【2024年】「ポジティブ心理学」のおすすめ 本 149選!人気ランキング
- 世界でひとつだけの幸せ―ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生
- ポジティブ心理学の挑戦 “幸福"から“持続的幸福"へ
- ポジティブ心理学入門 「よい生き方」を科学的に考える方法
- ポジティブ心理学が1冊でわかる本
- 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
- まんがでわかる 自己肯定感を高める ハーバード式ポジティブ心理学
- 実践 ポジティブ心理学 幸せのサイエンス (PHP新書)
- アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ベスト新書)
- イラスト版 子どものためのポジティブ心理学: 自分らしさを見つけやる気を引き出す51のワーク
- ポジティブ・チェンジ
この書籍はポジティブ心理学の入門書で、私たちの人生を豊かにする要素を探求しています。内容はポジティブ心理学の定義、ポジティブな経験や感情、幸福、思考、対人関係、ウェルネスなど多岐にわたります。著者はポジティブ心理学の創始者の一人であり、専門的な背景を持つ心理学者たちによって執筆されています。
本書は、心理学の巨頭アルフレッド・アドラーの思想を物語形式で紹介し、幸福に生きるためのシンプルで具体的な答えを提供します。内容は、トラウマの否定や対人関係の重要性、他者の期待からの解放、共同体感覚の重要性、そして「今」を生きることに焦点を当てています。著者はアドラー心理学を研究する哲学者の岸見一郎と、フリーランスライターの古賀史健です。
10代20代を不登校自暴自棄で友達全員いなくなって中退退職自殺未遂絶望に中毒状態ときて30代でこの本に出会い自分を変える原動力の一つになりました。この本だけでは人目が気にならなくなるようにするのは難しいですが本気で変わりたいと思う人には強力な思考法でした。ただ強力過ぎて今の自分にある程度の心の余裕がないと危険かもしれません。今の自分を変えたいと本気で覚悟しているのならとても力になってくれる本だと思います。
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』は、アドラー心理学を基に、人間関係や自己成長について深く考察した書籍です。対話形式で進む内容は、読者にとって理解しやすく、自己肯定感を高めるための実践的なアドバイスが満載です。特に、「他者の評価を気にせず、自分らしく生きる」というメッセージが強調されており、現代社会で悩みがちな人にとって勇気づけられる一冊です。心理学的な知見と実践的な教えがバランスよく組み合わされています。
本書は、あまり知られていないオーストリアの精神科医アルフレッド・アドラーの心理学を通じて、幸福に生きるための指針を示しています。アドラーの生涯や彼の心理学の基本概念、育児や教育、対人関係、人生の意味についての考え方を解説し、読者に自立した人生を送るためのヒントを提供しています。
メンタリストDaiGoの著書では、努力なしでお金や成功を手に入れる方法を7つのメンタリズムを通じて解説しています。ポジティブ・チェンジを楽しみながら、自分を変えるための心理法則を紹介。具体的には、「なりたい自分」になるために必要ないもの(頭、根拠、希望)を挙げ、人生を劇的に変える7つのスイッチ(時間、言葉、友人、モノ、環境、外見、食事)を提案します。また、潜在能力を引き出すための5週間トレーニングも提供し、変わり続けることの重要性を強調しています。
本書は心理学の基礎から応用をやさしく解説し、科学的エビデンスを重視しています。実験や観察を通じて得られた知見をもとに、広告やマーケティングなど身近な場面での応用方法を紹介。実践的な心理学の知識を身につけることができます。著者は心理学者の植木理恵氏で、実証的研究を行い、数々の賞を受賞しています。
『「やればできる!」の研究』は、スタンフォード大学のキャロル・ドゥエック教授による成功心理学の古典的名著で、マインドセットが成功と失敗を左右することを論じています。著者は、成長マインドセットと固定マインドセットの違いを探り、教育、ビジネス、スポーツ、人間関係におけるマインドセットの影響を解説。20年以上の研究を基に、マインドセットを柔軟にする方法や、成功するための思考法についても提案しています。
この書籍は、ストーリーを通じて心理テクニックを学ぶことができる内容です。目次には、日常生活や友人、対人関係、仕事、ビジネス、恋愛、自分を変える方法など、様々な心理学の応用が紹介されています。著者は精神科医のゆうきゆうで、心理学に関する多くの活動を行っています。
『「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』のマンガ版が登場。人気漫画家・森下えみこが大嶋信頼のベストセラーをマンガ化し、30万部を突破。内容は、不安の原因や解決法をシチュエーション別に紹介し、大嶋先生の「暗示」を用いることで前向きな生き方を促進。恋愛や仕事、人間関係の悩みを解決する方法が描かれ、マンガとコラムで心の仕組みが理解できる。
この書籍は、成功の鍵はIQやEQではなく、ポジティブ才能(PQ)であると説いています。著者は、幸せであることが成功に繋がると主張し、ポジティブな成長を促進する方法を紹介しています。目次には、ポジティブな現実の選択、成功へのメンタルマップ作成、力を引き出す場所の特定、ネガティブな要素の排除、ポジティブな視点の広め方などが含まれています。著者はポジティブ心理学の専門家であり、世界中で講演を行っています。
