【2024年】「ウェルビーイング」のおすすめ 本 81選!人気ランキング
- ポジティブ心理学の挑戦 “幸福"から“持続的幸福"へ
- 幸福の習慣
- ウェルビーイング
- 実践!ウェルビーイング 世界最強メソッド「ビジョン・ゼロ」
- ポジティブ心理学入門: 「よい生き方」を科学的に考える方法
- ウェルビーイングの設計論-人がよりよく生きるための情報技術
- 幸福の測定―ウェルビーイングを理解する
- ウェルビーイングな保育・幼児教育のためのポジティブ心理学: 子どもや保育者、そして保護者の幸せな人生に向けて
- 不登校・ひきこもり支援のためのポジティブ心理学: 子どもや若者、そして保護者のウェルビーイングに向けて
- むかしむかし あるところにウェルビーイングがありました 日本文化から読み解く幸せのカタチ
ポジティブ心理学は不登校・引きこもり支援のためにどう活用することができるのか? ポジティブ心理学は不登校・引きこもり支援のためにどう活用することができるのか? ポジティブ心理学は不登校・ひきこもり支援のためにどう活用することができるのか?ポリヴェーガル理論を援用したポジティブ心理学の「強み」と「レジリエンス」により、不登校・ひきこもり支援が抱える諸問題へのアプローチを提示する! 不動化するからだポジティブ心理学の誕生――学習性無力感と楽観主義幸福を考えるウェルビーイングをめざす:持続的幸福理論(PERMA理論)あなたの強みを活かす逆境から回復する力――レジリエンスネガティブということを考える「安全であると感じる」こと愛情、そして希望――未来を語ること
“わたし”なき“わたしたち”は空虚であり、“わたしたち”につながらない“わたし”は孤独である。製品やサービスを、チームや組織を、そして地域や社会を、ウェルビーイングにするには、どうすれば?3つのデザイン領域「ゆらぎ・ゆだね・ゆとり」から紐解く、ウェルビーイングのつくりかた。ウェルビーイング研究の第一人者、渡邊淳司/ドミニク・チェンの両氏が案内する、協働に向けた実践の手引き。 第1章 ウェルビーイングの捉え方とその実践に向けた共通基盤 Q1:なぜウェルビーイングなのか? 社会構造と価値観の変化 本書でのウェルビーイングの捉え方 Q2:ウェルビーイングはどう測るのか? “わたし”と“ひとびと”、そして“わたしたち” 主観的ウェルビーイング 大規模測定の事例 Q3:ウェルビーイングに何が大事なのか? “わたし”のウェルビーイングの心理的要因 “わたし”のウェルビーイングの環境要因 “ひとびと”のウェルビーイングの環境要因 Q4:なぜ“わたしたち”なのか? “わたし”でもなく“ひとびと”でもない “わたしたち”の社会的意義 “わたしたち”の日常での実践 Q5:“わたしたち”をどう実現するのか? “わたしたち”のアウトカムとドライバー “わたしたち”の〈対象領域〉の広がり “わたしたち”の〈関係者〉の広がり:間主観 “わたしたち”の〈関係者〉の広がり:一人称かつ三人称 ウェルビーイングに資するサービス/プロダクトの設計に向けて 第2章 “わたしたち”のウェルビーイングをつくりあうデザインガイド ウェルビーイングをデザインするための視点 わたしたちのウェルビーイングのためのハッカソン 相互行為(インタラクション)の視点 ウェルビーイングが生まれる相互行為 “わたしたち”を支える3つのデザイン要素:ゆらぎ、ゆだね、ゆとり 適切な変化を見定める:「ゆらぎ」 他律と自律の望ましいバランス:「ゆだね」 目的ではなく経験そのものの価値:「ゆとり」 “わたしたち”の持続性 「ゆらぎ」「ゆだね」「ゆとり」から“わたしたち”を考えるデザインケーススタディ ゆらぎのデザインケーススタディ ゆだねのデザインケーススタディ ゆとりのデザインケーススタディ “わたしたち”が持続するデザインケーススタディ 「“わたしたち”のウェルビーイング」のデザインに向けて 第3章 “わたしたち”のウェルビーイングへ向けたアイデアサンプル集 測る・つくる(渡邊淳司) 1:副詞・副産物としてのウェルビーイング 2:数値にする限界と可能性 3:ポジティブなインパクトを解像度高く設計する 4:対話のための場づくり 暮らす・生きる(ドミニク・チェン) 1:「子育て」から「子育ち」へ 2:ぬか床から見える世界 3:遊びがつくる逸脱と自律 4:移動が拡張する自己 感じる・つながる(渡邊淳司) 1:触覚でつながる 2:共感でつながる 3:スポーツでつながる 4:「特別の教科 道徳」とウェルビーイング 伝える・知る(ドミニク・チェン) 1:コミュニケーションにおける実験 2:ウェブ体験を再発明する 3:アルゴリズムとジャーナリズム 4:生成系AI(ChatGPTなど)とのウェルな付き合い方 著者対談:ゆ理論の射程──あとがきにかえて
ポジティブ心理学の神髄に触れる実践活動を厳選。概念の説明,模擬実験,自己省察の3つの活動を通して,この学問の全体像を示す。 「学ぶ人」にとっては,実感をもって分かる優れた入門書, 「教える人」にとっては,研修・講義を面白くするネタ集! ポジティブ心理学の神髄に触れる実践活動を厳選,学問の全体像を示す。第1部で勇気,謙虚,強みといった抽象的概念を理解する活動,第2部でポジティブ感情,共感性,マインドフルネスなどについての模擬実験を紹介。第3部では,自己省察を通して感謝,幸福,希望といった概念を見つめることで,ポジティブ心理学を現実世界で実践できるよう促す。 ◆主なもくじ ●第1部 概念を経験から理解する 1章 勇気――行動を勇気あるものにするのは何か 2章 謙虚――謙虚,最も控えめな強み 3章 強み――強みのアプローチを用いた他者の視点からみる力の形成 4章 ユーダイモニア――幸福論における2つの概念:ヘドニアとユーダイモニア 5章 仕事――仕事の価値 6章 文化とアイデンティティ――ポジティブな特性の話し合いに文化背景の理解を統合する 7章 目的――インタビューを通した目的の理解 8章 スピリチュアリティ――精神性・宗教性 ●第2部 実験による経験を通じて学ぶ 9章 ポジティブ感情――ポジティブな感情はどのように拡張と形成をもたらすのか 10章 ポジティブヘルス――ポジティブ心理学活動による心拍変化 11章 人間関係づくり――インタビュアー法によりポジティブな出来事を活用する 12章 共感性――視点取得と向社会的行動:自分にも他者にも関心を示す 13章 文化と主観的ウェルビーイング――良い人生の構成要素と幸福の概念化に文化が影響する 14章 豊かさと主観的ウェルビーイング――自分のためより他者のためにお金を使うことは幸福感を高める 15章 マインドフルネス――傾聴を通してマインドフルネスを養う 16章 寛容性・許し――ポジティブ心理学の寛容性を教える 