【2023最新】「哲学史」のおすすめ本!人気ランキング

この記事では、「哲学史」のおすすめ本をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。

14歳からの哲学 考えるための教科書

池田 晶子
トランスビュー
おすすめ度
100
紹介文
14歳からの「考える」のための教科書。「自分とは何か」「死」「家族」「恋愛と性」「メディアと書物」「人生」など30のテーマ。 今の学校教育に欠けている14歳からの「考える」の為の教科書。「言葉」「自分とは何か」「死」「家族」「社会」「理想と現実」「恋愛と性」「メディアと書物」「人生」等30のテーマ。  人には14歳以後、一度は考えておかなければならないことがある。  言葉、自分とは何か、死、心、他人、家族、社会、理想と現実、友情と愛情、恋愛と性、仕事と生活、本物と偽物、メディアと書物、人生、善悪、自由など、30のテーマを取り上げる。 Ⅰ 14歳からの哲学[A] 1 考える[1] 2 考える[2] 3 考える[3] 4 言葉[1] 5 言葉[2] 6 自分とは誰か 7 死をどう考えるか 8 体の見方 9 心はどこにある 10 他人とは何か Ⅱ 14歳からの哲学[B] 11 家族 12 社会 13 規則 14 理想と現実 15 友情と愛情 16 恋愛と性 17 仕事と生活 18 品格と名誉 19 本物と偽物 20 メディアと書物 Ⅲ 17歳からの哲学 21 宇宙と科学 22 歴史と人類 23 善悪[1] 24 善悪[2] 25 自由 26 宗教 27 人生の意味[1] 28 人生の意味[2] 29 存在の謎[1] 30 存在の謎[2]

史上最強の哲学入門 (河出文庫)

飲茶
河出書房新社
おすすめ度
93
紹介文
最高の真理を求めた男たちの熱き闘い。ソクラテス・デカルト・ニーチェ…哲学者32人が論を闘わせる、「史上最強」の哲学入門書! 最高の真理を求めた男たちの熱き闘い! ソクラテス・デカルト・ニーチェ・サルトル……さらなる高みを目指し、知を闘わせてきた三十一人の哲学者たちの論が激突。まさに「史上最強」の哲学入門書!

哲学用語図鑑

田中正人
プレジデント社
おすすめ度
87
紹介文
21世紀を生き抜くための必修科目。ビジネスにも交渉にも役立つ、教養としての哲学思考。 シニフィエ ほか)

西洋哲学史 (講談社学術文庫)

今道 友信
講談社
おすすめ度
77
紹介文
哲学の勉強に、なぜ西洋哲学史全般の知識が必要なのでしょうか。 哲学の勉強に、なぜ西洋哲学史全般の知識が必要なのでしょうか。哲学も学問である以上、勉強の仕方というものがあり、少なくとも哲学で使う概念がどのようなものかを、哲学者たちに教わる必要があります。本書は、一冊で完結する西洋哲学通史として、重要な哲学者の、それも必要不可欠と思われる考えに絞り、古代・中世・近世・近代・現代の区分に従って問題の展開が論理的に理解できるよう書かれています。(著書「まえがき」より) 1 古代前期   1.古代ギリシアこそ西洋哲学の源泉   2.ソークラテース以前の哲学   3.「汝自らを知れ」      ――ソークラテースを中心とする対話篇   4.魂が神の国で見ていたこと――対話篇「メノーン」   5.偉大なことは狂気によってのみ生ずる      ――プラトーンの書物のなかから   6.哲学の原型をつくろうと努力した哲人たち 2 古代後期   1.実体といわれるのもは何か      ――アリストテレースの特色   2.実践哲学とその学派――ヘレニズム前期   3.宗教哲学と4人の学者――ヘレニズム後期 3 中世   1.中世は暗黒であったか   2.ダイナミックな時代としての中世   3.教父の時代――理論的に教会を守った人   4.ニッサのグレゴーリオス――ギリシア教父   5.アウグスティーヌス――ラテン教父   6.大学の問題――中世の偉大な制度とアベラール   7.トマス・アクィナス――中世最大の大学的な哲学者   8.個について考えた人びと――スコトゥスほか 4 近世   1.ヒューマニズムの時代   2.フィレンツェのプラトーン・アカデーミア   3.自然科学の中心地・パドワ   4.16世紀のヒューマニズム   5.17世紀の哲学(1)      ――デカルト、ホッブス、パスカル、スピノーザ   6.17世紀の哲学(2)      ――ライプニッツ、ロック、バークリー、ヒューム 5 近代   1.大陸合理論と英国経験論の統合      ――ルソーとコンディヤックの思考実験   2.近世哲学を近代につないだ哲学者カント   3.カントの三批判書      ――『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』   4.ドイツ観念論――フィヒテ、シェリング、ヘーゲル   5.人間への志向回帰――シェリング、キェルケゴール、フォイエルバッハ、ヴィーコ、ニイチェ 6 現代   1.20世紀初頭の哲学   2

哲学と宗教全史

出口 治明
ダイヤモンド社
おすすめ度
77
紹介文
☆はじめに──なぜ、今、哲学と宗教なのか?     ☆第1章──宗教が誕生するまで          ☆第2章──世界最古のゾロアスター教がその後の宗教に残したこと                  ☆第3章──哲学の誕生、それは“知の爆発”から始まった      ☆第4章──ソクラテス、プラトン、アリストテレス ☆第5章──孔子、墨子、ブッダ、マハーヴィーラ  ☆第6章(1)──ヘレニズム時代にギリシャの哲学や宗教はどのような変化を遂げたか          ☆第6章(2)──ヘレニズム時代に中国では諸子百家の全盛期が訪れた                 ☆第6章(3)──ヘレニズム時代に旧約聖書が完成して、ユダヤ教が始まった              ☆第6章(4)──ギリシャ王が仏教徒になった?ヘレニズム時代を象徴する『ミリンダ王の問い』     ☆第7章──キリスト教と大乗仏教の誕生とその展開 ☆第8章(1)──イスラームとは? その誕生・発展・挫折の歴史                  ☆第8章(2)──イスラームとは? ギリシャ哲学を継承し発展させた歴史がある            ☆第8章(3)──イスラーム神学とトマス・アクィナスのキリスト教神学との関係            ☆第8章(4)──仏教と儒教の変貌          ☆第9章──ルネサンスと宗教改革を経て哲学は近代の合理性の世界へ                 ☆第10章──近代から現代へ。世界史の大きな転換期に登場した哲学者たち              ☆第11章──19世紀の終わり、哲学の新潮流はヘーゲルの「3人の子ども」が形成した          ☆第12章──20世紀の思想界に波紋の石を投げ込んだ5人

10歳の君に贈る、心を強くする26の言葉: 哲学者から学ぶ生きるヒント (10歳シリーズ)

太郎, 岩村
えほんの杜
おすすめ度
72
紹介文
「どうして勉強しなければいけないの?」「どうしていじめはなくならないの?」「生きている意味はあるの?」 学校の… 「どうして勉強しなければいけないの?」 「どうしていじめはなくならないの?」 「生きている意味はあるの?」 学校の先生や親がなかなか答えられない、子どもが抱えるリアルな悩みや疑問を、哲学者の言葉をヒントに解決。 哲学を通して子どもの考える力を育てる、必読の一冊。 古代ギリシャから近代、現代の有名な哲学者の解説も。 ■第1章 自分について考える Q 運動が苦手 Q 勉強ができない Q 自分の言葉で上手く話せない Q 綺麗になりたい Q 自分のいいところがわからない Q 「自分らしさ」って何? ■第2章 友達について考える Q 友達ができない Q 友達が他の子と仲よくしているとムカムカしてしまう Q 友達グループの中で仲間外れにする子がいる Q ケンカをした友達に「ごめんなさい」が言えない Q 人を好きになるってどういうこと? ■第3章 悪について考える Q どうしてルールを守らなくちゃいけないの? Q 人にやさしくしなきゃいけないのはなぜ? Q どうしていじめはなくならないの? Q 悪いことをしている人には注意した方がいい? ■第4章 生き方について考える Q どうして勉強しなければいけないの? Q 苦手なことはあきらめちゃダメ? Q 「本をたくさん読みなさい」って言われたけどなぜ? Q 自分の夢を反対される Q 生きている意味はあるの? Q 幸せって何? ■第5章 命について考える Q 心はどこにあるの? Q 花や木に命はある? Q 死ぬのが怖い Q 人は死んだあとどうなるの? Q 人はどうして人を殺すの? ■岩村先生の哲学講座 人間の祖先「ホモ・サピエンス」が生き残れたわけ 物事の原因はすべて「目に見えない」 「ふたつの時間」を生きる 愛は「心を受ける」こと

図説・標準 哲学史

貫 成人
新書館
おすすめ度
71
紹介文
古代-すべてのはじまり(自然学者とソフィスト ソクラテス ほか) 中世-最初の変質(アウグスティヌス 普遍論争 ほか) 近世-哲学の文法(ルネサンスの思想 マキアヴェッリ ほか) 近代-哲学の確立(ルソー カント ほか) 現代-哲学の多様化(英米哲学 現象学と解釈学 ほか)

シリーズ世界の思想 プラトン ソクラテスの弁明 (角川選書)

岸見 一郎
KADOKAWA
おすすめ度
70
紹介文
西洋の哲学はここからスタートした。古代ギリシア哲学入門として必読の書。 古代ギリシアを代表する哲学者ソクラテス。 その生涯は刑死という衝撃的な最期を迎えたが、その裁判の一部始終をプラトンが記録したのが『ソクラテスの弁明』である。誰よりも正義の人であったソクラテスが裁判で何を語ったかを伝えることで、彼の生き方を明らかにした名著。 幸福であるためには、何が自分にとって善であるかを知っていなければならない。これが知恵や真実を求める意味であり、この意味での善悪の知が魂を優れたものにするーー。古代ギリシア哲学の白眉ともいえる『ソクラテスの弁明』の全文を新訳とわかりやすい新解説で読み解く。「徳」と訳されるアレテーなどギリシャ哲学の概念にも触れつつ、ソクラテスの言動や思想を通して哲学とは何かに迫る。 ソクラテスの哲学的活動の意義、使命感、そしてプラトンの哲学上の立場がよくわかる。平易な現代語訳とわかりやすい解説で古代ギリシア哲学の白眉を理解できる保存版。

生の短さについて 他2篇 (岩波文庫)

セネカ
岩波書店
おすすめ度
70
紹介文
生の短さについて 心の平静について 幸福な生について  訳注  解説

ヨーロッパ思想入門 (岩波ジュニア新書)

岩田 靖夫
岩波書店
おすすめ度
70
紹介文
はじめに 第1部 ギリシアの思想   1章 ギリシア人とはなにか   2章 ホメロス   3章 ギリシア悲劇   4章 ソクラテス以前の哲学   5章 ギリシア哲学の成熟 第2部 ヘブライの信仰  A 旧約聖書   1章 イスラエル人の歴史   2章 『創世記』の神話   3章 預言者  B 新約聖書   4章 イエスの生涯   5章 イエスの教え   6章 パウロ 第3部 ヨーロッパ哲学の歩み   1章 中世のキリスト教哲学   2章 理性主義の系譜   3章 経験主義の系譜   4章 社会の哲学   5章 実存の哲学 読書案内

働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える

村山 昇
ディスカヴァー・トゥエンティワン
おすすめ度
70

反哲学入門 (新潮文庫)

元, 木田
新潮社
おすすめ度
66

ドイツ古典哲学 (文庫クセジュ)

ベルナール ブルジョワ
白水社
おすすめ度
66
紹介文
ベーメ、ライプニッツ、カント…そして、哲学史はヘーゲルへと流れつく!本書は、ドイツ本来の思惟が古典哲学として完成されるまでの軌跡を、三段階に区分したうえで明快に描き出す。「世界に対峙し、知の体系を希求したゲルマン魂」をあざやかに摘出してみせる、ヘーゲル理解への最短コース。 第1部 ドイツの前哲学からドイツの古典哲学へ(ドイツの前哲学 ドイツの古典哲学) 第2部 ドイツ古典哲学(カント カントからヘーゲルへ ヘーゲル)

はじめての哲学史―強く深く考えるために (有斐閣アルマ)

青嗣, 竹田
有斐閣
おすすめ度
66
紹介文
哲学者たちは、何を問い、どう答えてきたのか。彼らとともに、「原理的な思考」の可能性を探る新しい哲学入門。 序 哲学を学ぶために 第1章 哲学のはじまり 第2章 原理の思考の展開 第3章 ギリシャ哲学のたそがれ 第4章 神学と哲学の矛盾 第5章 主観・客観の難問 第6章 観念と社会秩序の成り立ち 第7章 ドイツ観念論の展開 第8章 近代哲学の解体 第9章 近代理性への懐疑 第10章 原理の建て直しのために むすび 哲学を生かすために

続・哲学用語図鑑 ―中国・日本・英米(分析哲学)編

田中 正人
プレジデント社
おすすめ度
65
紹介文
中国哲学(年表 人物紹介 用語解説) 日本哲学(年表 人物紹介 用語解説) 大陸哲学(年表 人物紹介 用語解説) 英米哲学(分析哲学)(年表 人物紹介 用語解説) 付録

ビジネスエリートのための! リベラルアーツ 哲学 (21st Century Liberal Arts)

