【2024年】「臨床心理」のおすすめ 本 113選!人気ランキング
- 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
- マンガでわかる! 心理学超入門
- アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ベスト新書)
- 心理学・入門 -- 心理学はこんなに面白い 改訂版 (有斐閣アルマ > Interest)
- マンガでやさしくわかるアドラー心理学
- 本当にわかる心理学
- 心理教科書 公認心理師 完全合格テキスト 第2版
- アンガーマネジメント入門 (朝日文庫)
- 心理学 新版 (New Liberal Arts Selection)
- 臨床心理学 (New Liberal Arts Selection)
心理学の定番入門書がそのままのコンパクトさで生まれ変わりました。「心理学の仕事」「研究法」「研究倫理」などのトピックが加わりいっそう社会に生きる心理学を感じられる内容に。ブックガイドも充実した心理学の必携書。公認心理師を目指す方にも。 序 章 心理学ってなんだ?──心理学の仕事とテーマ 第Ⅰ部 身近に感じる心理学 第1章 心理に関する支援を行う──臨床心理学 第2章 性格は変えられるか──性格と個人差の心理学 第Ⅱ部 心理学で日常生活を読み解く 第3章 身近な人や社会との関係──社会的行動の心理学 第4章 人が生まれてから死ぬまで──発達心理学 第5章 心を測る──心理学的アセスメント 第Ⅲ部 心理学のコアな原理 第6章 世界をどうとらえるか──知覚・認知・記憶の心理学 第7章 あなたはなぜそのように行動するのか──行動と学習の心理学 第Ⅳ部 心理学の歴史と方法 第8章 心はどう探究されてきたか──心理学の歴史 第9章 データから心を探る──心理学の研究法
エビデンスベーストの観点から臨床心理学の基礎,理論と実際,様々な心理的障害の理解と支援について懇切丁寧に解説。【二色刷】 エビデンスベイストの観点から,臨床心理学の基礎,理論と実際,様々な心理的障害の理解と支援について,体系的に整理。基礎知識から最新の研究動向までを,明快な説明と豊富な図表を駆使して懇切丁寧に解説した決定版テキスト。最新のDSM-5に対応。【二色刷】 第Ⅰ部 臨床心理学の基礎 第1章 臨床心理学とは何か 第2章 エビデンスにもとづく臨床心理学 第3章 パーソナリティ理論 第4章 臨床の基礎学としての心理学 第Ⅱ部 臨床心理学の理論と実際 第5章 臨床心理面接 第6章 臨床心理学的アセスメント 第7章 精神分析パラダイム/精神分析療法 第8章 人間性心理学パラダイム/クライエント中心療法 第9章 学習理論パラダイム/行動療法 第10章 認知理論パラダイム/認知療法 第11章 さまざまなパラダイム 第12章 臨床心理学の現場 第13章 臨床心理学研究法 第14章 心理士の専門性と倫理 第Ⅲ部 心理的障害の理解と支援 第15章 心理的障害の見取り図 第16章 うつの理解と支援 第17章 躁の理解と支援 第18章 社交不安症の理解と支援 第19章 パニック症の理解と支援 第20章 強迫症の理解と支援 第21章 心的外傷後ストレス障害の理解と支援 第22章 統合失調症の理解と支援 第23章 パーソナリティ障害の理解と支援 第24章 身体の不調に関連する心理的障害の理解と支援 第25章 発達に関する障害の理解と支援 第26章 認知症の理解と支援 第27章 依存・嗜癖の理解と支援
