【2024年】「よしもとばなな」のおすすめ 本 105選!人気ランキング
- キッチン (角川文庫 よ 11-8)
- ハチ公の最後の恋人 (中公文庫 よ 25-2)
- ムーンライト・シャドウ
- アムリタ(上) (新潮文庫)
- デッドエンドの思い出 (文春文庫 よ 20-2)
- イヤシノウタ (新潮文庫)
- TUGUMI(つぐみ) (中公文庫 よ 25-1)
- うたかた/サンクチュアリ (新潮文庫)
- ハゴロモ (新潮文庫)
- 哀しい予感 (幻冬舎文庫 よ 2-14)
私はもう、あなたなしでは歩けない。単なる友だちだけれど。海と山に囲まれた吹上町で、ミミは霊媒師の美鈴に出会った。母親により痛めつけられた美鈴に、ある日妊娠が発覚し──。傷と再生、欲と本質、自然の力を描き切った傑作長編、堂々完結。読むとそれだけで心の底にたまり、後からじわじわと効いてくるタイプの作品ではないかと思う。──吉本ばなな
”街に自分だけの歴史が積み重なり、深い色になっていく”(本文より)。東京の街を通じて時代を描き出す、自伝的エッセイ集。 ”街に自分だけの歴史が積み重なり、深い色になっていく”(本文より)。子どもの頃に遊んだ街、青春を過ごした街、父の死を見送った道――。東京の「街」をめぐる自伝的エッセイ集。
「昼休みに、スイカバーを食べたい」「お風呂に入って、汗をかくまで湯船につかろう」思い付きを、早く小さく頻繁に叶えると、体や脳が安心する。「今日はクイックル、明日はぞうきんがけ」そうじの中に潜むクリエイティビティに目を向けて一気に陽気にやってみる。特殊な人生を独自のルールで送ってきた著者が、上機嫌で快適に暮らすコツを開陳。
異世界の伝説がある海と山に囲まれた吹上町では、不思議な事がたくさん起こる。屍人が墓をうろつき、遺体が消え、最近では、引きこもりの美鈴の部屋に、夜じゅう遊びまわる子どもの霊が現れたという。霊は妊娠の予兆なのか?相談を受けたミミは、美鈴と共に正体を調べ始める……。自然と人間の美しさが胸を打つ、スリル満点の哲学ホラー。
事務所をたたんで半引退したら、自由な自分が戻ってきた。毎日10分簡単なストレッチをしてみたら、歩くのが楽になった。自分の常識では測れない人とは「楽しく会えたらいいね、よい距離感で」と思ってみる……。辛い時は、凝り固まった記憶をゼロにして、まっさらの今日を生きてみよう。誰もが持つ本来の生命力がよみがえる、名エッセイ。
しいたけをたくさんもらったら、炒めて煮て炊き込んで、食卓はしいたけづくし。翌日やるべき仕事を時間割まで決めておき、朝になって全部変えてみたり、靴だけ決めたらあとの服装はでたらめで一日を過ごしてみたり。ルーチンと違うことを思いついたときに吹く風が、心を活かすエネルギーになる。気分や天候にあわせ自由に日常を紡ぐ名エッセイ。
この世で最も恐ろしいことは、自分が自分でなくなってしまうこと――。眠り病から回復した母、異世界人と結婚した妹とともに、吹上町で穏やかな日々を送っていたミミ。だが友人・美鈴が除霊に失敗し、少女の霊に体を乗っ取られてしまう。美鈴は自分の体を取り戻せるのか? 少女の霊の目的は? 著者のライフワークが華開く、スリル満点の第二弾。
双子のミミとこだちは、何があっても互いの 味方。交通事故で父を失い母が寝たきりにな ってから、二人で支え合いながら生きてきた。 しかしある日、こだちが突然失踪してしまう。 交通事故の原因、異世界人、屍人、夢見の才 能、そしてこだちの行方……。故郷吹上町で 明かされる真実が、ミミの生来の魅力を目覚 めさせていく。唯一無二の哲学ホラー、開幕。
