【2023最新】「緩和ケア」のおすすめ本!人気ランキング
この記事では、「緩和ケア」のおすすめ本をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。
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緩和ケアの新スタンダードマニュアルが、ついに完成。第一線で活躍する気鋭の執筆陣が、基本から最新知見・ノウハウまで緩和のエッセンスを解説。各項目ではエビデンスを重視し、およぶ限り非がん疾患にも応用できるよう心がけた。通読できるコンパクトサイズながら網羅的であり、入門書としても最適。若手のみならず、指導者にとっても有用な好著。日常診療では白衣のポケットに忍ばせていただきたい1冊。
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がん(および一部慢性疾患)の主要症状へのアプローチや患者・家族とのコミュニケーションの取り方などを“鉄則”形式で解説する一冊。疼痛、身体症状、精神症状、終末期、コミュニケーションの5大テーマについて、初学者が対応に迷いがちな問題を取り上げ、具体的なケースをもとに実践的な対応策や考え方を提示する。よりアドバンスな内容を知りたい人向けのコラム「もっと知りたい」も随所に収載。
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大人気『病気がみえる』シリーズの姉妹本として、腫瘍学のテキストが登場!
がんを学びたい全ての方におすすめの1冊です。
■イラスト・写真で「みてわかる」!
『みえる』シリーズならではの豊富なイラスト・写真で、初めてがんを学ぶ方にもわかりやすく解説しています。
■がんの基礎から各がんの診断・治療までを1冊に集約!
「がんとは」といった基礎や、治療の総論など、がん診療に共通して必要な内容をしっかり解説。各がんの診断・治療も1冊にまとまっているため、これ1冊でがんの要点を網羅できます。
■どの職種にも役立つ情報が満載!
がんのリハビリテーション、緩和ケア、臨床試験、療養を支える制度、予防についても解説しており、職種を問わず、がんに関わる全ての方におすすめです。
がんの基礎知識
がんとは
がんの生物学
腫瘍病理学
がんの治療
治療の全体像
手術療法
放射線療法
薬物療法総論
細胞障害性抗がん薬
分子標的薬
ホルモン療法薬
免疫療法
支持療法
がんのリハビリテーション診療
緩和ケア
がんの臨床試験
がんと社会生活・予防
がん療養と社会生活
がんの予防
呼吸器のがん
呼吸器のがん総論
非小細胞肺がん(NSCLC)
小細胞肺がん(SCLC)
消化器のがん
消化器のがん総論
食道がん
胃がん
GIST(消化管間質腫瘍)
大腸がん
肝がん
胆道がん
膵がん
乳房のがん
乳房のがん総論
乳がん
婦人科のがん
婦人科のがん総論
子宮頸がん
子宮体がん(子宮内膜がん)
卵巣がん
泌尿器のがん
泌尿器のがん総論
腎がん(腎細胞がん)
膀胱がん
前立腺がん
精巣腫瘍(胚細胞腫瘍)
脳のがん
脳腫瘍総論
膠芽腫
頭頸部のがん
頭頸部のがん総論
上顎洞がん
舌がん
咽頭がん
喉頭がん
甲状腺がん
骨のがん
骨腫瘍総論
骨肉腫
血液のがん
造血器腫瘍総論
造血幹細胞移植
白血病
悪性リンパ腫
多発性骨髄腫
転移性のがん
転移性腫瘍総論
転移性肺腫瘍
転移性肝がん
転移性脳腫瘍
転移性骨腫瘍
悪性胸水
悪性腹水
原発不明がん
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緩和ケアに関わる医療者必携の「がん疼痛」ガイドライン、6年ぶりの改訂!
