【2024年】「思想」のおすすめ 本 140選!人気ランキング
- 史上最強の哲学入門 (河出文庫)
- 14歳からの哲学 考えるための教科書
- 10歳の君に贈る、心を強くする26の言葉: 哲学者から学ぶ生きるヒント (10歳に贈るシリーズ)
- 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50
- 世界の哲学者に学ぶ人生の教室
- 哲学と宗教全史
- 自省録 (岩波文庫 青 610-1)
- 哲学用語図鑑
- その悩み、哲学者がすでに答えを出しています
- 哲学の名著50冊が1冊でざっと学べる
14歳からの「考える」のための教科書。「自分とは何か」「死」「家族」「恋愛と性」「メディアと書物」「人生」など30のテーマ。 今の学校教育に欠けている14歳からの「考える」の為の教科書。「言葉」「自分とは何か」「死」「家族」「社会」「理想と現実」「恋愛と性」「メディアと書物」「人生」等30のテーマ。 人には14歳以後、一度は考えておかなければならないことがある。 言葉、自分とは何か、死、心、他人、家族、社会、理想と現実、友情と愛情、恋愛と性、仕事と生活、本物と偽物、メディアと書物、人生、善悪、自由など、30のテーマを取り上げる。 Ⅰ 14歳からの哲学[A] 1 考える[1] 2 考える[2] 3 考える[3] 4 言葉[1] 5 言葉[2] 6 自分とは誰か 7 死をどう考えるか 8 体の見方 9 心はどこにある 10 他人とは何か Ⅱ 14歳からの哲学[B] 11 家族 12 社会 13 規則 14 理想と現実 15 友情と愛情 16 恋愛と性 17 仕事と生活 18 品格と名誉 19 本物と偽物 20 メディアと書物 Ⅲ 17歳からの哲学 21 宇宙と科学 22 歴史と人類 23 善悪[1] 24 善悪[2] 25 自由 26 宗教 27 人生の意味[1] 28 人生の意味[2] 29 存在の謎[1] 30 存在の謎[2]
「どうして勉強しなければいけないの?」「どうしていじめはなくならないの?」「生きている意味はあるの?」 学校の… 「どうして勉強しなければいけないの?」 「どうしていじめはなくならないの?」 「生きている意味はあるの?」 学校の先生や親がなかなか答えられない、子どもが抱えるリアルな悩みや疑問を、哲学者の言葉をヒントに解決。 哲学を通して子どもの考える力を育てる、必読の一冊。 古代ギリシャから近代、現代の有名な哲学者の解説も。 ■第1章 自分について考える Q 運動が苦手 Q 勉強ができない Q 自分の言葉で上手く話せない Q 綺麗になりたい Q 自分のいいところがわからない Q 「自分らしさ」って何? ■第2章 友達について考える Q 友達ができない Q 友達が他の子と仲よくしているとムカムカしてしまう Q 友達グループの中で仲間外れにする子がいる Q ケンカをした友達に「ごめんなさい」が言えない Q 人を好きになるってどういうこと? ■第3章 悪について考える Q どうしてルールを守らなくちゃいけないの? Q 人にやさしくしなきゃいけないのはなぜ? Q どうしていじめはなくならないの? Q 悪いことをしている人には注意した方がいい? ■第4章 生き方について考える Q どうして勉強しなければいけないの? Q 苦手なことはあきらめちゃダメ? Q 「本をたくさん読みなさい」って言われたけどなぜ? Q 自分の夢を反対される Q 生きている意味はあるの? Q 幸せって何? ■第5章 命について考える Q 心はどこにあるの? Q 花や木に命はある? Q 死ぬのが怖い Q 人は死んだあとどうなるの? Q 人はどうして人を殺すの? ■岩村先生の哲学講座 人間の祖先「ホモ・サピエンス」が生き残れたわけ 物事の原因はすべて「目に見えない」 「ふたつの時間」を生きる 愛は「心を受ける」こと
