行動療法をわかりやすく解説
不安はシャボン玉!? 心のしくみを解説
・看護師、保健師、介護士、カウンセラー、教師など、支援者が必要な技術や知識を解説
・「認知再構成法」「行動活性化」「問題解決技法」など具体的な方法を解説
【マンガについて】
心に不安を抱える3人と、それをケアする3人の保健師によるマンガによって、認知行動療法の基本がわかります。
本書でテーマになるのは、「職場のうつ、ストレス」「周産期うつ」「高齢者の閉じこもり」「学校での人間関係」。
監修の大野先生、実際に問題解決に取り組む保健師の方々に取材を行い、
現場の意見を取り入れながらストーリーを作りました。
【はじめにより】
認知行動療法は世界中の精神科医療の現場で
広く使われるようになってきていますが、
そうした方法を職場や地域、学校など、
医療現場以外の活動で役に立てることができるのだろうか
と疑問に思う人もいるでしょう。
心配はありません。
認知行動療法は、精神疾患に苦しんでいる人の治療に
役立つのはもちろんですが、
それ以外の人が毎日のストレス状況で
自分らしく生きていくためにも十分に役に立ちます。
それは、認知行動療法で使われる方法が、
私たち誰にも役立つストレス対処の方法でもあるからです。
第1章 認知行動療法とは?
・ポジティブシンキングが正しいとは限らない
・こころと体の警報に気づく
・期待する現実に向かって行動する
・こころの力を生かせるように
支援者がサポートする
第2章 認知を見直す
~面談と認知再構成法~
・話題を決めて問題に対処する
・共感し、気づきを広げていく会話をする
・相談者の主体性を大切にする
・こころの扉を開く認知再構成法とは?
・「かんたんコラム」でこころを客観的に見る
第3章 行動をふり返る
~行動活性化~
・体から心にアプローチする行動活性化とは?
・こころが軽くなる行動を見つける
・計画を1つ1つ実践してみよう
・行動しても気分が変わらないときは?
・行動はデータを集めるための実験
第4章 問題を解決する
~問題解決技法~
・悩みや不安の原因を解決する問題解決技法とは?
・問題解決は1つずつ行おう
・解決策はできるだけ多く考える
・スモールステップでできることから行う
・こころがつらくなったら休息を
第5章 怒りと不安を管理する
・認知行動療法は教育現場でも使える
・怒りの波を上手にやりすごす
・「ノー」と言いたいときは伝え方を工夫しよう
・不安はシャボン玉 そのメカニズムを知ろう
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紹介文
健康・医療心理学をはじめて学ぶ人・公認心理師を目指す人のための,考え方・基本理論の理解から実践につなげることまでを目指した入門書。最新の統計データ・学説を盛り込み,公認心理師カリキュラムや出題基準に対応。
第1部 健康・医療心理学とは何か
第1章 健康とウェルビーイング
第2章 健康リスクへのアプローチ
第3章 健康心理学と臨床心理学
第2部 ウェルビーイングの心理学
第4章 ストレスとウェルビーイング
第5章 食生活とウェルビーイング
第6章 身体活動と睡眠とウェルビーイング
第3部 健康リスクと支援の心理学
第7章 感情と健康リスク
第8章 健康を阻害する行動要因
第9章 発達・加齢に伴う健康リスクと支援
第10章 働く人の健康リスクと支援
第4部 健康・医療心理学の課題
第11章 医療における行動と心理
第12章 健康・医療心理学の臨床的展開
第13章 医療におけるコミュニケーションと課題
第14章 災害による健康リスクと支援
第15章 医療制度と心理専門職の社会的役割
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紹介文
人を対象とした実験において、反応時間を計測することの意義とは何か。理論的な背景や基礎的事項から、実用的な方法論や応用例まで。
人を対象とした実験において、反応時間を計測することの意義とは何か。理論的な背景や基礎的事項から、実用的な方法論や応用例まで。
反応時間は、現代の心理学における重要な従属変数であるが、その計測や解析には独自のテクニックや知識が必要であり、また解釈においても、その理論的背景の理解が欠かせない。本書は、初学者から教員や研究者まで、反応時間を扱うすべての人を対象に、研究を行う上で押さえておくべき事項について、その歴史や原理などを解説する。
はじめに
第1章 反応時間とは
1.1 反応時間とは
1.2 基本となる用語と実験課題
1.3 反応時間測定における「構え」
第2章 反応時間研究の歴史と理論
2.1 反応時間研究の始まり
2.2 減算法
2.3 加算要因法
2.4 速さと正確さのトレードオフ
2.5 情報理論
2.6 反応時間のモデル(1):離散的・連続的伝達モデル
2.7 反応時間のモデル(2):連続サンプリングモデル
2.8 課題遂行と意識
第3章 反応時間の計測
3.1 反応時間実験デザインの基礎と留意点
3.2 反応装置
3.3 反応時間計測における装置のタイミング
3.4 ウェブによる反応時間実験
3.5 脳 波
3.6 眼球運動
3.7 リーチング
第4章 反応時間の分析
4.1 反応時間分析の手順
4.2 外れ値の特定とその処理
4.3 代表値とばらつき
4.4 反応時間のグラフによる表現
4.5 変換アプローチ
4.6 反応時間の分散分析
4.7 混合効果モデル
4.8 分位点の利用
4.9 フィッティングアプローチ
4.10 階層ベイズモデリング
第5章 反応時間に影響する要因
5.1 刺激の熟知性と課題の熟達
5.2 疲 労
5.3 脳への薬理作用
5.4 感覚モダリティ
5.5 冗長性信号効果
5.6 反応モダリティ
5.7 試行間効果
第6章 異なる母集団の反応時間の特性
6.1 個人差と個人内変動
6.2 アクション・ビデオゲーム・プレイヤー
6.3 アスリート
6.4 発 達
6.5 加 齢
6.6 発達障害
6.7 精神疾患
6.8 アルツハイマー病,パーキンソン病
第7章 反応時間を用いた主な実験パラダイム
7.1 Go/No-go課題
7.2 計数課題
7.3 メンタルローテーション
7.4 直列反応時間課題
7.5 心的不応期パラダイム
7.6 先行手がかり課題
7.7 視覚探索課題
7.8 連続的運動課題
7.9 プライミング
7.10 干渉課題
7.11 課題切り替えパラダイム
7.12 潜在的連合テスト
7.13 感情・情動に関する課題
7.14 言語に関する課題
おわりに
引用文献
索 引
執筆者紹介
コラム
1 クロノスコープ(測時器)
2 神経伝導速度
3 マジカルナンバー30
4 試行数と検出力
5 研究間での比較の難しさ(1)──現代人は反応時間が長いか
6 研究間での比較の難しさ(2)──計測装置の違いは単純反応時間を左右する
7 研究間での比較の難しさ(3)──相対的比較がもたらす一般性
8 松本亦太郎
9 全身反応時間
10 グリニッジ天文台事件(1)
11 グリニッジ天文台事件(2)
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紹介文
いまだ謎に包まれた人間の心理とそれに伴う行動変化を、脳波や血圧、皮膚電位、筋電図などさまざまな"生理指標"から考察する生理心理学の入門書。本書は動物実験を主とする従来の生理心理学とは異なり、精神生理学や心理生理学と同様に、人間の脳の働きや認知活動、情動、眠りと夢など興味深いテーマを取り上げて、その測定原理と測定法を重点的に解説する。
1章 生理心理学のあゆみ-生理心理学と精神生理学
2章 脳と神経-中枢神経系と末梢神経系
3章 脳機能の画像解析-脳の活動を画像で示す
4章 脳電位の測定-脳波測定の原理と技法
5章 認知活動と脳波-脳波の測定と分析
6章 認知活動と事象関連電位-脳内情報処理過程の解析と応用
7章 動作と表情の測定-筋電図で気分・感情を測る
8章 情動の測定-自律神経系活動でストレス反応を測る
9章 眠りと夢のポリグラム測定-睡眠中の認知活動を測る