心理学の全体像を見通し,体系立てて学べる定番テキストの第5版補訂版.新たに編者を迎え,4章(記憶関連部分)を全面的にアップデート.その他,認知神経科学関連の情報を中心に,内容を補充.概要をつかみたい初学者から,ポイントを押さえて復習したい大学院受験者まで,幅広いニーズに対応. 〈本書の特色〉 ・心の働きのさまざまな側面を包括的にとらえる視点を提供する「こころの科学」の入門書 ・認知・行動・発達・臨床・社会から心理学史まで,各領域の第一人者が執筆 ・豊富な図版と2色刷り,平易な記述と相互参照の充実で通読しやすい工夫 ・重要語句(カラー太字),理解を深めるトピックなど,ニーズに応じた使い方が可能 〈主な改訂点〉 ・4章:「記憶」「学習・記憶の脳メカニズム」の節を全面的に改訂 ・5章:「視知覚」の節に,「盲点」に関する記述・図版を追加 ・6章:「脳損傷と高次機能の障害」の節に,「失名辞失語」「言語の半球優位と半球間抑制機能」の項を追加 ・7・8章:DSM-5に基づき,一部の記述を見直し ・10章:一部トピックを改変,トピック「デフォルトモードネットワーク」「人工知能」追加 Ⅰ こころのありか 1章 心理学の視点(鹿取廣人,渡邊正孝) 2章 行動の基本様式(鹿取廣人,鳥居修晃) 3章 発達―環境と遺伝(鹿取廣人,斎賀久敬,石垣琢麿) II こころのはたらき 4章 学習・記憶(篠原彰一,斎賀久敬,渡邊正孝,河内十郎) 5章 感覚・知覚(鳥居修晃,下條信輔,河内十郎,重野 純,鹿取廣人,杉本敏夫) 6章 思考・言語(杉本敏夫,斎賀久敬,鹿取廣人,河内十郎) 7章 動機づけ・情動(金城辰夫,鹿取廣人,石垣琢麿) 8章 個人差(金城辰夫,丹野義彦,鹿取廣人,石垣琢麿) 9章 社会行動(斎賀久敬,安藤清志,末永俊郎,鹿取廣人,鳥居修晃) III こころの探求 10章 心理学の歴史(末永俊郎,杉本敏夫,鹿取廣人,鳥居修晃,河内十郎,渡邊正孝,長谷川寿一)
中高生のほとんどは,心理学とはどういうものかを知らないが,いろんなイメージはもっている。高校の教室で行った大学教授の授業から,現代の心理学の姿を描く。「総合学習で学ぶ心のしくみとはたらき」と題した付録冊子付き。 日本では心理学が学校の教科になっていない。そのために,多くの中高生は心理学がどういうものかを知らずに,さまざまなイメージをえがいているのが現状だ。本書では,高校1年生のクラスで行なった大学教授の授業という形式で,現代の心理学の全体像とその姿をえがいていく。心理学の本当のおもしろさにふれられます。 1章 心理学で人の心が読める? 操れる? 1 心理学ってすごい? こわい? 2 人の心を読むことはできる? ウソ発見器はウソを見破れるか 心理カウンセラーの仕事 心理学の法則は統計的なもの 3 人の心を変えることはできる? 悪徳商法とカルト教団の手口 人間の心理的傾向がうまく利用されている 人が説得されやすいとき 4 質問の時間 2章 心理学ってうさんくさい? 1 心理学は占いのようなもの? 2 知能検査というもの ビネーの知能検査 知能検査のその後 知能検査の思い出 知能検査は信頼できるか――代表性と再現性 知能検査は役に立つか――診断力と予測力 3 性格検査というもの 類型論と特性論 質問紙による性格検査の作り方 投影法と作業検査法による性格検査 性格検査の有効性 4 質問の時間 3章 心理学は常識的なことばかり? 1 心のことなんて,もう知ってる? 2 心理学は何を研究するの? 意識と内観 心理実験――錯視を例に 心に代わって「行動」を研究する 無意識の存在と防衛機制 3 心理学の理論と方法って? 意識だけでは心のしくみはわからない 心理学では理論とデータが大切 学習意欲の出なくなったM君をどう理解するか 4 質問の時間 4章 心理学を学びたい人に 1 心理学にはどんな分野があるの? 2 心理学を学ぶには(1)――本を読む 3 心理学を学ぶには(2)――大学に行く 4 心理学を生かせる仕事は?
