【2024年】「精神疾患」のおすすめ 本 137選!人気ランキング
- ~1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門
- 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
- 精神疾患にかかわる人が最初に読む本
- 精神科の薬がわかる本 第4版
- 双極性障害 第3版: 病態の理解から治療戦略まで
- DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引
- カプラン臨床精神医学テキスト DSM-5診断基準の臨床への展開 第3版
- 双極性障がい(躁うつ病)と共に生きる 病と上手につき合い幸せで楽しい人生をおくるコツ
- 人生がラクになる 脳の練習 (日経ビジネス人文庫)
- ねじ子が精神疾患に出会ったときに考えていることをまとめてみた
精神保健福祉の制度やサービスをわかりやすく解説。初めて精神科で働く人や学生におすすめ。2024年施行の改正法に対応した最新版 精神科領域の全体像をつかんで現場の支援に活かす!改正精神保健福祉法(2023年・2024年施行)に対応した最新版!精神疾患・精神障害の種類や症状は患者さんごとに多種多様。多くの場合、治療は長期に及ぶため、症状と付き合いながら仕事をしたり、いくつもの課題を抱えながら生活している方が少なくありません。そのため、薬や心理療法などの医療的ケアとともに、様々な支援制度やサービスを患者さんの状況に合わせて活用することが重要です。こころの病や問題には、医師をはじめ、看護師、保健師、精神保健福祉士、臨床心理士、公認心理師、作業療法士など様々な専門職が関わります。それぞれの専門領域の違いから、「症状や治療の知識は豊富だが、制度やサービスについては詳しくない」「精神保健福祉士の常駐がない現場で、患者さんからの制度や法律に関する質問に対応できない」ということもあります。本書は、主に精神科にかかわる専門職や患者さんを支える家族などに向けて、精神保健福祉に関する制度・サービスをわかりやすく整理して紹介。2023年4月、2024年4月施行の改正精神保健福祉法(精神保健及び精神障害者福祉に関する法律)にも対応しています。精神疾患や精神障害の基礎知識もまとめており、初めて精神科に勤務する人や学生にも入門書としておすすめ。病院以外の場所で、課題を抱えて生活する人を支援する上でも役立ちます。【目次】第1章:精神保健福祉法の基本第2章:精神科の対象とは?第3章:精神科に関わる専門職第4章:精神疾患の治療法第5章:入院・医療制度の実際第6章:働く人のための精神保健福祉第7章:日常生活で活用できる支援制度【編著者】■二本柳 覚(にほんやなぎ・あきら)京都文教大学臨床心理学部臨床心理学科講師。日本福祉大学福祉社会開発研究所客員研究所員。修士(福祉マネジメント:日本福祉大学)。社会福祉士、精神保健福祉士。【著者】■石井 佳葉(いしい・かよう)就実大学教育学部教育心理学科講師。博士(教育学:京都大学)。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。公認心理師、臨床心理士。■茂本 由紀(しげもと・ゆき)武庫川女子大学心理・社会福祉学部講師。博士(心理学:同志社大学)。公認心理師、臨床心理士。 はじめに第1章 精神保健福祉法の基本 ・そもそも精神保健福祉法ってどんな法律? ・精神障害者をめぐる法制度〈明治~昭和中期〉 ・精神障害者をめぐる法制度〈宇都宮病院事件~現在〉 ・精神保健に課題を抱える者も市町村の相談支援の対象に ・人権に配慮した精神科の入院制度 ・適切な精神科医療を実施するための制度 ・自傷他害の恐れのある状態の人を医療につなげる ・緊急入院が必要なのに拒否する患者さんへの対応 ・都道府県における精神保健福祉の中核機関 ・適切な医療や保護がなされているかを審査 ・各種支援を受けるための証明書 ・精神科病院での虐待防止のための取り組みを推進 COLUMN|依存症問題は「隣の家の話」ではありません第2章 精神科の対象とは? ・そもそも精神疾患って何? ・DSMとICDは何が違う? ・精神科と神経内科、心療内科はどう違う? ・成長過程で見えてくるつまずきの総称 ・統合失調症は脳と心の統合機能の障害 ・「落ち込む」「やる気が出ない」はうつ病のサイン? ・躁とうつの状態を繰り返す双極性障害 ・100人に1人がかかるパニック障害 ・おかしいと思っても止められない強迫性障害 ・PTSDの苦しみは千差万別 ・摂食障害は食行動を通じた心の叫び ・神経系に生じた異常はもとに戻らない ・医療領域以外の支援が欠かせない高次脳機能障害 ・認知症のタイプや進行度により症状は異なる ・人との関わりで問題を抱えやすいパーソナリティ障害 ・「疾患」ではないが、不随する不調には医療が必要 ・いつ生じるかわからない発作との付き合い方が重要 COLUMN|医療事務スタッフとの連携は欠かせない第3章 精神科に関わる専門職 ・様々な専門職と連携して治療にあたる司令塔 ・患者さんの心に寄り添う精神科看護師 ・地域生活をサポートし、疾病・再発の予防にも尽力 ・精神科医療と社会のパイプ役 ・心の安定を支える専門性の高い心理資格 ・心と身体のリハビリテーションで患者さんをサポート ・服薬指導で患者や家族をサポートする薬物治療の要 ・食事を通じて患者さんの心身をケア COLUMN|心理士・師は実際にどんな風に対応しているの?