本書は、青年が哲人に「アドラー心理学を捨てるべきか」という苦悩を語るところから始まります。哲人は青年にアドラーを誤解していると指摘し、幸せに生きるための「人生最大の選択」について語ります。続編『嫌われる勇気』に続き、真の「自立」と「愛」、そして人が幸せになる方法を探る哲学的対話が展開されます。著者は岸見一郎と古賀史健で、アドラー心理学の重要性を説き、人生を変えるヒントを提供します。
『7つの習慣』の超入門書は、成功と幸せを手に入れる方法をストーリーと授業形式で学べる内容です。主要な習慣として、主体的であること、終わりを思い描くこと、最優先事項を優先すること、Win-Winを考えることなどが紹介されています。
ヒトは未完成な状態として生まれ「学習」に依って「人」となる。このようにヒトが人となるために必要な学習機能についてまとめる。育児や保育ならびに学校での教育実践(教育領域),適応的行動の形成や不適応行動の改善(臨床領域),学習機能に障害を持つ人々のサポート(障害領域)に資する基礎的研究や実践的研究を解説。 ◆◆◆おもな目次◆◆◆ 第1章 学習心理学へのいざない 第2章 学習の基礎研究:動物を使って学習の仕組みを探る 第3章 記憶のプロセスの研究:知識獲得のメカニズム 第4章 メタ認知:知識による行動の制御 第5章 学習意欲の研究とその応用 ◎現場の声1 学ぶ意欲をはぐくむ学級経営と授業 ◎現場の声2 定時制高校ではぐくむ学ぶ意欲 第6章 心理臨床と学習心理学 ◎現場の声3 病気の子どもと家族を支える ◎現場の声4 産業領域に活きる学習心理学の理解 第7章 学習指導と学習心理学 ◎現場の声5 授業はカレー。理論がルウで,実践知が具。煮込むほど美味しくなる ◎現場の声6 小学校5年生,勉強に悩みはじめる ◎現場の声7 小学校3年生,算数の考え方を説明し,次に生かす 第8章 一人ひとりの特性に応じた指導と学習心理学 ◎現場の声8 通級指導教室での子どもに応じた指導 ◎現場の声9 「学習に困難」がある子どもたちがおかれている現状 ◆◆◆シリーズ心理学と仕事 全20巻 ラインナップ紹介◆◆◆ 1感覚・知覚心理学/2神経・生理心理学/3認知心理学/4学習心理学/ 5発達心理学/6高齢者心理学/7教育・学校心理学/8臨床心理学/ 9知能・性格心理学/10社会心理学/11産業・組織心理学/12健康心理学/ 13スポーツ心理学/14福祉心理学/15障害者心理学/16司法・犯罪心理学/ 17環境心理学/18交通心理学/19音響・音楽心理学/20ICT・情報行動心理学 心理学を活かした仕事を目指す高校生・大学生・社会人,そして, 進路指導や心理学教育に携わる教育関係者に向けて,多彩な心理学ワールドを紹介。 実際に働く人々の「現場の声」も交えながら,シリーズ総勢 300名以上の執筆陣が, 心理学の今を伝える。 心理学って面白そう! どんな仕事で活かされている? 国家資格として「公認心理師」が定められ, 心理学と仕事とのつながりに関心が高まる中,シリーズ[全20巻]刊行! 監修のことば はじめに 第1章 学習心理学へのいざない 1節 学習心理学とは 2節 学習心理学の展望と本書の構成 第2章 学習の基礎研究:動物を使って学習の仕組みを探る 1節 はじめに 2節 学習を効率的に行う訓練法(1):古典的条件づけ 3節 学習を効率的に行う訓練法(2):オペラント条件づけ 4節 条件づけでは説明のできない動物の行動変化 5節 最後に 第3章 記憶のプロセスの研究:知識獲得のメカニズム 1節 知識獲得(学習)のメカニズム 2節 知識の構造と記憶の区分 3節 記憶の過程 第4章 メタ認知:知識による行動の制御 1節 知識による行動の制御のメカニズム 2節 メタ認知の仕組み 3節 メタ認知の指導 第5章 学習意欲の研究とその応用 1節 学習意欲のとらえ方 2節 学習意欲の測定法:学習理由と有能感ではかる 3節 自律的な学習意欲の育て方 ◎現場の声1 学ぶ意欲をはぐくむ学級経営と授業 ◎現場の声2 定時制高校ではぐくむ学ぶ意欲 第6章 心理臨床と学習心理学 1節 心理臨床の実際 2節 心理臨床に生かす「学習心理学」の理論 3節 学習心理学に基づく認知行動療法の技法 4節 心理臨床における「学習心理学」のさらなる応用 ◎現場の声3 病気の子どもと家族を支える ◎現場の声4 産業領域に活きる学習心理学の理解 第7章 学習指導と学習心理学 1節 長期記憶にするための学習方法 2節 学ぶ-振り返る-生かす 3節 アクティブ・ラーニング 4節 学習の評価 ◎現場の声5 授業はカレー。理論がルウで,実践知が具。煮込むほど美味しくなる ◎現場の声6 小学校5年生,勉強に悩みはじめる ◎現場の声7 小学校3年生,算数の考え方を説明し,次に生かす 第8章 一人ひとりの特性に応じた指導と学習心理学 1節 学習障害とは 2節 学習障害と社会参加 3節 学びを保障する特別支援教育 4節 特別支援教育と学習心理学 ◎現場の声8 通級指導教室での子どもに応じた指導 ◎現場の声9 「学習に困難」がある子どもたちがおかれている現状 付録 さらに勉強するための推薦図書 文献 人名索引 事項索引
心理学の定番入門書がそのままのコンパクトさで生まれ変わりました。「心理学の仕事」「研究法」「研究倫理」などのトピックが加わりいっそう社会に生きる心理学を感じられる内容に。ブックガイドも充実した心理学の必携書。公認心理師を目指す方にも。 序 章 心理学ってなんだ?──心理学の仕事とテーマ 第Ⅰ部 身近に感じる心理学 第1章 心理に関する支援を行う──臨床心理学 第2章 性格は変えられるか──性格と個人差の心理学 第Ⅱ部 心理学で日常生活を読み解く 第3章 身近な人や社会との関係──社会的行動の心理学 第4章 人が生まれてから死ぬまで──発達心理学 第5章 心を測る──心理学的アセスメント 第Ⅲ部 心理学のコアな原理 第6章 世界をどうとらえるか──知覚・認知・記憶の心理学 第7章 あなたはなぜそのように行動するのか──行動と学習の心理学 第Ⅳ部 心理学の歴史と方法 第8章 心はどう探究されてきたか──心理学の歴史 第9章 データから心を探る──心理学の研究法
