【2023最新】「脳科学」のおすすめ本!人気ランキング
この記事では、「脳科学」のおすすめ本をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。
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紹介文
最新科学でわかった脳細胞の増やし方。
第1章 革命へようこそ-運動と脳に関するケーススタディ
第2章 学習-脳細胞を育てよう
第3章 ストレス-最大の障害
第4章 不安-パニックを避ける
第5章 うつ-気分をよくする
第6章 注意欠陥障害-注意散漫から脱け出す
第7章 依存症-セルフコントロールのしくみを再生する
第8章 ホルモンの変化-女性の脳に及ぼす影響
第9章 加齢-賢く老いる
第10章 鍛錬-脳を作る
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紹介文
現代の科学技術を支える量子論はニュートン以来の古典的世界像をどう一変させたのか? 量子の謎に挑んだ天才物理学者たちの百年史。
1900年、放射線の不可思議な現象を説明するため、M・プランクは「量子」という概念を考案した。その後、天才物理学者たちはこれを武器に19世紀のニュートン力学を覆し、新しい世界像を次々と提示し続ける。量子力学の解釈をめぐるアインシュタインとボーアの論争を軸に、ハイゼンベルク、ド・ブロイ、シュレーディンガーなどの人間ドラマも交え物理学百年の流れを追った白熱の科学ノンフィクション。
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紹介文
『しびれるくらいに面白い!』
最新の脳科学の研究成果を紹介する追加講義を新たに収録!
あなたの人生も変わるかもしれない?
『記憶力を強くする』で鮮烈デビューした著者が大脳生理学の最先端の知識を駆使して、記憶のメカニズムから、意識の問題まで中高生を相手に縦横無尽に語り尽くす。
「私自身が高校生の頃にこんな講義を受けていたら、きっと人生が変わっていたのではないか?」と、著者自らが語る珠玉の名講義。
メディアから絶賛の声が続々と!
『何度も感嘆の声を上げた。これほど深い専門的な内容を、これほど平易に説いた本は珍しい』――(朝日新聞、書評)
『高校生のストレートな質問とサポーティブな池谷氏の対話が、読者の頭にも快い知的な興奮をもたらす』――(毎日新聞、書評)
『講義らしい親しみやすい語り口はもちろん、興味をひく話題選びのうまさが光る』――(日本経済新聞、書評)
第1章 人間は脳の力を使いこなせていない
第2章 人間は脳の解釈から逃れられない
第3章 人間はあいまいな記憶しかもてない
第4章 人間は進化のプロセスを進化させる
第5章 僕たちはなぜ脳科学を研究するのか
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紹介文
第1編 イントロダクション-エンジニアのための脳科学とは?(脳の構造から機能を探る
ハードウェアとしての耳-耳の構造と人工内耳の発明
脳の予測機能-22個の電極が3万本の聴神経を代替できる理由)
第2編 神経細胞編(神経細胞とネットワーク-なぜ脳には"シワ"があるのか
神経信号の正体-神経細胞が電気で情報を伝える仕組み
神経細胞の情報処理メカニズムと神経インターフェイス-人間に五感をもたらす仕組み)
第3編 運動編(筋肉と骨格-生物の運動をつくり出す機構と制御
筋肉の制御回路-運動ニューロンによる身体の動作制御
脊髄-運動パターン生成器
大脳皮質のうんづ関連領野-階層的な運動制御
小脳-フィードバック誤差学習による身体モデル構築)
第4編 知覚編(おばあさん細胞仮説-脳の階層性がもたらす"概念"の形成
神経細胞の情報処理メカニズムと分散表現-神経細胞のチームプレーを可能にする脳内クロック
機能マップと神経ダーウィニズム-脳による学習のメカニズム
脳の省エネ戦略-自己組織化マップと深層学習による効率的な情報表現
脳をリバース・エンジニアリングしてみよう-脳の仕組みを、機能に結びつける)
第5編 芸術編(脳と芸術-脳は分布に反応する
好き嫌いの法則性-ヒトの"好み"に作用する進化の淘汰圧とドーパミン報酬信号
芸術の法則性と芸術家の芸風-芸術のエッセンスは脳への訴求力)
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紹介文
生命とは何か? 分子生物学者福岡ハカセが誘う読み始めたら止まらない極上の科学ミステリー。累計75万部突破!
生命とは、実は流れゆく分子の淀みにすぎない!?
「生命とは何か」という生命科学最大の問いに、いま分子生物学はどう答えるのか。歴史の闇に沈んだ天才科学者たちの思考を紹介しながら、現在形の生命観を探る。ページをめくる手が止まらない極上の科学ミステリー。分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色がガラリと変える!
【怒濤の大推薦!!!】
「福岡伸一さんほど生物のことを熟知し、文章がうまい人は希有である。サイエンスと詩的な感性の幸福な結びつきが、生命の奇跡を照らし出す。」――茂木健一郎氏
「超微細な次元における生命のふるまいは、恐ろしいほどに、美しいほどに私たちの日々のふるまいに似ている。」――内田樹氏
「スリルと絶望そして夢と希望と反逆の心にあふれたどきどきする読み物です! 大推薦します。」――よしもとばなな氏
「こんなにおもしろい本を、途中でやめることなど、誰ができよう。」――幸田真音氏
「優れた科学者の書いたものは、昔から、凡百の文学者の書いたものより、遥かに、人間的叡智に満ちたものだった。つまり、文学だった。そのことを、ぼくは、あらためて確認させられたのだった。」――高橋源一郎氏
【第29回サントリー学芸賞<社会・風俗部門>受賞】
【第1回新書大賞受賞(2008年)】
第1章 ヨークアベニュー、66丁目、ニューヨーク
第2章 アンサング・ヒーロー
第3章 フォー・レター・ワード
第4章 シャルガフのパズル
第5章 サーファー・ゲッツ・ノーベルプライズ
第6章 ダークサイド・オブ・DNA
第7章 チャンスは、準備された心に降り立つ
第8章 原子が秩序を生み出すとき
第9章 動的平衡(ダイナミック・イクイリブリアム)とは何か
第10章 タンパク質のかすかな口づけ
第11章 内部の内部は外部である
第12章 細胞膜のダイナミズム
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紹介文
頭の中には様々な「つながり」があった!? 9つの最新研究から、心を生む脳に迫る。人類最大のミステリー、脳の世界へようこそ!
ものごとを考え、記憶し、日々の出来事に感情を揺さぶられる……謎めいていた脳のはたらきが、明らかになりつつある。グリア細胞とニューロン、進化と可塑性、場所細胞と空間記憶、情動と消去学習、海馬と扁桃体とエングラムセオリー――頭の中には、さまざまな「つながり」があった!?9つの最新研究から、心を生み出す脳に迫る!
頭の中にある“人類最大の謎”に挑む
ものごとを考え、記憶し、日々の出来事に感情を揺さぶられる……
謎めいていた脳のはたらきが、明らかになりつつある。
グリア細胞とニューロン、進化と可塑性、場所細胞と空間記憶、情動と消去学習、海馬と扁桃体とエングラムセオリー――
頭の中には、さまざまな「つながり」があった!?
9つの最新研究から、心を生み出す脳に迫る!