ロジャーズの生涯,クライエント中心療法の全体像をつかめる好評の新書をリニューアル。PCAの新しい動向をふまえて章を追加。 ロジャーズの生涯,クライエント中心療法の全体像と核心をつかめる入門書として,最適。ロジャーズの死後20年以上が経過した今明らかになった,より多面的なロジャーズの人間像や,PCAの最新動向等,初版刊行後約30年間の研究をふまえて新版化。 第1章 ロジャーズの生涯と思想 第2章 非指示的療法 第3章 クライエント中心療法 第4章 ロジャーズのパーソナリティ理論 第5章 クライエント中心療法の研究 第6章 エンカウンター・グループとPCA 第7章 クライエント中心療法の理論的・実践的な展開 第8章 クライエント中心療法近縁の心理療法 ロジャーズ年表/ロジャーズ主要著作一覧
わが国における最初の本格的な心理療法の効果研究のほか、精神分裂病者の治療の事例報告を初めて行った論考まで、事例研究へと研究活動の重心を移す以前の法則定立的な研究のなかから、後世に遺すべき代表的な5本の論文を収める。 1 心理療法による治療効果の測定に関する研究 序論 従来の研究の概観 研究方法と手続き 結果の整理及び考察 綜括 2 人格心理学におけるひとつの問題 1. 序論 2.1 心理学的自己への接近─その歴史 2.2 ジェームズの自己(Self: I and me) 2.3 精神分析学における自我(Ego) 2.4 分析学における自我論への批判 3.1 自己への現象学的接近 3.2 現象的自己の特性 3.3 現象的自己についての資料 3.4 現象的自己理論についての諸問題 3 TAT 序論 A. Murrayにおける欲求圧力理論 TAT物語の理解の問題点 TAT解釈の仮説 TAT解釈の実際 結語 4 精神分裂病者との治療関係の研究 序論 1 本研究の意味 2 本研究の方法及び資料の展望 3 治療関係内の分裂病者の行動 4 分裂病者との治療関係における治療者の問題とその行動 要約 5 展望 精神分裂病者に対する心理学的接近:序論 1 序 2 代表的な研究者による心理学的接近 3 精神分裂病患者の認知の研究 4 精神分裂病者の予後の研究 5 精神分裂病者に対する心理療法の試み(事例研究) 6 むすび 解説 近藤邦夫(東京大学名誉教授)
今に生きる古典理論から現代に必要な知識・方法までをコンパクトに解説。異なるアプローチを比較しながら学べる新時代の入門書。 そのセラピーが基づいている理論とは?その理論はどのような人間観をもっているのか?今に生きる古典理論から現代に必要な知識・方法までをわかりやすくコンパクトにまとめた。異なるアプローチを比較しながら学べるつくりで,それぞれの特長と限界がわかる。 序 章 臨床心理学と社会 第Ⅰ部 臨床心理学の理論 第1章 臨床心理学とは何か─歴史とその広がり 第2章 心理的問題の理解と方法─心理アセスメント 第3章 精神力動アプローチ①─学問の発展とそれを支えた研究者たち 第4章 精神力動アプローチ②─臨床の実際 第5章 ヒューマニスティックアプローチ①─学問の発展とそれを支えた研究者たち 第6章 ヒューマニスティックアプローチ②─臨床の実際 第7章 認知行動アプローチ①─学問の発展とそれを支えた研究者たち 第8章 認知行動アプローチ②─臨床の実際 第9章 統合的アプローチ 第Ⅱ部 臨床心理学の実際 第10章 セラピーを行う─アプローチの比較 第11章 臨床心理学の研究─効果研究の変遷と発展 第12章 臨床家の訓練と成長
ヒトは未完成な状態として生まれ「学習」に依って「人」となる。このようにヒトが人となるために必要な学習機能についてまとめる。育児や保育ならびに学校での教育実践(教育領域),適応的行動の形成や不適応行動の改善(臨床領域),学習機能に障害を持つ人々のサポート(障害領域)に資する基礎的研究や実践的研究を解説。 ◆◆◆おもな目次◆◆◆ 第1章 学習心理学へのいざない 第2章 学習の基礎研究:動物を使って学習の仕組みを探る 第3章 記憶のプロセスの研究:知識獲得のメカニズム 第4章 メタ認知:知識による行動の制御 第5章 学習意欲の研究とその応用 ◎現場の声1 学ぶ意欲をはぐくむ学級経営と授業 ◎現場の声2 定時制高校ではぐくむ学ぶ意欲 第6章 心理臨床と学習心理学 ◎現場の声3 病気の子どもと家族を支える ◎現場の声4 産業領域に活きる学習心理学の理解 第7章 学習指導と学習心理学 ◎現場の声5 授業はカレー。