理解を促し楽しく学べる工夫が満載。基礎から応用まで心理学の世界の考え方・理論のエッセンスをコンパクトに解説。 誰もがもつ素朴な疑問から読み進められる構成で,WHITEBOARDやPOINTツール等,読んで・見て・考えながら学べる工夫が満載。基礎~応用まで広い心理学の世界を概観でき,それぞれの考え方・理論のエッセンスがつまったコンパクトな入門テキスト。 序 章 心は目に見えない─計量心理学 第1部 さまざまな心のとらえ方 第1章 目は心の一部である─知覚心理学 第2章 心は見えないが行動は見える ─学習心理学 第3章 ヒトの心の特徴 ─進化心理学 第4章 心は脳のどこにあるのか ─神経心理学 第5章 それぞれの人にそれぞれの心 ─個人差心理学 第2部 さまざまな心のメカニズム 第6章 心は機械で置き換えられるのか ─認知心理学 第7章 ヒトは白紙で生まれてくるのか ─発達心理学 第8章 感情はどのような役割を果たしているのか─感情心理学 第9章 いい人? 悪い人?─社会心理学 第3部 心の問題のとらえ方 第10章 なんだかいやな気持ち─ストレスと心の病気 第11章 発達の偏りと多様性─発達障害 第12章 心の問題へのアプローチ ─アセスメントと支援
この書籍は、行動心理学を通じて人間関係、仕事、恋愛、消費者行動などの悩みや疑問を解明する内容です。目次には、行動から本音や性格を読み取る方法、仕事に役立つ行動、恋愛における心の操り方、世の中の仕組みを理解するための行動分析が含まれています。著者は齊藤勇で、心理学の専門家です。
河合隼雄の処女作であり、日本初のユング心理学の入門書。著者の心理学の出発点や重要テーマが盛り込まれており、ユング心理学の基本を学ぶための重要な資料となっている。文庫版にはユング心理学を学ぶ経緯を綴った序説と読書案内も収録されている。目次には、タイプ、コンプレックス、夢分析などの章が含まれている。河合隼雄は京都大学の教授であり、ユング研究の権威であった。
フロイトの『精神分析学入門』は、彼の精神分析学の体系と本質を詳述した代表作であり、人間理性の万能を否定し、性の力を強調することで近代の人間観に大きな変革をもたらした。内容は、しくじり行為、夢の解釈、ノイローゼの総論などを含む。フロイトは精神分析の創始者として、20世紀の思想に重要な影響を与えた。
この書籍は、米国の人気コーチが「グリット」(粘り強さ)が成功を左右する重要な要素であると説く実践本です。勉強やスポーツ、仕事などさまざまな場面での成功と幸福を追求するための技術が紹介されています。内容は「グリット」の定義や歴史、育て方、情熱や目標設定、自制心の重要性など多岐にわたり、著者はポジティブ心理学の専門家であるキャロライン・アダムス・ミラーです。日本のポジティブ心理学協会のメンバーも協力しています。
本書は「生理心理学」をテーマに、脳と心の関係を探求する内容です。神経科学的手法を用いて、脳の活動や精神機能の生物学的基礎を解明し、細胞や分子レベルのメカニズムを理解します。また、精神機能に関する研究法や最新のアプローチについても触れています。目次には、脳の構造、知覚、記憶、学習、情動、心の病、睡眠、コミュニケーション、遺伝子と行動、意識、脳の発達などが含まれています。著者は心理学の専門家で、これまで多くの学術的な経歴を持っています。
この書籍は、非言語コミュニケーションの重要性を探求し、見た目や仕草、色、匂いなどの要素が人間関係や信頼にどのように影響するかを考察しています。著者は、心理学や社会学、マンガ、演劇など多様な知識を用い、特に女性の嘘を見破りにくい理由についても触れています。目次には、見た目の判断や仕草の法則、コミュニケーションの距離感などのテーマが含まれています。著者は竹内一郎で、さまざまな賞を受賞した経歴があります。
この本は、伝え方の技術が結果に与える影響を探り、効果的なコミュニケーションの方法を学ぶことができる内容です。著者の佐々木圭一は、伝えることが得意でなかった経験を経て、伝え方の技術を発見し、人生が変わったことを語ります。具体的には、相手の反応を変えるための技術や、感動を生む言葉の作り方について述べています。全体を通じて、強い言葉を生み出す力を身につけることがテーマです。
人に何かを伝える方法の勉強にはなるが伝え方が本当に9割なのかは疑問。〇〇が9割シリーズが流行っているので結局シーンによってどこに重点を置くかは変わる。読んで損はない。
人間はどのように世界を認識しているか? 「情報」という共通言語のもとに研究を進める認知科学が明らかにしてきた,知性の意外なまでの脆さ・儚さと,それを補って余りある環境との相互作用を,記憶・思考を中心に身近なテーマからわかりやすく紹介. 【円城塔氏(作家)推薦の辞】 「この本を読むと,人間は自分で思っているよりも,いい加減なものだとわかる.いい加減な人が読むべきなのはもちろんだが,自分はしっかりしていると思っている人こそ,読むべきである.」 【長谷川寿一氏(東京大学教授)】 「知性とは何か? この問いに挑む認知科学は諸科学が交わるホットスポットだ. 東大駒場の名物講義を是非あなたにも.」 第1章 認知的に人を見る 認知科学とは 知的システム しくみ、はたらき、なりたち 学際科学としての認知科学 情報——分野をつなぐもの 生物学的シフト 認知科学を取り巻く常識? 第2章 認知科学のフレームワーク 表象と計算という考え方 さまざまな表象 知識の表象のしかた 認知プロセスにおける表象の役割 第3章 記憶のベーシックス 記憶の流れ 記憶と意図 一瞬だけの記憶——感覚記憶 人の記憶はRAMか——短期記憶とチャンク ワーキングメモリ——保持と処理のための記憶 知識のありか——長期記憶 情報を加工する——短期記憶から長期記憶へ 思い出しやすさ——符号化特定性原理 思い出していないのに思い出す——潜在記憶とプライミング まとめ 第4章 生み出す知性——表象とその生成 はかない知覚表象 言葉と表象 作り出される記憶 記憶の書き換え 仮想的な知識——アナロジー まとめ——表象とは何なのか 第5章 思考のベーシックス 新たな情報を生み出す——推論 目標を達成する——問題解決 選ぶ——意思決定 人間の思考のクセ まとめ 第6章 ゆらぎつつ進化する知性 四枚カード問題、アゲイン データに基づき考える 思考の発達におけるゆらぎ ひらめきはいつ訪れるのか まとめ——多様なリソースのゆらぎと思考の変化 第7章 知性の姿のこれから 表象の生成性 身体化されたプロセスとしての表象 世界への表象の投射 思考のゆらぎと冗長性 世界というリソース おわりに 引用文献 索引