第4章 精神疾患の治療法 ・薬物療法は精神疾患で最初に行われる治療法 ・社会生活機能の訓練を行う精神科デイケア ・社会生活で必要なスキルを獲得するトレーニング ・無意識に着目し治療を進める心理療法 ・思考を受け入れ自分らしい人生を送るために ・家族を一つのシステムとして捉える心理療法 ・あるがままの姿勢を獲得していく日本独自の心理療法 ・その人の能力の状態を知って生活に生かす ・その人のパーソナリティを捉えて治療に生かす ・心理療法の効果とそのエビデンスの確認方法 COLUMN|改善が難しい疾病医に対する治療法第5章 入院・医療制度の実際 ・精神科に入院する際に必ず行われる「告知」 ・精神科病院への入院の中で最も基本的な形態 ・医療保護入院では、「家族等」の同意が必要 ・医療保護入院の入院期間に上限が定められた ・退院後のことを入院時から考えるシステム ・入院が長期化した場合に退院支援に向けた会議を開催 ・緊急な医療を必要とした時の相談・受診システム ・自傷他害の恐れのある場合に知事の命令で行われる入院 ・入院しても面会や電話は自由にできる? ・入院の医療費は手続きによって減額可能 ・患者さんの回復と社会復帰を目指して専門職が協働 ・「退院」だけではなく、「退院に至る過程」が大事 ・再発を防ぎ社会生活を続けるための継続的ケア ・心神喪失及び心神耗弱により罪を犯した人への司法精神医療 COLUMN|専門職が質の高い支援を継承し続けるために第6章 働く人のための精神保健福祉 ・職場でのメンタルヘルスへの取り組みが求められる時代 ・自身のメンタルヘルスの状況がわかる ・社員の悩みの解決を会社全体の利益につなげる ・社員の身体的・精神的健康を支援する医師 ・社内に相談できる仕組みがない場合はどうする? ・病気やケガで働けない場合にもらえるお金 ・精神疾患も労災認定される可能性がある ・休職中の過ごし方や、復職に向けた取り組みとは? ・部下の調子が悪い時、上司はどう対応する? ・復職するまでと、復職してからの社員へのサポート ・障害者雇用枠で就業するという選択 COLUMN|短時間労働の法定雇用率の算定見直しで広がる雇用機会第7章 日常生活で活用できる支援制度 ・障害により生活や仕事に制限を受けた場合の年金制度 ・精神障害者保健福祉手帳で受けられる様々なサービス ・社会復帰に向けた様々なサービスを規定した法律 ・家以外の居場所が欲しい時には? ・「また働きたい」と思った時に受けられる支援は? ・地域生活で困った時には社会福祉協議会へ ・急な出費など、お金の問題に対応する制度 ・生活保護はセーフティネットとして大事な制度 ・大事な財産を守るための制度 ・同じような体験をした人たちとの関わりで得られること COLUMN|精神障害にも対応した地域包括ケアシステムを目指して
統合失調症と並ぶ精神疾患、双極性障害(双極症)。この病気の性格と対処法とはどのようなものか。 統合失調症と並ぶ精神疾患、双極性障害(双極症)。この病気の性格と対処法とはどのようなものか。最新の研究成果と豊富なQ&Aを収めたロングセラーの第2版。
【精神疾患のある人へのチームアプローチがこの1冊でわかる!】 精神疾患のある人を地域で、チームで、支えるための知識・方法をわかりやすく解説。豊富な事例により、理解が深まります。 ◇かかわりのポイントがわかる 疾患・症状を丁寧に解説 統合失調症やうつ病、パーソナリティ障害など10の疾患・症状の特徴とそれをふまえた各疾患のある人へのかかわり方を詳しくまとめています。 ◇家族関係の読み解き方をやさしく理解 家族を「システム」としてとらえる考え方を、具体例を織り交ぜながらわかりやすく説明しています。 ◇利用者主体の多職種連携がわかる 3つの実践事例を通じて、ケアマネジャー、訪問看護師、相談支援専門員等多職種における役割分担や情報共有の方法を具体的に理解できます。 ◇精神疾患のある人を支える具体的なアプローチ方法も掲載 オープンダイアローグやTIC(トラウマ・インフォームドケア)といったかかわりの手法や考え方もわかりやすく解説しています。