韓国の超人気スターが愛する女性に向けて綴る一通の手紙。芸能界のこと、事務所のこと、家族のこと…。率直で温かい筆致からは、輝く存在であることへの誇りと、「君」への抑えがたい思いがにじみ出る。スターの内面を瑞々しく描いた手紙文学の傑作! よしもとばななとイ・スンギのコラボレーションでできた宝石のような一冊。 韓国の超人気スターが愛する女性に向けて綴る一通の手紙。芸能界のこと、事務所のこと、家族のこと……。率直で温かい筆致からは、輝く存在であることへの誇りと、「君」への抑えがたい思いがにじみ出る。スターの内面を瑞々しく描いた手紙文学の傑作! よしもとばななの小説と韓国スター、イ・スンギの写真、奇跡のコラボレーションで贈る、せつなく甘いフォトストーリー。ソウル撮影時のフォトセッションの風景とスンギの特別インタビューを収めた特典DVDつき。
離婚し仕事をやめた「私」と身寄りをなくしたいとこのちどり。傷付いた女二人がたどりついたのはイギリス西端の小さな田舎町だった。 淋しさを包みあう、ふたりの女の旅離婚し、仕事をやめた「私」と身寄りをすべてなくしたばかりのいとこのちどり。傷付いた女二人がたどりついたのはイギリス西端の小さな田舎町だった。
大きな自動車事故に遭い、腹に棒が刺さりながらも死の淵から生還した小夜子-恋人を事故で喪い、体には力が入らず、魂も抜けてしまった。私が代わりに死ねたらよかったのに、という生き残りの重みを抱えながら暮らしている…。惨劇にあっても消えない"命の輝き"と"日常の力"を描き、私たちの不安で苦しい心を静かに満たす、再生の物語。
主婦のジュンコは、眠る大切なマリカを見つめて機中にいた。多重人格のマリカの願いはバリ島へ行くこと。新たな祈りと魂の輝きにみちた小説に、著者が訪れたバリで発見した神秘を綴る傑作紀行を併録。
旅でも、日常でも、コロナに見舞われても、そのまなざしは鋭く、やさしい。ことばの力で私たちを励まし癒す著者最新のエッセイ集。 「喪失と再生」を描き続けてきた作家による「旅と日常」を描いたエッセイ・アンソロジーのシリーズ第4弾。著者は、日々見逃しがちな、ちいさいけれど大切なことを、旅先での出会いや食事、その背景にある文化、植物や動物を育てること、その動植物を食べることで生きている私たちの生活といったもののなかに見出し、エッセイに仕立てて提示する。バリ島の屋台に見た昭和の日本、心身ともに癒された奄美のひとと海。コロナ禍で「自分が罹患しやしないか」しか考えないひとの内面を考察したかと思えば、冷蔵庫に「家事の分担表」を貼っているカップルがなぜうまくいかないのかを一言で言いきり、タピオカ店や喫茶店のプロの技を省察する。そして、亡くなってしまった大切なひとたちへの思いを、その不在を嘆くのではなく、ともに過ごした時間こそが宝ものだとして、前を向いて生きてゆくことのすばらしさを綴る--。旅でも、日常でも、コロナ禍に見舞われても、著者のまなざしと態度はあくまでも同時代的で、やさしく、鋭い。 そんなエッセイをひとつずつ読み進むと、同じ時を生きる著者が、自らの経験を通じて読み手を勇気づけていることに気づく。各章が上質な短篇小説の趣をもつ、著者最新のエッセイ集。シリーズ累計7万部!
