【2024年】「教育」のおすすめ 本 134選!人気ランキング
- 私たちは子どもに何ができるのか――非認知能力を育み、格差に挑む
- モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方 3歳 〜 12歳 の子ども対象
- 授業の腕をあげる法則 (教育新書 1)
- モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる お母さんの「敏感期」 (文春文庫 さ 46-1)
- 子供を動かす法則 (教育新書 41)
- マンガでよくわかる モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方
- 0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす! (単行本)
- モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる」子育て
- 子どもと心でつながる教師の対話力
- 子どもの才能を伸ばす5歳までの魔法の「おしごと」
日本のすべての教師に勇気と自信を与えつづけるスーパー名著!新卒の教師でもすぐに子供を動かせるようになる「法則」。 第1章 子供を動かす原理原則編(子供を動かす法則(群れとして動かす場合)-一つの法則と五つの補則 子供を動かす原則(組織として動かす場合)-三つの原則と九つの技能 新卒教師の教室は、なぜ混乱するか 「いじめ」の構造を、まず破壊せよ! 「プロの目」は、修業によって培われる 存在感が実感できてこそ子供は動く) 第2章 子供を動かす実践編(厳しく「教える」だけが動かす方法ではない 朝会に全校児童を集合させる 応援団の子供たちを動かす 指導方法を工夫して子供を動かす やるべきことを一人一人に示せ-卒業式よびかけの練習)
「潜在連想」という視点から実証的に生徒のホンネに迫り,「偽装○○嫌い」の検出と救出を試みる。「教育の科学化」への挑戦。 日本の中学生の4割以上は「数学嫌い」であるというアンケート調査の結果は,本当に「科学的」であると言えるのか? 本書では,「潜在連想」という視点から実証的に生徒のホンネへと迫り,「偽装○○嫌い」の検出と救出を試みる。中学校教諭と教育心理学者による「教育の科学化」への挑戦。集団式簡易潜在連想テストの実施マニュアル付き。 ◆主な目次 はじめに 第1章 証拠に基づく教育の必要性 第2章 国際調査での日本の子どもたちの成績 第3章 アンケート調査の問題点 第4章 潜在連想構造を探る新しい検査法:こころのX線検査 第5章 学校教育現場で使える集団式潜在連想テストの開発 第6章 「偽装数学嫌い」生徒の検出 第7章 「偽装数学嫌い」生徒の救出 第8章 「こころのX線検査」のその他の活用例 第9章 教育の科学的研究の重要性:まとめに代えて 付 章 FUMIEテスト実施マニュアル おわりに はじめに 第1章 証拠に基づく教育の必要性 1.教育は間違った印象に左右されやすい 2.証拠に基づく教育 3.何が証拠なのか 1)調査結果は証拠にならない 2)因果関係の証拠はランダム化比較対照実験でしか得られない 3)ランダム化比較対照実験だというだけでは証拠不十分 4.この本で述べたいこと 第2章 国際調査での日本の子どもたちの成績 1.国際学力調査 2.PISA調査 1)「ゆとり教育」とPISAショック 2)幻だったPISAショック 3.TIMSS調査 1)TIMSS調査に現れた日本の子どもの特徴 2)「成績が良くて好き」から「成績が良いのに嫌い」になる 4.日本の子どもは嘘をついているのではないか 第3章 アンケート調査の問題点 1.学校で多用されるアンケート調査 2.アンケート調査の問題点:回答者が嘘をつく 1)嘘を見破る工夫 2)嘘をつかせない工夫 3)善意の嘘 3.アンケート調査の問題点:意識と無意識 1)フロイトの無意識とヘルムホルツの無意識 2)ロールシャッハテストの限界 4.国際学力調査のアンケート結果も正しいとは限らない 第4章 潜在連想構造を探る新しい検査法:こころのX線検査 1.潜在意識の科学的研究:プライミング効果 2.知識ネットワークモデルと潜在的認知プロセス 3.潜在的社会的態度測定のための潜在連想テストの開発 1)潜在的プロセスを反応時間で探る 2)反応時間の差に表れる潜在連想構造 4.潜在連想テストの活用の広がりと発展 1)プロジェクト・インプリシット 2)単一の測定対象のための潜在連想テスト 第5章 学校教育現場で使える集団式潜在連想テストの開発 1.学校では潜在連想テストは使えない 2.紙版の潜在連想テストというアイディア 3.集団式簡易潜在連想テスト「FUMIEテスト」の開発 1)キー押し反応の代わりに○×をつける 2)「速さ」を1分間の作業量で測る 3)ターゲット分類課題の廃止 4)評価語の選択と単語の提示順序の決定 5)作成されたFUMIEテストの信頼性と妥当性を測る 6)より良いものにするため改良を重ねる 第6章 「偽装数学嫌い」生徒の検出 1.学校での「研究」とは 2.FUMIEテストを用いた「偽装数学嫌い」生徒の検出 1)なぜ日本の中学生は数学を嫌うのか 2)中学生のホンネを探る 3.なぜ「数学嫌い」を偽装するのだろうか 第7章 「偽装数学嫌い」生徒の救出 1.やらなければ負けない 2.「偽装数学嫌い」生徒の戦略 1)数学と性差のステレオタイプとその真偽 2)不安と自信と自己暗示 3)間違った自己暗示の修正 3.「偽装を見破ること」の効果の科学的検証:ランダム化比較対照実験 1)「偽装数学嫌い」生徒の検出と2分割 2)「偽装数学嫌い」生徒の半分への潜在意識調査結果のフィードバック 3)効果の検証 4.この研究から得られた「証拠」 1)嘘の情報では効果が見られない 2)より確かな「証拠」とするために 第8章 「こころのX線検査」のその他の活用例 1.世界から取り残される日本の教育研究者たち 2.「こころのX線検査」の活用例 1)中学生の教科嫌いと潜在意識の乖離 2)中学生の集団登山前後での「登山」に対する潜在意識の変化 3)障害者に対する潜在的態度測定 4)外国人に対する潜在的態度測定 3.その他の「こころのX線検査」の活用の可能性 1)「学校」に対して否定的な潜在イメージを持つ生徒への予防対策 2)不登校児童生徒の「学校」に対する潜在イメージの変化 3)「ひらめき☆ときめきサイエンス」の効果の科学的検証 4)中学生の潜在的な価値観:中学生にとって一番「良いイメージのもの」 4.「こころのX線検査」という新しいツール 第9章 教育の科学的研究の重要性:まとめに代えて 1.教育の科学化 2.ランダム化も比較対照も科学の常識 1)比較対照条件の重要性 2)ランダム化が必要な人文社会科学系の実験 3.実験を120年以上前に導入した心理学 4.「教育の科学化」と実験教育学・教育心理学 5.教育心理学の停滞と復権 6.学校におけるランダム化比較対照実験の重要性の理解と協力 付 章 FUMIEテスト実施マニュアル おわりに 文献 索引
