【2023最新】「臨床心理士」のおすすめ本!人気ランキング

この記事では、「臨床心理士」のおすすめ本をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。
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目次
  1. 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
  2. 臨床心理学 (New Liberal Arts Selection)
  3. マンガでわかる! 心理学超入門
  4. よくわかる臨床心理学[改訂新版] (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ)
  5. アンガーマネジメント入門 (朝日文庫)
  6. 完全カラー図解 よくわかる臨床心理学
  7. 史上最強カラー図解 臨床心理学のすべてがわかる本
  8. プロカウンセラーの聞く技術
  9. 心理学検定 基本キーワード[改訂版]
  10. 徹底図解 臨床心理学
他90件
No.1
100
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アドラー心理学をもとに、哲人が青年の悩みをヒアリングしながら教えを解く話。2人の会話がベースだから難しい心理学の内容も理解しやすい。極端な教えが多いけれど、自分の日常の悩みを軽くしてくれるし、この考えを持って生活すればより生きやすい自分に近づきそう。承認欲求で溢れる現代に疲れている人におすすめ!
アドラー心理学を分かりやすく教えてくれる名著。この本を読むことで普段の悩みが嘘のようになくなった。他人と自分の課題を分離して考えて嫌われる勇気を持って生きることで社会のしがらむや無駄な人間関係に悩むことがなくなる。ぜひ悩める多くの人に手にとって欲しい書籍。
No.2
91

エビデンスベーストの観点から臨床心理学の基礎,理論と実際,様々な心理的障害の理解と支援について懇切丁寧に解説。【二色刷】 エビデンスベイストの観点から,臨床心理学の基礎,理論と実際,様々な心理的障害の理解と支援について,体系的に整理。基礎知識から最新の研究動向までを,明快な説明と豊富な図表を駆使して懇切丁寧に解説した決定版テキスト。最新のDSM-5に対応。【二色刷】 第Ⅰ部 臨床心理学の基礎 第1章 臨床心理学とは何か 第2章 エビデンスにもとづく臨床心理学 第3章 パーソナリティ理論 第4章 臨床の基礎学としての心理学 第Ⅱ部 臨床心理学の理論と実際 第5章 臨床心理面接 第6章 臨床心理学的アセスメント 第7章 精神分析パラダイム/精神分析療法 第8章 人間性心理学パラダイム/クライエント中心療法 第9章 学習理論パラダイム/行動療法 第10章 認知理論パラダイム/認知療法 第11章 さまざまなパラダイム 第12章 臨床心理学の現場 第13章 臨床心理学研究法 第14章 心理士の専門性と倫理 第Ⅲ部 心理的障害の理解と支援 第15章 心理的障害の見取り図 第16章 うつの理解と支援 第17章 躁の理解と支援 第18章 社交不安症の理解と支援 第19章 パニック症の理解と支援 第20章 強迫症の理解と支援 第21章 心的外傷後ストレス障害の理解と支援 第22章 統合失調症の理解と支援 第23章 パーソナリティ障害の理解と支援 第24章 身体の不調に関連する心理的障害の理解と支援 第25章 発達に関する障害の理解と支援 第26章 認知症の理解と支援 第27章 依存・嗜癖の理解と支援

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No.6
83

臨床心理学の基礎知識から心理検査・カウンセリング・心理療法まで、わかりやすく解説しています 本書では、臨床心理学の基礎知識から心理検査・カウンセリング・心理療法まで、最新の研究知見もふまえ、イラストや図表を多く使用しながらわかりやすく解説しています。心理学に興味のある方から、心理学部の学生、心理職を目指す方まで、幅広く手にとっていただける入門書の決定版です パート1 臨床心理学で、心のつらさを軽くする パート2 心理学的援助の基本を学ぶ パート3 代表的な心理療法を理解する パート4 心の問題、障害の改善をめざす パート5 臨床心理学を社会に役立てる

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No.7
83

臨床心理学の知識と技法から、資格・活躍の場まで豊富なイラストや図解で解説。 第1章 臨床心理学とは 第2章 心理学の基礎知識 第3章 心に表れるさまざまな症状 第4章 心理アセスメント 第5章 さまざまな心理療法と技法 第6章 コミュニティ援助 第7章 臨床心理学に関する資格と現場

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No.8
83

「聞き上手」になるための極意を説いた1冊

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No.9
83

心理学検定 基本キーワード[改訂版]

日本心理学諸学会連合 心理学検定局
実務教育出版

近年の出題傾向を分析し、よく出る内容を精選。ボリュームアップした全面改訂版、公式問題集と2冊セットで合格に万全の準備ができる

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No.10
75

第1章 臨床心理学とは? 第2章 心理アセスメント 第3章 さまざまな心理療法 第4章 コミュニティ援助 第5章 心理臨床の現場 第6章 今日的な心の問題

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No.12
75
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No.13
75

中高生のほとんどは,心理学とはどういうものかを知らないが,いろんなイメージはもっている。高校の教室で行った大学教授の授業から,現代の心理学の姿を描く。「総合学習で学ぶ心のしくみとはたらき」と題した付録冊子付き。 日本では心理学が学校の教科になっていない。そのために,多くの中高生は心理学がどういうものかを知らずに,さまざまなイメージをえがいているのが現状だ。本書では,高校1年生のクラスで行なった大学教授の授業という形式で,現代の心理学の全体像とその姿をえがいていく。心理学の本当のおもしろさにふれられます。 1章 心理学で人の心が読める? 操れる?  1 心理学ってすごい? こわい?  2 人の心を読むことはできる?    ウソ発見器はウソを見破れるか    心理カウンセラーの仕事    心理学の法則は統計的なもの  3 人の心を変えることはできる?    悪徳商法とカルト教団の手口    人間の心理的傾向がうまく利用されている    人が説得されやすいとき  4 質問の時間 2章 心理学ってうさんくさい?  1 心理学は占いのようなもの?  2 知能検査というもの    ビネーの知能検査    知能検査のその後    知能検査の思い出    知能検査は信頼できるか――代表性と再現性    知能検査は役に立つか――診断力と予測力  3 性格検査というもの    類型論と特性論    質問紙による性格検査の作り方    投影法と作業検査法による性格検査    性格検査の有効性  4 質問の時間 3章 心理学は常識的なことばかり?  1 心のことなんて,もう知ってる?  2 心理学は何を研究するの?    意識と内観    心理実験――錯視を例に    心に代わって「行動」を研究する    無意識の存在と防衛機制  3 心理学の理論と方法って?    意識だけでは心のしくみはわからない    心理学では理論とデータが大切    学習意欲の出なくなったM君をどう理解するか  4 質問の時間 4章 心理学を学びたい人に  1 心理学にはどんな分野があるの?  2 心理学を学ぶには(1)――本を読む  3 心理学を学ぶには(2)――大学に行く  4 心理学を生かせる仕事は?