―――――
第1章 記憶をつなげる脳
理化学研究所脳科学総合研究センター センター長 利根川進
第2章 脳と時空間のつながり
システム神経生理学研究チーム チームリーダー 藤澤茂義
第3章 ニューロンをつなぐ情報伝達
シナプス可塑性・回路制御研究チーム チームリーダー 合田裕紀子
第4章 外界とつながる脳
知覚神経回路機構研究チーム チームリーダー 風間北斗
第5章 数理モデルでつなげる脳の仕組み
神経適応理論研究チーム チームリーダー 豊泉太郎
第6章 脳と感情をつなげる神経回路
記憶神経回路研究チーム チームリーダー Joshua Johansen
第7章 脳研究をつなげる最新技術
細胞機能探索技術開発チーム チームリーダー 宮脇敦史
第8章 脳の病の治療につなげる
精神疾患動態研究チーム チームリーダー 加藤忠史
第9章 親子のつながりをつくる脳
親和性社会行動研究チーム チームリーダー 黒田公美
第1章 記憶をつなげる脳
理化学研究所脳科学総合研究センター センター長 利根川進
第2章 脳と時空間のつながり
システム神経生理学研究チーム チームリーダー 藤澤茂義
第3章 ニューロンをつなぐ情報伝達
シナプス可塑性・回路制御研究チーム チームリーダー 合田裕紀子
第4章 外界とつながる脳
知覚神経回路機構研究チーム チームリーダー 風間北斗
第5章 数理モデルでつなげる脳の仕組み
神経適応理論研究チーム チームリーダー 豊泉太郎
第6章 脳と感情をつなげる神経回路
記憶神経回路研究チーム チームリーダー Joshua Johansen
第7章 脳研究をつなげる最新技術
細胞機能探索技術開発チーム チームリーダー 宮脇敦史
第8章 脳の病の治療につなげる
精神疾患動態研究チーム チームリーダー 加藤忠史
第9章 親子のつながりを作る脳
親和性社会行動研究チーム チームリーダー 黒田公美
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私たちを地球につなぎ止めている重力は、宇宙を支配する力でもある。重力の強さが少しでも違ったら、星も生命も生まれなかった。「弱い」「消せる」「どんなものにも等しく働く」など不思議な性質があり、まだその働きが解明されていない重力。重力の謎は、宇宙そのものの謎と深くつながっている。いま重力研究は、ニュートン、アインシュタインに続き、第三の黄金期を迎えている。時間と空間が伸び縮みする相対論の世界から、ホーキングを経て、宇宙は一〇次元だと考える超弦理論へ。重力をめぐる冒険の物語。
第1章 重力の七不思議
第2章 伸び縮みする時間と空間-特殊相対論の世界
第3章 重力はなぜ生じるのか-一般相対論の世界
第4章 ブラックホールと宇宙の始まり-アインシュタイン理論の限界
第5章 猫は生きているのか死んでいるのか-量子力学の世界
第6章 宇宙玉ねぎの芯に迫る-超弦理論の登場
第7章 ブラックホールに投げ込まれた本の運命-重力のホログラフィー原理
第8章 この世界の最も奥深い真実-超弦理論の可能性
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ブラックホールの歴史的流れを作り出した物理学・天文学者を中心に、多くのエピソードを交えながら、それが受容されていく様を記す。
17世紀以降の古典力学の時代にも現代の「ブラックホール」につながるアイデアは考え出されたが、当時の天文学の範疇では、ありえない天体または天文現象として考慮されることはなかった。20世紀に入っても、アインシュタインの一般相対性理論の解として「ブラックホール」の可能性が考えられたが、恒星など現実の天体ではありえないものとして拒絶された。20世紀後半になって、天体の重力崩壊現象が「ブラックホール」と名づけられたときも、まだそれを確かめる観測手段はなかったが、同時期にパルサー(中性子星)、クエーサーなどの天体が発見され、その後、エックス線天体が見つかりその膨大なエネルギーを賄う機構として「ブラックホール」が現実の天体として検討されるようになった。21世紀の現在、ブラックホールの衝突合体による重力波が驚くべき精度で実際に観測され、見えない天体「ブラックホール」の直接的証拠が提示され、ブラックホールは実在する天体としての地位を得た。本書は、それらの歴史的流れを作り出した物理学者、天文学者を中心に、多くのエピソードを紹介しながらブラックホール受容の変遷を辿っている。
第1章 宇宙で最大級に明るい天体が見えなくなる理由
ニュートン、ミッチェル、ラプラス
第2章 ニュートンよ、許したまえ
アインシュタイン
第3章 気が付けば、幾何学の国に
シュヴァルツシルト
第4章 恒星がこれほど非常識な振る舞いをするはずがない。何か自然の法則があるはず!
チャンドラセカール、エディントン
第5章 厄介者登場
バーデ、ツヴィッキー
第6章 重力場だけが存続
ランダウ、オッペンハイマー
第7章 物理学者になって最高でした
ホイーラー、ゼルドヴィッチ、ペンローズ
第8章 こんな奇妙なスペクトルは見たことがない
シュミット
第9章 ブラックホールって呼べば?
カー
第10章 中世の拷問台
ホイーラー
第11章 スティーヴン・ホーキングは一般相対論やブラックホールに多額の投資をする一方で、保険をかけることも忘れていなかった
ホーキング、ソーン
第12章 ブラックホールはそれほど黒くない
ホーキング
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言い方を変えるだけで売れる!見せ方を変えれば企画が通る!伝え方を変えたら信頼された!違いを知れば結果が出る。交渉、販売、営業、社内評価、面接・就活…に効く!
序章 たった5つのマインドセットで男性脳・女性脳のすべてがわかる(脳の違いを利用すれば、手に取るように相手の心が読める
男女脳の違いを解き明かす5つのマインドセットとは? ほか)
第1章 男性脳・女性脳を見破る10のポイント-何気ない行動から、脳のタイプを読み取る(脳と体の性別は同じじゃない!?見た目ではわからない相手の脳を見破るテクニック
パソコンの画面を見ると- ほか)
第2章 男性脳・女性脳に合わせた「伝え方」-脳を揺さぶるだけで結果が180度変わる(脳に合わせた伝え方をするだけで、相手を思うままに誘導できる
マネジメントの男女脳戦略。-やる気を高め、信頼を勝ち取る ほか)
第3章 3つのワークで異性脳を身につける-男性脳・女性脳を自在に操り最強のビジネスパーソンになる(男性脳・女性脳を使いこなす「異性脳」を手に入れるワークとは
言葉に隠された意味を読む ほか)
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紹介文
NHKスペシャル『立花隆 臨死体験』出演の天才脳科学者、初の翻訳!
脳は意識を生み出すが、コンピューターは意識を生み出さない。では両者の違いはどこにあるのか。クリストフ・コッホが「意識に関して唯一、真に有望な基礎理論」と評した、意識の謎を解明するトノーニの「統合情報理論」を紹介。わくわくするようなエピソード満載でわかりやすく語られる脳科学の最先端、待望の翻訳!
【本書が挑む脳科学最前線の驚異の事例】
・脳幹に傷を負い植物状態に見えるロックトイン症候群患者(映画「潜水服は蝶の夢を見るか」の主人公)。彼らの意識の有無はどう診断すればいいのか?
・麻酔薬を投与するとなぜ意識が失われるのか?
麻酔時に意識が醒めてしまうとどうなるのか(1000人に1人はそうなる)
・右脳と左脳をつなぐ脳梁を切断する(スプリットブレイン。てんかん治療で行われることがある)と、1つの脳のなかに意識が2つ生まれる!?
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紹介文
人間はどのように世界を認識しているか? 「情報」という共通言語のもとに研究を進める認知科学が明らかにしてきた,知性の意外なまでの脆さ・儚さと,それを補って余りある環境との相互作用を,記憶・思考を中心に身近なテーマからわかりやすく紹介.
【円城塔氏(作家)推薦の辞】
「この本を読むと,人間は自分で思っているよりも,いい加減なものだとわかる.いい加減な人が読むべきなのはもちろんだが,自分はしっかりしていると思っている人こそ,読むべきである.」
【長谷川寿一氏(東京大学教授)】
「知性とは何か? この問いに挑む認知科学は諸科学が交わるホットスポットだ. 東大駒場の名物講義を是非あなたにも.」
第1章 認知的に人を見る
認知科学とは
知的システム
しくみ、はたらき、なりたち
学際科学としての認知科学
情報——分野をつなぐもの
生物学的シフト
認知科学を取り巻く常識?
第2章 認知科学のフレームワーク
表象と計算という考え方
さまざまな表象
知識の表象のしかた
認知プロセスにおける表象の役割
第3章 記憶のベーシックス
記憶の流れ
記憶と意図
一瞬だけの記憶——感覚記憶
人の記憶はRAMか——短期記憶とチャンク
ワーキングメモリ——保持と処理のための記憶
知識のありか——長期記憶
情報を加工する——短期記憶から長期記憶へ
思い出しやすさ——符号化特定性原理
思い出していないのに思い出す——潜在記憶とプライミング
まとめ
第4章 生み出す知性——表象とその生成
はかない知覚表象
言葉と表象
作り出される記憶
記憶の書き換え
仮想的な知識——アナロジー
まとめ——表象とは何なのか
第5章 思考のベーシックス
新たな情報を生み出す——推論
目標を達成する——問題解決
選ぶ——意思決定
人間の思考のクセ
まとめ
第6章 ゆらぎつつ進化する知性
四枚カード問題、アゲイン
データに基づき考える
思考の発達におけるゆらぎ
ひらめきはいつ訪れるのか
まとめ——多様なリソースのゆらぎと思考の変化
第7章 知性の姿のこれから
表象の生成性
身体化されたプロセスとしての表象
世界への表象の投射
思考のゆらぎと冗長性
世界というリソース
おわりに
引用文献
索引
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紹介文
思考、感情、運動、聴覚、視覚、伝達、理解、そして記憶…。脳の8つのエリアが目覚める66のトレーニングメニュー。
1 脳を"理想の形"につくり変えよう!