浅田彰・中沢新一・柄谷行人・蓮實重彦から、福田和也・大塚英志・宮台真司をへて、東浩紀・國分功一郎・千葉雅也まで。現代の思想と批評を読む。 浅田彰・中沢新一・柄谷行人・蓮實重彦から、福田和也・大塚英志・宮台真司をへて、東浩紀・國分功一郎・千葉雅也まで。現代の思想と批評を読む。 現代の思想と批評を一望する 80年代の浅田彰・中沢新一・柄谷行人・蓮實重彦から、 福田和也・大塚英志・宮台真司の90年代をへて、 00年代以降の東浩紀・國分功一郎・千葉雅也まで。 80年代の浅田彰・中沢新一・柄谷行人・蓮實重?がもたらした知の衝撃、90年代における福田和也・大塚英志・宮台真司の存在感、ゼロ年代を牽引した東浩紀、テン年代と切り結ぶ國分功一郎と千葉雅也──。およそ半世紀にわたるこの国の思想と批評の奔流を一望したベストセラーに、二つの新章を加え更新して文庫化。 プロローグ 「ゼロ年代の思想」の風景 第?章 「ニューアカ」とは何だったのか? 第?章 浅田彰と中沢新一―― 「差異化」の果て 第三章 ?實重?と柄谷行人―― 「テクスト」と「作品」 第四章 「ポストモダン」という「問題」 第五章 「九〇年代」の三人――福田和也、大塚英志、宮台真司 第六章 ニッポンという「悪い場所」 第七章 東浩紀の登場 第?章 「動物化」する「ゼロ年代」 第九章 ストーリーを続けよう?(On with the Story?) 第?章 二〇二〇年代の「ニッポンの思想」
「日本人のものの考え方」のルーツや時代ごとに影響を与えた思想(朱子学等)を整理・分析し、現代の日本が抱える課題を捉え直す。 歴史をひもとくと、古代の日本社会は多様な思想や価値観に満ちていた。しかし、いつからか「日本は集団主義的で同調圧力が強い」と評されるようになった。いったい、なぜ? ターニング・ポイントは?我々の「日本人意識」は、どのように形成されてきたのか?そもそも、我々はいつから日本人なのか?本書では、古代から現代までの「日本人のものの考え方」のルーツを探る。その過程で、時代ごとに影響を与えた思想を「マトリックス」で図解・整理。日本思想史を俯瞰する「見取り図」を通じて、その構造と大きな流れを読み解いていく。壮大な物語を読み解くナビゲーターは、駿台予備校のカリスマ世界史講師であり、YouTubeで14万人のファンがいる茂木誠氏。世界史の視点から、日本で繰り広げられる「大いなるドラマ」を解説する。日本人の思考様式・行動原理・アイデンティティは、どのように醸成されてきたのか?日本人とは何か、どこへ向かうのか。そのすべてがわかる!
飛躍の法則
古代の賢人に学べば、尽きない悩みも、みるみる氷解。不安をなくし、自分でできることを拡張するためのヒントに満ちた人生哲学の書! 仕事、進路、人間関係……尽きない悩みも、みるみる氷解。 古代の賢人エピクテトスの教えをアップデートした、 現代人のための、人生哲学の書! 1900年ほど昔に奴隷の子として生まれ、やがて解放され、哲学の教師になるという、 数奇な人生を送ったエピクテトス。 その言行録『人生談義』でエピクテトスは、弟子や来訪者から寄せられた 数々の人生相談に、的確な答えを繰り出していく。 悩める現代人にも十分通用するその教えを、とことん分かりやすく解説。 不安なく前向きに生きるための知の技法がするする頭に入る、類例のない一冊! 《エピクテトスの考え方を試してみると、煩わされなくてもよい悩みを結構解消できるのです。 いま抱えている悩みの全体が10だとしたら、そのうち何割かは軽くなるかもしれません。 特に処世を得意とするわけではない(むしろとっても不得意な)著者たちが、 なんとかかんとか正気を保ってやってこれたのは、大袈裟でなしにエピクテトス先生のおかげだったりします。》 ――「はじめに」より ◎エピクテトスとは? 紀元1~2世紀、ローマ帝政時代のローマやギリシアで活動した哲学者。 皇帝ネロの重臣の奴隷だったが、やがて解放されて哲学の教師に。 エピクテトスの発言を弟子たちが書きとめて出来上がったのが、『人生談義』。 ローマ皇帝マルクス・アウレリウスをはじめ、パスカル、夏目漱石らも愛読したという。 【目 次】 はじめに プロローグ 人生の教師エピクテトス――元祖・自己啓発哲学者 パスカル、漱石をとりこにした古代の賢人/どんな自己啓発書にも負けない賢人の知恵 第1章 悩みのカタログ『人生談義』の世界――「なんで私が打ち首に? 」 書かなかった人/スティーヴン・セガールばりの切れ味/理不尽で物騒な時代/エピクテトス先生の真意は? 