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No.14
75

臨床心理学に関する基本的な事柄・用語の中から重要な110のキーワードを選び、1〜4ページの読み切りスタイルで平明に解説。巻末に臨床心理学の基礎用語と関連の人名解説を付し、学習のいっそうの便を図った。概念の正確な把握、不確かな知識の整理と検証に最適。 1章 臨床心理学の基礎理論 2章 臨床心理学的アセスメントの意義 3章 心理検査法の実際 4章 さまざまな治療法 5章 さまざまな障害と診断 6章 臨床心理学の場 7章 臨床心理学の研究法 8章 臨床心理学の課題

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No.16
72

厚生労働省の調べによれば、1999年から2005年までのたった6年間で、うつ病患者は2倍以上に激増。ついに日本は、うつ病患者100万人突破の時代を迎えた。本書は、現役精神科医がその増加の原因を客観的データで読み解いた、他に類を見ない「現代うつ病論」の決定版。 第1章 うつ病患者が増えている 第2章 なぜ一九九九年からうつ病患者が増えたのか 第3章 なぜ「SSRI現象」は起きるのか 第4章 「SSRI現象」によるうつ病診療への影響 第5章 抗うつ薬の有効性について 第6章 増え続けるメンタル休職への取り組み

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No.17
72

「心の痛み」の解消に向けて臨床心理学に出来ること。たくさんあります。 「心の痛み」の解消に向けて臨床心理学に出来ること。たくさんあります。 ヒトは「嫌なところを治したい」と願うもの。でも、長所も短所もそのすべてが、あなたがあなたである証なのです。  本書を通して、年齢の変化とともに生じうる悩みやつらさを理解し、あなたの新たな一面にたくさん気づき、自己理解を深めていただけることを願っています。  それが、自分と他者への思いやりにつながるとともに、あなたの人生を豊かなものにする一助となるでしょう。 ▼もしもコラム 心理カウンセラーになりたいと思ったら/ADHD児が通常学級に入ったら/心療内科でパニック症・うつ病と診断されたら/母親がアルツハイマー型認知症になったら...... ▼附録1 「もしも」こんなことがあったら...... 悩んだときに「相談できる場所」を収録 ▼附録2 「知りたい」言葉が出てきたときに...... 「臨床心理学基本用語集」を収録 プロローグ──あなたのことを一番に理解してくれている人は誰ですか? 第Ⅰ部 臨床心理学とカウンセラーについて紹介します  第1章 臨床心理学ってなに?─科学者であり実践家であるということ  第2章 カウンセラーの専門性―三種の神器と4つの神スキル  附録 相談できる場所に行くまでに何かすることはある? 第Ⅱ部 未成年の頃までに直面しうること  第3章 ライフスタイルの形成─“自分”の形成と“周り”との関係  第4章 神経発達障害(ADHD,ASD,LD)─個性は天からの授かり物  第5章 子どもの不安症,うつ病─目立たないけど苦しんでいる子どもを救いたい  第6章 統合失調症─幻覚や妄想ではなく“人”をみられるように  附録 未成年やその周りの人が相談できる場所 第Ⅲ部大人になってから直面しうること  第7章 ライフサイクルの変化─私たちは,年齢に応じて変わりゆく環境・役割・関係性に伴って成長・成熟し続ける  第8章 大人の神経発達障害(ADHD,ASD,LD)─自分の特徴を知り,活かす  第9章 不安症,うつ病─不安とうつを乗り越えて充実した人生を歩む方法  第10章 依存(薬物,ギャンブル,ネットなど),性犯罪─やめたくてもやめられない病  第11章 働き世代が抱える睡眠の問題と健康リスク─睡眠負債に負けない習慣づくりの提案  附録 大人やその周りの人が相談できる場所 第Ⅳ部 高齢になってから直面しうること  第12章 ライフサイクルの変化(高齢期編)─「老いる」とはどういうことか  第13章 認知症,介護─親が認知症になったらどうなる?どうする?  第14章 高齢期のうつ病を招く睡眠障害の特徴─シニア世代の睡眠を守る認知行動療法という処方箋  附録 高齢者やその周りの人が相談できる場所 エピローグ─ ICHIRO と心理学 臨床心理学基本用語集 引用参考文献

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No.18
72

公認心理師・臨床心理士の大学院を目指す人に必須のキーワード100と鉄則10をパーフェクト解説! 論述演習も充実。 大学院入試に必須のキーワード100と合格への勉強法・鉄則10をパーフェクト解説! 基礎~臨床に加えて心理統計も解説した。論述演習・4択問題も充実で合格に直結した勉強ができる。 巻頭特集 公認心理師・臨床心理士になるために 序章 合格のための学習法・鉄則10 第1章 原理・研究法 第2章 学習・知覚・認知 第3章 発達・教育 第4章 社会・感情・性格 第5章 神経・生理 第6章 統計・測定・評価 第7章 臨床(原理) 第8章 臨床(査定) 第9章 臨床(症状) 第10章 臨床(介入) 巻末特集 公認心理師と大学院受験の今後

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No.19
72

臨床心理学の世界には多様な人間観に基づく多彩な理論がある。今に生きる古典理論から現代の臨床に必要とされる最新の知識・方法までを、図表・イラストを用いながら、親しみやすい叙述でコンパクトにまとめた。3つのアプローチを比較しながら学べる、新時代の入門テキスト。 臨床心理学と社会 第1部 臨床心理学の理論(臨床心理学とは何か-歴史とその広がり 心理的問題の理解と方法-心理アセスメント 精神力動アプローチ1-学問の発展とそれを支えた研究者たち ほか) 第2部 臨床心理学の実践(セラピーを行う-アプローチの比較 臨床心理学の研究-効果研究の変遷と発展 臨床家の訓練と成長)

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No.20
71

1部 理論編(精神分析理論・分析心理学 来談者中心療法 行動療法・リラクセーション法 認知行動療法 実存主義 ほか) 2部 実践編(学校臨床 病院臨床 クリニックの臨床 非行臨床・犯罪臨床 矯正領域における教育臨床 ほか)

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No.22
71

心理学の英文で頻出の英単語を厳選し、心理英語を読むときに「使える」訳し方を優先して掲載。 専門用語(臨床心理学・精神医学 発達心理学 研究法・統計学 社会心理学 感覚・知覚・認知心理学 学習心理学 生理・神経心理学 性格・知能 動機づけ・感情心理学) 一般用語 付録(必修キーパーソン 対専門用語)

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No.23
71

心ってなに?どうして心は壊れるの?どうやって心の健康をとりもどすの?心理学の成り立ちと現状がやさしくわかる臨床心理学が楽しく学べる入門書。 1 臨床心理学とは 2 臨床心理学の主な理論 3 こころのしくみ 4 心理査定 5 さまざまな心の問題とその理解 6 どんなカウンセリング方法があるか 7 カウンセリングの実際 8 社会の中の臨床心理学 9 臨床心理学の関連領域 10 臨床心理学を専門的に学ぶには

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No.24
71

試験に出る心理学用語(英語表記付き)をコンパクトに解説。DSM‐5(『精神障害の診断と統計の手引き』第5版)に対応。理解度チェックができる穴埋め問題を章末に掲載。重要な心理学者とその業績についてもていねいに解説。 第1章 基礎心理学 第2章 統計・研究法 第3章 心理査定 第4章 精神症状 第5章 心理療法 第6章 心理面接 第7章 法律・倫理・地域援助 第8章 最重要キーパーソン

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No.26
71
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No.27
70

「『臨床心理学は学問であるか』,『臨床心理学は科学であるか』,このことは,私がこの道に進んで以来,常に考え続けていたことである。しかし,他方,そんなことよりも何よりも,今,自分の目の前で悩んでいる人,苦しんでいる人に,何らかの意味で役立つことをしたい,という気持ちも強かった」――本書は,多彩な顔を持つ著者の,一臨床家としての実際的にして実践的な論考をまとめたものである。 臨床心理学というフィールドは,医療から,教育,産業,社会福祉,司法・矯正・警察などとさまざまな領域に,ここ十数年で飛躍的に広がっている。それに応ずるかのように,「臨床」という言葉もより大きな意味をもって捉えられ,臨床哲学,臨床教育学,臨床社会学など,学際的領域が広がりつつある。そうした広がりは,理論と実践の乖離を推し進めてしまった「科学」の思考法自体を変えていこうとさえしている。