緩和ケアの重要課題である「がん疼痛」に対する治療法のうち、最も使用頻度が高い薬物療法についてのガイドライン。6年ぶりの改訂となった本書では、この間に上市された新たな薬剤の情報や、海外ガイドラインの最新情報などを十分に取り込んだ。推奨では、前版の構成と臨床疑問を全面的に改訂し、より現場の状況に即した指針を提示している。緩和ケアに携わる医療者必携の一冊。
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がん患者の内4人に1人。がんになった親が子どもにできることは何か? 2人に1人ががんになる時代、必携の一冊。
◆年間5万6143人、子を持つすべてのがん患者と関係者に捧げる希望の書
2015年、日本国内の子どもを持つがん患者の推計が初めて公開された。
国立がん研究センター中央病院のデータだけを見ても、
がん患者の内およそ4人に1人が当てはまる計算だ。
子どもに自分の「がん」のことを伝えるのか、伝えないのか。
伝えるとしたら、どう伝えればいいのか。
親が「がん」になった子どもを、周囲はどのようにサポートしていけばいいのか。
これがいま、大きな課題となっている。
本書では、「がんになった親」が「子ども」にできることは何かという観点から、
専門家がアドバイスする。2人に1人が「がん」に罹患する時代、必携の1冊。
◆本書の目次
Introduction どの選択も、間違いではありません
Chapter1 子どもに伝えたほうがいいの?
できるだけ早く伝えることのメリット 等
Chapter2 子どもへの伝え方 ――基本編
はじめに伝えたい3つのポイント 等
Chapter3 子どもへの伝え方 ――発達に応じて
赤ちゃんから3歳くらいまでのお子さん(0~3歳)/小学校入学前の幼いお子さん(4~5歳)/小学生くらいのお子さん(6~11歳)/思春期のお子さん(12~18歳) 等
Chapter4 周りにサポートを求める
子どものためになる相談先は? 等
Chapter5に進む前に
Chapter5 あなたが遺してあげられるもの
レガシーワーク(思い出づくり)等
Conclusion 「がん」になったからこそ
Information 「がん」と向き合うために必要な情報
◆プロフィール
医療ソーシャルワーカー、精神保健福祉士、社会福祉士。1990年、上智大学卒業。91年、東京共済病院勤務。2007年から院内がん相談支援センター専任ソーシャルワーカー。08年、がんになった親とその子どもをサポートする「Hope Tree」を設立。10年、親ががんになった子どものサポート活動「CLIMB(クライム)」を実施。ホームページ上での情報提供、研修会など、支援活動を続けている。過去に自らも乳がんを患い、最愛の夫を自殺というかたちで亡くしている。その経験が現在の仕事に活きている。http://www.hope-tree.jp
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うつ・不眠・せん妄・認知症・てんかん…サイコオンコロジーのすべてがわかる決定版!
第1章 がん患者の精神症状を多職種で診立てよう(がん患者の精神症状 アセスメントの現状と課題
チーム医療と包括的アセスメント)
第2章 症状を見極めよう(うつ病・適応障害
不眠 ほか)
第3章 薬を使いこなそう(抗うつ薬
抗不安薬 ほか)
第4章 ケーススタディで実践力をみがこう(抑うつに関連したケース
不眠に関連したケース ほか)
薬剤情報
Q&A
付録 精神症状を引き起こしやすい薬剤一覧表
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がん診療の現場で役立つ、がん患者のせん妄に関する指針が刊行!