子どもがAI時代に取り残されないために。 今の幼児童期の子どもたちが大学を受験したり社会で活躍する頃は、まさにAI社会へと移る激動の 真っ最中で、既成の価値観や常識がことごとく通用しなくなっています。新しい時代に適応するために、 当然教育も抜本的に変えなければなりません。ところが、ほとんどの教育が旧態依然の詰め込み教育のままです。 子どもは自分の教育を自ら選択することができません。自分の子どもは自分で守っていくしかないのです。 「論理」を身につけた子どもこそ、新しい時代に活躍できる人間です。 では、「論理」を身につけるために幼児童期に家庭の中で何ができるのか、 本書はそれらを一つ一つ丁寧に明らかにしていきます。 第1章 新しい時代を生きる、これからの子どもたち 第2章 幼児童教育とは、脳を育てる教育 第3章 未来を切り拓くのは「論理力」 第4章 言語習得期における脳の育て方 第5章 日本の子どもに論理力が欠如している理由 第6章 なぜ幼児期から論理を学ぶのか 第7章 論理はすべての科目の土台
生徒と教師が共に学習計画を立て、何をどう学ぶかを決めていく。人生や社会の課題解決を見据えた学び方の新たなスタンダード。 「あなたが教職を志した理由は何ですか?」 この問いかけは、本書が薦める「プロジェクト学習(Project Based Learning、以下PBL)」を学校で推進する役目を担う人物が、教師に投げかけたものです。教員は教壇に立つと、知識やスキルを伝達することに固執するあまり、つい生徒の学びをコントロールしてしまいがちです。PBLは、一つのプロジェクトを通して、自分の人生や社会の課題を解決するスキル、さらには社会のつくり手となるためのスキルを身につけるための、教師と生徒が共につくる学びの文化です。 本書では、PBLの具体的な進め方はもちろん、生徒一人ひとりをいかした学びを実現するための「質の高いPBL」について、数多くの詳細な実践例をもとに紹介しています。 さらに注目すべき点は、PBLが「教育の公平性を実現するためのツール」としての役割を果たすという信念に基づいていることです。そして、教育の公平性に関する信念は、PBLにかかわる多様な生徒同士の関係性だけでなく、教師と生徒との関係性においても貫かれています。 本書に登場する教師たちは、プロジェクトの設計段階から生徒や専門家の意見を積極的に取り入れます。計画段階では、生徒一人ひとりの違いをいかせるような豊富な足場(支援)が用意されています。さらに評価については、評価基準を生徒と一緒につくることもあります。このように、教室にいる教師と生徒が互いの公平性を保ちながら、プロジェクトを通してつくる文化がPBLの学びを最大限に引き出すのです。 PBLは教師と生徒という関係性を越えて、社会のつくり手として共に学ぶことの楽しさと大切さに気づかせてくれます。本書を通じて、教師としての自分が生徒とどんな学びの文化をつくりたいのか、そのためにできることは何かを考えさせられることでしょう。(協力者 井久保大介) 生徒と教師が共に学習計画を立て、何をどう学ぶかを決めていく。そして、社会のつくり手として共に学ぶことの楽しさと大切さに気づかせてくれます。人生や社会の課題解決を見据えた学び方の新たなスタンダード。
探究! 教育心理学の世界 目次 まえがき 習得編 1 教育心理学とは 教育心理学の定義と課題 藤澤伸介 教育心理学の魅力と方法 無藤 隆 2 発達のメカニズム 教育と遺伝要因 安藤寿康 発達理論と発達段階 中澤 潤 発達研究法 飯高晶子 身体の発達と心への影響 松嵜くみ子 言語と認知の発達 内田伸子 社会性と情緒の発達 大久保智生 道徳性の発達 二宮克美 3 学習のメカニズム 学習とは何か 藤澤伸介 記憶のメカニズム 井上 毅 知識としての記憶 井上 毅 記憶と転移 寺尾 敦 習得のための学習法 藤澤伸介 探究力と創造性の獲得 楠見 孝 態度 犬塚美輪 4 学習を支える教育実践 教授学習の行動主義的基礎 小野浩一 目標・診断・評価 藤澤伸介 学習意欲 鹿毛雅治 授業づくり 鹿毛雅治 学習スタイルと教授スタイル 小林寛子 5 「ニーズ」と援助 学校教育とカウンセリング 伊藤亜矢子 しつけと学習の援助 鈴木雅之 学級風土と学級経営 伊藤亜矢子 6 特別支援教育 教師教育における特別支援 小沼 豊 障碍の理解─通常の学級における特別支援教育 小貫 悟 人権と特別支援教育 松田信夫 7 教育とICT 教育の情報化 田中俊也 情報機器活用の可能性と評価 田中俊也 ネット化浸透の負の側面 高比良美詠子 探究・活用編 1 教育 トピック1-1 教育理解の諸アプローチ 中澤 潤 トピック1-2 日本の学校教育と心理学 市川伸一 2 発達 トピック2-1 ピアジェ理論を考える 中澤 潤 トピック2-2 ギリシア神話と心理学 小川俊樹 トピック2-3 モンテッソーリ教育を考える 飯高晶子 トピック2-4 エリクソン理論を考える 山岸明子 トピック2-5 母語の獲得 大津由紀雄 トピック2-6 中高生の社会性 大久保智生 トピック2-7 知能について 安藤寿康 3 学習 トピック3-1 日本の学習者の実態 ─「高水準な義務教育の成果」の裏で 山森光陽 トピック3-2 ごまかし勉強 藤澤伸介 トピック3-3 学習観と学習法の選択 吉田寿夫 トピック3-4 学習習慣 藤澤伸介 トピック3-5 記憶と学習の意味 