17章 フロー ――フローと最適学習環境 ●第3部 経験の振り返りを中心に学ぶ 18章 感謝――感謝を持って事柄に対応する 19章 好奇心――社会的潤滑油としての好奇心:会話を面白くて魅力的で有意義なものに変える 20章 幸福感の促進――マインドフル・フォトを用いたポジティブ感情と感謝の増強 21章 希望――将来の希望に関するプロジェクト(希望プロジェクト 22章 物質主義――物質主義から離脱するための教育ツール:商業メディア断ち 23章 味わう――味わうことを促進するための活動 24章 動機づけ――教室の中で動機づけを内在化する 25章 エンゲイジメント――市民のエンゲイジメント 日本語版まえがき 原著はしがき はじめに――本書の使用法 第I部 概念を経験から理解する 1章 勇気――行動を勇気あるものにするのは何か 2章 謙虚――謙虚,最も控えめな強み 3章 強み――強みのアプローチを用いた他者の視点からみる力の形成 4章 ユーダイモニア――幸福論における2つの概念:ヘドニアとユーダイモニア 5章 仕事――仕事の価値 6章 文化とアイデンティティ――ポジティブな特性の話し合いに文化背景の理解を統合する 7章 目的――インタビューを通した目的の理解 8章 スピリチュアリティ――精神性・宗教性 第II部 実験による経験を通じて学ぶ 9章 ポジティブ感情――ポジティブな感情はどのように拡張と形成をもたらすのか 10章 ポジティブヘルス――ポジティブ心理学活動による心拍変化 11章 人間関係づくり――インタビュアー法によりポジティブな出来事を活用する 12章 共感性――視点取得と向社会的行動:自分にも他者にも関心を示す 13章 文化と主観的ウェルビーイング――良い人生の構成要素と幸福の概念化に文化が影響する 14章 豊かさと主観的ウェルビーイング――自分のためより他者のためにお金を使うことは幸福感を高める 15章 マインドフルネス――傾聴を通してマインドフルネスを養う 16章 寛容性・許し――ポジティブ心理学の寛容性を教える 17章 フロー ――フローと最適学習環境 第III部 経験の振り返りを中心に学ぶ 18章 感謝――感謝を持って事柄に対応する 19章 好奇心――社会的潤滑油としての好奇心:会話を面白くて魅力的で有意義なものに変える 20章 幸福感の促進――マインドフル・フォトを用いたポジティブ感情と感謝の増強 21章 希望――将来の希望に関するプロジェクト(希望プロジェクト) 22章 物質主義――物質主義から離脱するための教育ツール:商業メディア断ち 23章 味わう――味わうことを促進するための活動 24章 動機づけ――教室の中で動機づけを内在化する 25章 エンゲイジメント――市民のエンゲイジメント 人名索引 事項索引 監訳者あとがき 日本語で読めるブックガイド
AI時代の絶対基準をあなたは知っていますか?脳ではなく心を使うこと AI時代の絶対基準をあなたは知っていますか?脳ではなく心を使うこと 人生が思い通りにならないのは、脳に依存していたからだった!存在は存在できない泡沫である。驚くべき世界観で語る「人間と現実の新しい解釈」。生成AIが発展する未来は「人間とは何か。自分は何のために存在しているのか」この明確な答えなしに生き抜くことができない。人類は完全知に到達することで人間へのディープラーニングが可能になり、今までにない価値判断で関係構築ができるという明確な道筋を示す。脳ではなく心を使うことで、人間関係のみならず国家間もオープンにつながるAI時代のまったく新しい生き方が始まる 1章 「今のままでいい」は通用しない考えを放棄する現代人人生が思い通りにならない本当の原因ただ生きるのは死んでいることと同じ依存の連鎖が疲れを生む人生の優先順番がわかる魔法のレシピ知るだけで人間が完成する「目的知・完全知」とは2章 AI時代のベストビーイングの生き方史上最大の大ショック?!「宇宙は実在しない」 完全死で自分の考えの外に出る脳と心の機能はそんな仕組みだったのか・・・3章 日本文明の宿命とアモール・ファティ4章 全体主義・個人主義を超えていくオープン共同体時代
1万人生活者定点調査の最新版。健康、お金、つながりの3つの人生資産を基盤に、ウェルビーイングをかなえるライフデザインを提唱。 ●全国1万人のアンケート調査、地域へのフィールド調査でわかった、人生100年時代の「幸せ」のありかたとは? 自分らしく幸せに生きるための手がかり満載!●いま大注目の「ウェルビーイング」な生き方を実現する方法は?●幸せを生み出す3つの人生資産「健康」「お金」「つながり」を保ち増やす具体策は?●AI・テクノロジー時代のウェルビーイングな働き方を実践するには?コロナ禍を経て、「幸せ」に対する人々の意識はどう変化しているのか?1万人の生活者アンケート定点調査から見えてきた、「幸せな生き方」のための処方箋を「ライフデザイン白書」2024年版としてまとめた。自らがありたい未来を描き、実践していくことで幸せを感じていく今日の「ライフデザイン3.0」時代において、「健康」「お金」「つながり」の3つの人生資産をどう構築し、活用していけばよいのか。働き方が大きく変化し、キャリアプランが多様化する中で、一人ひとりがウェルビーイングな生き方を実現するための、新しい行動様式とマインドセットを提起した1冊。〈トピック〉「どうありたいか(to be)」を考え「何をするか(to do)」を自分で決める/ライフデザインを行うことは幸せ体感につながる/幸せかどうかは自分の基準で決める(主観的幸福感)/「主観的健康感」を考え、健康リテラシーを高める/「ファイナンシャル・ウェルビーイング」を目指し、リテラシーを上げる/豊かさと幸せを体感するつながり消費・つながり投資とは/ジョブ・クラフティング、エンゲージメント、リスキリングで幸せに働く/地域とのつながり・交流を促し、居場所を作る/「役に立つ」「力を借りる」スキルを高めてつながり体感 序章 幸福(ウェルビーイング)とは何か 〈第1部 健康〉 第1章 健康状態・意識 1 健康とウェルビーイング 2 日本人の健康状態と健康意識 第2章 健康づくり 3 地域にこだわり、人をつなぎ、健康をつくる 4 病気・障害を抱えても、ウェルビーイングに暮らすには 5 企業・健保組合による健康増進の取組み 6 健康を保つうえでの「移動手段」を考える 〈第2部 お金〉 第3章 家計と資産 7 ウェルビーイングとお金 8 金融リテラシー、どこで学んでどう役立てる? 