内面のドラマともいうべき、無意識的な心の変遷過程をたどる。ユング思想の全体を浮かびあがらせる絶好の入門書。 集合的無意識の概念を紹介し、個性化過程の考えを打ちだし、ユング心理学の基礎を築き上げた初期代表作。内面のドラマともいうべき、無意識的な心の変遷過程を個々の例を挙げながら分りやすく説くという点で、ユング思想の全体像を浮かびあがらせる入門書。 第一部 意識におよぼす無意識の諸作用 第一章 個人的無意識と集合的無意識 第二章 無意識の同化作用のおこす後続現象 第三章 集合的心の一部としてのペルソナ 第四章 集合的心からの個性解放の試み A ペルソナの退行的復元 B 集合的心との同一化 第二部 個性化 第一章 無意識の機能 第二章 アニマとアニムス 第三章 自我と無意識の諸形象とを区別する技術 第四章 マナ=人格 訳者解説 無意識とユング
医療や福祉に携わる方やカウンセラーなどの専門職を目指す方向けに、こころの病気の原因と種類、治療法、患者を支える社会制度など、精神医学の基礎と最新情報をやさしく解説。やさしい文章とイラストを使った図解、丁寧な用語解説で、はじめて学ぶ方もすんなり読めるようになっています。国際的な診断基準であるDSM-5に対応しながら、近年使用されている薬や精神療法、患者と家族を支援する法制度など、最新情報を網羅しました。
統合失調症の方の回復力を高める、心穏やかに暮らすための接し方の工夫やヒントが満載!最強コンビによる集大成、遂に刊行! 第1章 統合失調症の人の気持ちを理解する 第2章 回復力を高める接し方 第3章 サポートの方法
◆第1巻の特徴◆ 鮮度の高い事例や普遍的なハウツーを盛り込みながら,どの研究法にも共通する基盤的知識を解説。研究倫理も手厚く扱う。実証に基づく科学としての心理学が「なるほど!」と理解できて,もっと研究したくなる入門書。 第1部では,心理学研究に着手する技能や技術を身につけるにあたって,最低限知っておきたい知識を解説。第2部では,心理学研究に必要な技能や技術についてのハウツーを述べる。効果量や検定力分析,ベイズ統計学の基本的考え方などについても鮮度高く解説。 第3部では,研究を「公表する」にあたって研究者が心がけるべき倫理について手厚く解説。仮説の後づけ(HARKing), p値ハッキング(p-hacking)など問題のある研究実践(QRPs)への警鐘をならし,モラル違反を抑止する策について述べる。 ◆第1巻 主なもくじ◆ 序章 心理学とは何か ―第1部 心理学を「研究する」ということ― 第1章 心理学のなりたち:心理学史 第2章 研究の準備:心理学研究の基礎知識 第3章 研究の準備:先行研究の探し方 ―第2部 心を「測定する」ということ― 第4章 研究の基礎:研究法概説 第5章 研究の基礎:人間を対象とする測定における諸問題 第6章 データの中身を知る:記述統計 第7章 データから対象を見通す:推測統計 ―第3部 研究を「公表する」ということ― 第8章 研究倫理:研究者として「なすべきこと」 第9章 研究倫理:研究者として「やってはいけないこと」 第10章 研究倫理:モラル違反を抑止するシステム 第11章 研究成果の公表:心理学論文の書き方 終章 よりよい心理学研究のために ◆◆◆『心理学ベーシック』全5巻-シリーズ監修 三浦 麻子-◆◆◆ 心のはたらきを科学的に見つめるまなざしを養い,「自らの手で研究すること」に力点をおいたシリーズ 第1巻 なるほど! 心理学研究法 三浦麻子 著 第2巻 なるほど! 心理学実験法 佐藤暢哉・小川洋和 著 第3巻 なるほど! 心理学調査法 大竹恵子 編著 第4巻 なるほど! 心理学観察法 佐藤 寛 編著 第5巻 なるほど! 心理学面接法 米山直樹・佐藤 寛 編著 ◆「心理学ベーシック」シリーズ刊行にあたって(一部抜粋)◆ 「心理学を学ぶこと」をめぐる状況は,2015年に国家資格「公認心理師」の制度化が決まったことによって大きな岐路に立った。-略- しかしわれわれは,心理職としての現場での実践を有為なものとするためには,何よりもまず,心理学諸領域の基礎的な知見や理論を学び,それらをふまえて自らテーマを設定して研究を計画し,収集したデータを分析・考察するという一連の科学的実証手続きを遂行するためのスキルとテクニックを習得することが必要だという強い確信をもっている。 「心理学ベーシック」シリーズ刊行にあたって はしがき 序章 心理学とは何か 1節 心理学の定義 2節 心理学を研究することの難しさ 3節 心理学を研究することの面白さ ―第1部 心理学を「研究する」ということ― 第1章 心理学のなりたち:心理学史 1節 心理学と哲学 2節 心理学と医学 3節 心理学と生物学 4節 近代心理学の創始とその発展 5節 第二次大戦後の心理学 6節 日本の心理学 第2章 研究の準備:心理学研究の基礎知識 1節 概念的定義と操作的定義 2節 信頼性と妥当性 3節 相関と因果 4節 さまざまな変数 第3章 研究の準備:先行研究の探し方 1節 リサーチ・クエスチョン 2節 巨人の肩の上に立つということ 3節 先行研究レビューの意義 4節 