せん妄はがん医療の現場においても高頻度で認められる病態であり、患者・家族をはじめとして多方面に大きな影響をもたらす。
超高齢社会を迎えた日本では今後ますます、せん妄の予防や対策が重要になると予想される。
本書ではがん患者におけるせん妄の基礎知識を総論として概説するとともに、評価方法や薬物療法・非薬物療法などに関する
9つの臨床疑問を設けて、現場に即した指針を提示した。がん診療の現場において必携の一冊。
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緩和ケアに必要な知識・技術をわかりやすく解説。エキスパートならでは臨床知や最新知見も豊富に掲載し、あらゆる場面で役立つ
緩和ケアに必要な知識・技術をわかりやすく解説しつつ、スタンダードなケアはもちろん、エキスパートならではの臨床知や最新知見も豊富に掲載。
がんでも非がんでも、治療期でも終末期でも、一般病棟でも在宅でも、あらゆる場面で役立つ1冊。
Part1 緩和ケアの基礎知識
Part2 場面別・緩和ケア
Part3 症状別・緩和ケアの実践
Part4 非がんの患者さんへの緩和ケア
Part5 緩和ケア 臨床での重要トピックス
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初版から3年、改訂版が登場!豊富な経験と実績をもとに、最新のエビデンスも加味した緩和治療薬の「有用な使いこなしかた」を示した。
1 痛みに対する薬
2 痛みの治療薬:鎮痛補助薬
3 非オピオイド鎮痛薬
4 呼吸困難の治療薬
5 悪心嘔吐の治療薬
6 食欲不振の治療薬
7 消化管閉塞の治療薬
8 便秘の治療薬
9 倦怠感・眠気の治療薬
10 不安・抑うつの治療薬
11 不眠の治療薬
12 せん妄の治療薬
13 鎮静の治療薬
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緩和ケアにおける疼痛コントロールの処方・指示例を中心に,本当に必要な事を現場でサッと確認するためのマニュアル本.
【現場でサッと開いて,すぐわかる!】
医師・看護師・薬剤師などが必要な事を現場でサッと確認できるマニュアル本.
緩和ケアの疼痛コントロールを中心に,病棟・外来・在宅など具体的な利用シーンを踏まえた豊富なTipsを簡潔に記述.巻末資料にはオピオイド換算表などがまとまっており,現場で本当に必要な情報を持ちやすく見やすいサイズにまとめました.通読すれば緩和ケアに必須の知識を一気に獲得することも可能です.
・スマートフォンと同じサイズ感!
・手帳のようなソフトカバーでポケットに入れても使いやすい!
Prologue
第1章 緩和ケアの入り口
第2章 痛みのマネジメント
第3章 痛みに使う薬剤のまとめ
第4章 痛み以外の身体的苦痛のマネジメント
第5章 精神的苦痛のマネジメント
第6章 社会的苦痛のマネジメント
第7章 スピリチュアルペインのマネジメント
第8章 鎮静
Further Reading -さらに学びを深めたい方のために-
巻末資料
prologue 緩和医療の現場で心がけていること
第Ⅰ章 緩和ケアの入り口
Ⅰ-1 緩和ケアの定義
Ⅰ-1-A WHO(世界保健機関)の緩和ケアの定義
Ⅰ-1-B 緩和ケアの定義に関する詳細
Ⅰ-2 全人的苦痛(トータルペイン)の考え方
Ⅰ-3 疾患の経過(illness trajectory)
Ⅰ-4 予後予測
Ⅰ-4-A PiPS models
Ⅰ-4-B PPI
Ⅰ-4-C PaP score
第Ⅱ章 痛みのマネジメント
Ⅱ-1 がんの痛みについての基礎知識
Ⅱ-2 WHO方式がん疼痛治療法
Ⅱ-3 痛みの評価
Ⅱ-4 投与経路変更とオピオイドスイッチング
Ⅱ-5 緩和ケアで欠かせない皮下投与
第Ⅲ章 痛みに使う薬剤のまとめ
Ⅲ-1 非オピオイドの選び方と原則
