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【2024年】「功利主義」のおすすめ 本 47選!人気ランキング

この記事では、「功利主義」のおすすめ 本 をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。
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目次
  1. 功利主義入門: はじめての倫理学 (ちくま新書 967)
  2. 入門・倫理学
  3. マンガで学ぶ生命倫理
  4. 環境と倫理: 自然と人間の共生を求めて (有斐閣アルマ)
  5. 現代政治理論 新版 (有斐閣アルマ)
  6. ベンサム―功利主義入門
  7. 倫理学入門-アリストテレスから生殖技術、AIまで (中公新書 2598)
  8. 現代倫理学入門 (講談社学術文庫 1267)
  9. 風雲児たち (幕末編 21) (SPコミックス)
  10. 実践・倫理学 (けいそうブックス)
他37件
No.2
70
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No.3
66
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No.4
65

京都議定書の発効、「持続可能性」「エコロジカル・フットプリント」といった概念の登場を踏まえて、好評の初版を大幅に改訂。 京都議定書の発効,温暖化に伴う気候変動の再評価,世界規模での貧富の差の拡大,「持続可能性」「エコロジカル・フットプリント」「拡大された製造者責任」といった概念の登場など,環境をめぐる理論的な状況の変化に対応して,好評の初版を大幅に改訂。 第1章 環境問題を倫理学で解決できるだろうか 第2章 人間中心主義と人間非中心主義との不毛な対立 第3章 持続可能性とは何か 第4章 文明と人間の原存在の意味への問い 第5章 環境正義の思想 第6章 動物解放論 第7章 生態系と倫理学 第8章 自然保護 第9章 環境問題に宗教はどうかかわるか 第10章 消費者の自由と責任 第11章 京都議定書と国際協力 第12章 環境と平和

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No.5
64

現代の政治理論の重要な主題や概念をとりあげて,わかりやすく解説した入門書の新版。新たに「環境と政治」の章を設けた。 現代の政治理論の重要な主題や概念をとりあげて,わかりやすく解説した入門書の新版。初版刊行後の政治理論研究の進展をふまえ全体をアップデートするとともに,新たに「環境と政治」の章を設けた。より深く政治について考えたい人に最適の入門書。 第1章 政 治(川崎 修) 第2章 権 力(川崎 修) 第3章 リベラリズムの展開(金田耕一) 第4章 現代の自由論(金田耕一) 第5章 平 等(飯田文雄) 第6章 デモクラシー(杉田 敦/早川 誠) 第7章 ネーションとエスニシティ(杉田 敦/早川 誠) 第8章 フェミニズムと政治理論(井上匡子) 第9章 公共性と市民社会(谷澤正嗣/早川 誠) 第10章 環境と政治(尾内隆之) 第11章 国境をこえる政治の理論(遠藤誠治)  読書案内/引用・参考文献

