【2023最新】「古典」のおすすめ本!人気ランキング
この記事では、「古典」のおすすめ本をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。
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紹介文
声に出して読もう!王朝生活の美の世界へ招待する予備知識不要古典シリーズ
一条天皇の中宮定子の後宮を中心とした華やかな宮廷生活の体験を生き生きと綴った王朝文学を代表する珠玉の随筆集から、有名章段をピックアップ。優れた感性と機知に富んだ文章が平易に味わえる一冊。
一条天皇の中宮定子の後宮を中心とした華やかな宮廷生活の体験を生き生きと綴った王朝文学を代表する珠玉の随筆集から、有名章段をピックアップ。優れた感性と機知に富んだ文章が平易に味わえる一冊。
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紹介文
『古事記』全文の非常にわかりやすい現代語訳に加えて、旧皇族としての独自の視点による解説や語注をほどこした現代人向けの書!
★★★神々と古代人の躍動感が、生きた言葉でよみがえる!
「古事記」全巻を完全現代語訳した、現代日本人必読の一冊★★★
「信じられないほど読みやすい」
「はじめてでも完読できた」
「今までで最高の現代語訳」との賞賛の声が続々!
《はじめてでも「古事記」を完読できる本書の特徴》
◎平易で画期的にわかりやすい現代語訳
◎旧皇族竹田家に生まれた著者ならではの視点による独自の解説
◎物語を理解するうえで覚えておくべき神様と人の名前を太字で表記
【目 次】
序にかえて――今、なぜ『古事記』なのか
古事記 上つ巻
古事記 中つ巻
古事記 下つ巻
序
巻末には、「神統譜」「歴代天皇系図」ほか、
神名・人名を中心とした約1500の「主要語句索引」つき
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村上春樹が人生で巡り会った、最も大切な小説を、あなたに。新しい翻訳で二十一世紀に鮮やかに甦る、哀しくも美しい、ひと夏の物語-。読書家として夢中になり、小説家として目標のひとつとしてきたフィッツジェラルドの傑作に、翻訳家として挑む、構想二十年、満を持しての訳業。
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紹介文
源氏物語の世界にタイムスリップ! 1冊であの物語を堪能できる!
日本古典文学の最高傑作である世界第一級の恋愛大長編『源氏物語』全五四巻が、古文初心者でもまるごとわかる! 巻毎のあらすじと、名場面はふりがな付きの原文と現代語訳両方で楽しめるダイジェスト版。
日本古典文学の最高傑作である世界第一級の恋愛大長編『源氏物語』全五四巻が、古文初心者でもまるごとわかる! 巻毎のあらすじと、名場面はふりがな付きの原文と現代語訳両方で楽しめるダイジェスト版。
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高校生の苦手分野を重点的に解説。
ますます入試につよくなった古語辞典のトップセラー
【 語を的確に捉えるための情報が満載 】
●収録語数はトップクラスの43,500語。見出し語を3段階の重要度別に表示。
●「語意・語感」「学習」「基本義」などの特設欄で語をあらゆる面から解説。
●用例も豊富に採録しており、語の使われ方がよくわかります。
【 文法から読解までカバーする充実の付録 】
●文法、和歌・俳諧、古文常識など、古文学習に必須の項目を150ページにわたって解説。
●特に、「敬語解説」「和歌の表現と解釈」「旧暦の仕組み」など、高校生がつまずきやすい分野の解説を増補しました。
【 必見!巻末カラー付録 】
●便覧なみに詳しいカラー図版が満載。
●文学史の流れが一目でわかる「古典文学の展開」には、読解のポイントも解説しています。
【 コンパクトで便利な別冊付録 】
●「助動詞・助詞の早わかり表」で重要文法をていねいに解説。
●「百人一首の手引き」には、歌意・鑑賞のポイントに加え、文法欄も新設。
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紹介文
ラノベ感覚でキャラ萌えしながら読める「古事記」!!
日本の神様が大活躍する下ネタ満載のギャグ本みたいな歴史書『古事記』。しかし1300年以上前に書かれたため言葉遣いが難しく、読み切れない方も多いはず。そこで本書は、小難しい解説をぜーんぶ取っ払って物語だけを抜き出し、ラノベ風にまとめました!
【内容】
『古事記』とは、日本の神話からはじまる日本最古の歴史書のことです。上中下巻からなり、上巻は日本神話、中下巻は天皇記が書かれています。本書はそのうちの上巻『日本神話』のストーリーをラノベ風に現代語訳しました。
著者の愛によって脳内変換された古事記。読み終わる頃には、きっとあなたも今まで以上に日本が大好きになっているはず。
※本書は古事記のストーリーを楽しんでいただくことを目的としているため、学術的な正当性を示すものではありません。
※相関図や目次に使われている名称の漢字について、基本的には古事記のものを使用していますが、一部わかりやすさを優先した表記に変更しています。
【著者】
小野寺 優(おのでら ゆう)
7月12日生まれ、東京都在住のWEBデザイナー。古事記が好きすぎて、2014年10月に古事記を現代的に口語訳したサイト『古事記を現代語訳っていうかラノベ風にしてみた』を立ち上げたところ、「わかり易くて面白い」との口コミが広まり、月間約50万VP(※)の人気サイトに。現在はTwitterやFacebookなどで古事記の豆知識を配信中。
※Googleアナリティクス 2017年1月データ
日本の神話が面白すぎて、ラノベ風に脳内変換♪ サイトで人気の「ラノベ古事記」を大幅に加筆&書き下ろし!
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平穏な日常の秩序をふみはずして、我知らず夢想の世界へふみこんでゆく主人公たち。幻想作家ホフマンは、現実と非現実をめまぐるしく交錯させながら、人間精神の暗部を映しだす不気味な鏡を読者につきつける。名篇「砂男」はじめ六篇を収録。
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紹介文
名歌140首を丁寧に解説。万葉集が不思議なほどよく分かる!楽しめる!
新元号「令和」決定!
「初春の令月にして、気淑風和ぐ」
新元号の出典「梅花の宴」序文を収録。
ふりがな付きですらすら読める。
新聞各紙、テレビ各局、メディア多数で紹介され大反響!