Ⅲ-1-A アセトアミノフェン
Ⅲ-1-B NSAIDs
Ⅲ-2 弱オピオイドの選び方と原則
Ⅲ-2-A コデイン
Ⅲ-2-B トラマドール
Ⅲ-3 強オピオイドの選び方と原則
Ⅲ-3-A モルヒネ
Ⅲ-3-B オキシコドン
Ⅲ-3-C ヒドロモルフォン
Ⅲ-3-D フェンタニル
Ⅲ-3-E タペンタドール
Ⅲ-3-F メサドン
Ⅲ-4 鎮痛補助薬
Ⅲ-4-A 抗けいれん薬
Ⅲ-4-B 抗うつ薬
Ⅲ-4-C NMDA受容体拮抗薬
Ⅲ-4-D 抗不整脈薬
Ⅲ-5 ステロイド
第Ⅳ章 痛み以外の身体的苦痛のマネジメント
Ⅳ-1 呼吸器症状
Ⅳ-1-A 呼吸困難
Ⅳ-1-B 死前喘鳴
Ⅳ-2 消化器症状
Ⅳ-2-A 悪心・嘔吐
Ⅳ-2-B 消化管閉塞
Ⅳ-2-C 便 秘
Ⅳ-2-D 腹 水
Ⅳ-3 その他の重要な病態
Ⅳ-3-A 転移性脳腫瘍
Ⅳ-3-B 脊髄圧迫
Ⅳ-3-C 高カルシウム(Ca)血症
Ⅳ-3-D 上大静脈症候群
第Ⅴ章 精神的苦痛のマネジメント
Ⅴ-1 不 眠
Ⅴ-2 不安・うつ
Ⅴ-3 せん妄
第Ⅵ章 社会的苦痛のマネジメント
Ⅵ-1 社会的苦痛とは
第Ⅶ章 スピリチュアルペインのマネジメント
Ⅶ-1 スピリチュアルペインとは
Ⅶ-2 スピリチュアルケアの基本的な姿勢
第Ⅷ章 鎮 静
Ⅷ-1 鎮 静
■Further Reading─さらに学びを深めたい方のために─
■巻末資料
①内服の頓用指示例一覧
②坐剤の頓用指示例一覧
③経静脈または皮下投与の頓用指示例一覧
④オピオイド持続注射の指示記載例
⑤モルヒネ・オキシコドン持続注射の組成シート
⑥ヒドロモルフォン持続注射の組成シート
⑦オピオイドスイッチングと投与経路変更の例
⑧経口・貼付オピオイド製剤一覧
⑨オピオイド製剤換算表
■索 引
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迷い多き緩和医療の現場…でも大丈夫!患者さんがモルヒネは嫌だ、と拒絶したら?終末期の口の渇き(口渇)にどう対応しよう?患者さんに抗がん剤治療の中止をどう伝えよう?「鎮静」をご家族にどう説明すればいいんだろう?などなど、身近な難問をエビデンスで解決。
1 疼痛(とりあえずモルヒネ増量…?
レスキューの使用回数が多いから、ベースアップでOK? ほか)
2 疼痛以外の身体症状(呼吸困難にモルヒネ?
腹水の処置、どうしよう? ほか)
3 精神的サポートとコミュニケーション(抗がん剤治療の中止をどう伝えるか?
緩和ケア病棟をどう紹介するか? ほか)
4 終末期ケア(予後をどうやって予測するか?
看取りの時期に入ったら? ほか)
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緩和医療の現場で直面する難題に,クイズ形式で解決に挑む好評書の「続編」登場.最新のエビデンスも取り入れて幅広い内容に.
【内容目次】
CHAPTER1 疼痛
CASE1 アセトアミノフェンは本当に効果があるの?
CASE2 これは「突出痛」なのか?
CASE3 「突出痛」らしい痛みに何を使うか?(1)
CASE4 「突出痛」らしい痛みに何を使うか?(2)
CASE5 膵臓がんの痛み(神経を巻き込む痛み)にオキシコドンはより効果的なのか?
CASE6 メサドンを使い出す前と後のモニタリング-QT延長症候群
CASE7 オピオイドからメサドンへの置き換え-ゆっくりやるか,一度にやるか?
CASE8 痛みが取り切れない(1)-困ったときに考えてみるケタミン
CASE9 痛みが取り切れない(2)-抗がん剤のしびれる痛み
CASE10 オピオイドの便秘に難渋
CASE11 オピオイドの吐き気が治まらない
CASE12 オピオイド投与中のせん妄の対応-オピオイドスイッチング後の次の一手
CASE13 「モルヒネは使わないでほしい」と家族に拒絶されたら?