前野隆司 トピック3-6 自己調整学習 篠ヶ谷圭太 トピック3-7 予習の効果 篠ヶ谷圭太 トピック3-8 学習方略としての概念形成 藤澤伸介 トピック3-9 概念受容学習と概念発見学習 工藤与志文 トピック3-10 学習方略の活用 藤澤伸介 トピック3-11 ノートの活用 藤澤伸介 4 学習を支える教育実践 トピック4-1 ガニェの分類と学習指導要領 鈴木克明 トピック4-2 教師の成長 藤澤伸介 トピック4-3 学習指導要領と学校現場の乖離 藤澤伸介 トピック4-4 学力テストの実施法 藤澤伸介 トピック4-5 指導要録・通知表・内申書 鈴木雅之 トピック4-6 テストの統計的基礎 村井潤一郎 トピック4-7 指名と発問 藤澤伸介 トピック4-8 黒板の活用 藤澤伸介 トピック4-9 教授の基本原理 藤澤伸介 トピック4-10 集団思考と単独思考 釘原直樹 トピック4-11 教えて考えさせる授業 ─中学の数学を中心に 市川伸一 トピック4-12 習得の基礎としての「読解力」の指導 犬塚美輪 トピック4-13 母語獲得と外国語学習の違いから見えてくる 言語教育のあり方 大津由紀雄 トピック4-14 英語学習プロセスを探る ─中学生の英文主語把握 金谷 憲 トピック4-15 学習指導要領改訂と英語力経年変化 斉田智里 トピック4-16 理科教育における動機づけの可能性 飯高晶子 トピック4-17 社会科における誤概念の修正 進藤聡彦 トピック4-18 学級はどう変化していくか 伊藤亜矢子 トピック4-19 習熟度別少人数学習集団編制 山森光陽 トピック4-20 応用行動分析学の教室での活用 平澤紀子 トピック4-21 居眠り・私語・カンニング 釘原直樹 トピック4-22 学級崩壊 小林正幸 5 「ニーズ」と援助 トピック5-1 認知カウンセリング 藤澤伸介 トピック5-2 TET(教師生徒関係訓練法) ─望ましい教師と生徒関係 市川千秋 トピック5-3 予防的援助に一般意味論の活用を 藤澤伸介 トピック5-4 ブリーフカウンセリング ─解決焦点化アプローチ 市川千秋 トピック5-5 認知行動療法 神村栄一 トピック5-6 中1ギャップ 村栄一 トピック5-7 構成的エンカウンターグループ 野島一彦 トピック5-8 生理学的病態としての不登校理解 三池輝久 トピック5-9 モンスターペアレント 小野田正利 6 これからの教育を考える トピック6-1 日本の特別支援教育 山口豊一 トピック6-2 フィンランドの教育からの知見 福田誠治 トピック6-3 ニュージーランドの教育からの知見 植阪友理 トピック6-4 21世紀型教育 森 敏昭 あとがき 引用文献 索引 〔付録〕索引活用ガイド 著者一覧 装幀=藤澤伸介
算数や国語の学力、粘り強さ、自己制御力、思いやり……、生まれた瞬間から最初の数年間に、親や保育者が子どもとどれだけ「話したか」ですべてが決まる。日本の子育て、保育が抱える課題とその解決策を、科学的な裏づけと著者自身の具体的な実践から示した書。 第1章 つながり:小児人工内耳外科医が社会科学者になったわけ 第2章 ハートとリズリー:保護者の話し言葉をめぐる先駆者 第3章 脳の可塑性:脳科学革命の波に乗る 第4章 保護者が話す言葉、そのパワー:言葉から始めて、人生全体の見通しへ 第5章 3つのT:脳が十分に発達するための基礎を用意する パート1:科学から実践へ パート2:「3つのT」の実際 第6章 社会に及ぼす影響:脳の可塑性の科学は私たちをどこへ導くのか 第7章 「3000万語」を伝え、広げていく:次のステップ エピローグ 岸に立つ傍観者であることをやめる 解説 子どもの言葉を育む環境づくり(高山静子) 訳者あとがき(掛札逸美)
よい教育とは何か?それはどのようにすれば実現できるのか?ゆとりか詰め込みかなど不毛な対立を廃し、真の意味での教育の意義を探る 「ゆとり」か「詰め込み」かなど、教育を巡る議論には様々な対立と齟齬が渦巻いています。こうした混乱を越え、どうすれば〈よい〉教育を作ることができるのか。〈よい〉教育のためにはどのような学校がいいのか? そのための教師の資質とは? 本書は義務教育を中心にどのような教育が本当に〈よい〉と言えるのか、それはどのようにすれば実現できるのかを原理的に解明し、その上で、その実現への筋道を具体的に示してゆきます。 「ゆとり」か「詰め込み」か、「平等」か「競争」かなど、教育を巡る議論ほどに対立と齟齬が起こっている問題はないと言っても過言ではありません。しかしそれらは、論者の個人的な感想や思い込みによる独りよがりである場合がほとんどです。みんなが善意と熱意を持って教育を論じるのだけれど、ある種、独りよがりな「思い入れ」や「思い込み」が先走ってしまい、不毛な対立が至るところで引き起こされてしまっている……それが教育を巡る言説の現実ではないでしょうか。しかし、この種の「対立」は冷静に考えてみれば錯覚であることが少なくありません。「ゆとり」か「詰め込み」かと二項対立で問われると、人はつい、どちらかの立場に与してしまいます。しかしそれは実は「問い方のマジック」に陥っているだけなのです。こういった偽の問題による不毛な対立を避けた、本当に意義のある教育を巡る議論が、いまこそ必要とされているのではないでしょうか。こうした混乱に終止符を打つためには教育、とりわけ公教育はそもそも何のために必要なのかをまず定義しなければなりません。著者の考えによるなら、それは一人一人の子供が近代社会のルールを身につけその中でより自由に生きられるようになることということになります。個々の子供の自由の感度こそが社会に対する信頼の土台となり、みんなでよりよい社会を作るという真の意味での市民参加型の民主主義社会の礎となるのです。では、どうすればそのような〈よい〉教育を作ることができるのでしょうか。著者の提案は様々ですが、その一つは、一方的に教師の授業を聞くという受け身の授業を改め、子供たちがある一つのテーマに関して自ら調べ、お互いに教え合う、授業の「プロジェクト化」です。日本ではあまりなじみのない方法ですが、すでにフィンランドやオランダなどでは成果を上げたメソッドです。競争よりも協力の方がそれぞれの子供の学力を上げることはすでに様々なデータで証明されています。〈よい〉教育をつくるためには学校の物理的な「構造」はどうなっているのがいいのか? 〈よい〉教育を行うための教師の資質とは何か? そしてその実現のための〈よい〉社会とは? 本書は、義務教育を中心に、どのような教育が本当に〈よい〉と言えるのか、それはどのようにすれば実現できるのかを原理的に解明し、その上でその実現への筋道を具体的に示してゆくものです。 序章 そのそも教育は何のため? 第一章 「よい」学びをつくる 第二章 学びの個別化 第三章 学びの共同化(共同的な学び) 第四章 学びのプロジェクト化(プロジェクト型の学び) 第五章 学校空間の再構築 第六章 教師の資質 第七章 教育からつくる社会