1200年目のベストセラーに。
○ 紹介番組
テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(4/1放送)
日テレ「news zero」(4/2放送)
日テレ「ZIP!」(4/3放送)
フジテレビ「とくダネ!」(4/3放送)
他
○ 紹介新聞
朝日新聞(4/2 夕刊一面、4/3朝刊)
読売新聞(4/2夕刊)
毎日新聞(4/2夕刊)
日経新聞(4/2)
産経新聞(4/3)
東京新聞(4/2夕刊)
日経産業新聞(4/2)
デイリースポーツ(4/2, 4/3)
スポーツニッカン(4/2)
サンケイスポーツ(4/3)
中日スポーツ(4/3)
日刊スポーツ(4/3)
他
日本最古の歌集から名歌約一四〇首を厳選。恋の歌、家族や友人を想う歌、死を悼む歌。天皇や宮廷歌人をはじめ、名もなき多くの人々が詠んだ素朴で力強い歌の数々を丁寧に解説。万葉人の喜怒哀楽を味わう。
さまざまな階層の人々が自らの心を歌ったわが国最古の歌集「万葉集」から名歌約140首を選び丁寧に解説。参考歌を含めて約200首を収録。参考情報を付しながら、歌に託した万葉人のさまざまな思いがよくわかるように構成。原文も現代語訳も総ルビ付きで、朗読にも最適。
日本最古の歌集から名歌約一四〇首を厳選。恋の歌、家族や友人を想う歌、死を悼む歌。天皇や宮廷歌人をはじめ、名もなき多くの人々が詠んだ素朴で力強い歌の数々を丁寧に解説。万葉人の喜怒哀楽を味わう。
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大地震、大火、飢饉、辻風、福原遷都――混乱と災害に襲われる社会の中で心安らかに生きる知恵を語った名作を中野孝次が自在に訳す。
総ルビつきの原文、中野孝次のわかりやすく、かつ洞察に満ちた現代語訳、そして共鳴する想いを込めた深く真摯な解説が、平家と源氏が争った時代を生きた鴨長明の肉声を今の時代に鮮やかに蘇らせる。大地震、大火、大飢饉、辻風、さらに遷都を体験し、ついには方丈の住居暮らしに本当の安心を得た生き方が心に沁みる。(講談社文庫)
総ルビつきの原文、中野孝次のわかりやすく、かつ洞察に満ちた現代語訳、そして共鳴する想いを込めた深く真摯な解説が、平家と源氏が争った時代を生きた鴨長明(かものちょうめい)の肉声を今の時代に鮮やかに蘇らせる。
大地震、大火、大飢饉、辻風、さらに遷都を体験し、ついには方丈の住居暮らしに本当の安心を得た生き方が心に沁みる。
序──愁へ無きを楽しみとす
方丈記
一
一──ゆく河の流れは絶えずして──ゆく河と人生と住居と
二──玉敷の都のうちに、棟を並べ──人間の生の姿
三──知らず、生れ死ぬる人──人間存在の根源への問い
二
四──予、ものの心を知れりしより──打ちつづいた天変地異と事件
五──去安元三年四月廿八日かとよ──安元の大火
六──火元は、樋口冨の小路とかや──猛火が京の都をおそう
七──人のいとなみ、皆愚なる中に──人間の営為の愚かさ
八──また、治承四年卯月のころ──治承の辻風
九──三四町を吹きまくる間に籠れる家ども──実地体験の正直な記録
一〇─辻風はつねに吹くものなれど──凶事の前ぶれか
一一─また、治承四年水無月のころ──福原への遷都
一二─されど、とかく言ふかひなくて──平安京の荒廃
一三─その時、おのづから事の便りありて──新都はいまだ成らず
一四─伝へ聞く、いにしへの賢き御世には──そのかみの治世との落差
一五─また、養和のころとか──養和の飢饉
一六─これによりて、国国の民──困窮する民衆
一七─前の年、かくのごとく、からうじて暮れぬ──すさまじい実景報告
一八─また、いとあはれなる事も侍りき──極限状況下の人間の情
一九─仁和寺に隆暁法印といふ人──隆暁法印の慈悲
二〇─崇徳院の御位の時──類のない事態
二一─また、同じころかとよ──元暦の大地震
二一─その中に、ある武者のひとり子の──子を失った武者の話
二二─かくおびたたしく震る事は──打ちつづく余震
二三─四大種の中に、水・火・風はつねに害をなせど──人は災禍を忘れてしまう
三
二四─すべて、世の中のありにくく──人と住居の無常
二五─もし、おのれが身、数ならずして──人間社会の生きにくさ
四
二六─わが身、父方の祖母の家を伝へて──自らの生涯を顧みる
二七─すべて、あられぬ世を念じ過しつつ──五十の春の出家遁世
二八─こゝに、六十の露消えがたに及びて──究極の住居・方丈建築
五
二九─いま、日野山の奥に、跡をかくして後──仮の庵のありさま
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青年将校ヴロンスキーと激しい恋に落ちた美貌の人妻アンナ。だが、夫カレーニンに二人の関係を正直に打ち明けてしまう。一方、地主貴族リョーヴィンのプロポーズを断った公爵令嬢キティは、ヴロンスキーに裏切られたことを知り、傷心のまま保養先のドイツに向かう。
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紹介文
日本最古の書。日本文化の原点を解明する。 『古事記』は、成立年代のはっきりしているものとしては、日本最古の書物である。『古事記』七一二年成立、太安万侶撰。『日本書紀』七二〇年成立、舎人親王他編集。同じような歴史書がほぼ同年代に成ったのは何故か、また、目的・意義は何かなど、両書の存在は日本古代史の大きな謎の一つである。『日本書紀』が成立直後から「正史」の扱いをうけて、読み・解釈の研究対象として多くの記録が残されているのに対し、『古事記』は何故かほとんど忘れ去られ、江戸時代になって、ようやく本居宣長の登場をまって本格的な研究が行われた。 『古事記』と『書紀』の大きな相違は、双方とも漢字文字を使いながら、基本的に『古事記』は日本文、『書紀』は中国文であることだ。誤読されない日本文を漢字だけで表現することに、安万侶の苦心があった。現在に繋がる日本語表現の誕生である。『古事記』には、伝説・物語・歌謡などを通して日本文化の原点が内在されている。 今、『古事記』研究は、新しい読みと解釈を求めて新段階に入りつつある。山口佳紀・神野志隆光の校注者コンビは、現在望み得る、最高・最新の『古事記』を読者に提供している。
日本最古の書である「古事記」は、数多くの神話・寓話・歌謡を含み、詩情豊かな文学書でもある。人間味溢れる天皇たちの物語は日本文化の原点と言えよう。神話から歴史へ。「古事記」研究の最新の成果を盛り込んだ。
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原文に忠実ながらも読みやすく小説としての面白さが堪能できる角田訳。1帖「桐壺」から21帖「少女」まで、光源氏・恋の遍歴の巻。
千年読み継がれる『源氏物語』が現代最高の訳で甦る。原文に忠実ながらも、読みやすく小説としての面白さが堪能できる角田訳。1帖「桐壺」から21帖「少女」まで、光源氏・恋の遍歴の巻。
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世界に誇る日本古典文学の原点。頭注・現代語訳がついて誰にでも読める。 一千年年前に、紫式部によって書かれた『源氏物語』は、時代時代に数多くの読者を獲得してきました。そして、今日なお『源氏』の魅力にとりつかれる人はあとを絶ちません。光源氏という希有なキャラクターと、華やかに展開される宮廷ドラマという表向きのストーリーとは別に、そこには、どの時代の人々をもひきつけてやまない、普遍的な人間性が描かれているからでしょう。その『源氏物語』を、普通の人々が読めるように工夫したのが、この『新編日本古典文学全集』版のそれです。同一ページに、原文・注・現代語訳を配し、原文の味をそこなうことなく内容を理解することができます。二色刷りを採用し、装丁も白を基調にし、持って楽しく、見て美しい本に仕上げました。 校注の先生方は、それぞれ、現在望みうる最高の執筆者で、今日到達した学問上の最新成果をとりいれています。 第三巻は、少女巻から藤裏葉巻までの十三帖を収録。源氏三十代の壮年期を描いています。位は人臣をきわめ、六条院に愛する女性たちを集め住まわせる――、栄華の頂点にいる源氏も、その心中には出家の志が芽生えてくる……。波瀾に富んだストーリーが展開されます。
少女、王髪、初音、胡蝶、蛍、常夏、篝火、野分、行幸、藤袴、真木柱、梅枝、藤裏葉を収録。亡き有顔の遺児・玉鬘を養女として引き取った源氏は、親ならぬ懸想に苦悩する。華やかな六条院に繰り広げられる愛憎劇。
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語の性格に応じ、学習の要点をイラストや図など、最も効果的な手法でフレキシブルに解説しています。
総語数は608語を収録しています。
付録では、古典世界の最も重要な常識を解説、内容理解が深まるようアシストしています。
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人間の存在の不条理を抉り出す海外文学の最高傑作!