小川 仁志
すばる舎
おすすめ度
65

増補改訂版 言語哲学大全I: 論理と言語

飯田 隆
勁草書房
おすすめ度
65
紹介文
分析哲学が何を問題にしてきたかを論じて日本での受容の素地を作ったロングセラーの大河入門書第I巻、35年を経て遂に増補改訂! 分析哲学が何を問題にしてきたかを論じて日本での受容の素地を作ったロングセラーの大河入門書第I巻、35年を経て遂に増補改訂! 第I巻では現代の言語哲学の始祖とされるフレーゲとラッセルについて、その仕事が登場した文脈を示し、それがなぜ重要なのかを積極的に評価して位置づける。本文はほぼ初版そのままとし、註にて文献を多数アップデートするほか、1987年の初版以降現在までの研究の進展を踏まえた書き下ろしの論考を収録。哲学の変遷と展望を示す。 増補改訂版へのまえがき 第一版へのまえがき 序 論   第1章 フレーゲと量化理論  1・1 ひとつの問題  1・2 文の論理形式  1・3 フレーゲは言語哲学者か?  1・4 ArgumentとFunction  1・5 文法的カテゴリー 第2章 フレーゲ的意味論の基礎  2・1 意味と像  2・2 文脈原理と合成原理  2・3 意義SinnとイミBedeutung  2・4 陰影と力  2・5 フレーゲ的意味論の構造 第3章 ラッセルと記述の理論  3・1 前史:『数学の原理』の意味論  3・2 革命:「表示について」(一九〇五)  3・3 余波:論理的固有名を求めて  3・4 残響:単称命題の意味論 文献案内 補 註 後記 二〇二二年  1 分析哲学史の中のフレーゲとラッセル  2 言語哲学の「自然化」  3 言語論的転回の終わり  4 言語論的転回の世紀の後で  5 日本語と言語哲学 索 引

西洋哲学史: 古代から中世へ (岩波新書)

熊野 純彦
岩波書店
おすすめ度
64
紹介文
まえがき 凡 例 第1章 哲学の始原へ いっさいのものは神々に充ちている ──タレス、アナクシマンドロス、アナクシメネス 第2章 ハルモニアへ 世界には音階があり、対立するものの調和が支配している ──ピタゴラスとその学派、ヘラクレイトス、クセノファネス 第3章 存在の思考へ あるならば、生まれず、滅びない ──パルメニデス、エレアのゼノン、メリッソス 第4章 四大と原子論 世界は愛憎に満ち、無は有におとらず存在する ──エンペドクレス、アナクサゴラス、デモクリトス 第5章 知者と愛知者 私がしたがうのは神に対してであって、諸君にではない ──ソフィストたち、ソクラテス、ディオゲネス 第6章 イデアと世界 かれらはさまざまなものの影だけを真の存在とみとめている ──プラトン 第7章 自然のロゴス すべての人間は、生まれつき知ることを欲する ──アリストテレス 第8章 生と死の技法 今日のこの日が、あたかも最期の日であるかのように ──ストア派の哲学者群像 第9章 古代の懐疑論 懐疑主義とは、現象と思考を対置する能力である ──メガラ派、アカデメイア派、ピュロン主義 第10章 一者の思考へ 一を分有するものはすべて一であるとともに、一ではない ──フィロン、プロティノス、プロクロス 第11章 神という真理 きみ自身のうちに帰れ、真理は人間の内部に宿る ──アウグスティヌス 第12章 一、善、永遠 存在することと存在するものとはことなる ──ボエティウス 第13章 神性への道程 神はその卓越性のゆえに、いみじくも無と呼ばれる ──偽ディオニシオス、エリウゲナ、アンセルムス 第14章 哲学と神学と 神が存在することは、五つの道によって証明される ──トマス・アクィナス 第15章 神の絶対性へ 存在は神にも一義的に語られ、神にはすべてが現前する ──スコトゥス、オッカム、デカルト あとがき 人名キーワード 邦語文献一覧 関連略年表

愛するということ

エーリッヒ・フロム
紀伊國屋書店
おすすめ度
64
紹介文
読み継がれて60年―― 世界的ベストセラーに30年ぶりに訳文に大幅に手を入れた、改訳・新装版! ■時代に合わない表現・用語などを変更 旧:異性愛 → 新:恋愛     旧:兄弟愛 → 新:友愛 旧:月賦 → 新:カード払い   旧:冷感症 → 新:不感症 旧:前世紀、今世紀 → 新:一九世紀、二〇世紀 ■さらに読みやすくわかりやすい訳にブラッシュアップ 〈旧〉------------------------------ 愛するという技術についての安易な教えを期待してこの本を読む人は、きっと失望するにちがいない。そうした期待とはうらはらに、この本が言わんとするのは、愛というものは、その人の成熟の度合いに関わりなく誰もが簡単に浸れるような感情ではない、ということである。 ↓ 〈新〉------------------------------ 愛するという技術についての安易な教えを期待してこの本を読む人は、がっかりするだろう。この本は、そうした期待を裏切って、こう主張する――愛は「その人がどれくらい成熟しているかとは無関係に、誰もが簡単に浸れる感情」ではない。 〈旧〉------------------------------ 生まれてはじめて、合一感、共有意識、一体感といったものを知る。 ↓ 〈新〉------------------------------ 生まれてはじめて、他者との結びつき、分け合うこと、一体感といったものを知る。 【著者】 エーリッヒ・フロム (Erich Fromm 1900~1980年) 精神分析に社会的視点をもたらし、いわゆる「新フロイト派」の代表的存在とされた。真に人間的な生活を可能にする社会的条件とは何かを終生にわたって追求したヒューマニストとしても知られる。著書に『自由からの逃走』『破壊』『悪について』『ワイマールからヒトラーへ』『反抗と自由』ほか多数。 【訳者】 鈴木晶 (すずき・しょう) 法政大学名誉教授。著書に、『フロイトからユングへ』『フロムに学ぶ「愛する」ための心理学』ほか多数。

西洋哲学史: 近代から現代へ (岩波新書)

熊野 純彦
岩波書店
おすすめ度
64
紹介文
まえがき 凡 例 第1章 自己の根底へ 無限な神の観念は、有限な〈私〉を超えている──デカルト 第2章 近代形而上学 存在するすべてのものは、神のうちに存在する ──スアレス、マールブランシュ、スピノザ 第3章 経験論の形成 経験にこそ、いっさいの知の基礎がある──ロック 第4章 モナド論の夢 すべての述語は、主語のうちにすでにふくまれている──ライプニッツ 第5章 知識への反逆 存在するとは知覚されていることである──バークリー 第6章 経験論の臨界 人間とはたんなる知覚の束であるにすぎない──ヒューム 第7章 言語論の展開 原初、ことばは詩であり音楽であった──コンディヤック、ルソー、ヘルダー 第8章 理性の深淵へ ひとはその思考を拒むことも耐えることもできない──カント 第9章 自我のゆくえ 私はただ私に対して存在し、しかも私に対して必然的に存在する──マイモン、フィヒテ、シェリング 第10章 同一性と差異 生命とは結合と非結合との結合である──ヘーゲル 第11章 批判知の起源 かれらは、それを知らないが、それをおこなっている──ヘーゲル左派、マルクス、ニーチェ 第12章 理念的な次元 事物は存在し、できごとは生起して、命題は妥当する──ロッツェ、新カント学派、フレーゲ 第13章 生命論の成立 生は夢と行動のあいだにある──ベルクソン 第14章 現象の地平へ 世界を還元することで獲得されるものは、世界それ自体である──フッサール 第15章 語りえぬもの その書は、他のいっさいの書物を焼きつくすことだろう──ハイデガー、ウィトゲンシュタイン、レヴィナス あとがき 人名キーワード 邦語文献一覧 関連略年表

哲学マップ (ちくま新書)

貫成人
筑摩書房
おすすめ度
64

武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

山口 周
KADOKAWA
おすすめ度
64
紹介文
コンサルの修羅場で、一番役立ったのは哲学だった――。 ★売れています! 7万部突破!! ★NHK「おはよう日本」で紹介されました(11/22放送) ★「使える哲学本」として、ビジネスパーソンから圧倒的支持! 「役に立たない学問の代表」とされがちな哲学は、ビジネスパーソンの強力な武器になる。現役で活躍する経営コンサルだから書けた、「哲学の使い方」がわかる1冊。 【本書で紹介するキーコンセプト】 ●第1章 「人」に関するキーコンセプト 「なぜ、この人はこんなことをするのか」を考えるために ・ロゴス・エトス・パトス――論理だけでは人は動かない(アリストテレス) ・悪の陳腐さ――悪事は、思考停止した「凡人」によってなされる(ハンナ・アーレント) ほか ●第2章 「組織」に関するキーコンセプト 「なぜ、この組織は変われないのか」を考えるために ・悪魔の代弁者――あえて「難癖を付ける人」の重要性(ジョン・スチュアート・ミル) ・解凍=混乱=再凍結――変革は、「慣れ親しんだ過去を終わらせる」ことで始まる(クルト・レヴィン) ほか ●第3章 「社会」に関するキーコンセプト 「いま、なにが起きているのか」を理解するために ・アノミー――「働き方改革」の先にある恐ろしい未来(エミール・デュルケーム) ・パラノとスキゾ――「どうもヤバそうだ」と思ったらさっさと逃げろ(ジル・ドゥルーズ) ほか ●第4章 「思考」に関するキーコンセプト よくある「思考の落とし穴」に落ちないために ・シニフィアンとシニフィエ――言葉の豊かさは思考の豊かさに直結する(フェルディナンド・ソシュール) ・反証可能性――「科学的である」=「正しい」ではない(カール・ポパー) ほか 【無知の知】【ロゴス・エトス・パトス】【悪の陳腐さ】【反脆弱性】……哲学用語には、こんな見方があったのか! 哲学科から外資系コンサルになった著者が教える、挫折せず、哲学を仕事と人生の「武器」にする法。

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

渋沢 栄一
筑摩書房
おすすめ度
64
紹介文
指針なき現代にこそ響く最強の古典!資本主義の本質を見抜き、日本実業界の礎となった渋沢栄一が、生涯を通じて貫いた経営哲学とは。 1番読みやすい現代語訳! 60万部突破!! いまこそ全ての日本人必読! 最強の古典 2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」主人公! 新1万円札の顔に決定! 指針なき現代においてわたしたちは「どう働き」「どう生きる」べきか? 迷ったとき、いつでも立ち返りたい原点がここにある!! 各界のトップ経営者も推薦! 岩瀬大輔氏 「あなたの仕事観を変える本。東洋の叡智がここにある! 」 佐々木常夫氏 「資本主義に対する彼の思想は、時代や国境を越えている」 新浪剛史氏 「“道徳に基づいた経営"という発想には学ぶべきことが多い」 資本主義の本質を見抜き、日本実業界の礎となった渋沢栄一。 「論語」とは道徳、「算盤」とは利益を追求する経済活動のことを指します。 『論語と算盤』は渋沢栄一の「利潤と道徳を調和させる」という経営哲学のエッセンスが詰まった一冊です。 明治期に資本主義の本質を見抜き、約480社もの会社設立・運営に関わった彼の言葉は、ビジネスに限らず、未来を生きる知恵に満ちています。 第1章:処世と信条 第2章:立志と学問 第3章:常識と習慣 第4章:仁義と富貴 第5章:理想と迷信 第6章:人格と修養 第7章:算盤と権利 第8章:実業と士道 第9章:教育と情誼 第10章:成敗と運命 なぜいま『論語と算盤』か(本書「はじめに」より抜粋) ここで現代に視点を移して、昨今の日本を考えてみると、その「働き方」や「経営に対する考え方」は、グローバル化の影響もあって実に多様化している。「金で買えないモノはない」「利益至上主義」から「企業の社会的責任を重視せよ」「持続可能性」までさまざまな価値観が錯綜し、マスコミから経営者、一般社員からアルバイトまでその軋轢の中で右往左往せざるを得ない状況がある。そんななかで、われわれ日本人が、「渋沢栄一」という原点に帰ることは、今、大きな意味があると筆者は信じている。この百年間、日本は少なくとも実業という面において世界に恥じない実績を上げ続けてきた。その基盤となった思想を知ることが、先の見えない時代に確かな指針を与えてくれるはずだからだ。 第1章:処世と信条 第2章:立志と学問 第3章:常識と習慣 第4章:仁義と富貴 第5章:理想と迷信 第6章:人格と修養 第7章:算盤と権利 第8章:実業と士道 第9章:教育と情誼 第10章:成敗と運命 十の格言 渋沢栄一小伝 『論語と算盤』注 参考図書

14歳の君へ―どう考えどう生きるか

池田 晶子
毎日新聞出版
おすすめ度
64
紹介文
確かな言葉でつづられた 前著『14歳からの哲学』では、かなり原理的なところから、ものごとの考え方を説き起こしたので、 本書は、もう少しやわらかく、ある意味では読みやすく、エッセイふうに書いてみました。(「あとがき」より) なぜ人は生きるのか? 何のために、生きるのか? 混乱しきったこの世界で、君はどうやって生きていけばいいだろう。「友愛」「個性」「社会」「戦争」「言葉」……いま、考えておきたい16のこと。迷っている心に、自ら考える力を。 確かな言葉でつづられた

哲学の歴史〈第1巻〉哲学誕生―古代1

勝利, 内山
中央公論新社
おすすめ度
64
紹介文
西洋文化・伝統の根幹をなす営み、ここに始まる-西洋哲学の全体像を描き出す日本初のシリーズ、第10弾。 総論 始まりとしてのギリシア 1 最初の哲学者たち 2 エレア学派と多元論者たち 3 ソフィスト思潮 4 ソクラテス 5 小ソクラテス学派 6 プラトン 7 アリストテレス 8 テオプラストスと初期ペリパトス学派