9 「ライフデザイン」、やっておきたいマネープランとは 10 資産形成を生活スタイルに定着させるためのプロセスと障害(山) ─ペルソナ分析でつまずきポイントを解説 11 2024年スタートの新NISA iDeCoと共に理解する 12 DXが資産形成・投資に与えた光と影 13 「ソーシャル・グッド」にお金を回してウェルビーイングを体感 第4章 働き方 14 一人ひとりが満足できる働き方を選択できる時代に 15 職場のウェルビーイング 16 企業の「ありたい姿」を実現するリスキリング 17 地域・社会で協働する「連携型リスキリング」とは 〈第3部 つながり〉 第5章 交友関係、社会とのつながり 18 改めて「つながる」意味を考える 19 一人暮らしの「つながり」 第6章 コミュニティ、地域 20 「地域とのつながり」をいかにつくるか 事例1 ふくまち大学 ─まちなかで自分を“ひらき”、誰もが“つながり”、“できる”を感じる居場所と舞台を 事例2 「いこまち宣伝部」─取材を通じて地域に仲間が増えていく 事例3 まほうのだがしや チロル堂 21 一人ひとりのウェルビーイングを高める、私とまちの関係づくり 終章 ウェルビーイングを実現するライフデザイン 1 各節のまとめとポイント 2 本書に通底するメッセージ 3 ウェルビーイングをパーパスとするライフデザインを
本書は,ケアを提供する医療従事者がいかにバーンアウトせず持続的に質の高いケアを提供し続けることができるか,さまざまなトピックスと豊富な事例から考えた一冊です。医療従事者は,「燃え尽き」や道徳的な苦痛,共感疲労,代理受傷などから,どうすれば,心身を守り,レジリエンスを維持することができるのでしょうか。ワーク・ライフ・バランスのとれた職業人生を送るために,個々人のセルフケアだけでなく,いかにチームにおける心理的安全性を確保するのかを描いています。「働き方改革」が求められる時代のプロフェッショナルのために必須の医療従事者のウェルビーイングについての生きた知識が詰まっており,臨床現場での実践者はもとより,医学教育に携わる専門家,メンタルヘルスや支援者支援に携わる方々にぜひ手に取っていただきたい一冊となりました。 訳者の言葉(宮田靖志) 序文(アンナ・フレイン, スー・マーフィー, ジョン・フレイン) 第1章 なぜレジリエンスか? なぜ今なのか? アンナ・フレイン, スー・マーフィー, ジョン・フレイン 第2章 医療分野で働くことの感情面への影響 リン・ムスト,ジュリー・カーソン 第3章 レジリエンスと認知的パフォーマンス ジョン・フレイン 第4章 セルフケアの実践 スザンナ・ヒューイット, サラ・ニコラス,アンナ・フレイン 第5章 レジリエンスとウェルビーイングの生理学 カーラ・スタントン 第6章 知的な優しさ(Intelligent Kindness)─レジリエンスに関するシステマティックな視点 ジョン・バラット 第7章 医療チームにおける優しさ アンナ・フレイン 第8章 組織の優しさ ニコラ・クーパー,バリー・エヴァンス 第9章 実践の中でのレジリエンス キャリー・クレコスキ,ヴィクトリア・ウッド 第10章 レジリエンス,知的な優しさ,思いやりは本当に教えられるものなのか? スー・マーフィー,ベツァベ・パルサ 推奨される図書,論文,ウェブサイト
ウェルビーイングな生き方って?生きづらさを抱える人たちが、「見通し」をもって、ライフキャリアを描く。 生きづらさを抱える人たちが、よりよい人生を歩むための「働く」を考える。「見通し」をもって、ライフキャリアを描けるように、ジョブコーチやキャリアカウンセラー、研究者や教員、作業療法士、保護者・当事者などさまざまな立場の執筆陣が、事例や経験、生き方や想いを具体的に記す。 Part1 「働く」ということ Part2 「ライフキャリアの虹」にそって Part3 障害のある人たちとの関わりから伝えたいこと Part4 支援する人へ──就労アセスメントについて Part5 ウェルビーイングな生き方を支える
メンバー全員が幸せで、結果も出す!そんな“ドリームチーム”の共通点とは? メンバー全員が幸せで、結果も出す!そんな“ドリームチーム”の共通点とは? メンバー全員が幸せで、結果も出す!そんな“ドリームチーム”の共通点とは?★「幸せなチームづくり7か条」★<1>対話する・目をつむらない<2>ジャッジしない・正解を求めない<3>執着しない・リセットする<4>任せる・委ねる・頼る<5>経験を教訓にする<6>相手を変えるのではなく自分が変わる<7>愛のループを自分から始めるメンバーが幸せに働き、社会にその幸せを広げていくことが、未来も必要とされ続ける組織の条件。最先端を行く経営者はそのことに気づいています。ウェルビーイング・マネジメントが注目を集める今、本書はその基本と、幸福が組織と働く人に与える影響の最新の知見を解き明かしたうえで、どう実践していけばいいのかを紹介しています。ポーラ幸せ研究所が行った調査と分析から明らかになった、メンバー全員が幸せで結果を出すチームの共通点、「幸せなチームづくり7か条」は、今日からあなたの組織を確実に変えていくはずです。 第1章 幸せ経営が組織を強くする ・日本を代表する経営者たちが本気で「幸せ」を語る時代 ・「ウェルビーイング」は「長く・広く・確かな幸せ」 ・ウェルビーイングが映す価値観の変化 ・大前提は会社が儲けること、幸せはその結果? ・ITが幸福学の進化を後押し。幸せの科学的分析が可能に ・幸福度の高い従業員ほど、成果も上司の評価も高い ・幸福度は売上と相関が高い ・働く人の幸せと不幸せを決める「7因子」 第2章 あなたは今、幸せですか? ・今、幸せ?を測る5つの質問 ・定期的な「幸福度診断」を習慣にしよう ・お金、モノ、地位による幸せは束の間 ・何度でも、いつまでも味わえる「非地位財」による幸せ ・幸せも不幸も「伝染」する ・研究で分かった幸福度を高める「4つの因子」 ● 第1因子 「やってみよう」因子 ● 第2因子 「ありがとう」因子 ● 第3因子 「なんとかなる」因子 ● 第4因子 「ありのままに」因子 ・幸せへの扉を開くカギ。4つの因子はつながっている ・ポーラショップで見た、理想の幸せなチーム ・上から指示するのではなく、手本を見せて気づかせる ・メンバーとの対話を徹底。ときにはハグして愛を伝える 第3章 危機のなかで見つけた「幸せなチーム」の力 ・固い意志を表すための「ベタなネーミング」 ・新型コロナウイルスで大きなダメージを受けた、ポーラの強み ・企業理念の「永続的幸福」を本気で追求しよう ・「会社」から「社会」に視野が広がった ・会社が目指すのは利益だけ?という疑問 ・新時代を生き残れるのは社会に価値を届ける会社 ・「リーダーは笑ってなきゃダメ!」 ・いいチームをつくることは、幸せに近づくこと ・幸せ研究は「幸せ経営戦略」に反映する ・「幸せシフト」が社員の意識を変えた 第4章 ポーラ幸せ研究所が見つけた!