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紹介文
認知心理学の核をなすような形で発展してきた記憶研究の到達点を概観し,今後の方向性を展望する。ワーキングメモリ,長期記憶,意識,記憶の脳内メカニズム,記憶の生涯発達などの重要テーマを網羅する一方で,今後さらなる解明が期待される日常場面や臨床場面における記憶のはたらきについて詳細に論じる。
『現代の認知心理学』刊行にあたって
まえがき
第1部 基礎と理論
第1章 記憶研究の歴史と現状
1節 はじめに
2節 科学的研究のはじまり
3節 認知心理学の誕生と発展
4節 今日の研究状況
文献
第2章 ワーキングメモリ
1節 はじめに
2節 ワーキングメモリの成立
3節 ワーキングメモリの個人差
4節 ワーキングメモリの脳内機構
5節 ワーキングメモリの個人差とその脳内機構
文献
第3章 長期記憶Ⅰ―エピソード記憶と展望記憶―
1節 はじめに
2節 エピソード記憶
3節 展望記憶
文献
第4章 長期記憶Ⅱ―知識としての記憶―
1節 はじめに
2節 知識の記憶研究の概観
3節 知識の記憶に関する最近の研究動向
4節 おわりに
文献
第5章 記憶と意識
1節 はじめに
2節 潜在記憶
3節 想起意識と処理の二重性
4節 記憶の再体験と想起意識
5節 まとめ
文献
第6章 記憶の脳内メカニズム
1節 はじめに
2節 シナプス可塑性
3節 記憶に関わる脳領域
4節 まとめ
文献
第7章 記憶の数理モデル
1節 はじめに
2節 時系列規則の記憶――潜在学習
3節 エピソード記憶
4節 意味的知識の記憶
5節 記憶の再生と再認のモデル
参考 ニューロン特性と学習アルゴリズム
文献
第2部 展開と実践
第8章 自己と記憶
1節 はじめに
2節 実験室的な記憶・学習課題と自己
3節 自伝的記憶
4節 自己・他者・私たちと記憶
5節 研究を展開するうえでの留意点
文献
第9章 日常記憶
1節 はじめに
2節 実験室的研究と日常記憶研究
3節 日常記憶研究をめぐるトピックス
4節 日常記憶研究の課題と今後の方向性
文献
第10章 記憶の変容
1節 はじめに
2節 出来事の記憶は言葉で変わる
3節 記憶は他者からの情報で変わる――記憶への社会的影響
4節 まとめ
文献
第11章 記憶の生涯発達
1節 はじめに
2節 記憶の生涯発達に関する研究動向と視点
3節 年齢区分別に見た記憶機能の特徴
4節 今後の研究課題
文献
第12章 臨床と記憶
1節 はじめに
2節 臨床的問題における記憶を論じる前提
3節 トラウマの記憶
4節 強迫性障害(確認症状)と記憶
5節 統合失調症と記憶
6節 解離性同一性障害と記憶
7節 うつ病と自伝的記憶の抽象性
8節 記憶の制御と臨床的問題
9節 治療過程における記憶の問題
10節 まとめ――各障害の特徴が記憶にも現れる
文献
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紹介文
モデルに基づくアプローチを重点的に取り上げ,
基礎研究と応用研究の最新動向を解説!
概念モデルや計算モデルなどのモデルに基づくアプローチを重点的に取り上げ,思考と言語に関する認知心理学の基礎研究・応用研究の最新動向を解説する。推論,問題解決,概念などの基本的テーマから,意思決定と行動経済学,批判的思考と高次リテラシー,比喩理解と身体化認知などの発展的テーマまで,研究の最前線へ誘う。
◆執筆者一覧(執筆順)
服部雅史 立命館大学文学部 第1章
鈴木宏昭 青山学院大学教育人間科学部 第2章
坂本康昭 Stevens Institute of Technology 第3章
都築誉史 立教大学現代心理学部 第4章
山岸侯彦 東京工業大学大学院社会理工学研究科 第5章
楠見 孝 編者 第6章
岡田 猛 東京大学大学院教育学研究科 第7章
横地早和子 東京未来大学こども心理学部 第7章
小島隆次 滋賀医科大学医学部 第8章
岸 学 東京学芸大学教育学部 第9章
平 知宏 大阪市立大学・大学教育研究センター 第10章
米田英嗣 京都大学白眉センター 第11章
『現代の認知心理学』刊行にあたって
まえがき
第1部 基礎と理論
第1章 演繹推論と帰納推論
1節 はじめに
2節 規則とシンボル操作
3節 スキーマ,モジュール,認識論的効用
4節 確率的アプローチ
5節 カテゴリ帰納
6節 因果帰納
7節 まとめ
文献
第2章 問題解決
1節 はじめに
2節 問題解決の定義
3節 ヒューリスティクスによる問題解決
4節 スキーマによる問題解決
5節 類推による問題解決
6節 身体,外的資源と問題解決
7節 創造的問題解決
8節 まとめと今後の課題
文献
第3章 概念とカテゴリ化
1節 はじめに
2節 カテゴリ化学習と概念の獲得
3節 規則ベースの理論
4節 類似性ベースの理論
5節 まとめ
文献
第4章 言語と思考に関するコネクショニストモデル
1節 はじめに
2節 コネクショニストモデルの概要
3節 言語理解のモデル
4節 思考のモデル
5節 まとめと今後の展望
文献
第2部 展開と実践
第5章 意思決定と行動経済学
1節 はじめに
2節 行動経済学と心理学
3節 意思決定心理学の分類
4節 確率判断の非合理性
5節 処方的決定理論
6節 近年の動向
7節 おわりに――初学者の誤解
文献
第6章 批判的思考と高次リテラシー
1節 はじめに
2節 批判的思考の定義
3節 批判的思考のプロセス
4節 高次リテラシーと批判的思考
5節 批判的思考の教育と測定
6節 まとめ
文献
第7章 科学と芸術における創造
1節 はじめに
2節 創造性の心理学的研究の流れ
3節 科学と芸術の創造をとらえる枠組み
4節 科学における創造
5節 美術における創造
6節 結論
文献
第8章 空間表現理解と実践的応用
1節 はじめに
2節 空間表現理解研究における基本事項
3節 空間表現の分類
4節 空間表現理解に関わる幾何的・視覚的要因
5節 対象に関する知識や状況がもたらす空間表現理解への影響
6節 空間表現理解研究の実践的応用のためのモデル
7節 空間表現理解に関わるさまざまな問題点と今後の展望
文献
第9章 説明文・マニュアルの理解と表現
1節 はじめに
2節 宣言的説明文の理解と表現
3節 手続き的説明文・マニュアルの理解と表現
4節 非連続型テキストを含む説明文(文書)の理解
5節 おわりに――これからの展開と応用
文献
第10章 比喩理解と身体化認知
1節 はじめに
2節 比喩理解の過程
3節 比喩の理解の効果
4節 概念の比喩性と身体化認知
5節 まとめ
文献
第11章 物語理解と社会認知神経科学
1節 はじめに
2節 近年の物語理解研究
3節 社会認知神経科学の一分野としての物語研究
4節 今後の課題
5節 おわりに
文献
人名索引
事項索引
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紹介文
現代の「具体=わかりやすさ」の弊害と、「抽象=知性」の危機。人の頭脳的活動を「具体」と「抽象」という視点から読み解く。
永遠にかみ合わない議論、罵(ののし)り合う人と人。
その根底にあるのは「具体=わかりやすさ」の弊害と、「抽象=知性」の危機。
動物にはない人間の知性を支える頭脳的活動を「具体」と「抽象」という視点から読み解きます。
具体的言説と抽象的言説のズレを新進気鋭の漫画家・一秒さんの四コマ漫画で表現しています。
序 章 抽象化なくして生きられない
第1章 数と言葉 人間の頭はどこがすごいのか
第2章 デフォルメ すぐれた物まねや似顔絵とは
第3章 精神世界と物理世界 言葉には二つずつ意味がある
第4章 法則とパターン認識 一を聞いて十を知る
第5章 関係性と構造 図解の目的は何か
第6章 往復運動 たとえ話の成否は何で決まるか
第7章 相対的 「おにぎり」は具体か抽象か
第8章 本質 議論がかみ合わないのはなぜか
第9章 自由度 「原作」を読むか「映画」で見るか
第10章 価値観 「上流」と「下流」は世界が違う
第11章 量と質 「分厚い資料」か「一枚の絵」か
第12章 二者択一と二項対立 そういうことを言ってるんじゃない?