アドラー心理学の第一人者が、数多くの実践例をあげながら、新しいクラスルーム・マネジメントのあり方、子どもの問題行動にどう対処するかなど、きわめて具体的、平易に説く。 第1章 学校はほんらい何をする所か 第2章 クラスはどのようにして病気にかかるか 第3章 クラスの病気はどのようにして悪化するのか 第4章 あなたはどんな教師か 第5章 どうすれば子どもたちは協力を学ぶか 第6章 どうすれば子どもたちは積極的になるか 第7章 どうすれば子どもたちは責任を学ぶか 第8章 クラスの中に民主的な秩序を建設する 第9章 子どもたちが相互に援助しあう環境を作る 第10章 子どもの問題にどう対応するか
超一流の人材を輩出する世界中の「才能開発」機関を研究して解明した、自分を磨き、子どもや部下を成長させる52の秘訣。 第1章 はじめる-観察して、盗んで、バカになる(なりたい人を見つめる 1日に15分を使ってスキルを脳に刻み込む 遠慮なく盗む ほか) 第2章 スキルを伸ばす-スイートスポットを見つけて背伸びをする(スイートスポットを見つける 腕時計をはずす あらゆる動きを細分化する ほか) 第3章 上達を維持する-繰り返し、へこたれず、目標を秘密にする(繰り返しを大切にする 汗水たらして努力する 1時間の実戦のために5時間の練習をする ほか)
先生や子どもたちがファシリテーターになると授業がとても楽しくなる。クラスが成長する「信頼ベース」の授業の進め方を紹介。 教師も子どももファシリテーターとなるクラスではお互いの信頼に支えられ授業をつくっていく。第1~第5までのステップに分け、小学校国語をはじめ、社会、理科、算数など著者のほか各地の授業事例を紹介しながら提案する。 先生や子どもたちがファシリテーターになると、教室に豊かな言語活動が育まれ、授業がとても楽しくなります。 子どもやクラスが成長する「信頼ベース」の授業の進め方を小学校国語、算数の授業事例などを用いて紹介します。 カラー口絵「信頼ベースの授業の進め方」 はじめに 取り扱い説明書 信頼ベースの授業 5つのステップ表 信頼ベースのクラスとは ●岩瀬直樹の授業 ①教科書に「拍手が起こる」国語 ②手を伸ばせば「物語」のある教室 ③学びの中核は対話 ④言語活動が加速するホワイトボード・ミーティング ⑤子どもたちがつくり始める学びのメインストリーム ⑥遊ぶように学び、学ぶように遊ぶ 基本的な準備物 ●信頼ベースの授業コンセプト ①信頼ベースの授業 5つのステップ 1.教室に豊かな言語活動の環境を育みます 2.信頼ベースの授業──3つの成長チャレンジと5つのステップ 3.子どもたちと先生は3つの成長にチャレンジします 4.6つの技術で学びの環境をつくります 5.特に会社活動で、子どもたちの表情が変わります ②プログラムデザイン「授業を進める6つのポイント」 1.一斉授業とファシリテーション型授業 2.学びのフレームと学びのサイクル 3.単元と授業のプログラムデザイン 4.ホワイトボード・ミーティングで「プログラムデザイン会議」 5.授業を進める6つのポイント ①学びのゴールと価値のインストラクションを共有 ②全体の流れ(見通し)と進め方、評価基準の共有 ③活動とドキドキワクワクのチャレンジ(学び合い) ④観察とカンファランス、レクチャーの繰り返し ACT1 観察とカンファランスを練習しよう! ⑤学びの成果共有と価値のフィードバック ⑥振り返り ③授業でついやってしまう、よくある失敗 ACT2 シートントンキャンペーン ACT3 ハイタッチバリエーション ④信頼ベース × ○○の提案 信頼ベース × 協同学習……阿部隆幸さん ●言葉や態度を翻訳する「子ども理解」の技術を磨く ①「子ども理解」の技術を磨こう 1.心の体力が冷えると強く、激しくなる問題行動 2.不安な気持ちを翻訳して、安定的に受け止めます 3.愛情確認行動の対象は、特別の契約を結んだ相手です 4.承認欲求行動はクラスなど不特定多数が対象になります 5.状況が厳しいときほど、価値のフィードバックが大事です ②学級崩壊前後の取り組み方 1.学級崩壊前後の提案 2.担任がメンタルダウンしたときの介入方法の例 ③自分も友達も、授業で成長するクラス 1.何気ない毎日に、物語や成長が積み重なります 2.満たされた公平性と対等性の上に成り立つ多様性 3.学びの多様性が子どもたちの個性を引き出します 4.一緒に練習をしていきましょう! ACT4 教職員のためのファシリテーター度 10のチェックシート ACT5 ファシリテーターのかかわりスキル10か条 ●信頼ベースの授業 第1ステップ ①振り返りジャーナル ②絵本の対話型読み聞かせ ③会社活動 ④教室リフォームプロジェクト ⑤ミニホワイトボード ACT6 ○×クイズ ACT7 教室のあちこちで、ミニホワイトボードで対話 ミニホワイトボードの実践……石川晋さん ⑥プロジェクト・アドベンチャー プロジェクト・アドベンチャーの実践……甲斐崎博史さん ⑦クラス目標決定 ●信頼ベースの授業 第2ステップ ①オープン・クエスチョンの練習 ②ペアで聴きながらホワイトボードに書く 1.教室に多様な「承認し合う関係」を育みます 2.最初はミニホワイトボードからスタートして進化しよう! 3.ペアで聴きながら書く効果はスゴイ! 4.大事な約束「言いたくないことは、言わなくていい」 5.「聴きながら書く」に慣れてきたら、授業に活用します ③意見発表にチャレンジ「『今の自分』を話します」(小学4年国語/東京書籍) 1.学びのゴールと価値のインストラクションを共有 2.