第2章 エピクテトス哲学の根本原理――権内と権外の区別 もっとも根本的で忘れてはならないこと/白旗を掲げるその前に/ 「権内にあるもの」と「権外にあるもの」を見極めよ/人間にとって一番、幸福な状態とは/ 「打てないボールは、打たなくていい」 コラム1 古代ギリシア・ローマの哲学者たち 第3章 降臨! エピクテトス先生。上司にムカつく30代男性の相談に答える! 「それはそうと、相談があるとか……」/上司の役割と部下の役割/ 「上司が年上の男ならよかったのか? 」/ 権内の範囲でベストを尽くせ!/「理性」という能力 第4章 理性を働かせよ! ――理性的能力のユーザーズガイド 「自分自身を考察するもの」とは?/ 「理性的能力」の登場/デュナミス・ロギケー=理性/ 「理性はできる子」/ 「心像」とは?/もし自分の体が自由自在なら……/ポスト・トゥルース時代の心像/心像と戦え!? コラム2 古代ギリシアの幸福論 第5章 哲学の訓練――幸福を呼ぶトレーニング 心像との戦い=哲学の訓練/エピクテトス流ブートキャンプ?/捨てるのではなく、コントロールせよ/ 「操欲主義」のススメ/練習、練習、練習あるのみ/激情をクールダウン/ひとつの基準、たくさんの練習/ ニーバー先生とフランクル先生 第6章 再降臨! エピクテトス先生。見えない未来をどう選んだらいいですか? 進路をいかに決めるか/やりたいことが分からない/何事も突如生じたりしない/権内にあるもの/ 自分の性分も忘れずに コラム3 エピクテトスに私淑した先輩たち 第7章 ストア哲学の世界――論理学、自然学、倫理学 ストア学徒エピクテトス/柱廊の哲学/ゼノンの最期/ 「自然と一致して生きる」とは?/ 理性と徳/ストア入店!?/ストア哲学の体系/バンドやろうぜ!?/論理学=理性×言葉/ 自然と一致する論理学/自然学=神学/自然の原理/神は万物に宿る/倫理学=果実/衝動から出発する/ 徳は学べる!/ストア哲学のアップデート? 第8章 エピクテトス先生をアップデートする これまでのおさらい/古代ローマから現代日本へ/アップデートの要点/帝政ローマと現代日本/ 巨人の肩の上に乗る/なにをなすべきか/あらためて相談を考える/自分はどこにいるのか/権内を拡張するために コラム4 より深く学ぶためのブックガイド エピローグ 真実も幸福も――エピクテトスの徒として生きる
短歌で哲学を詠む?その破天荒な試みがもたらした絶大な効果!…本書は高校生から読める「哲学史」を目指して書き下ろされた。古代ギリシアのタレスからアリストテレスまで、また中世神学、カント、ヘーゲルからドゥルーズ=ガタリまで、一気に読ませると同時に、学説の丁寧な解説により哲学の醍醐味を十分に味わうことができる。そして本書の最大の魅力は、短歌の抒情性と簡潔性が複雑な西欧哲学の本質に見事に迫り、そのエッセンスを掴んでいること。本書に触れた読者はおそらく、まるで哲学の大海原に漕ぎ出す船に乗ったかのような知的興奮と醍醐味を堪能するにちがいない。 1 ギリシア哲学 2 イエス・キリストと教父哲学 3 中世神学 4 ルネッサンスの哲学 5 近世哲学 6 近現代哲学 7 構造主義以降
ビデオゲーム、ボードゲームから、スポーツ、おもちゃ、遊び場、ユーザーインターフェース、インタラクションデザインまで。 ゲームから考える、 コンピュータ時代の「遊び」と「遊び心」とは? 新しい切り口でゲームについて考え、ゲームという観点から新しい切り口でゲーム以外の物事について考える、ゲーム・スタディーズ入門〈Playful Thinking〉シリーズ、翻訳第1弾! 遊びについて考えよう。 あなたにとって遊びとはどんなものだろうか。 思い浮んだことは何だろう。 気晴らし? ゲーム? 子どものやること? 仕事の反対? 学びのもと? それとも、いまやりたいこと? いや、もっとよく考えよう。 そもそもわたしたちは遊びについてどれだけのことを知っているのか。 * わたしたちが遊びを必要としているのは、まさに(中略)自由になることをわたしたちが必要としているからだ。 (本文より)