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No.29
70

心理系大学院入試で頻出の心理英単語1800語を収録。心理系英文の中で覚える形式なので、読解力と心理学の知識も一緒に身につく。 公認心理師・臨床心理士の指定大学院や、心理系大学院入試で頻出の心理英単語1800語を収録。心理系英文の中で覚える形式なので、英文読解力も身につく上に、心理学の基礎知識のおさらいもできる一石三鳥の単語集です。 公認心理師、臨床心理士の指定大学院をはじめとする心理系大学院の入試では、心理系英文の和訳問題、説明問題、要約問題が出題されます。 こうした問題を攻略するためには、心理系英文を正確に読解することが求められます。心理系英文の読解で不可欠なのが心理英語に特化した単語の理解です。 特に難解なのが、心理系英文で特有の訳し方をする専門用語(テクニカルターム)です。 そこで、本書では近年の大学院入試を調査した上で、心理学の専門用語や一般単語を含めて1800語以上もの語句を厳選して収録しました。 本書の特長は「生きた心理系英文の中で英単語を覚えることができる」ことです。 単語は単語とその意味が並んでいるだけの一語一訳式のものよりも、英文の中で覚えた方が記憶に定着しやすいもの。 心理学の専門用語を中心に論文英語の中でよく用いられる一般単語や熟語も収録しました。 本書では分野別に41本もの心理系英文を収録しているので、心理系英文を何度も読み込むことで、「読解力」と「速読力」を養うことができます。 本書で取り上げている心理系英文の分野は、「知覚・脳」「学習」「認知」「社会」「発達」「パーソナリティ」「臨床(基礎理論・心理査定・精神疾患・心理療法)」「統計」「研究法」と多岐にわたります。英文を読むだけでも心理学の基礎知識をおさらいすることができます。 本書に繰り返し取り組むことで、単語力、読解力、速読力、心理学の基礎知識を効率よく習得できます。まさに、一石二鳥ならぬ、一冊で三鳥も四鳥もの知見を得られる一冊です。 ■ 第1章 知覚・脳・学習 01 視覚 02 自律神経 03 古典的条件づけ 04 オペラント条件づけ 05 学習の転移 06 試行錯誤 ■ 第2章 認知・社会 07 記憶 08 スキーマ 09 プライミング 10 推論 11 葛藤 12 帰属 13 バイアス 14 ステレオタイプ ■ 第3章 発達 15 愛着 16 認知発達論 17 モデリング 18 発達障害 19 心の理論 ■ 第4章 知能・パーソナリティ 20 知能 21 自己概念 22 動機づけ 23 類型論・特性論 24 ライフサイクル論 ■ 第5章 基礎理論・心理査定 25 局所論と構造論 26 対象関係論 27 インテーク面接とアセスメント 28 心理検査 29 コミュニティ心理学 30 ストレスと不適応 ■ 第6章 精神疾患・心理療法 31 うつ病 32 摂食障害 33 統合失調症 34 心的外傷後ストレス障害(PTSD) 35 精神分析療法 36 クライエント中心療法 37 家族療法 38 認知行動療法 ■ 第7章 統計・研究法 39 尺度水準 40 統計的仮説検定 41 心理学研究法

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No.31
70

夢は、心を映す鏡ともいわれ、普段は気づかないあなたの姿を映し出しています。その夢を読み解くことは、「未知なる自分の心」を知ること。本書は、その手助けとなるよう、とくに、夢に出る機会の多いキーワードを集めて、解説、構成しています。 第1章 夢の世界-夢のメカニズムと夢の読み解き方 第2章 人物・身体-人物や体のパーツ、職業などを網羅 第3章 自然-時間や自然災害、色などを網羅 第4章 場所-建物や地域などを網羅 第5章 生き物-動物、植物、昆虫などを網羅 第6章 生活品・食品-食べ物や生活用品、乗り物などを網羅 第7章 行動-すべてのアクションを網羅

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No.33
69

薬が効かず、慢性化するうつ病が増えている。本書では現代うつ病がもつ問題点を明確にし、森田療法による治療手順を具体的に解説。 薬が効かず、慢性化するうつ病が増えている。本書は、森田療法から見たうつ病の慢性化を分析し、森田療法による治療への介入方法を豊富な症例により具体的に解説する。休職を繰り返す、長い引きこもり、家族もうつ状態に……といった慢性うつ病で悩む本人・家族の助けとなる一冊である。慢性うつ病には、薬物療法や認知行動療法が決して万能ではなく、森田療法がクローズアップされる。 現代はうつ病の時代といわれている。”新型うつ病”に代表されるように、病態は多様化し、そして慢性化している。このように薬が効かない、治らない、慢性化して深刻な状態になってしまうのは、なぜか。  一般的なうつ病の治療法は、西洋の精神医学からもたらされた科学的手法によるものである。原因を想定し、そこに介入するという観点から薬物療法、そして世界的にも標準的となった精神療法である認知行動療法などがあるが、決して万能でなく、また成功しているとは言い難い。そこでクローズアップされるのが森田療法である。  本書では、現代うつ病がもつ問題点を明確にし、森田療法からみたうつ病の慢性化を分析する。また豊富な症例から森田療法による治療の介入方法を具体的に解説する。すでに薬物療法をおこなっていてもよくならない、休職をなんども繰り返す、長い間引きこもっている、家族もうつ状態になっている……といった慢性化したうつ病で悩む本人・家族の助けとなる一冊。 【本書の内容構成】 プロローグ「 抑うつ」を嫌う現代社会 第一章 自然療法としての森田療法   第二章 自然論に基づく治療法の原則 第三章 自然論からみた現代のうつ病 第四章 生き方の行きづまりとしての慢性抑うつ 第五章 森田療法による慢性うつ病からの離脱(1)――内因性うつ病、双極性型の場合 第六章 森田療法による慢性うつ病からの離脱(2)――神経症性うつ病 エピローグ 二人の作家の回復ストーリーから プロローグ “抑うつ”を嫌う現代社会 第一章 自然療法としての森田療法   第二章 自然論に基づく治療法の原則 第三章 自然論から見た現代のうつ病 第四章 生き方の行きづまりとしての慢性抑うつ 第五章 森田療法による慢性うつ病からの離脱(1)――内因性うつ病、双極2型の場合 第六章 森田療法による慢性うつ病からの離脱(2)――神経症性うつ病の場合 エピローグ 二人の作家の回復ストーリーから

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No.34
69

本書では、伝統的な臨床心理学をベースとして、最近の臨床心理学の発展を考えながら、できるだけ新しい動きを含み入れることを試みた。 第1章 臨床心理学の基本的発想 第2章 臨床アセスメントの方法 第3章 臨床面接の進め方 第4章 臨床心理学の対象 第5章 臨床アプローチの形態 第6章 学校教育臨床の展開 第7章 子どもの社会的スキル訓練 第8章 障害児への取り組み 第9章 臨床心理学から健康心理学へ