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No.6
64

ベンサム―功利主義入門

フィリップ・スコフィールド
慶應義塾大学出版会

ジェレミー・ベンサムの本格的入門書。快楽と苦痛の原理による立法の科学を構想し共同体の幸福を目指した思想家の全貌を平易に解説。 功利主義の創始者、ジェレミー・ベンサムの本格的入門書。快楽と苦痛が基礎づける原理(功利原理)による立法の科学を構想し、共同体の幸福=「最大多数の最大幸福」を目指した思想家の全貌を平易に解説。 “苦痛と快楽が人間の心理学と倫理学の両方にとっての基礎となっているという主張や、幸福とは快楽が苦痛を上回っている状態であるという主張を現代科学が論証しているとしたら、ベンサムや彼が創りだした功利主義的伝統は、20世紀の批判者たちの多くが認めてもよいと考えていた以上に、はるかに予見的なものであったということになるでしょう。”――本書「日本語版への序文」より  現代のさまざまな分野に、実践・理論の両面で大きな影響を及ぼしているジェレミー・ベンサム(1748-1832)。本書は、彼の厖大な草稿類を整理・校訂するベンサム・プロジェクトを牽引し、新著作集の編集主幹をつとめる、「世界一ベンサムを知る」著者による本格的な入門書である。苦痛と快楽が基礎づける原理(功利性の原理)による立法の科学を構想し、共同体の幸福=「最大多数の最大幸福」を目指したこの思想家の全貌を平易に解説し、従来触れられてこなかった宗教と性、拷問に関する理論に言及するなど、最新の研究成果をもとに彼の功利主義思想を体系的に論じる。  詳細な読書案内とともに、ジョン・ロールズ『正義論』(1971)における功利主義批判以降のベンサム研究の動向を論じる訳者解説(小畑俊太郎執筆)を付した、新しい功利主義入門。 日本語版への序文 謝辞 第一章 ベンサムとは誰か 生まれ、家族、教育  法学  民主主義への移行  「世界の立法者」 ベンサムの功績と意義 第二章 どのベンサムか 誰が何を読むのか ジェレミー・ベンサム著作集 テクストを作り出す エティエンヌ・デュモン―編集者であり解釈者  キャノンを構成する 『法一般論』の再編集  新著作集の利点 第三章 功利性の原理 功利性  論理学と言語  ベンサムの心理学理論に対する批判 ベンサムの倫理学理論に対する批判  功利主義対直観主義 第四章 パノプティコン パノプティコンの考案者  パノプティコン書簡  パノプティコン補遺 救貧パノプティコン  救貧パノプティコンの放棄  監獄型パノプティ コンの放棄 第五章 政治的誤謬 誤謬とは何か  誤謬の源泉  錯誤  誤謬の事例  現代における 誤謬  結論 第六章 宗教と性 ジョン・バウリングとグロート夫妻  宇宙の設計者  人格同一性の問 題  永遠の生命と非存在  イエスの啓示宗教  イエスの真の目的 禁欲主義とイエスのセクシュアリティ  ベンサムのメッセージ 第七章 拷問 拷問控訴  権力分立論  ベンサムの証拠排除論  キツネ狩猟者の誤 謬  単座制  ベンサムによる拷問の正当化  自由と安全  死後に 有効となる追記 註 読書案内 訳者解説 訳者あとがき 索引 著者・訳者紹介

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No.9
60
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No.10
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No.13
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No.15
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No.16
58
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No.18
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・20世紀を代表する哲学者、バーナード・ウィリアムズによるカリフォルニア大学の名講義。 ・西洋哲学が見落としていた「倫理」をギリシア古典に発見し、近代道徳の呪縛から解放する〈反道徳的な倫理学〉。 ・解説=納富信留(東京大学大学院教授)  近代以降の進歩主義的な見方では、古代ギリシア人は未開の心性をもち、より洗練された道徳が人間性を陶冶してきたと捉えられてきた。  ウィリアムズはこのような道徳哲学の提示する人間が、生きられた経験から切り離された、無性格な道徳的自己であるとして批判する。それとは対照的に、具体的な性格と来歴をもつ人々を描く、ホメロスの叙事詩やアイスキュロス、ソポクレスらの悲劇作品を読み解き、そこに流れる豊かな倫理的思考を明らかにする。  道徳哲学やプラトン、アリストテレスらの哲学を批判的に参照しながら、恥と罪、必然性(運命)と義務、運命と自由意思、責任と行為者性といった概念をめぐる議論を通して、古代と現代を通じてこの現実を生きる人間の生の姿を描き出す、カリフォルニア大学の名講義。 はじめに 二〇〇八年版への序文 A. A. ロング 第一章 古代の解放 第二章 行為者性のいくつかの中心  第三章 責任を認識すること  第四章 恥と自律  第五章 いくつかの必然的なアイデンティティ  第六章 可能性・自由・力 解説 古代ギリシアから私たちが学ぶこと 納富信留  訳者あとがき  古典文献一覧  参考文献一覧  附録1/附録2  注 索引

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No.19
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No.20
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環境倫理学