第13章 ベクトル 哲学、理念、コンセプトの役割とは
第14章 アナロジー 「パクリ」と「アイデア」の違い
第15章 階層 かいつまんで話せるのはなぜか
第16章 バイアス 「本末転倒」が起こるメカニズム
第17章 理想と現実 実行に必要なのは何か
第18章 マジックミラー 「下」からは「上」は見えない
第19章 一方通行 一度手にしたら放せない
第20章 共通と相違 抽象化を妨げるものは何か
終 章 抽象化だけでは生きにくい
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紹介文
人間の意思決定は気づかないうちにさまざまなバイアスを帯びている。ハーバード大学教授の手になる本書は、行動意思決定研究の広範かつ最新の成果を踏まえて、経営上の意思決定がどのような認知的・動機的バイアスを帯びるかを解説し、読者に意思決定改善の指針を提供する。
第1章 経営意思決定へのイントロダクション
第2章 一般的なバイアス
第3章 覚知の限界
第4章 フレーミングと選好逆転
第5章 動機と感情が意思決定に及ぼす影響
第6章 コミットメントのエスカレーション
第7章 意思決定における公正と倫理
第8章 一般的な投資の過ち
第9章 交渉における合理的な意思決定
第10章 交渉者の認知
第11章 意思決定の改善
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紹介文
生理心理学への招待
脳は何からできているのか
神経細胞のはたらき
脳が外界を知るしくみ(前編)-視覚
脳が外界を知るしくみ(後編)-さまざまな知覚系
記憶の座と記憶痕跡
学習と認知の神経基盤
脳とホルモンからみた情動
心の病気と脳
生体リズムと睡眠
脳とコミュニケーション
遺伝子と行動
意識と脳
脳の発達
まとめと展望
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紹介文
重たい心が、フワッと軽くなる“心のヒント”
◆特徴
★「また、失敗したらどうしよう…」 そんな心が軽くなる方法を紹介。
★心のしくみを知り、考え方を変えることで、不安を解消する。
★心のケア(認知行動療法 ※)の第一人者、大野裕による解説。
★深呼吸によるリセット法、筋弛緩法、ルーティンなど、テクニックも紹介。
【繰り返し読みたくなる“心のヒント”を紹介。】
●不安にもメリットがある!?
●危険を過大評価していませんか?
●気持ちを抑えすぎないようにしましょう
●不安が強ければ、人に話すだけで心が軽くなる
●SNSが不安を強めるワケ
●完璧主義の心の負担を軽くする3つのポイント
※自分の心をコントロールする方法で、うつ病や統合失調症などの治療に活用されています。
本書では、認知行動療法を「不安・モヤモヤ」を解消する方法として紹介します。
目の前の出来事を客観的にとらえ、自分の状態や考え方のクセをつかみ、
考え方や行動を変化させます。
【あらすじ】
笹木優子は、ちょっとしたことでクヨクヨする性格。
30代になり、リーダーを任されるがうまくいかず、不安をもつように。
「自分は期待に応えられないダメな人間」と自らレッテルを張り、
「会社に行きたくないなぁ」と思っていたところ、
(架空の)不安解消アプリ「OHNO」の存在を知る。
“考え方を少し変えるだけで、あなたの心は軽くなる。”
アプリ内にはガイド的キャラ「OHNO」が登場し、
認知行動療法に基づいた不安解消のヒントをくれる。
24歳の“いじられキャラ”の後輩男子や、
部下との付き合い方がわからず高圧的な態度になってしまう51歳管理職も登場。
それぞれの不安な心を、「OHNO」が解きほぐしていく。
【著者より】
私たちは、ひとりでなんでもできるわけではありません。
ところが、忙しい現代社会になって、
いつの間にか“自分ひとりでなんでも頑張らないといけない”
という考えが強くなってきているように思います。
不安を感じることもあるでしょう。
クヨクヨする自分がイヤになったりするかもしれません。
でも、大丈夫。不安を感じるのは決して悪いことではありません。
不安にはデメリットだけでなく、メリットがあるのをご存知ですか?
大切なのは、不安を利用し、上手に付き合っていくこと。
それが、モヤモヤした心を軽くする近道なのです。 大野裕
【第1章】不安・モヤモヤの正体
【第2章】小さな一歩を踏み出す勇気
【第3章】自分の考え方の強みを知る
【第4章】不安・モヤモヤ解消テクニック
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紹介文
【文学/日本文学評論随筆その他】仕事で家庭で、日々、イライラ、ムカムカに悩まされている人必読! 「怒り」のコントロール術である「アンガーマネジメント」をわかりやすく実践しやすいよう解説した入門書。日本にアンガーマネジメントを普及させた安藤氏、初の文庫!
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紹介文
「毒親」「母娘問題」解決方法の決定版
自身の母親との葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』で、
「毒親」「母娘問題」を社会現象までにひきあげた漫画家の田房永子さん。
その『母がしんどい』のアンサーブックとして、
親から呪縛を解いていく過程を漫画化。
「この苦しさは親のせいだ」という気持を封印し、
生きづらさを抱えた毒親持ちの人たちにむけ、
経験者だからこその視点で、
その原理をわかりやすく解き明かし、
解決の糸口を見せてくれます。
WEB連載時
「苦しみの正体が掴めた」
「うちの母親そっくり!」
「読むと苦しんでる人がそこから抜ける時間が早まる!」
等々共感の嵐が吹き荒れた作品です。
【編集担当からのおすすめ情報】
みんながもやもやと思い続けている事象を、
田房さんならではの深い洞察力と表現力で、
具現化。
読めば読むほど、
「あー、私が悩んでのはこういうことだったのか」と、
自分の生きづらさの原因が腑落ちしていきます。
センセーショナルに扱われがちな「毒親」問題を、
丁寧に解きほぐし、
生きづらさを抱えた人によりそった
毒親問題解決書の決定版です。
『母がしんどい』で過干渉の母と自身の関係を真っ向から描き、その後の「母娘問題」ブームを牽引した田房永子氏。彼女が、どうやって「しんどい母」から逃げ、自分をとりもどしたかを振り返る実録コミックエッセイ。
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記憶研究の泰斗が明かす,学びが深まる授業の進め方。
授業づくりのための学習科学の入門書。
いまや,授業づくりは心理学の用語や概念が溢れています。どのような学びが「精緻化」であり,どのような学び方が「メタ認知」的であるのか,実際の授業場面に目を向けながら丁寧に解き明かします。
若い教員はもちろん,最近の動向を踏まえて教育心理学を学び直したいと考える中堅・ベテラン教員にもぴったりの1冊。
1章 精緻化の支援が学びを深める
2章 イメージ的表象と言語的表象の二重構造化を図る
3章 メタ認知が学びを方向づける
4章 効果的な反復学習が学力崩壊を防ぐ
5章 ラセン型教育課程と学びのつながり
6章 対話と論述が知識・思考を練り上げる
7章 学ぶ意欲と主体的態度
8章 学びの困難児の診断と支援
補章 対談:平成期の教育界と教育心理学界を振り返って
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紹介文
注意が認知機能において果たす基礎的な役割から,高齢化やヒューマンエラーとの関係,産業・医療領域における研究まで幅広く紹介。
注意が認知機能において果たす役割から,