漫画 君たちはどう生きるか

吉野源三郎
マガジンハウス
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64
紹介文
人間としてあるべき姿を求め続ける コペル君とおじさんの物語。 出版後80年経った今も輝き続ける 歴史的名著が、初のマンガ化! 人間としてあるべき姿を求め続ける コペル君とおじさんの物語。 出版後80年経った今も輝き続ける 歴史的名著が、初のマンガ化! 1937年に出版されて以来、 数多くの人に読み継がれてきた、 吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。 人間としてどう生きればいいのか、 楽しく読んでいるうちに 自然と考えるように書かれた本書は、 子供はもちろん 多くの大人たちにも 共感をもって迎えられてきました。 勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、 昔も今も変わらない人生のテーマに 真摯に向き合う 主人公のコペル君と叔父さん。 二人の姿勢には、生き方の指針となる言葉が 数多く示されています。 そんな時代を超えた名著が、 原作の良さをそのままに、 マンガの形で、今に蘇りました。 初めて読む人はもちろん、 何度か読んだことのある人も、 一度手にとって、 人生を見つめ直すきっかけに してほしい一冊です。 1、へんな経験                    ものの見方について(おじさんのノード)    2、勇しき友 前編                  3、勇しき友 後編                  真実の経験について(おじさんのノート)    4、ニュートンの林檎と粉ミルク            人間の結びつきについて(おじさんのノート)  5、貧しき友                     人間であるからには(おじさんのノート)    5、ナポレオンと4人の少年              偉大な人間とはどんな人か(おじさんのノート) 7、雪の日の出来事                9、石段の思い出                   人間の悩みと、過ちと、偉大さについて(おじさんのノート) 10、凱旋(仮題)                10、春の朝(仮題)              

「最強! 」のニーチェ入門: 幸福になる哲学 (河出文庫)

飲茶
河出書房新社
おすすめ度
64
紹介文
「神は死んだ」「奴隷道徳」「超人思想」「永劫回帰」…その本質的な意味を知り、不条理な世界で人生を肯定して生きる為の哲学入門! 誰よりも楽しく、わかりやすく哲学を伝えてくれる飲茶が鉄板「ニーチェ」に挑む意欲作。孤独、将来への不安、世間とのズレ……不条理な世界に疑問を感じるあなたに。心に響く哲学入門書!

方法序説 (岩波文庫)

デカルト
岩波書店
おすすめ度
63
紹介文
方法序説  第一部  第二部  第三部  第四部  第五部  第六部 解  説 訳  注

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

平野 啓一郎
講談社
おすすめ度
63
紹介文
分割不可能な個人として生きるから苦しくなる。これからは分人だ! 作家・平野啓一郎が考える新しい人間理解のすすめ。 嫌いな自分を肯定するには? 自分らしさはどう生まれるのか? 他者との距離をいかに取るか? 恋愛・職場・家族……人間関係に悩むすべての人へ。小説と格闘する中で生まれた、目からウロコの人間観! 第1章 「本当の自分」はどこにあるか 第2章 分人とは何か 第3章 自分と他者を見つめ直す 第4章 愛すること・死ぬこと 第5章 分断を超えて

実力も運のうち 能力主義は正義か?

マイケル・サンデル
早川書房
おすすめ度
63
紹介文
能力主義の闇を暴く! 100万部突破『これからの「正義」の話をしよう』著者最新作。ブルームバーグ、ガーディアン紙年間ベストブ 出自に関係なく、人は自らの努力と才能で成功できる――能力主義(メリトクラシー)の夢は残酷な自己責任論と表裏一体であり、「勝者」と「敗者」の間に未曾有の分断をもたらしている。この難題に解決策はあるのか? ハーバード大の超人気教授の新たなる主著

幸福論(ラッセル) (岩波文庫)

B. ラッセル
岩波書店
おすすめ度
63

自由論 (岩波文庫)

ミル,J.S.
岩波書店
おすすめ度
63
紹介文
個人が圧殺される事態を憂慮し,自由に対する干渉を限界づける原理を示した古典的著作.待望の新訳. 「本人の意向に反して権力を行使しても正当でありうるのは、他の人々への危害を防止するという目的での権力行使だけである」。大衆の画一的な世論やエリートの専制によって個人が圧殺される事態を憂慮したJ・S・ミル(一八〇六―一八七三)は、自由に対する干渉を限界づける原理を提示した。自由について考える際の最重要文献の明快な翻訳。 凡 例 第一章 序 論 第二章 思想と討論の自由 第三章 幸福の一要素としての個性について 第四章 個人に対する社会の権力の限界について 第五章 応 用 訳 注 解 説 索 引

最強の成功哲学書 世界史

神野 正史
ダイヤモンド社
おすすめ度
63
紹介文
ナポレオン、ハンニバル、劉備玄徳、ビスマルク、ユスティニアヌス帝etc。歴史に名を残す者たちは、なぜ偉業を達成できたのか? 5000年という歴史の中で醸成された「15の成功法則」とは? 河合塾の超有名世界史講師であり、歴史エバンジェリストとして、多くの講演をこなす神野正史が語る!

世界の哲学者に学ぶ人生の教室

白取 春彦
ディスカヴァー・トゥエンティワン
おすすめ度
63

哲学入門 淡野安太郎 『哲学思想史』をテキストとして

佐藤 優
KADOKAWA
おすすめ度
63
紹介文
渾身の集中講義。哲学と神学の往還で歴史的視座を掴む、著者初の哲学入門書 すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる。 実学でない学知こそ、時代の転換期に活きる。 哲学と神学の往還で歴史的視座をつかむ、渾身の集中講義! 著者初の哲学入門書。 哲学は「綜合的な努力」、生きていく上でのマネジメント能力である。 独創的と思うもののほとんどは、過去に鋳型があり、議論されつくしている。 哲学史を学べば、思考の鋳型を見抜く力が身につく。すると、過去の哲学史から現代社会の出来事の多くは説明できるようになる。 つまり、社会や人間を総体として捉え、対応することができるのだ。 言説の連続ではなく、その背後にある人間を見る淡野安太郎の名著『哲学思想史』をテキストに用い、 学生有志に行った4泊5日の自主ゼミ合宿の講義を編み直した、著者初の哲学入門書。 ■哲学は、東洋でも西洋でも神話との連続性の中にある ■奇跡とは、今までの我々の思考のあり方、行動のあり方を変えること ■現代の心脳問題は、一つの無神論の完成 【目次】 まえがき――先哲と共に考える学知は役に立つ 一日目  第一章 哲学とは何かーー「緒言」と序章を読む  第二章 古代哲学の世界――第一章第一節、第二節を読む 二日目  第三章 現代につながる古代――第一章第三節、第四節 を読む   第四章 思想における中世的世界――第二章第五~第七節を読む  第五章 近代文化の開花――第三章第八節~第九節を読む 三日目  第六章 経験論の世界――第三章第十節を読む  第七章 啓蒙主義の克服――第三章第十一節を読む  第八章 弁証法的思考と新カント学派――第三章第十二節を読む 四日目  第九章 唯物論と現代哲学――第三章第十三節、補章、むずびを読む  あとがき――「正しい戦争」を支持しないために 参考文献一覧 すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる。実学でない学知こそ、時代の転換期に活きるのだ。哲学史を学べば思考の鋳型を見抜く力が身につく。そして、社会や人間を総体として捉え、対応することができる様になる! まえがき――先哲と共に考える学知は役に立つ 一日目 第一章 哲学とは何かーー「緒言」と序章を読む  哲学史を体系的に掴むのに最適な淡野安太郎の『哲学思想史』  神話との連続性のなかにある哲学  哲学と哲学史――1 哲学とは何か  哲学と哲学史――2 形而上ということをめぐって ほか 第二章 古代哲学の世界――第一章第一節、第二節を読む  自然から人間へ――ソクラテス  プラトンのイデア、想起説  アリストテレス、下から上への一元論  ロゴス――哲学と神学との関係    律法の役割と、哲学の役割  異端と世俗、哲学と神学 ほか 二日目 第三章 現代につながる古代――第一章第三節、第四節 を読む   マッピングできな思想の価値  エントロピーの考え方の原形も古代に  自由の三つの立場――ストア主義、エピクロス主義、懐疑主義  アポリナリオス主義の特徴  ほか 第四章 思想における中世的世界――第二章第五~第七節を読む  終末論の構成とは  原罪の意味とは? スコラ哲学とは?  実念論と唯名論  トマス、スコトゥス、オッカムの主張  アンセルムスの黙想と意図   ほか 第五章 近代文化の開花――第三章第八節~第九節を読む  スコラ哲学にはまだ大きい存在感があった  デカルトの二元論  カント「存在は述語ではない」  スピノザの汎神論  ライプニッツのモナド  ほか 三日目 第六章 経験論の世界――第三章第十節を読む  聖書はアナロジカルに読み、差異に注目する  ベーコンの「偶像」   ロック、「事実問題」「権利問題」、バークリー  ヒュームの懐疑論  ほか 第七章 啓蒙主義の克服――第三章第十一節を読む  実証主義とコント  実証主義論争  カントの批判主義  天啓論からの脱出  感性、悟性、理性  ほか 第八章 弁証法的思考と新カント学派――第三章第十二節を読む  フィヒテとシェリング  新カント学派  認識能力の序列、快不快の要素  ほか 四日目 第九章 唯物論と現代哲学――第三章第十三節、補章、むずびを読む   マルクス主義と唯物論  反動としてのニーチェ、オイケン  リッケルト、コーヘンの考え方  弁証法とのさまざまな接点  「生の哲学」とアトム的人間観  フッサール、ハイデガー、キルケゴール プラグマティズムの道具主義、新実在論  哲学の総合的精神  ほか あとがき 参考文献一覧

若い読者のための哲学史 (Yale University Press Little Histor)

ナイジェル・ウォーバートン
すばる舎
おすすめ度
60

プチ哲学 (中公文庫)

佐藤 雅彦
中央公論新社
おすすめ度
60
紹介文
ちょっとだけ深く考えてみる。それがプチ哲学。 二匹の小魚-「不変」ということ ひよこの誕生-「想像力」について 寿命は60m-「価値のはかり方」について 汝自身を知れ ある辞書の悩み-「面白い構造」について うっかり電池くんの証明法-「前提条件が教えてくれる」 コーヒーカップたち-「無垢」ということ かわいい勘違い-「外からつくる、内からつくる」 時間厳守?なネズミ-「時間」に負けない 蟻の行進-「次元を変える」 キツツキの理屈-「詭弁」にごまかされない〔ほか〕

1冊で学位 哲学~大学で学ぶ知識がこの1冊で身につく

ピーター ギブソン
ニュートンプレス
おすすめ度
60

哲学入門 (ちくま学芸文庫)

バートランド ラッセル
筑摩書房
おすすめ度
60

読まずに死ねない哲学名著50冊 (フォレスト2545新書)

平原 卓
フォレスト出版
おすすめ度
60
紹介文
読まずにぼんやり死んでいくなら、読んでもがいて生きていきたい!人類の叡智を一気に読める唯一の本。 第1部 古代ギリシア-宗教から概念による世界説明へ(ソクラテスの弁明-プラトン 饗宴-プラトン ほか) 第2部 中世-キリスト教神学に取り込まれた哲学(人生の短さについて-ルキウス・アンナエウス・セネカ 告白-アウグスティヌス ほか) 第3部 近代-普遍性を探求する(方法序説-ルネ・デカルト 情念論-ルネ・デカルト ほか) 第4部 現代(1)-ニーチェ〜ハイデガー(悲劇の誕生-フリードリヒ・ニーチェ 道徳の系譜-フリードリヒ・ニーチェ ほか) 第5部 現代(2)-メルロ=ポンティ〜デリダ(行動の構造-モーリス・メルロ=ポンティ 知覚の現象学-モーリス・メルロ=ポンティ ほか)

心の哲学入門

金杉 武司
勁草書房
おすすめ度
58
紹介文
「心とは何か?」という素朴な疑問に、哲学はどう答えるのか。哲学的に考える方法をまったくの初心者に向けて語る、初めての入門書! 「心とは何か?」という素朴な疑問に、哲学はどう答えるのか。哲学的に考える方法をまったくの初心者に向けて語る、初めての入門書! 身近でありながら、よく考えてみるとそれが何なのかわからないような基本的なものごとを問うのが「哲学」である。本書ではそうしたものの一つである「心」に焦点を当て、心の哲学の基本的な概念や考え方を解説するとともに、哲学的に考えるとはどういうことかを一歩ずつ問い進める。自ら考える力を身につけるための、新しい哲学入門。 はじめに――心とは何か? 序 章 「心とは何か?」という問い  1 心についてどのように考えていけばよいのか?  2 心の哲学の二つのテーゼ  3 哲学的議論の方法 第1章 心の因果性  1 心心因果と心物因果  2 二元論と心の因果性  3 心脳同一説  4 機能主義  まとめと問題 第2章 心と意識  1 現象的意識とクオリア  2 クオリア問題  3 物的一元論からの再反論  4 説明のギャップ  まとめと問題 第3章 心の志向性  1 志向性  2 命題的態度  3 志向性とクオリア  4 志向性の説明  まとめと問題 第4章 心の合理性  1 合理性と因果性  2 消去主義  3 解釈主義  4 不合理性  まとめと問題 第5章 心の認識  1 他我問題  2 心と行動  3 自己知  4 自己知の説明  まとめと問題 おわりに――結局のところ答えは出せるのか? 参考文献と読書案内 あとがき 索引