CASE14 副作用に関する説明の仕方-偉大なるノセボ効果
CHAPTER2 疼痛以外の身体症状
CASE15 呼吸困難はモルヒネでどの程度改善するか?
CASE16 モルヒネはどの程度の確率で呼吸困難を改善するか?
CASE17 フェンタニル貼付剤を使用している人の呼吸困難をどうする?
CASE18 吐き気に「とりあえず?プリンぺラン」
CASE19 吐き気止めのチョイスは?
CASE20 消化管閉塞にオクトレオチドはいつまで入れるのか?
CASE21 終末期の輸液量をどうするか?
CASE22 がん患者の倦怠感にステロイドは効くの?
CHAPTER3 精神的サポートとコミュニケーション
CASE23 予後を伝えるとき,「そればかりはわかりません」はかえって良くない?
CASE24 治らないことを伝えれば良い,ってものでもないらしい
CASE25 「どう伝えれば良いんだろう」のような現場の質問で
CASE26 先々のことを話し合うことは大事
CASE27 療養場所を話し合うことは大切
CASE28 在宅療養への移行をどう紹介するか?
CASE29 退院前カンファレンスというコミュニケーションの価値
CASE30 スピリチュアルケアに生かすposttraumatic growth(外傷後成長)の視点
CASE31 家で最期を迎えたい患者の希望をどう叶えるか?
CHAPTER4 終末期ケア
CASE32 予後をどうやって予測するか?(1)-複数のツールの比較:どれが一番良いか?
CASE33 予後をどうやって予測するか?(2)-新しい予後予測指標の評価
CASE34 看取りの説明とパンフレットの使用
CASE35 終末期せん妄をどうするか?(1)-ケアのあり方
CASE36 終末期せん妄をどうするか?(2)-パンフレットの効果
CASE37 終末期せん妄-できれば予防したいけどできるのか?
CASE38 終末期せん妄とお迎え現象-「故人がみえる」ことについて
CASE39 死前喘鳴で苦しいと感じているのは誰?
CASE40 死前喘鳴への自宅での対応-抗コリン薬のエビデンス
CASE41 「苦痛緩和のための鎮静で寿命が縮むのか?」と聞かれたら
CASE42 鎮静薬の選択-ミダゾラム,フルニトラゼパム,フェノバルビタール?
索引
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ありそうでなかった薬剤の皮下投与の教科書!
薬剤の皮下投与がこの一冊でまるごとわかる!
終末期患者の補液・投薬手段として重用されている薬剤の皮下投与方法は比較的低侵襲であるが,ほとんどの薬剤において添付文書範囲外の投与方法となり,有害事象や配合変化などへの対応・配慮も必要となる.
本書では,終末期患者の症状緩和において皮下投与をより安全に,より有効に活用するための知見を整理して紹介する.