平凡なセールスマンのグレゴール・ザムザは或る朝、巨大な褐色の毒虫へと変じた自分を発見する……徹底的なリアリズムの手法によって、人類の苦悩を描き出す、カフカの代表作。
平凡なセールスマンのグレゴール・ザムザは或る朝、巨大な褐色の毒虫へと変じた自分を発見する……徹底的なリアリズムの手法によって、人類の苦悩を描き出す、カフカの代表作。
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六十年来の定説を覆す! 本文・注釈・現代語訳のすべてを刷新した決定版。
無常観のなかに中世の現実を見据えた視点をもつ兼好の名随筆集。歴史、文学の双方の領域にわたる該博な知識をそなえた著者が、本文、注釈、現代語訳のすべてを再検証。これからの新たな規準となる決定版。
無常観のなかに中世の現実を見据えた視点をもつ兼好の名随筆集。歴史、文学の双方の領域にわたる該博な知識をそなえた著者が、本文、注釈、現代語訳のすべてを再検証。これからの新たな規準となる決定版。
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ヨークシャの荒野に立つ屋敷"嵐が丘"。その主人が連れ帰ったヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに恋をする。しかしキャサリンは隣家の息子と結婚、ヒースクリフは失意のなか失踪する。数年後、彼は莫大な財産を手に戻ってきた。自分を虐げた者への復讐の念に燃えて…。
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凡例
清少納言枕草子
一 春はあけぼの
二 頃は
三 正月一日は
四 三月三日は
五 四月、祭の頃
六 おなじことなれどもきき耳ことなるもの
七 思はん子を
八 大進生昌が家に
九 うへにさぶらふ御猫は
一〇 正月一日、三月三日は
一一 よろこび奏するこそ
一二 今内裏のひむがしをば
一三 山は
一四 市は
一五 峰は
一六 原は
一七 淵は
一八 海は
一九 みささぎは
二〇 わたりは
二一 たちは
二二 家は
二三 清涼殿の丑寅のすみの
二四 おひさきなく
二五 すさまじきもの
二六 たゆまるるもの
二七 人にあなづらるるもの
二八 にくきもの
二九 こころときめきするもの
三〇 すぎにしかた恋しきもの
三一 こころゆくもの
三二 檳榔毛は
三三 説経の講師は
三四 菩提といふ寺に
三五 小白河といふ所は
三六 七月ばかりいみじうあつければ
三七 木の花は
三八 池は
三九 節は五月にしく月はなし
四〇 花の木ならぬは
四一 鳥は
四二 あてなるもの
四三 虫は
四四 七月ばかりに
四五 にげなきもの
四六 細殿に人あまたゐて
四七 主殿司こそ
四八 をのこは
四九 職の御曹司の西面の
五〇 馬は
五一 牛は
五二 猫は
五三 雑色・随身は
五四 小舎人童
五五 牛飼は
五六 殿上の名対面こそ
五七 若くよろしき男の
五八 若き人、ちごどもなどは
五九 ちごは、あやしき弓
六〇 よき家の中門あけて
六一 滝は
六二 河は
六三 あかつきに帰らん人は
六四 橋は
六五 里は
六六 草は
六七 草の花は
六八 集は
六九 歌の題は
七〇 おぼつかなきもの
七一 たとしへなきもの
七二 夜烏どものゐて
七三 しのびたる所にありては
七四 懸想人にて来たるは
七五 ありがたきもの
七六 内裏の局、細殿いみじうをかし
七七 まいて、臨時の祭の調楽などは
七八 職の御曹司におはします頃、木立などの
七九 あぢきなきもの
八〇 心地よげなるもの
八一 御仏名のまたの日
八二 頭の中将の、すずろなるそら言を
八三 かへる年の二月廿日よ日
八四 里にまかでたるに
八五 物のあはれ知らせ顔なるもの
八六 さて、その左衛門の陣などに
八七 職の御曹司におはします頃、西の廂にて
八八 めでたきもの
八九 なまめかしきもの
九〇 宮の五節いださせ給ふに
九一 細太刀に平緒つけて
九二 内裏は、五節の頃こそ
九三 無名といふ琵琶の御琴を
九四 上の御局の御簾の前にて
九五 ねたきもの
九六 かたはらいたきもの
九七 あさましきもの
九八 くちをしきもの
九九 五月の御精進のほど
一〇〇 職におはします頃、八月十よ日の
一〇一 御かたがた、君たち
一〇二 中納言まゐり給ひて
一〇三 雨のうちはへ降るころ
一〇四 淑景舎、東宮にまゐり給ふほどのことなど
一〇五 殿上より、梅のみな散りたる枝を
一〇六 二月つごもり頃に
一〇七 ゆくすゑはるかなるもの
一〇八 方弘は、いみじう人に
一〇九 見ぐるしきもの
一一〇 いひにくきもの
一一一 関は
一一二 森は
一一三 原は
一一四 卯月のつごもりがたに
一一五 つねよりことにきこゆるもの
一一六 絵にかきおとりするもの
一一七 かきまさりするもの
一一八 冬は、いみじうさむき
一一九 あはれなるもの
一二〇 正月に寺にこもりたるは
一二一 いみじう心づきなきもの
一二二 わびしげに見ゆるもの
一二三 暑げなるもの
一二四 はづかしきもの
一二五 むとくなるもの
一二六 修法は
一二七 はしたなきもの
一二八 八幡の行幸のかへらせ給ふに
一二九 関白殿、黒戸より出でさせ給ふ
一三〇 九月ばかり、夜一夜
一三一 七日の日の若菜を
一三二 二月、官の司に
一三三 頭の弁の御もとより
一三四 などて、官得はじめたる
一三五 故殿の御ために
一三六 頭の弁の、職にまゐり給ひて
一三七 五月ばかり、月もなういとくらきに
一三八 円融院の御はての年
一三九 つれづれなるもの
一四〇 つれづれなぐさむもの
一四一 とり所なきもの
一四二 なほめでたきこと
一四三 殿などのおはしまさで後
一四四 正月十よ日のほど
一四五 きよげなる男の
一四六 碁を、やむごとなき人のうつとて
一四七 おそろしげなるもの
一四八 きよしと見ゆるもの
一四九 いやしげなるもの
一五〇 胸つぶるるもの
一五一 うつくしきもの
一五二 人ばへするもの
一五三 名おそろしきもの
一五四 見るにことなることなきものの文字に書きてことごとしきもの
一五五 むつかしげなるもの
一五六 えせものの所得るをり
一五七 くるしげなるもの
一五八 うらやましげなるもの
一五九 とくゆかしきもの
一六〇 心もとなきもの
一六一 故殿の御服のころ
一六二 弘徽殿とは
一六三 むかしおぼえて不用なるもの
一六四 たのもしげなきもの
一六五 読経は
一六六 近うて遠きもの
一六七 遠くて近きもの
一六八 井は
一六九 野は
一七〇 上達部は
一七一 君達は
一七二 受領は
一七三 権の守は
一七四 大夫は
一七五 法師は
一七六 女は
一七七 六位の蔵人などは
一七八 女のひとりすむ所は
一七九 宮仕人の里なども
一八〇 ある所になにの君とかや
一八一 雪のいと高うはあらで
一八二 村上の前帝の御時に
一八三 御形の宣旨の
一八四 宮にはじめてまゐりたるころ
一八五 したり顔なるもの
一八六 位こそ猶めでたき物はあれ
一八七 かしこきものは
一八八 病は
一八九 十八九ばかりの人の
一九〇 八月ばかりに、白き単
一九一 すきずきしくて
一九二 いみじう暑き昼中に
一九三 南ならずは東の
一九四 大路近なる所にて聞けば
一九五 ふと心おとりとかするものは
一九六 宮仕人のもとに
一九七 風は
一九八 八九月ばかりに雨にまじりて
一九九 九月つごもり、十月のころ
二〇〇 野分のまたの日こそ
二〇一 心にくきもの
二〇二 五月の長雨のころ
二〇三 ことにきらきらしからぬ男の
二〇四 島は
二〇五 浜は
二〇六 浦は
二〇七 森は
二〇八 寺は
二〇九 経は
二一〇 仏は
二一一 書は
二一二 物語は
二一三 陀羅尼はあかつき
二一四 あそびは夜
二一五 あそびわざは
二一六 舞は
二一七 弾くものは
二一八 笛は
二一九 見ものは
二二〇 賀茂の臨時の祭
二二一 行幸にならぶものは
二二二 祭のかへさ
二二三 五月ばかりなどに山里にありく
二二四 いみじう暑きころ
二二五 五月四日の夕つかた
二二六 賀茂へまゐる道に
二二七 八月つごもり
二二八 九月廿日あまりのほど
二二九 清水などにまゐりて
二三〇 五月の菖蒲の
二三一 よくたきしめたる薫物の
二三二 月のいとあかきに
二三三 おほきにてよきもの
二三四 短くてありぬべきもの
二三五 人の家につきづきしきもの
二三六 ものへ行く路に
二三七 よろづのことよりも
二三八 細殿にびんなき人なん
二三九 三条の宮におはしますころ
二四〇 御乳母の大輔の命婦
二四一 清水にこもりたりしに
二四二 駅は
二四三 社は
二四四 蟻通の明神
二四五 一条の院をば今内裏とぞいふ
二四六 身をかへて、天人などは
二四七 雪高う降りて
二四八 細殿の遣戸を
二四九 岡は
二五〇 降るものは
二五一 雪は、檜皮葺
二五二 日は
二五三 月は
二五四 星は
二五五 雲は
二五六 さわがしきもの
二五七 ないがしろなるもの
二五八 ことばなめげなるもの
二五九 さかしきもの
二六〇 ただ過ぎに過ぐるもの
二六一 ことに人に知られぬもの
二六二 文ことばなめき人こそ
二六三 いみじうきたなきもの
二六四 せめておそろしきもの
二六五 たのもしきもの
二六六 いみじうしたてて婿とりたるに
二六七 世の中になほいと心憂きものは
二六八 男こそ、なほいとありがたく
二六九 よろづのことよりも情あるこそ
二七〇 人のうへいふを腹立つ人こそ