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No.35
69

[特集]人はみな傷ついている―トラウマケア 1 総論 人はみな傷ついている―“悲しみ”と“哀しみ”の交錯 橋本和明 日本におけるトラウマケアの歴史と系譜 飛鳥井望 2 トラウマセオリー―概論と理論 [インタビュー]トラウマとリカバリー 宮地尚子 2つのトラウマ 松本卓也 複雑性トラウマ(Complex PTSD)―慢性反復性の外傷 田中 究 心的外傷後成長(Post-traumatic Growth : PTG)―逆境とレジリエンシー 菊池美名子 3 トラウマケア―技法と症例 トラウマ・インフォームド・ケア―傷を理解して接する 大江美佐里 トラウマフォーカスト・アプローチ―傷に相対する 亀岡智美 ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー―傷を語る 森 茂起 マインドフルネス―傷と生きる 大谷 彰 トラウマケアと支援者の傷つき―傷に憑かれる 稲本絵里 4 語られる傷・語りえぬ傷 虐待・DV 杉山 春 「気づかない男たち」―ハラスメント・スタディーズ 清田隆之 自死遺族 中森弘樹 戦争・トラウマ 中村江里 傷とアジール―ハンセン病療養所生活者の戦後史から 有薗真代 カルト・脱カルト 櫻井義秀 受刑者の痛みと応答―映画「プリズン・サークル」を通して 坂上 香 投 稿 原著論文 心理師(士)養成大学院における心理実習の教育効果―地域援助実習に焦点をあてて 宇都宮真輝・津川秀夫・藤原直子・藤吉晴美 理論・研究法論文 心理療法における概念の用い方についての一考察―Gendlinの理論の観点から 久羽 康 リレー連載 臨床心理学・最新研究レポート シーズン3 第20回「子どもと大人の相互作用―その分析方法と研究課題」 長岡千賀 主題と変奏―臨床便り 第41回「人の生に寄り添う」 藤井真樹 書評 ヤーコ・セイックラほか 著『開かれた対話と未来―今この瞬間に他者を思いやる』(評者:下平美智代) 松本俊彦 編『「助けて」が言えない―SOSを出さない人に支援者は何ができるか(評者:楢原真也) 松本卓也 著『心の病気ってなんだろう?』(評者:山崎孝明) 門本 泉 著『加害者臨床を学ぶ―司法・犯罪心理学現場の実践ノート』(評者:松本佳久子)

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No.37
69

数学が苦手の学生でも大学院合格に必要な知識がたったの25キーワードで身につく! 試験分析や院試過去問も掲載。 心理統計のエッセンスがたったの25キーワードでわかる! 数学が苦手の学生でも基礎からしっかり学べ、しかも大学院合格に必要な知識が身につく。試験傾向分析・大学院入試過去問も掲載。暗記用赤シート付き。 第1部 心理統計・研究法の学習法 鉄則10 第2部 心理統計・研究法 入試突破のためのキーワード25  例題1 心理学研究法  例題2 信頼性と妥当性  例題3 記述統計法  例題4 標準化  例題5 2変数の関連  例題6 内的・外的妥当性  例題7 統計的仮説検定  例題8 平均値の差の検定  例題9 要因計画法  例題10 因子分析  例題11 回帰分析  例題12 カイ2乗検定 付録 心理統計・研究法用語 定義リスト

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No.39
69

ミュージシャンと深層心理学者。2つの領域を橋渡ししてきた編著者がライフワークとして取り組んだ音楽とこころの不思議な関係。楽しくて、ちょっとせつなくて、懐かしいこころにまつわる35の物語。 第1章 ひとりの空間 第2章 言葉にできない 第3章 いつも誰かがいてくれる 第4章 肩の力をぬいて 第5章 悲しみと向き合う 第6章 記憶の奥に 第7章 いつしか生まれてくるもの

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No.40
69

本書は、子どもの遊戯療法事例の実際を一つひとつ提示し、それぞれに河合隼雄がコメントを加えるかたちで構成されている。本書の画期的な意図は、事例とコメントを有機的に組み合わせることによって、遊戯療法の本質そのものを明らかにしようとすることにある。遊戯療法は遊びを通して行うイメージ主体の心理療法であり、その本質を理解するには、体系化された知識や理論を超えて、何よりも生き生きとした現場の感じを味わいながら考えを深めることが必要だからである。 総論 遊戯療法とその豊かな可能性について 事例1 場面緘黙Z君の箱庭&プレイセラピー 事例2 パワーを求めて 事例3 プレイセラピーにおいて「遊び」が「遊び」でなくなる瞬間-集団になじめない小学校高学年男子の事例を通して 事例4 遊戯療法としての「遊び」を可能にする視点 事例5 自分らしくあるということ-いじめられる啓太君の事例を通して 事例6 三角関係を生き抜くこと-チックを主訴とする4歳女児とその母との関わりを通して 事例7 出生以来施設育ちの子のプレイセラピー-「僕はどこからきたの?」と問うまで 事例8 青いビニールボールに導かれたイメージの世界

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No.42
69

心理学を学ぶ人向けに、統計の基礎をやさしく解説します。調査に必要な知識を中心に紹介し、統計分析の実例も掲載。 心理学を学ぶ人向けに、統計の基礎をやさしく解説します。調査に必要な知識を中心に紹介し、統計分析の実例も掲載。「数学が苦手」という方にもわかりやすいよう、数式は最小限に留めています。また、イメージがつかみやすいよう、イラストも豊富に使用。大学や大学院の授業の副読本としても使えます。 第1章 心理統計とは 第2章 データをわかりやすくまとめよう――記述統計 第3章 データの基礎的な分布を知ろう 第4章 部分から全体を知る――推測統計 第5章 仮説を検証しよう――統計的仮説検定の考え方と方法 第6章 実験結果を分析しよう――分散分析 第7章 心理テストを作る

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No.44
68

キャリアカウンセリングの現場で直面する苦労と悩みに,心理カウンセラーが平易に語りかけ,寄り添う。第1部では,相談をより深め有意義にするための基本的見方や考え方・ちょっとしたヒントやコツをエピソードで紹介。第2部では,実践に役立つ代表的な心理カウンセリングの理論と技法を,エッセンスにしぼって概説する。 ◆推薦のことば 信頼に足るキャリアコンサルタントは何が違うのか。 クライエントの心の機微を察知し、未来への道を切り拓く技術について, 明確に言語化した実践書である。 社員のキャリア形成に本気で取り組む企業関係者も一読すべき1冊。 工藤 啓 氏 (認定特定非営利活動法人 育て上げネット 理事長) キャリアコンサルタントの苦労と努力に共感する 心理カウンセラーの情熱で, キャリア支援の中心軸とカウンセリングの真髄とが, 見事に融和されていく。 三川 俊樹 氏  (追手門学院大学心理学部 教授) まえがき 第1部 実際編 1 キャリアカウンセラーの専門的援助 2 心理カウンセリングとキャリアカウンセリング 3 カウンセリングの学び方 4 カウンセラーの基本的態度 5 傾聴はアクティブ・リスニングです 6 クライエントの自己受容を助ける 7 自己アピールと嘘 8 クライエントと議論しない 9 何をしたいのかが分からないというクライエント 10 どうしても決められないクライエント 11 ラポールの形成 12 今ここへの注目 13 リファーのコツ 14 キャリアカウンセラーの現場 15 キャリアカウンセラーは社会の流動性を支える? 16 キャリア教育は勝ち組になるためのコーチング? 17 「留年は就職に不利」? 18 生活保護という困難 19 現代社会におけるキャリアカウンセリング 20 価値との接触を促進する 第2部 理論編 1 心理カウンセリングの理論 2 心理カウンセリングを大きく分類すると 3 もう少し、学派の整理 4 行動療法 エクスポージャーの考え方 5 行動療法 過剰な行動と過少な行動 6 行動療法 具体的に訊く 7 認知行動療法 自動思考に気づく 8 解決志向アプローチ 解決イメージを構築する 9 解決志向アプローチ 解決イメージを関係の中に置く 10 来談者中心療法 ロジャースの三原則 11 来談者中心療法 成長力への信頼 12 精神分析 無意識の心理学 13 精神分析 自由連想法と解釈 14 精神分析 抵抗の分析 15 精神分析 転移の分析 16 アドラー心理学 17 ユング心理学 18 統合的アプローチ あとがき

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No.45
68

本書では、「なぜ心理学で統計が必要なのか」という点から説明をはじめ、記述統計、推測統計と話を進めています。 プロローグ よくわからない心理統計 1 なぜ心理学に統計が? 2 1つの変数の特徴を記述しよう 3 2つの変数の関係を記述しよう 4 標本から母集団を推測しよう 5 統計的仮説検定って何だろう 6 2つの平均を比べよう(t検定) 7 3つ以上の平均を比べよう(分散分析) 8 心理統計に関するちょっといい話 エピローグ さらにステップアップするために