2 思考系脳番地トレーニング
3 感情系脳番地トレーニング
4 伝達系脳番地トレーニング
5 理解系脳番地トレーニング
6 運動系脳番地トレーニング
7 聴覚系脳番地トレーニング
8 視覚系脳番地トレーニング
9 記憶系脳番地トレーニング
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紹介文
私とは何か、心はどこから生まれるのか。最新知見をもとに、脳の巧妙なシステムを縦横無尽に語り尽くしたベストセラーを新書化。
「心」はいかにして生み出されるのか? 最先端の脳科学を読み解くスリリングな講義。脳科学の深海へ一気にダイブ!
ベストセラー『進化しすぎた脳』の著者が、母校で行った連続講義。私たちがふだん抱く「心」のイメージが、最新の研究によって次々と覆されていく──。「一番思い入れがあって、一番好きな本」と著者自らが語る知的興奮に満ちた一冊。
第一章 脳は私のことをホントに理解しているのか
第二章 脳は空から心を眺めている
第三章 脳はゆらいで自由をつくりあげる
第四章 脳はノイズから生命を生み出す
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紹介文
ノルウェー発、脳科学から解き明かす「人間とは何か」。世界21か国で翻訳出版されている、世界的ベストセラー。
★「脳科学が私たち自身をどこまで解明できたのかがわかる、日常に活かす脳科学の本として理想的な一冊」
★中野信子氏(脳科学者)推薦!
★「この本を読んでから数日の間に、本書の脳科学の成果が、何度も私の日常生活と交差した。その度に人に話し、興味深く受けとめてもらった。いま私は、脳科学の研究成果が浸透すれば、日常生活がもっと良くなるという実感を得ている」
★HONZ(ノンフィクション書評サイト)
ノルウェー発、脳科学から解き明かす「人間とは何か」。
ノルウェーで出版後、世界21か国で翻訳出版されている、世界的ベストセラーです。
ノーベル生理学・医学賞受賞者マイブリット・モーザーが序文を寄せています。
「本書『「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる』でカーヤ・ノーデンゲンは、脳の組織や機能、メカニズムに関する新たな研究成果を楽しく紹介し、研究上の発見と自らの体験を魅力たっぷりに編み上げています。毎日のちょっとした出来事を使って科学を説明することで、読者の知識を増すだけでなく、もっと知りたいという思いをかき立てます。遊び心に満ちた彼女の説明を聞けば、知りたがり屋の子どもたちでも経験豊かな研究者でも、知的好奇心のスイッチがカチリと入ることでしょう。」
私とは何か、人類はなぜ繁栄できたのか、心とは物理的なものなのか。
哲学や進化学、文化人類学にもつながる神経科学の学問としての奥行きの深さに、知的好奇心が刺激されます。
実用にも研究にも偏りすぎることなく、平易で簡潔な文章で描いた、大人の教養書籍の世界的決定版です。
【本書で紹介される、脳科学の最新研究】
・モーツァルトを聴くと頭が良くなる(でも、マドンナでもいい。つまり、音楽を習うことは脳にいい)。
・タクシー運転手は、記憶を司る「海馬」が発達している。しかも、ベテランほど大きくなっている。
・人工甘味料では脳を欺けない。逆に、満たされない脳が余計に糖分を欲し、炭水化物を摂らせようとする。
・眉間の「怒り筋肉」にボトックス注射をすると、顔がリラックスし、90%が抑うつ状態から解放された。
本書の末尾には「索引」「出典の一部」を掲載。
本文と合わせて総ページ数は272ページです。
■目次
第1章 思考の進化、または思考の革命
第2章 パーソナリティを探して
第3章 記憶と学習
第4章 脳内GPS
第5章 感じる脳
第6章 知能
第7章 マルチタスク
第8章 脳は文化をつくる
第9章 脳で食べる
第10章 薬物依存症
第11章 道は続く
**********************************
第1章 思考の進化、または思考の革命
第2章 パーソナリティを探して
第3章 記憶と学習
第4章 脳内GPS
第5章 感じる脳
第6章 知能
第7章 マルチタスク
第8章 脳は文化をつくる
第9章 脳で食べる
第10章 薬物依存症
第11章 道は続く
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紹介文
人間をソーシャル(社会的な)存在にしたのは3つの脳の力のおかげだった。最新の脳科学の知見をもとに、その仕組みを解き明かす。
あなたはまだ脳の本当の力を知らない
「つながる」「心を読む」「調和する」――人間(の脳)に与えられたこの3つの力こそ、人類発展のカギであり、私たちがより良くくらすためのヒントとなる。社会認知神経科学の第一人者が語る、脳研究の最前線。
(本書の主な内容)
オフタイムにこそ脳が標準化される
シーソーのように働くふたつの知性
群れで暮らすメリットとデメリット
からだの痛みと失恋の痛み
前帯状皮質と「愛着行動」
利他主義――他者の幸せこそが自分の幸せ
相手の心を読むミラクルな心
自閉症の子どもたちの目に映る世界
他人のものだった“自己”
パノプティコンな私たち
なぜ、お金と幸せは関係がないのか
理想の生活は「大学寮」
成功するリーダーに最も必要なもの
第1部 進化と社会性
1 人間とはどんな生き物なのか?
2 「休憩タイム」の脳の働き
第2部 つながる脳
3 壊れたハートと折れた脚
4 公平さはチョコレートの甘い喜び
第3部 心を読む脳
5 メンタル・マジック・トリック
6 ミラー・ミラー
第4部 調和する脳
8 トロイの馬の自己
9 パノラマ的な自己抑制
第5部 もっと賢く、もっと幸せに、もっと充実した毎日を
10 ”つながり脳”で生きる
11 ”つながり脳”を仕事に活かす
12 ”つながり脳”を教育に活かす
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紹介文
脳のメモリー素子「LTP」や「シナプス可塑性」などの最先端の脳科学の成果をわかりやすく紹介。
記憶力の秘密が解き明かされる! 神経科学の目覚ましい進歩によって脳の記憶の実体がついに見えてきた。記憶力を高める「夢の薬」を研究する著者が、LTPやシナプス可塑性などの最新理論を解説しながら、科学的に記憶力を高めるための具体的な方法を紹介する。 著者からのメッセージ「記憶は未来の自分に贈るメッセージです。本書では、驚くほど巧妙な記憶のメカニズムが皆さんを待っています」
記憶力の秘密が解き明かされる!
神経科学の目覚ましい進歩によって脳の記憶の実体がついに見えてきた。記憶力を高める「夢の薬」を研究する著者が、LTPやシナプス可塑性などの最新理論を解説しながら、科学的に記憶力を高めるための具体的な方法を紹介する。
著者からのメッセージ「記憶は未来の自分に贈るメッセージです。本書では、驚くほど巧妙な記憶のメカニズムが皆さんを待っています」
目次
第1章 脳科学から見た記憶
第2章 記憶の司令塔「海馬」
第3章 脳とコンピューターはどちらが優秀なのか?
第4章 「可塑性」――脳が記憶できるわけ
第5章 脳のメモリー素子「LTP」
第6章 科学的に記憶力を鍛えよう
第7章 記憶力を増強する魔法の薬
第8章 脳科学の未来
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紹介文
「右脳派は創造的、左脳派は論理的」はウソ-知られざる驚愕の事実。
プロローグ1 ここまで見えてきた脳
プロローグ2 脳研究から見た自我や意識の正体とは?