先行研究の収集法:概論 5節 心理学の研究論文に触れる 6節 心理学の研究テーマを知る 7節 さあ,歩きはじめよう ―第2部 心を「測定する」ということ― 第4章 研究の基礎:研究法概説 1節 実験法 2節 調査法 3節 観察法 4節 面接法 第5章 研究の基礎:人間を対象とする測定における諸問題 1節 参加者効果 2節 実験者効果 3節 努力の最小限化 4節 生態学的妥当性との両立 第6章 データの中身を知る:記述統計 1節 数値データの利点 2節 尺度 3節 記述統計 第7章 データから対象を見通す:推測統計 1節 推測統計とは 2節 標本抽出に伴う結果の変動 3節 統計的仮説検定 4節 統計的仮説検定における2種類の誤り 5節 効果量と検定力分析 6節 ベイズ統計学の基本的考え方 ―第3部 研究を「公表する」ということ― 第8章 研究倫理:研究者として「なすべきこと」 1節 エシックスの基本的な考え方 2節 最小限のコストやリスク 3節 説明責任 4節 個人情報・データの保護 5節 成文化されたエシックス 6節 倫理審査 第9章 研究倫理:研究者として「やってはいけないこと」 1節 モラルとしての研究倫理 2節 研究者が陥るかもしれない「地獄」 3節 仮説の後づけ(HARKing) 4節 p値ハッキング(p-hacking) 5節 蔓延するQRPs 第10章 研究倫理:モラル違反を抑止するシステム 1節 研究結果の再現可能性 2節 心理学界で起こった問題 3節 システムの整備 4節 心理学研究の「パラダイムシフト」 第11章 研究成果の公表:心理学論文の書き方 1節 論文のアウトライン 2節 論文の文章表現 3節 図表 4節 全体的なチェック [付録] 心理科学実験実習 レポート作成 チェックリスト 終章 よりよい心理学研究のために 1節 「研究」するということ 2節 よい研究とは何か 3節 心理学研究への船出 引用文献/索 引
自分の言葉で心理学を思考し、心を観察し、今そこにある問題を考える。簡潔な文章と多彩なイラストでヒトの心の不可解に迫る入門書 簡潔な文章と多彩なイラストで一読である程度理解できる「簡潔性」、知識の詰め込みではなく考える材料になる「思考促進性」、現代人が抱える悩みや課題にこたえる「現在性」に留意したたいへん読みやすい一冊。入門書に最適。 読むだけである程度理解できる「簡潔性」、知識の詰め込みではなく考える材料になる「思考促進性」、現代人が抱える悩みや課題にこたえる「現在性」に留意したたいへん読みやすい一冊。教科書としてだけではなく一般書としても読み応え十分。一読すれば、いまそこにある心の問題が見えてくる。 はじめに 心理学を学ぶ喜びと意義 1章 荒川歩 心理学とは:心理学に何を期待するのか? コラム1 フェヒナーの精神物理学と感覚の尺度化 2章 三星宗雄・荒川歩 知覚:人の目はカメラとどう違うのか? コラム2 騒色公害の系譜とその解決 3章 三星宗雄・荒川歩 知覚の障害:私たちに見える世界は共通か? コラム3 ユニバーサルデザインとカラーユニバーサルデザイン 4章 浅井千絵 記憶と学習:人はどのように学ぶのか? コラム4 感情と色彩 5章 浅井千絵 認知:人はどのように世界を理解するのか? コラム5 絵画・デザイン制作の認知科学 6章 荒川歩 感情:感情は何のためにあるのか? コラム6 無意識 7章 荒川歩 自己:私はどこにあるのか? コラム7 アイデンティティ拡散と回復 8章 荒川歩・河野直子 発達:それぞれの年代において人はどんな課題とむきあうか? コラム8 子どもの絵の発達 コラム9 氏か育ちか、氏も育ちも 9章 遠藤架児 発達の障害:障害なのか? 個性なのか? コラム10 サヴァン症候群 10章 桂 瑠以 性格と社会的認知:何が人の性格や態度を決めるのか? コラム11 心理(性格)検査って何? 11章 桂 瑠以 人間関係 : 人と人とは、どう関わるか? コラム12 コミュニケーションメディアの使い分け 12章 桂 瑠以 社会的影響と集団:集団はどのような影響を及ぼすか? コラム13 商品開発と心理学 コラム14 広告と心理学 13章 河野直子・荒川歩 心と脳:心はどのような脳内メカニズムに支えられているか? コラム15 心とからだ コラム16 アフォーダンス 14章 河野直子・尾崎紀夫 病理:精神疾患とどう付き合っていくか? コラム17 病跡学:作品や人物を精神病理で理解する コラム18 芸術療法:アートと心理学のもう1つの関係 引用文献 索引