「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 日本縮約版

シェリー・ケーガン
文響社
おすすめ度
58
紹介文
人は必ず死ぬ。だからこそ、どう生きるべきか イェール大学で23年連続の人気講義が、ついに日本上陸! ――人は必ず死ぬ。だからこそ、どう生きるべきか―― なぜ、余命宣告をされた学生は、 最後に”命をかけて”、 この講義を受けたのか!? 死を通すことでますます「生」が輝きを増す、世界的名著! 第1講「死」について考える 特別書き下ろし 日本の読者のみなさんへ 第2講 死の本質 第3講 当事者意識と孤独感――死を巡る2つの主張 第4講 死はなぜ悪いのか 第5講 不死――可能だとしたら、あなたは「不死」を手に入れたいか? 第6講 死が教える「人生の価値」の測り方 第7講 私たちが死ぬまでに考えておくべき「死」にまつわる6つの問題 第8講 死に直面しながら生きる 第9講 自殺 死についての最終講義 これからを生きる君たちへ

子どもの哲学 考えることをはじめた君へ

河野 哲也
毎日新聞出版
おすすめ度
58
紹介文
毎日小学生新聞大人気連載「てつがくカフェ」が1冊に!小学生と4人の哲学者による"世界"が変わる!哲学対話。身近な問いを通じて「考える力」が身につく本!! 第1章 いま君がいる世界で(なんのために学校はあるの? 友だちはたくさんつくるべき? どうして勉強しないといけないの? ほか) 第2章 ふつうってなんだろう(どうして夢をもつの? 絶対はある?絶対って何? 「ふつう」って何? ほか) 第3章 この世界の外がわへ(人はなぜ生きるのか? 無ってどんな空間? 地球が消滅することはある? ほか)

暇と退屈の倫理学 (新潮文庫)

國分 功一郎
新潮社
おすすめ度
58
紹介文
「暇」とは何か。人間はいつから「退屈」しているのだろうか。答えに辿り着けない人生の問いと対峙するとき、哲学は大きな助けとなる。著者の導きでスピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなど先人たちの叡智を読み解けば、知の樹海で思索する喜びを発見するだろう――現代の消費社会において気晴らしと退屈が抱える問題点を鋭く指摘したベストセラー、あとがきを加えて待望の文庫化。

哲学者たちの思想、戦わせてみました 比べてわかる哲学事典

畠山創
SBクリエイティブ
おすすめ度
58
紹介文
今この悩み、あの哲学者に相談したら…? 対話と図解でわかる!哲学の初歩 突然ですが、あなたは今、何に悩んでいますか? 仕事? お金? それとも人生…? そんな私たちの「悩み」、そのほとんどについて、名だたる哲学者や思想家(哲人)が数千年前から考え抜き、何らかの答えを出しています。 その思想を知らずにいるなんて、もったいないとしか言いようがありません。 そこで本書では、悩める現代人からの問いかけに答えるべく、古今東西の哲人が肯定派と否定派に分かれ、討論を繰り広げます。 討論を通して見えてくるのは、ものごとの本質やあるべき姿。 そこからぜひ、読者であるあなた自身の答えを見つけてください。 五十人五十色の幸福論が飛び交う哲学対戦、ここに開幕――! chapter1 勉強・仕事 いい学校に入ることに意味はあるのか?(ソクラテス×丸山眞男) 働かないのはいけないことなのか?(老子×カルヴァン) ほか chapter2 お金 仕事をお金のためと割り切って生きるのはよくないこと?(ベンサム×マルクス) お金があれば幸せなのか?(フロム×アダム・スミス) ほか chapter3 心と体 死にたいと思うのは悪いこと?(親鸞×シュヴァイツァー) 嫌なことから逃げてもいい?(ヤスパース×エピクロス) ほか chapter4 人生 将来の不安に立ち向かう方法はある?(エピクロス×ベーコン) 生きる意味がわからない。そんなものあるの?(ニーチェ×イエス) ほか chapter5 世の中 みんなと無理に仲良くしなくていい?(和辻哲郎×リースマン) 人を殺してはいけない理由ってある?(カミュ×カント) ほか

はじめての論語 素読して活かす孔子の知恵 (講談社+α新書)

安岡 定子
講談社
おすすめ度
58
紹介文
1日1章句。毎朝5分「論語」を素読するだけで、仕事も人間関係もうまくいく!実生活で活かすための論語の読み方、使い方。 1日1章句。毎朝5分「論語」を素読するだけで、仕事も人間関係もうまくいく!陽明学者・安岡正篤の孫娘で、現在、安岡活学塾の講師として全国各地で老若男女に論語を教える著者が、●論語の素読の効用  ●論語を活かすための読み方  ●“政治家”孔子の思考法を通して論語の実践法を学ぶ ●祖父・安岡正篤と論語 ●21世紀版、「仁」の新解釈など、きわめて実用的な論語の使い方を解説。 1日1章句。毎朝5分「論語」を素読するだけで、仕事も人間関係もうまくいく! 陽明学者・安岡正篤の孫娘で、現在、安岡活学塾の講師として湯島聖堂(東京)や弘道館(水戸)ほか、全国各地で老若男女に論語を教える著者が、 ●論語の素読の効用 ●論語を仕事に活かすための読み方 ●“政治家”孔子の思考法を通して論語の実践法を学ぶ ●祖父・安岡正篤と論語 ●21世紀版、「仁」の新解釈 など、きわめて実用的な論語の使い方を解説。 一流企業の研修講師としても論語をテキストにした仕事の進め方を提案し、好評をよんでいる著者の、類書にあるような、お勉強としての論語ではなく、これまでになかった、実生活で活かすための実践編・論語の読み方、使い方の一冊! 第1章 実生活に活かす論語の読み方 ●論語の基本3大要素 ●孔子が説く仕事の心構え ●祖父・安岡正篤から教えてもらった生き方 ●知識、見識、胆識 第2章 孔子を知ると論語はさらにおもしろい ●世界一短い自叙伝 ●なぜ孔子は失脚したのか ●孔子が理想とした徳治政治 ●「天は私を滅ぼした」と号泣 第3章 21世紀版「仁」の新解釈 ●「ラージ仁」と「スモール仁」 ●ビジネス版「仁」の新解釈 ●渋沢栄一は論語でできている ●ホスピタリティとして求められる「仁」の心 第4章 論語の素読は、なぜ効くのか? ●素読で孔子の哲学を刷り込む ●社員の結束を高める素読 ●素読で体調管理もできる! 第5章 素読して覚える、状況別仕事で役立つ章句 理想の上司像を教える章句/コミュニケーション力を養う章句/落ちこんだときに読む章句/仕事力が伸びる章句/セルフマネジメントのための章句/自己反省するための章句 第1章 論語は、お勉強ではなく実践してこそ役に立つ ●なぜ政界、財界の人に論語好きが多いか ●安岡正篤が伝えた論語の実用性 ●21世紀版「仁」「徳」「恕」の新解釈 ●明治維新を動かした論語の思想性 第2章 なぜ、論語を素読するといいのか? ●朝5分の素読の効用 ●ぜひ素読したい章句20 ●素読週間で成功した人 第3章 「七転び八起き」孔子の一生から論語の真髄を知る ●孔子が理想としたこと ●上司必読。孔子流・部下の育て方 ●どん底に落ちたときの孔子の乗り越え方 第4章 シチュエーション別「論語の活かし方」 ●仕事に失敗したとき/上司と合わないとき/周りが有能に見えてへこんだとき/理不尽に耐えるとき/自分を売り込むとき/やる気が出ないとき/人から評価されていないと思ったときなど、12のシチュエーション別に、論語の章句を紹介。

短歌で読む哲学史 (田畑ブックレット)

山口 拓夢
田畑書店
おすすめ度
58
紹介文
短歌で哲学を詠む?その破天荒な試みがもたらした絶大な効果!…本書は高校生から読める「哲学史」を目指して書き下ろされた。古代ギリシアのタレスからアリストテレスまで、また中世神学、カント、ヘーゲルからドゥルーズ=ガタリまで、一気に読ませると同時に、学説の丁寧な解説により哲学の醍醐味を十分に味わうことができる。そして本書の最大の魅力は、短歌の抒情性と簡潔性が複雑な西欧哲学の本質に見事に迫り、そのエッセンスを掴んでいること。本書に触れた読者はおそらく、まるで哲学の大海原に漕ぎ出す船に乗ったかのような知的興奮と醍醐味を堪能するにちがいない。 1 ギリシア哲学 2 イエス・キリストと教父哲学 3 中世神学 4 ルネッサンスの哲学 5 近世哲学 6 近現代哲学 7 構造主義以降

西洋思想のあゆみ―ロゴスの諸相 (有斐閣Sシリーズ)

靖夫, 岩田
有斐閣
おすすめ度
58
紹介文
1部 理性と自律-ギリシア人の思想(ギリシア精神 ホメロス ソクラテス以前の哲学 ギリシア古典時代の哲学) 2部 愛と理性-キリスト教の思想(キリスト教思想は哲学か キリスト教の核心をなすもの-愛の教説と救済史のドラマ 教義の成立-合理と非合理のたわむれ ほか) 3部 自然と歴史-近世の哲学(ルネサンスとベーコン デカルトとその発展 啓蒙主義 ドイツ観念論 近世哲学批判) 4部 科学的理性批判-現代哲学の展開(理性の運命 理性の論理化 理性の文脈内在化 理性の歴史内属化)

プレイ・マターズ 遊び心の哲学 (Playful Thinking)

ミゲル・シカール
フィルムアート社
おすすめ度
58
紹介文
ビデオゲーム、ボードゲームから、スポーツ、おもちゃ、遊び場、ユーザーインターフェース、インタラクションデザインまで。 ゲームから考える、 コンピュータ時代の「遊び」と「遊び心」とは? 新しい切り口でゲームについて考え、ゲームという観点から新しい切り口でゲーム以外の物事について考える、ゲーム・スタディーズ入門〈Playful Thinking〉シリーズ、翻訳第1弾! 遊びについて考えよう。 あなたにとって遊びとはどんなものだろうか。 思い浮んだことは何だろう。 気晴らし? ゲーム? 子どものやること? 仕事の反対? 学びのもと? それとも、いまやりたいこと? いや、もっとよく考えよう。 そもそもわたしたちは遊びについてどれだけのことを知っているのか。   * わたしたちが遊びを必要としているのは、まさに(中略)自由になることをわたしたちが必要としているからだ。 (本文より)

反哲学史 (講談社学術文庫)

木田 元
講談社
おすすめ度
57
紹介文
哲学の歴史と意味を問い直す。哲学を西洋の特殊な知の様式と捉え、古代ギリシアから近代への歴史を批判的にたどった刺激的哲学史。 ニーチェによって粗描され、ハイデガーによって継承された「反哲学」は、西洋2500年の文化形成を導いてきた「哲学」と呼ばれる知の様式を批判的に乗り越えようとする企てである。この新しい視角を得れば、哲学の歴史も自ずからこれまでとは違って見えてくる。古代ギリシアから19世紀末にいたる哲学の道筋をたどり直す「反哲学史」。講談社学術文庫『現代の哲学』の姉妹編。 第1章 ソクラテスと「哲学」の誕生 第2章 アイロニーとしての哲学 第3章 ソクラテス裁判 第4章 ソクラテス以前の思想家たちの自然観 第5章 プラトンのイデア論 第6章 アリストテレスの形而上学 第7章 デカルトと近代哲学の創建 第8章 カントと近代哲学の展開 第9章 ヘーゲルと近代哲学の完成 第10章 形而上学克服の試み 終章 19世紀から20世紀へ

大学4年間の哲学が10時間でざっと学べる (角川文庫)

貫成人
KADOKAWA
おすすめ度
57
紹介文
ビジネスにも役立つ一生モノの教養を楽しくマスター! 「哲学」というと難しくて何を言っているのやらわからないものと思われがちですが、一度身につけると、これほど面白くてかつ役に立つ学問もありません。 西洋、東洋の主な哲学者50人を厳選し、その哲学・思想の本当の核心のみをわかりやすくコンパクトにガイド。 どこから読んでも面白くてためになる一冊! すべての学問の基礎であり、学び直したい教養の1位と言われる哲学。難しいと思われているその内容を、大学4年間で習う最低限かつポイントを押さえて、まとめました。これであなたも哲学科卒業レベル! 第1部 古代・中世哲学ーソクラテス以前、プラトン、アリストテレス 第2部 近世・近代哲学ーデカルト・パスカル、スピノザ、ライプニッツ、ロック、ヒューム、カント、フィヒテ、ヘーゲルetc. 第3部 現代の哲学ーマルクス、ニーチェ、ハイデガー、サルトル、カルナップ、ロラン・バルト、フーコーetc. 第4部 東洋哲学ーインドとイスラム、小乗と大乗、孔子、老子、荘子、朱子学と陽明学etc. 第5部 哲学の基本、存在/根拠、真理、自由、善と美、西洋哲学史etc.