第1章 脳の機能を知る
第2章 心の一生
第3章 脳と心の不思議
第4章 脳と心の病気
第5章 未来の脳と心
エピローグ1 脳と心を探る歴史
エピローグ2 脳のポテンシャルを開拓し次世代につなげる池谷脳創発プロジェクト
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紹介文
脳科学の知見をマーケティングはじめビジネスに応用することは、欧米先進企業ではいまや当たり前。では、脳の何を知れば仕事に役立てられるのか?多くの企業とともに、脳科学の産業応用について研究を重ねている著者が、できるかぎり専門用語を使わずに、誰もが知っておきたい脳の知識を八つの領域にしぼって解説。
プロローグ 脳を知らずにビジネスはできない
第1章 人は無意識に操られている-消費者の頭の中を知ることはできるか
第2章 記憶を作る-商品開発はユーザーの記憶を知ることから始めよ
第3章 感情と行動を決めるもの-顧客は何を心地よく感じるのか
第4章 人の意思を左右する脳のバイアス-あなたの意思決定は大丈夫か
第5章 脳のトップダウン処理-一流のプロの学ぶ脳の使い方
第6章 クロスモーダル効果-マーケティングに必須の脳のメカニズム知識
第7章 相手を知る「鍵」ミラーニューロン-新しいマーケティング手法への期待
第8章 感情を作る脳内化学物質-重要な神経伝達物質の働き
エピローグ 脳科学が拓くビジネスの未来
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紹介文
イラストを満載した、情報系学生のための入門書! 感覚、意思決定、情動などの心的活動を、情報処理のプロセスから解説した一冊!
★ 人間は巧妙にできている。――実に面白い!!★
・全ページフルカラーのこれまでにない入門書! 見開き構成でわかりやすい!
・感覚、記憶、意思決定、情動、コミュニケーション、言語理解など、人間が行う心的活動を情報処理のプロセスと捉えて、体系的に解説した。
・実験心理学や神経科学をはじめとして、言語学、コンピュータサイエンス、哲学の側面からも認知科学を網羅的に解説した。
・数理工学モデルも含め、認知プロセスの「モデル」を多く紹介。情報系の学生にも最適な一冊!
【主な内容】
1章 認知科学概論
2章 感覚
3章 知覚・認知
4章 記憶
5章 注意
6章 知識
7章 問題解決
8章 意思決定
9章 創造
10章 言語理解
11章 情動
12章 社会的認知
13章 コミュニケーション
14章 錯覚
15章 脳
1章 認知科学概論
認知科学
認知科学のたどった道
認知科学研究の方法
モデル
人間の情報処理モデルと認知科学のスコープ
2章 感覚
感覚の種類と特性
感覚信号の伝達
視覚機構
聴覚機構
体性感覚
感覚の相互作用
コンピュータによる画像・音声の特徴抽出
3章 知覚・認知
トップダウン処理
ゲシュタルト特性
形状知覚・認知
音声知覚・認知
空間知覚
認知地図
時間知覚
コンピュータによる音声認識
4章 記憶
記憶の構造
短期記憶からワーキングメモリへ
長期記憶
宣言的記憶と手続き的記憶
忘却
コンピュータの記憶装置
5章 注意
選択的注意
焦点的注意と分割的注意
視覚的注意
聴覚的注意
コンピュータによる音源方向推定
6章 知識
知識の表現と構造
意味
概念とカテゴリー化
プロダクションルールを用いた知識処理
7章 問題解決
問題空間と方略
良定義問題の解決プロセス
推論
ウェイソンの選択課題
コンピュータによるゲーム戦略
8章 意思決定
効用と文脈
プロスペクト理論
選好モデル
葛藤状態における意思決定
9章 創造
再生的思考と生産的思考
洞察
アナロジーを用いた発想
発想支援手法
10章 言語理解
自然言語と人工言語
言語の多層構造とメンタルレキシコン
単語認知
統語論的言語産出・理解モデル
意味論的言語産出・理解モデル
チューリングマシンとオートマトン
形式文法
コンピュータによる自然言語処理
11章 情動
情動と認知
情動による身体的変化と測定指標
情動のモデル
表情の認知
12章 社会的認知
対人認知
顔の記憶と認知
社会的推論
態度の変容
集団の影響
13章 コミュニケーション
コミュニケーションにおける非言語チャンネル
説得的コミュニケーション
コミュニケーションの変容
インターネットにおけるコミュニケーション
14章 錯覚
形の錯視
明るさ・色の錯視
運動錯視
錯聴
体性感覚の錯覚
15章 脳
脳の構造
感覚と脳
記憶と脳
思考と脳
情動と脳
脳における信号の伝達
脳神経活動計測
ディープラーニング
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紹介文
先生、切断したはずの腕が痛むんです――。脳の不思議なメカニズムとは?
●切断された手足がまだあると感じるスポーツ選手
●自分の体の一部を他人のものだと主張する患者
●両親を本人と認めず、偽物だと主張する青年
――など、著者が出会った様々な患者の奇妙な症状を手がかりに「脳の不思議な仕組みや働き」について考える。
「わくわくするほどおもしろい」脳の世界を、当代きっての神経科学者であり、幻肢の専門家である著者が、独自の切り口でわかりやすく読み解いてみせた、歴史に残る名著!
本書では、“脳の働きについていろいろな仮説を立て、それを立証するための実験をしているのだが、それはこうした症例が、「正常な心と脳の働きの原理を説明する事例であり、身体イメージや言語、笑い、夢などの解明に役立ち、自己の本質にかかわる問題に取り組む手がかりとなる」と考えているからだ。著者が提唱する仮説はどれも興味深いが、その一つに、左脳が一貫性のある信念体系(モデル)をつって現状維持をはかるのに対し、右脳は異常や矛盾を検出し、それがある閾値(いきち)に達するとモデル全体の改変を強行するという説がある。”……“いま脳の分野でいちばんホットなテーマといえば、いわゆる「脳のハードプロブレム」、意識をめぐる問題だろう。なかでもおもしろいのが、脳のニューロンの活動から、どのようにして「赤い」とか「冷たい」といった主観的世界の感覚が生まれるのかというクオリア問題だ(と私は思う)。著者は最終章の十二章で、それまでの章で紹介した症例や、実験結果や考察をまとめ、意識、クオリア、自己などについて言及している。”(本書・訳者あとがきより)
わかりやすい語り口で、次々に面白い実例を挙げ、人類最大の問題に迫り、その後の脳ブームの先駆けとなった現代科学の最先端を切り開いた話題作が、ついに文庫化!
解説:養老孟司
●V・S・ラマチャンドラン:カリフォルニア大学サンディエゴ校の脳認知センター教授および所長。また、ソーク研究所の兼任教授でもある。10代の頃に書いた論文が科学誌「ネイチャー」に掲載された気鋭の神経科学者。視覚や幻肢の研究で知られ、その研究内容が新聞やテレビで報道され大きな反響を呼んだ。
切断された手足がまだあると感じる。体の一部を他人のものだと主張する。両親を本人と認めず偽物だと主張する。著者が出会った様々な患者の奇妙な症状を手掛かりに、脳の仕組みや働きについて考える。
目次
序
はじめに
第1章 内なる幻
第2章 「どこをかけばいいかがわかる」
第3章 幻を追う
第4章 脳の中のゾンビ
第5章 ジェイムズ・サーバーの秘密の生活
第6章 鏡のむこうに
第7章 片手が鳴る音
第8章 存在の耐えられない類似
第9章 神と大脳辺縁系
第10章 笑い死にをした女性
第11章 「双子の一人がおなかに残っていました」
第12章 火星人は赤を見るか
訳者あとがき
文庫版に寄せて
解説
原註
参考文献
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紹介文
◆「認知科学のススメ」シリーズの刊行にあたって
人間や動物は、どのように外界の情報を処理し、適切に反応しているのでしょうか?認知科学は、このような関心から。動物も含めた人間の知能や、人工知能システムなどの知的システムの性質や処理メカニズムを理解しようとする学問です。人間や動物のさまざまな現象にかかわるため、認知科学は、心理学、進化学、情報科学(とくに人工知能)、ロボティクス、言語学、文化人類学、神経科学・脳科学、身体運動科学、哲学などの幅広い分野の研究者が集まって作られました。そのため認知科学は、これらの諸分野を横断する学際的な学問分野となっていて、数学、物理、歴史などの伝統的な分野と比べて、体系化することは容易ではありません。そのためもあってか、私たち自身について知るための基本的な学問であるにもかかわらず、これまで中学校や高校の教育の中で教えられることはありませんでした。しかし学問の存在を知らなければ、その道へ進もうと志す人もなかなか現れません。
第1巻では、認知科学の基本や多彩な取り組み全体をクイズやコラムを交えて紹介します。
はじめての認知科学 目次
まえがき
序章 ヒトはどんなふうにものを考えるか?