全体の流れ(見通し)と進め方、評価基準の共有 3.活動とドキドキワクワクのチャレンジ(学び合い)──振り返りまでの様子 ④わたしの構成要素 ⑤好きなおかしベスト5 ●信頼ベースの授業 第3ステップ ホワイトボード・ミーティング活用例 ①「学級新聞を作ろう」(小学4年国語/教育出版) 1.学びのゴールと価値のインストラクションを共有 2.全体の流れ(見通し)と進め方、評価基準の共有 3.活動とドキドキワクワクのチャレンジ(学び合い) 4.観察とカンファランス、レクチャーの繰り返し 5.学びの成果共有と価値のフィードバック 6.振り返り ●信頼ベースの授業 第4ステップ~第5ステップ 1.「学びのサイクル」でいろんな教科が豊かになります 2.学びのフォーメーションと3つの成長チャレンジが連動します 3.カンファランスとレクチャーの充実が学び合いを促進します ①社会「江戸の文化と新しい学問」(小学6年/東京書籍) ②理科の進め方 ③算数の進め方 1.算数は積み重ねの教科です 2.チャレンジの環境設定をします 3.「構成的」から「非構成的」な学びのフォーメーションへ ④算数「小数のかけ算とわり算を考えよう」より(小学4年/東京書籍) ⑤算数「三角形のなかまを調べよう」(小学3年/東京書籍) 1.学びのゴールと価値のインストラクションを共有 子どもたちとつくる価値のインストラクション……加藤健さん 2.めざそう!三角形マスター「三角形のなかまを調べよう」 3.活動とドキドキワクワクのチャレンジ(学び合い) ⑥算数「図形の角を調べよう」(図形の角)(小学5年/東京書籍)授業案の一例 1.学びのゴールと価値のインストラクションを共有 2.単元の見通しと評価基準 3.活動とドキドキワクワクのチャレンジ(学び合い) 4.観察とカンファランス、レクチャーの繰り返し 5.学びの成果共有と価値のフィードバック 6.振り返り ⑦子どもたちが「自分の学び」をデザインする自主学習ノート 自主学習ノートの進め方……伊垣尚人さん ⑧第5ステップのクラスの様子 主な参考文献 おわりに
学習を成功へと導く授業とは? 熟練教師の実践知とメタ分析によるエビデンスを融合。教職専門性を支えるマインドフレームを示す。 学習を成功へと導く授業とは? 熟練教師の実践知とメタ分析によるエビデンスを融合。教師のコンピテンシーと両輪となって,教職専門性を支える「心的枠組み」を示す。メタ認知,協働学習など,現場のリアルな課題に応える。 学習を成功へと導く授業とは? そのために,教育者はどのように自身の指導と役割を考えればよいのか。熟練教師の実践知とメタ分析によるエビデンスを融合。教師のコンピテンシーと両輪となって,教職専門性を支える10の「心的枠組み」を示す。メタ認知,フィードバック,協働的な学びなど,現場のリアルな課題に応える。 [原書]John Hattie & Klaus Zierer (2018). 10 Mindframes for Visible Learning: Teaching for success. Routledge ■本書の主な目次 Chapter0.はじめに:行なったことの影響をいかに考えるかは,いかに行なうかを考えるよりも重要である Chapter1.私は生徒の学習に及ぼす影響の評価者である Chapter2.アセスメントは自身の影響と次のステップを知らせてくれるものである Chapter3.進歩させたいと考えていることや自身の影響について同僚や生徒と協働する Chapter4.私は変化をもたらすエージェントであり,すべての生徒が改善できると信じている Chapter5.私は「最善を尽くす」だけでなく,チャレンジに努める Chapter6.私は生徒にフィードバックを提供して理解できるように支援し,私に与えられたフィードバックを解釈して行動する Chapter7.私は一方向の説明と同じくらい対話を取り入れる Chapter8.何ができたら成功なのかを最初から生徒に明確に伝える Chapter9.間違えても他者から学んでも安心して学習できるように人間関係と信頼を築く Chapter10.学習と学習中の言葉に集中する Chapter11.可視化された学習のビジョン 邦訳版の刊行に寄せて Chapter0.はじめに:行なったことの影響をいかに考えるかは、いかに行なうかを考えるよりも重要である 1.50人の教師との1万5000時間 2.サイモン・シネックとゴールデンサークル 3.ハワード・ガードナーと3つのE 4.教育の専門知識:コンピテンシーとマインドフレーム 5.なぜこの本なのか 6.可視化された学習とは何か 7.本書はどのように構成されているのか 8.この本は誰を対象としているのか 9.謝 辞 Chapter1.私は生徒の学習に及ぼす影響の評価者である 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.教師は診断したり介入指導をしたり評価したりする必要がある 4.何から始めればよいか チェックリスト/エクササイズ Chapter2.アセスメントは自身の影響と次のステップを知らせてくれるものである 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.課題(アサインメント)、テスト、クイズ式問題など:退屈な義務というだけではない? 4.ワークシートがなくなってもワークシートは不滅である:過剰なワークシートに対する批判 5.何から始めればよいか チェックリスト/エクササイズ Chapter3.進歩させたいと考えていることや自身の影響について同僚や生徒と協働する 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 交流と協同の成果としての集合的知性 3.チーム・ティーチング:自明のように思われる要因の可能性と限界 4.何から始めればよいか チェックリスト /エクササイズ Chapter4.私は変化をもたらすエージェントであり、すべての生徒が改善できると信じている 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.問題解決型学習 4.