誰も教えてくれなかった”基礎の一歩先”がコンパクトにわかり,実臨床でも武器になる“正確に,秒で読む”鑑別力がつく必携書! 心電図検定1級合格を目指すために必要な判読スキルを身につけるために,上級者も悩ませる梗塞部位特定,軸偏位・ブロック・起源・変行伝導の攻略を主眼に解説。表面的な理解にとどまっていたり,単なる暗記で対応しがちな基礎メカニズムを上級問題に対応できるよう学び直し,“正確に,秒で読む”ためのエッセンスがわかる。本番を想定した模擬問題100問で力試しでき,各問題から基礎章をおさらいできるリンケージ付き。 1章 講義編 ①はじめに ②心電図検定受験の心構え 心電図検定とは/心電図検定の各級/検定当日の注意点 ③心電図の基礎 まずは波形と心拍数を考える/正常と異常を見分ける ④P波に異常をきたす疾患 異所性心房調律/右房性P波/左房負荷/上室期外収縮(PAC)/PACの起源を探る/洞不全症候群 ⑤PQに異常をきたす疾患 房室ブロック/房室ブロックのまとめ ⑥QRS波に異常をきたす疾患 変行伝導/脚ブロック初級編〜興奮の流れで理解を深める/脚ブロック上級編〜脚は2本ではなく3本である/心室期外収縮(PVC)/PVCの起源を探る ⑦STに異常をきたす疾患 急性冠症候群(ACS)/冠動脈の障害部位を探る/Brugada症候群/不整脈原性右室心筋症(ARVC)/早期再分極症候群,J波(オズボーン波) ⑧T波に異常をきたす疾患 陰性T波をきたす疾患(虚血性心疾患,左室肥大,肥大型心筋症)/たこつぼ型心筋症 ⑨QTに異常をきたす疾患 QT延長症候群/QT短縮症候群/電解質異常 ⑩発作性上室頻拍 房室回帰性頻拍(AVRT)/房室結節リエントリー頻拍(AVNRT)/心房頻拍(AT) ⑪WPW症候群におけるケント束付着部位の推定 ケント束とは/なぜデルタ波ができるのか/WPW症候群とタイプ一覧/ケント束付着部位 ⑫頻脈性不整脈(心房細動,心房粗動,心房頻拍) 心房細動(AF)/心房粗動(AFL)/心房頻拍(AT) ⑬頻脈性不整脈(心室頻拍,心室細動) 心室頻拍(VT)/心室細動(VF) ⑭肺動脈血栓塞栓症 ⑮心膜炎・心筋炎 ⑯植込み型心臓電気デバイス 植込み型心臓電気デバイスとは/ペーシング波形の特徴/ペーシング位置による波形の違い/デバイスの誤作動/プログラマーからみる心電図/ホルター心電図 ⑰薬物による心電図異常 ジギタリス中毒/抗不整脈薬(薬剤性QT延長症候群,Ⅰcフラッター) ⑱心筋症 心アミロイドーシス/心サルコイドーシス/拡張型心筋症 ⑲小児の心電図(先天性心疾患) 胸部誘導の陰性T波/心房中隔欠損症/房室中隔欠損症/右胸心 ⑳電極の付け間違い 2章 問題編 [模擬問題] 第1回目“Hard” [模擬問題] 第2回目“Extreme”
だるい、重い、つらい……。日々の不調はストレスよりも「質的栄養失調」が原因!? 毎日の食事では何よりタンパク質と鉄が重要。そして糖質減。薬に頼らず、うつを振り払う、栄養療法メソッドです! はじめに 第1章 うつ消しごはん――肉をたくさん食べなさい タンパク質をたっぷり摂りなさい ・タンパク質は生命活動の“第一人者” ・毎日分解と合成を繰り返すタンパク質 ・動物性のタンパク質が効率的 ・プロテインスコアで比較せよ 女性は鉄をどんどん摂りなさい ・女性のうつ・パニックは「鉄不足」が原因 ・日本人女性の鉄不足の現状 ・欧米などの他国では鉄分補給対策がある ・鉄不足が深刻な日本女性 ・鉄分をほうれん草には頼れない ・さまざまな鉄の働き 肉は何をどのように摂ればいいか ・肉は少なくとも200g毎日食べる ・肉は体に悪い? ・牛肉はタンパク質と鉄がたっぷり ・豚肉100g~で1日分のビタミンB1が摂れる ・鶏肉は消化がいい ・ラム肉や馬肉、ジビエにもタンパク質が豊富 第2章 うつ消しごはん――明るい食事の習慣術 質的な栄養失調から抜け出す方法 ・肉の安全性について ・食品添加物は神経質になりすぎない ・卵は完全栄養食、毎日2~5個食べよう ・卵かけご飯はNG ・マグロ、カツオ、赤身の魚が効率的 ・アサリ、シジミ等の貝類も大切 ・バター、生クリーム、MCTオイルもしっかり摂る ・生クリームをおやつに ・塩や砂糖の味付けについて ・日々のヒント「まごわやさしい」 サプリ活用で効果倍増 ・足りない分は鉄剤やプロテインで補う ・ヘム鉄神話からキレート鉄へ ・キレート鉄はキケン? ・女性はしっかりプロテインでタンパク質を補給 ・体重の1/2グラムのプロテインを摂る ・BUN20を目標にタンパク質摂取 ・どうしてもプロテインを摂れない 第3章 うつ消しごはん――糖質と悪い脂質を減らす 精製された糖は減らしなさい ・精製糖質(白米、小麦粉、砂糖)はインスリンを分泌させるので避ける ・砂糖は特に「減らす」食べ物 ・タンパク不足があると糖質制限がうまくいかない ・精製糖質の過剰摂取はがん、うつを引き起こす ・鉄不足の人は甘いものを欲しがる ・甘いものの過食に苦しむ方へ 狂った脂肪は即やめなさい ・トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング)はNG ・サラダ油もできるだけ減らす 質の悪い野菜は意味がない ・コンビニ野菜の栄養はわずか ・インスリン分泌が少ない全粒粉の小麦粉、イモ類等の根菜類はOK ・野菜ジュース、果物ジュースはNG 第4章 メガビタミン療法のすすめ――ATPブーストセットがあなたを救う ATPセットの効果 ・ATPをつくり出すためのエネルギー代謝 ・ATPはどのようにつくられるのか ・ATPブースト(激増)サプリメント4点セット ・鉄・タンパク不足の女性にATPブースト4点セットは有効 ・ADHD+LDの男の子がATPセットでこれだけ1年でよくなった ・過食症にはプロテイン+ATPセットが最強 ・ようやく三石巌先生と同じ治療ができるように メガビタミン療法について ・医学界の権威によるビタミンへの攻撃 ・もし私がメガファーマの新薬担当責任者だったら ・心身共に快適に過ごすための自己管理法 ・参考 私の日々の食事とサプリメント 第5章 栄養改善による症例集 症例が意味すること ・きちんと患者を診ているからいえること ・症例の血液検査が示す数値について ・フェリチン値について 完治への道 ・【症例】「高タンパク/低糖質食+鉄」でうつ病は完治する ・【症例】「職場の人間関係で体調が悪い」と訴える人は、実は栄養状態が悪い ・【症例】最も典型的。鉄・タンパク不足を伴うパニック障害 ・【症例】鉄・タンパク不足で頭が回らない女性もすっかり回復 ・【症例】パニック発作に苦しむ女性がプロテインで回復 ・【症例】ADHD傾向の4歳の男の子、3カ月で落ち着いてきた ・【症例】本を読んで受診した貧血+うつ病女性、1年弱でほぼ完治 ・【症例】学習障害(LD)の男の子、6カ月で優等生になった ・【症例】産後の鉄・タンパク不足にはATPセットが最強 ・【症例】プロテインと鉄剤を飲んでいても妊娠すると鉄・タンパク不足になる ・【症例】プロテイン+ATPセットで家庭崩壊の危機を救う ・【症例】中年の単身男性で糖質ばかり摂取 ・【症例】中高年の単身男性では鉄・タンパク不足になる ・【症例】起立性調節障害(OD)で不登校となった中学生、3カ月で元気になった あとがき 参考文献
気楽に読み進めながら自然と精神科薬物療法の「基本知識」や「考え方」が身につくことをめざして企画された本書は、これから精神科治療薬について学ぼうとしている研修医や、臨床心理士・看護師などのコメディカル・スタッフを主な読者対象とした、精神科薬物療法の「技」を磨くための一冊! 第1講 抗精神病薬 第2講 抗うつ薬 第3講 気分安定薬 第4講 抗不安薬 第5講 睡眠薬 第6講 中枢刺激薬とノルアドレナリン再取り込み阻害薬 第7講 抗てんかん薬 第8講 漢方薬
「経済からのアプローチ」、「知覚からのアプローチ」「感情・直観からのアプローチ」といった章を新たに立て、構成を大幅に刷新。 「経済からのアプローチ」、「知覚からのアプローチ」「感情・直観からのアプローチ」といった章を新たに立て、構成を大幅に刷新。心理学の知識がなくても読みやすく、幅広い読者におすすめできる1冊。教科書にも最適。 意思決定研究の基礎はこれで学べる! 行動経済学を生み、医療や科学技術のリスコミにも欠かせないリスクと意思決定の基礎知識が満載! 好評入門書の第3版! ▼学界で好評を得た「行動的意思決定」の入門書を10年ぶりに改版! 「意思決定とリスク」に関わる概念・理論についての心理学的知見の蓄積と最新の動向をいち早く紹介した入門書の第3版。行動経済学やリスクコミュニケーションが注目される今、「経済からのアプローチ」をはじめ、「知覚からのアプローチ」「感情・直観からのアプローチ」といった章を新たに立て、構成を大幅に刷新。心理学の知識がなくても読みやすく、幅広い読者におすすめできる1冊。教科書にも最適。 はじめに 改訂版によせて 第3版刊行にあたって 第Ⅰ章 意思決定、不確実性と心理学 Ⅰ―1 意思決定とは Ⅰ―2 ギャンブルと不確実性 Ⅰ―3 事故・災害、環境問題のリスク Ⅰ―4 医療意思決定、その他領域での展開 Ⅰ―5 集団での行動、意思決定と生産性 Ⅰ―6 リスクと不確実性、曖昧性 Ⅰ―7 曖昧さは嫌われる? 第Ⅱ章 認知からのアプローチ Ⅱ―1 不確実性下での意思決定と期待効用 Ⅱ―2 経済学における意思決定(1)効用逓減と期待効用理論 Ⅱ―3 経済学における意思決定(2)期待効用理論の侵犯 Ⅱ―4 代表性ヒューリスティック(1) Ⅱ―5 代表性ヒューリスティック(2)基準比率の無視 Ⅱ―6 利用可能性ヒューリスティック Ⅱ―7 係留と調整ヒューリスティック Ⅱ―8 感情ヒューリスティック、適応的ヒューリスティック Ⅱ―9 枠組み効果 Ⅱ―10 プロスペクト理論 Ⅱ―11 意思決定の二重過程モデル Ⅱ―12 ヒューリスティックス&バイアス研究への批判 Ⅱ―13 その他の認知的意思決定理論 第Ⅲ章 知覚からのアプローチ Ⅲ―1 ランダムネスの知覚と生成 Ⅲ―2 共変関係の知覚 Ⅲ―3 錯誤相関 Ⅲ―4 原因帰属理論 Ⅲ―5 制御幻想 Ⅲ―6 抑うつのリアリズム Ⅲ―7 