理論がルウで,実践知が具。煮込むほど美味しくなる ◎現場の声6 小学校5年生,勉強に悩みはじめる ◎現場の声7 小学校3年生,算数の考え方を説明し,次に生かす 第8章 一人ひとりの特性に応じた指導と学習心理学 ◎現場の声8 通級指導教室での子どもに応じた指導 ◎現場の声9 「学習に困難」がある子どもたちがおかれている現状 ◆◆◆シリーズ心理学と仕事 全20巻 ラインナップ紹介◆◆◆ 1感覚・知覚心理学/2神経・生理心理学/3認知心理学/4学習心理学/ 5発達心理学/6高齢者心理学/7教育・学校心理学/8臨床心理学/ 9知能・性格心理学/10社会心理学/11産業・組織心理学/12健康心理学/ 13スポーツ心理学/14福祉心理学/15障害者心理学/16司法・犯罪心理学/ 17環境心理学/18交通心理学/19音響・音楽心理学/20ICT・情報行動心理学 心理学を活かした仕事を目指す高校生・大学生・社会人,そして, 進路指導や心理学教育に携わる教育関係者に向けて,多彩な心理学ワールドを紹介。 実際に働く人々の「現場の声」も交えながら,シリーズ総勢 300名以上の執筆陣が, 心理学の今を伝える。 心理学って面白そう! どんな仕事で活かされている? 国家資格として「公認心理師」が定められ, 心理学と仕事とのつながりに関心が高まる中,シリーズ[全20巻]刊行! 監修のことば はじめに 第1章 学習心理学へのいざない 1節 学習心理学とは 2節 学習心理学の展望と本書の構成 第2章 学習の基礎研究:動物を使って学習の仕組みを探る 1節 はじめに 2節 学習を効率的に行う訓練法(1):古典的条件づけ 3節 学習を効率的に行う訓練法(2):オペラント条件づけ 4節 条件づけでは説明のできない動物の行動変化 5節 最後に 第3章 記憶のプロセスの研究:知識獲得のメカニズム 1節 知識獲得(学習)のメカニズム 2節 知識の構造と記憶の区分 3節 記憶の過程 第4章 メタ認知:知識による行動の制御 1節 知識による行動の制御のメカニズム 2節 メタ認知の仕組み 3節 メタ認知の指導 第5章 学習意欲の研究とその応用 1節 学習意欲のとらえ方 2節 学習意欲の測定法:学習理由と有能感ではかる 3節 自律的な学習意欲の育て方 ◎現場の声1 学ぶ意欲をはぐくむ学級経営と授業 ◎現場の声2 定時制高校ではぐくむ学ぶ意欲 第6章 心理臨床と学習心理学 1節 心理臨床の実際 2節 心理臨床に生かす「学習心理学」の理論 3節 学習心理学に基づく認知行動療法の技法 4節 心理臨床における「学習心理学」のさらなる応用 ◎現場の声3 病気の子どもと家族を支える ◎現場の声4 産業領域に活きる学習心理学の理解 第7章 学習指導と学習心理学 1節 長期記憶にするための学習方法 2節 学ぶ-振り返る-生かす 3節 アクティブ・ラーニング 4節 学習の評価 ◎現場の声5 授業はカレー。理論がルウで,実践知が具。煮込むほど美味しくなる ◎現場の声6 小学校5年生,勉強に悩みはじめる ◎現場の声7 小学校3年生,算数の考え方を説明し,次に生かす 第8章 一人ひとりの特性に応じた指導と学習心理学 1節 学習障害とは 2節 学習障害と社会参加 3節 学びを保障する特別支援教育 4節 特別支援教育と学習心理学 ◎現場の声8 通級指導教室での子どもに応じた指導 ◎現場の声9 「学習に困難」がある子どもたちがおかれている現状 付録 さらに勉強するための推薦図書 文献 人名索引 事項索引
理解を促し楽しく学べる工夫が満載。基礎から応用まで心理学の世界の考え方・理論のエッセンスをコンパクトに解説。 誰もがもつ素朴な疑問から読み進められる構成で,WHITEBOARDやPOINTツール等,読んで・見て・考えながら学べる工夫が満載。基礎~応用まで広い心理学の世界を概観でき,それぞれの考え方・理論のエッセンスがつまったコンパクトな入門テキスト。 序 章 心は目に見えない─計量心理学 第1部 さまざまな心のとらえ方 第1章 目は心の一部である─知覚心理学 第2章 心は見えないが行動は見える ─学習心理学 第3章 ヒトの心の特徴 ─進化心理学 第4章 心は脳のどこにあるのか ─神経心理学 第5章 それぞれの人にそれぞれの心 ─個人差心理学 第2部 さまざまな心のメカニズム 第6章 心は機械で置き換えられるのか ─認知心理学 第7章 ヒトは白紙で生まれてくるのか ─発達心理学 第8章 感情はどのような役割を果たしているのか─感情心理学 第9章 いい人? 悪い人?─社会心理学 第3部 心の問題のとらえ方 第10章 なんだかいやな気持ち─ストレスと心の病気 第11章 発達の偏りと多様性─発達障害 第12章 心の問題へのアプローチ ─アセスメントと支援