「幸せなチームづくり7か条」 ・幸せな職場=ぬるい職場ではない ・「定年」はなく、100歳で現役の人もいる ・第一回調査「幸福度と美意識に関する定量調査」(2021年) ポーラショップで働く人の幸福度の高さを統計分析 ・自ら道を切り開いてきたことが自信につながる ・第二回調査「幸せなチームづくりに関する定性調査」(2022年) 幸せで成果を出すリーダーたちの共通点を明らかに ・幸せで成果を出す人と幸せだけど成果を出せない人 ・第三回調査「幸せなチームづくり7か条の実態と働きがいに関する調査」(2023年) 7か条の実践が仕事総合満足度を上げ、新たなファンを獲得する ・幸せで成果を出すチームマネジメントの原則 ・ポーラ幸せ研究所が見つけた!「幸せなチームづくり7か条」 <メンバーとの向き合い方編> 第1か条 対話する・目をつむらない 第2か条 ジャッジしない・正解を求めない 第3か条 執着しない・リセットする 第4か条 任せる・委ねる・頼る <リーダー自身のあり方編> 第5か条 経験を教訓にする 第6か条 相手を変えるのではなく自分が変わる 第7か条 愛のループを自分から始める 第5章 「幸せなチームづくり7か条」実践のためのQ&A Q メンバーが心を開いて話してくれない Q 正直、チームメンバーに恵まれていない Q 「仲良しチーム」に成長はあるか? Q 「ほめるばかり」で本当にいいのか? Q 「できる人」が集まらない組織はどうする? Q 1on1ミーティングの意義が分からない Q 自分をウェルビーイングな状態にするには? 第6章 幸せで成果を出すリーダー4人がやっていること・やらないこと CASE 1 「誰かのために頑張ることで実力以上の力が出る気がします」 CASE 2 「極度の人見知りだからこそできるチームビルディングがあります」 CASE 3 「チームメンバーが実の子と同じくらい愛おしい」 CASE 4 「自分を大事にすることはチームづくりの大前提だと思います」
アートが “人々” の中に入っていくことで、皆の意識を変え社会を変えることが可能となる。社会的孤立・排除に対抗する社会包摂のためのアートプログラム(APS)を提案する。 アートは弱者を社会的排除から救えるか? 筆者は、社会包摂政策の先進国・イギリスのアーツ&ヘルス政策を学び、参加型アートプロジェクトが社会へもたらす効果を研究。バーミンガム子ども病院では、思春期の患者らを対象にしたアーツ・イン・ホスピタルにボランティアとして参加するなど実践を重ね、日本国内ではプログラムの企画者としても取り組んだ。その成果を、参加者全員の行動変容をもたらす「次世代ユニバーサルイベント」として考案、提唱する。 第1章 美術館のワークショップと社会関係構築 1-1 先導者となった美術館 1-2 なぜ美術館がワークショップを行うのか 第2章 イギリスのアーツ&ヘルス 2-1 社会的排除とは何か 2-2 フランス政府の排除との闘いとEUへの影響 2-3 社会包摂政策とマタラッソによる「50の効果」 2-4 参加型アートプロジェクトの源流 2-5 社会包摂政策とアーツ&ヘルス 2-6 アーツ&ヘルス政策の進展 2-7 アーツ&ヘルス分野での概念の定着 第3章 日本の社会包摂と文化芸術のアウトリーチ―医療施設を事例に 3-1 文化芸術による社会包摂 3-2 社会包摂とアウトリーチ 3-3 医療・福祉施設へのアウトリーチがもたらす効果 第4章 イギリスのアーツ・イン・ホスピタル 4-1 バーミンガムこども病院のアートプログラム 4-2 思春期患者のためのアートプログラム[ギャラリー37] 4-3 アートプログラムを提供する人々の条件と役割 4-4 心理的な溝をなくすための4つのポイント 4-5 思春期の患者たちの「ファミリーデー」アートプログラム 4-6 ファシリテーターに求められる姿勢・条件・技術 4-7 アーティストに求められる条件・技術 第5章 アートプログラムの効果―小児病棟での試み 5-1 実践者による観察 5-2 分析フローの全体像 5-3 APSによってもたらされ得る効果 5-4 プログラムの実施と参与観察 5-5 ダイアリーの記述と効果 5-6 ダイアリーから効果票への抽出 5-7 参加者たちの経験の分析・考察 5-8 ファシリテーション力向上との関係 第6章 アートプログラムと評価方法―壁面アートプロジェクト 6-1 ウェルビーイングへの5つの方法 6-2 うさぎさんのおうち壁面アートプロジェクト 6-3 プロジェクトの評価 6-4 APSと受動型アートの違い 第7章 次世代ユニバーサルアートイベント:9+3+3 7-1 アートプログラムで期待すること 7-2 一般的なワークショップとの比較 7-3 「しかけ」の抽出及び構造化 7-4 事後アンケートから導き出された3つのききめ
教師を取り巻く環境とメンタルヘルス 教師のメンタルヘルスと学校でのケア 教師の仕事とメンタルヘルス 教師のメンタルヘルスケアの実態 教師のメンタルヘルスの保持増進及び阻害要因 教師の心理的安全性 教師のウェルビーイングを創出するメンタルヘルスケア
喫煙、肥満、依存症より深刻? なぜ「孤独」は世界中にまん延しているのか。各地で実践される「社会的処方」が生む癒やしの力とは 喫煙、肥満、依存症より深刻? なぜ「孤独」はまん延し、抜け出せない負のスパイラルが生まれるのか。各地で実践される「社会的処方」が生む癒やしの力とは。国の公衆衛生をリードしてきた著者が解明する。 喫煙、肥満、依存症より深刻──?なぜいま「孤独」は世界中にまん延しているのか。抜け出せない負のスパイラルはなぜ生まれるのか。「親切」を政策に掲げる街で、高齢者どうしが支え合う村で、母親たちが命を救い合うオンラインネットワークで……各地で実践される「社会的処方」が生む癒やしの力とは。国の公衆衛生をリードしてきた著者が多角的に解明する。【ニューヨーク・タイムズ ベストセラー/推薦の声多数】アトゥール・ガワンデ(『死すべき定め』著者)「私たちは、孤独という大規模で致命的な伝染病を抱えている。孤独は喫煙と同じくらい健康に害を及ぼし、それでいてはるかにまん延している。そして、孤独の科学と苦悩に関する彼の衝撃的な物語が明かすように、私たちは孤独に対して何かをすることができる。本書は魅力的で感動的な必読書だ」スーザン・ケイン(『内向型人間のすごい力』著者)「最も明白なことが、最も見えにくいということがある。孤独とその闇を理解する道を照らしてくれるヴィヴェック・マーシー博士に感謝したい。本書は私たち全員への贈り物だ」ダニエル・ゴールマン(『EQ こころの知能指数』著者)「メインストリートがシャッター通りと化し、ショッピングモールは衰退し、そしてソーシャルメディア上の弱いつながりが拡散する現代において、私たちは重要な個人的つながりを失っている。