自信過剰 第Ⅳ章 感情・直観からのアプローチ Ⅳ―1 感情が判断や意思決定に与える影響 Ⅳ―2 ストレスと意思決定 Ⅳ―3 決定後の心理:認知的不協和の低減 Ⅳ―4 単純接触効果 Ⅳ―5 選択と理由 Ⅳ―6 後悔 Ⅳ―7 予測と経験 第Ⅴ章 行動からのアプローチ Ⅴ―1 動物の選択行動 Ⅴ―2 迷信行動とギャンブル行動 Ⅴ―3 動物行動研究から見た遅延割引 Ⅴ―4 自己制御(セルフコントロール)と衝動性 Ⅴ―5 ヒトの価値割引研究への展開 Ⅴ―6 選択行動研究とマッチングの法則 Ⅴ―7 行動生態学 第Ⅵ章 社会からのアプローチ Ⅵ―1 集団の影響 Ⅵ―2 集団の問題解決 Ⅵ―3 集団の意思決定と合議(1) Ⅵ―4 集団の意思決定と合議(2) Ⅵ―5 集団の意思決定と合議(3)集合知 Ⅵ―6 リスク心理研究(1) Ⅵ―7 リスク心理研究(2)リスクコミュニケーション Ⅵ―8 科学情報のコミュニケーション Ⅵ―9 リスクリテラシー 第Ⅶ章 経済からのアプローチ Ⅶ―1 行動経済学(1)需要供給分析 Ⅶ―2 行動経済学(2)無差別曲線分析 Ⅶ―3 心の会計とサンクコスト効果 Ⅶ―4 保有効果と現状維持バイアス Ⅶ―5 行動ファイナンス Ⅶ―6 神経経済学 引用文献一覧 索 引 BOX 目次 ( )内は執筆者 1 Blue seven 現象(坂上) 2 選択肢は多いほどよいか?(山田) 3 平均への回帰(増田) 4 様々な合理性の見解(広田) 5 マーフィーの法則を科学する(増田) 6 好物は後で? 上昇選好(井垣) 7 終わり良ければすべてよし? ピーク・エンドの法則(井垣) 8 競合分割効果(広田) 9 時間と意思決定(広田) 10 飛行爆弾は狙って打ち込まれたか?(増田) 11 読みやすい名前は好かれる?(森) 12 最高を求めると不幸になる?(森) 13 誠意のコスト(森) 14 自己制御の技術(坂上) 15 動物も不公平を嫌う?(石井) 16 ただ乗り問題と共有地の悲劇 社会的ジレンマ(広田) 17 1円はどこへ消えた?(広田) 18 「直観」が全てを知っている?! 現実場面での意思決定(三田地) 19 デフォルト(山田) 20 貨幣錯覚(井垣) 21 ソマティックマーカー仮説(石井)
精神神経科疾患を図示化し,要点をまとめた書籍.より平易で,正確に,より具体的に,をコンセプトにまとめた一冊. 総論では解剖や構造を可視化し,各論では原因,症状・臨床所見,検査・分類・診断,治療という日々の診療の流れに沿って,病態理解を容易にするためのイラスト,シェーマ,画像写真などを取り入れて解説.総論と各論を対応させて大局的な理解が可能.
「認識」について,実験の醍醐味に触れながら,基礎的な内容から新しい知見までをカバーした,コンパクトで読みやすい入門書。 人間は世界をどのように認識しているのか。当たり前になしえている「認識」の背後にからみ合う複雑な営みを,1つ1つ解き明かしていく実証的・科学的手法の醍醐味を堪能してほしい。初版刊行後の新しい知見も盛り込んだ,コンパクトで読みやすい入門書。 第1章 認知心理学の誕生と変貌――情報工学から機能的生物学へ=道又 爾 第2章 知覚の基礎――環境とのファーストコンタクト=北〓崎充晃 第3章 高次の知覚――見ることから理解することへ=道又 爾 第4章 注 意――情報の選択と資源の集中=大久保街亜・道又 爾 第5章 表 象――こころの中身,その形式=大久保街亜 第6章 記 憶――過去・現在・未来の自己をつなぐ=今井久登 第7章 言 語――成長する心の辞書システム=山川恵子 第8章 問題解決と推論――普遍性と領域固有性の間で=黒沢 学
じつは難しいうつ病の診断。典型的なうつ病から非定型うつ病、誤診されやすい病気まで。原因、症状、治療法を“初歩”から徹底図解! 本書は、好評だった既刊『入門うつ病のことがよくわかる本』(2010 年7 月刊行)の新版。近年、うつ病の治療法や病気の研究が進んでいます。治療の指針となる、新しい分類(DSM−5による)をはじめ、うつ病と見分けづらい心の病気、新薬など最新の情報を盛り込みました。そもそもうつ病は、どんな病気なのか、どのように診断されるのか、治るのか。うつ病の原因から治療法まで丸ごとわかる「入門書」の決定版です。 ひと目でわかるイラスト図解 《講談社 健康ライブラリーイラスト版》 【典型的なうつ病から薬の効かないうつ病まで】 うつ病の患者さんは年々増えつづけています。なかなか治らず慢性化している例も多くあります。ほかの病気と誤診されていたり、心の病を合併したりしていることも、うつ病を治りにくくしている大きな原因です。また、近年では、うつ病の治療法や病気の研究が進んでいます。 本書は、好評だった既刊『入門うつ病のことがよくわかる本』(2010 年7 月刊行)に治療の指針となる、新しい分類(DSM−5による)をはじめ、うつ病と見分けづらい心の病気、新薬など最新の情報を盛り込みました。 TVの健康番組やネット情報も氾濫する中、うつ病の本も数多く出版されていて、どれを選ぶか迷うほどです。本書はその中でも「入門書」として図解でわかりやすい、うつ病の原因から治療法まで丸ごとわかる決定版です! 【本書の内容構成】 第1章 発病には多くの要因が重なっている 第2章 じつはむずかしい、うつ病の診断 第3章 治療法のメニューを決める 第4章 うつになりやすい考え方を変える 第5章 新しい生活リズムをつくる