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No.46
68

カウンセリングを学ぶ学生や一般の初心者にぜひとも読んでもらいたい文献とその内容を紹介。前著2冊の内容を1冊分に集約し紹介文も一新。 1章 カウンセリングと心理療法-カウンセリングの基本書・主な技法の概観(『癒しの森』 『エンカウンター・グループ』 ほか) 2章 精神医学と精神分析-精神医学と科学的知の基礎的文献(『エスとの対話』 『狂気と家族』 ほか) 3章 隣接領域(心理学一般)-心の多層的・多角的性格を理解するために(『意識と本質』 『意識の起源史』 ほか) 4章 近接領域(文化・哲学・宗教etc.)-人間と文化のより深い洞察のために(『「甘え」の構造』 『生きがいについて』 ほか)

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No.48
68

試験に出る心理学用語(英語表記付き)をコンパクトに解説。公認心理師試験と臨床心理士試験の出題範囲に対応。 公認心理師試験や臨床心理士試験、指定大学院入試問題で出題される心理学用語と統計学用語について、英語表記を添えて、コンパクトにわかりやすく解説しました。DSM-5にも対応しています。また、巻末には、重要なキーパーソンとその主要な業績についても解説しています。 第1章 公認心理師としての職責 第2章 基礎心理学(統計) 第3章 基礎心理学(統計以外) 第4章 心理アセスメント 第5章 心理的支援 第6章 精神疾患とその治療 第7章 関係行政論 第8章 最重要キーパーソン

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No.49
68

臨床心理士を目指す人のための試験問題集の第5弾。平成29年から令和元年までの出題より約4割を正答(解説付き)とともに公開 臨床心理士を目指す人のための試験問題集の第5弾。平成29年から令和元年までの筆記試験問題の中から120題を公開し、そのすべてに正答と解説を加えている。過去に出題された問題にあたることにより傾向と対策がつかめる必携の書。

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No.51
68

治療者の仕事の目的は「安心の提供」。患者の「不安」に注目しつつ摂食障害の治療の実際を述べる、患者へのやさしさにあふれた本。 拒食症をPTSDのような障害としてみる治療者は少ないが、著者の実感では、拒食症はPTSDとほぼ同様の発症プロセスをもち、強迫性障害やPTSDのように不安障害とみたほうが現実の治療に即しているという。「安心することによって摂食障害は治っていく」という強い信念のもと、治療者の仕事の目的は「安心の提供」であると位置づけて、本書では、患者のもつ「不安」に注目しつつ摂食障害の治療の実際を述べてゆく。患者に対する視線が限りなくやさしい本である。 はじめに 第1章 摂食障害に対人関係療法的アプローチを適用する根拠  対人関係療法と認知行動療法─過食症に対する効果  それでも対人関係療法を用いる理由  医学モデル  摂食障害における問題領域の選択─維持因子への注目 第2章 摂食障害患者における不安を考える―「役割の変化」という視点  役割の変化  拒食症の発症プロセスにおける「役割の変化」  拒食症発症後の「役割の変化」  拒食症治療における「役割の変化」  「拒食」と「過食」  「過食」における「不安」  「過食」の症状発症後の不安 第3章 不安を扱う基本姿勢  感じるしかない不安と解決できる不安を区別する  不安そのものに焦点を当てない  心理教育で安心を提供する  フォーミュレーションで安心を提供する  「過食」についての心理教育  人格と病気の混同を解消する  ぶれない治療で安心を提供する  治療の中での変化を位置づける 第4章 症状を位置づける―患者の症状に干渉しないことの意味  治療に専念できる環境作り  症状を患者の代弁者とみなす  病気につながったパターンに気づく  家族のプロセスの尊重と患者への安心提供  過食という症状に干渉しないということ  「症状は神聖にして侵すべからず」  食と関係のない強迫症状の扱い 第5章 治療者の不安に向き合う  「脅迫的治療」の裏にある治療者の不安  対人関係療法治療者の基本的姿勢と摂食障害  危機的状況の中で病気と人格を区別するということ  治療者が抱えるリスクについての不安 第6章 家族の不安に向き合う  家族の「役割の変化」を認識する  家族に期待すべき役割  家族が精神科的障害や発達障害を持っているとき  家族のプロセスも尊重する  問題行動に伴う不安を扱う 第7章 不安をコントロールして現状を受け入れる│「位置づけ」という考え方  インテイク面接  対人関係質問項目  仮のフォーミュレーションの提供  第1回面接  フォーミュレーション  中期  父親を位置づける  不安の高まりはミクロな「役割の変化」  「コミュニケーション分析」と「感情の励まし」  不安のコントロールには結果よりもプロセスが重要  社会活動を位置づける  他人のネガティブな反応を位置づける 第8章 不安をコントロールして前進する―「土俵」に乗せるという考え方  ものごとを「自分の土俵」に乗せるということ  親密さへの不安  自己開示も自分の土俵に乗せる  摂食障害からの回復も自分の土俵に乗せる 第9章 病気と治療を「位置づける」  病気の意味を理解する  治らない摂食障害について 文献 あとがき

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No.54
68

内面のドラマともいうべき、無意識的な心の変遷過程をたどる。ユング思想の全体を浮かびあがらせる絶好の入門書。 集合的無意識の概念を紹介し、個性化過程の考えを打ちだし、ユング心理学の基礎を築き上げた初期代表作。内面のドラマともいうべき、無意識的な心の変遷過程を個々の例を挙げながら分りやすく説くという点で、ユング思想の全体像を浮かびあがらせる入門書。 第一部 意識におよぼす無意識の諸作用  第一章 個人的無意識と集合的無意識  第二章 無意識の同化作用のおこす後続現象  第三章 集合的心の一部としてのペルソナ  第四章 集合的心からの個性解放の試み      A ペルソナの退行的復元      B 集合的心との同一化 第二部 個性化  第一章 無意識の機能  第二章 アニマとアニムス  第三章 自我と無意識の諸形象とを区別する技術  第四章 マナ=人格 訳者解説 無意識とユング

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No.55
68

臨床心理士の試験だけでなく、指定大学院の入試にも役立つ内容になっています。 基礎心理学、研究法、心理査定、精神症状、心理療法、心理面接などを解説し、臨床心理士の試験だけでなく、指定大学院の入試にも役立つ内容になっています。試験対策として、論文記述試験、口述面接試験などを詳しく解説するとともに、2回分の予想問題を別冊として収録しました。 第1章 基礎心理学 第2章 統計・研究法 第3章 心理査定 第4章 精神症状 第5章 心理療法 第6章 心理面接 第7章 法律・倫理・地域援助 第8章 試験対策 別冊 模擬問題