「ほうっておいても、あっという間にそのときは来る。みんな同じように地上から消えて、思い出だけが残る。だから、泥水を飲むような思いをしたり、甘い蜜を舐めたり、月を眺めたり、友達と笑いながらごはんを食べたりしてゆっくり歩こう」。大切な友と愛犬、愛猫を看取り、悲しみの中で著者が見つけた人生の光とは。心揺さぶる名エッセイ。
「経営者とは、部下を鼓舞して良さを発揮さ せつつ、自分はその数千倍働きたい人」「人 と人がいる。お互いを好きになる。だから少 しずつ歩み寄る。ふたりで空間を創る。それ が順番」。事務所を経営してわかったこと、 恋愛の自然の法則ーー。悩み解決のヒントを 得られ、自分で人生の舵を取る自信が湧いて くる。幸せをよびこむ名エッセイ。
「今日はなにを食べようか?」。季節や家族の 体調次第でいい塩梅のご飯をこしらえる。死 が迫った十三歳の愛犬のためにふかふかのベ ッドを買う。一時間で消費されてしまうかも しれない小説を、何年間もかけて書き続ける ……。作家のさりげない日常のワンシーンが 私たちの心を整えてくれる。力まずに、唯一 無二の自分を生きる極意が満載の一冊。
「子どもは未来だから」--街を小さい子と 一緒に歩いていると、必ず声をかけてくれる 台湾の人々。スペインの安い居酒屋で出てき た、生ハムとカヴァに感じる店員の矜持。バ リ島で見た怖い夢に現れた、聖獣バロンにつ いて。世界の不思議と豊かさを味わえて、目 の前にある物や人がいっそう大切に感じられ るようになる、哲学的エッセイ。
同窓会での歯に衣着せぬ会話で確信する自分 のルーツ、毎夏通う土肥の海のヒーリング効 果、山形のこけし師匠のどくだみ茶健康法、 父の最後の切なくて、良いうそ……。世界的 作家である著者が自分の人生を実験台に、日 常の違和感や心の動きを観察してわかったこ と。忙しなくて泣けることが多い人生を、自 由に、笑って生き抜くヒントが満載。
お金好き、野心家、毒舌家。ひとの心の姿は私の目にはっきり見えます。悪い心に負けずに生きる方法をさずける、読む道しるべ。 野心家、秘密主義者、お金のたくらみの持ち主……。人の心は私の目には、こう映っている。降ってわいた引っ越し騒動、人生の地獄だったさんざんな日々、そしてダライラマ法王の温かく柔らかな手。たくさんの出来事を経験してわかった、あなたがあなたらしく生きていける「こつ」とは。日々に追われて疲れたあなたにさし出す言葉の道しるべ。ミニエッセイbanakobanashiも付いてます!
10年間続いた日記シリーズから一新。波瀾万丈な一年間の学びをつめた、あなたと考える人生論エッセイ。ミニボーナスエッセイ付! 10年間続いた公式サイトの日記連載が一新。新エッセイシリーズが始まりました。毎日を健康で過ごし、いい小説だけを書いていきたい。鋭いカルチャー批評と、深く豊かな日々の思い。そしてたくさんの学びをのこした最愛の両親との別れ……。波瀾万丈な一年間の学びをつめこんだ、あなたと考える人生論です。巻末には、電子書籍アプリBanakobanashiからのボーナスエッセイも収録。
老いた母と旅したはじめてのハワイ、マウイのかわいくて美味しい地ビール、小さな上達と挫折を味わうフラ、沢山の魚の命と平等に溶けあうような気持ちになる海。ハワイは、人生を前に進もうと焦る気持ちを和らげ、今この時に、自分らしくいさせてくれる-。ハワイに恋した小説家による、生きることの歓びがあたたかく心を包む、珠玉のエッセイ。 ブーゲンビリア はじめてのハワイ ワイキキ 怒っていても 満月みたいに この目で サウスポイント いじわるタオル スイートハート ひみつのハワイ〔ほか〕
「十年間は続けようと思って日記をはじめ、ここで終わります」(本文より)。世の中が一瞬で変わった震災と原発事故後の不安な日々。こんなときこそ、今このときがある幸せの大きさを感じる。だれもの人生の中でとても大切だったこの二〇一一年と、日々の思いを読者とつないで重ねた十年間に心からの感謝をこめて公式HP「yoshimotobanana.com」の日記シリーズは、感動の最終回へ。 Banana's Diary Q&A ありがとうございました
グチりたくてしょうがないとき、美味しいごはんを食べに行くとき、チビとウルトラマンで遊ぶときだって、いつもそばにいてくれる。陽子さんは家族のように大切なひと。みんな陽子さんにぞっこんさ、そんな思いをタイトルに込めました。楽しみ、悩み、考え続ける日々の記録。これからは一冊に一年間を凝縮。ボリュームアップで、もっと楽しくお届けするドットコムです。 Banana's Diary Q&A