学習者は動機づけられる必要がある 5.多様性を目的にした多様性に対抗する:エビデンスに基づいたさまざまな方法の多様性を求める 6.限界質量:変化を成功させるための条件 7.何から始めればよいか チェックリスト/エクササイズ Chapter5.私は「最善を尽くす」だけでなく、チャレンジに努める 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.学習にとってのフローとその意義 4.学習目標のタキソノミー:可視化された学習と成功を収める授業に向けた重要な段階5.ゴルディロックスの原理 6.何から始めればよいか チェックリスト/エクササイズ Chapter6.私は生徒にフィードバックを提供して理解できるように支援し、私に与えられたフィードバックを解釈して行動する 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.あなたの影響を知ること:成功する指導の鍵としてのフィードバック 4.フィードバックのレベルを接合する 5.初心者・上級者・専門家:達成レベルの役割 6.過去・現在・未来:フィードバックの3つの視点 7.包括的なフィードバックの呼びかけ:フィードバック・マトリクス 8.ギブ・アンド・テイク:フィードバックの対話構造について 9.仲間についてはどうか:学習者から学習者へのフィードバック 10.フィードバックを成功させるための必須条件:間違いの文化 11.何から始めればよいか チェックリスト/エクササイズ Chapter7.私は一方向の説明と同じくらい対話を取り入れる 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.協同学習:仲間の力を活用する 4.確実な習得指導:協同学習を補完する 5.学級規模:重要ではあるが対話にはどうしてもというわけではない 6.何から始めればよいか 7.チェックリスト/エクササイズ Chapter8.何ができたら成功なのかを最初から生徒に明確に伝える 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.目標と成功の基準:双子のような目 4.何から始めればよいか チェックリスト/エクササイズ Chapter9.間違えても他者から学んでも安心して学習できるように人間関係と信頼を築く 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.IKEA効果 4.「できない」でなく「まだできない」 5.笑顔を見せよう 6.カメレオン効果とルールや習慣化の力 7.一度でも嘘をついたら常に嘘をつくようになる:信頼は教師と生徒の健全な関係の中核である 8.何から始めればよいか チェックリスト/エクササイズ Chapter10.学習と学習中の言葉に集中する 自己省察のためのアンケート/エピソード 1.本章の概略 2.マインドフレームを支える要因は何か 3.学習ファシリテーター、学習コーチ、学習カウンセラーなのか、そうではなくて教師である 4.バカなやつともっとバカなやつ効果 5.「見えないゴリラ」研究 6.認知負荷理論とその指導のための示唆 7.学習スタイル:実証的教育研究の神話 8.自己概念:成功する学習への鍵 9.何から始めればよいか チェックリスト/エクササイズ Chapter11.可視化された学習のビジョン エピソード:テイラー・スウィフトと仲間たち、学習への情熱を引き出す方法 1.自然から学ぶ:ウェブモデル 2.可視化された教え方:授業計画を可視化する 3.将来の学校のビジョン 訳者代表あとがき 索引 文献 付録:指導要因と効果量ランキング
論理トレーニングは国語に行き着いた――好評『国語ゼミ』の内容はそのままに新原稿を収録。基礎の基礎から応用、質問や反論の力へ。 論理トレーニングは国語に行き着いた!――好評『国語ゼミ』が、内容はそのままに新たな原稿を加えパワーアップした。言葉の力をあなたの味方に変える実践の書。
プラトン、フッサールの哲学は、互いの意見から共通了解をつくる「対話」の哲学であった。それを確かめ、現在に活かす方法を考える。 プラトン、フッサールの哲学は、互いの意見を確かめ、共通了解をつくりだす「対話」の哲学であった。そのことを丁寧に確かめ、現在の対話に活かす方法を考える。 プラトン、フッサールの哲学は、互いの意見を確かめ、共通了解をつくりだす「対話」の哲学であった。そのことを丁寧に確かめ、現在の対話に活かす方法を考える。
●1人1台端末時代に求められる「10X授業」を板書シリーズの実践をもとに提案! →小学校55事例 中学校20事例 ●Google の認定研修パートナーであるイーディーエル株式会社監修! 本書では、1人1台端末時代に求められる授業デザインの在り方を、Google Workspace for Educationの各種アプリを活用して解説しました。Google の認定研修パートナーであるイーディーエル株式会社が全体の構成案を練り上げ、教育現場の最前線でいち早くICT の利活用を実践され、成果をあげられている現役の先生方に執筆をお願いしました。現場からの智慧を集結して、本当に明日からすぐにでも授業でご活用いただけるよう考案したのが、「Google Workspace for Education 活用10 の型」と「Google ティーチャーズ・マップ(GTM)」です。「10X 授業10 の型」とは授業におけるICT 活用のコツをいち早くつかめるように、「場面(目的)」と「活用メリット」を組み合わせたパターンを、できる限りシンプルに解説したものです。この「型(パターン)」を理解することで、先生方ご自身でICT の特性を生かした授業をデザインできるようになります。この「10X 授業10 の型」に基づき、小学校1 年生から中学校3 年生までの全学年、全教科・領域を網羅し、「板書シリーズ」から具体的な事例を用いて、71 本のGTM を作成しました(板書シリーズ非該当教科はオリジナル実践)。ぜひこの豊富な10X 授業デザイン案を練習問題のように活用し、来週の授業をご自分でデザイン、実践してみてください。 はじめに 序章 いよいよ始まったGIGAスクール構想 〜教室が変わる!