産業・医療領域における研究まで幅広く紹介。
「注意」は,記憶や意思決定といった認知機能とは違い,人間の認知機能全体を明らかにする可能性を秘めた研究領域と言える。本書は,「注意」が果たす基礎的な役割から,脳科学やワーキングメモリ,高齢化やヒューマンエラーとの関係,さらには,産業・医療領域における応用研究まで幅広く紹介。注意研究の現在を一望する。
『現代の認知心理学』刊行にあたって
まえがき
第1部 基礎と理論
第1章 注意の理論とその歴史(岩崎祥一)
1節 はじめに
2節 注意の古典的研究
3節 初期選択説と後期選択説
4節 近代的注意研究
5節 注意制御の仕組み
6節 まとめ
文献
第2章 注意と脳科学(熊田孝恒)
1節 はじめに
2節 注意の神経科学的基盤
3節 ヒトの注意機能の脳機能イメージング
4節 実践研究への展開
5節 最後に
文献
第3章 注意とワーキングメモリ(齊藤 智)
1節 はじめに
2節 ワーキングメモリの概念と測定
3節 日常的な逸脱現象とワーキングメモリ
4節 注意課題の成績とワーキングメモリ機能の関係
5節 注意制御におけるワーキングメモリの役割
6節 まとめと今後の課題
文献
第4章 注意と行動・眼球運動(木村貴彦・三浦利章)
1節 はじめに
2節 実験室実験からの諸知見
3節 行動的実験からの諸知見
4節 まとめ
文献
第5章 注意と発達(板倉昭二)
1節 はじめに
2節 注意と乳児の認知――視覚的注意の4つの機能
3節 物理的注意
4節 社会的注意
5節 注意と実行機能の発達
6節 今後の展望
文献
第2部 展開と実践
第6章 注意・制御と高齢化(原田悦子・須藤 智)
1節 はじめに
2節 注意の実験的研究に見る高齢化の効果
3節 認知的高齢化に関するモデル
4節 日常的文脈での活動に見られる注意・制御・高齢化
5節 まとめ――注意の高齢化研究に必要な要件
文献
第7章 注意・安全とメンタルワークロード(芳賀 繁)
1節 はじめに
2節 メンタルワークロードとは何か
3節 メンタルワークロードの評価指標
4節 メンタルワークロードと注意の関係
5節 メンタルワークロードと技術開発
文献
第8章 注意とヒューマンエラー―交通安全と注意問題を中心として―(篠原一光)
1節 はじめに
2節 ヒューマンエラーに関連する注意概念
3節 焦点的注意とヒューマンエラー
4節 分割注意とヒューマンエラー
5節 エラー分類と注意の関係
6節 まとめ
文献
第9章 産業安全におけるヒューマンエラーと違反(臼井伸之介)
1節 はじめに
2節 労働場面での事故の統計的現状
3節 ヒューマンエラーの発生メカニズム
4節 違反とリスクテイキング
5節 これからの安全に求められるもの
文献
第10章 医療安全と認知(松尾太加志)
1節 はじめに
2節 専門的リスクによる事故
3節 作業リスクによる事故
4節 患者自身による事故とリスク認知
5節 事故防止
文献
第11章 複雑な人間-機械系における状況認識と安全・注意(高橋 誠)
1節 はじめに
2節 自動化システムにおける認知機能の役割
3節 状況認識の定義とモデル
4節 状況認識アプローチの重要性
5節 状況認識概念の有効性と課題
文献
追補 注意の神経心理学(熊田孝恒)
人名索引
事項索引
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紹介文
第1章 社会心理学とは?
第2章 社会心理学の歴史的な実験
第3章 社会の中の個人
第4章 対人認知と行動
第5章 集団の中の人間
第6章 文化と人間の心理
第7章 社会現象・社会問題の心理
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紹介文
「聴く」技術を身につけることで,あなたの人生は劇的に変わっていく。
普段の私たちは「聞く」ことを意識しないために知らない間に人を傷つけていたり、余計な誤解を与えたりしてしまっていることがあります。また、大事な場面で「聴く技術」がないばかりに、大切な相手とのコミュニケーションに失敗してしまうこともあるのではないでしょうか。聞く技術(傾聴術)を生活の中で生かすことができれば、人間関係を良好にし、大切な人との関係をさらに構築でき、信頼も得ることができるはずです。人とのコミュケーションが欠かせない職場や現場はもちろん、日常生活の中で活かすことができるより実用的かつ具体的な例で、わかりやすくすぐに使える「聴く技術の本」を目指します。
第1章 傾聴の基本
第2章 私たちの心の成り立ち
第3章 傾聴に必要な3つの特徴
第4章 傾聴のしかた
第5章 難しい場面の対応
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紹介文
心と体の生涯発達への心理学的アプローチの方法から,乳幼児期の認知・自己・感情・言語・社会性・人間関係の発達の詳細,学童期〜高齢期の発達の概要,発達障害への対応まで,子どもにかかわるすべての人に必要な発達心理学の基礎が身に付くようガイドする.幼稚園教諭・保育士養成課程にも対応.
はじめに(開)
I 発達のとらえ方
1 発達心理学とは(齋藤)
2 遺伝と環境(佐々木掌子)
3 生涯発達の視点(齋藤)
II 乳幼児期の発達をくわしく知る
4 胎児期・周産期(新屋裕太・今福理博)
5 感覚・運動の発達(伊村知子・白井 述・島谷康司)
6 愛着の発達(蒲谷槙介)
7 自己と感情の発達(森口佑介)
8 認知の発達(旦 直子)
9 言語の発達(小林哲生)
10 社会性・道徳性の発達(奥村優子・鹿子木康弘)
11 遊び・仲間関係(野嵜茉莉)
III 発達を支える
12 学習の理論(後藤和宏)
13 障害と支援(浅田晃佑)
14 心と行動の問題および児童虐待(出野美那子)
IV 学童期以降の発達を概観する
15 学童期〜青年期(林 創・松島公望)
16 成人期〜老年期(久保南海子)
コラム1 女に育てたから女になるのか?
コラム2 虐待の要因を探る サルの里子実験
コラム3 早産児の認知発達
コラム4 妊娠中の母親の食事と胎児の味覚的嗜好
コラム5 風船を持たせることによる乳幼児の歩行支援
コラム6 各愛着タイプのその後
コラム7 空想の友達
コラム8 赤ちゃんも計算ができる?
コラム9 統語的手がかりを用いた動詞学習
コラム10 ヒトの視線のパワー
コラム11 乳幼児の道徳性の発達
コラム12 きょうだい関係の役割
コラム13 生活習慣の獲得
コラム14 神経多様性
コラム15 遊びに現れる子どもの心
コラム16 子どもの嘘への対応
コラム17 日本人の宗教性とアイデンティティ
コラム18 サルのサクセスフルエイジング? おばあちゃんザルの知恵
Introduction to Development Psychology
Kazuo HIRAKI and Atsuko SAITO, Editors
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紹介文
社会科学を学ぶ人や一般的な統計ユーザーのための統計法テキスト。種々の分析法の基本的考え方や分析法が元々もつ問題点や分析された結果を解釈する際の留意点を重視して解説。一人で読んで十分に理解できる画期的な本。
統計の分析法の意味や考え方を感覚的に理解できるように,
図や表を多数使用しながら解説!
社会科学を学ぶ人たちや一般的な統計ユーザーのための「統計法」のテキスト。種々の分析法の基本的考え方やそれらの分析法がもともともっている問題点(いわば,統計の限界)および分析された結果を解釈する際の留意点を重視して解説した。ひとりで読んで十分に理解できる画期的な本。
まえがき
序章 統計について学ぶにあたって
1節 統計とは何か,そして,統計はなぜ必要か?