プラトンとの哲学――対話篇をよむ (岩波新書)

納富 信留
岩波書店
おすすめ度
57
紹介文
序 章 プラトンとの対話  アカデメイアの森蔭で/学園アカデメイアのプラトン/プラトンが遺したもの/不在の著者との対話/対話の現場/プラトンへの呼びかけ 第1章 生の逆転──『ゴルギアス』   『ゴルギアス』あらすじ/カリクレスの怒り/弁論術の虜/欲望のままに生きる/強者の正義/生の逆説/哲学の創出 第2章 魂の配慮──『ソクラテスの弁明』   『ソクラテスの弁明』あらすじ/裁判での語りかけ/陳腐な道徳/挑発の言葉/魂への集中/配慮の勧告/魂の覚醒/神の使命 第3章 言葉の中での探求──『パイドン』   『パイドン』あらすじ/最期の対話/現実の綻び/言論嫌い/言葉での出会い/イデアの経験/魂の離在/イデアは必要か? 間 奏 曲 行動する哲学者──『第七書簡』──  蟬に見守られて/ 『第七書簡』について/シラクサへ/アカデメイアと政治/善き社会の理想/現実の壁/哲学の実践 第4章 愛の力饗宴』   『饗宴』あらすじ/エロース讃美/愛と美の真実へ/魂の出産/愛の奥義/美そのもの/本物の愛 第5章 理想への変容──『ポリテイア』   『ポリテイア』あらすじ/ギュゲスの指輪/想像力による浄化/正義としての自己/ユートピアの原点/理想をめぐって/魂、国家、宇宙 第6章 宇宙の想像力──『ティマイオス』   『ティマイオス』あらすじ/宇宙への問い/宇宙の始まり/時と永遠/基底へ、天空へ/永遠の相の下で 第7章 哲学者とその影──『ソフィスト』   『ソフィスト』あらすじ/困惑と覚醒/ソフィストという問題/言葉の可能性/影と像/現れをめぐって/無への挑戦/ソフィストとの対決 終 章 プラトンは何を語りかけるか  語るべきこと、語れること/対話の可能性/プラトンの応答 あとがき さらに理解を深めたい人に

自省録 (岩波文庫)

マルクスアウレーリウス
岩波書店
おすすめ度
57
紹介文
訳 者 序 第一巻 第二巻 第三巻 第四巻 第五巻 第六巻 第七巻 第八巻 第九巻 第一〇巻 第一一巻 第一二巻 訳者解説 補訂付記(兼利琢也) 注

ソクラテスの弁明・クリトン(プラトン) (岩波文庫)

プラトン
岩波書店
おすすめ度
57
紹介文
序 凡  例 ソクラテスの弁明 クリトン 解  説 訳 者 注

遺産の概念 (叢書・ウニベルシタス 1096)

Babelon,Jean‐Pierre
法政大学出版局
おすすめ度
57
紹介文
世界遺産、人類の遺産、文化財に含まれる「遺産」とは何か。ノートル=ダムなど具体的な事例とともに紹介。文化に関わる必読文献。 世界遺産、人類の遺産、文化遺産/文化財に含む「遺産」とは何か。歴史的資料とともにノートル=ダムなど具体的な事例を紹介して論じる。文化に関わる必読文献。 世界遺産、人類の遺産、文化遺産/文化財に含まれる「遺産(patrimoine)」とは何か。老朽化や破壊という運命から免れ、特別な威光を与えられ、熱狂的な執着や、真の信仰を喚起してきた日用品、武具、宝飾品、建築物、さらに、これから新しい時代に生まれる遺産=文化財を守る、保存や修復には何が重要か。歴史的資料とともに、ノートル=ダムといった具体的な事例も紹介し、簡潔にして決定的に論じる。文化に関わるすべての人々の必読書。図版多数。 第一章 宗教的事象  聖遺物 聖像破壊 第二章 王政的事象  レガリア〔王の事物〕 図書館と公文書館 古代遺跡 王城 世論の目覚め 第三章 一族的事象 第四章 国家的事象  遺産の宮 第五章 行政的事象 第六章 科学的事象 参考資料 図版資料 訳者あとがき

仕事の哲学 働く人が自ら考え、行動する会社とは

酒巻 久
PHP研究所
おすすめ度
57
紹介文
ポストコロナでの「働くことの意味」「会社の在り方」「リーダーの生き方」を改めて問う、著者のビジネスマン人生集大成の書。 新型コロナウイルスの影響を受け、在宅勤務などの新たなスタイルをどう定着させるか。ノウハウの提案はされています。しかし、「働き方や仕事との向き合い方を根本から考えよう」とする動きはあまり見られません。これでいいのでしょうか。 また少し前には、働き方改革で「労働時間の是正」が叫ばれていました。しかしそれが実現すれば、働く人々は自然とやりがいと使命感を抱き、仕事をやり遂げ、幸福になれるのでしょうか。 本書では、これらの不満や疑問に対して具体的な解決策を提案し、日本のビジネスパーソンや企業が幸福になる働き方・仕事の哲学について、考えをまとめています。 心血を注いで生み出した製品やサービスによって、人々の暮らしがより豊かで幸福なものになる。そして感謝される。こうした体験はビジネスパーソンとしての幸福につながります。   また、そのような仕事ができる職場では、社員はイキイキと、働くこと自体が喜びになります。そして、世に受け入れられるため、コストをどう削減するか、従来にはない製品やサービスをどう作るかに、知恵を絞るようにもなります。 結果、自ら考え、行動する社員が多い職場では、会社の利益も増えます。社員自ら、会社の利益や成長を意識しながら行動し、企業が幸せになっていくのです。 このような好循環を生み出すためのやり方を、わかりやすく解説しています。著者の長年のビジネス経験から紡ぎ出された「仕事の哲学」と、その実践方法を、きちんと理解できるようになる一冊です。

アリストテレス「哲学のすすめ」 (講談社学術文庫)

廣川 洋一
講談社
おすすめ度
57
紹介文
哲学とはなにか、なぜ哲学をするのか 古代社会で広く知られた「公開的著作」を完全復元“万学の祖”の哲学が蘇る 哲学とはなにか、なぜ哲学をするのか――。ソクラテス、プラトンとともに“西洋最大の哲学者”と称されるアリストテレス。断片として今に伝わる彼の十九篇の「公開的著作」のうち唯一ほぼ復元された、哲学的に重要な著作を訳出、理解を確かなものとする解説を付す。一般庶民に向けて綴られ、古代社会で広く読まれた、万学の祖による哲学入門が蘇る。 「最も生きていること」「完全に生きること」こそアリストテレスの説く理知の生なのである。『哲学のすすめ』の最終章の末尾でじっさい彼はこのように語っている。 ――だから、それを為すことのできる人は誰もが哲学しなければならない。じっさい哲学することは、完全によく生きることであり、あるいは端的に言って、われわれの魂における、[よく生きることの]最大の原因であるのだ。――<本書「解説」より> 第一章(6) 第二章(7) 第三章(8) 第四章(9) 第五章(10) 第六章(11) 第七章(12)

これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

マイケル サンデル
早川書房
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57
紹介文
「1人を殺せば5人が助かる。あなたはその1人を殺すべきか?」正解のない究極の難問に挑み続ける、ハーバード大学の超人気哲学講義"JUSTICE"。経済危機から大災害にいたるまで、現代を覆う苦難の根底には、つねに「正義」をめぐる哲学の問題が潜んでいる。サンデル教授の問いに取り組むことで見えてくる、よりよい社会の姿とは?NHK『ハーバード白熱教室』とともに社会現象を巻き起こした大ベストセラー、待望の文庫化。 第1章 正しいことをする 第2章 最大幸福原理-功利主義 第3章 私は私のものか?-リバタリアニズム(自由至上主義) 第4章 雇われ助っ人-市場と道徳 第5章 重要なのは動機-イマヌエル・カント 第6章 平等の擁護-ジョン・ロールズ 第7章 アファーマティブ・アクションをめぐる論争 第8章 誰が何に値するか?-アリストテレス 第9章 たがいに負うものは何か?-忠誠のジレンマ 第10章 正義と共通善

ニュートン式 超図解 最強に面白い! ! 哲学 (ニュートン式 超図解 最強に⾯⽩い!!)

伊勢田 哲治
ニュートンプレス
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紹介文
 哲学とは,いったいどんな学問なのでしょうか。英語で哲学を意味する「philosophy」は,古代ギリシャ語の「philosophia」が語源になったといわれています。「philo」は愛する,「sophia」は知という意味をもちます。つまり哲学とは,「知を愛する」学問のことなのです。  哲学がはじまったのは,今から2500年以上前の,古代ギリシャの時代とされています。現代の私たちが「科学」とよぶ学問も,当時は哲学に含まれていました。哲学と科学が分かれたのは,17~19世紀ごろだといわれています。つまりガリレオやニュートンも,みな哲学者だったのです。  本書は,古代から現代にいたるまでの哲学者たちの思考の歴史を,科学とのつながりに注目しながらたどる1冊です。“最強に”面白い話題をたくさんそろえましたので,どなたでも楽しく読み進めることができます。どうぞお楽しみください! イントロダクション 哲学で考えられてきた大問題が,四つある 現在は,哲学で考える問題と,科学で考える問題がある 1.科学の起源は,古代ギリシャ哲学 –紀元前6世紀ごろ:哲学のはじまり– ゼウスのせいにしても,満足はできない! –紀元前6世紀ごろ:最古の哲学者– タレス「観察したところ,万物の根源は水だ」 –紀元前6世紀後半:ピタゴラス教団– ピタゴラス「万物を支配するのは,数の調和だ」 –紀元前5世紀後半:原子論– レウキッポス「万物は,原子でできている」 –紀元前5~4世紀:万学の祖– 真の知を,3人の偉大な哲学者が考えた コラム 哲学の「哲」 4コマ 「無知」をあばいたソクラテス 4コマ 世界三大悪妻の1人 2.科学を育てた! 中世と近世の哲学 –14世紀:オッカムのかみそり– オッカム「明確に知覚できないものは,認めない」 –16世紀:近代科学の概念– ベーコン「観察の際には,思いこみは捨てるべき」 –17世紀:自意識– デカルト「自分の意識だけは,確かに存在する」 コラム デカルトの決闘 –17世紀:物理学と決定論– 未来は決まっている,という考えが生まれた –17世紀:経験論①– ロック「経験を重ねると,バナナを認識できる」 –17世紀ごろ:科学の誕生– 観察重視の哲学者たちが,科学を生んだ! –17世紀:機会原因論– ある状態をきっかけに,神が力をふるう コラム 博士! 教えて!! 考える葦って何? –18世紀:経験論②– バークリ「とびらの向こうのイスは,存在しない」 –18世紀:経験論③– ヒューム「条件が同じなら結果も同じは,幻想」 –18世紀:ベイズの定理– ベイズ「多数の原因を仮定して,原因の確率を考えよ」 –18世紀:コペルニクス的転回– カント「私たちの認識が,世界をつくっている」 コラム 社交的な哲学者カント コラム ケーニヒスベルクの時計 3.科学と発展した! 近代の哲学 –18~19世紀:進歩思想– ヘーゲル「世界は,進歩しつづけている」 –19世紀:ラプラスの悪魔– ラプラス「不確実なことは,何もない」 –19世紀後半:エーテルの風– マイケルソン「エーテルの風が,とらえられない」 コラム 神は死んだ –19世紀後半:マッハの原理– マッハ「宇宙全体が回転したら,バケツの水面はへこむ」 –19世紀後半:中立一元論– マッハ「人間が知覚しないところでも,存在している」 –19世紀後半:科学的実在論– ボルツマン「目に見えないものも,存在している」 コラム 博士! 教えて!! 考える人って何? –19世紀後半:無意識– フロイト「人の行動は,無意識に支配されている」 –19~20世紀:ラッセルのパラドックス– 数学を論理的な真理にもどすことはできなかった –20世紀:論理実証主義– 論理的な分析方法で,科学を再構築! –20世紀:反証可能性– ポパー「仮説を反証可能であることこそが,科学」 –20世紀:ヘンペルのカラス– ヘンペル「カラスを調べないで,カラスがわかるのか」 –20世紀:ベイズ主義– どれが正しい仮説? 実験や観察データから考える –20世紀:パラダイム・シフト– クーン「革命的な理論が,科学に大転換をもたらす」 4コマ 繊細なウィトゲンシュタイン家 4コマ 哲学界を去り,また哲学界へ 4.科学と歩む! 現代の哲学 –個別科学の哲学– 研究者が,自分の専門分野の哲学を発展させた –時間の哲学– 時間の流れは,移動するスポットライト説 –エントロピー増大の法則– 世界は,ばらばらになるように変化する –量子論の哲学– ネコの生死は,いつ確定するのか –多世界解釈– 枝分かれした世界が,同時並行で存在するかも コラム 京都にある哲学の道 –動物倫理– 動物にも,人間と同じ権利を認める考え方 –生命倫理– 人の遺伝子は,改変してもいいのか –心の哲学①– 人間とコンピューターは,同じなのか –心の哲学②– 人間の社会性は,どう生みだされるのか –心の理論– 他人の行動を予測できるのは,なぜなのか コラム 博士! 教えて!! 哲学者ってどんな人? –人工知能の倫理– 自動運転車の事故は,だれの責任なのか –公衆衛生倫理– 新型コロナのワクチンは,だれから接種すべきか –哲学マップ– 現代哲学の主な研究分野をみてみよう!