殺人に正義はあるか 犠牲になる命を選べるか サバイバルのための「殺人」 命に値段をつけられるのか ある企業のあやまち 高級な「喜び」低級な「喜び」 「富」は誰のもの? 「課税」に正義はあるか 「私」を所有しているのは誰? この土地は誰のもの? 土地略奪に正義はあるか 社会に入る「同意」 お金で買えるもの買えないもの 兵士は金で雇えるか 母性売り出し中 なぜ人を使ってはならないのか 自分の動機に注意 道徳性の最高原理 東京大学特別授業. 前篇
「自(ずか)ら」という語があらわす日本人の基本発想とはどのようなものか。日本人の自己認識、超越や倫理との関わり、死生観を問うた著者代表作。 「自(ずか)ら」という語があらわす日本人の基本発想とはどのようなものか。日本人の自己認識、超越や倫理との関わり、死生観を問うた著者代表作。 === 日本語において「おのずから」と「みずから」は、ともに「自(ずか)ら」とあらわす。成ることと為すこと、物と自己、自然と自由を意味するが、が截然と分けられず、両者には交差・共和・相克する「あわい」がある。そこに見られる日本人の基本的発想とは何であり、それはまたどのような思想文化を育んできたのか。本書は、思想・宗教・文学・芸能の諸領域を広く深く行き交いながら、日本人の自然と自己との相関的認識、超越と倫理との関わり、そして無常観と死生観を根源から問いなおす。倫理学者・日本思想史家である著者の代表作。 === 日本人の発想のかたち 自然と自己の「あわい」を生き抜いた人々は何を体現していたか――。 日本思想文化論の傑作 === 【目次】 序 I 第一章「おのずから」と「みずから」――日本的「自然(おのずから)」と自己 第二章無常と「おのずから」――日本人の現実感覚① 第三章「古(いにしえ)」と「おのずから」――日本人の現実感覚② 第四章宇宙人生の「不可思議」さ――国木田独歩の覚めざる夢 第五章「おのずから」の捜索――柳田国男の「人生を自然の片端を観ずる練修」 第六章近代自己から「おのずから」へ――清沢満之の〈内〉への超越 第七章生と死の「曖昧」な肯定――正宗白鳥の臨終帰依 第八章「空即是色」の荘厳――「おのずから」と「みずから」の「あわい」の輝き II やまと言葉で哲学する――「おのずから」と「みずから」の「あわい」で考える III 総括「おのずから」と「みずから」の「あわい」 あとがき 文庫版あとがき 序 I 第一章「おのずから」と「みずから」――日本的「自然(おのずから)」と自己 第二章無常と「おのずから」――日本人の現実感覚① 第三章「古(いにしえ)」と「おのずから」――日本人の現実感覚② 第四章宇宙人生の「不可思議」さ――国木田独歩の覚めざる夢 第五章「おのずから」の捜索――柳田国男の「人生を自然の片端を観ずる練修」 第六章近代自己から「おのずから」へ――清沢満之の〈内〉への超越 第七章生と死の「曖昧」な肯定――正宗白鳥の臨終帰依 第八章「空即是色」の荘厳――「おのずから」と「みずから」の「あわい」の輝き II やまと言葉で哲学する――「おのずから」と「みずから」の「あわい」で考える III 総括「おのずから」と「みずから」の「あわい」 あとがき 文庫版あとがき
世界遺産、人類の遺産、文化財に含まれる「遺産」とは何か。ノートル=ダムなど具体的な事例とともに紹介。文化に関わる必読文献。 世界遺産、人類の遺産、文化遺産/文化財に含む「遺産」とは何か。歴史的資料とともにノートル=ダムなど具体的な事例を紹介して論じる。文化に関わる必読文献。 世界遺産、人類の遺産、文化遺産/文化財に含まれる「遺産(patrimoine)」とは何か。老朽化や破壊という運命から免れ、特別な威光を与えられ、熱狂的な執着や、真の信仰を喚起してきた日用品、武具、宝飾品、建築物、さらに、これから新しい時代に生まれる遺産=文化財を守る、保存や修復には何が重要か。歴史的資料とともに、ノートル=ダムといった具体的な事例も紹介し、簡潔にして決定的に論じる。文化に関わるすべての人々の必読書。図版多数。 第一章 宗教的事象 聖遺物 聖像破壊 第二章 王政的事象 レガリア〔王の事物〕 図書館と公文書館 古代遺跡 王城 世論の目覚め 第三章 一族的事象 第四章 国家的事象 遺産の宮 第五章 行政的事象 第六章 科学的事象 参考資料 図版資料 訳者あとがき