二七一 人の顔に、とり分きて
二七二 古代の人の指貫着たるこそ
二七三 十月十よ日の月の
二七四 成信の中将こそ、人の声は
二七五 大蔵卿ばかり耳とき人はなし
二七六 うれしきもの
二七七 御前にて人々とも
二七八 関白殿、二月廿一日に
二七九 たふときこと
二八〇 歌は
二八一 指貫は
二八二 狩衣は
二八三 単は
二八四 下襲は
二八五 扇の骨は
二八六 檜扇は
二八七 神は
二八八 崎は
二八九 屋は
二九〇 時奏する、いみじうをかし
二九一 日のうらうらとある昼つかた
二九二 成信の中将は、入道兵部卿の宮の
二九三 つねに文おこする人の
二九四 今朝はさしも見えざりつる空の
二九五 きらきらしきもの
二九六 神のいたう鳴るをりに
二九七 坤元録の御屛風こそ
二九八 節分違などして
二九九 雪のいと高う降りたるを
三〇〇 陰陽師のもとなる小わらはべこそ
三〇一 三月ばかり、物忌しにとて
三〇二 十二月廿四日、宮の御仏名の
三〇三 宮仕する人々の出で集りて
三〇四 見ならひするもの
三〇五 うちとくまじきもの
三〇六 日のいとうららかなるに
三〇七 右衛門の尉なりける者の
三〇八 小原の殿の御母上とこそは
三〇九 また、業平の中将のもとに
三一〇 をかしと思ふ歌を
三一一 よろしき男を下衆女などのほめて
三一二 左右の衛門の尉を
三一三 大納言殿まゐり給ひて
三一四 僧都の御乳母のままなど
三一五 男は、女親亡くなりて
三一六 ある女房の、遠江の子なる人を
三一七 びんなき所にて
三一八 「まことにや、やがては下る」と
一本一 夜まさりするもの
二 火かげにおとるもの
三 聞きにくきもの
四 文字に書きてあるやうあらめど心得ぬもの
五 下の心かまへてわろくてきよげに見ゆるもの
六 女の表着は
七 唐衣は
八 裳は
九 汗衫は
一〇 織物は
一一 綾の紋は
一二 薄様色紙は
一三 硯の箱は
一四 筆は
一五 墨は
一六 貝は
一七 櫛の箱は
一八 鏡は
一九 蒔絵は
二〇 火桶は
二一 畳は
二二 檳榔毛は
二三 松の木立高き所の
二四 きよげなるわらはべの
二五 宮仕所は
二六 荒れたる家の蓬ふかく
二七 池ある所の五月長雨のころこそ
二八 長谷にまうでて局にゐたりしに
二九 女房のまゐりまかでには
三一九 この草子、目に見え心に思ふ事を
校異
解説
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平家の興亡を古典文法不要で楽しもう! 壮大な歴史ロマンをしっかり把握。
一二世紀末、貴族社会から武家社会へと歴史が大転換する中で、運命に翻弄される平家一門の盛衰を、叙事詩的に描いた一大戦記。源平争乱における事件や時間の流れが簡潔に把握できるダイジェスト版。
一二世紀末、貴族社会から武家社会へと歴史が大転換する中で、運命に翻弄される平家一門の盛衰を、叙事詩的に描いた一大戦記。源平争乱における事件や時間の流れが簡潔に把握できるダイジェスト版。
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日本人の心のふるさとを知るための書。全文をとことん読みやすくした101分で読める本。
第1章 茶碗に込めた人間力
第2章 茶の流派
第3章 道教と禅
第4章 茶室
第5章 芸術の鑑賞
第6章 花
第7章 茶人たち
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日本名作古典文学コミック化シリーズ第3弾 日本の古典文学の名作を、ベテランの漫画家が原典に沿ってビジュアル化するコミック・シリーズ、大好評第3弾! コミック界の最長老・水木しげるが、日本三随筆のひとつで若い頃から愛読してきた中世の天変地異ドキュメント『方丈記』を活写! 平家興亡・源平争乱の平安時代末期を生きた無常の歌人・鴨長明の生涯を交えながら完全にコミック化しました! 名門・下鴨神社禰宜の子として生まれながら、跡目争いに敗れ、長年住んできた邸を追われるなか、10年足らずの間に若き長明は多くの災厄を体験。「安元の大火」「治承の辻風」「福原遷都」「養和の大飢饉」「元暦の大地震」という天災と人災を、戦争という一番の人災を生き抜いてきた水木サンが描ききる、現代にも通じる無常観! そして、その天変地異を経た無常の先にある方丈の草庵生活とは? けっして忘れてはならない戦争の記憶や災害の悲惨さを描いた、迫力の水木しげる版『方丈記~鴨長明伝~』です。 巻末寄稿/荒俣宏 作品解説/関口浩(駿台予備学校古文講師)
コミック界の長老・水木しげるが、天変地異ドキュメント『方丈記』を、争乱の平安末期を生きた鴨長明の生涯を交えつつ活写!現代にも通じる無常の世を、戦争という人災を生き抜いた水木サンが迫力を持って描ききる!
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奇才上田秋成によるあやかしの世界が今ここに蘇る!
巷に跋扈する異界の者たちを呼び寄せる深い闇の世界を、卓抜した筆致で描ききった短篇怪異小説集。秋成壮年の傑作。崇徳院が眠る白峯の御陵を訪ねた西行の前に現れたのは――(「白峯」)ほか、全九編を収載。
巷に跋扈する異界の者たちを呼び寄せる深い闇の世界を、卓抜した筆致で描ききった短篇怪異小説集。秋成壮年の傑作。崇徳院が眠る白峯の御陵を訪ねた西行の前に現れたのは――(「白峯」)ほか、全九編を収載。
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入試問題を分析して単語を精選
主要大学の過去5年分の入試問題を分析して単語を厳選。頻度順に学ぶことができるから、入試問題の内容を“読み解く”ための必修語を効率的にマスターできます。頻出400語で、センター試験はもちろん、中堅~難関大入試にも対応可能です。
例文の中で単語を覚えられる
すべての意味に例文を掲載。文の中でそれぞれの意味を確認できるので、文脈に応じて訳出する力が身につきます。さらに、各章ごとの確認テストでは、読解力も養います。
古文常識の知識も同時にマスター
充実したコラムと付録で、古文読解に必要な知識も学べます。
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紹介文
日本人なら誰もが知っている『古事記』と『日本書紀』。好評の『古事記』に続いて待望の文庫化。最も分かりやすい現代語訳として親しまれてきた福永武彦訳の名著。『古事記』と比較しながら読む楽しみ。
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紹介文
2012年4月23日から同年9月7日まで日経ビジネスオンラインに土日を除く毎日連載された『毎日読むアラン「幸福論」』の書籍化。連載終了時には絶賛の読者コメントが17付いた人気連載だった。
アランといえば『幸福論』と言われるほど、いろんな人の訳で長く親しまれてきた本書を翻訳家・村井章子が意欲的な翻訳に取り組んだ。有名な「名馬ブケファロス」のくだりは、こうだ。
「赤ん坊が泣いてどうにも手がつけられないと、乳母はその子の性質や好き嫌いについて、いろいろとうまいことを思いつく。ついには遺伝まで持ち出して、この子はいまからお父さんそっくりだ、などと言う。こんな具合にあれこれ推理力を働かせているうちに、おむつに刺さったピンを見つける――何のことはない、原因はピンだったのである。」
1・名馬ブケファロス「不機嫌な人には椅子をすすめることだ」 2・刺激「怒りに身をまかせるのはまちがっている」 3・悲しいマリー「幸福でいることには意志の力が働いている」な
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読み下し文・現代語訳・原文と索引(歌謡・主要語句)完備の古事記の決定版
天地創成から推古天皇につながる天皇家の系譜と王権の由来書。厳密な史料研究成果に拠る読み下し文、平易な現代語訳、漢字本文(原文)、便利な全歌謡各句索引と主要語句索引を完備した決定版!
天地創成から推古天皇につながる天皇家の系譜と王権の由来書。厳密な史料研究成果に拠る読み下し文、平易な現代語訳、漢字本文(原文)、便利な全歌謡各句索引と主要語句索引を完備した決定版!
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紹介文
近代科学史に不滅の業績をあげた不世出の天才パスカルが、厳正で繊細な批判精神によって人間性にひそむ矛盾を鋭くえぐり、人間の真の幸福とは何かを追求した『パンセ』。時代を超えて現代人の生き方に迫る鮮烈な人間探求の記録。パスカル研究の最高権威による全訳。年譜、重要語句索引、人名索引付き。〈巻末エッセイ〉小林秀雄
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『古文単語ゴロゴ』大改訂!
★受験生による新ゴロ合わせを厳選して掲載
1500を超える新・旧受験生の応募から新ゴロ合わせを厳選
受験生が認める、最も暗記しやすい古文単語集
★関西の超進学校国語講師、完全監修
関西の超進学校・西大和学園高校・国語科・辻先生監修
学内試験から大学入試対策まで、試験によくでる単語を掲載
★『赤ゴロゴ』を継承。最新リニューアル版
古文の定番ベストセラー「古文単語ゴロゴ」の改訂版
「試験に役立つ」&「楽しく覚えられる」がさらにパワーUP!