鬼頭 秀一
東京大学出版会

〈人間vs.自然〉では環境問題は解決できない.「自然」「生命」「精神」などの象徴的なテーマから,「持続可能性」「外来生物」,そして「地球温暖化」など現代の地球環境問題まで,すべての二項対立図式を超えて,私たちがこれから豊かに生きていくための環境倫理の新しい地平を拓く! 序章 環境倫理の現在——二項対立図式を超えて(鬼頭秀一) 第I部 環境倫理が語れること 1 人間・自然——「自然を守る」とはなにを守ることか(森岡正博) 2 自然・人為——都市と人工物の倫理(吉永明弘) 3 生命・殺生——肉食の倫理,菜食の論理(白水士郎) 4 公害・正義——「環境」から切り捨てられたもの/者(丸山徳次) 5 責任・未来——世代間倫理の行方(蔵田伸雄) 6 精神・豊かさ——生きものと人がともに育む豊かさ(福永真弓) 第II部 環境倫理のまなざしと現場 7 「外来対在来」を問う——地域社会のなかの外来種(立澤史郎) 8 「持続可能性」を問う——「持続可能な」野生動物保護管理の政治と倫理(安田章人) 9 「文化の対立」を問う——捕鯨問題の「二項対立」を超えて(佐久間淳子) 10 「自然の再生」を問う——環境倫理と歴史認識(瀬戸口明久) 11 「地球に優しい」を問う——自然エネルギーと自然「保護」の隘路(丸山康司) Box1 野生復帰を問う−野生復帰において人はどこまで操作可能か(池田 啓) Box2 政策からこぼれ落ちるローカル知——ウチダザリガニと人間の環境問題(二宮咲子)  第III部 環境倫理から生まれる政策  12 家庭から社会へ——持続可能な社会に続く道を地球温暖化問題から考える(井上有一) 13 知識から知慧へ——土着的知識と科学的知識をつなぐレジデント型研究機関(佐藤 哲) 14 政策から政/祭へ——熟議型市民政治とローカルな共的管理の対立を乗り越えるために(富田涼都) 15 安全から危険へ——生態リスク管理と予防原則をめぐって(松田裕之) 16 制御から管理へ——包括的ウェルネスの思想(桑子敏雄) 終章 恵みも禍も——豊かに生きるための環境倫理(鬼頭秀一)

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No.21
58

現代道徳哲学における徳倫理学 徳倫理学・幸福・善き生 古代の徳倫理学 徳倫理学と中国の儒教の伝統 中世の徳倫理学 ヒュームによる徳の解剖 徳倫理学の衰退の歴史 二十世紀の徳倫理学 徳倫理学と正しい行為 徳倫理学と生命倫理学 環境徳倫理学 ビジネス倫理に対する徳倫理学的アプローチ 徳と政治 徳倫理学に対する状況主義者からの批判 徳倫理学の定義

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No.22
58
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No.23
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宇宙倫理学

伊勢田 哲治
昭和堂

宇宙倫理学とは何か 宇宙活動はなぜ倫理学を必要とするか 宇宙倫理学とエビデンス 宇宙の道と人の道 政治哲学から見た宇宙政策 科学技術社会論から見た宇宙事故災害 宇宙時代における環境倫理学 宇宙に拡大する環境問題 惑星改造の許容可能性 宇宙ビジネスにおける社会的責任 宇宙における安全保障 宇宙資源の採掘に関する道徳的懸念 宇宙倫理とロボット倫理 人類存続は宇宙開発の根拠になるか

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No.24
58

世界における動物福祉論の最大の画期となり、現在まで重要性を増し続ける革命的書物にしてシンガーの代表作。そのあまりに苛烈かつ論理的な倫理の要求は、われわれ全存在に向けられている。大幅な改稿を施された2009年版にもとづく決定版。 第1章 すべての動物は平等である 第2章 研究の道具 第3章 工場畜産を打倒せよ 第4章 ベジタリアンになる 第5章 人間による支配 第6章 現代のスピシーシズム

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No.25
58
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No.27
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プラトン アリストテレス アウグスティヌス トマス・アクィナス デカルト ホッブズ スピノザ ヒューム ルソー スミス〔ほか〕

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No.28
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No.29
58
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No.31
58
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No.33
57
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No.34
57

倫理学こそ哲学の中核をなす学問だ。カント研究の大家が、古代ギリシアから始まるその歩みを三つの潮流に大別し、簡明に解説する。解説 三重野清顕

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No.35
57
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No.36
57
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No.38
57
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No.39
57