1章 薬剤の皮下投与の目的と意義、投与方法の種類
A.皮下投与の種類
B.皮下投与の利点と欠点
C.皮下投与の実際
①持続皮下注射
②皮下輸液
③薬剤投与のための皮下点滴
D.皮下投与できる輸液剤・注射剤
2章 使用できる薬剤
1.皮下投与できる薬剤とは ―基礎的な視点から―
A.皮膚組織の構造と機能
B.製剤の物理学的な性質から推測する薬剤の皮膚刺激性
2.使用できる薬剤・気をつけるべき薬剤
A.維持輸液
B.鎮痛薬
C.向精神薬
D.抗菌薬
E.その他
3章 利用可能なポンプ
A.電動式精密型ポンプ
B.ディスポーザブルポンプ
4章 薬剤の組み合わせ、配合変化
A.配合変化とは
B.配合変化の要因
C.配合可否の判断基準
D.配合変化を予測する方法、回避する方法
E.臨床での活用F.活用の具体例
・緩和ケア領域で使用されると予想される薬剤の配合変化の表
5章 投与の注意点と対応方法
A.持続皮下注射
B.皮下輸液/薬剤の皮下点滴
6章 症例に基づいた皮下投与の実際
1.緩和ケア病棟 ―緩和ケア医の視点から―
A.悪性消化管閉塞
B.出血
C.悪心・嘔吐(+せん妄)
D.不眠
E.せん妄
F.治療抵抗性の苦痛に対する鎮静
2.一般病棟 ―看護師の視点から―
A.投与経路変更に関する事前の情報提供
B.使い慣れていない医療用麻薬を使用するときの注意点
3.在宅 ―在宅委の視点から―
A.在宅における薬剤皮下投与の準備と注意点
B.在宅でのポンプの準備とコストの算定
C.PCAの指導と注意点
D.注射剤の混合
E.今後の展望
持続皮下注射指示一覧
オピオイド換算表
索 引
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看取りの現場では、答えることのできない問いを突き付けられる。「下の世話になるくらいなら、いっそ死にたい」「どうしてこんな目に合うの?」。そこでは説明も励ましも通用しない。私たちにできるのは、相手の話を聴き、支えを見つけること。言葉を反復し、次の言葉を待つこと。それは誠実に看取りと向き合ってきた在宅医がたどりついた、穏やかに看取るための方法。死を前にした人に、私たちにはできることがある!
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原書は"Palliative Care Formulary 5th edition"(2014年)。トワイクロス博士(オクスフォード大学緩和ケア学講座初代教授)の編纂による緩和ケア界の必携書。最新のエビデンスに基づいて改訂された。緩和ケア薬を網羅した情報集と基本知識(オピオイド効力換算比、終末期の薬の投与法、薬物間相互作用など)の二部構成。新章「かゆみの治療薬」なども追加され、増ページとなった。
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緩和ケアの標準テキストとして世界中で読み継がれてきた名著"Introducing Palliative Care"の最新第5版の完訳。緩和ケアの泰斗Dr.Robert TwycrossとDr.Andrew Wilcock編集。進行がんのみならず、非がん疾患、小児ケアも網羅しており、緩和ケアのすべてを見通せる一冊。第1部:概論と倫理、第2部:症状マネジメント、第3部:小児ケア、第4部:重要薬、付録。
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好評書として定着した本書が,取りあげる薬剤をさらに充実させ,第3版となります。がん疼痛緩和の薬の効用や副作用、アセスメント、選択・使用の考え方がわかりやすく解説され,症例が豊富にあげられているので、より理解が進む。がんの痛みの理解から、非オピオイド、オピオイド、鎮痛補助薬まで取りあげた、臨床のエッセンス満載の1冊。
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緩和ケアの定番書がついに改訂!新たに登場したオピオイドや便秘治療薬に関する情報を盛り込み,さらに臨床に役立つ内容となった.
緩和ケアの定番書がついに改訂!緩和医療の現場,どこにも書かれていなくて困っていた薬剤の使い方やケアのコツを,各項目冒頭の「概念図」でつかみ,その場で教えてもらっているようなわかりやすい解説がセットの構成で大好評.増補版刊行後に新たに登場したオピオイドや便秘治療薬に関する情報を盛り込み,さらに臨床に役立つ内容となった.
【内容目次】
I 疼痛治療
A アセスメント
1 痛みのスケールの使いこなし法
2 痛みのスケールだけじゃない,便利なツール
B 非オピオイドと鎮痛薬
3 疼痛治療では腎障害をチェック!