2節 変数とデータ
3節 Σの記号の意味
序章のまとめ
1章 1つひとつの変数についての分析1:図表を用いた度数分布のまとめ
1節 度数分布とは
2節 量的変数における度数分布の表し方
3節 質的変数における度数分布の表し方
2章 1つひとつの変数についての分析2:度数分布の特徴の数値要約
1節 量的変数に関するデータの数値要約
2節 質的変数に関するデータの数値要約
2章のまとめ
3章 2つの変数の関係についての分析1:量的変数どうしの場合
1節 相関図の作成
2節 相関係数による数値要約
3節 一方の変数の値によって分けた群間での他方の変数の代表値の比較
3章のまとめ
4章 2つの変数の関係についての分析2:質的変数どうしの場合
1節 クロス表の作成
2節 連関係数による数値要約
4章のまとめ
5章 変数の変換
1節 線形変換
2節 非線形変換
5章のまとめ
6章 統計的検定の基礎
1節 記述統計と推測統計
2節 無作為標本抽出
3節 推測統計の分類
4節 統計的検定の意義
5節 統計的検定の基本的考え方
6節 統計的検定に関する基本用語と統計的検定の一般的手続き
6章のまとめ
7章 適切な検定の選択
1節 基本用語
2節 適切な検定を選択する際の主な観点
7章のまとめ
8章 統計的検定の実際
1節 対応のない場合のt検定
2節 対応のある場合のt検定
3節 U検定
4節 対応のない1要因の分散分析
5節 2重クロス表についてのχ2検定
6節 ともに対応のない2要因の分散分析
7節 ピアソンの相関係数の有意性検定
8章のまとめ
9章 統計的検定の問題点・適用上の留意点
1節 問題点
2節 適用上の留意点
9章のまとめ
終章 統計に関する知識と日常の思考との関わり
引用文献
索引
別表
練習問題の解答
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紹介文
実証的知見を踏まえつつ,
教育的介入を意図した実践的研究の紹介に力点を置く。
言語力や推論能力,動機づけなど学習にかかわる主要な認知活動とその発達に関する基礎理論,実証的知見を踏まえつつ,学校での教科の学習を中心に教育的介入を意図した実践的研究の紹介に力点を置く。メタ認知や学習観の形成,文章理解,数学的問題解決,科学的概念の獲得など,具体的な教育実践に多大な示唆を与える。
◆執筆者一覧(執筆順)
秋田喜代美 東京大学大学院教育学研究科 第1章
針生悦子 東京大学大学院教育学研究科 第2章
藤村宣之 東京大学大学院教育学研究科 第3章
山 祐嗣 大阪市立大学大学院文学研究科 第4章
村山 航 University of Munich 第5章
遠藤利彦 東京大学大学院教育学研究科 第6章
植阪友理 東京大学教育学研究科学校教育高度化センター 第7章
犬塚美輪 大正大学人間学部 第8章
瀬尾美紀子 日本女子大学人間社会学部 第9章
湯澤正通 広島大学大学院教育学研究科 第10章
今井むつみ 慶應義塾大学環境情報学部 第11章
佐治伸郎 日本学術振興会/慶應義塾大学 第11章
市川伸一 編者 第12章
『現代の認知心理学』刊行にあたって
まえがき
第1部 基礎と理論
第1章 認知心理学は学習・教育の実践と研究に何をもたらしたか
1節 はじめに
2節 学習観の転換と理解過程や知識への注目
3節 社会文化的なコミュニティへの参加による学びあう過程の解明
4節 まとめにかえて
文献
第2章 言語力の発達
1節 はじめに
2節 話しことばの発達
3節 書きことばへの移行
文献
第3章 数量概念の獲得過程
1節 はじめに
2節 数量概念獲得の現状
3節 手続き的知識とスキルの発達
4節 概念的理解の発達
5節 数量概念獲得の微視的プロセス
6節 数量概念獲得の促進可能性
7節 数量概念獲得に関わる社会的要因
文献
第4章 推論能力の発達
1節 はじめに
2節 演繹推論の発達
3節 帰納推論の発達
4節 領域固有性対領域普遍性
5節 まとめ
文献
第5章 認知と動機づけ
1節 はじめに
2節 動機論
3節 認知論
4節 動機づけ研究における認知論とは
5節 認知と動機づけに関する研究――認知論を超えて
6節 おわりに
文献
第6章 感情と情意理解の発達
1節 はじめに
2節 認知的評価の視座から見る感情の発達
3節 情意理解の礎としての社会的感性
4節 視線と表情の理解が拓く発達的可能性
5節 「心の理論」と情意理解の深化
6節 結びとして
文献
第2部 展開と実践
第7章 メタ認知・学習観・学習方略
1節 はじめに
2節 メタ認知・学習観・学習方略とは
3節 メタ認知・学習観・学習方略を支援する試み
4節 結びにかえて――今後の課題
文献
第8章 文章の理解と産出
1節 はじめに
2節 文章の理解
3節 文章の産出
4節 文章理解と産出の教育に関する新しい課題
5節 まとめ
文献
第9章 数学的問題解決とその教育
1節 はじめに
2節 数学的問題解決の認知過程
3節 数学的問題解決を説明する要因
4節 数学的問題解決の学習と指導――認知心理学から教育実践への提案
5節 おわりに――今後の課題
文献
第10章 科学的概念の発達と教育
1節 はじめに
2節 3タイプの科学のイメージ
3節 論理的推論としての科学的思考・概念の発達
4節 理論の変化としての科学的概念の発達
5節 科学的概念の発達と適用を支える文脈
文献
第11章 外国語学習研究への認知心理学の貢献―語意と語彙の学習の本質をめぐって―
1節 はじめに
2節 語彙学習の重要性
3節 言語のカテゴリーと認識の関係――色名の多様性を例に
4節 語と語の関係を理解することの重要性
5節 基本的な動作の名前のつけかたの違い
6節 学習者は複雑な意味領域の意味地図をどのように学習するのか
7節 本章のまとめと結論
文献
第12章 認知心理学は教育実践にどう関わるか
1節 はじめに
2節 認知心理学が提供する人間観・学習観
3節 児童・生徒の現実に関わる
4節 教育関係者との関わり
5節 認知心理学の転換期――状況論,PDP,そして認知神経科学
6節 認知心理学を生かした授業と評価
7節 認知心理学のどこをどう教育に生かすのか
文献
人名索引
事項索引
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紹介文
人生のなかで、幾度となく体験する人間関係の悩み。集団で生活するうえで避けては通れないこの悩みの原因から解消方法までを、心理学と脳科学の両側面から、マンガでわかりやすく解説していきます。本書で第一印象の重要性や、相手との距離を縮める共感能力の磨き方などを学べば、あなたの悩みはきっと解消されるはず。
序章 なぜ人間関係で悩むのか?
第1章 人間関係は「出会い」から
第2章 人に好かれる「会話」嫌われる「会話」
第3章 相手との関係を深める心理学的要素
第4章 壊れそうな関係の修復方法
第5章 職場で使える心理学テクニック
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紹介文
人間の行動は進化論でどこまで解けるか。はじめての入門書。
第1章 進化-自然淘汰と適応
第2章 2つの性による繁殖
第3章 性淘汰
第4章 人間の性を解明する
第5章 心の原型-適応反応としての恐怖と不安
第6章 心の病を進化から説明する
第7章 脳の大きさの進化
第8章 知能の進化
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紹介文
後で後悔しないためにも知っておきたいグレーな手口を日本唯一のメンタリストDaiGoが解き明かす一冊。
お店の戦略、百戦錬磨のビジネスマン、悪女・ダメ男、詐欺師、SNS、話のうまい人、隣のあの人…知らず知らずのうちにダマされる、なぜか相手の思い通りに行動してしまう。これには心理的なテクニックが隠されています。本書は、後で後悔しないためにも知っておきたいグレーな手口を日本唯一のメンタリストDaiGoが解き明かす一冊。もちろんこちらから仕掛ける応用テクニックもたっぷり収録!
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紹介文
なぜ、伝え方で結果が変わるのか?この本で学べば、あなたのコトバが一瞬で強くなり、人生が変わります。
第1章 伝え方にも技術があった!-なぜ同じ内容なのに、伝え方で「イエス」「ノー」が変わるのか?(確率0%を、アリに変える!-すべてのことで可能性が増えれば、人生は変わる
大切だとわかっているのに、誰も鍛えていない「伝え方」-学校では教えてくれなかったこと。でも手に入れると人生の決めどころでスマッシュを打てる
伝えることが苦手だった私-コミュニケーションで悩み抜き、結果として突破に至るまでの道のり ほか)
第2章 「ノー」を「イエス」に変える技術-あなたがこれからする頼みごとに「イエス!」をもらう具体的な技術(コトバは「思いつく」のではなく「つくる」ことができる-誰にでもつくれる方法がある。一般公開されていなかっただけ
結果を変える「お願い」コトバのつくり方
「イエス」に変える3つのステップ ほか)
第3章 「強いコトバ」をつくる技術-感動スピーチも、映画の名セリフも、こうやればつくれる(誰にでも、強いコトバはつくれる-例えば、感動するコトバはつくれるのでしょうか?