「共感」に基づく「徳」の倫理学。ヒュームの多元的な価値観は示唆に富み、高度で多様な技術が発達した現代において有効な議論を提起する。近年注目度がますます高まる道徳論を最新訳で読む。 「共感」に基づく「徳」の倫理学。ヒュームの多元的な価値観は示唆に富み、高度で多様な技術が発達した現代において有効な議論を提起する。近年注目度がますます高まる道徳論を最新訳で読む。 凡 例 訳者からのメッセージ 読者案内 第一部 徳と悪徳一般について 第一節 道徳的区別は理性に由来しない 第二節 道徳的区別は道徳的感覚に由来する 第二部 正義と不正義について 第一節 正義 自然的徳か、それとも人為的徳か 第二節 正義と所有の起源について 第三節 所有について決定する、諸々の規則について 第四節 同意による所有権の移譲について 第五節 約束の責務について 第六節 正義と不正義に関するいくつかの更なる省察 第七節 統治機構の起源について 第八節 〔統治機構に対する〕忠誠の源泉について 第九節 〔統治機構への〕忠誠の限度について 第十節 忠誠の対象について 第十一節 諸国間の法について 第十二節 貞操と慎ましさについて 第三部 他の徳と悪徳について 第一節 自然的徳と自然的悪徳の起源について 第二節 こころの偉大さについて 第三節 善良さと善意について 第四節 自然に備わる能力について 第五節 自然に備わる能力に関するいくつかの更なる省察 第六節 本書の結論 解説 あとがき 索引(人名・事項)

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No.41
57

私たちの身近な物事を通して、人間の弱さや卑しさに眼差しをむける、倫理学の超入門書。 欲望とは何か、なぜ過去の記憶に悩まされるのか、偶然性とは何か、人生に意味はあるのか、そして〈私〉とは何か。私たちの身近な物事を通して、人間の弱さや卑しさに眼差しをむける、倫理学の超入門書。 人間の弱さや卑しさに眼差しをむける小さくて深い倫理学の入門書 ▼愛とは何か、正義とは何か、欲望とは何か、なぜ過去の記憶に悩まされるのか、偶然性とは何か、人生に意味はあるのか、そして〈私〉とは何か。身近な物事を通して、人間の弱さや卑しさに眼差しをむける、倫理学の入門書。 三田哲学会は創立100年を機に、専門的な研究成果を「生きられる知」として伝え、 公共の中に行き渡らせる媒体として本叢書の発刊を企図した。 シリーズ名は、ars incognita アルス インコグニタ。 ラテン語で「未知の技法」を意味する。 単なる知識の獲得ではなく、新たな「生きる技法としての知」を作り出すという精神を表現している。 1 小さな倫理学のすすめ 2 欲望の倫理学 3 情念のない人間は倫理的なのか 4 〈私〉という苦しみ 5 世界の中心で〈私〉を叫ぶ 6 天使たちの倫理学 7 偶然性を問うこと 8 ハビトゥスを歌うこと 9 風や流れとしての〈私〉 10 過去が苦しめ続けること 11 〈私〉もまた暗闇の中にありき 12 傷つきやすさ 13 涙の中の倫理学 14 さらば、正義の味方 15 友達がいないこと 16 倫理学も真理へと強制されるのか 17 人生に目的はない 18 悪と暴力性、あるいはサディズムとは何か 19 〈私〉への救済と〈私〉からの救済 20 〈私〉とは何か 後書き