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紹介文
日本人の精神を養ってきた名著の数々をわかりやすい現代語訳で読むシリーズ。世界的ベストセラー『武士道』が158分で読める。
武士道とは、生きるための道である
武士道の源流
「義」あるいは「正義」
勇、すなわち勇敢で我慢強い精神
仁、すなわち哀れみの感情
礼
誠
名誉
忠義
サムライの教育と訓練
自制(克己、セルフコントロール)
「切腹」と「仇討ち」の制度
刀、サムライの魂
女性の教育と地位
武士道の影響
武士道はまだ生きていけるか?
武士道の未来
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紹介文
池上彰さんも子供時代に感動!
日本を代表する歴史的名著が、
マンガ化と同時に読みやすい新装版で刊行!
池上彰さんも子供時代に感動!
日本を代表する歴史的名著が、
マンガ化と同時に読みやすい新装版で刊行!
「ヒューマニズムに根差した良い本は、
時代を超えて人々の心をつかむのです」
(ジャーナリスト/池上彰さん)
1937年に出版されて以来、数多くの人に読み継がれてきた、
吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。
今回前書きを書いてくださった池上さんも、
小学生時代に、父親から渡された当初は
読もうとしなかったのですが、気がつくと夢中になって
どんどん読み進んでいたと言います。
人間としてどう生きればいいのか、楽しく読んでいるうちに
自然と考えるように書かれた本書は、子供はもちろん
多くの大人たちにも共感をもって迎えられてきました。
勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、
昔も今も変わらない人生のテーマに真摯に向き合う
主人公のコペル君と叔父さん。
二人の姿勢には、数多くの生き方の指針となる言葉が示されています。
活字も大きくなった読みやすい新装版で、
ぜひ、色褪せない名作の面白さを堪能してください。
『君たちはどう生きるか』を読む前に
“私たちはどう生きるか” 池上彰
まえがき
1、へんな経験
ものの見方について(おじさんのノード)
2、勇しき友
真実の経験について(おじさんのノート)
3、ニュートンの林檎と粉ミルク
人間の結びつきについて(おじさんのノート)
4、貧しき友
人間であるからには(おじさんのノート)
5、ナポレオンと4人の少年
偉大な人間とはどんな人か
6、雪の日の出来事
7、石段の思い出
人間の悩みと、過ちと、偉大さについて(おじさんのノート)
8、凱旋
9、水仙の芽とガンダーラの仏像
10、春の朝
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紹介文
永遠の名作、新装版で登場。
一八六八年に出版された『若草物語』"LittleWomen"第一部は、ルイザ・メイ・オルコットの全作品を通じてもっとも有名で、長い年月を経た今日なお世界中で広く愛読されている本である。そんなに長い間こんなに人気の衰えない子供の本というものは珍しい。それは扱われているテーマが「平凡な一家庭の日常茶飯事」で、そういうものは時代とともに古びるというものではないからだ、と言ってしまえばそれまでだが、それにしてもそっくりそのまま舞台を現代に置き換えても、少しの古さも不自然さも感じられない不思議な本である。ルイザは、これを出版業者トーマス・ナイルズ氏の依頼で書いた。それまで寓話のようなものしか読んだことのない子供たちの前に、いきなり自分たちと同じような血の通った少女たちが現れて、自分たちと同じようなことを言ったりしたりする。しかもそれは「性格描写の確かさにおいて、近代の作家もこの古き作家に学ぶがよい」と今では言われているルイザの筆になったものだ、子供たちがとびつき狂喜したのは当然だった。『若草物語』が、「アメリカの児童文学にはじめてリアリズムを導入した本」と言われるゆえんである。(訳者解説より)
【目次】
第一章 巡礼ごっこ/第二章 楽しいクリスマス/第三章 ローレンス少年/第四章 重荷/第五章 おとなり同士/第六章 ベス「美の宮殿」を見いだす/第七章 エイミーの屈辱の谷/第八章 ジョー、魔王に会う/第九章 メグ、虚栄の市に行く/第十章 P.C.とP.O/第十一章 こころみ/第十二章 ローレンス・キャンプ/第十三章 空中楼閣/第十四章 秘密/第十五章 電報/第十六章 手紙/第十七章 小さきまごころ/第十八章 暗い日/第十九章 エイミーの遺言書/第二十章 打ち明け話/第二十一章 ローリーのいたずらとジョーの仲裁/第二十二章 楽しき野辺/第二十三章 マーチ伯母さん/問題を解決す
舞台はアメリカ南北戦争の頃のニューイングランド。マーチ家の四人姉妹は、従軍牧師として戦場に出かけた父の留守中、優しい母に見守られ、リトル・ウィメン(小さくも立派な婦人たち)として成長してゆく。
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紹介文
指針なき現代にこそ響く最強の古典!資本主義の本質を見抜き、日本実業界の礎となった渋沢栄一が、生涯を通じて貫いた経営哲学とは。
1番読みやすい現代語訳! 60万部突破!!
いまこそ全ての日本人必読! 最強の古典
2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」主人公!
新1万円札の顔に決定!
指針なき現代においてわたしたちは「どう働き」「どう生きる」べきか?
迷ったとき、いつでも立ち返りたい原点がここにある!!
各界のトップ経営者も推薦!
岩瀬大輔氏
「あなたの仕事観を変える本。東洋の叡智がここにある! 」
佐々木常夫氏
「資本主義に対する彼の思想は、時代や国境を越えている」
新浪剛史氏
「“道徳に基づいた経営"という発想には学ぶべきことが多い」
資本主義の本質を見抜き、日本実業界の礎となった渋沢栄一。
「論語」とは道徳、「算盤」とは利益を追求する経済活動のことを指します。
『論語と算盤』は渋沢栄一の「利潤と道徳を調和させる」という経営哲学のエッセンスが詰まった一冊です。
明治期に資本主義の本質を見抜き、約480社もの会社設立・運営に関わった彼の言葉は、ビジネスに限らず、未来を生きる知恵に満ちています。
第1章:処世と信条
第2章:立志と学問
第3章:常識と習慣
第4章:仁義と富貴
第5章:理想と迷信
第6章:人格と修養
第7章:算盤と権利
第8章:実業と士道
第9章:教育と情誼
第10章:成敗と運命
なぜいま『論語と算盤』か(本書「はじめに」より抜粋)
ここで現代に視点を移して、昨今の日本を考えてみると、その「働き方」や「経営に対する考え方」は、グローバル化の影響もあって実に多様化している。「金で買えないモノはない」「利益至上主義」から「企業の社会的責任を重視せよ」「持続可能性」までさまざまな価値観が錯綜し、マスコミから経営者、一般社員からアルバイトまでその軋轢の中で右往左往せざるを得ない状況がある。そんななかで、われわれ日本人が、「渋沢栄一」という原点に帰ることは、今、大きな意味があると筆者は信じている。この百年間、日本は少なくとも実業という面において世界に恥じない実績を上げ続けてきた。その基盤となった思想を知ることが、先の見えない時代に確かな指針を与えてくれるはずだからだ。
第1章:処世と信条
第2章:立志と学問
第3章:常識と習慣
第4章:仁義と富貴
第5章:理想と迷信
第6章:人格と修養
第7章:算盤と権利
第8章:実業と士道
第9章:教育と情誼
第10章:成敗と運命
十の格言
渋沢栄一小伝
『論語と算盤』注
参考図書
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紹介文
イワンのばか
人は何で生きるか
人には多くの土地がいるか
愛のあるところには神もいる
ふたりの老人
三人の隠者
小さい話
小 鳥
年寄りの馬
ふたりの兄弟と黄金
大くま星座
カフカースのとりこ
訳者のあとがき
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紹介文
NHK「100de名著」、折口信夫「古代研究」番組講師で話題。
新元号「令和」決定!