パズルで試す「ヒトの考え方」
直感と論理の差がある
確率的なものをどう捉えるか?
常識的ってなんだろう?
序章の読書案内
1 章 出発点 こころを問うひとびと
こころの研究を「科学」にする
条件反射から行動主義心理学へ
こころの中の「認知地図」
こころの中にあるもの
表象という「なにか」
情報科学がもたらしたもの
Box アラン・チューリング /ジョン・フォン・ノイマン
ノーバート・ウィーナー /クロード・シャノン
Column こころを持った機械への夢とチューリング・テスト
双子の学問の誕生
情報科学からこころを追うと……定理証明プログラム
モデルという理解の仕方
問題を解く「こころ」とコンピュータ・プログラム
境界を越えて
Column 日本に認知科学がやってきたとき
1章の読書案内
2 章 こころをわかるために章 ――記号,表象,計算,意味,理解
こころの働きを情報処理になぞらえる
大きな枠組で理解する
情動を伝える2つのルート
形式的に扱う=計算論的扱い
計算主義・記号主義とレイヤー
ことばのないネコ,知性と言語
ヒトのこころとことば
文を作る能力は生得的か?
ヒトに固有な言語活動
ことばを獲得するとき
ことばの意味がわかる,とは
記号接地問題
使いやすいヒューリスティックな思考
Column もう1 つの計算主義 ニューラルネットワーク
2章の読書案内
3 章 こころと身体と言語
表情も身体だ
身体を動かしたほうがクリエイティブ
身体とミラーニューロン
Box 「共感」と「心の理論」――他者に共鳴する能力
Column 神経科学のあゆみ
問題解決に役立つ心内シミュレーション
記号だけに頼れない?
身体とアフォーダンス
身体と触れ合う世界
ことばを持つ「意味」とヒトの能力
Column 身体を持ったロボットは知性を持つのか
3 章の読書案内
4 章 動物らしさvs. ヒトらしさ
あなどれない動物の認知システム
イルカの「音」の世界
オオカミからイヌへ
キツネの家畜化からわかるもの
動物とヒトはどう違うのか
数字の短期記憶実験
推移的推論はできるか
対称性についての奇妙な結果
ヒトの認知システムの基本を探る
推論の基本
ヒトの知性をがっちり支える道具=アブダクション
発達とは学び続けること
Column 脳をのぞく――画像撮影装置の発展
4 章の読書案内
間奏曲 認知科学対話
I
根っこから外れる節操の無さ
役に立つか
人とモノの間で
II
がんばれ東ロボくん!
会話プログラムと川柳
文脈と忘却
III
どんな状況にも対応できるヒトのこころ
ボトムからもトップからも考えるヒト
情動を超えて
生き残る仕事はなにか見極めるために
5 章 認知科学のここまで,そしてこれから
認知科学は何をやってきたのか
1995 年から2012 年の日本の認知科学
認知科学は社会とつながる
情報社会を認知科学すると
これからの問題は
Column 認知科学を学ぶには
あとがき
文献一覧
索引
装幀=荒川伸生
イラスト=大橋慶子
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紹介文
脳にAIを埋め込んだら何ができる?脳をネット接続したら世界はどう見える?脳とAI研究の融合で「人類の能力の限界」を突破する!
【松尾豊氏、絶賛!】
「脳とAIが融合する未来。怖いと感じるでしょうか、わくわくするでしょうか。
脳に知識をダウンロードできたら? 互いの脳をインターネットでつなぐことができたら?
――そんな未来が可能になりつつあることを、本書は垣間見せてくれます。
グローバルな科学技術の進展と、それが産業化するときのスピード。
それに対し、自分たちがどう考え、どう備えないといけないのか。そんなことをこの本は問いかけてくれます。
著者の人間と技術への愛と好奇心、そして洞察に満ちた、読後になぜか心が温かくなるような良書です。
科学技術、そして我々の社会の未来を考える人、必読です。」松尾豊(人工知能研究者、東京大学大学院教授)
脳と人工知能をつないで「脳を改造」したら、何が起こるのか?
・会話せずに相手に思っていることを伝えられる
・念じるだけでインターネット検索ができる
・睡眠を司る脳領域を刺激して、一瞬で深い眠りについたり目覚めたりできる
・食欲を司る脳領域を刺激して、苦労せずにダイエットできる
・脳の健康状態をAIがチェックして、うつになる前にメンテナンスしてくれる
・紫外線や赤外線が「見える」ようになる
・アインシュタインなど過去の偉人の"脳"を借りられる
・コンピュータ上に自分の脳を再現できる
これは、SFの世界の話ではありません。
科学者たちが真剣に見据えている近未来なのです。
脳と人工知能の融合研究によって、
これまでは想像もできなかったような成果が次々と生まれ始めています。
計り知れない可能性を秘めた「脳」を持つ私たちは、
「身体」という物理的な制限から解放されるかもしれません。
二つの研究分野の最先端で、今何が起こっているのか。そして未来には何が起こるのか。
気鋭の脳研究者たちが「人類の限界」に挑む!
■目次
イントロダクション ――2XXX年の未来予測
第1章 脳とAI融合の「過去」
第2章 脳とAI融合の「現在」
第3章 脳とAI融合の「未来」
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すべてが白黒に見える全色盲に陥った画家、激しいチックを起こすトゥレット症候群の外科医、「わたしは火星の人類学者のようだ」と漏らす自閉症の動物学者…脳神経科医サックスは、患者たちが抱える脳の病を単なる障害としては見ない。それらは揺るぎないアイデンティティと類まれな創造力の源なのだ。往診=交流を通じて、不可思議な人生を歩む彼らの姿を描か出し、人間存在の可能性を謳った驚きと感動の医学エッセイ。
色盲の画家
最後のヒッピー
トゥレット症候群の外科医
「見えて」いても「見えない」
夢の風景
神童たち
火星の人類学者
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100年人生をよりよく生きるために、脳を若く、健康に保つ10のルールを紹介。この本のルールを守れば、きっと人生が楽しくなる!
★前著『脳の力を100%活用するブレイン・ルール』が世界31言語に翻訳、50万部以上売れた著者による、「100年人生」を楽しく過ごすための、脳にいい生き方の本。
【本書の主な主張】
■脳には非常に適応力があり、環境の変化に加え、自らの変化にも反応する
■脳は加齢によるシステムの崩壊を、自ら修復することができる
■若い世代とつきあおう。ストレスや不安が減り、うつ病にもなりにくい
■ダンスは運動になり、社会的交流を増やし、認知機能を高める
■老化に対して楽観的でいることは、脳に良い効果をもたらす
■65歳以上のアメリカ人の10人にひとりはアルツハイマー病を患っている
■カロリー制限は、睡眠と気分を改善し、エネルギー・レベルを高める
【本書で紹介されるルール】
■ルール1 友だちを作ろう。友だちになってもらおう
・パーティに行く人ほどインフルエンザに強い
・あらゆる年齢層の友人を持つのが理想的
・1日に15分の体のふれあいでも効果的
■ルール3 マインドフルネスは脳を静めるだけでなく改善する
・長引くストレスは海馬を破壊する
・正しいマインドフルネスを選ぼう
・マインドフルネスは脳の配線を変える
■ルール8 思考を明晰にするために、十分な(しかし、長すぎない)睡眠をとろう
・ちょうどいい睡眠時間は6~8時間
・眠るのに最適な気温は、およそ18℃
・ベッドに入る4~6時間前の行動に注意する
■ルール10 引退は絶対にやめよう、そして、郷愁を大切にしよう
・理想的ライフスタイルを「ブルーゾーン」に学ぶ
・引退すると、うつ病になるリスクが40%高まる
・1日に3時間半以上本を読むと寿命が23%延びる
序章 科学的に証明された「100年脳トレ」
1 社交には驚きのプラス効果がある
第1章 すぐにダンスを始めよう
第2章 楽観的に、感謝を忘れず過ごそう
2 脳の劣化を抑えるための具体的方法
第3章 正しいマインドフルネス――最強のストレス対処法
第4章 記憶力を維持するには
第5章 テレビゲームは脳に効く――認知プロセスを鍛える
第6章 アルツハイマー病の(今わかっている)すべてを語ろう
3 体と脳の深いつながりを意識しよう
第7章 脳機能を高める食事と運動
第8章 思考をクリアに保つ睡眠習慣
4 脳に良いライフスタイルで過ごそう
第9章 なぜあの人の脳は衰えないのか
第10章 決して引退してはいけない
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喪黒福造の“騙しの方法”を脳科学の視点で考察し、「人間の心のスキマ」を解き明かす! 巻末には藤子不二雄Ⓐとの対談も収録。
藤子不二雄Aの名作漫画『笑ゥせぇるすまん』では、主人公の喪黒福造が日常のどこにでもいるような老若男女を言葉巧みに陥れていく。
喪黒は“誘惑の悪魔"として、様々な手段でターゲットを破滅に導く――。人間は誰でも驚くほど簡単に騙すことができる。
そして、人間の心は簡単に操ることができる。
喪黒福造というキャラクターを分析しながら、喪黒の“騙しと誘惑の手口"を脳科学の視点で考察し、「人間の心のスキマ」を解き明かす!