世の中の情報量は、10年で約530倍になった-感動のないコトバは無視される時代
同じ内容なのに強いコトバと弱いコトバがある ほか)
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紹介文
人間関係テーマを絞った本書は、ストレスとなるさまざまな悩みから解放され、もっとラクに生きる手助けとなる一冊です。
なぜ、あの人と合わないのだろう。どうしてイライラするのだろう──。本当の自分を知り、相手との個性の違いをしっかり認め、活用する「個性心理学」の法則を、さまざまなエピソードとともに解説。人間関係のストレスがゼロとなる本。
はじめに
PART1 初級編
動物キャラで自分と相手のの個性を知る
PART2 中級編
人間関係をスムーズにする6つの分析理論
PART3 上級編
運気のリズムで幸運をつかむ
付録
恋愛を勝ち抜く「スーパー相性ナビ」
60分類キャラクターとリズム、MOON・EARTH・SUN対応表
COLUMN1
COLUMN2
COLUMN3
60分類キャラクター換算表・対応表
表面・意志・希望の動物キャラの出し方
10のリズムの性格と60分類キャラクター対応表
トキのリズム(2017-2026年)
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紹介文
アドラー心理学はマネジメントの分野でどう活用できるのか?「恐怖による動機づけ」から、アドラー心理学による「勇気づけ」により、マネジメントが抱える諸問題の解決策を提示する。
第1章 経営理念(経営理念はなぜ重要か
経営理念とはどういうものか
どのようにして浸透させるか)
第2章 存続(業績管理
資金繰り管理
ノウハウ・情報化)
第3章 人材育成・モチベーション(組織の在り方
モチベーションを保つための制度
採用・定着方法 ほか)
第4章 コミュニケーション(コミュニケーションの基本
社内でのコミュニケーション
外部とのコミュニケーション)
第5章 リスクマネジメント(中小企業におけるリスクマネジメント
情報漏えいをどう防ぐか
労働トラブルの発生を防ぐ)
第6章 家族と個人的事項(仕事上の悩みについて
仕事と家庭の両立について
事業承継/相続対策)
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紹介文
認知心理学の基礎的な内容から新しい知見まで、知識の整理と概念の正確な理解のために厳選された105個のキーワードを見開き2ページで解説する。わかりにくい用語も巻末の用語解説で丁寧に解説した格好の入門書。
第1章 認知心理学の成立と展開
第2章 知覚と注意
第3章 記憶と忘却
第4章 知識と表象
第5章 概念と言語
第6章 問題解決と推論
第7章 学習と認知発達
第8章 認知心理学の研究の広がりと応用
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紹介文
現代の社会的認知研究をベースに
社会的場面での認知の問題,認知と感情の関係性を検討。
現代の社会的認知研究をベースに,社会的場面における認知の問題,認知と相互に影響し合う感情の問題を検討する。適応的行動を生み出すメカニズム,自動的過程と意識的過程の役割,感情情報処理と認知情報処理との関係性などの視点を軸に,現実の幅広い現象を取り上げながら社会的認知の本質に多面的に迫る。
◆執筆者一覧(執筆順)
森 津太子 放送大学教養学部 第1章
尾崎由佳 東海大学チャレンジセンター 第2章
榊 美知子 University of Southern California 第3章
藤島喜嗣 昭和女子大学大学院生活機構研究科 第4章
田中知恵 明治学院大学心理学部 第5章
村田光二 編者 第6章
工藤恵理子 東京女子大学現代教養学部 第7章
北村英哉 東洋大学社会学部 第8章
唐沢かおり 東京大学大学院人文社会系研究科 第9章
遠藤由美 関西大学社会学部 第10章
唐沢 穣 名古屋大学大学院環境学研究科 第11章
沼崎 誠 首都大学東京大学院人文科学研究科 第12章
『現代の認知心理学』刊行にあたって
まえがき
第1部 基礎と理論
第1章 社会的認知過程のモデル
1節 はじめに
2節 社会的認知とは
3節 社会的認知過程モデルにおける人間観の変遷
4節 古典的モデルと社会的認知過程モデル――印象形成の二過程モデル
5節 現代の社会的認知過程モデル
文献
第2章 社会的判断と行動の自動性
1節 はじめに
2節 自動性現象とそのメカニズム
3節 自動的過程の機能
4節 自動性と意識
文献
第3章 自己知識とそのはたらき
1節 はじめに
2節 自己知識の構造と機能――抽象度による分類
3節 自己知識の構造と機能――知識の内容による分類
4節 自己知識の限界
5節 おわりに
文献
第4章 自尊感情と自己関連動機に基づく推論の歪み
1節 はじめに
2節 自尊感情
3節 自己関連動機に基づく推論の歪み
4節 おわりに――今後の展望
文献
第5章 感情とその制御
1節 はじめに
2節 感情の役割
3節 感情制御
4節 感情価と感情制御
5節 おわりに
文献
第6章 感情予測
1節 はじめに
2節 感情予測の正確さと誤り
3節 感情予測のインパクトバイアス
4節 感情予測が果たす役割
文献
第2部 展開と実践
第7章 他者の心的状態の推論のメカニズム
1節 はじめに
2節 自分の心的状態の利用
3節 他者の心的状態の推論の特別なケース――行為者によるメタ推論
4節 他者の心的状態の推論に用いられる(自分の心的状態以外の)道具
5節 他者の心的状態の推論における自己の主観的経験の特別視・例外視
6節 正確さをめざした場合の帰結
文献
第8章 認知と感情のダイナミズム
1節 はじめに
2節 認知・感情システムと適応
3節 感情と認知――感情の認知への影響
4節 認知的感情理論
5節 感情とコミュニケーション
6節 おわりに
文献
第9章 援助場面での社会的認知過程
1節 はじめに
2節 傍観者効果と援助行動研究
3節 援助を動機づける認知――原因帰属
4節 援助を受ける側の心的過程と援助をめぐる相互作用
5節 おわりに
文献
第10章 関係性と適応
1節 はじめに
2節 社会的動物としての人間
3節 関係性認知――こころのなかの他者像・関係像
4節 関係性の脅威・阻害――関係の糸が結べない時
5節 実在人物以外との関係
6節 親密二者関係のダイナミズム
7節 まとめと将来の課題
文献
第11章 認知の社会的共有とコミュニケーション
1節 はじめに
2節 社会的認知の共有過程
3節 集団表象の共有
4節 社会的認知と言語表現
5節 認知と言語の文化的基盤
6節 おわりに
文献
第12章 ステレオタイプと社会システムの維持
1節 はじめに
2節 ステレオタイプの機能
3節 社会システムとステレオタイプの内容
4節 システム正当化
5節 展望――ステレオタイプと社会
文献
人名索引
事項索引
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紹介文
心理学は、人の行動を観察し、行動の理由や原因を分析して心の働きを研究する学問です。要は、心を科学的に研究すること。つまり、自分のことをもっとよく知り、対人関係で多くの問題を回避するのに欠かせない学問なのです。本書では、この心理学の歴史からその種類、そして私たちの身の周りでどのように使われているかを、マンガでおもしろおかしく解説します。
序章 心理学とは?