『万葉集』1200年目のベストセラーに。
万葉集は楽しんで読むのが一番! 定番歌からあまり知られていない歌まで、84首をわかりやすく解説。万葉びとの恋心や親子の情愛など、瑞々しい情感を湛えた和歌の世界を旅し、万葉集の新しい魅力に触れる。
遙かなる万葉の言葉の時空に遊び、恋に身を焦がした人びとに想いを馳せる―。山上憶良、額田王、大伴家持などの数々の定番歌をはじめ、これまではあまり知られていなかった歌まで、珠玉の恋歌・望郷歌・四季折々の歌を多数紹介。わかりやすい解説とともに、瑞々しい情感を湛えた和歌の世界の豊かさ、美しさ、楽しさを味わう。思わず声に出して読み、暗誦したくなる歌に必ず出会える。身近で面白い「みんなの万葉集」宣言。
万葉集は楽しんで読むのが一番!定番歌からあまり知られていない歌まで、84首をわかりやすく解説。万葉びとの恋心や親子の情愛など、瑞々しい情感を湛えた和歌の世界を旅し、万葉集の新しい魅力に触れる。
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紹介文
1930年代後半、スペイン内戦。共和国側の義勇兵であるアメリカ人ジョーダンは、山峡の橋の爆破を命ぜられる。協力するゲリラ隊には、腹の読めないパブロ、女傑ピラール、そして敵側に両親を殺された娘、マリアらがいた。無垢なマリアと恋に落ちたジョーダンだが、死を賭した作戦決行が数日後に迫っていた。内戦取材を元に、激動する運命と愛を生々しく描き切る、ヘミングウェイ畢生の大作。
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紹介文
前記『付録と補遺』の中から『思索』『著作と文体』『読書について』の三篇を収録。「読書とは他人にものを考えてもらうことである。一日を多読に費す勤勉な人間は次第に自分でものを考える力を失ってゆく。」――鋭利な寸言、痛烈なアフォリズムの数々は、山なす出版物に取り囲まれた現代のわれわれにとって驚くほど新鮮である。
思 索
著作と文体
読書について
あとがき
訳 注
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紹介文
自分の頭で考える。カントが「啓蒙とは何か」で繰り返し説くのは、その困難と重要性である。「永遠平和のために」では、常備軍の廃止、国家の連合を視野に入れた、平和論を展開している。他3編を含め、いずれもアクチュアルな問題意識に貫かれた、いまこそ読まれるべき論文集。
啓蒙とは何か-「啓蒙とは何か」という問いに答える
世界市民という視点からみた普遍史の理念
人類の歴史の憶測的な起源
万物の終焉
永遠平和のために-哲学的な草案
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紹介文
人としての生きかたとは? 最も身近な中国の古典『論語』を読もう!
孔子が残した言葉には、いつの時代にも共通する「人としての生きかた」の基本理念が凝縮され、現代人にも多くの知恵と勇気を与えてくれる。はじめて中国古典にふれる人に最適。中学生から読める論語入門!
孔子が残した言葉には、いつの時代にも共通する「人としての生きかた」の基本理念が凝縮され、現代人にも多くの知恵と勇気を与えてくれる。はじめて中国古典にふれる人に最適。中学生から読める論語入門!
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紹介文
ダブリン、1904年6月16日。私立学校の臨時教師スティーヴンは、22歳、作家を志している。浜辺を散策した後、新聞社へ。同じ頃、新聞の広告を取る外交員ブルームの一日も始まる。38歳、ユダヤ人。妻モリーの朝食を準備した後、知人の葬儀に参列し、新聞社へ。二人はまだ出会わない。スティーヴンは酒場へ繰り出し、ブルームは広告の資料を調べるため国立図書館へ向かう。時刻は午後1時。
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紹介文
堅い菜根もよくかめば、滋養となって心身は健やかになる。本書も、ひとつひとつの言葉をよくかみしめて味わえば、人生をよく生きる標(しるべ)となろう。文政五年(1822年)将軍家斉の時代から現代まで多くの日本人に読み継がれてきた処世修養の書を現代を明るく生きるヒント集として解読。心が晴れる生き方術。
第1章 品格を磨く(評判を気にしすぎない
不注意な一言に気をつける ほか)
第2章 よりよい人間関係を築く(一歩譲れば日々楽し
柔よく剛を制す ほか)
第3章 心に安らぎをもたらす(些事を軽視しない
怒鳴りつけない ほか)
第4章 正しい道を歩む(人生に多くを望まない
有能さをひけらかさない ほか)
第5章 人生を考える(急がずにゆっくりと歩く
あまり無理をしない ほか)
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紹介文
ぼくは人生を愛している。これはいわば告白だ――孤独で瞑想的な少年トーニオは成長し芸術家として名を成す……巨匠マンの自画像にして不滅の青春小説、清新な新訳版。併録「マーリオと魔術師」。
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紹介文
《新入試対応》
共通テストの出題形式を集中攻略!
◆特長◆
掲載問題数: 10題
共通テスト古文の傾向と対策はこの一冊で!
予想問題を5題掲載!!
★共通テストの対策に最適の10題を掲載!
共通テストの形式に慣れるため、本書では、下記の10題を掲載しています。
・マーク式問題に慣れる4題(センター試験過去問)
・共通テストの形式を知る1題(試行調査)
・共通テストの形式に慣れ、徹底トレーニングする5題(予想問題)
古文の作品世界を楽しみながら、文法・単語も含めた総合的な読解力を身につけてください。
■使いやすい!分かりやすい!が満載!■
本書では効率よく学習を進めるための要素が随所に盛り込まれています。
・共通テスト古文の対策と解法のコツを解説「共通テスト古文の攻略法」
・古文の5つのジャンル別対策がつかめる「古文ジャンル解説」「学習テーマ」
・すべての問題に通じる最強の「読解ルール」
◆自分にあったレベルが選べる!◆
1 基礎レベル
2 共通テストレベル
3 私大標準レベル
4 私大上位・私大最難関・国公立大レベル
共通テスト古文の攻略法
1(説話)狗張子【センター試験】
2(物語)一本菊【センター試験】
3(日記)うなゐ松【センター試験】
4(評論)野守鏡【センター試験】
5(物語)源氏物語【試行調査】
6(説話・随筆)十訓抄・枕草子【予想問題】
7(物語)増鏡【予想問題】
8(物語)平家物語・忠度【予想問題】
9(日記)和泉式部日記【予想問題】
10(評論・随筆)勢語臆断・玉勝間【予想問題】
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紹介文
文藝作品の内なる表現理念=「雅・俗」の交錯によって時代を区分したところに本書の不滅の独創がある。
文藝作品の内なる表現理念=「雅・俗」の交錯によって時代を区分したところに本書の不滅の独創がある。健康で溌溂とした「俗」を本性とする古代文藝、端正・繊細な「雅」を重んずる中世、また古代とは別種の新奇な「俗」を本質とする近代。加えて著者は、日本文学を「世界」の場に引き出し、比較文学の視点からも全体的理解に努める。長く盛名のみ高く入手困難だった「幻の名著」の待望の復刊。(解説=ドナルド・キーン)
0 序説
1 古代
1.萌芽時代
2.古代国家の成立とその文藝
3.万葉の世紀
4.古代拾遺
2 中世第1期
1.漢詩文の隆盛と和歌の新風
2.散文の発達
3.拾遺集時代と白詩
4.女流文藝の全盛
5.歌壇の分裂と統一
6.院政期の散文作品
7.歌謡および藝能
3 中世第2期
1.歌壇の再分裂
2.伝統的散文と新興の散文
3.能楽を中心とする藝能
4.連歌の隆替
5.当期末葉の散文
4 中世第3期
1.俳諧の興隆と芭蕉
2.浮世草子と西鶴
3.浄瑠璃の新風と近松
4.逃避精神
5.俳諧の現実游離
6.戯作の文藝
7.歌舞伎の展開
5 近代
1.近代の史的地位
2.啓蒙の時代
3.擬古典主義と浪曼主義
4.自然主義の流れ
5.主知的思潮とその傍流
6 結語
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紹介文
鋭敏な頭脳をもつ貧しい大学生ラスコーリニコフは、一つの微細な罪悪は百の善行に償われるという理論のもとに、強欲非道な高利貸の老婆を殺害し、その財産を有効に転用しようと企てるが、偶然その場に来合せたその妹まで殺してしまう。この予期しなかった第二の殺人が、ラスコーリニコフの心に重くのしかかり、彼は罪の意識におびえるみじめな自分を発見しなければならなかった。
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紹介文