経験と観察に基づく〈人間の学〉を目指し、観念・記憶・想像・感覚・印象・信念・習慣・人格の同一性等々広範な精神領域を考察する。イギリス経験論哲学の最高峰。待たれていた普及版、ついに刊行はじまる。
「人の資本主義」という、新しい複合語が開く世界を追究し、人間がともに人間的になっていくための希望の生の様式を問う、新時代の資本主義論! 立命館大学・稲盛経営哲学研究センター「人の資本主義」研究プロジェクトの成果。 はじめに――人の資本主義(中島隆博) 第I部 資本主義の問い直し方 1章 人の資本主義の意味と可能性についての覚え書き(小野塚知二) 討議 資本主義の性格 2章 人の資本主義への視点(広井良典) 討議 新たな再分配の可能性 3章 歴史性・普遍性・異質性から見た経済(安田洋祐) 討議 経済成長と信用 第II部 ディスコースの変容と資本主義 4章 歴史的ディスコースにおける資本主義(山下範久) 討議 資本主義の言説空間 5章 なぜ利己的個人か(野原慎司) 討議 想像力という問題 6章 国家と資本主義(國分功一郎) 討議 国家という存在と資本主義 7章 共生社会と資本主義(堂目卓生) 討議 「命」への共感 8章 欲望と社会をめぐるパラドックスへの一考察(丸山俊一) 討議 人間の主体性をどう解き直すか 第III部 持続可能な社会の構築と資本主義 9章 脱成長そして地球の有限性の中の資本主義(広井良典) 討議 定常経済の豊かな可能性 10章 ポスト資本主義コミュニティ経済はいかにして可能か? ――脱成長論の背景・現状・課題(中野佳裕) 討議 地域主義の限界と可能性 11章 人口減少社会で気づく持続可能性の経済学 ――フロー管理から「手入れ」によるストック管理へ(倉阪秀史) 討議 資本基盤と手入れ あとがき(中島隆博)
嘘をつかない教訓 「嘘」と言い逃れ 契約は契約か? 能力主義に正義はない? 勝者に課せられるもの 私の報酬を決めるのは… 入学資格を議論する 私がなぜ不合格? 最高のフルートは誰の手に アリストテレスは死んでいない ゴルフの目的は歩くこと? 奴隷制に正義あり? 愛国心と正義どちらが大切? 善と善が衝突する時 愛国心のジレンマ 善き生を追求する 同性結婚を議論する 正義へのアプローチ 東京大学特別授業. 後篇 特別付録 『それをお金で買いますか』より 市場と道徳
その生涯及び思想の形成過程を展望し,『法の精神』をはじめとする著作から「思索を証言する言葉」を編んで思想家自身に語らせた,定評あるモンテスキュー思想入門。
指針なき現代にこそ響く最強の古典!資本主義の本質を見抜き、日本実業界の礎となった渋沢栄一が、生涯を通じて貫いた経営哲学とは。 1番読みやすい現代語訳! 60万部突破!! いまこそ全ての日本人必読! 最強の古典 2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」主人公! 新1万円札の顔に決定! 指針なき現代においてわたしたちは「どう働き」「どう生きる」べきか? 迷ったとき、いつでも立ち返りたい原点がここにある!! 各界のトップ経営者も推薦! 岩瀬大輔氏 「あなたの仕事観を変える本。東洋の叡智がここにある! 」 佐々木常夫氏 「資本主義に対する彼の思想は、時代や国境を越えている」 新浪剛史氏 「“道徳に基づいた経営"という発想には学ぶべきことが多い」 資本主義の本質を見抜き、日本実業界の礎となった渋沢栄一。 「論語」とは道徳、「算盤」とは利益を追求する経済活動のことを指します。 『論語と算盤』は渋沢栄一の「利潤と道徳を調和させる」という経営哲学のエッセンスが詰まった一冊です。 明治期に資本主義の本質を見抜き、約480社もの会社設立・運営に関わった彼の言葉は、ビジネスに限らず、未来を生きる知恵に満ちています。 第1章:処世と信条 第2章:立志と学問 第3章:常識と習慣 第4章:仁義と富貴 第5章:理想と迷信 第6章:人格と修養 第7章:算盤と権利 第8章:実業と士道 第9章:教育と情誼 第10章:成敗と運命 なぜいま『論語と算盤』か(本書「はじめに」より抜粋) ここで現代に視点を移して、昨今の日本を考えてみると、その「働き方」や「経営に対する考え方」は、グローバル化の影響もあって実に多様化している。