第1章 自分の知らない本当の自分(深層心理学と性格心理学編)
第2章 人はなぜエレベーターの上を見る?(社会心理学編)
第3章 なぜバーは薄暗いのか?(恋愛心理学編)
第4章 知覚と記憶の不思議(認知心理学編)
第5章 いろいろな心理学(産業、発達、犯罪、色彩心理学など)
第6章 もっと使える心理学(心理学応用編)
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内面のドラマともいうべき、無意識的な心の変遷過程をたどる。ユング思想の全体を浮かびあがらせる絶好の入門書。
集合的無意識の概念を紹介し、個性化過程の考えを打ちだし、ユング心理学の基礎を築き上げた初期代表作。内面のドラマともいうべき、無意識的な心の変遷過程を個々の例を挙げながら分りやすく説くという点で、ユング思想の全体像を浮かびあがらせる入門書。
第一部 意識におよぼす無意識の諸作用
第一章 個人的無意識と集合的無意識
第二章 無意識の同化作用のおこす後続現象
第三章 集合的心の一部としてのペルソナ
第四章 集合的心からの個性解放の試み
A ペルソナの退行的復元
B 集合的心との同一化
第二部 個性化
第一章 無意識の機能
第二章 アニマとアニムス
第三章 自我と無意識の諸形象とを区別する技術
第四章 マナ=人格
訳者解説 無意識とユング
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理解を促し楽しく学べる工夫が満載。基礎から応用まで心理学の世界の考え方・理論のエッセンスをコンパクトに解説。
誰もがもつ素朴な疑問から読み進められる構成で,WHITEBOARDやPOINTツール等,読んで・見て・考えながら学べる工夫が満載。基礎~応用まで広い心理学の世界を概観でき,それぞれの考え方・理論のエッセンスがつまったコンパクトな入門テキスト。
序 章 心は目に見えない─計量心理学
第1部 さまざまな心のとらえ方
第1章 目は心の一部である─知覚心理学
第2章 心は見えないが行動は見える
─学習心理学
第3章 ヒトの心の特徴
─進化心理学
第4章 心は脳のどこにあるのか
─神経心理学
第5章 それぞれの人にそれぞれの心
─個人差心理学
第2部 さまざまな心のメカニズム
第6章 心は機械で置き換えられるのか
─認知心理学
第7章 ヒトは白紙で生まれてくるのか
─発達心理学
第8章 感情はどのような役割を果たしているのか─感情心理学
第9章 いい人? 悪い人?─社会心理学
第3部 心の問題のとらえ方
第10章 なんだかいやな気持ち─ストレスと心の病気
第11章 発達の偏りと多様性─発達障害
第12章 心の問題へのアプローチ
─アセスメントと支援
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一般知能や情動,進化,遺伝,脳内機構といった
基礎的テーマを軸に研究の現在を一望。
教育や医療,産業など現実の多様な場面でその知見が求められている認知の個人差研究の現在を一望する。一般知能や情動的知性,認知の個人差にかかわる進化的・遺伝的基盤や脳内機構といった基礎的テーマを手厚く論じながら,社会的認知能力,認知のエイジングなどの応用的テーマ,認知の個人差の測定法まで幅広く取り上げる。
◆執筆者一覧(執筆順)
箱田裕司 編者 第1章
小松佐穂子 徳山大学福祉情報学部 第1章 第2章翻訳
Gerald Matthews University of Cincinnati 第2章
菱谷晋介 北海道大学名誉教授 第3章
平石 界 慶應義塾大学文学部 第4章
安藤寿康 慶應義塾大学文学部 第5章
八田武志 関西福祉科学大学健康福祉学部 第6章
大橋智樹 宮城学院女子大学学芸学部 第7章
若林明雄 千葉大学文学部 第8章
権藤恭之 大阪大学大学院人間科学研究科 第9章
石岡良子 東京都健康長寿医療センター研究所 第9章
中村知靖 九州大学大学院人間環境学研究院 第10章
光藤崇子 Ecole de psychologie Universite Laval 第10章
『現代の認知心理学』刊行にあたって
まえがき
第1部 基礎と理論
第1章 認知の個人差の理論
1節 はじめに
2節 メンタルスピードの個人差と知能――IT 論争
3節 情動の個人差の理論――IQとEQ
4節 認知スタイルと大域情報処理・局所情報処理
5節 まとめと展望
文献
第2章 情動的知性と知能
1節 はじめに
2節 情動的知性の背景
3節 情動的知性の定義および概念
4節 情動的知性の評価
5節 情動的知性の理論と研究
6節 おわりに
文献
第3章 イメージ能力の個人差
1節 はじめに
2節 なぜ個人差か
3節 個人差の測定
4節 理論・モデルに基づいた個人差の測定
5節 最後に
文献
第4章 認知の個人差の進化心理学的意味
1節 はじめに
2節 進化的人間行動研究――進化心理学と人間行動生態学
3節 自然淘汰理論
4節 個人差への進化的視点
5節 実証研究の解釈――一般認知能力の個人差
6節 最後に
文献
第5章 認知の個人差と遺伝
1節 はじめに
2節 遺伝学の基礎――メンデル遺伝学と分子遺伝学
3節 行動遺伝学の理論と方法
4節 認知能力の遺伝と環境
5節 最後に
文献
第6章 認知の個人差の脳内機構
1節 はじめに
2節 認知の性差の特徴とその範囲
3節 認知の性差の規模と特性
4節 認知の性差をもたらすもの――性ホルモン
5節 性ホルモン――閉経の影響と月経周期の影響からの検証
6節 認知の個人差の分散と規模
7節 認知の個人差をもたらす脳内機構――神経心理学的説明
8節 おわりに
文献
第2部 発展と実践
第7章 視覚認知特性の個人差測定に基づく事故予防
1節 はじめに
2節 適性とは何か
3節 産業における適性検査の実践事例
4節 適性検査の要素
5節 事故予防のための個人差測定の展望
文献
第8章 社会的認知能力の個人差
―自閉症スペクトラムから認知スタイル・モデルへ―
1節 はじめに
2節 心の理論と自閉性障害
3節 自閉症傾向の個人差から認知的傾向の個人差へ
4節 E-S理論と認知スタイル
5節 認知的特徴の個人差を生み出す神経生理学的基盤
6節 結論
文献
第9章 高齢者の生活環境,ライフスタイルと認知機能
1節 はじめに
2節 認知のエイジングとライフスタイル研究
3節 環境やライフスタイルが認知機能に影響するメカニズム
4節 認知機能維持のための介入研究
5節 今後の研究の方向性
6節 最後に
文献
第10章 項目反応理論から見た認知の個人差
1節 はじめに
2節 項目反応理論
3節 認知心理学における項目反応理論の応用例
4節 まとめと展望
文献
人名索引
事項索引
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本書は,初版刊行後,標準的な教科書として好評を博してきた書の改訂版です.旧版の基本的な構成は活かしつつ,その後の研究や知見のうち特に重要と思われるものを追加しました.地球環境問題,少子高齢化社会,コミュニティの崩壊,ストレスや犯罪など,具体的な社会問題の解決に関心のある方にもおすすめの一冊です.
環境心理学とは何か/環境の知覚と認知/環境の評価/環境査定と環境デザイン/パーソナリティ・個人差と環境/対人・社会環境/住環境と都市環境/教育環境と労働環境/自然環境の心理学/犯罪と環境
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言い方を変えるだけで売れる!見せ方を変えれば企画が通る!伝え方を変えたら信頼された!違いを知れば結果が出る。交渉、販売、営業、社内評価、面接・就活…に効く!
序章 たった5つのマインドセットで男性脳・女性脳のすべてがわかる(脳の違いを利用すれば、手に取るように相手の心が読める
男女脳の違いを解き明かす5つのマインドセットとは? ほか)
第1章 男性脳・女性脳を見破る10のポイント-何気ない行動から、脳のタイプを読み取る(脳と体の性別は同じじゃない!?見た目ではわからない相手の脳を見破るテクニック
パソコンの画面を見ると- ほか)
第2章 男性脳・女性脳に合わせた「伝え方」-脳を揺さぶるだけで結果が180度変わる(脳に合わせた伝え方をするだけで、相手を思うままに誘導できる
マネジメントの男女脳戦略。-やる気を高め、信頼を勝ち取る ほか)
第3章 3つのワークで異性脳を身につける-男性脳・女性脳を自在に操り最強のビジネスパーソンになる(男性脳・女性脳を使いこなす「異性脳」を手に入れるワークとは
言葉に隠された意味を読む ほか)
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人の心を操るメンタリストDaiGoが自ら実践した、誰でも簡単に、なりたい自分に生まれ変わる、究極の心理法則を解説します。
お金や成功を手に入れるのに努力はいらない! 7つのメンタリズムであなたは劇的に変わる! 人の心を操るメンタリストDaiGoが自ら実践した、誰でも簡単に、なりたい自分に生まれ変わる、究極の心理法則を解説します。
プロローグ
楽しみながら自分を変えるポジティブ・チェンジとは?