定番の古典から 『戦国策』『列女伝』『菜根譚』『呻吟語』まで。 「中国の古典50選」・コラム・年表も付いた充実の概説書。
代表的な中国の古典を最新の研究成果も踏まえて概説する。今では実見する機会が少なくなってきた写本・版本の図版を大きく掲載するとともに、各章に「名文読解」の節を設け、原典にも親しみながら学べるよう工夫された入門書。「中国の古典五〇選」では多種多様な中国古典をコンパクトに紹介する。好評の『概説中国思想史』『名言で読み解く中国の思想家』『テーマで読み解く中国の文化』に続く第四弾。
はしがき――中国古典への招待
序 章 文字と文献の歴史(湯浅邦弘)
第Ⅰ部 古典の精華
第一章 『論語』――孔子とその弟子たちとの名言集(矢羽野隆男)
1 『論語』の成立と展開
2 孔子の生涯とその弟子たち
3 孔子の思想とその名言
4 名文読解
第二章 『尚書』――古聖王の伝承(中村未来)
1 『尚書』の構成と内容
2 『尚書』の変遷と伝播
3 時を超えた『尚書』テキスト
4 名文読解
第三章 『左伝』――春秋諸国の盛衰を記す(湯城吉信)
1 『春秋』とは何か、『左伝』とは何か
2 『春秋』『左伝』の歴史・研究史
3 『左伝』の内容
4 名文読解
第四章 『礼記』――礼学の集大成(矢羽野隆男)
1 礼に関する三つの経典「三礼」
2 礼の思想と『礼記』の編纂と
3 『礼記』諸篇*とその名言
4 名文読解
第五章 『孝経』――親孝行の極意とは(佐野大介)
1 『孝経』の構成と内容
2 伝来と日本からの逆輸入
3 儒教の孝思想
4 名文読解
▼コラム 親孝行と刑罰
第Ⅱ部 諸子百家の世界
第六章 『老子』――「道」と「無為自然」の境地(藤居岳人)
1 老子と『老子』の書と
2 『老子』の思想
3 道家の『老子』とその後と
4 名文読解
▼コラム 道家思想とタオイズムと
第七章 『孫子』――東洋兵学の最高峰(椛島雅弘)
1 『孫子』の成立とその背景
2 『孫子』の構成・内容
3 『孫子』の受容・評価
4 名文読解
▼コラム 二つの『孫子』からみる古典の条件
第八章 『墨子』――兼愛・非攻を説く異色の書(池田光子)
1 墨家の誕生
2 テキストとしての『墨子』
3 墨家の思想
4 名文読解
▼コラム 「科聖」墨子
第九章 『韓非子』――法治理論の集大成(中村未来)
1 『韓非子』という書物
2 『韓非子』に見える統治論
3 法治の実態と後世に残る『韓非子』の言葉
4 名文読解
第Ⅲ部 歴史と故事を伝える
第十章 『呂氏春秋』――諸子百家の集大成(清水洋子)
1 呂不韋と『呂氏春秋』
2 『呂氏春秋』の世界
3 後世における『呂氏春秋』
4 名文読解
第十一章 『戦国策』――故事成語の宝庫(草野友子)
1 縦横家の活動――蘇秦と張儀
2 『戦国策』の編纂と展開
3 故事成語と『戦国策』――時代を生き抜く智恵
4 名文読解
第十二章 『列女伝』――理想の女性像(佐野大介)
1 劉向の『列女伝』執筆
2 理想の女性像
3 日中における後続の女訓書
4 名文読解
▼コラム 我が子より大切なもの
第十三章 『十八史略』――中国史のダイジェスト(草野友子)
1 中国の正史と『十八史略』
2 『十八史略』の内容とその特徴
3 日本での受容
4 名文読解
第Ⅳ部 古典籍の展開
第十四章 『貞観政要』――唐太宗の帝王学(湯浅邦弘)
1 「貞観の治」と『貞観政要』の成立
2 帝王学の白眉
3 伝来と評価
4 名文読解
第十五章 『朱子語類』――朱熹の教え(久米裕子)
1 朱熹と朱子学
2 『朱子語類』の魅力と危うさ
3 日本における『朱子語類』の受容
4 名文読解
第十六章 『家礼』――儒教を大衆化した冠婚葬祭マニュアル(佐藤由隆)
1 『家礼』が作られた経緯
2 『家礼』の構成と「家礼図」
3 実践マニュアルとしての『家礼』
4 名文読解
第十七章 『菜根譚』――処世訓の最高傑作(湯浅邦弘)
1 洪自誠と『菜根譚』
2 構成と思想
3 『菜根譚』の伝来と日本での評価
4 名文読解
第十八章 『呻吟語』――乱世に向けた呻吟の声(湯浅邦弘)
1 明末が生んだ処世訓
2 著者呂新吾の経歴と明代の思想
3 構成と伝来
4 名文読解
第Ⅴ部 中国の古典五〇選(滝野邦雄・杉山一也)
『晏子春秋』『淮南子』『永楽大典』『管子』『韓詩外伝』『顔氏家訓』『漢書』『儀礼』
『孔子家語』『公孫竜子』『黄帝内経』『国語』『呉子』『西遊記』『三国志』
『三国志演義』『三十六計』『三略』『爾雅』『史記』『詩経』『資治通鑑』『周易』
『周礼』『荀子』『春秋公羊伝』『春秋穀梁伝』『春秋繁露』『商君書』『水滸伝』
『説苑』『世説新語』『説文解字』『荘子』『楚辞』『大学』『中庸』『伝習録』
『二程全書』『風俗通義』『抱朴子』『本草綱目』『蒙求』『孟子』『文選』
『李衛公問対』『六韜』『列子』『列仙伝』『論衡』
終 章 現代中国で「中国古典」はどう読まれているか(白 雨田)
あとがき
中国古典関係略年表
人名・事項索引
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紹介文
1章 自助の精神-人生は"自分の手"でしか開けない!
2章 忍耐-努力が苦でなくなる法
3章 好機は二度ない-人生の転機を生かす力
4章 仕事-向上意欲の前にカベはない!
5章 意志と活力-自分の使命に燃えて生きる!
6章 時間の知恵-「実務能力」のない人に成功はない
7章 金の知恵-楽をするためには汗をかけ!
8章 自己修養-頭脳と心・体の効率のよい鍛えかた
9章 すばらしい出会い-人生の師・人生の友・人生の書
10章 信頼される人-人格は一生通用する最高の宝だ!
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政治学の名著を第一人者が全訳。権力の生態学、政治の現実を踏まえた統治術とは何か。
近代政治学の古典として名高い『君主論』。その著者マキアヴェッリは、都市国家が並び立つルネサンスのイタリアにあって、共和政のフィレンツェ市書記官として活躍。国際政治の荒波のなか、軍事、外交にわたり東奔西走の日々を送った。その豊かな体験を生かして権力の生態を踏まえた統治術として執筆した名著を、政治学の第一人者が全訳し解説する。(講談社学術文庫)
近代政治学の名著を平易に全訳した大文字版。乱世のルネサンス期、フィレンツェの外交官として活躍したマキアヴェッリ。その代表作『君主論』を政治学の第一人者が全訳し権力の獲得と維持、喪失の原因を探る。
献 辞 ロレンツォ・デ・メディチ殿下に捧げる
第1章 支配権の種類とその獲得方法
第2章 世襲の君主権について
第3章 複合的君主権について
第4章 アレクサンドロスによって征服されたダレイオス王国では、アレクサンドロスの死後、その後継者に対して反乱が生じなかったのは何故か
第5章 征服される以前、固有の法に従って統治されていた都市や君主国をどう支配すべきか
第6章 自己の武力と能力とで獲得した新しい君主権について
第7章 他人の武力または幸運によって得た君主権について
第8章 極悪非道な手段によって君主となった場合について
第9章 市民の支持によって得た君主権について
第10章 どのようにすべての支配者の力を測定すべきか
第11章 教会の支配権について
第12章 軍隊の種類と傭兵について
第13章 援軍と自己の軍隊とについて
第14章 軍事に関する君主の義務について
第15章 人間、特に君主が称讃され、非難される原因となる事柄について
第16章 気前良さとけちについて
第17章 残酷さと慈悲深さとについて、敬愛されるのと恐れられるのとではどちらがよいか
第18章 君主は信義をどのように守るべきか
第19章 軽蔑と憎悪とを避けるべきである
第20章 砦やその他君主が日常的に行う事柄は有益かどうか
第21章 尊敬を得るためにはどのように行動したらよいか
第22章 君主の秘書官について
第23章 追従を避けるにはどうしたらよいか
第24章 イタリアの君主達はどうして支配権を失ったのか
第25章 人間世界に対して運命の持つ力とそれに対決する方法について
第26章 イタリアを蛮族から解放すべし
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★柴田元幸氏がいちばん訳したかったあの名作、ついに翻訳刊行。
●オリジナル・イラスト174点収録
●訳者 柴田元幸氏の作品解題付き(2017年、第6回早稲田大学坪内逍遙大賞受賞)
「トム・ソーヤーの冒けん」てゆう本をよんでない人はおれのこと知らないわけだけど、それはべつにかまわない。あれはマーク・トウェインさんてゆう人がつくった本で、まあだいたいはホントのことが書いてある。ところどころこちょうしたとこもあるけど、だいたいはホントのことが書いてある。べつにそれくらいなんでもない。だれだってどこかで、一どや二どはウソつくものだから。まあポリーおばさんとか未ぼう人とか、それとメアリなんかはべつかもしれないけど。ポリーおばさん、つまりトムのポリーおばさん、あとメアリやダグラス未ぼう人のことも、みんなその本に書いてある。で、その本は、だいたいはホントのことが書いてあるんだ、さっき言ったとおり、ところどころこちょうもあるんだけど。