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No.42
57

18世紀スコットランドの哲学者ヒュームの主著『人間本性論』は、これまで認識論的な側面のみ注目されてきたが、むしろ全体的テーマは人間論にあり、その根幹には倫理学がある。ヒュームの倫理思想は功利主義にもカント的な義務論にも属さない「徳(virtue)の倫理学」であることを示しながら、その現代的な意義を明らかにする。 凡例 はじめに    一 問題の所在と本書の目標    二 ヒュームの位置、魅力と独創性    三 テクストに関する方針    四 本書の構成 第一部 認識論的な基礎 第 一 章 ヒュームの信念論    一 認識論をおさえておくべき理由    二 ヒュームの知覚論    三 「信念」の特徴    四 信念のもう一つの特徴 ——「心の作用」    五 「心の作用」が果たす役割    六 「真なる信念」と「偽なる信念」の区別 第 二 章 一般的規則と事実判断    一 「一般的規則」の一般的な特徴    二 想像力の一般的規則    三 陥る錯誤    四 知性の一般的規則    五 反省による信念の活気の減少    六 反省と「心の強さ」    七 極めて危険なディレンマ 第二部 道徳的評価と行為の動機づけ 第 三 章 ヒュームの「道徳的評価」論    一 一般的観点とその導入の背景    二 一般的観点は「道徳的観点」か?    三 「身近な人々の観点」としての一般的観点    四 道徳的評価の説明に見られる間隙    五 道徳的評価と一般的規則     (1)一般的規則 再考     (2)「習慣」と「反省」による一般的規則の区別     (3)道徳的評価の第一の体系 ——個人内部における評価の仕組み     (4)道徳的評価の第二の体系 ——社交や会話を通じた評価の仕組み    六 襤褸を纏った徳    七 徳の区分と一般的観点の関与    八 「人間」を見つめるということ 第 四 章 道徳的な行為の動機づけ    一 内在主義と外在主義 ——メタ倫理学とヒューム研究    二 道徳感情の正体? ——伝統的な二つの解釈    三 義務感による行為の動機づけ    四 道徳感情と行為の動機づけ     (1)「内在主義—間接情念」説     (2)「内在主義—直接情念」説    五 判断の「動機外在主義」解釈     (1)道徳感情・共感・欲求     (2)行為の動機づけと共感 ——徳倫理学的な動機づけのメカニズム 補  章 「欲求」の捉え方 ——「ヒューム主義」に関する一考察    一 欲求の命題主義的な捉え方とその問題点     (1)マイケル・スミスによるヒューム主義的信念—欲求モデル     (2)「適合の向き」の難点    二 ヒューミッシュモデル ——欲求の快楽主義的な捉え方    三 ヒューミッシュモデルの検討 第三部 徳の区分 ——人為と自然 第 五 章 人為的徳論    一 ヒュームのコンヴェンション論と「利益」の問題    二 コンヴェンションの形成とその背景    三 〈自己利益〉および〈共通する利益〉とは何か?     (1)〈自己利益〉と〈共通する利益〉     (2)〈共通する利益〉の内実    四 〈共通する利益〉と〈公共的な利益〉     (1)〈共通する利益〉と〈公共的な利益〉は同じものか?     (2)公共的な利益〉の内実    五 本解釈の検討     (1)〈公共的な利益〉と二つの社会     (2)〈公共的な効用〉とは何であったのか? 第 六 章 自然的徳と共感    一 自然的徳の特徴    二 共感と自然的徳の及ぶ範囲の拡張     (1)二種類の共感     (2)制限された共感と拡張された共感 第四部 「社交・会話」と「時間軸」 第 七 章 道徳と「社交・会話」    一 一般的観点の採用と社交・会話    二 ヒュームにおける「文明社会論」     (1)『人間本性論』における「文明社会論」     (2)社交・会話と「文明社会論」    三 社交・会話と人間性の増幅     (1)『道徳・政治・文芸論集』における社交・会話     (2)『道徳原理の探求』における「人間性」と「他者への関心」    四 社交・会話と自然的徳の涵養 第 八 章 「道徳」と「人々の意見」、そして「時間」    一 異なる「信念」の取り扱い    二 ヒュームの道徳論における「信念」に関する問題     (1)信念と道徳的行為の動機づけ     (2)人々の意見の「権威」と「不可謬性」    三 ヒュームの信念論 ふたたび     (1)信念の構成要素     (2)「心の作用」に対する一般的規則と反省の影響    四 人々の意見がもつ権威     (1)信念と意見、習慣と風習     (2)家庭での教育における習慣と風習の一致     (3)人々の意見が権威をもつとはいかなることか    五 人々の意見の不可謬性     (1)「完全な不可謬性」という問題     (2)信念の真偽と一般的規則     (3)人々の意見が不可謬であるとはいかなることか     (4)道徳の一般的規則と「時間軸」 終  章 社交と時間の倫理学 あとがき 参考文献 索引(人名/事項)

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No.43
57
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No.44
57

アリストテレスともう一つのメタ倫理学 ヒューム道徳哲学の二つの顔 カントの倫理学とカント主義のメタ倫理学 行為の理由についての論争 自然主義と非自然主義の論争について 道徳的説明についての論争 進化論的暴露論証とはどのような論証なのか 非認知主義についての論争 道徳的非実在論 義務様相表現の意味論 我々は客観主義者なのか? その他の研究動向

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No.46
57
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