STEP1
「なりたい自分」になるには頭も根拠も希望もいらない
ルール1 頭はいらない
ルール2 根拠はいらない
ルール3 希望はいらない
STEP2
人生が劇的に変わる!7つのスイッチ
スイッチ1 時間
スイッチ2 言葉
スイッチ3 友人
スイッチ4 モノ
スイッチ5 環境
スイッチ6 外見
スイッチ7 食事
STEP3
潜在能力を最大限に引き出す!5週間トレーニング
第1週 A4の紙に自分を書き出す
第2週 「新しいこと日記」をつける
第3週 「めんどうくさい」を行動のサインにする
第4週 「超恥ずかしいこと」をやる
第5週 敵を利用する
エピローグ
あなたは、変わり続けることができる
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生涯にわたる発達において,ワーキングメモリはどのような役割を果たすのか。
成功(専門知識の獲得)や失敗(嗜癖行動,不適切な意思決定)との関係を明らかにし,
日常生活に与える影響を示す。トレーニングの利点も言及。
ワーキングメモリ――情報の意識的な処理――は,知性における最も重要なものの一つとしてますます認識されてきている。・・・
本書では,一流の心理学者たちがワーキングメモリに関する最新の研究をレビューし,ワーキングメモリが人の発達や生涯においてどのような役割をしているかについて考察している。豊かなワーキングメモリがどのように成功(学術的に,そして専門知識の獲得に)と関係し,乏しいワーキングメモリが失敗(嗜癖行動や不適切な意思決定)と関係しているのかが明らかにされているのである。寄稿論文はまた,ワーキングメモリが私たちの認知的な進化においてどのような役割を果たしているか,そして日常生活の諸事,例えば何を食べ,どのくらい眠るかといったことがワーキングメモリの機能にどのように影響するかといったことを示している。最後に,ワーキングメモリトレーニングの利点に関するエビデンスについて探求している。(「認知心理学のフロンティア・シリーズ」紹介文より引用)
◇目次
第I部 ワーキングメモリ:新しい知性
第1章 ワーキングメモリ:序論
第2章 ワーキングメモリと知能:展望
第3章 ワーキングメモリの進化
第II部 生涯にわたるワーキングメモリ
第4章 発達におけるワーキングメモリ
第5章 ワーキングメモリの階層モデルと健康な高齢者のその変化
第III部 ワーキングメモリと専門知識
第6章 熟達者のワーキングメモリ:伝統的なワーキングメモリ概念との質的な相違
第7章 ワーキングメモリ容量と音楽の技能
第IV部 ワーキングメモリと身体
第8章 ワーキングメモリと食習慣
第9章 断眠とパフォーマンス:ワーキングメモリの役割
第10章 ワーキングメモリと嗜癖行動
第V部 ワーキングメモリと意思決定
第11章 ワーキングメモリと不安:個人差と発達の相互作用を探る
第12章 情動と認知的制御の統合
第13章 ワーキングメモリと瞑想
第VI部 ワーキングメモリの将来:トレーニング
第14章 ワーキングメモリをトレーニングする
第15章 ワーキングメモリトレーニング:神経イメージングからの洞察
第Ⅰ部 ワーキングメモリ:新しい知性
第1章 ワーキングメモリ:序論
第2章 ワーキングメモリと知能:展望
第3章 ワーキングメモリの進化
第Ⅱ部 生涯にわたるワーキングメモリ
第4章 発達におけるワーキングメモリ
第5章 ワーキングメモリの階層モデルと健康な高齢者のその変化
第Ⅲ部 ワーキングメモリと専門知識
第6章 熟達者のワーキングメモリ:伝統的なワーキングメモリ概念との質的な相違
第7章 ワーキングメモリ容量と音楽の技能
第Ⅳ部 ワーキングメモリと身体
第8章 ワーキングメモリと食習慣
第9章 断眠とパフォーマンス:ワーキングメモリの役割
第10章 ワーキングメモリと嗜癖行動
第Ⅴ部 ワーキングメモリと意思決定
第11章 ワーキングメモリと不安:個人差と発達の相互作用を探る
第12章 情動と認知的制御の統合
第13章 ワーキングメモリと瞑想
第Ⅵ部 ワーキングメモリの将来:トレーニング
第14章 ワーキングメモリをトレーニングする
第15章 ワーキングメモリトレーニング:神経イメージングからの洞察
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エクスポージャーの基礎理論から実施方法までを網羅したガイドブック。既存の治療モデルにどのように組み込めるかも解説。
エクスポージャーの基礎理論から実施方法までを網羅した包括的なガイドブック。単独での使用だけでなく、認知行動療法(CBT)、弁証法的行動療法(DBT)、アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)の中にどのように組み込めるかも詳しく解説するほか、恐怖症、社交不安症など個別の障害に使用できる具体的なメニューを多数紹介する。初学者には最適の基本テキストであり、臨床家には実践上のアイデアの宝庫となる。
目次
謝辞
序章 エクスポージャー療法――時代に合ったツール
第I部 エクスポージャーと反応妨害の諸相
第1章 エクスポージャー療法――見過ごされてきた宝物
日常的な不安症
不安なクライエントの期待
セラピストがエクスポージャー療法を選択しない理由
DBT、ACTとエクスポージャー療法の関連
第2章 エクスポージャー療法と反応妨害
エクスポージャー療法とは何か
認知の役割
エクスポージャー療法はどのように機能するのか
第三の波とエクスポージャー
エクスポージャー療法の実証的裏づけ
第3章 エクスポージャー療法のパートナー――反応妨害
不安症における回避と逃避
逃避の行く手
反応妨害を考慮するタイミング
回避行動と逃避行動の同定
反応妨害の実施
反応妨害の課題
●記録用紙3.1 安全確保行動記録
●記録用紙3.2 トリガー追跡記録
第4章 エクスポージャー療法の実施
理論的根拠
エクスポージャー療法の実行
実施上の問題と倫理的な問題
エクスポージャーのタイプ
●記録用紙 4.1 不安階層表
●記録用紙 4.2 エクスポージャー・セッション計画
第5章 認知行動療法とエクスポージャー療法
不安の認知モデル
認知モデルに基づいた介入と目標
第6章 弁証法的行動療法とエクスポージャー療法
DBTの基本原理
DBTの要素
DBTとエクスポージャー療法
第7章 アクセプタンス&コミットメント・セラピーとエクスポージャー療法
ACTの概要
ACTとエクスポージャー療法
第8章 エクスポージャー療法の他の3つの応用
持続エクスポージャー療法
ナラティヴ・エクスポージャー療法
感情エクスポージャー
将来に向けて
第II部 エクスポージャーと反応妨害への具体的な提案
第9章 文脈の中でのエクスポージャー・メニューの利用
エクスポージャー療法の文脈化
第II部のメニューの利用法
●記録用紙9.1 異なった恐怖の階層表
第10章 単一恐怖症とエクスポージャー療法
単一恐怖症のためのアイデア
第11章 社交不安症とエクスポージャー療法
社交不安症のためのアイデア
第12章 パニック症、広場恐怖症とエクスポージャー療法
パニック症のための内部感覚エクスポージャー
広場恐怖症のためのアイデア
第13章 強迫症、全般不安症、心気症とエクスポージャー療法
強迫症のためのアイデア
心配のためのアイデア
健康不安(心気症)のためのアイデア
第14章 感情エクスポージャーへの示唆
抑うつ/悲しみ
怒り
羞恥心
文献
索引
監訳者あとがき
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紹介文
豊富なデータと事例から、人間と環境のかかわりを分析する。環境心理学の全体像を見通す初めての概説書。
第1部 環境と人の交わり(環境心理学の誕生
ほのめかす環境
環境の記憶
環境の探索)
第2部 環境の知覚と評価(環境の知覚
環境を評価する人
環境美学
環境の使いやすさ
環境の安全性)
第3部 人にとっての環境(人のいる環境
環境との結びつき
環境ストレス
発達と環境
少数派の環境)
第4部 環境デザイン(環境構築プロセス
環境調節)
第5部 環境の今後(環境整備のあり方)