本書は、人と人とのコミュニケーションの難しさを解説し、ビジネスシーンで役立つ心理テクニックを紹介する古典的名著の文庫版です。内容は、相手の注意を引く方法やストレートに伝える技術、頑固な相手を説得する方法、感情の扱い方など、多岐にわたるコミュニケーションスキルを網羅しています。著者はアメリカの産業心理学者で、翻訳は小川敏子が担当しています。
誰しも、幸せになりたいと願っています。幸せは人間にとって永遠の課題なので、幸せに関する本もたくさん出版されていますが、ほとんどは哲学者や宗教家、小説家によるものです。心理学の実証的な研究にもとづく幸せについての本はありませんでした。従来の心理学では、幸福感といった主観的なことがらは研究対象として認められなかったからですが、近年になって研究方法が進歩するとともに、人々にとって重要なことがらを研究することが重要視されるようになり、幸せに関する研究も一挙に進みました。この本を読めばすぐ幸せになれるほど人生は甘くありませんが、しかし、幸せへのヒントはたくさん詰まっています。 はじめに 第1章 幸せと理想の人生 幸福とは? 幸福観の文化差 第2章 幸せとは何か?――西洋哲学の考え方 アリストテレスの理論 その他のギリシャ哲学 第3章 幸せとは何か?――東洋哲学の考え方 孔子 仏教 第4章 文化と幸せ――文化心理学からの視点 文化と人間の本質 理想の人間像 協調性と幸福感 文化と対人関係 幸せは、人に見せるもの? 幸福感の記憶 文化と幸福感――まとめ 第5章 幸せをどう測るのか? 人生の満足度得点 満足度尺度の信頼性 満足度尺度の妥当性 自己報告の問題点 人生の満足度の測定と文化差 第6章 幸せの自己評価過程 何が自己評価に影響を与えるのか? 昔は良かった? 自己の成長 アクセス可能性 満足度の判断のスピード 感情経験の記憶 満足度の判断はトップダウンか、 それともボトムアップか? 第7章 経済と幸福感 お金と幸せ 社会階級と幸せ 家のある人は幸せ? 所有物と幸せ 第8章 運と幸福感 適応能力 どう悲劇から立ち直るか? 悲劇への適応の個人差――運と遺伝子 第9章 結婚と幸福感 何が結婚生活の満足度を予測するか? 愛は盲目? 夫婦の満足感 夫婦のコミュニケーション 満足度の衰退 第10章 友人関係と幸福感 幸せの進化論 「浅く広い」関係の強み 友人関係の性差、文化差、個人差 第11章 性格と幸福感 幸せは遺伝? 性格と幸福感 目標達成と幸せ 一貫性と幸福感 他人との比較は、幸福の毒 知覚と幸福感 チョイスと幸福感 感謝の気持ち 第12章 幸せになるための介入 感謝介入法 満喫すること その他の幸せ介入法 幸せ介入――今後の課題 幸せになる薬? 第13章 幸せの効用? 幸せは役に立つのか? 幸せな人は稼ぐ? 幸せは結婚を呼ぶ? 幸せが健康へ? 幸せが長生きの秘訣? 第14章 最適な幸福度とは? 幸福感と学業成績 幸福感と対人関係 将来の年収が最も高い幸福度とは? 将来の恋愛関係に最適な幸福度とは? 第15章 幸せな社会とは? 理想の社会を求めて 幸せな国はどこ? 幸せな国の特徴 うまく機能しているコミュニティとは? おわりに 注 事項索引 人名索引
この書籍は、誕生から老年期に至るまでの人間の発達を、身体、感情、自己意識、人間関係、知能などの観点からビジュアルに解説しています。発達障害などの重要なテーマも取り上げており、すこやかな成長に必要な最新情報を提供しています。著者は、臨床心理士であり、教育や心理学の専門家としての経歴を持つ林洋一氏です。
本書は、良好な人間関係を築くための心理術を紹介し、相手の本音を見抜く方法や操るテクニック、苦手な人との対処法など、200以上の即効性の高い心理テクニックを収録しています。目次には、相手のホンネを見抜く方法、操る技術、好印象を与える術、感情のコントロール法、心理法則の事典が含まれています。
著者の有島サトエは、保健師や病棟看護師としての経験を背景に、自身のうつ病体験を詳細に描いています。書籍では、うつの発症から入院、再発防止の方法、一人でできる認知行動療法の実践ヒントなどを紹介。著者はシングルマザーとしての生活を経て、重いうつの再発を乗り越え、社会復帰を果たした経験をもとに、読者に向けた回復の手助けを提供しています。
この書籍は、心理学の実験や理論を基に、日常の悩みを解決する方法を提供します。著者の植木理恵は、恋愛や人間関係、ストレス管理などの問題に対して、実践的な心理術を解説しています。具体的には、忘れたい思い出の克服法や、人間関係を改善するテクニック、他者の心理を理解しコントロールする方法などが紹介されています。心理学を活用して、より良い日常生活を送るためのヒントが詰まった内容です。
この書籍は、音楽が私たちの行動や心理に与える影響をユーモアを交えて解説しています。例えば、特定のBGMが購買意欲を高めたり、音楽が不眠症に効果的であること、IQ向上の可能性などが取り上げられています。著者は物理学者であり音楽家のジョン・パウエルで、音楽の好みや感情との関係、映画音楽の効果などについても考察しています。音楽が私たちの生活に与える豊かな影響を探求する内容です。