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No.56
68

全国でも極めて自殺率の低い「自殺“最”希少地域」、徳島県旧海部町。生き辛さを取り除く、町民達のユニークな人生観と処世術とは。 【推薦の言葉】  「探検記」の傑作。誰も知らない(住んでいる人たちも自覚していない)謎の「パラダイス」が存在したという展開は、ソマリランド級のインパクト。日本のあらゆる社会問題解決の鍵は本書にある! と遠吠えしたくなった。  ―― 高野秀行、ノンフィクション作家、「謎の独立国家 ソマリランド」著者 徳島県南部の太平洋沿いにある小さな町、海部町(かいふちょう)(現海陽町)。 このありふれた田舎町が、全国でも極めて自殺率の低い「自殺“最”希少地域」であるとは、一見しただけではわかりようがない。この町の一体なにが、これほどまでに自殺の発生を抑えているというのだろう。 コミュニティと住民気質に鍵があると直感した著者は、四年間にわたる現地調査とデータ解析、精神医学から「日本むかしばなし」まで多様な領域を駆使しつつ、その謎解きに果敢に取り組む。 ゆるやかにつながる、「病」は市に出せ、“幸せ”でなくてもいい、損得勘定を馬鹿にしない、「野暮ラベル」の活用など、生きづらさを取り除いて共存しようとした先人たちの、時代を超えて守り伝えられてきた人生観と処世術が、次々とあぶり出されていく。 第1章  事のはじまり ―海部町にたどり着くまで 第2章  町で見つけた五つの自殺予防因子 ―現地調査と分析を重ねて いろんな人がいてもよい、いろんな人がいた方がよい/人物本位主義をつらぬく/ どうせ自分なんて、と考えない/「病」は市に出せ/ゆるやかにつながる 第3章  生き心地良さを求めたらこんな町になった ―無理なく長続きさせる秘訣とは 多様性重視がもたらすもの/関心と監視の違い/やり直しのきく生き方/ 弱音を吐かせるリスク管理術/人間の性と業を知る 第4章  虫の眼から鳥の眼へ ―全国を俯瞰し、海部町に戻る 「旧」市区町村にこだわる理由/最良のデータを求めて/指標が無いなら作るまで/ 海抜五百メートルの山と高原/地理的特性の直接・間接的影響/海部町の「サロン」活用法  第5章  明日から何ができるか ―対策に活かすために   「いいとこ取り」のすすめ/思考停止を回避する/“幸せ”でなくてもいい/   危険因子はゼロにならない/人の業を利用する/「野暮ラベル」の効用

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No.60
68

大好評のテキスト「ペンギン緑本」で 基本の知識をつかもう! 本書は、公認心理師試験の合格に必要な基本の知識を身につけられる1冊です。 ブループリントや試験の傾向をふまえた説明で、 苦手分野を掘り下げての学習や、知識の振り返りにも活用できます。 〈本書の特徴〉 ・公認心理師を持つ大学教員、臨床心理士、医師、薬剤師、社会福祉士など  各分野に精通した最強の執筆陣が丁寧に解説 ・最新の第4回試験のブループリントに対応 ・出題基準に沿った24章構成で、基本知識をしっかりおさえられる ・「用語解説」「プラスワン」「コラム」など補足説明も分かりやすい ・充実した索引が復習に便利 ・重要語句を隠して覚えられる赤シート付き ・持ち運びがしやすいA5サイズ 〈心理教科書シリーズ〉 『公認心理師 完全合格問題集 2022年版』 『心理教科書 公認心理師 要点ブック+一問一答 第2版』 「問題集」や「要点ブック」で物足りない方は、テキストとの併用もおすすめです! ■第1部 心理師の基本 第1章 公認心理師としての職責の自覚 第2章 問題解決能力と生涯学習 第3章 多職種連携・地域連携 ■第2部 心理学基礎編 第4章 心理学・臨床心理学の全体像 第5章 心理学における研究第6章 心理学に関する実験 第7章 知覚及び認知 第8章 学習及び言語 第9章 感情及び人格 第10章 脳・神経の働き 第11章 社会及び集団に関する心理学 第12章 発達 第13章 障害者(児)の心理学 第14章 心理状態の観察及び結果の分析 ■第3部 応用実践編第14章 心理状態の観察及び結果の分析 第15章 心理に関する支援(相談、助言、指導その他の援助) 第16章 健康・医療に関する心理学 第17章 福祉に関する心理学 第18章 教育に関する心理学 第19章 司法・犯罪に関する心理学 第20章 産業・組織に関する心理学 第21章 人体の構造と機能及び疾病 第22章 精神疾患とその治療 第23章 公認心理師に関係する制度 第24章 その他(心の健康教育に関する事項等)

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No.61
68

自分の言葉で心理学を思考し、心を観察し、今そこにある問題を考える。簡潔な文章と多彩なイラストでヒトの心の不可解に迫る入門書 簡潔な文章と多彩なイラストで一読である程度理解できる「簡潔性」、知識の詰め込みではなく考える材料になる「思考促進性」、現代人が抱える悩みや課題にこたえる「現在性」に留意したたいへん読みやすい一冊。入門書に最適。 読むだけである程度理解できる「簡潔性」、知識の詰め込みではなく考える材料になる「思考促進性」、現代人が抱える悩みや課題にこたえる「現在性」に留意したたいへん読みやすい一冊。教科書としてだけではなく一般書としても読み応え十分。一読すれば、いまそこにある心の問題が見えてくる。 はじめに 心理学を学ぶ喜びと意義 1章 荒川歩 心理学とは:心理学に何を期待するのか? コラム1 フェヒナーの精神物理学と感覚の尺度化 2章 三星宗雄・荒川歩 知覚:人の目はカメラとどう違うのか? コラム2 騒色公害の系譜とその解決 3章 三星宗雄・荒川歩 知覚の障害:私たちに見える世界は共通か? コラム3 ユニバーサルデザインとカラーユニバーサルデザイン 4章 浅井千絵 記憶と学習:人はどのように学ぶのか? コラム4 感情と色彩 5章 浅井千絵 認知:人はどのように世界を理解するのか? コラム5 絵画・デザイン制作の認知科学 6章 荒川歩 感情:感情は何のためにあるのか? コラム6 無意識 7章 荒川歩 自己:私はどこにあるのか? コラム7 アイデンティティ拡散と回復 8章 荒川歩・河野直子 発達:それぞれの年代において人はどんな課題とむきあうか? コラム8 子どもの絵の発達 コラム9 氏か育ちか、氏も育ちも 9章 遠藤架児 発達の障害:障害なのか? 個性なのか? コラム10 サヴァン症候群 10章 桂 瑠以 性格と社会的認知:何が人の性格や態度を決めるのか? コラム11 心理(性格)検査って何? 11章 桂 瑠以 人間関係 : 人と人とは、どう関わるか? コラム12 コミュニケーションメディアの使い分け 12章 桂 瑠以 社会的影響と集団:集団はどのような影響を及ぼすか? コラム13 商品開発と心理学 コラム14 広告と心理学 13章 河野直子・荒川歩 心と脳:心はどのような脳内メカニズムに支えられているか? コラム15 心とからだ コラム16 アフォーダンス 14章 河野直子・尾崎紀夫 病理:精神疾患とどう付き合っていくか? コラム17 病跡学:作品や人物を精神病理で理解する コラム18 芸術療法:アートと心理学のもう1つの関係 引用文献 索引

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No.65
68

「認識」について,実験の醍醐味に触れながら,基礎的な内容から新しい知見までをカバーした,コンパクトで読みやすい入門書。 人間は世界をどのように認識しているのか。当たり前になしえている「認識」の背後にからみ合う複雑な営みを,1つ1つ解き明かしていく実証的・科学的手法の醍醐味を堪能してほしい。初版刊行後の新しい知見も盛り込んだ,コンパクトで読みやすい入門書。 第1章 認知心理学の誕生と変貌――情報工学から機能的生物学へ=道又 爾 第2章 知覚の基礎――環境とのファーストコンタクト=北〓崎充晃 第3章 高次の知覚――見ることから理解することへ=道又 爾 第4章 注 意――情報の選択と資源の集中=大久保街亜・道又 爾 第5章 表 象――こころの中身,その形式=大久保街亜 第6章 記 憶――過去・現在・未来の自己をつなぐ=今井久登 第7章 言 語――成長する心の辞書システム=山川恵子 第8章 問題解決と推論――普遍性と領域固有性の間で=黒沢 学