心理系大学院入試で頻出の心理英単語1800語を収録。心理系英文の中で覚える形式なので、読解力と心理学の知識も一緒に身につく。 公認心理師・臨床心理士の指定大学院や、心理系大学院入試で頻出の心理英単語1800語を収録。心理系英文の中で覚える形式なので、英文読解力も身につく上に、心理学の基礎知識のおさらいもできる一石三鳥の単語集です。 公認心理師、臨床心理士の指定大学院をはじめとする心理系大学院の入試では、心理系英文の和訳問題、説明問題、要約問題が出題されます。 こうした問題を攻略するためには、心理系英文を正確に読解することが求められます。心理系英文の読解で不可欠なのが心理英語に特化した単語の理解です。 特に難解なのが、心理系英文で特有の訳し方をする専門用語(テクニカルターム)です。 そこで、本書では近年の大学院入試を調査した上で、心理学の専門用語や一般単語を含めて1800語以上もの語句を厳選して収録しました。 本書の特長は「生きた心理系英文の中で英単語を覚えることができる」ことです。 単語は単語とその意味が並んでいるだけの一語一訳式のものよりも、英文の中で覚えた方が記憶に定着しやすいもの。 心理学の専門用語を中心に論文英語の中でよく用いられる一般単語や熟語も収録しました。 本書では分野別に41本もの心理系英文を収録しているので、心理系英文を何度も読み込むことで、「読解力」と「速読力」を養うことができます。 本書で取り上げている心理系英文の分野は、「知覚・脳」「学習」「認知」「社会」「発達」「パーソナリティ」「臨床(基礎理論・心理査定・精神疾患・心理療法)」「統計」「研究法」と多岐にわたります。英文を読むだけでも心理学の基礎知識をおさらいすることができます。 本書に繰り返し取り組むことで、単語力、読解力、速読力、心理学の基礎知識を効率よく習得できます。まさに、一石二鳥ならぬ、一冊で三鳥も四鳥もの知見を得られる一冊です。 ■ 第1章 知覚・脳・学習 01 視覚 02 自律神経 03 古典的条件づけ 04 オペラント条件づけ 05 学習の転移 06 試行錯誤 ■ 第2章 認知・社会 07 記憶 08 スキーマ 09 プライミング 10 推論 11 葛藤 12 帰属 13 バイアス 14 ステレオタイプ ■ 第3章 発達 15 愛着 16 認知発達論 17 モデリング 18 発達障害 19 心の理論 ■ 第4章 知能・パーソナリティ 20 知能 21 自己概念 22 動機づけ 23 類型論・特性論 24 ライフサイクル論 ■ 第5章 基礎理論・心理査定 25 局所論と構造論 26 対象関係論 27 インテーク面接とアセスメント 28 心理検査 29 コミュニティ心理学 30 ストレスと不適応 ■ 第6章 精神疾患・心理療法 31 うつ病 32 摂食障害 33 統合失調症 34 心的外傷後ストレス障害(PTSD) 35 精神分析療法 36 クライエント中心療法 37 家族療法 38 認知行動療法 ■ 第7章 統計・研究法 39 尺度水準 40 統計的仮説検定 41 心理学研究法
最近「認知バイアス」という言葉が注目を集めています。認知バイアスとは,私たちの誰もがもつ「思考の偏り」や,「考え方のクセ」のことです。私たちの毎日の行動は,無意識のうちに認知バイアスの影響を受けています。 たとえば,限定品と書かれると,それまで欲しくなかった商品もつい買いたくなってしまいませんか? これは「希少性バイアス」という認知バイアスの一種です。また,災害で危険がせまっているのに「まだ大丈夫」と思いこんでしまうのも,「正常性バイアス」というものです。私たちは,さまざまな心のクセによって,合理的でない判断や行動をしているのです。 