しあわせって、なに?(こども哲学)

オスカー・ブルニフィエ
朝日出版社
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57
紹介文
生きていくうえで大切な問いに、気づきはじめたきみに贈る。 シリーズ累計23万部。フランス発、世界中で翻訳された「哲学絵本」最新刊。 しあわせって、どうしてわかる? しあわせになるのは、かんたんなこと? なにがなんでも、しあわせになりたい? おかねがあれば、しあわせ? しあわせになるには、みんながひつよう? どうして、ときどき、ふこうになるの? この本には、しあわせって、なに?を考えるための大きな問題が6つ。 いろんな考えをあれこれ組み合わせたり、ふだんは見えていないところをのぞきこんだりしながら、 ほかのだれにもたどりつけない、きみだけの答えをさがしてみよう。 こども哲学は、自分について、人生について、世界について、 あたまいっぱいの疑問と向き合うことになったこどもたちが、 はじめの一歩をふみだすための羅針盤です。 どこかで聞いたことのある答えでお茶をにごすのではなく、 こどもと本気で語りあい、いっしょに考えてみたい。 そう願うすべてのおとなたちにも、ぜひ手にとってほしいシリーズです。 特別付録:日本版監修・重松清の書き下ろし掌篇「おまけの話」が本の最後についています。

図鑑 世界の哲学者

ブラックバーン,サイモン
東京書籍
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57
紹介文
古代ギリシャからジャン・ボードリヤールまで、老荘思想からポスト構造主義まで、古今東西の哲学者を網羅。女性哲学者も多数掲載。 世界の哲学者・哲学史が一目でわかるビジュアル大図鑑! ●類書にはないビジュアル性で一線を画す構成 ●古代ギリシャからジャン・ボードリヤールまで、老荘思想からポスト構造主義まで、古今東西の哲学者を網羅 ●女性の哲学者も多数掲載 古代から現在まで約2600年の間に活動した哲学者に焦点を当て編年的に配列。 取り上げるのは、老子、釈迦、ソクラテスから、チョムスキー、クリステヴァ、ソンタグまで世界の哲学者・思想家と代表作。 大判で数多くの写真・図版を使用し、その時代を彩った哲学の流れが視覚的に浮かび上がってくるように構成されている。 哲学史の全容を知ることができるのはもちろん、ページを眺めているだけで楽しく、哲学的教養が身につく。 ・序文 ・日本語版序文 ・第1章 古代の哲学者 ~AD500頃 老子、アリストテレスからアウグスティヌス、ナーガールジュナまで ・第2章 中世の哲学者 500~1500頃 イブン・シーナー、朱熹からアクィナス、オッカムまで ・第3章 近代の初期の哲学者 1500~1750頃 エラスムス、デカルトからスピノザ、ライプニッツまで ・第4章 近代の哲学者 1750~1900 ルソー、カント、ヘーゲル、マルクス、ニーチェなど ・第5章 20世紀の哲学 1900- ベルクソン、ヴィトゲンシュタイン、ハイデガー、アーレント、ドゥルーズなど ・第6章 現代の哲学 デリダ、ソンタグ、ジジェク、ボードリヤール、チョムスキー、バトラーなど ・索引・謝辞

労働と所有の哲学―ジョン・ロックから現代へ

今村 健一郎
昭和堂
おすすめ度
57
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序章 ロックの所有論へ向けて 第1章 予備的考察 第2章 労働所有権論 第3章 所有権に対する制約 第4章 貨幣・市場 第5章 人格に対する所有権 第6章 ロックの環境倫理

史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (河出文庫 や 33-2)

飲茶
河出書房新社
おすすめ度
57
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最高の真理を求める男たちの闘い第2ラウンド! 古代インド哲学から日本の禅まで東洋の“知”が集結。真理は体験でのみ得られる! 最高の真理を求める男たちの闘い第二ラウンド! 古代インド哲学から釈迦、孔子、孟子、老子、荘子、そして日本の禅まで東洋の“知”がここに集結。真理(結論)は体験によってのみ得られる!

モンテスキュー: その生涯と思想 (叢書・ウニベルシタス)

ジャン スタロバンスキー
法政大学出版局
おすすめ度
57
紹介文
その生涯及び思想の形成過程を展望し,『法の精神』をはじめとする著作から「思索を証言する言葉」を編んで思想家自身に語らせた,定評あるモンテスキュー思想入門。

わからなさを生きる哲学

岡山 敬二
亜紀書房
おすすめ度
57
紹介文
《いしいしんじさん 推薦》 夏休みのスイカ割り、9回裏のサヨナラ勝ち、ひと目ぼれの瞬間にこそ、「哲学」はひらく。 「わからない」豊かさにかこまれて、ぼくは、あなたは、ひとつきりの生を生きてゆく。 ---------------------- 人間、時間、「わたし」体と心、死って、いったい何?  哲学の大切な問いを深める旅へ出かけよう。 ソクラテスから、デカルト、ニーチェ、フッサール、メルロ=ポンティ、そしてハイデガーまで。 「わからない」を切り口に、西洋哲学を一緒に歩く。 問いを立てるための思考のレッスン。 ---------------------- あなたは、わたしは、世界は、 なぜ、かけがえがないのか? わからない。──それでも、世界は美しい。 ■はじめに ■序……わからなさのはじまり──「人間とは何なのか」という問い Ⅰ 人間とは何なのかよくわからない ■第1話……人間とは何か、その答えはどこにある?──デカルトからニーチェへ ■第2話……ちっぽけな理性と大いなる理性──ニーチェからデカルトへ Ⅱ 人間と動物や機械はどうちがうのかよくわからない ■第3話……考えている私は存在するのか──デカルト ■第4話……人間のする計算とは何なのか──フッサール ■第5話……人間はどこから人間になったのか──ケーラーからメルロ=ポンティへ Ⅲ 身体は私のものなのかどうかよくわからない ■第6話……身体こそがここにいる?──デカルトの向こうへ ■第7話……身体である私はどこにいるのか──メルロ=ポンティ Ⅳ 時は流れるのかどうかよくわからない ■第8話……時計の時間は時間ではない?──アリストテレスからアウグスティヌスへ ■第9話……時は重なり、空間に広がる──フッサールからメルロ=ポンティへ Ⅴ 人はどう死ぬのかよくわからない ■第10話……死とはどういう出来事なのか──ソクラテスからショーペンハウアーまで ■第11話……失われることに人は何を思うのか──エピクロスからハイデガーへ ■第12話……人は死ぬことができるのか──ハイデガー 結び 哲学のはじまり──わからなさをわかること ■あとがき

10代からの哲学図鑑

マーカス ウィークス
三省堂
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57
紹介文
何世紀にもわたる人類の思索と叡智を、図解を駆使して驚くほどわかりやすく解説。10代から大人の読者まで、全く新しい哲学入門。 何かが存在するとはどういうことか。物事が正しいとかまちがっているとかは、どうしたらわかるのか。神は本当に存在するのか。何世紀にもわたる人類の思索と叡智を、図解を駆使して驚くほどわかりやすく解説。10代から大人の読者まで、「目からうろこ」間違いなしの、全く新しい哲学入門書。

中学生までに読んでおきたい哲学(全8巻)

松田 哲夫
あすなろ書房
おすすめ度
57

あらすじとイラストでわかる哲学 (文庫ぎんが堂)

知的発見! 探検隊
イースト・プレス
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57
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ソクラテス、プラトン、アリストテレス、デカルト、カント、ヘーゲル、ニーチェ、サルトル……新しい時代を切り拓く独創的な思想を展開した知の巨星たち。彼らは何を問題にし、どう考えたのか。その思想を数ページで理解することはできないが、古代から現代まで哲学者42人のポイントを「あらすじ」と「読み解き」にすっきりとまとめ、「哲学の流れ」をざっくりとつかむことができるのが本書の特長だ。初めて学ぶ人にも挫折した人にも最適な哲学入門!

ざっくりわかる 8コマ哲学 (ざっくりわかる 8コマシリーズ)

小川仁志
朝日新聞出版
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57
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8コマ漫画でさくっと分かる哲学の入門書。哲学史上、重要な哲学者の考えを、35のテーマで解説します。難しい哲学の話も漫画ですらすらと読めるので、これまで哲学の入門書を途中でギブアップした人でも最後まで読み通せる一冊。

新版 イラスト西洋哲学史

小阪 修平
宝島社
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57

はじめて学ぶ西洋思想:思想家たちとの対話

村松茂美
ミネルヴァ書房
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古代から現代までの代表的な西洋思想家を、その生涯と思想、そして原典(翻訳)の引用によって読み解く。哲学・倫理学・社会思想史・政治思想史の初学者向け入門テキスト。また、「古典」への関心をもち、自ら「古典」という知的世界を旅しようとする読者のための道案内(ガイド)を提供する。 1 近世以前(ソクラテス プラトン アリストテレス ほか) 2 近代(ホッブズ デカルト スピノザ ほか) 3 現代(フロイト ソシュール フッサール ほか)

哲学とは何か (NHK BOOKS)

青嗣, 竹田
NHK出版
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「哲学の真の功績」を追って哲学史を一挙に捉えなおし、哲学の3つの難問を解明して、世界で初めて「社会の本質学」への展望をひらく  著者はNHKブックス『現象学入門』刊行以来、平易な語り口によって幅広い読者を獲得してきた。フッサール現象学の革新的読解に始まり、プラトン、カント、ヘーゲル、ニーチェ、ハイデガーを中心に、古代から現代まであらゆる哲学書を「哲学とは何を行う営みか」との問題意識で読み解いてくるなかで、哲学の真の意義はタレス以来、「誰もがこう考える以外にない、という物の見方」すなわち「普遍認識」を追求することであり続けてきたことを理解する。同時に、20世紀半ばにこのリレーが途絶えてしまったこと、多様な哲学理論の開花にもかかわらず知的パズル解きを超える成果が残されていないことに危機感を抱き、哲学の流れを復興するべくフッサールとヘーゲルの全著作の解読を進めてきた。その成果として自由論、資本主義論、大著の「欲望」論などを書き継いだ末に、さらなる一歩を踏み出した挑戦的な著作が本書だ。  よくある哲学者を並列して解説していく本とは違い、本書は、「哲学本来の力と功績」という観点から見た、哲学の展開への貢献度を基準に哲学者を評価し、2500年の世界哲学史へのクリアなビジョンをもたらす。すなわち、「哲学の方法とは何か・真に重要な功績は何か」を明らかにしたうえで、その方向性に沿って著者が初めて本格的に「いま哲学は何を考えるべきか」を宣言するのだ。  哲学の方法の特徴は、世界を説明する際に、概念と原理を使うこと。かつて宗教は世界説明に物語を使っていたが、哲学はこれを変革し、宗教を超える普遍的な説得力を持つに至った。物語を信じない者も排除されず、言葉を使って、考えの異なる他人をも納得させることがルールとなったからだ。  哲学の功績の1つは、このルールにのっとって自然哲学(のちに自然科学と呼ばれる)を創始したこと。ニュートンの著作名も『自然哲学の数学的原理』だった。もう1つの功績は、誰もが求める「暴力の縮減」のために、人々の意志によって市民国家を創り出したこと。ここでホッブズとルソーとヘーゲルが、普遍認識を社会構想へ反映させた功績者として再解釈される。  自然科学の隆盛を受けて19世紀に勃興した「実証的社会科学」は、コントからマルクス主義や社会システム理論に至るまで、理論は花咲けど議論の一致を見出せない”迷宮”に入った。人間関係の総体である「社会」を自然科学の手法で捉えようとしたことに無理があったのだ。  これを克服するための方法を確立したのがフッサールの現象学だったが、このことはすっかり見落とされていると著者は言う。本書ではこの「社会を捉えるための基礎理論」としてフッサールの功績を、オリジナルの図版も多用して明確に示す。そしてこれを踏まえ、今の哲学の使命であると同時に哲学本来の仕事であったはずの「人間がより自由に生きられるための社会の構築」を進めることを提唱し、その基礎的な考え方を示す。  本書は、ビッグネームたちの功績を重要度別に一括して理解し、哲学全体への一貫した展望を提供する、類例のない“哲学入門”であり、今後の哲学徒が避けて通れない記念碑的な著作である。 第一章 哲学とは何か  ………「三つの謎」の由来と、「普遍認識」が必要な理由 第二章 認識論の解明と近代哲学の苦闘   ………ニーチェ「本体論の解体」からフッサール「認識問題の完全解明」へ。それを先取りして実践していた「市民国家」の原理 第三章 現象学批判と『イデーン』解読  ……フッサール誤解の源流と、代表作のポイント別読解 第四章 「哲学の謎」の解明  ……現代言語哲学の試みと現代思想の相対主義を吟味する 第五章 本質観取と本質学の実践  ……哲学本来の仕事と、その正当な発展形を実演する 第六章 現代哲学と社会理論の隘路  ……ポストモダンの批判理論とアメリカ政治哲学を吟味する 第七章 「社会の本質学」への展望  ……「社会」を考察対象にすべき理由と、その再生のための提言

現実は厳しい でも幸せにはなれる

アルバート・エリス(Arbert Ellis)
文響社
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57
紹介文
それでも人生は変えられる 「ああ、終わった……」と思っても、あなたは絶対終わらない。 とくに何かあったわけでもないのに、モヤモヤしたり、イライラすることはありませんか? 世界三大心理療法家のアルバート・エリスが落ち込んだときや、悩んでいるときに、自分で立ち直るためのメソッドを教えてくれます。 ・不安な動揺に負けない「壊れにくい自分」のつくる ・「思い込み」は、自分に反論し打破する ・人間関係に悩んだときは「タイムアウト法」が効く 1 性格ではなく、考え方を変える 2 あなたを悩ませる「思い込み」を見つけ、反論し、打破する 3 あなたを変えるABC論理 4 やればできる──自己変革5つの発想 5 「壊れにくい自分」をつくる方法 6 自分を受け入れ、他人も受け入れる 7 最悪だ! 自分には耐えられない! 8 最悪の場合、どんなことが起こるだろう? 9 動揺しにくくなるための「考え方」 10 他の方法の効用と限界 11 自分を変えるための実践的方法 12 動揺しにくくなるための「行動のしかた」 13 自己実現と、より幸せになるために 14 まとめ──幸せは自分でつくる