本書は、セルフ・コンパッションの研究の先駆者である著者が自身の経験を交え、学術知見をわかりやすくまとめたもので、エクササイズを通じてその活用方法を紹介しています。内容は、セルフ・コンパッションの概念、構成要素、恩恵、人間関係への影響、深い喜びについての5部構成となっています。著者は心理学の専門家であり、数々の賞を受賞しています。
アメとムチはもう利かない! 人の意欲と能力を伸ばす力は何か? アメとムチというのが従来の常識ですが、近年の心理学の研究はこの常識を否定し、課題に自発的にとりくむ「内発的動機づけ」と、自分が自分の行動の主人公となる「自律性」の重要性を実証しています。では内発的動機づけと自律性はどうしたら伸びるか、その成長をたすける方法は何か。説得的な事例に富み、研究成果への柔軟で深い洞察、現代社会の鋭敏な観察から書かれた本書は、自己の成長を願う人々はもとより、成長をたすける立場にある親や教師、カウンセラー、管理者にとって、人間観がひっくりかえされるような読書経験となるでしょう。 WHY WE DO WHAT WE DO,The dynamics of personal autonomy,1995.First Published by G.P.Putnum's Sons,New York ◆目 次◆ 第1章 権威と服従 第Ⅰ部 自律性と有能感がなぜ大切なのか 第2章 お金だけが目的さ 第3章 自律を求めて 第4章 内発的動機づけと外発的動機づけ 第5章 有能感をもって世界とかかわる 第Ⅱ部 人との絆がもつ役割 第6章 発達の内なる力 第7章 社会の一員になるとき 第8章 社会のなかの自己 第9章 病める社会のなかで 第Ⅲ部 どうしたらうまくいくか 第10章 いかに自律を促進するか 第11章 健康な行動を促進する 第12章 統制されても自律的に生きる 第Ⅳ部 この本で言いたかったこと 第13章 自由の意味 訳者あとがき 引用文献 索引
この書籍は、子どもの育ちに関する問題—自己肯定感の低下やコミュニケーション不全、親の育児ストレスからくる虐待や育児放棄—を家族関係や親子の心理の変化を通じて分析し、親と子どもが共に成長できる社会の在り方を考察しています。目次では、育児不安、先回り育児、家族の変化、子どもが育つ条件、生涯発達の視点について論じています。著者は教育学博士の柏木惠子で、発達心理学と家族心理学を専門としています。
ポジティブ心理学は不登校・引きこもり支援のためにどう活用することができるのか? ポジティブ心理学は不登校・引きこもり支援のためにどう活用することができるのか? ポジティブ心理学は不登校・ひきこもり支援のためにどう活用することができるのか?ポリヴェーガル理論を援用したポジティブ心理学の「強み」と「レジリエンス」により、不登校・ひきこもり支援が抱える諸問題へのアプローチを提示する! 不動化するからだポジティブ心理学の誕生――学習性無力感と楽観主義幸福を考えるウェルビーイングをめざす:持続的幸福理論(PERMA理論)あなたの強みを活かす逆境から回復する力――レジリエンスネガティブということを考える「安全であると感じる」こと愛情、そして希望――未来を語ること
私たちは、人新世の時代を、どう生き、どう変えていくのか。千年以上の歴史をもつ根尾でのフィールドワークを通して、大きな変容に耐えうるレジリエンスとは何か、持続可能な地域社会の望ましいあり方について、探求する。 私たちは、人新世の時代を、どう生き、どう変えていくのか。自然と社会をひとつに捉える社会生態系システムを理論的視座におきつつ、千年以上の歴史をもつ根尾でのフィールドワークを通して、大きな変容に耐えうるレジリエンスとは何か、持続可能な地域社会の望ましいあり方について、探求する。 はじめに Ⅰ コミュニティ・レジリエンスと社会生態系 人新世時代のコミュニティ・レジリエンス Ⅱ 文化の継承とレジリエンス 水の分配システム――生きる源の共有 共同体の維持装置としての神社とまつり 伝統文化の継承とコミュニケーション――根尾盆踊りと多様な交流 音頭取り70年――吉田喜作さん 神事芸能の継承とコミュニティ・レジリエンス 根尾能郷集落の能・狂言――二重の継承システム Ⅲ 分解・循環されるいのち 人と自然との共存による多様な分解 分解の現場から――所孝一さん 人新世におけるふたつの循環 熊と山と仕事と――松葉五郎さん Ⅳ コミュニティのトランスフォーメーション 時代に合わせた仕組みの変化 古い集落に学ぶコミュニティ・レジリエンス おわりに
ロルフ・ドベリ著の『思考の落とし穴』は、誤った判断を下す理由を最新の知識と学術的根拠に基づいて解説した書籍です。40以上の国で翻訳され、ドイツのベストセラーリストで長期間ランクインしています。52章から成り、フレーミングのワナや選択のパラドックスなど、思考に潜む罠を探ります。著者はスイス出身の実業家であり、ビジネス書籍の要約サービスを提供する「getAbstract」の創設者です。
ダニエル・ピンクの最新刊『モチベーション3・0』では、21世紀の新しい動機づけの形を提案しています。著者は、従来の「アメとムチ」に基づく動機づけが機能しなくなっていると指摘し、内発的動機づけに基づく「モチベーション3・0」を提唱。これは自律性、熟達、目的の3つの要素から成り、活気ある社会や組織を築くための新しいアプローチです。ピンクは、科学の知見をビジネスに活かす重要性を強調し、時代遅れの慣行を見直す必要性を訴えています。
ゲームやSNSは子どもに悪影響を与えるだけなのか? 見過ごされてきたメディアのプラス面に光を当て、エンターテインメント・コンテンツを有意義に活用するための科学的知見が蓄積され始めている。この新たな分野の全体像を初めて体系的に概観する。 著者:アーサー・A・レイニー(フロリダ州立大学コミュニケーション学部ジェームズ・E・カーク教授) ソフィー・H・ジャニッケ=ボウルズ(チャップマン大学コミュニケーション学部助教授) メアリー・ベス・オリバー(ペンシルバニア州立大学特別教授、メディア効果研究室共同ディレクター) キャサリン・R・デール(フロリダ州立大学コミュニケーション学部助教授) 監訳者:慶應義塾大学文学部教授