本書では,さまざまな認知バイアスについて,生徒と先生の対話を通してやさしく解説します。認知バイアスについて知れば,思いこみや偏見のない判断ができ,日々の生活や人間関係の役に立つにちがいありません! 認知バイアスの世界をお楽しみください! 1時間目:誰の心にもひそむ考え方のクセ STEP1. 知覚と認識のバイアス 認知バイアスって何? 脳がつくりだす「見えている」世界 人は「目の前の変化」を見落とす A型の人が几帳面に見えるのはなぜ? 単純なのにまちがえる「2-4-6課題」 占いの結果は誰にでもあてはまる? 「成功から学ぶ」だけでは見落としがある STEP2. さまざまな問題につながる認知のゆがみ 悪いことがおきた人は「悪い人」なのか 自分の不幸は「社会のせい」ではない? 他人の失敗は実力のせい? 人は無意識に自分を正当化する 慣習や知識が「ちがう使い方」を見えなくする 2時間目:思わぬ危機をまねく思いこみや先入観 STEP1. 悪い状況なのに変えたくない心理 「まだそれほど危険じゃない」には要注意 ! 損切りできない「サンクコスト効果」 失敗を恐れ挑戦を避ける「現状維持バイアス」 聞き方次第で答えが変わる「フレーミング効果」 STEP2. 想像以上に変化しやすい私たちの記憶 「後出し」で記憶を修正する 記憶は言葉一つで,簡単に変わってしまう 後からつくられる「過誤記憶」の恐ろしさ 人は「中断されたこと」をより覚えている 3時間目:知っておきたい判断と行動のバイアス STEP1. 言葉や情報に影響される「判断」 「○○について考えるな」と言われると……? 「協力」より「競争」と考えるのはなぜか レアものや限定品がほしくなるワケ 具体的な数字を示されると,それが基準になる STEP2. 「好き」と思う意外な理由 ドキドキするのは「つり橋が揺れる」から? 「何度も見る」と好きになるのはなぜ? 誤った情報でも,くりかえし接すると……? STEP3. 思いこみやイメージで変わる「行動」 人は「イメージ」で評価しがち 確率が低いのに「もっともらしい」ほうを選ぶ理由 期待されると,成績はほんとうに上がる? 手間ひまかけると「同じモノ」でも価値が上がる 偽薬でも症状が改善する「プラセボ効果」 4時間目:無意識が影響する集団と人間関係 STEP1. 正しいと思っているのは自分だけ? 認識をゆがめる「固定概念」 他人は思ったより「あなた」に興味がない? あなたの気持ち,意外と見抜かれていないかも 自分だけは「偏向報道」の影響を受けていない? 思いだしやすいものが「実際に多い」とは限らない STEP2. 要注意! 対人関係が悪化する論法 相手が攻撃しているのは「わら人形」かもしれない 人格攻撃にも利用される「お前だって論法」 同じことをいっているだけなのに,なぜか説得される 白か黒かだけではない「二分法の誤謬」 STEP3. 「集団」が生みだすさまざまな心理 自分が属さない集団の人は,みな同じに見える 自国チームの勝利は実力,相手チームの勝利は運? 他者の行動に合わせたくなるのはなぜか 集団の意見に合わせてしまう理由 少数でも「一貫した人」には合わせることがある STEP4. 集団ならではの「便乗」と「無責任」 勝ち馬に乗って,自分も勝者になりたい ! 権威のある人には無条件にしたがってしまう!? 人がたくさんいると「傍観者」になる? 集団だと極端な結論がみちびかれやすい なぜ誰も望んでいない旅行に出かけたのか 5時間目:数字にまつわる思いこみや勘ちがい STEP1. 直感とことなる「確率」や「統計」 5回連続で黒が出たら,次は赤の確率が高い? 選択を変えたほうが確率が上がる!? 「精度99%の検査で陽性」のほんとうの意味とは ビールが売れると水難事故が増える? 「全体」と「部分」でことなる結論になる