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No.73
67

「イエス!」を引き出す60の秘訣

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No.74
67

「経済からのアプローチ」、「知覚からのアプローチ」「感情・直観からのアプローチ」といった章を新たに立て、構成を大幅に刷新。 「経済からのアプローチ」、「知覚からのアプローチ」「感情・直観からのアプローチ」といった章を新たに立て、構成を大幅に刷新。心理学の知識がなくても読みやすく、幅広い読者におすすめできる1冊。教科書にも最適。 意思決定研究の基礎はこれで学べる! 行動経済学を生み、医療や科学技術のリスコミにも欠かせないリスクと意思決定の基礎知識が満載! 好評入門書の第3版! ▼学界で好評を得た「行動的意思決定」の入門書を10年ぶりに改版! 「意思決定とリスク」に関わる概念・理論についての心理学的知見の蓄積と最新の動向をいち早く紹介した入門書の第3版。行動経済学やリスクコミュニケーションが注目される今、「経済からのアプローチ」をはじめ、「知覚からのアプローチ」「感情・直観からのアプローチ」といった章を新たに立て、構成を大幅に刷新。心理学の知識がなくても読みやすく、幅広い読者におすすめできる1冊。教科書にも最適。 はじめに 改訂版によせて 第3版刊行にあたって 第Ⅰ章 意思決定、不確実性と心理学  Ⅰ―1 意思決定とは  Ⅰ―2 ギャンブルと不確実性  Ⅰ―3 事故・災害、環境問題のリスク  Ⅰ―4 医療意思決定、その他領域での展開  Ⅰ―5 集団での行動、意思決定と生産性  Ⅰ―6 リスクと不確実性、曖昧性  Ⅰ―7 曖昧さは嫌われる?   第Ⅱ章 認知からのアプローチ  Ⅱ―1 不確実性下での意思決定と期待効用  Ⅱ―2 経済学における意思決定(1)効用逓減と期待効用理論  Ⅱ―3 経済学における意思決定(2)期待効用理論の侵犯  Ⅱ―4 代表性ヒューリスティック(1)  Ⅱ―5 代表性ヒューリスティック(2)基準比率の無視  Ⅱ―6 利用可能性ヒューリスティック  Ⅱ―7 係留と調整ヒューリスティック  Ⅱ―8 感情ヒューリスティック、適応的ヒューリスティック  Ⅱ―9 枠組み効果  Ⅱ―10 プロスペクト理論  Ⅱ―11 意思決定の二重過程モデル  Ⅱ―12 ヒューリスティックス&バイアス研究への批判  Ⅱ―13 その他の認知的意思決定理論   第Ⅲ章 知覚からのアプローチ  Ⅲ―1 ランダムネスの知覚と生成  Ⅲ―2 共変関係の知覚  Ⅲ―3 錯誤相関  Ⅲ―4 原因帰属理論  Ⅲ―5 制御幻想  Ⅲ―6 抑うつのリアリズム  Ⅲ―7 自信過剰 第Ⅳ章 感情・直観からのアプローチ  Ⅳ―1 感情が判断や意思決定に与える影響  Ⅳ―2 ストレスと意思決定  Ⅳ―3 決定後の心理:認知的不協和の低減  Ⅳ―4 単純接触効果  Ⅳ―5 選択と理由  Ⅳ―6 後悔  Ⅳ―7 予測と経験   第Ⅴ章 行動からのアプローチ  Ⅴ―1 動物の選択行動  Ⅴ―2 迷信行動とギャンブル行動  Ⅴ―3 動物行動研究から見た遅延割引  Ⅴ―4 自己制御(セルフコントロール)と衝動性  Ⅴ―5 ヒトの価値割引研究への展開  Ⅴ―6 選択行動研究とマッチングの法則  Ⅴ―7 行動生態学 第Ⅵ章 社会からのアプローチ  Ⅵ―1 集団の影響  Ⅵ―2 集団の問題解決  Ⅵ―3 集団の意思決定と合議(1)  Ⅵ―4 集団の意思決定と合議(2)  Ⅵ―5 集団の意思決定と合議(3)集合知  Ⅵ―6 リスク心理研究(1)  Ⅵ―7 リスク心理研究(2)リスクコミュニケーション  Ⅵ―8 科学情報のコミュニケーション  Ⅵ―9 リスクリテラシー   第Ⅶ章 経済からのアプローチ  Ⅶ―1 行動経済学(1)需要供給分析  Ⅶ―2 行動経済学(2)無差別曲線分析  Ⅶ―3 心の会計とサンクコスト効果  Ⅶ―4 保有効果と現状維持バイアス  Ⅶ―5 行動ファイナンス  Ⅶ―6 神経経済学 引用文献一覧 索 引 BOX 目次 ( )内は執筆者 1 Blue seven 現象(坂上) 2 選択肢は多いほどよいか?(山田) 3 平均への回帰(増田) 4 様々な合理性の見解(広田) 5 マーフィーの法則を科学する(増田) 6 好物は後で? 上昇選好(井垣) 7 終わり良ければすべてよし? ピーク・エンドの法則(井垣) 8 競合分割効果(広田) 9 時間と意思決定(広田) 10 飛行爆弾は狙って打ち込まれたか?(増田) 11 読みやすい名前は好かれる?(森) 12 最高を求めると不幸になる?(森) 13 誠意のコスト(森) 14 自己制御の技術(坂上) 15 動物も不公平を嫌う?(石井) 16 ただ乗り問題と共有地の悲劇 社会的ジレンマ(広田) 17 1円はどこへ消えた?(広田) 18 「直観」が全てを知っている?! 現実場面での意思決定(三田地) 19 デフォルト(山田) 20 貨幣錯覚(井垣) 21 ソマティックマーカー仮説(石井)

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No.78
67

論文の読み方入門書。『心理学論文の書き方』の姉妹篇。論文読破に必要となる概説的な知識や論文の形式・ルールをやさしく解説。 「書く」のためには,まずは「読む」ことから!『心理学論文の書き方』の姉妹篇。論文を読むことは学問という知的な世界を旅することである。論文読破に必要となる概説的な知識や形式・ルールをやさしい筆致でコンパクトにまとめた,論文ビギナー必携の入門書。 プロローグ 論文を読もうとする人に Step1 論文を読む前に  第1章 なぜ論文を読むのか  第2章 論文の作法を知る  第3章 読む前に大切なこと Step2 論文を読む  第4章 論文の構造をつかむ  第5章 いろいろな読み方を試してみる  第6章 読むときに役立つこと  第7章 図表を読む  第8章 統計の結果を読む  第9章 読んだ後にすべきこと  第10章 英語論文を読む  第11章 論文を探すコツ エピローグ 論文の読み方を極める