それで、その本はどんなふうにおわるかってゆうと、こうだ。トムとおれとで、盗ぞくたちが洞くつにかくしたカネを見つけて、おれたちはカネもちになった。それぞれ六千ドルずつ、ぜんぶ金(きん)かで。つみあげたらすごいながめだった。で、サッチャー判じがそいつをあずかって、利しがつくようにしてくれて、おれもトムも、一年じゅう毎日(まいんち)一ドルずつもらえることになった。そんな大金、どうしたらいいかわかんないよな。それで、ダグラス未ぼう人が、おれをむすことしてひきとって、きちんとしつけてやるとか言いだした。だけど、いつもいつも家のなかにいるってのは、しんどいのなんのって、なにしろ未ぼう人ときたら、なにをやるにも、すごくきちんとして上ひんなんだ。それでおれはもうガマンできなくなって、逃げだした。またまえのボロ着を着てサトウだるにもどって、のんびり気ままにくつろいでた。ところが、トム・ソーヤーがおれをさがしにきて、盗ぞく団をはじめるんだ、未ぼう人のところへかえってちゃんとくらしたらおまえも入れてやるぞって言われた。で、おれはかえったわけで。
——マーク・トウェイン著/柴田元幸訳『ハックルベリー・フィンの冒けん』より
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本書は、これからイギリス文学を専門的に学ぶ人びと、また文学を愛好する社会人や教養として文学知識を身につけたい学生たちへの教材であり、易しい読み物として書かれたものです。
1 古期から中世へ(7世紀-15世紀)
2 ルネッサンスが花ひらく(15世紀-16世紀)
3 演劇時代の到来(16世紀後半)
4 そしてシェイクスピア登場(1590-1613)
5 時代は清教徒革命に向かう(17世紀前半)
6 清教徒革命の後(17世紀後半)
7 18世紀の散文、詩、そして劇(1700-1798)
8 小説時代の到来(18世紀)
9 ロマン主義の光と影(1798-1836)
10 ヴィクトリア朝の詩と散文(1837-1901)
11 ヴィクトリア朝の小説(1837-1901)
12 20世紀の詩と劇
13 20世紀の小説
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本書は、基礎編と実践編の二部構成です。
●【基礎編】読解のために必要な8つのポイントを紹介
古典文法や古文単語を覚えても、なかなか古文の問題が解けるようにならない…と悩んでいる人が多いのではないかと思います。
古文は見るべきところ・考えないといけないところをしっかり理解すれば、確実に読解力があがります。そこで、本書の基礎編では、読解のために必要な8つのポイントを丁寧に解説しています。
●【実践編】重要知識を掲載
読解に必要な「文法知識(助詞を中心に)」「ジャンルと作品」「古文常識」「和歌の知識」を紹介しています。
望月先生が、授業のような語り口調で分かりやすく解説しています。
楽しみながら、古文読解を学んでください。
まずプランをたてる
基礎編
1 古文の原文と、歴史的仮名づかいについて
2 読解のために必要な6つのこと
3 古文読解は和歌解釈できまる
4 問題を解いてみよう!
実践編
1 読解に必要な文法知識?助詞を中心に?
2 覚えておきたいジャンルと作品
3 覚えておきたい古文常識
4 読解に必要な和歌の知識
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本書は、アメリカ文学とその歴史を学ぶ人たちのために編集されたユニークな入門書である。全体を7章に分け、各章ごとに時代思潮、ジャンル別概説、代表的作家と作品の三部構成でコンパクトに解説し、アメリカ文学を多角的に浮き彫りにした。特に、代表的作品の原典抜粋をつうじて、その作家の文学的特色が味わえるように工夫し、さらに原文に訳と注をつけることによって、大学や短大での講義用テキストとしての便宜もはかった。
序章 アメリカ文学の背景
第1章 植民地時代の文学-17・18世紀
第2章 アメリカ文学の独立期-19世紀初期
第3章 アメリカ文学の開花-19世紀中期
第4章 リアリズムと自然主義の文学-19世紀後期・20世紀初頭
第5章 アメリカ文学の成熟-1920年代・30年代
第6章 第二次大戦後の文学-1940年代・50年代
第7章 アメリカ文学の現在-1960年代‐80年代
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『夜と霧』の著者として、また実存分析を創始した精神医学者として知られるフランクル。第二次大戦中、ナチス強制収容所の地獄に等しい体験をした彼は、その後、人間の実存を見つめ、精神の尊厳を重視した独自の思想を展開した。本講演集は、平易な言葉でその体験と思索を語った万人向けの書であり、苦悩を抱えている人のみならず、ニヒリズムに陥っている現代人すべてにとっての救いの書である。
1 生きる意味と価値
2 病いを超えて
3 人生にイエスと言う
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恋に恋する美しい人妻エンマ。退屈な夫の目を盗み重ねた情事の行く末は? 町の不倫話を芸術に変えた仏文学の金字塔、待望の新訳!
娘時代に恋愛小説を読み耽った美しいエンマは、田舎医者シャルルとの退屈な新婚生活に倦んでいた。やがてエンマは夫の目を盗んで、色男のロドルフや公証人書記レオンとの情事にのめりこみ莫大な借金を残して服毒自殺を遂げる。一地方のありふれた姦通事件を、芸術に昇華させたフランス近代小説の金字塔を、精妙な客観描写を駆使した原文の息づかいそのままに日本語に再現する。
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えりすぐりの入試問題14題を精選し、くわしく解説。絶対の自信をつかめ!
「単語は覚えた、文法もマスターした、でも実際の入試問題が解けない」……そんな受験生の悩みに応える問題集が登場。「スタディサプリ」の人気講師・岡本先生が、過去10年分の入試問題からマストの14題を厳選し、「実力がつく」順に配列。設問だけでなく、問題文の読み方や、おさえておくべき語句・文法、さらには論旨の展開までじっくり解説。まるで参考書のようなくわしさ・ていねいさ。中堅国公立大・私立大入試対策用、上位私立大入試対策基礎固め用に自信をもっておススメできる問題集。
「スタディサプリ」で「神授業」を展開する岡本先生が、「実力がつく」順に選び抜いた14題を、授業のノリで徹底解説。解き方だけでなく、読み方までバッチリ指導。中堅国公立大・私立大入試対策用に最適。
◆別冊:「第1回」~「第14回」(入試過去問演習)
*収録大学:日本大、東洋大、駒澤大、名城大、愛知淑徳大、西南学院大、福岡大など
◆本冊:別冊収録問題の解答・解説
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ドイツ語版への序文
一八七二年(マルクス・エンゲルス)
一八八三年(エンゲルス)
一八九〇年(エンゲルス)—— 一八八二年ロシア語版への序文(マルクス・エンゲルス)を含む
英語版への序文(一八八八年 エンゲルス)
ポーランド語版への序文(一八九二年 エンゲルス)
イタリー語版への序文(一八九三年 エンゲルス)
共産党宣言
第一章 ブルジョアとプロレタリア
第二章 プロレタリアと共産主義者
第三章 社会主義的および共産主義的文献
一 反動的社会主義
a 封建的社会主義
b 小市民的社会主義
c ドイツ社会主義または「真正」社会主義
二 保守的社会主義またはブルジョア社会主義
三 批判的・空想的社会主義および共産主義
第四章 種々の反対党に対する共産主義者の立場
校 註
一八八八年英語版との対照
解 説
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はしがき
凡 例
論語 卷第一
學 而 第 一
爲 政 第 二
論語 卷第二
八 佾 第 三
里 仁 第 四
論語 卷第三
公 冶 長 第 五
雍 也 第 六
論語 卷第四
述 而 第 七
泰 伯 第 八
論語 卷第五
子 罕 第 九
鄕 黨 第 十
論語 卷第六
先 進 第 十 一
顏 淵 第 十 二
論語 卷第七
子 路 第 十 三
憲 問 第 十 四
論語 卷第八
衞 靈 公 第 十 五
季 氏 第 十 六
論語 卷第九
陽 貨 第 十 七
微 子 第 十 八
論語 卷第十
子 張 第 十 九
堯 曰 第 二 十
孔子略年表
春秋時代(論語関係)要図
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