巻末には藤子不二雄Aとの対談も収録。
■主な内容
ココロと呼ばれるものの正体
「悪の教科書」というタブー
絶対に守れないルールを課す
「意志の力」は、いつか必ず負ける
人間の脳は、全体像ではなくパターンを認識する
心を開かせるために、相手の目を見て話す
相手が感じる「後ろめたさ」を利用する
優秀な営業マンが美男美女とはかぎらない理由
人間の「我慢の総量」はあらかじめ決まっている
喪黒福造が狙う月曜日
怖がらせることなく、命令する
サイコパスの世界観
喪黒福造が誕生するまで
感情と理性
感情と理性
嫉妬心を認める
■目次
はじめに 簡単に騙される、人間という悲しい生きもの
第一章 あるべくして不完全な人間の脳《『笑ゥせぇるすまん』の世界観》「ココロのスキマ…お埋めします」という名刺
第二章 ラポールの形成《喪黒福造の接近テクニック》喪黒福造のコールド・リーディング
第三章 騙されるメカニズム《ターゲットの心を操る喪黒福造》人間の我慢の限界は、なにで決まるか
第四章 騙されやすい脳と、騙されにくい脳 詐欺師たちの常連客
第五章 藤子不二雄A×中野信子 対談「僕は喪黒福造に陥れられるターゲット側の人間ですよ」
■著者プロフィール
中野信子(なかの のぶこ)
一九七五年、東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。
東京大学工学部応用化学科卒業。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。
フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。東日本国際大学教授。
著書に『脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体』『サイコパス』『シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感』
『不倫』『キレる!脳科学から見た「メカニズム」「対処法」「活用術」』『あなたの脳のしつけ方』など多数。
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紹介文
洗剤選びから政治的立場の決定まで、人の選択には無自覚に方向性を決める「癖」がある。選択結果を誘導する認知的環境や選択肢の設計はいかなるものか。誘導技術は善用できないのか。人の情報処理の仕組みを解明し、さらなる考察へと誘う入門書。
選択と誘導の認知科学 目次
まえがき
1章 物理的環境と選択の関係を考える
――選択に働きかける 1
街中の看板と貼り紙によるメッセージ
ファストフード店での滞在時間を決めるもの
電車のシートへの座り方
公園のベンチは誰が使うのか
街中の花壇の役目
なぜ看板や貼り紙がうまくいかないのか
Box 心理的リアクタンス
なぜ物理的環境がうまくいくのか
看板・貼り紙vs.物理的環境
まとめ――認知的環境と選択
Box 対応バイアス
2章 デフォルトの効果――選択に働きかける 2
「選択」に働きかける
デフォルト① 「質問」でのの有無は何を生むか
「オプトイン」と「オプトアウト」
デフォルト② 受診手続きと受診率
デフォルト③ 自動車保険を選ぶ
デフォルト④ エネルギーを選ぶ
デフォルト⑤ 臓器を提供するかしないか
デフォルト⑥ お金を運用する
なぜデフォルトの選択肢は選択されやすいのか
不幸になりたい人などいない
「選択アーキテクチャ」という考え方
原因と対処
自動システムと熟慮システム
興味や関心を刺激する働きかけと比較する
ミシュランのグルメガイドブックの起源は?
フォルクスワーゲンの「ファン・セオリー」
興味や関心を刺激する働きかけとの違い
まとめ
3章 選択肢を分割する効果――選択に働きかける 3
オバマ政権は支持されていたか
分割の効果① 自動車が動かない原因を考える
分割の効果② デート相手を選ぶ
分割の効果③ ホテルを選ぶ
分割の効果④ ワインを選ぶ
分割の効果⑤ 防衛政策を判断する
選択肢の操作で世論は変わるか
まとめ
4章 よい働きかけとはどういうものか
――選択に働きかける 4
選択アーキテクチャにはさまざまな問題がある
「する」と「しない」は同じか
「する」が満足に与える効果
「する」と「しない」から行為者の意図を読み取る
「する」は心理的な関与を高める
デフォルトは規範を変える
選択と自律
一般人の反応
まとめ
5章 「理由」は選択を正しくあらわしているか
――選択を説明する 1
選択とそのための理由
経路実験――どうやって「経路」を選ぶか
ストッキング実験――置く位置か品
「理由」はあてにならない
条件づけ――良いものと一緒にされると好きになる
単純接触効果――見るほどに好きになる
サブリミナル効果――見えない刺激の力
働きかけに抵抗する人もいる
洗剤実験――選択の根拠は効能か反復か
まとめ
6章 「差別していない」は本音か言い訳か
――選択を説明する 2
「オートコンプリートの真実」
「母親 無職」と「父親 無職」に続くのは?
性別役割分担意識
ドクター・スミス課題
性別役割分担意識とステレオタイプ
職業と性差別
客観性の幻想
差別と曖昧さ
まとめ
7章 無理に理由を考えるとどうなるか
――選択を説明する 3
絵画実験――「2つの絵画について答えてください」
好かれも嫌われもする作品
好悪の理由を分析するのは難しい
難しくても,無理に理由を分析すると何が起こるか
「不自然な理由」が作り出される
目隠しテストで芸能人を格付けチェック
テイスティング方法と評価の関係は?
「ペプシ・パラドクス」現象
「ペプシ・パラドクス」を考え直す
ペプシ・コーラとコカ・コーラの味の「違い」とは
「ペプシ・パラドクス実験」もう一度
「ペプシ・パラドクス実験」のまとめ
まとめ――「もっともらしい理由」を作って決める判断とは
あとがき
文献一覧
索引
装幀=荒川伸生
イラスト=大橋慶子
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紹介文
RASの秘密を知る
自分の望みをはっきりさせる
明確な目標を定める
期限を決めて計画を立てる
他人がどう思い、何をしようが、なんと言おうがやりぬく
自分の人生に責任を取る
目標を視覚化する
アファメーションの威力
新しい習慣を身につける
数のゲームを楽しむ
ストレスに打ち勝つ
恐怖と不安を克服する
絶対にあきらめない
どん底から再出発する
おさらい
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紹介文
科学のフロンティアである「意識」。そこでは、いかなる議論がなされているのか。本書は、意識の問題に取り組む研究者による最前線からのレポートだ。豊富な実験成果などを通して、人間の意識のかたちが見えてくるはずだ。
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認知脳科学について,わかりやすく,かつ網羅的な専門知識を身につけるための教科書。図を多く掲載し,文系理系を問わず,初学者にも親しみやすい。脳部位の名称や機能,およびそれを調べた脳活動計測実験まで,基礎から最近の研究までバランスよくコンパクトにまとめている。認知脳科学研究の第一人者による大学テキストの決定版!