ヴィヴェック・マーシー博士は本書のなかで、私たちの個人生活と社会を何が蝕んでいるのかを見事に診断し、お互いの人生──そして私たち自身の人生を豊かにするための処方箋を提供してくれる」ウォルター・アイザックソン(ニューヨーク・タイムズ ベストセラー作家)「このパワフルで重要な本は、孤独を公衆衛生の課題として捉えている。ヴィヴェック・マーシーは、なぜ孤独が人類のなかで進化したのか、それがいかに有害なのか、なぜ今日増えているのか、そして私たちに何ができるのかを示している。友人や地域コミュニティとのより良いつながりを築くことで、私たちはより健康的な生活を送ることができ、友人たちがより健康になるのを手助けできる」アダム・グラント(ニューヨーク・タイムズ ベストセラー作家)「著者は喫煙について警告するためにここにいるのではない。孤独と戦い、コミュニティとつながりを築くために必要なことを示すという使命を負っている。説得力のある語り口、正確な証拠、そしてタイムリーな行動への呼びかけを備えた本書は、私たちのメンタルヘルスと社会的ウェルビーイングにとっての吉兆である」 【目次】 序文 はじめに 第1部 孤独を理解する 第1章 目の前にあるのに気づかないもの 第2章 孤独の進化史 第3章 つながりの文化 第4章 なぜ、いま? 第5章 孤独の仮面を剥がす 第2部 よりつながりのある人生を築く 第6章 外側より先に、内側とつながる 第7章 つながりの3つのサークル 第8章 ひとつの大家族 最後に 謝辞
これからの社会のキーワードである「ウェルビーイング」*。多様性を包含したすべての人々が、地域や社会の中で豊かな人生を実現するためには、どのような配慮や支援が求められるでしょうか? 本書では、知的・発達障害のある人のウェルビーイングを支える上で、支援者が理解しておくべき事項をおさえ、特別支援学級・学校だけでなく民間や社会教育施設の活動までも含めた多様な事例を通して、ウェルビーイングを高めるための支援の在り方を考えます。 *ウェルビーイング:身体的・精神的・社会的に完全に良好で、全てが満たされている状態 第1部 ウェルビーイングについて知ろう! 第1章 知的・発達障害のある子のウェルビーイング (島根県立大学人間文化学部 教授 西村 健一) 1.ウェルビーイングの定義 2.「VUCA」時代の教育 3.知的・発達障害のある人のウェルビーイング 第2章 ウェルビーイングと教育振興基本計画 (西村 健一) 1.変化の激しい時代 2.今後の教育の方向性 ~教育振興基本計画~ 3.本書と教育振興基本計画 4.まとめ 第3章 運動発達と知的・発達障害 (西村 健一) 1.社会参加とウェルビーイング 2.運動を共にする困難さ 3.周りの人と一緒に活動をするために ~ユニバーサル柔道アカデミー島根の実践から~ 4.まとめ ~運動を共有するために~ 第4章 知的・発達障害のある人におけるアクティブライフに求められる支援 (筑波大学体育系 准教授 澤江 幸則/アスペ・エルデの会 杉山 文乃) 1.知的・発達障害の若者の生涯スポーツの現状 2.取り組み事例 3.アクティブライフを支えるための支援 第5章 余暇の重要性とその支援 (島根県立大学人間文化学部 准教授 水内 豊和) 1.余暇とウェルビーイング 2.余暇を支援するとは 3.余暇の促進要因、阻害要因 4.余暇を支える際に気をつけること 第6章 ウェルビーイングの状態把握と支援 (水内 豊和) 1.ウェルビーイングの把握要性 2.ウェルビーイングたる状態とはどういうことか 3.ウェルビーイングと関係する概念とその評価 4.知的・発達障害児者におけるウェルビーイングの把握・評価 5.ウェルビーイングを「支援する」とは 第7章 我が国における障害者スポーツにおける動きについて ~国の動きを中心に~ (スポーツ庁 スポーツ戦略官(併)健康スポーツ課 障害者スポーツ振興室長 佐々木 邦彦) 1.我が国における障害者スポーツの黎明期 ~1964年の東京五輪と国際身体障害者スポーツ大会~ 2.全国身体障害者スポーツ大会の開催と全国知的障害者スポーツ大会 (ゆうあいピック)の開催、全国障害者スポーツ大会への統合 3.スポーツ基本法、スポーツ基本計画の策定 4.障害者スポーツ行政の厚生労働省からの移管とスポーツ庁の発足 5.東京大会の開催決定とレガシーの創出に向けた様々な動き、 第二期スポーツ基本計画の策定と障害者スポーツの拡大 6.障害者施策をめぐる国の動きに合わせた動き 7.新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響と東京2020パラリンピック競技大会の開催 8.コロナ禍からの回復、第三期スポーツ基本計画と高橋プランの策定 ~ユニバーサルスポーツの推進などオリパラのレガシーの継承・発展に向けて~ 第8章 地域の余暇リソースの活用 (西村 健一) 1.「3C「夢」club」について 2.花子さんの物語 3.3C「夢」clubを対象とした調査研究 4.ウェルビーイングを大切にする地域づくり 第2部 ウェルビーイングを高める指導・支援を実践しよう! 事例1 時間感覚の体感を重ねて、タイムマネジメントの基礎づくり (熊本大学教育学部附属特別支援学校 教諭 後藤 匡敬) 事例2 ARアプリで体を動かそう (茨城県立協和特別支援学校 教諭・小学部主事 藤田 武士) 事例3 隙間時間でちょこっとできる運動遊び (藤田 武士) 事例4 YouTobe動画の視聴で運動不足解消! 余暇にもつながる動画利用運動 (元 熊本大学教育学部附属特別支援学校 教諭 神代 博晋/後藤 匡敬) 事例5 つい身体を動かしたくなる!走ると音が鳴る面白いサーキット (埼玉県立本庄特別支援学校 教諭 関口 あさか) 事例6 少しの筋肉の動きだけでスマホやタブレットのゲームを楽しもう! (関口 あさか) 事例7 未来の素敵な自分を目指す道徳の実践 (香川県立香川中部支援学校 教諭 越智 早智) 事例8 正しい姿勢を意識してタブレットを使おう (後藤 匡敬) 事例9 味噌作りを通した健康的な食生活への取り組み ~地域の味噌屋との連携を通して~ (旭川市立大学経済学部 助教(元 富山大学教育学部附属特別支援学校 教諭) 山崎 智仁) 事例10 困ったことを5Wと感情の数値化で整理して解決策を見つけよう! (関口 あさか) 事例11 マインドフルネスで怒りと不安の感情を手放してみよう! (関口 あさか) 事例12 イライラさんをひとまずしまっておこう! (関口 あさか) 事例13 卒業後に暮らしてみたい部屋をデザインしてみよう (東京都立あきる野学園(元 東京都立青峰学園)教諭 菱 真衣) 事例14 様々な支払い方法を体験しよう (菱 真衣) 事例15 インターネットスーパーで買い物をして、調理を依頼しよう (菱 真衣) 事例16 伝わる経験から、伝えたい気持ちを広げる (筑波大学附属桐が丘特別支援学校 教諭 和久田 高之) 事例17 米・野菜作りを通した食への関心の高まり ~交流及び共同学習の取り組みから~ (山崎 智仁) 第3部 ウェルビーイングを支える活動と連携しよう! 