4 NSAIDsを使用する前に消化性潰瘍のリスクを考える
5 アセトアミノフェンを活用する
C オピオイド
6 オピオイドをうまく使い分けるには
7 経口オピオイドの導入
8 オピオイド注射の導入と増量間隔
9 フェンタニル貼付剤投与中の患者で急に強い苦痛が出たら
10 フェンタニル貼付剤の1日製剤と3日製剤,どのように使うか
11 オピオイドスイッチング:換算比は万能ではない
12 オピオイドの非経口投与への変更
13 オピオイド投与中に腎障害が悪化したとき
14 肝代謝が低下している状態でオピオイドを使用するには
15 レスキュー薬:説明が大事!
16 レスキュー薬:剤形の選択と投与量の決定
17 フェンタニル口腔粘膜吸収剤:適応患者をピックアップする
18 フェンタニル口腔粘膜吸収剤:導入する
19 フェンタニル口腔粘膜吸収剤:タイトレーションする
20 フェンタニル口腔粘膜吸収剤:継続して使いこなす
21 失敗しないメサドンの使い方
D 鎮痛補助薬
22 鎮痛補助薬を使用するタイミング
23 鎮痛補助薬の選択方法
24 鎮痛補助薬を使用するポイント
25 どの鎮痛補助薬も無効というときのポイント
E 鎮痛薬への抵抗解消
26 疼痛治療の意義を考える
27 オピオイドに抵抗があるとき
II 疼痛治療がうまくいかないとき
28 痛みと眠気の組み合わせで解決の糸口をつかもう
29 いま一度,痛みの原因を評価する
30 「痛みがとれない」という中身をアセスメントする
31 持続痛なのか突出痛なのか
32 レスキュー薬の効果判定による対処方法
33 夜間だけ痛みが増強する場合
34 鎮痛薬の対象かどうかを見極めよう
35 しびれを訴えたら脊椎転移を見逃さない
36 病的骨折のリスクをどう評価するか
37 骨転移による体動時痛への対応:薬に頼りすぎない対応
38 悪性腸腰筋症候群を見逃さない
39 ステロイドパルス療法の出番
40 どうしても痛みが和らがず苦痛が強いときどうするか
III 痛み以外の症状の緩和
A 全身症状
41 オピオイドの副作用と思ったらすべき3つのこと
42 これで見逃さない,薬剤性錐体外路症状
43 困ったときのステロイド
44 ステロイドを開始するときの注意点
45 ステロイドの具体的な投与方法
46 見逃してはならないオンコロジーエマージェンシー:脊髄圧迫
47 見逃してはならないオンコロジーエマージェンジー:高カルシウム血症
48 終末期の輸液・栄養管理の考え方
49 激しい苦痛のあるときの助け舟
B 消化器症状
50 悪心が緩和されないとき:原因を考え,原因治療を行う
51 悪心が緩和されないとき:症状緩和を行う
52 排便コントロールの重要性をもう一度
53 新しい便秘治療薬を活かす
54 オピオイド誘発性便秘治療薬-ナルデメジン-を使いこなす
55 オピオイド投与中の患者で悪心や下痢:実は,便秘や宿便
56 排便コントロールのポイント:予防とセルフケア
57 腸閉塞時の治療方針:「食べたい」を叶えるために
58 「食べたい」を叶える薬物療法
59 必ず「舌を出してください」とお願いしよう
60 悪性腹水による腹部膨満感
C 呼吸器症状
61 呼吸困難:評価と原因治療
62 呼吸困難:症状緩和
D 睡眠障害,精神症状
63 眠気が強いとき,せん妄のときにすべきこと
64 せん妄の薬物療法
65 飲酒歴を問診しよう:アルコール離脱でせん妄が
66 不眠時の問診
67 注射剤で睡眠コントロールしているが,どうしても眠れないとき
IV 鎮静
68 鎮静の基本
69 鎮静の方法
70 持続的深い鎮静前に確認しておく事項
71 鎮静について家族へどのように説明したらよいか
V コミュニケーション
72 最短の時間で最大の効果をあげるチューニング
73 化学療法やる・やらない:患者の選択への援助
74 コミュニケーションは質問力
75 難しい質問には逆質問
76 家族ケア
77 チーム医療の“うまくいっているつもり”が危ない!