物語 哲学の歴史 - 自分と世界を考えるために (中公新書)

伊藤 邦武
中央公論新社
おすすめ度
57
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哲学とは何だろうか-。人間が世界と向き合い、自分の生の意味を顧みるとき、哲学は生まれた。古代から二一世紀の現代まで、人間は何を思考し、その精神の営為はどのような歴史を辿ってきたのだろうか。本書は、その歴史を「魂の哲学」から「意識の哲学」「言語の哲学」を経て、「生命の哲学」へと展開する一つのストーリーとして描く。ヘーゲル、シュペングラー、ローティの歴史哲学を超えた、新しい哲学史への招待。 序章 哲学史のストーリー 第1章 魂の哲学-古代・中世(「魂」という原理 アテナイの哲学-プラトンとアリストテレス 地中海の哲学) 第2章 意識の哲学-近代(科学革命の時代-デカルトの登場 心身問題 経験論と超越論的観念論の立場) 第3章 言語の哲学-二〇世紀(論理学の革命 ケンブリッジから アメリカへ) 第4章 生命の哲学-二一世紀へ向けて(生の哲学 ジェイムズとベルクソン エコロジカルな心の哲学)

超訳 哲学者図鑑

富増 章成
かんき出版
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認識論から存在論へ―わかりやすい哲学入門―

湯浅 愼一
晃洋書房
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創造と狂気の歴史 プラトンからドゥルーズまで (講談社選書メチエ)

松本 卓也
講談社
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プラトンに始まり、デカルト、カント、ヘーゲルを経て、ラカン、デリダ、ドゥルーズまで──。大胆にして明快な未曾有の思想史! 「創造」と「狂気」には切っても切れない深い結びつきがある──ビジネスの世界でも知られるこの問題は、実に2500年にも及ぶ壮大な歴史をもっている。プラトン、アリストテレスに始まり、デカルト、カント、ヘーゲルを経て、ラカン、デリダ、ドゥルーズまで。未曾有の思想史を大胆に、そして明快に描いていく本書は、気鋭の著者がついに解き放つ「主著」の名にふさわしい1冊である。まさに待望の書がここに堂々完成! アップル社の最高経営責任者だったスティーヴ・ジョブズが「師」と仰いだ起業家ノーラン・ブッシュネルは、企業に創造性をもたらすには「クレイジー」な人物を雇うべきである、と説いている。ビジネスの世界でも「創造」と「狂気」には切っても切れないつながりがあることを、一流の企業人は理解していると言えるだろう。 だが、この「創造と狂気」という問題は、実に2500年にも及ぶ長い歴史をもっている。本書は、その広大にして無尽蔵な鉱脈を発掘していく旅である。 その旅は、「神的狂気」について論じたプラトン(前427-347年)から始まる。次いで、メランコリーと創造の結びつきを取り上げたアリストテレス(前384-322年)から《メレンコリアI》を描いた画家アルブレヒト・デューラー(1471-1528年)、そこに見出される創造性を追求したマルシリオ・フィチーノ(1433-99年)を経て、われわれは近代の始まりを告げるルネ・デカルト(1596-1650年)の登場に立ち会う。 デカルトに見出される狂気と不可分のものとしての哲学を受けて、あとに続いたイマヌエル・カント(1724-1804年)は狂気を隔離し、G. W. F. ヘーゲル(1770-1831年)は狂気を乗り越えようとした。しかし、時代は進み、詩人フリードリヒ・ヘルダーリン(1770-1843年)が象徴するように、創造をもたらす狂気は「統合失調症」としての姿をあらわにする。そのヘルダーリンの詩に触発された哲学者マルティン・ハイデガー(1889-1976年)が提示した問題系は、ジャック・ラカン(1901-81年)やジャン・ラプランシュ(1924-2012年)を通して精神分析の中で引き受けられる。そして、ここから現れ出た問題は、アントナン・アルトー(1896-1948年)という特異な人物を生み出しつつ、ミシェル・フーコー(1926-84年)、ジャック・デリダ(1930-2004年)、そしてジル・ドゥルーズ(1925-95年)によって展開されていく──。 このような壮大な歴史を大胆に、そして明快に描いていく本書は、気鋭の著者がついに解き放つ「主著」の名にふさわしい。まさに待望の堂々たる1冊が、ここに完成した。 はじめに──創造と狂気は紙一重? 第1章 「創造と狂気」の関係を問う 第2章 プラトン──神的狂気と創造 第3章 アリストテレス──メランコリーと創造 第4章 フィチーノとデューラー──怠惰からメランコリーへ 第5章 デカルト──狂気に取り憑かれた哲学 第6章 カント──狂気を隔離する哲学 第7章 ヘーゲル──狂気を乗り越える哲学 第8章 ヘルダーリン──ついに統合失調症が現れる 第9章 ハイデガー──詩の否定神学 第10章 ラカン──「詩の否定神学」の構造論化 第11章 ラプランシュとフーコー──ヘルダーリンと父の問題 第12章 アルトーとデリダ──病跡学の脱構築 第13章 ドゥルーズ──「詩の否定神学」からの逃走 おわりに──「創造と狂気」はどこへ向かうのか? 注 参考文献 初出一覧 あとがき

よくわかる哲学・思想 (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ)

納富信留
ミネルヴァ書房
おすすめ度
57
紹介文
古代から現代までの哲学の流れ、近代日本の哲学、哲学の基本主題などを網羅した入門書の決定版 古代から現代までの哲学の流れ、近代日本の哲学、哲学の基本主題などを網羅した入門書の決定版。見開き2ページで一項目を解説するわかりやすい構成で、全体の流れを把握しつつトピックごとに学びを深めることができる。STS(科学技術社会論)や子どもの哲学、クィア・LGBT、アフォーダンスなど現代的トピックも取り上げる。 はじめに   序 哲学の枠組み  1 「哲学」とは何か?  2 哲学の部門  3 哲学史とは  第1部 西洋哲学史 Ⅰ 古代・中世の哲学  1 初期ギリシア哲学(1):自然哲学の誕生  2 初期ギリシア哲学(2):存在論の展開  3 ソフィストとソクラテス  4 プラトン  5 アリストテレス  6 ヘレニズム哲学  7 新プラトン主義  8 教父哲学  9 スコラ哲学  10 イスラーム哲学  11 ルネサンス哲学 Ⅱ 近代の哲学  1 デカルト  2 パスカル  3 スピノザ  4 ライプニッツ  5 イタリア近代  6 ベーコンとホッブス  7 ロック  8 バークリ  9 ヒューム  10 フランス啓蒙思想  11 ルソー  12 スコットランド啓蒙思想  13 メーヌ・ド・ビランとコント  14 カント  15 ハーマンとヘルダー  16 フィヒテ  17 シェリング  18 ヘーゲル  19 ショーペンハウアー  20 キルケゴール  21 マルクス  22 功利主義 Ⅲ 現代の哲学  1 ニーチェ  2 フロイトとユング  3 初期プラグマティズム  4 ベルクソン  5 フッサール  6 解釈学  7 ハイデガー  8 初期の分析哲学  9 ホワイトヘッド  10 論理実証主義  11 日常言語学派  12 ウィトゲンシュタイン  13 科学哲学  14 70年代以降の分析哲学  15 現代プラグマティズム  16 人類学と哲学  17 フランクフルト学派  18 アーレント  19 ハーバーマス  20 サルトル  21 メルロ=ポンティ  22 レヴィナス  23 フーコー  24 ドゥルーズ  25 デリダ  第2部 近代日本の哲学 Ⅳ 西洋哲学の受容期  1 明治の啓蒙思想  2 西洋哲学の導入  3 内村鑑三 Ⅴ 日本哲学の展開期  1 西田幾多郎  2 田辺 元  3 九鬼周造  4 和辻*哲郎  5 三木 清  6 京都学派  7 戦後の哲学  第3部 哲学の諸問題 Ⅵ 哲学の基本主題  1 生と死  2 人間:ヒューマニズム/アンチ・ヒューマニズム  3 神  4 現代の存在論  5 言語哲学  6 時間論  7 真理論  8 論理学  9 知識論  10 行為論  11 心身問題  12 他者論  13 相対主義・多元主義  14 美の哲学 Ⅶ 現代の諸問題  1 自由論  2 STS(科学技術社会論)  3 公共哲学  4 正義論  5 徳倫理学  6 グローバル化とポスト・コロニアル  7 フェミニズムとジェンダー  8 クィア・LGBT  9 生命と進化  10 教育哲学  11 文芸批評  12 子どもの哲学  13 医療倫理・生命倫理  14 ケアの哲学  15 アフォーダンス  16 環境倫理学  17 新しい技術と倫理  18 メタ哲学 人名索引 事項索引

てつがくフレンズ 女の子の姿になった哲学者たちの哲学学園

飲茶
PHP研究所
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57
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「少女化した哲学者たち」=「てつがくフレンズ」が主役のコミック! 読み終わると古代哲学が分かる!! かつてない哲学入門コミック!

哲学カフェ! 17のテーマで人間と社会を考える (祥伝社黄金文庫)

小川 仁志
祥伝社
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本書で扱うテーマは、身近な話題から、社会の矛盾や問題点、そして人間の根源に迫るものまでバラエティに富んでいます。ひとりでは答えが出せなくても、もしかしたら…。また、古今東西の哲学者たちが、これらの疑問にどう悩み、どう答えたかもフォローしています。 はじめに-コーヒー片手に 1章 「人間関係」を哲学する 2章 「愛」を哲学する 3章 「暴力と権力」を哲学する 4章 「社会」を哲学する 5章 「幸福」を哲学する おわりに-「哲学カフェ」のすすめ

バカロレアの哲学 「思考の型」で自ら考え、書く

坂本 尚志
日本実業出版社
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フランス・バカロレア哲学試験の「思考の型」を駆使した本当に考え・書くための講義。

新実存主義 (岩波新書)

マルクス・ガブリエル
岩波書店
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心と脳はなぜ「サイクリングと自転車」の関係に似ているのか。気鋭の哲学者による新たな存在テーゼ。 心と脳は同じものなのか。心はすべて物理的な理論で説明がつくのか。心と脳はなぜ「サイクリングと自転車」の関係に似ているのか――。『世界はなぜ存在しないのか』で「世界」を論じた気鋭の哲学者がつぎに切り込むのは「心」。脳科学全盛の時代に、実存主義と心の哲学をつなげ、21世紀のための新たな存在テーゼを提示する。 ■内容紹介(第5章より抜粋) 1 人間は本質なき存在であるという主張 2 人間とは、自己理解に照らしてみずからのあり方を変えることで、自己を決定するものであるという思想 哲学的思考における来たるべきポスト自然主義の時代――その時代の選択肢のひとつとして、新実存主義を育んでいこうという本書の私の論考は、こうした実存主義のスローガンが心の哲学にとって何をもたらすかを明らかにすることに狙いがあった。心の哲学の中心問題を立て直そうという目論見だ。哲学者のあいだにいまもはびこる自然主義的世界観の行き詰まりや病を思えば、それは緊急の課題と言わなければならない。 序 論 穏健な自然主義と、還元論への人間主義的抵抗……………ジョスラン・マクリュール 第1章 新実存主義――自然主義の失敗のあとで人間の心をどう考えるか……………マルクス・ガブリエル 第2章 ガブリエルによる論駁……………チャールズ・テイラー 第3章 心は「存在する」のか?……………ジョスラン・ブノワ 第4章 人間の生とその概念……………アンドレーア・ケルン 第5章 四人に答える……………マルクス・ガブリエル 原 注 訳 注 訳者あとがき 文献一覧

飲茶の「最強! 」のニーチェ

飲茶
水王舎
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対話形式&1コママンガで、いちばんわかりやすいニーチェ入門書の決定版!クスッと笑えて明日役立つ哲学がこの一冊に。 第1章 哲学ってなに? 第2章 人生に意味はないってホント? 第3章 道徳なんて弱者のたわごと? 第4章 死にも未来にも意味はない? 第5章 それでも哲学を学べば生き方が変わる

失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!