HIV陽性者には、ジェンダーやセクシュアリティ、障がいなど交差的な差別がいまだに根強い。ゲイ男性を中心にHIV陽性者百余人と交流し、ライフヒストリーを聴き、手記なども読み込んでその実情を明らかにする。生きるための理論を探求する生活史研究。 序 章 性と病い/健康をめぐるフィールドワーク 1 HIV/エイズについて――本書の目的 2 HIVをめぐる社会学的想像力――なぜ陽性者の生に焦点を当てるのか 3 HIV陽性になるということ――フィールドに入る 4 HIVをめぐるオートエスノグラフィー――診断前 5 フィールドワークとしての日常生活 6 本書の問いと意義――HIVとともに生きるとはどのようなことか 第1章 HIVをめぐる社会学的研究 1 社会的病いとしてのHIV/エイズの歴史 2 HIVとともに生きる人々をめぐる研究の系譜 3 本書の位置づけ――HIVとともに生きることをめぐるライフヒストリー研究 4 本書の目的と意義――洞察を紡ぎ出し社会を構想するライフヒストリー研究 5 研究方法・調査概要 6 本書の構成 第2章 フィールドとしての個人――ライフヒストリー研究の再帰的/反省的転回 1 ライフヒストリー研究と批判理論 2 病いの語り、病いの軌跡、傷ついた物語の語り手 3 素人専門家(Lay Expert)から当事者のより積極的な参画(GIPA Principle)へ 4 HIVとともに生きること――傷つき/可傷性とレジリエンス 5 小括――HIVとともに生きる人々の生存とレジリエンス 第3章 当事者から始まるエイズ・アクティヴィズム――生きるための理論と実践 1 リヴィング・ポリティクス 2 ゲイ雑誌「G-men」にみるグラスルーツ・アクティヴィズム 3 「SHIP NEWSLETTER」手記にみるヘルスリテラシー向上実践 4 ピアサポートの変遷と現在的意義・課題 5 地域でのケアの担い手 第4章 スティグマとレジリエンスの社会学 1 HIVに関するスティグマの概念化 2 重層的スティグマと社会的排除 3 レジリエンスへの着目 4 社会的排除からの対抗戦略――ライフ・ポリティクスとリヴィング・ポリティクス 第5章 混沌を受容できる場/関係性――多声性・異種混交性と共同性・親密性 1 混沌をライフヒストリーの一部として受容する力 2 親密性と共同性を紡ぐ「愛の技法」 3 小括――ライフヒストリーの生成継承性 第6章 ラディカル・ライフヒストリー研究に向けて――生きるための理論を紡ぐ/社会を構想する 1 生きるための理論に向けて 2 ラディカル・ライフヒストリー研究に向けて 3 声なき声としての「混沌の語り」に敬意を払うこと 4 「HIVとともに生きる」とはどのようなことか 5 本書の限界と今後の展望 終章 まとめ――本書の意義と貢献 あとがき
このテキストは、教育心理学に関する包括的な教材で、大学や短大の教職課程、教職を目指す学生、既に教職にある人の学び直しに適しています。2017年に改訂され、法律や指導要領の変化に対応し、演習問題を充実させています。内容は、教育心理学の基本から発達、学習メカニズム、授業の心理学、教育評価、知的能力、パーソナリティ、社会性、学級の心理学、不適応、特別支援教育に関する章で構成されています。付録には演習問題の解答や重要用語の解説も含まれています。
本書『ポケットブック 影響力の武器』は、心理学的手法を基にした21の短い章から成り、仕事や人間関係を円滑にするための実用的なアドバイスを提供しています。内容は、説得力を高める方法や人間関係の修復、SNSでの効果的な発信方法など多岐にわたり、ポケットサイズで持ち運びやすくなっています。著者は、読者がこれらの手法を活用することで、より良い人間関係を築く助けとなることを目指しています。
この本は、HSP(非常に敏感な人)専門カウンセラーの武田友紀が、繊細な人々が日常生活や仕事でのストレスを軽減し、人間関係を楽にするための実践的なテクニックを紹介しています。著者自身がHSPであるため、共感を持ってアドバイスを提供しており、読者から高い評価を得ています。内容は、ストレス管理、人間関係の改善、仕事の効率化、自分の特性を活かす方法など、多岐にわたります。
ポジティブ心理学の神髄に触れる実践活動を厳選。概念の説明,模擬実験,自己省察の3つの活動を通して,この学問の全体像を示す。 「学ぶ人」にとっては,実感をもって分かる優れた入門書, 「教える人」にとっては,研修・講義を面白くするネタ集! ポジティブ心理学の神髄に触れる実践活動を厳選,学問の全体像を示す。第1部で勇気,謙虚,強みといった抽象的概念を理解する活動,第2部でポジティブ感情,共感性,マインドフルネスなどについての模擬実験を紹介。第3部では,自己省察を通して感謝,幸福,希望といった概念を見つめることで,ポジティブ心理学を現実世界で実践できるよう促す。 ◆主なもくじ ●第1部 概念を経験から理解する 1章 勇気――行動を勇気あるものにするのは何か 2章 謙虚――謙虚,最も控えめな強み 3章 強み――強みのアプローチを用いた他者の視点からみる力の形成 4章 ユーダイモニア――幸福論における2つの概念:ヘドニアとユーダイモニア 5章 仕事――仕事の価値 6章 文化とアイデンティティ――ポジティブな特性の話し合いに文化背景の理解を統合する 7章 目的――インタビューを通した目的の理解 8章 スピリチュアリティ――精神性・宗教性 ●第2部 実験による経験を通じて学ぶ 9章 ポジティブ感情――ポジティブな感情はどのように拡張と形成をもたらすのか 10章 ポジティブヘルス――ポジティブ心理学活動による心拍変化 11章 人間関係づくり――インタビュアー法によりポジティブな出来事を活用する 12章 共感性――視点取得と向社会的行動:自分にも他者にも関心を示す 13章 文化と主観的ウェルビーイング――良い人生の構成要素と幸福の概念化に文化が影響する 14章 豊かさと主観的ウェルビーイング――自分のためより他者のためにお金を使うことは幸福感を高める 15章 マインドフルネス――傾聴を通してマインドフルネスを養う 16章 寛容性・許し――ポジティブ心理学の寛容性を教える 17章 フロー ――フローと最適学習環境 ●第3部 経験の振り返りを中心に学ぶ 18章 感謝――感謝を持って事柄に対応する 19章 好奇心――社会的潤滑油としての好奇心:会話を面白くて魅力的で有意義なものに変える 20章 幸福感の促進――マインドフル・フォトを用いたポジティブ感情と感謝の増強 21章 希望――将来の希望に関するプロジェクト(希望プロジェクト 22章 物質主義――物質主義から離脱するための教育ツール:商業メディア断ち 23章 味わう――味わうことを促進するための活動 24章 動機づけ――教室の中で動機づけを内在化する 25章 エンゲイジメント――市民のエンゲイジメント 日本語版まえがき 原著はしがき はじめに――本書の使用法 第I部 概念を経験から理解する 1章 勇気――行動を勇気あるものにするのは何か 2章 謙虚――謙虚,最も控えめな強み 3章 強み――強みのアプローチを用いた他者の視点からみる力の形成 4章 ユーダイモニア――幸福論における2つの概念:ヘドニアとユーダイモニア 5章 仕事――仕事の価値 6章 文化とアイデンティティ――ポジティブな特性の話し合いに文化背景の理解を統合する 7章 目的――インタビューを通した目的の理解 8章 スピリチュアリティ――精神性・宗教性 第II部 実験による経験を通じて学ぶ 9章 ポジティブ感情――ポジティブな感情はどのように拡張と形成をもたらすのか 10章 ポジティブヘルス――ポジティブ心理学活動による心拍変化 11章 人間関係づくり――インタビュアー法によりポジティブな出来事を活用する 12章 共感性――視点取得と向社会的行動:自分にも他者にも関心を示す 13章 文化と主観的ウェルビーイング――良い人生の構成要素と幸福の概念化に文化が影響する 14章 豊かさと主観的ウェルビーイング――自分のためより他者のためにお金を使うことは幸福感を高める 15章 マインドフルネス――傾聴を通してマインドフルネスを養う 16章 寛容性・許し――ポジティブ心理学の寛容性を教える 17章 フロー ――フローと最適学習環境 第III部 経験の振り返りを中心に学ぶ 18章 感謝――感謝を持って事柄に対応する 19章 好奇心――社会的潤滑油としての好奇心:会話を面白くて魅力的で有意義なものに変える 20章 幸福感の促進――マインドフル・フォトを用いたポジティブ感情と感謝の増強 21章 希望――将来の希望に関するプロジェクト(希望プロジェクト) 22章 物質主義――物質主義から離脱するための教育ツール:商業メディア断ち 23章 味わう――味わうことを促進するための活動 24章 動機づけ――教室の中で動機づけを内在化する 25章 エンゲイジメント――市民のエンゲイジメント 人名索引 事項索引 監訳者あとがき 日本語で読めるブックガイド
この書籍は、経営心理学と脳科学に基づいてリーダーが取るべき行動を解説しています。著者は公認会計士であり、心理学や脳科学を研究しながら企業の経営者を指導してきた経験をもとに、人の感情がビジネスに与える影響を探ります。内容は、感情のメカニズムや人間関係の重要性、組織や顧客との関係構築に焦点を当て、業績向上のための具体的な方法を提案しています。著者は心を扱うことの重要性を強調し、成功するためには人間の感情を理解することが不可欠であると述べています。
病気がないのが健康じゃない。本人主導をキーワードに、国から地域まで様々な分野が展開するポジティヴヘルスの実践例を紹介! 病気がないのが健康じゃない。本人主導をキーワードに、国から地域まで様々な分野が展開するポジティヴヘルスの実践例を紹介! 病気がないのが健康じゃない。本人主導をキーワードに、国から地域まで様々な分野が展開するポジティヴヘルスの実践例を紹介! 1章 ちょっとおさらい 2章 オランダの医療制度と抵抗の烽火 3章 成功は失敗のもと 4章 幅広い健康の姿 5章 愛しのタイニーハウス 6章 さまざまな住みかた・暮らしかた 7章 健康な食糧を求めて 8章 さあ、コミュニティへ 9章 レジリエントな自治体 10章 ポジティヴ・マネー 11章 ヒューマンなケア・テクノロジーを使う医療者たち 12章 だからこそのポジティヴヘルス
ヴィゴツキーの『芸術心理学』は、ソビエトの心理学や教育学に影響を与えた重要な著作であり、感情の昇華「カタルシス」について論じています。本書は、芸術の心理的側面を探求し、文学や心理学、教育学に対する示唆を提供します。内容は方法論、芸術の認識と手法、具体的な美的反応の分析、芸術心理学の4部構成となっています。著者は1896-1934年に活躍したヴィゴツキーで、訳者は東京大学名誉教授の柴田義松です。
『使える行動分析学: じぶん実験のすすめ』は、日常生活や仕事における行動改善のヒントを、行動分析学の視点から提供する書籍です。自分自身の行動を分析し、実験的に改善する方法が具体例と共に紹介されており、実践的かつ身近な内容となっています。特に、行動変容を促すためのステップが分かりやすく解説されており、読者が日常生活にすぐに応用できる点が魅力です。科学的根拠に基づいたアプローチで、自己成長を目指す人に最適な一冊です。
大学で心理学を学ぶということ 心理の仕事 社会人入学を考えているあなたへ 心理学って何だろう? 心理学者ってどんな人? 心理学は科学なの,哲学なの,医学なの? 心理学を学ぶとどうなるの? 心理学を学ぶにはどうしたらいいの Webで学ぶ心理学 本で学ぶ心理学:どんな本を読めばよいのだろう?