事例1 「しゅみの時間」は誰もがホッとできる時間 (宇都宮大学共同教育学部 助教 齋藤 大地) 事例2 卒業後の生活に向けた健康管理への支援 (富山大学教育学部附属特別支援学校 養護教諭 窪田 友香里) 事例3 食に関する関心を高める指導 ~その日の給食についての動画配信を通して~ (富山大学教育学部附属特別支援学校 栄養教諭 伊藤 志織) 事例4 食事指導に活用できる動画の作成と配信を通して (伊藤 志織) 事例5 知ろう! 守ろう! こころとからだ (横浜市立矢部小学校 知的障害学級担任 門脇 絵美) 事例6 パラリンピック出場を夢見て (埼玉県立本庄特別支援学校 教諭 樋口 進太郎) 事例7 「全員に金メダル」~多様性に溢れた水泳発表会~ (一般社団法人日本障がい者スイミング協会 代表理事 酒井 泰葉) 事例8 日本発達支援サッカー協会の取り組み ~サッカーによる療育的実践アプローチ~ (一般社団法人日本発達支援サッカー協会(JDSFA)代表理事 杉岡 英明) 事例9 全国の発達凸凹の子どもに運動を届ける活動 ~NPO法人judo3.0の取り組みを通して~ (NPO法人judo3.0 代表理事 酒井 重義) 事例10 茨城県サッカー協会インクルーシブ委員会の取り組み (公益財団法人茨城県サッカー協会インクルーシブ委員会 副委員長 藤田 武士) 事例11 発達の特性に配慮したゆるゆる大運動会 (ヴィスト株式会社ヴィストカレッジ ディレクター・富山県放デイゆるゆる大運動会 実行委員長 林原 洋二郎) 事例12 「 ダウン症児の赤ちゃん体操」と親の会「なないろビーンズ」の活動 (金沢医科大学病院看護部 保健師・日本ダウン症療育研究会 認定体操指導員 髙瀬 悦子) 事例13 在学中、一人一台端末時代ではなかった卒業生にもリテラシーを丁寧に学ぶ機会を (熊本大学教育学部附属特別支援学校 教諭 後藤 匡敬・古里 王明) 事例14 障害が重くても楽しめるeスポーツ大会 (和久田 高之) 事例15 知的障害者の余暇としてのスポーツクライミングの可能性 (齋藤 大地) 事例16 教習所における免許取得支援「つばさプラン」 (株式会社鹿沼自動車教習所 つばさプラン担当主幹 佐藤 みゆき) 事例17 知的障がい者の大学教育を目指して ~社会的自立への移行期としての学び~ (一般社団法人エル・チャレンジ L’s College おおさか 校長 辻 行雄) コラム 「アート」を仕事にする (アーツカウンシルしずおか チーフプログラム・ディレクター 櫛野 展正)
「北欧の教育と子育てを等身大に理解するための本」第二弾。人々のウェルビーイングや基本的な権利、多様な人との共生をテーマに、北欧の第一線で活躍する研究者をはじめとする知見も経験も豊富な執筆者によって、北欧教育の美点と課題を立体的に紹介した。 はじめに 0 北欧人教師との出会いからもうすぐ250年 第1章 北欧モデルの現場から 1 就学前から始まる「話し合う」生活文化 2 「教育の輸出」に励むフィンランド 3 スウェーデンで広がるeスポーツ教育 4 6歳からの史料批判 5 教師から政治家に 6 平等の国アイスランドの私立園 7 フィンランドの「村の学校」の行方 8 揺らぐ「民主主義のモデル」としての学校 9 担い手不足の学校理事会 10 スウェーデンのエリート高校 11 個人情報にたじろぐスウェーデンの学校 12 スウェーデン・キルナ 町ごとの引っ越しと学校 13 レゴ社と市が協働する子ども中心の街づくり 14 世界で最も持続可能で差別のない地域を目指して 第2章 子どもと大人のウェルビーイング 1 フィンランドのウェルビーイング・デイ 2 子どもと大人を支援する特別支援学校・センター 3 受講生に時給? スウェーデンのサマースクール 4 スウェーデンの高校生の夏期講習 5 全国学力テストを廃止し新テストに 6 市も協力 教員の働き方改革 7 掃除は仕事ではない! 教員組合が反発 8 デンマークの学校給食論争 背後に貧困問題 9 放火や対教師暴力 SNSで広がる学校の荒れ 10 皇太子妃も取り組むデンマークのいじめ対策 11 子どもへのわいせつ行為 デンマークの対策 12 スウェーデンの性教育とユースクリニック 第3章 多様な人と共に暮らす 1 白夜の国のムスリムとイスラーム学校 2 「ゲットー」と地域スポーツクラブ 3 異文化の境界に鳴るキックオフの笛 4 フィンランドにおける「継承語教育」 5 障害のある人のための「食育」 6 カラフル靴下が拓くダウン症への理解 7 LGBTQ+関連のイベントと学校 8 デンマークの男性保育者 9 タトゥーと学校 10 学校の食堂で高齢者がランチ 11 平和の担い手を育てる体系的な取り組み 12 「こぼれ落ちた人たち」にも開かれた民衆大学 第4章 ゆりかごから墓場まで 1 デンマークの「森の幼稚園」 2 学びの土台をつくるデンマークの「0年生」 3 学校向けに多数のサービス ノーベル博物館 4 お誕生会は一大事! 5 放課後活動は楽団からピカチュウまで 6 コミュニケーションを生み出すデジタル端末 7 成績表が存在しないデンマークの多様なテスト 8 フィンランドの中退予防策 JOPOクラス 9 ノルウェーの高校にある10の職業科コース 10 組織的カンニングに揺れるスウェーデン 11 スウェーデンの成人教育機関コムブクス 12 教師が皆、留学経験を持つ社会へ 13 キャリアチェンジと生涯学習を支えているもの おわりに 初出一覧