「金で買えないモノはない」「利益至上主義」から「企業の社会的責任を重視せよ」「持続可能性」までさまざまな価値観が錯綜し、マスコミから経営者、一般社員からアルバイトまでその軋轢の中で右往左往せざるを得ない状況がある。そんななかで、われわれ日本人が、「渋沢栄一」という原点に帰ることは、今、大きな意味があると筆者は信じている。この百年間、日本は少なくとも実業という面において世界に恥じない実績を上げ続けてきた。その基盤となった思想を知ることが、先の見えない時代に確かな指針を与えてくれるはずだからだ。 第1章:処世と信条 第2章:立志と学問 第3章:常識と習慣 第4章:仁義と富貴 第5章:理想と迷信 第6章:人格と修養 第7章:算盤と権利 第8章:実業と士道 第9章:教育と情誼 第10章:成敗と運命 十の格言 渋沢栄一小伝 『論語と算盤』注 参考図書
痕跡、差延、脱構築などの概念によって構造主義以後の哲学思想界を決定づけた名著。全面的に訳文を改訂、更に読みやすくなった新版。 痕跡、差延、脱構築の概念によって西洋哲学の体系的知を根底から揺さぶり、構造主義以後の思想界を決定づけた名著。全面的に訳文を改訂、読みやすくなった新版。 1960年代フランスの知的沸騰のなかで生まれ、痕跡、差延、脱構築などのデリダ的概念を展開した本書は、構造主義以後の思想界を決定づける著作となった。ルーセ、フーコー、ジャベス、レヴィナス、アルトー、フロイト、バタイユ、レヴィ=ストロースらの読解を通じて、主体と他者、言語と表象、存在と歴史をめぐる哲学的思考を根底から書き換えた名著。全面的に訳文を改訂、さらに読みやすくなった新版。 I 力と意味作用 II コギトと狂気の歴史 III エドモン・ジャベスと書物の問い IV 暴力と形而上学──エマニュエル・レヴィナスの思想についての試論 V 「発生と構造」と現象学 VI 吹きこまれ掠め取られる言葉 VII フロイトとエクリチュールの舞台 VIII 残酷演劇と再現前化の閉鎖 IX 限定経済から一般経済へ──留保なきヘーゲル主義 X 人間科学の言説における構造、記号、遊び XI 省略 初出一覧 訳者あとがき 人名索引
《いしいしんじさん 推薦》 夏休みのスイカ割り、9回裏のサヨナラ勝ち、ひと目ぼれの瞬間にこそ、「哲学」はひらく。 「わからない」豊かさにかこまれて、ぼくは、あなたは、ひとつきりの生を生きてゆく。 ---------------------- 人間、時間、「わたし」体と心、死って、いったい何? 哲学の大切な問いを深める旅へ出かけよう。 ソクラテスから、デカルト、ニーチェ、フッサール、メルロ=ポンティ、そしてハイデガーまで。 「わからない」を切り口に、西洋哲学を一緒に歩く。 問いを立てるための思考のレッスン。 ---------------------- あなたは、わたしは、世界は、 なぜ、かけがえがないのか? わからない。──それでも、世界は美しい。 ■はじめに ■序……わからなさのはじまり──「人間とは何なのか」という問い Ⅰ 人間とは何なのかよくわからない ■第1話……人間とは何か、その答えはどこにある?──デカルトからニーチェへ ■第2話……ちっぽけな理性と大いなる理性──ニーチェからデカルトへ Ⅱ 人間と動物や機械はどうちがうのかよくわからない ■第3話……考えている私は存在するのか──デカルト ■第4話……人間のする計算とは何なのか──フッサール ■第5話……人間はどこから人間になったのか──ケーラーからメルロ=ポンティへ Ⅲ 身体は私のものなのかどうかよくわからない ■第6話……身体こそがここにいる?──デカルトの向こうへ ■第7話……身体である私はどこにいるのか──メルロ=ポンティ Ⅳ 時は流れるのかどうかよくわからない ■第8話……時計の時間は時間ではない?──アリストテレスからアウグスティヌスへ ■第9話……時は重なり、空間に広がる──フッサールからメルロ=ポンティへ Ⅴ 人はどう死ぬのかよくわからない ■第10話……死とはどういう出来事なのか──ソクラテスからショーペンハウアーまで ■第11話……失われることに人は何を思うのか──エピクロスからハイデガーへ ■第12話……人は死ぬことができるのか──ハイデガー 結び 哲学のはじまり──わからなさをわかること ■あとがき