本書は、理不尽な状況や人間関係の悩みに直面したときに役立つ55章から成り、心の声に耳を傾けながらトラブルに立ち向かうための秘策を提供します。目次には、心の理解やコミュニケーション、国際性の重要性など、多様なテーマが取り上げられています。
本書は、スポーツ愛好家や指導者、親向けにスポーツ心理学の基礎を解説したテキストです。心理的側面がパフォーマンスに与える影響を3つの視点(心理学の理解、スポーツ行動の理解、社会的要因との関係)から説明し、重要なトピックを取り上げています。内容は、心理学概説、不安やストレス、動機づけ、運動技術の学習、運動嫌いとバーンアウト、ジェンダー、ライフスキルなど多岐にわたります。著者は日本女子体育大学の教授で、スポーツ行動に関する研究を行っています。
肯定的な記憶と左右の刺激で心身を安定化するためのガイド。不安軽減,トラウマの応急手当,嗜癖からの回復等幅広く活用できる。 自分を癒し,支える力は自身の内側にある。肯定的な記憶(リソース)と左右の刺激(タッピング)を使ったシンプルな方法で,自らの心身を安定化・ケアするためのガイド。不安の軽減,トラウマの応急手当,嗜癖からの回復,パフォーマンスの向上など幅広く活用できる。対人援助職の燃え尽き防止,災害時の子ども支援にも有効。 日本語版への序文 はじめに 第Ⅰ部 リソース・タッピングのテクニック 第1章 リソース・タッピング:起源と原則 生まれもったリソース 6つの基本原則 第2章 生まれもったリソースをタップ・インする 想像力:必須のツール タッピング・イン:基本的な実践法 第3章 最もよく使われている4 つのリソース 安全な/落ち着く場所 養育者像 守護者像 内なる賢者像 内なる後ろ盾の円陣 第Ⅱ部 リソースの活用法 第4章 不安を管理する 不安を管理するためにタップ・インするリソースの提案 タッピングするだけでも自分を落ち着かせることができる 睡眠に役立てる 第5章 トラウマの応急手当 トラウマを経験した際にすべきこと トラウマを受けた人の助けになる 第6章 医療処置や歯科治療への備えと取り組み方 医療処置や歯科治療への備えと対処 第7章 病気やケガを癒やす 治癒のためにタップ・インするリソースのさらなる提案 第8章 問題を克服する 問題を克服するためにタップ・インするリソースのさらなる提案 第9章 パフォーマンスを向上する パフォーマンス向上のためにタップ・インするリソースのさらなる提案 第10章 創造性を開花させる 創造性を開花させるためのさらなる提案 第11章 嗜癖やその他の問題からの回復をサポートする 回復をサポートするためにタップ・インするリソースの提案 衝動をなだめるための提案 ダイエットをサポートしてくれるリソース 第Ⅲ部 さらに多くのリソースとそのアイデア 第12章 心地よさのリソース 身体の中に安全な場所を創り出す 安心させてくれる記憶 食べ物の記憶 音楽,聖歌,祈り,マントラ 第13章 愛のリソース 愛する人たち 愛してくれる人たち 愛情深いリソースとして祖母を使う 愛の円陣 避難場所としてのこころ 慈愛の瞑想 第14章 安らぎと落ち着きのリソース 自然界のイメージ 安らぎを感じた記憶 落ち着きや安らぎのリソースとなる人物 第15章 エンパワメントのリソース 力のあるリソース 中核的な内なる強さ 勇気 勇気を奮い立たせてくれる他者 ノーと言って境界線を引く イエスと言った記憶 第16章 気分を盛り上げてくれるリソース 感謝 かけがえのない人生という瞑想 お気に入り 畏敬と驚嘆の体験 美しさ 喜び ユーモアと笑い 感動 自由と広がり 第17章 スピリチュアルなリソースと知恵のリソース 聖地 スピリチュアルな像 高次の力 本質的でスピリチュアルな自己 賢い存在 スピリチュアルな体験 洞察や人生の教訓 スピリチュアルな教え あとがき 結びに代えて EMDR に関する情報 謝辞 付録 本書に掲載されているリソースリスト 監訳者あとがき
「意志の力」に関するベストセラーが文庫化され、目標を持つ人々に向けた内容です。著者ケリー・マクゴニガルは、意志力を磨くことで人生が変わると説き、潜在能力を引き出す方法や自制心の重要性について解説しています。心理学や神経科学の知見を基に、健康や幸福を高める実践的な戦略を提供しています。翻訳は神崎朗子が担当。
“表裏”の世界を脱却しメビウスの輪の如き《ねじれ》の創造性を活用する道を探り、「レジリエンス=可塑性」に満ちた未来を目指す。 多様性の時代に向けて、“表裏”の世界から脱却してメビウスの輪のような《ねじれ》の創造性を活用し、「可塑性」に満ちた未来を目指す。――臨床心理学/フォーカシング/陰陽五行の世界観などが補いあっての「こころの世界… 多様性の時代に向けては、二項対比を脱却して、統合的かつ個人の価値が尊重される世界観が待たれています。そこで本書では、旧来の「表か? 裏か?」の“反面”社会を超えて、メビウスの輪のような《ねじれ》の創造性を活用する道を探ります。――そのカギとして、不意に訪れる「人間関係の危機」からの回復のため、ストーリーライン・アセスメント(物語の筋と見立てる視点)が紹介されます。臨床心理学/フォーカシング/陰陽五行の世界観などが補いあって“レジリエンス=可塑性”に満ちた未来を目指す「こころの世界論」。 序――ストーリーライン・アセスメントについて プロローグ――私の“交差”体験 第1部 ねじれ回復のプロセス 第1章 ねじれと危機対応――ケースにおける創作体験 第2章 非交差、あるいは行き場のなさ 第3章 ワイルドの生涯と創作 第4章 創作と体験過程――プロセスモデルから 第5章 レジリエンスの心理機構 第2部 危機とアセスメント 第1章 学校臨床――危機予防のために 第2章 追体験法をめぐって 第3部 五芒星物語 第1章 物語の創作体験法 第2章 相生-相克物語の誕生 第3章 ある少女の創作体験 第4章 五芒星物語の臨床への応用 エピローグ