論文の読み方入門書。『心理学論文の書き方』の姉妹篇。論文読破に必要となる概説的な知識や論文の形式・ルールをやさしく解説。 「書く」のためには,まずは「読む」ことから!『心理学論文の書き方』の姉妹篇。論文を読むことは学問という知的な世界を旅することである。論文読破に必要となる概説的な知識や形式・ルールをやさしい筆致でコンパクトにまとめた,論文ビギナー必携の入門書。 プロローグ 論文を読もうとする人に Step1 論文を読む前に 第1章 なぜ論文を読むのか 第2章 論文の作法を知る 第3章 読む前に大切なこと Step2 論文を読む 第4章 論文の構造をつかむ 第5章 いろいろな読み方を試してみる 第6章 読むときに役立つこと 第7章 図表を読む 第8章 統計の結果を読む 第9章 読んだ後にすべきこと 第10章 英語論文を読む 第11章 論文を探すコツ エピローグ 論文の読み方を極める
パニック障害とはどんな病気か。最新の薬物療法と精神療法。発作への対処法とメンタルケア。 第1章 パニック障害ではどのようなことが起こるか 第2章 パニック障害とはどのような病気か 第3章 パニック障害の診断・治療の進め方 第4章 回復に近づくための日常生活のケア 第5章 家族や周囲の人は患者さんをどう支えるか 第6章 症例集…回復のプロセス
これまでの心理学は、とかく人間の欠けているところ、できない部分に注目してそれを克服することに着目しがちでしたが、これからは人間のポジティブな側面にもっと注目し、人間の本来もつ強さを引き出すことによって個人や社会を支えるような学問を目指すべきだ、とする考え方が生まれています。本書は、スポーツ心理学、健康心理学に、新たに確立してきたポジティブ心理学をあわせて、積極的な人生追求のためのこころのサイエンスの最前線を紹介する入門書です。 目次 ●もくじ はじめに 第1部 スポーツ心理学 中込四郎 1‐1 スポーツ心理学 スポーツと心理学が出会う 1‐2 タレント発掘 早期トレーニングの功と罪 1‐3 青年期とスポーツ スポーツで「自己」を体験する 1‐4 アスリートのパーソナリティ スポーツによってパーソナリティをつくる 1‐5 こころの強化 スポーツメンタルトレーニングの今 1‐6 ピークパフォーマンス 実力発揮につながる心理的世界を知る 1‐7 積極的思考 弱気から強気に変える 1‐8 イメージトレーニング イメージをうまく活用する 1‐9 スポーツ・モニタリング・トレーニング こころと体の動きを知る 1‐10 ソーシャルサポート まわりの人的資源を活用する 1‐11 スランプ いくらやっても上達しない 1‐12 アスリートの燃え尽き 努力する割には報われない 1‐13 心因性動作失調 こころが動きを縛る 1‐14 スポーツセラピー スポーツでこころを癒やす 1‐15 運動の継続 運動の継続を妨げるもの 第2部 健康心理学 石崎一記 2‐1 健 康 心身ともにその人らしくいること 2‐2 健康心理学 健康をこころと体の結びつきの面から科学する 2‐3 健康の査定 健康ってはかれるの? 2‐4 生涯発達 一生変化し続けるもの 2‐5 QOL 人生の質、生活の質 2‐6 生きがい 生きる意味が感じられること 2‐7 ストレス ストレスって本当に悪いもの? 2‐8 ストレス・コーピング ストレスとの上手な付き合い方 2‐9 感 情 人を心底から動かすもの 2‐10 グループと自然の癒やし効果 人や自然と関わることで健康づくり 第3部 ポジティブ心理学 外山美樹 3‐1 ポジティブ心理学とは 人間のもつ「強さ」から考える 3‐2 学習性無力感 説明スタイルの違いから謎を解く 3‐3 楽観主義 自分の将来を楽観的に考える 3‐4 悲観主義ネガティブ思考のポジティブなパワー 3‐5 フロー経験 夢中になる 3‐6 目 標 自分の未来を導く 3‐7 自尊感情 揺れ動く自己 3‐8 認知的複雑性 物事を多面的に見る能力 3‐9 ネガティブ感情とポジティブ感情 感情の凹凸 3‐10 笑 い 人は幸福だから笑うのではない 3‐11 気晴らし 気晴らしにもコツがいる 3‐12 自己開示 こころをオープンにすると健康になる? 3‐13 アサーション 自己表現によってよりよい人間関係を築く 3‐14 ハーディネス ストレスに強い性格とは 3‐15 認知療法 考え方の癖を見ぬく 人名索引 事項索引 文 献