★主要目次★
1. 認知脳科学とは
 1.1 認知脳科学の来歴
 1.2 認知脳科学の方法論
2. 脳のアーキテクチャ
 2.1 神経系の区分
 2.2 神経細胞
 2.3 大脳皮質
 2.4 皮質下構造
3. 視覚
 3.1 視覚認知の性質
 3.2 眼から脳へ
 3.3 一次視覚野
 3.4 高次視覚野における機能分化
 3.5 腹側経路と背側経路
4. 視覚以外の感覚
 4.1 感覚
 4.2 味覚
 4.3 嗅覚
 4.4 聴覚
 4.5 体性感覚
5. 運動
 5.1 運動野の構造と働き
 5.2 運動制御と反射
 5.3 一次運動野
 5.4 高次運動野
 5.5 大脳基底核
 5.6 小脳
6. 情動・感情
 6.1 情動と感情
 6.2 自律神経系・内分泌系
 6.3 視床下部
 6.4 扁桃体
 6.5 島皮質
 6.6 腹内側前頭前野・前頭眼窩野
 6.7 報酬系
7. 記憶と学習
 7.1 海馬
 7.2 記憶のモデル
 7.3 ワーキングメモリ
 7.4 長期記憶の形成
 7.5 潜在記憶
8. エグゼクティブ機能
 8.1 前頭前野とエグゼクティブ機能
 8.2 認知的制御
 8.3 モニタリング機能
 8.4 意思決定
9. 社会性認知
 9.1 社会性認知とは
 9.2 ミラーシステム
 9.3 共感
 9.4 「心の理論」
 9.5 他者の認識
 9.6 自己認識
付録 神経細胞
 A.1 神経細胞の構造
 A.2 静止膜電位と活動電位
 A.3 神経細胞間の情報伝達
 A.4 神経伝達物質
 A.5 長期増強(LTP)
1. 認知脳科学とは
1.1 認知脳科学の来歴
1.2 認知脳科学の方法論
1.2.1 実験認知心理学
1.2.2 認知神経心理学
1.2.3 計算論的認知科学
1.2.4 脳機能イメージング
2. 脳のアーキテクチャ
2.1 神経系の区分
2.2 神経細胞
2.3 大脳皮質
2.3.1 大脳の構造
2.3.2 ブロードマン地図
2.3.3 脳における方向の表し方
2.3.4 一次感覚野と一次運動野
2.3.5 高次感覚野と連合野
2.4 皮質下構造
2.4.1 大脳辺縁系
2.4.2 大脳基底核
2.4.3 小脳
2.4.4 脳幹
3. 視覚
3.1 視覚認知の性質
3.2 眼から脳へ
3.2.1 眼の構造
3.2.2 視細胞
3.2.3 網膜でのエッジ検出処理
3.2.4 網膜での色識別処理
3.2.5 網膜から脳へ
3.3 一次視覚野
3.3.1 レティノトピー
3.3.2 方位選択性とコラム構造
3.4 高次視覚野における機能分化
3.4.1 一次視覚野から高次視覚野へ
3.4.2 色の知覚
3.4.3 形の知覚
3.4.4 動きの知覚
3.5 腹側経路と背側経路
3.5.1 腹側経路
3.5.2 背側経路
4. 視覚以外の感覚
4.1 感覚
4.1.1 感覚とは何か
4.1.2 感覚受容器
4.2 味覚
4.3 嗅覚
4.4 聴覚
4.4.1 音の性質
4.4.2 耳の構造と聴覚受容器
4.4.3 音源定位
4.4.4 大脳皮質における聴覚処理
4.5 体性感覚
4.5.1 体性感覚受容器
4.5.2 痛覚
4.5.3 自己受容感覚
4.5.4 一次体性感覚野と体部位局在性
4.5.5 高次体性感覚野
5. 運動
5.1 運動野の構造と働き
5.2 運動制御と反射
5.3 一次運動野
5.3.1 体部位局在性と入出力
5.3.2 運動情報の集団符号化
5.4 高次運動野
5.4.1 補足運動野と前補足運動野
5.4.2 背側運動前野と上頭頂小葉のネットワーク
5.4.3 腹側運動前野と下頭頂小葉のネットワーク
5.5 大脳基底核
5.5.1 皮質─基底核の運動系ループ回路
5.5.2 大脳基底核の損傷
5.6 小脳
5.6.1 小脳による運動制御
5.6.2 小脳の神経回路
6. 情動・感情
6.1 情動と感情
6.1.1 末梢起源説
6.1.2 中枢起源説
6.1.3 二つの経路モデル
6.2 自律神経系・内分泌系
6.3 視床下部
6.4 扁桃体
6.4.1 扁桃体の構造
6.4.2 恐怖条件づけ
6.4.3 表情認知
6.5 島皮質
6.5.1 島皮質の脳内身体表現
6.5.2 痛みの感情
6.5.3 内受容感覚と感情
6.6 腹内側前頭前野・前頭眼窩野
6.6.1 フィニアス・ゲージの症例
6.6.2 社会的感情
6.7 報酬系
6.7.1 ドーパミンニューロン
6.7.2 高次の報酬表現と意思決定
6.7.3 快感情の主観的経験
7. 記憶と学習
7.1 海馬
7.1.1 H.M.の症例
7.1.2 海馬の神経回路
7.1.3 海馬における長期増強と空間記憶
7.2 記憶のモデル
7.2.1 記憶の3ステージ
7.2.2 記憶のエラー
7.2.3 短期記憶と長期記憶
7.2.4 長期記憶の種類
7.3 ワーキングメモリ
7.3.1 ワーキングメモリの構成要素
7.3.2 ワーキングメモリの脳内基盤
7.4 長期記憶の形成
7.4.1 長期記憶のありか
7.4.2 記憶の固定化
7.4.3 記憶の固定化と睡眠時の脳活動
7.4.4 長期記憶の書き換え
7.5 潜在記憶
7.5.1 プライミング
7.5.2 条件づけと強化学習
7.5.3 運動技能
8. エグゼクティブ機能
8.1 前頭前野とエグゼクティブ機能
8.2 認知的制御
8.2.1 プランニング
8.2.2 ワーキングメモリにおける想起と選択
8.2.3 タスクスイッチング
8.2.4 抑制
8.3 モニタリング機能
8.3.1 エラーの検出
8.3.2 対立した反応の選択
8.3.3 心的状態のモニタリング
8.4 意思決定
8.4.1 プロスペクト理論
8.4.2 ニューロエコノミクス
8.4.3 ソマティックマーカー仮説
9. 社会性認知
9.1 社会性認知とは
9.2 ミラーシステム
9.2.1 シミュレーション仮説
9.2.2 運動選択性
9.2.3 目標指向性
9.2.4 模倣
9.3 共感
9.3.1 共感とミラーシステム
9.3.2 痛みへの共感
9.3.3 情動的共感と認知的共感
9.4 「心の理論」
9.4.1 誤信念課題
9.4.2 「心の理論」に関わる脳領野
9.4.3 ミラーシステムと「心の理論」領野
9.5 他者の認識
9.5.1 顔と身体の認
9.5.2 他者運動や視線の認知
9.6 自己認識
9.6.1 「自己」の概念
9.6.2 身体所有感と運動主体感
9.6.3 自己身体イメージの脳内基盤
付録 神経細胞
A.1 神経細胞の構造
A.2 静止膜電位と活動電位
A.2.1 静止膜電位
A.2.2 活動電位の発生
A.2.3 活動電位の伝導
A.3 神経細胞間の情報伝達
A.3.1 シナプスの構造
A.3.2 神経伝達物質の放出とシナプス後電位の発生
A.4 神経伝達物質
A.5 長期増強(LTP)
引用・参考文献
索引
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日本を取り巻く困難はより深いものになっており、私たちは先の見えない日常を送っている。だが、このようなときにこそ、人間の脳が持つ「挑戦」の素晴らしい能力が生きてくる。脳はオープンエンドなシステムであり、試験に直面したときにこそ新たな力を発揮するのだ。私たちの日常の中に「挑戦」は遍在している。人間は誰もが、経験したことのない新たな世界と出合い、自分の存在を確立しようと奮闘して生きている。困難さを力に変えて生きるために、私たちはどうすればよいのか?さまざまな事象をもとに論じる、著者渾身の書。
暗闇の中を手探りで歩く
発見の文法
「挑戦」の普遍性
非典型的な脳
誰でも人とつながりたい
偶然を必然とする
盲目の天才ピアニスト
欠損は必ずしも欠損とならず
脳は転んでもただでは起きない
笑いが挑戦を支える
日本人の「挑戦する脳」
アンチからオルタナティヴへ
挑戦しない脳
死に臨む脳
臨死体験
自由と主体
「自由」の空気を作る方法
地震の後で
できない
リヴァイアサン
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私たちは悲しいからから泣くのか? 泣くから悲しいのか? 脳科学の根源的なテーマ「情動」と「こころ」の謎に第一人者が迫る!