〜 1 GIGAスクール構想いよいよ始動。今、求められるものはビジョンと覚悟 2 ICT活用の基礎知識〈デジタル化〉とは 3 これだけは知っておきたい〈クラウド〉の恩恵とは 4 「10X 授業」とは4 Column1 Google 認定教育者のススメ 第1章 なぜ Google Workspace for Educationなら10 X授業を実現できるのか? 1 Google Workspace for Education とは? 2 授業を 10X するアプリの選び方とは? 3 Google のツールとマインドをかけ合わせると、授業が 10X する 4 10X 授業とComputational Thinking(計算論的思考) Column2 情報× 情操× デジタル・シティズンシップ 第 2 章 10X 授業を成功に導くICT 活用10 の型9 1 「10X 授業10 の型」とは何か 2 授業の魅力と成果を上げるための7 つの型 3 効率を上げる3 つの型 4 10X 授業10 の型とアプリ Column3 全児童39 名小規模校のICT への挑戦 第3章 「10X 授業10 の型」で創る授業デザインの基本 1 Goo?le ティーチャーズ・マップ(GTM)を活用して10X 授業を即実践! [実践例]小学校5年生 社会科「これからの食料生産とわたしたち 第1時 / 第2時 / 第4時2 / 第5時 Column4 職員室の雑談からICT は広まっていく 第4章 実践!「10X 授業10 の型」で創る授業デザイン 【小学校:板書シリーズ該当教科】 [国語]第1学年:しらせたいな、みせたいな [国語]第2学年:お手紙 [国語]第3学年:わたしたちの学校じまん [国語]第4学年:ごんぎつね [国語]第5学年:みんなが過ごしやすい町へ [国語]第6学年:メディアと人間社会/大切な人と深くつながるために/プログラミングで未来を創る [社会]第3学年:高松市のようすやよさが伝わる地図を完成させよう [社会]第4学年:各家庭ではどんなごみをどのように出しているのだろう [社会]第5学年:生産性を高めるために、どのような工夫があるのか調べよう0 [社会]第6学年:学習問題に対する自分の答えをまとめよう [算数]第1学年:ひきざんカードをならべよう [算数]第2学年:5×□のかけ算の答えは? [算数]第2学年:サイコロの形をつくろう [算数]第3学年:k(キロ)やm(ミリ)ってどんな意味かな? [算数]第4学年:正三角形のまわりの長さを求めよう [算数]第5学年:目指せ!プロの審判9.15mは何歩? [算数]第6学年:自分の考えをまとめよう [理科]第3学年:ゴムの伸ばし方を変えたときの車の進む距離の変わり方を比べる [理科]第4学年:半月や満月の働き方のきまりを見つける [理科]第5学年:さらに食塩やミョウバンを溶かす方法を発想する [理科]第6学年:持続可能な社会の構築に向けて人はどうすればよいか理解する [生活]第1学年:これまでの活動をまとめよう [生活]第1学年:夏の公園で遊ぼう [生活]第2学年:図書館で見付けたことを紹介しよう [生活]第2学年:生き物からの贈り物 [体育]第4学年:技の習得・習熟を目指そう [体育]第6学年:喫煙の害について考えよう [外国語活動]第3学年:クイズを作ってリハーサルをしよう [外国語]第6学年:行きたい国について話そう [道徳]第2学年:るっぺどうしたの [道徳]第4学年:絵葉書と切手 [道徳]第5学年:ブータンに日本の農業を 【小学校:板書シリーズ非該当教科】 [音楽]第2学年:どんな音がきこえるかな [音楽]第5学年:和音に合わせてせんりつをつくろう [図工]第3学年:「ちいさな自分」のお気に入り [図工]第6学年:わたしの感じる和 [図工]全学年 :身近な自然でアートしよう(夏休みオンライン宿題) [家庭]第5学年:どんな生活をしてるのかな [家庭]第6学年:まかせてね 今日の食事 [家庭]第6学年:上手に暮らそう [総合]第3学年:農作物を栽培しよう [総合]第4学年:福祉について調べよう [総合]第5学年:環境について考えよう [総合]第6学年:自分たちの住む地域をよくしよう [総合]3年以上:平和について考えよう(夏休みオンライン課題(配信)) [学級活動]第1学年:2学期の目標をきめよう [学校行事]第2学年:学習発表会 [学校行事]第3学年:秋の遠足を楽しもう [学級活動]第4学年:友達を大切にしよう [クラブ活動]第5学年:クラブを楽しもう [児童会活動]第6学年:委員会・食育集会を行おう 【中学校:板書シリーズ該当教科】 [理科]第1学年:振幅と振動数 [理科]第2学年:単体と化合物 [理科]第3学年:体細胞分裂の観察の考察 【中学校:板書シリーズ非該当教科】 [国語]第2学年:「走れメロス」の謎を探究する [社会]第1学年:ヨーロッパ州 〜国同士の統合による変化〜 [数学]第1学年:比例を利用しよう [音楽]第2学年:曲にふさわしい発声で歌おう [音楽]全学年 :楽器と唱歌によるパッチワーク [美術]第1学年:遠近感を出そう 〜線遠近法〜 [美術]第3学年:今を生きる私へ(自画像) [体育]第2学年:ダンス:創作ダンス [保健]第2学年:交通事故と危険予測の回避 [技術]第1学年:わたしのものづくり [技術]第3学年:植物工場を作ろう [家庭]第2学年:住まいの安全について考えよう [家庭]第3学年:消費者トラブルを解決する [外国語]第1学年:観光パンフレットを作ろう [道徳]第3学年:『二通の手紙』 [総合]第2学年:スマホ活用について考えよう [学級活動]第3学年:先輩に学ぼう 〜自分のライフプランを考えよう〜 Column5 日常的にICT を使うことの大切さ 第5章 アプリの基本機能と設定、操作方法 1 すべてに共通する操作と注意すべき点 Google アプリの3ステップを覚えよう 2 Google Classroom の基本操作 3 授業で使える便利な機能 000 Google Jamboard:[フレーム]に背景を設定するには? Google フォーム:自動採点のテストを作成するには? Google Meetでゲストティーチャーに取材するには? Google Keepの[メモ]を共同編集するには? Google ドライブ:最低限知っておくべき知識とは? 000 音声入力ってどうやるの? 000 安全かつ効率よく共有設定できるグループメールとは? 000 スライドのデザインを、AI にお任せするには? 000