索引
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緩和ケアにおける患者への質問の仕方のコツとノウハウを,余すところなく伝授した実践書.
緩和ケアにおける患者への質問の仕方のコツとノウハウを,余すところなく伝授した実践書.患者の何を見て,どのような質問を,どのタイミングで行い,その後どう対応するか,根拠を踏まえて具体的に解説.質問の流れが一目で把握できるチャート図と豊富な会話例により,状況をリアルに体感でき,明日からの診療・ケアに取り入れることができる.緩和ケアに携わる医療従事者必携の一冊.
【内容目次】
第I章 痛みについての質問
■痛みの問診の流れ(フローチャート)
A.痛みの評価のための質問
1.どこが痛いですか?
2.いつ頃からですか?
3.今,痛みはありますか?今の痛みはどれくらいですか?
4.今より痛くなることはありますか?
5.1日に何回くらいありますか?
6.どのような痛みですか?
7.お薬を調整して痛みを楽にしていきますが,どのあたりを目標にしたらよいですか?
8.痛みに対して,お薬を調整したほうがよいですか?
B.痛みの治療に対する質問
1.お薬を飲むのは負担ではないですか?
2.レスキュー薬は効きますか?
3.お薬を変更して,痛みは楽になりましたか?
4.痛みがとれたらこんなことをしたいな,という目標のようなものはありますか?
第II章 呼吸器症状についての質問
1.息は苦しくないですか?【呼吸困難(1)】
2.息苦しさの強さはどれくらいですか?【呼吸困難(2)】
第III章 消化器症状についての質問
1.お腹の張っている苦しさは,どれくらいですか?【腹部膨満感】
2.今,吐き気はありますか?【悪心】
3.どんなものを吐きますか?【嘔吐】
4.お通じは毎日ありますか?【便秘(1)】
5.便秘に対して,何かご自身で工夫されていることはありますか?【便秘(2)】
6.下痢する前のお通じはどうでしたか?【下痢】
7.お口のことで何か変化はありませんか?ピリピリした痛みや違和感はありますか?【口腔ケア(1)】
8.歯は磨いていますか?お口のケアはしていますか?【口腔ケア(2)】
第IV章 倦怠感・食欲不振についての質問
1.疲れやすいですか?億劫ですか?【倦怠感(1)】
2.疲れる感じ(だるさ)はどれくらいですか?【倦怠感(2)】
3.食欲そのものがないのですか?それとも……【食べられない(1):早期膨満感など】
4.食欲が出るように,お薬で対応するほうがよいですか?【食べられない(2):食欲不振】
第V章 精神症状についての質問
1.もう少しよく眠れたほうがよいですか?【不眠】
2.眠気は嫌な眠気ですか?【眠気】
3.普段の様子と今の様子は違いますか?【せん妄】
4.胸がザワザワしたり,足がソワソワしたり,じっとしていられないような感じはないですか?【アカシジア】
5.最近,気持ちの落ち込みはありますか?【抑うつ】
第VI章 鎮静についての質問
1.最期のつらさで鎮静薬が必要になったときは,どのような対応を希望しますか?【元気なときから鎮静を意識する】
2.何時頃に起きたいですか?【間欠的鎮静】
3.鎮静薬を使って眠ってすごす必要が出たときは,どのように対応すればよいですか?【間欠的鎮静から深い持続的鎮静への移行】
4.ずっと眠っていたほうがよいですか?【深い持続的鎮静】
第VII章 患者の意向を引き出す質問
1.快適にすごせていますか?楽ですか?
2.もう少し楽なほうがよいですか?
3.これからこんな風にすごしたいな,という目標のようなものはありますか?
4.もう少しここがこうなったらいいなぁ,ということはないですか?
5.今の体調や病状を,どんな風に感じていますか?
6.気持ちは穏やかですか?(心穏やかではないのですか?)
付録:患者記入用アセスメントシート
索引
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