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No.80
67

これまでの心理学は、とかく人間の欠けているところ、できない部分に注目してそれを克服することに着目しがちでしたが、これからは人間のポジティブな側面にもっと注目し、人間の本来もつ強さを引き出すことによって個人や社会を支えるような学問を目指すべきだ、とする考え方が生まれています。本書は、スポーツ心理学、健康心理学に、新たに確立してきたポジティブ心理学をあわせて、積極的な人生追求のためのこころのサイエンスの最前線を紹介する入門書です。 目次 ●もくじ はじめに   第1部 スポーツ心理学                 中込四郎 1‐1 スポーツ心理学 スポーツと心理学が出会う 1‐2 タレント発掘 早期トレーニングの功と罪 1‐3 青年期とスポーツ スポーツで「自己」を体験する 1‐4 アスリートのパーソナリティ スポーツによってパーソナリティをつくる 1‐5 こころの強化 スポーツメンタルトレーニングの今 1‐6 ピークパフォーマンス 実力発揮につながる心理的世界を知る 1‐7 積極的思考 弱気から強気に変える 1‐8 イメージトレーニング イメージをうまく活用する 1‐9 スポーツ・モニタリング・トレーニング こころと体の動きを知る 1‐10 ソーシャルサポート まわりの人的資源を活用する 1‐11 スランプ いくらやっても上達しない 1‐12 アスリートの燃え尽き 努力する割には報われない 1‐13 心因性動作失調 こころが動きを縛る 1‐14 スポーツセラピー スポーツでこころを癒やす 1‐15 運動の継続 運動の継続を妨げるもの  第2部 健康心理学                   石崎一記 2‐1 健  康  心身ともにその人らしくいること 2‐2 健康心理学 健康をこころと体の結びつきの面から科学する 2‐3 健康の査定 健康ってはかれるの? 2‐4 生涯発達  一生変化し続けるもの  2‐5 QOL 人生の質、生活の質  2‐6 生きがい 生きる意味が感じられること  2‐7 ストレス ストレスって本当に悪いもの?  2‐8 ストレス・コーピング ストレスとの上手な付き合い方  2‐9 感  情 人を心底から動かすもの  2‐10 グループと自然の癒やし効果 人や自然と関わることで健康づくり   第3部 ポジティブ心理学                外山美樹 3‐1 ポジティブ心理学とは 人間のもつ「強さ」から考える  3‐2 学習性無力感 説明スタイルの違いから謎を解く  3‐3 楽観主義 自分の将来を楽観的に考える  3‐4 悲観主義ネガティブ思考のポジティブなパワー  3‐5 フロー経験 夢中になる  3‐6 目  標 自分の未来を導く  3‐7 自尊感情 揺れ動く自己  3‐8 認知的複雑性 物事を多面的に見る能力  3‐9 ネガティブ感情とポジティブ感情 感情の凹凸  3‐10 笑  い 人は幸福だから笑うのではない  3‐11 気晴らし 気晴らしにもコツがいる  3‐12 自己開示 こころをオープンにすると健康になる?  3‐13 アサーション 自己表現によってよりよい人間関係を築く  3‐14 ハーディネス ストレスに強い性格とは  3‐15 認知療法 考え方の癖を見ぬく    人名索引 事項索引 文  献

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No.97
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◆第1巻の特徴◆ 鮮度の高い事例や普遍的なハウツーを盛り込みながら,どの研究法にも共通する基盤的知識を解説。研究倫理も手厚く扱う。実証に基づく科学としての心理学が「なるほど!」と理解できて,もっと研究したくなる入門書。 第1部では,心理学研究に着手する技能や技術を身につけるにあたって,最低限知っておきたい知識を解説。第2部では,心理学研究に必要な技能や技術についてのハウツーを述べる。効果量や検定力分析,ベイズ統計学の基本的考え方などについても鮮度高く解説。 第3部では,研究を「公表する」にあたって研究者が心がけるべき倫理について手厚く解説。仮説の後づけ(HARKing), p値ハッキング(p-hacking)など問題のある研究実践(QRPs)への警鐘をならし,モラル違反を抑止する策について述べる。 ◆第1巻 主なもくじ◆ 序章  心理学とは何か ―第1部 心理学を「研究する」ということ―  第1章 心理学のなりたち:心理学史  第2章 研究の準備:心理学研究の基礎知識  第3章 研究の準備:先行研究の探し方   ―第2部 心を「測定する」ということ―  第4章 研究の基礎:研究法概説  第5章 研究の基礎:人間を対象とする測定における諸問題  第6章 データの中身を知る:記述統計  第7章 データから対象を見通す:推測統計 ―第3部 研究を「公表する」ということ―  第8章 研究倫理:研究者として「なすべきこと」  第9章 研究倫理:研究者として「やってはいけないこと」  第10章 研究倫理:モラル違反を抑止するシステム  第11章 研究成果の公表:心理学論文の書き方 終章  よりよい心理学研究のために ◆◆◆『心理学ベーシック』全5巻-シリーズ監修 三浦 麻子-◆◆◆ 心のはたらきを科学的に見つめるまなざしを養い,「自らの手で研究すること」に力点をおいたシリーズ 第1巻 なるほど! 心理学研究法 三浦麻子 著 第2巻 なるほど! 心理学実験法 佐藤暢哉・小川洋和 著  第3巻 なるほど! 心理学調査法 大竹恵子 編著  第4巻 なるほど! 心理学観察法 佐藤 寛 編著  第5巻 なるほど! 心理学面接法 米山直樹・佐藤 寛 編著 ◆「心理学ベーシック」シリーズ刊行にあたって(一部抜粋)◆ 「心理学を学ぶこと」をめぐる状況は,2015年に国家資格「公認心理師」の制度化が決まったことによって大きな岐路に立った。-略- しかしわれわれは,心理職としての現場での実践を有為なものとするためには,何よりもまず,心理学諸領域の基礎的な知見や理論を学び,それらをふまえて自らテーマを設定して研究を計画し,収集したデータを分析・考察するという一連の科学的実証手続きを遂行するためのスキルとテクニックを習得することが必要だという強い確信をもっている。   「心理学ベーシック」シリーズ刊行にあたって はしがき 序章  心理学とは何か  1節 心理学の定義  2節 心理学を研究することの難しさ  3節 心理学を研究することの面白さ ―第1部 心理学を「研究する」ということ―  第1章 心理学のなりたち:心理学史   1節 心理学と哲学   2節 心理学と医学   3節 心理学と生物学   4節 近代心理学の創始とその発展   5節 第二次大戦後の心理学   6節 日本の心理学  第2章 研究の準備:心理学研究の基礎知識   1節 概念的定義と操作的定義   2節 信頼性と妥当性   3節 相関と因果   4節 さまざまな変数  第3章 研究の準備:先行研究の探し方   1節 リサーチ・クエスチョン   2節 巨人の肩の上に立つということ   3節 先行研究レビューの意義   4節 先行研究の収集法:概論   5節 心理学の研究論文に触れる   6節 心理学の研究テーマを知る   7節 さあ,歩きはじめよう ―第2部 心を「測定する」ということ―  第4章 研究の基礎:研究法概説   1節 実験法   2節 調査法   3節 観察法   4節 面接法  第5章 研究の基礎:人間を対象とする測定における諸問題   1節 参加者効果   2節 実験者効果   3節 努力の最小限化   4節 生態学的妥当性との両立  第6章 データの中身を知る:記述統計   1節 数値データの利点   2節 尺度   3節 記述統計  第7章 データから対象を見通す:推測統計   1節 推測統計とは   2節 標本抽出に伴う結果の変動   3節 統計的仮説検定   4節 統計的仮説検定における2種類の誤り   5節 効果量と検定力分析   6節 ベイズ統計学の基本的考え方 ―第3部 研究を「公表する」ということ―  第8章 研究倫理:研究者として「なすべきこと」   1節 エシックスの基本的な考え方   2節 最小限のコストやリスク   3節 説明責任   4節 個人情報・データの保護   5節 成文化されたエシックス   6節 倫理審査  第9章 研究倫理:研究者として「やってはいけないこと」   1節 モラルとしての研究倫理   2節 研究者が陥るかもしれない「地獄」   3節 仮説の後づけ(HARKing)   4節 p値ハッキング(p-hacking)   5節 蔓延するQRPs 第10章 研究倫理:モラル違反を抑止するシステム   1節 研究結果の再現可能性   2節 心理学界で起こった問題   3節 システムの整備   4節 心理学研究の「パラダイムシフト」 第11章 研究成果の公表:心理学論文の書き方   1節 論文のアウトライン   2節 論文の文章表現   3節 図表   4節 全体的なチェック [付録] 心理科学実験実習 レポート作成 チェックリスト 終章  よりよい心理学研究のために  1節 「研究」するということ  2節 よい研究とは何か  3節 心理学研究への船出 引用文献/索 引

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