「答えのない問題」をどう教えるべきか。予測不可能な未来を「生きる力」とは何か? 教育関係者・保護者、必読の「探究の書」! 2020年度から本格的に実施される「教育改革」に向けて、 混乱が予想される教育現場における全国の中学・高校の現場教師に向けた、 アクティブ・ラーニング実践者・教育者の石川一郎氏と矢萩邦彦氏による 「教育大改革時代の、教師のための教科書」ついに登場! オープニングダイアログ 戦後7回目の「2020年改革」、どう考えて取り組めば良い? 第1章 新時代に向けて、教師は生徒のどんな力を伸ばすべきか 第2章 答えのない「問題」をどうやって教える? 第3章 想像力を伸ばすための授業デザイン 第4章 AI時代を「生きる力」とは? 第5章 主体的で対話的な「職員室づくり」が急務! 第6章 小中高12年間を連続的に考える 第7章 生徒の未来のために「教師がやるべき12の改革」 エンディングダイアログ 新時代の教育に向けて
「道徳読み」=教科書の読み物教材を徹底活用した、どの教科書でも使える授業法。 準備物はありません。教科書と鉛筆、そして考える頭だけ。 「道徳読み」は次の5つのパートで構成されます。 1、普通に読む 2、道徳読み(道徳さがし・道徳みつけ)をする →子どもたちは、主体的に、真剣に、教材と向き合います。 3、みつけた道徳を発表する →子どもたちは、対話を通じて自分が気づかなかった道徳を獲得。 4、登場人物に通知表を付ける →子どもたちは、自分とは異なる考え方を学びます。 5、自分を省みる →子どもたちは、自分自身への深い学びを体験します。 この授業法を学べば、誰でも、主体的・対話的で深い学びのある道徳授業ができるようになります。 本書では「道徳読み」の基本から実践までを1冊に収録しました。実践パートでは、おなじみの教材を使った授業が、学習指導案から実際の授業のながれまで全学年分掲載されています。 Ⅰ 「道徳読み」の基本 1 道徳の基本的な考え方 ①道徳脳で教材を読む/②心は自分から/③第二の天性を豊かにする/④他人には優しく。自分には? 2 「道徳読み」の方法 ①普通に読む(通読)/②道徳さがし・道徳みつけ/③発表をする/④通知表を付ける/⑤省みる(自分の心に落とす) 3 評価(子どもに対する評価) ①「特別な教科 道徳」の評価/②「道徳読み」での評価 4 「道徳読み」の効果 ①子どもへの効果/②広がる目/③教師の教材分析力がつく Ⅱ 「道徳読み」の実際 1 学年別・授業実践 第一学年 「はしのうえのおおかみ」 第二学年 「七つぼし」 第三学年 「ヒキガエルとロバ」 第四学年 「ブラッドレーのせい求書」 第五学年 「手品師」 第六学年 「ブランコ乗りとピエロ」 2 「道徳読み」をより豊かにするために 発展例① 「道徳ってどんな勉強?」 発展例② 「読み物教材以外で『道徳読み』」 Ⅲ「道徳読み」に困ったらQ&A コラム●「道徳読み」と学級づくり ① 子どもを観る視点にする/② 5分間の小さな「道徳読み」/③「法治」と「徳治」
「できる先生」の実践に隠された教える技術がわかる! 教え方にも「基礎・基本」がある! 「わかる」よりも「できる」が大切 面積の求め方をディスカッションしてはいけない?! 答えを写す子どものマインドセット 言えないものは覚えられない 子どもは教科書を読んでいない!? 理論と実践を結びつける「決定版」 どの教科にも応用できる「教え方」 絶対おさえておきたい教師の「鉄則」 これからのエビデンスベースドの教育の時代に、まずこの本はおさえておきたい!! 第1章 学習者検証の原則 「わかる」よりもまず「できる」が大切なわけ 第2章 成長マインドセットを育む やればできるを実現する 第3章 「算数」の読解力を底上げする 文章を読みとばすクセをなくす 第4章 アウトプットを意識する 反復練習で大切なこと 第5章 スモールステップで始める あれもこれもよくばらない 第6章 ワーキングメモリーを節約する ややこしくてわからないを防ぐ 第7章 視覚化してイメージをとらえる 読んでもわからないことは見てわかるようにする 第8章 学習方略を身につける 考える力が身につき、学び方がわかる 第9章 メタ認知をうながす 「わかっていない」ということがわかること 第10章 ピア・ラーニングを取り入れる 一斉授業か協同学習かを越えて
算数や数学ができる子たちに共通する特徴とは?国際数学オリンピックのメダリストを多数育てた英才教室講師が明かす「数学センス」の磨き方。 第1章 「数感」とは何か(音感があるように「数感」がある 数学を面白いと感じる力 征服派と感動派 数の不思議を味わうには 理解する数学と解く数学 ほか) 第2章 数学の教育について 初級編(世間の誤解 自ら考え工夫する力をつける 数学を勉強するための一番よい動機づけとは 数学は怠け者の学問? しかし、計算力は大切だ ほか) 第3章 さまざまな能力の開発方法(記憶力 イメージ能力 発想力 推理力 構想力 ほか) 付録 数感を伸ばす練習問題10
東大・御三家に教え子を多数送り込むカリスマ講師が教えるわが子の理系的頭脳を育む極意。理系コンプレックスの親が陥りがちな失敗とは? 理系に強い子は面倒くさがり!?東大・御三家に教え子を多数送り込むカリスマ講師が教えるわが子の理系的頭脳を育む極意。理系コンプレックスの親が陥りがちな失敗とは?
算数が苦手になるパターンを徹底的に分析し、その発端となる「4問」を特定(練習問題付き) 算数が苦手になるパターンを徹底的に分析し、 その発端となる「4問」を特定!(練習問題付き) 「親がバリバリの文系」でも、「算数、大好きな子」が育つ 算数は、小学校で学ぶ教科の中で、ただひとつ、 学習に必要な力(読解力・論理思考力・計算力・分析力・応用力……)を 「すべて」鍛えられる教科です。 だから、算数が得意になれば、国語も、理科も、社会も伸びる! シリコンバレーの上層階級が続々取り入れている、新!算数学習法