経済と社会を発展させながら、誰一人取り残さずに生活状態を改善することは可能なのか。本書は、潜在能力アプローチ、社会的関係資本、内発的発展論を援用し、経済成長モデルからウェルビーイングモデルへの転換を提唱する。私たち自身が社会を変えていくための処方箋。 序章 誰一人取り残さないウェルビーイングな社会の提案 新型コロナ禍で問い直される豊かなライフスタイル 課題先進国日本 社会変革へのビジョン 循環型共生社会への変革 1章 2030アジェンダと循環型共生社会 国連ミレニアム宣言から2030アジェンダへ 2030アジェンダとは? SDGsがめざす「循環型共生社会」 環境と調和する循環型経済 いのちを大切にする共生社会 2章 経済成長モデルによって何を得て、何を失ったのか 経済成長モデルの思い描く豊かさ 経済成長モデルのしくみ 暮らし向きはどう良くなったのか 国民一人あたりのGDPと暮らし向き 経済成長モデル下の暮らしの実像 利益のパイを奪い合う社会 貧困世帯の増加と高止まり 心身の健康はどう良くなったのか 世界トップクラスの長寿国へ 健康寿命に注目する 教育はどう良くなったのか 才能を伸ばし、技能を磨く教育 伸びる高校と大学への進学率 いじめと不登校生徒の大幅増 3章 なぜ経済成長モデルは社会に歪みをもたらすのか 経済成長モデルが引き起こす格差と分断 アメリカ社会に見る経済成長モデルの落とし穴 格差と分断を生む新自由主義経済 企業利益重視の新自由主義経済政策 持続困難な経済成長モデル ごみや公害を引き起こす経済のしくみ 人と人を孤立させる勝者選別の社会 経済成長モデルと幸福のパラドクス 日本人の幸福感の変化 固定化する幸福のパラドクス 4章 循環型共生社会の構想 なぜ循環型共生社会に変革すべきなのか 分かち合いの循環型共生社会 循環型共生社会が大切にすること 5章 循環型共生社会をつくるウェルビーイングモデル ウェルビーイングの意味 ウェルビーイングモデルのしくみ ウェルビーイングモデルの大黒柱:潜在能力アプローチ 3つのタイプの潜在能力 ウェルビーイングモデルの土台:社会的共通資本 ウェルビーイングモデルと幸福度 ウェルビーイングモデル対経済成長モデル 6章 ウェルビーイングモデルによる政策づくり 自助・共助・公助原理の限界 個人・地域・行政が対話し、協働する社会への転換 ウェルビーイングモデルによる政策の軸足 いのちを尊重する労働政策 主体性と共感力を磨く教育政策 健康長寿を重視する予防医療政策 自然と共生する経済政策 誰もが対話できる共生社会 7章 ウェルビーイングを大切にする地域づくりのカギ 地域社会を動かす市民の主体性 地域協働で地域の未来のビジョンを描く 地域協働を醸成する6つのポイント 水俣市の環境モデル都市のまちづくり 長久手市のたつせのある共生のまちづくり 終章 私たちがつくる未来 引用・参考文献 あとがき
ウェルビーイングを切り口に、痛み、ストレス、共感等のテーマを科学的に解き、脳のメカニズム~最新脳科学のトピックスまでを紹介 “ウェルビーイング”を切り口に迫るめくるめく脳科学の世界へ!最近の脳科学では、親しい誰かとのふれあいやコミュニケーションが心や身体の痛みを取り除き、ウェルビーイング(主観的な幸福感)をも向上させることが証明されています。本書では、 “ウェルビーイング”を切り口に「痛み」「脳疲労」「ストレス」「共感」などのテーマを科学的に解き、脳のメカニズム?最新の脳科学のトピックスまでをイラストとともにわかりやすく紹介します。「認知科学者×カウンセラー」のふたりの著者が贈る、日常生活に生きる脳科学! はじめに 0.0 ウェルビーイングとは 第1章 ウェルビーイングにつながる共感脳──共感と同期,ミラーニューロン 1.1 大切なのは相手をわかろうとする努力 1.2 なぜ共感できるのか──自己と他者を同一視して理解するシステム 1.3 痛みの共感 1.4 ふれあうと同期する脳 1.5 “なでる”速さはどこからくるのか 1.6 心の痛み 第2章 体の「外の世界」と「中の状態」がわかる仕組み──外受容感覚,内受容感覚と能動的推論 2.1 3つの感覚 2.2 外受容感覚の例──網膜からの信号 2.3 私たちが見ているのは頭の中で推論した世界? 2.4 内受容感覚の例──内臓からの信号 2.5 自分の体の状態も推論している 第3章 生命を維持する仕組み──ホメオスタシスとアロスタシス 3.1 生命維持に最も重要なホメオスタシス 3.2 体の状態を維持するネットワーク 3.3 のちの変化に備えるアロスタシス 3.4 体の状態を維持するために (1) ──私たちを動かす動因 3.5 体の状態を維持するために (2) ──予測と実際の誤差を最小にする機能 第4章 ウェルビーイングを求めて──感情,予測誤差と幸福感 4.1 感情の強さを司る情動覚醒ネットワーク 4.2 2つの感情特性──感情価と覚醒度 4.3 ウェルビーイングにもかかわる予測誤差 4.4 ウェルビーイングの向上と維持 4.5 ポジティブな予測誤差とネガティブな予測誤差 4.6 依存症とウェルビーイングの違い 4.7 とるべき2種類の行動と真のウェルビーイング 4.8 非ゼロ和ゲームとウェルビーイング 第5章 なぜふれあいや共感で痛みが和らぐのか──C線維と共感 5.1 痛みの伝わり方,感じ方 (1) 5.2 痛みの伝わり方,感じ方 (2) 5.3 痛みの抑制回路 5.4 痛みを感じるペインマトリックス 5.5 痛みにかかわるC線維 5.6 C線維の役割 5.7 なぜふれあうと痛みが和らぐのか──鎮痛の大仮説 5.8 なぜふれあうと痛みが和らぐのか──共感について 5.9 痛みの共感とミラーニューロン 5.10 自己効力感と痛み 5.11 視点の移動がもたらす鎮痛効果 第6章 炎症によって疲労する脳──脳疲労,モチベーション 6.1 脳疲労とは 6.2 脳の炎症 6.3 鍵となるのはアロスタシス 6.4 脳の炎症と疲労,モチベーションの関係 6.5 疲労を回復する方法 第7章 ストレスの影響──ストレス,疲労,メタ認知 7.1 ストレスとは何か 7.2 ストレスによる身体への影響 7.3 ストレスによる脳への影響 7.4 脳疲労感が生じるプロセスとメタ認知 7.5 ウェルビーイングを求めて 第8章 「私」という存在とウェルビーイング──最小自己と情動伝染,マインドフルネスと音楽の効果 8.1 2種類の自己 8.2 最小自己を構成する感覚 8.3 自分の意志で行動を起こす感覚 8.4 マインドフルネス瞑想と最小自己 8.5 マインドフルネス瞑想の方法 8.6 身体をリラックスさせる呼吸法 8.7 感情が周りに伝わる情動伝染 8.8 音楽の効果と情動伝染 付 録 脳はどのようにして働いているのか 1 私たちが見ている世界は推論の結果である 2 知覚は脳が発する信号 3 信号から内臓の状態を知覚する 4 運動ができるのは 5 運動実行の仕組み 6 感覚信号と予測信号のバランスが重要 7 発達障害と予測信号 8 自由エネルギー原理と能動的推論 参考文献 おわりに