考え方・基本理論の理解から実践につなげることを目指した入門書。公認心理師カリキュラム・出題基準に対応。 健康・医療心理学をはじめて学ぶ人,医療現場で働く心理職を目指す人に向けて,考え方・基本理論の理解から実践につなげることまでを意識した入門書。最新の統計データ・学説を盛り込み,公認心理師カリキュラムにも対応。 第1部 健康・医療心理学とは何か 第1章 健康とウェルビーイング 第2章 健康リスクへのアプローチ 第3章 健康心理学と臨床心理学 第2部 ウェルビーイングの心理学 第4章 ストレスとウェルビーイング 第5章 食生活とウェルビーイング 第6章 身体活動と睡眠とウェルビーイング 第3部 健康リスクと支援の心理学 第7章 感情と健康リスク 第8章 行動と健康リスク 第9章 発達・加齢に伴う健康リスクと支援 第10章 働く人の健康リスクと支援 第4部 健康・医療心理学の課題 第11章 医療における行動と心理 第12章 健康・医療心理学の臨床的展開 第13章 医療におけるコミュニケーションと課題 第14章 災害による健康リスクと支援 第15章 医療制度と心理職の社会的役割
本書は、公認心理師法に規定された「公認心理師現任者講習会」受講の公認テキストを前身として、あたらしい時代の新たなスタンダードを提案する。現任者講習会の指定科目――「公認心理師の職責」「主な分野に関する制度」「主な分野(保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働)に関する課題と事例検討」「精神医学を含む医学に関する知識」「心理的アセスメント」「心理支援」「評価・振り返り」――を基本に、国家試験出題範囲に含まれ、臨床実務にも欠かせない「基礎心理学」科目を収録。公認心理師試験対策として理論や技法を学びうる最適なテキストであるだけでなく、資格取得者がそれぞれの任地で課題に直面した際、支援者に必要なコンピテンシーや基本的な姿勢を学び直すことに大いに寄与するものである。「第5回公認心理師試験問題(令和4年7月17日)」など各種付録の最新版を収録するほか、新たな法令に即して全面的な改編も施された、アップデートされ続ける発展期の公認心理師時代の決定版テキスト。 推薦文 序文 本書の読み方・使い方 Ⅰ 公認心理師の職責 1 公認心理師の役割(公認心理師法からみて) 2 多職種連携および地域連携 3 公認心理師の法的義務および倫理 4 心理に関する支援を要する者等の安全の確保 5 情報の適切な取扱い 6 自己課題発見・解決能力 Ⅱ 関係行政論 ●保健医療 1 保健医療分野における法規や制度の要約 2 保健医療分野における心理社会的課題と事例検討 ●福祉 1 児童 2 障害児・者 3 高齢者 ●教育 1 教育における支援――主な法律 2 教育における支援――行政 3 教育分野における心理社会的課題と事例検討 ●司法・犯罪 1 司法・犯罪分野における法規や制度 2 司法・犯罪における心理社会的課題と事例対応 ●産業・労働 1 産業・労働分野の法令 2 労働者の心の健康に関する法令や指針 Ⅲ 精神医学を含む医学 1 心身機能と身体構造および様々な疾病や傷害 2 がん・難病等の心理に関する支援が必要な主な疾病 3 精神疾患総論 4 向精神薬をはじめとする薬剤による心身の変化 5 医療機関との連携 Ⅳ 心理的アセスメントと支援 ●心理的アセスメント 1 公認心理師の実践における心理的アセスメントの意義 2 心理的アセスメントに関する理論と方法 3 心理的アセスメントの実践 ●支援 1 力動論に基づく心理療法 2 行動論・認知論に基づく心理療法 3 その他の心理療法・心理支援 4 適切な支援方法の選択と調整 5 心の健康教育に関する事項 Ⅴ 基礎心理学 1 実証的研究法と統計 2 知覚 3 認知 4 学習・言語 5 感情・人格 6 脳・神経 7 社会・集団・家族 8 発達・障害者(児) 付録 公認心理師法 公認心理師法施行規則(抄) 公認心理師カリキュラム等検討会 報告書(抄) 公認心理師の資格取得方法について 公認心理師試験出題基準(令和6年版) 第6回公認心理師試験(令和5年5月14日実施分) 索引
人間はどのように世界を認識しているか? 「情報」という共通言語のもとに研究を進める認知科学が明らかにしてきた,知性の意外なまでの脆さ・儚さと,それを補って余りある環境との相互作用を,記憶・思考を中心に身近なテーマからわかりやすく紹介. 【円城塔氏(作家)推薦の辞】 「この本を読むと,人間は自分で思っているよりも,いい加減なものだとわかる.いい加減な人が読むべきなのはもちろんだが,自分はしっかりしていると思っている人こそ,読むべきである.」 【長谷川寿一氏(東京大学教授)】 「知性とは何か? この問いに挑む認知科学は諸科学が交わるホットスポットだ. 東大駒場の名物講義を是非あなたにも.」 