大野 正人
文響社
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ピカソ、絵を見せて「意味わからん」と言われる すごい人ほどダメだった! 読めば勇気がわいてくる、新しい心の教科書 ピカソ、絵を見せて 「意味わからん」 と言われる。 ☆10歳から読める! 全漢字にふりがなつき☆ ☆最近失敗して、落ち込んでいるお子さんへのプレゼントに☆ ☆「忘れる」「遅れる」「ウソをつく」… 子どもによくある失敗の直し方も紹介☆ 失敗エピソードだけにとどまらず、 子どもを勇気づけるための「心の教え」もそれぞれに掲載。

西洋哲学史 (教養全書)

岩崎 武雄
有斐閣
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目次 第1篇 古代哲學 / p1 第1章 創始期の哲學 / p2 1 ミレトス學派 / p2 2 エレア學派およびヘラクレイトス / p5 3 ピュタゴラス學派および多元論者 / p15 第二章 アテナイ期の哲學 / p27 1 ソフィスト / p28 2 ソクラテス / p32 3 プラトン / p43 4 アリストテレス / p57 第3章 ヘレニズム・ローマ時代の哲學 / p72 第1期 倫理時代 / p75 1 ストア學派 / p75 2 エピクロス學派 / p79 3 懷疑派 / p82 第2期 宗敎時代 / p86 1 フィロン / p90 2 新プラトン學派 / p92 古代哲學の槪觀 / p96 第2篇 中世哲學 / p98 第1章 敎父哲學 / p103 1 護敎家 / p103 2 アレクサンドリアの敎校 / p105 3 アウグスティヌス / p107 第2章 スコラ哲學 / p114 1 初期のスコラ哲學 / p116 2 中期のスコラ哲學 / p123 3 後期のスコラ哲學 / p131 中世哲學の槪觀 / p133 第3篇 近世哲學 / p136 第1章 過渡時代の哲學 / p137 1 文藝復興期の哲學 / p137 2 自然科學確立期の哲學 / p146 第2章 17世紀の哲學 / p156 1 デカルト / p158 2 ホップス / p168 3 スピノーザ / p172 第3章 啓蒙時代の哲學 / p181 1 ライプニッツおよびヴォルフ / p185 2 ロック / p194 3 バークリ / p201 4 ヒューム / p205 第4章 カントの哲學 / p215 第5章 ドイツ觀念論の哲學 / p255 1 フィヒテ / p256 2 シェリング / p263 3 ヘーゲル / p271 第6章 ヘーゲル以後の哲學 / p287 第1期 19世紀前半の哲學 / p288 1 ショーペンハウエル / p289 2 ヘルバルト / p295 3 フォイエルバッハ / p299 4 コント / p303 第2期 19世紀後半以降の哲學 / p306 1 實證主義的傾向 / p307 2 批判主義的傾向 / p317 3 非合理主義的傾向 / p327 近世哲學史の槪觀 / p331 參考文獻 人名索引 事項索引

正義の教室 善く生きるための哲学入門

飲茶
ダイヤモンド社
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プロローグ ある男の選択 第1章 倫理的な彼女たち 第2章 3種の正義「平等、自由、宗教」 第3章 平等の正義「功利主義」 第4章 幸福は客観的に計算できるのか?――功利主義の問題点 第5章 自由の正義「自由主義」 第6章 格差を広げ、弱者を排除してもいいのか?――自由主義の問題点 第7章 宗教の正義「直観主義」 第8章 人は正義を証明できるのか?――直観主義の問題点 第9章 正義の終焉「ポスト構造主義」 エピローグ 正義の決断

人間の悩み、あの神様はどう答えるか (青春文庫)

沖田 瑞穂
青春出版社
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50の神さまが神話のエピソードを元にアドバイス。神さまについても学べて、あなたの悩みも解決します。 誰もが持つ「どう生きるか」という永遠のテーマをズバッと解決!なぜなら、人生の悩みに答えるのが“神さま”だからです。例●Q、なかなかプロポーズしてくれない彼。私から言ったほうがいい?A、男性がプロポーズし女性が答える。古来より意味のある掟です(回答:イザナミ)●Q、いじめられてつらいです…A、逃げましょう。私もどこまでも逃げました (回答:オホクニヌシ)●Q、子どもも巣立ち、仕事も定年。人生もおしまいか…A、まだまだまったく違う自分がいるはずだ(回答:ヴィシュヌ)50の神さまが神話のエピソードを元にアドバイス。神さまについても学べて、あなたの悩みも解決します。

哲学 原典資料集

巍, 山本
東京大学出版会
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ソクラテスからデリダまで古典・名著の精粋を抄訳,直接に原典を読むことを通して哲学することの魅惑と苛烈さに誘なう.簡潔な概説とともに,西洋哲学史を一望することができるアンソロジー.巻末に邦訳文献を紹介,教養課程のテキストに最適. 【執筆者】山本巍,今井知正,宮本久雄,藤本隆志,門脇俊介,野矢茂樹,高橋哲哉 第一章 古代哲学  序 哲学の始めと「始め」の哲学  1 ソクラテス以前の哲学   a ミレトス学派   b ヘラクレイトス   c パルメニデス   d エンペドクレス   e デモクリトス  2 アテナイ盛期の哲学   a ソクラテス   b プラトン   c アリストテレス  3 ヘレニズム期の哲学 第二章 中世哲学  序 旅人の帰郷の哲学  1 キリストと教父たち   a 教父哲学の胎動   b 初期教父時代   c 盛期教父時代   d 晩期教父時代  2 学僧たち   a 初期スコラ哲学   b 中期スコラ哲学   c 盛期スコラ哲学   d 晩期スコラ哲学   結び 中世哲学の遺産と今日的問い 第三章 近代哲学  序 ヒューマニズムの哲学  1 近代理性の哲学   a デカルト   b スピノザとライプニッツ  2 イギリス経験論   a ロック   b バークリー   c ヒューム  3 ドイツ観念論   a カント   b ヘーゲル 第四章 現代哲学  序 実体主義から機能主義へ  1 ニーチェ  2 プラグマティズム  3 論理的言語分析の哲学   a フレーゲ   b ラッセル   c 前期ウィトゲンシュタイン   d 論理実証主義  4 現象学とその周辺   a フッサール   b ハイデッガー   c ベルクソンからフランス現象学へ  5 分析哲学   a 後期ウィトゲンシュタイン   b オースティン   c クワイン  6 ヨーロッパ哲学の現在   a ドイツ哲学   b フランス哲学 あとがき/邦訳文献一覧/人名索引

死にいたる病 (ちくま学芸文庫)

セーレン キルケゴール
筑摩書房
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哲学の名著50冊が1冊でざっと学べる

岡本 裕一朗
KADOKAWA
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57
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知の巨人たちの「本物の教養」がこの一冊で! 忙しい人でも一気に読める! ~ 知の巨人たちの本物の教養が一気につかめる! ~  デカルト『方法序説』、カント『純粋理性批判』など、世の偉大な哲学者たちが著した名著の数々。 哲学者の名前と書名を見れば、おのずと知的好奇心は湧いてくるものだが、いずれも分厚く難解で、読み通すことはなかなか難しい。 そこで本書は、哲学分野で名著とされる作品の要点を図版を使いながらわかりやすく整理し、 目まぐるしく変化する現代社会を必死に生きる大人たちにとっての「生きるための教養」を提供しようという一冊。 『ソクラテスの弁明』(プラトン)、『方法序説』(デカルト)、『純粋理性批判』(カント)などの古典名著から、『有限性の後で』(メイヤスー)といった現代のベストセラーまで。世界の哲学名著が1冊で丸わかり! 第1章 そもそも哲学って何?  「哲学の誕生」と「神とは何か」を知る名著10冊 第2章 どうすれば正しい判断ができるか?  「理性とは何か」がわかる名著10冊 第3章 この世の中をどう生きるべきか?  「世界」と「自分」のつながりが見える名著10冊 第4章 いったい自分は何者なのか?  人間の「存在」をめぐる名著10冊 第5章 哲学はどこへ行くのか?  「今と未来」を読み解く名著

原典による哲学の歴史

麻生 享志
公論社
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すっきりわかる! 超訳「哲学用語」事典 (PHP文庫)

小川 仁志
PHP研究所
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形而上学、実存主義、弁証法…哲学の用語って、なんでこんなに難しいの。普通の簡単な言葉に置き換えてくれればいいのに…そう思ったことはありませんか?本書では、元サラリーマン・市役所職員という異色のキャリアを持つ"庶民派"哲学者が、重要度の高い用語だけを厳選&超訳。「そういうことだったのか!」と目からウロコが落ち、「哲学=難解」が「哲学=面白い!」に変わる一冊。 第1章 よく目にする&耳にする頻出用語 第2章 常識として知っておきたい用語 第3章 チンプンカンプンのカタカナ用語 第4章 入試問題でも見かける漢字系の用語 第5章 日常の用法とはちょっと意味の異なる用語 第6章 本格派向けの高度な用語

図鑑 哲学~ 人生を変える100の話

ジャクソン,トム
ニュートンプレス
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57

さよならソクラテス (新潮文庫)

池田 晶子
新潮社
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試験に出る哲学―「センター試験」で西洋思想に入門する (NHK出版新書 563)

斎藤 哲也
NHK出版
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マンガで実用 使える哲学 (マンガで実用シリーズ)

平原 卓
朝日新聞出版
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【哲学心理学宗教/哲学】パワハラ、SNSの承認欲求、スクールカーストなど、現代社会に疲れたさまざまな人が訪れる「哲学研究所」がマンガの舞台。ここではさまざまな悩みに哲学者が寄り添ってくれる。哲学がわかれば、もっと生きやすくなるはず。ビジネスマンにもおすすめ。

現代人の悩みをすっきり解消する哲学図鑑: 恋愛やビジネスから人生観まで役立つ

大城 信哉
誠文堂新光社
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哲学というかたいテーマをイラストや図版を使ってわかりすくまとめた入門書。悩める現代人にも活用できる単純明快さが特徴の哲学書。 哲学というかたいテーマをイラストやアイコン、図版を使ってわかりやすくまとめた“ひと目でわかる”哲学の入門書。恋愛やビジネスから人生観まで、悩める現代人にも活用できる単純明快さが特徴の哲学書です。 「会社が大事? 社員が大事?」「お互いを求めあう仲がいちばん幸せ?」「誘惑されてしまうのはなぜ?」「人生に目的ってあるの?」など現代人が抱えている身近な悩みから、生きていくうえで誰もが一度は苦悩する普遍的な命題までを、歴代哲学者34人の思想をかみくだいて解説することで“解消”していきます。 ほのぼのとした親しみやすいタッチでイラスト化された個性的な哲学者たちの風貌や、アイコン化した哲学的命題、「明解! 哲学年表」など、“ひと目でわかる”工夫が満載の一冊。 今に活かせる歴代哲学者たちの思想を時系列で紹介。登場哲学者は、ピュタゴラス、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、エピクロス、マルクス・アウレリウス、アウグスティヌス、トマス・アクィナス、オッカム、マキャヴェッリ、ルター、ベーコン、ホッブズ、デカルト、ロック、ルソー、カント、ベンサム、ヘーゲル、ミル、ダーウィン、キェルケゴール、マルクス、ニーチェ、フロイト、ハイデガー、ウィトゲンシュタイン、ポパー、サルトル、レヴィナス、クーン、フーコー、ハーバーマス、ロールズの総勢34人。 「空気を読まない哲学者」「中世の女性神秘思想家たち」「性別と哲学」「非西洋からの視点」などコラムも充実。

哲学 (ニュートン別冊)

None
ニュートンプレス
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私たちが「科学」とよんでいる学問は,かつて「哲学」とよばれていました。科学と哲学が分かれたのは,ほんの数百年前。その頃は,今では科学者とよばれているガリレオやニュートンも哲学者だったのです。  彼ら哲学者がさまざまな現象を見て,「なぜだろう?」と疑問に思ったことがきっかけで,科学技術が発展し,私たちの生活も豊かになりました。そして,「なぜだろう?」という疑問に対する答えは,長い間,さまざまな観点から,考えられてきました。それはまさに,科学的思考の歴史そのものだったのです。  本書では,古代から現代にいたるまでの哲学者たちの思考の歴史を,科学とのつながりに注目しながら,わかりやすく紹介していきます。知れば知るほど,面白い科学と哲学の世界。ぜひご覧ください! 1 科学の起源 ギリシャ哲学 哲学のはじまり 最古の哲学者 ピタゴラス 原子論 万学の祖 2 科学を育てた 中世・近世哲学 オッカムのかみそり 近代科学の理念をつくる 自意識 物理学と決定論 経験論① 科学の誕生 3 科学とともに発展した 近世・近代哲学 機会原因論 経験論②〜③ コペルニクス的転回 ラプラスの悪魔 進歩思想と進化論 エーテルの風 マッハの原理 中立一元論 科学的実在論 無意識 集合論の矛盾 論理実証主義 確証理論 反証可能性 パラダイム・シフト ベイズの定理 ベイズ主義 4 科学と歩む現代哲学 個別科学の哲学 時間の哲学 エントロピー増大の法則 量子論の哲学 多世界解釈 動物倫理 生命倫理 心の哲学①〜② 心の理論 人工知能の倫理 公衆衛生倫理 5 哲学に親しむ10の思考実験 デーモン仮説 中国語の部屋 経験機械 箱の中のムシ 止まった光 ニセの小屋 火星遠隔輸送機 ガリレオの船 ギャバガイ テセウスの船 哲学マップ

14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト

飲茶
二見書房
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14歳の頃に訪れる「常識の崩壊」。それを乗り越えるとき、哲学が始まる-200年先の未来を考えるための教科書。 第1章 十四歳からの哲学(ニーチェ) 第2章 合理主義の哲学(デカルト ヒューム カント ヘーゲル) 第3章 実存主義の哲学(キルケゴール サルトル) 第4章 構造主義の哲学(レヴィ=ストロース ウィトゲンシュタイン) 第5章 ポスト構造主義の哲学(デリダ ボードリヤール) 第6章 これからの哲学

誰にもわかるハイデガー : 文学部唯野教授・最終講義 (河出文庫 つ 1-6)

筒井康隆
河出書房新社
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“死”について知りたいあなたに贈る、世界一わかりやすい『存在と時間』講義。これが唯野教授の遺言だ。読まずには死ねません! 死を恐れつつも死について知りたい我々のために、あの唯野教授による世界一わかりやすい講義が一度かぎりよみがえる。読まずに死ねない名著『存在と時間』超入門。これが教授の遺言だ!
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