「切り替える力」は目標達成や幸福度を劇的に高める。メンタルへルス研究の第一人者が、柔軟な思考・行動が身につく実践法を解説。 「やり抜く力(GRIT)」から「切り替える力(SWITCH)」へうまくいかないことを手放し、みずから変化を起こす!長年の研究により、目標達成や幸福度を劇的に高めるのは「切り替える力」だと判明。脳が不安にとらわれたままでは行動を起こせない。どんな状況でもすばやく柔軟に対応できる人・組織だけが困難を乗りきれるのだ。認知心理学・神経科学の世界的権威が、フリーズした脳を動かし、しなやかな思考・行動が身につく方法をはじめて明かす!・充実した人生のための質的なウェルビーイングを導く。・しなやかな思考・行動で成長マインドセットが身につく。・新しいビジネスモデルに対応するためのリスキリングに役立つ。・ステージに最適なライフスタイルをデザインする。各氏絶賛!・幸せ、成長、パフォーマンス。これらに共通する「脳力」の秘密が、科学的・実践的に暴かれる。――青砥瑞人(応用神経科学者)・思い通りにならない人生をウェルビーイングな方向へ切り替える科学的なやり方があったとは!――石川善樹(予防医学研究者)・最高! 私が日頃「変わるべきリーダー達」に伝えていることはすべてここで説明されている。――入山章栄(経営学者)・どんなストレス社会でも、自分の心は「切り替える力」で鍛えられる。心の健康の作り方の教科書。――田中ウルヴェ京(スポーツ心理学者/五輪メダリスト)・意識を変える、考えを変える、そして人生を変える。――仲野徹(生命科学研究者)・充実した人生のための質的なウェルビーイングを導く。・しなやかな思考・行動で成長マインドセットが身につく。・新しいビジネスモデルに対応するためのリスキリングに役立つ。・ステージに最適なライフスタイルをデザインする。〈目次より〉はじめに――先の読めない世界を生き抜くために第1章 変化を受け入れる――行動を変えるために必要なこと第2章 予測できない状況への対応――はっきりしないことへの不安に慣れる第3章 進化のなかの適応力――脳と身体のコミュニケーション第4章 レジリエンスと「切り替える力」――立ち直る力を発揮できる人はなにが違うのか第5章 すばやく、しなやかに切り替える――新しい考え方への移行第6章 思考の切り替え――柔軟な対応力を鍛える第7章 切り替えるための行動――みずから変化を起こす第8章 自分を知ることの大切さ――心と身体の声に耳を傾ける第9章 信念と価値観の強み――人生の意味と指針を知る第10章 自分の感情を理解する――切り替えるための強力なツール第11章 感情のコントロール――いまどんな「心」で考えているか第12章 直観の驚くべき力――意思決定の案内役第13章 外の世界への意識――経験が直観力を高めるおわりに――「切り替える力」の法則 はじめに――先の読めない世界を生き抜くために 第1章 変化を受け入れる――行動を変えるために必要なこと 第2章 予測できない状況への対応――はっきりしないことへの不安に慣れる 第3章 進化のなかの適応力――脳と身体のコミュニケーション 第4章 レジリエンスと「切り替える力」――立ち直る力を発揮できる人はなにが違うのか 第5章 すばやく、しなやかに切り替える――新しい考え方への移行 第6章 思考の切り替え――柔軟な対応力を鍛える 第7章 切り替えるための行動――みずから変化を起こす 第8章 自分を知ることの大切さ――心と身体の声に耳を傾ける 第9章 信念と価値観の強み――人生の意味と指針を知る 第10章 自分の感情を理解する――切り替えるための強力なツール 第11章 感情のコントロール――いまどんな「心」で考えているか 第12章 直観の驚くべき力――意思決定の案内役 第13章 外の世界への意識――経験が直観力を高める おわりに――「切り替える力」の法則
知識共有(スキルシェア)がウェルビーイングを向上させる。そのプロセスを、レゴ愛好家へのインタビューやアンケート調査を通じて解き明かす。 目次 序章 はじめに 第1章 ユーザーイノベーションとは 第2章 ウェルビーイング理論とは 第3章 スキルシェアへの参画と持続的幸福度の関係性 第4章 なぜ知の共有が持続的幸福度を高めるのか 第5章 スキルシェアの位置づけと持続的幸福度の関係性 第6章 結論とインプリケーション
各界で活躍するクリエイターや学者、専門家など、21名のインタビューで語られた100のウェルビーイング的思考。 彼らには、自分だけのものさしで世の中をとらえ、みずからを励まし、“自分で自分を幸せにしている”という共通点がありました。なにが幸せかを決めるのは彼ら自身であって、ほかの誰でもないのです。わたしたちは、彼らのそんな前向きな考え方を「ウェルビーイング的思考」と呼ぶことにしました。その考え方は、日々のなかで、さまざまな生きづらさを感じて乱れた心をととのえる処方箋ともいえるでしょう。たったひとつでもいいので、100のウェルビーイング的思考の中から気になったものがあれば、ぜひ暮らしのなかに取り入れてみてください。 ●角田光代/作家 始める時間より、終える時間を決めておいたほうが人間は楽 ●五味太郎/絵本作家 苦しいのは「人間が限りなく進歩していく」という前提があるから ●石川善樹/予防医学研究者 隣にいる人に興味を持つ、話を聴く。それだけでお互いが気分よくいられる ●遠山正道/経営者・アーティスト 仕事を100倍楽しくするのは「頼まれてもいない仕事」 ●甲斐みのり/文筆家 「私を満足させてみて!」という受け身の姿勢をやめるとおもしろいことは見つかる ●小山薫堂/放送作家 自分の中に神様がいる。それを「自分教」と呼んで頼ればいい ●安藤優子/キャスター・ジャーナリスト 認知症はその人の本質までは奪わない ●為末 大/経営者・元陸上競技選手 「すべては変わりうる」。そう思えるか思えないかの差 ●坂本美雨/ミュージシャン 子どもには、ちょっとダメな大人を見せることも必要 ●ウー・ウェン/料理研究家 「あれもこれも」ではなくシンプルに。その豊かさに気づければ幸せ ●野村友里/eatrip主宰 空腹時の「とりあえず食べ」をやめると、自分が本当に食べたいものがわかってくる ●小国士朗/小国士朗事務所代表 協力者を増やすにはついていきたくなるメッセージを出すことと、説得しないこと ●東村アキコ/漫画家 異性と友情を築いたら、恋愛せずにずっと友達でいればいい ●藤井 恵/料理研究家 大事にすべきは、何を作るかより、一緒に食べること ●水野仁輔/カレー研究家 情報はすべて惜しみなく提供すると、もっと豊かな情報になって返ってくる ● 森岡督行/森岡書店代表 愛は、あなたが与えた分だけ得られる ●青江覚峰/緑泉寺住職 「人間て、懲りないよね」、そんなことがたくさん書いてあるのがお経 ●川上浩司/京都先端科学大学教授 「便利」に慣れた頭と身体に「不便益」を注入してリフレッシュする ●林 久仁則/身体教育家 立ち向かう相手の大きさは、自分の脳が勝手に貼ったラベルにすぎない ●星野概念/精神科医など 最終的に自分の専門家は自分。「自分のトリセツ」を書いておくのがおすすめ ●前野隆司/慶應義塾大学大学院教授 〝ウェルビーイング〟は科学的データに裏付けされた幸せの考え方と行動の指針