第1章 認知的に人を見る 認知科学とは 知的システム しくみ、はたらき、なりたち 学際科学としての認知科学 情報——分野をつなぐもの 生物学的シフト 認知科学を取り巻く常識? 第2章 認知科学のフレームワーク 表象と計算という考え方 さまざまな表象 知識の表象のしかた 認知プロセスにおける表象の役割 第3章 記憶のベーシックス 記憶の流れ 記憶と意図 一瞬だけの記憶——感覚記憶 人の記憶はRAMか——短期記憶とチャンク ワーキングメモリ——保持と処理のための記憶 知識のありか——長期記憶 情報を加工する——短期記憶から長期記憶へ 思い出しやすさ——符号化特定性原理 思い出していないのに思い出す——潜在記憶とプライミング まとめ 第4章 生み出す知性——表象とその生成 はかない知覚表象 言葉と表象 作り出される記憶 記憶の書き換え 仮想的な知識——アナロジー まとめ——表象とは何なのか 第5章 思考のベーシックス 新たな情報を生み出す——推論 目標を達成する——問題解決 選ぶ——意思決定 人間の思考のクセ まとめ 第6章 ゆらぎつつ進化する知性 四枚カード問題、アゲイン データに基づき考える 思考の発達におけるゆらぎ ひらめきはいつ訪れるのか まとめ——多様なリソースのゆらぎと思考の変化 第7章 知性の姿のこれから 表象の生成性 身体化されたプロセスとしての表象 世界への表象の投射 思考のゆらぎと冗長性 世界というリソース おわりに 引用文献 索引
第3回~第6回国家試験の全問題の解説を中心に、ブループリントのキーワードや基礎事項を完全解説。 第3回~第6回国家試験の全問題を解説。ブループリントのキーワードも最新版にアップデートした。赤シート付き。2024年実施予定の第7回国試受験者に対応。《 本 書 の 特 長 》・第3回国試(2020年12月)、第4回国試(2021年9月)、第5回国試(2022年7月)、第6回国試(2023年5月)の全問題を掲載。・国家試験出題基準と同じ24章立てで構成。・過去問は大項目・中項目ごとに配置しているので学習しやすい。・解説には基礎事項や図、プラスアルファの知識を与えるコーナーを随時設け、合格に必要な知識がばっちり身につく。・ブループリントに記載のキーワードも完全解説! 重要語句は赤シートで消しながら学べる。・「概要講義」で知識の定着を図ることができる。
公認心理師に必要な知識のベースとなる1冊! 最新情報に更新し第2版へ このシリーズは国家資格「公認心理師」の大学等の養成用のテキストシリーズです。このシリーズの1巻にあたる本書は,監修者の1人である野島先生(九州大学名誉教授)の編集による1冊。職責は,公認心理師の倫理からアイデンティにかかわるもので,日常の臨床業務から法的問題,自身の臨床センスの向上,生涯学習と幅の広いテーマです。医療保健,福祉,教育,産業,司法の領域別に歴史的な意義と公認心理師のありようをまとめました。 刊行から5年がたち,情報を更新して,第2版に改訂。より現場感覚,未来志向にそったテキストとなっています。 第1章 公認心理師の役割 野島一彦 第2章 公認心理師の法的義務・倫理 元永拓郎 第3章 クライエント/患者らの安全の確保のために ──心理に関する支援を要する者等の安全の確保 山口豊一 第4章 情報の適切な取り扱いについて ──守秘義務・プライバシー・連携 金沢吉展 第5章 保健医療分野における公認心理師の具体的な業務 花村温子 第6章 福祉分野における公認心理師の具体的な業務 髙橋幸市 第7章 教育分野における公認心理師の具体的な業務 増田健太郎 第8章 司法・犯罪分野における公認心理師の具体的な業務 生島 浩 第9章 産業・労働分野における公認心理師の具体的な業務 菅野泰蔵 第10章 支援者としての自己課題発見・解決能力 小林孝雄 第11章 生涯学習への準備 板東充彦 第12章 多職種連携と地域連携 小俣和義 第13章 公認心理師の今後の展開 宮﨑 昭 コラム 公認心理師関連機関・団体について 野島一彦 コラム 公認心理師の現場から/医療 土田 純 コラム 公認心理師の現場から/福祉 三塩新人 コラム 公認心理師の現場から/教育 クアモト美穂 コラム 公認心理師の現場から/司法 岩﨑陽子 コラム 公認心理師の現場から/産業 三浦由美子