人は悲しいから泣くのか? それとも泣くから悲しいのか? これは脳科学では昔から論争が続いている根源的なテーマです。実は動物やヒトの行動は「理性」よりもはるかに強く「情動」によって支配されています。情動がなければ、私たちは意思決定さえままなりません。そしてヒトはさらに、情動より複雑で厄介な「こころ」を身につけました。それはいかにして生まれるのか? 私たちを支配するものの「正体」に第一人者が迫ります!
人は悲しいから泣くのか? 泣くから悲しいのか?
世界的トップランナーが解き明かす「こころ」の正体!
私たちは、自分の行動は自分が考えて決めていると思っている。
己を動かすものは、己の「理性」のみであると信じている。
だが、残念ながらそれは錯覚にすぎない。
行動は理性よりもはるかに、「喜び」「怒り」「悲しみ」「恐怖」などの
「情動」に強く支配されているのだ。
情動とは、生き残る確率を高めるために脳にプログラミングされた、
下等動物からヒトにまで共通する必須の機能なのである。
ところがヒトは、情動よりもさらに複雑な行動決定のメカニズムを獲得した。
それが「こころ」である。
ヒトにはなぜ、このように不可思議で厄介なしくみが備わったのだろうか。
「こころ」はいかにして生まれ、私たちに何をしているのだろうか。
脳神経科学の第一人者が「こころ」の生成プロセスと作動原理を解き明かし、
私たちを支配しているものの「正体」に迫る!
第1章 脳の情報処理システム
第2章 「こころ」と情動
第3章 情動をあやつり、表現する脳
第4章 情動を見る・測る
第5章 海馬と扁桃体
第6章 おそるべき報酬系
第7章 「こころ」を動かす物質とホルモン
終 章 「こころ」とは何か
著者略歴
1964年東京生まれ。筑波大学大学院医学研究科修了。医師、医学博士。日本学術振興会特別研究員、筑波大学基礎医学系講師、テキサス大学ハワード・ヒューズ医学研究所研究員、筑波大学大学院准教授、金沢大学医薬保健研究域教授を経て、現在、筑波大学医学医療系および国際統合睡眠医科学研究機構教授。1998年、覚醒を制御する神経ペプチド「オレキシン」を発見。平成12年度つくば奨励賞、第14回安藤百福賞大賞、第65回中日文化賞、平成25年度文部科学大臣表彰科学技術賞、第2回塩野賞受賞。著書に『睡眠の科学・改訂新版』『食欲の科学』(いずれもブルーバックス)、『「眠り」をめぐるミステリー』(NHK出版新書)など。
第1章 脳の情報処理システム
第2章 「こころ」と情動
第3章 情動をあやつり、表現する脳
第4章 情動を見る・測る
第5章 海馬と扁桃体
第6章 おそるべき報酬系
第7章 「こころ」を動かす物質とホルモン
終 章 「こころ」とは何か
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脳は推論するシステムだ! 脳の多様な機能を統一的に説明する「自由エネルギー原理」。注目の理論を解説する。
脳は推論するシステムだ! 知覚、認知、運動、思考、意識──それぞれの仕組みの解明は進んできたが、それらを統一的に説明する理論が長らく不在だった。神経科学者フリストンは新たに「能動的推論」を定義し、単一の「自由エネルギー原理」によって脳の多様な機能を説明する理論を提唱した。注目の理論を解説する初の入門書。
まえがき
脳の構造
1 知 覚——脳は推論する
2 注 意——信号の精度を操る
3 運 動——制御理論の大転換
4 意思決定——二つの価値のバランス
5 感 情——内臓感覚の現れ
6 好奇心と洞察——仮説を巡らす脳
7 統合失調症と自閉症——精度制御との関わり
8 認知発達と進化、意識——自由エネルギー原理の可能性
あとがき
参考文献
付録 自由エネルギー原理の数理を垣間見る
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60万部のベストセラーがついに文庫化!これまで抽象的な概念として見られていた「意志」の力についての考え方を根本的に変え、実際の「行動」に大きな影響を与えてくれる。目標を持つすべての人に読んでもらいたい一冊。
Introduction 「自分を変える教室」へようこそ-意志力を磨けば、人生が変わる
第1章 やる力、やらない力、望む力-潜在能力を引き出す3つの力
第2章 意志力の本能-あなたの体はチーズケーキを拒むようにできている
第3章 疲れていると抵抗できない-自制心が筋肉に似ている理由
第4章 罪のライセンス-よいことをすると悪いことをしたくなる
第5章 脳が大きなウソをつく-欲求を幸せと勘ちがいする理由
第6章 どうにでもなれ-気分の落ち込みが挫折につながる
第7章 将来を売りとばす-手軽な快楽の経済学
第8章 感染した!-意志力はうつる
第9章 この章は読まないで-「やらない力」の限界
第10章 おわりに-自分自身をじっと見つめる
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IQが高いのに実績が上がらない人、低いのに成功する人がいる。その原因は、「ワーキングメモリ」。日々の仕事に優先順位をつけたり、とっさの場合に機転をきかせたり、まさに脳の司令塔ともいえる認知機能だ。この機能を強化すれば-仕事のスピードがあがる。記憶力が飛躍的にアップする。あらゆるスポーツの腕があがる。くわえて、ダイエットに成功できる、うつや認知症になりにくくなるなど、人生の質をあげることもできる。ワーキングメモリは30代をピークに衰えはじめ、さまざまな点で支障が出てくるが、幸い鍛えなおすことができる。ワーキングメモリ研究の第一人者が、最新の脳科学でメカニズムを解説するとともに、豊富なエクササイズを紹介し、最適な習慣・食生活・運動について提案する。
第1部 ワーキングメモリの可能性(ようこそ、ワーキングメモリ革命へ
成功の鍵を握るワーキングメモリ
幸福とワーキングメモリ
失敗、悪癖、うっかりミス
学習成績を左右する
スポーツで成果を上げる)
第2部 ワーキングメモリを改善する(ワーキングメモリの発達と衰え
ワーキングメモリ・トレーニング入門
スペシャリストの秘密
ワーキングメモリと食生活
スーパーチャージする7つの習慣
ワーキングメモリの未来-世界をデザインしなおす)
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人が視覚や聴覚、または身体の一部を失った時に脳内ではどのようなことが起きているのか。また科学技術を駆使して脳の機能を拡張させ、身体に五感以外の新たな感覚をつくることは可能か。最先端の脳科学と人類の未知なる可能性を著名な神経科学者が語り尽くす
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テキトーこそ、最高の子育て!
「子どもが自立する!」
「イライラしない!」
「育児がラクになる!」
など、いいこと尽くめ。
世界トップ機関による1000以上の研究から
科学的に証明されたテキトー子育てを1冊にまとめました。
「1人でちゃんとできる、しっかりした子に育ってほしい。
だからこそ、部屋の片づけ、食べ物の好き嫌いをなくす、ドリルにしっかり取り組む、早寝早起き、どれもできるようになってもらわないと。
でもうちの子、何度注意しても、なかなかできるようにならない…。
本当にイライラしてくる!」
これ、すごくわかります。
しかし、です。
いったん冷静になって考えてみますと、
ほとんどが親が子に「こうであってほしい」と望んでいる、そして、その通りに行動してくれないから、イライラしてくる。
残念ながら、これが実態になっているようです。
実は、かなり多くのことが、子どもをいい子にするためになっておらず、むしろ無駄だったリ、成長を止めてしまうなど悪い方向に向かってしまっているのです…。
例えば、いつもモタモタしている子どもに「早くしなさい!」と言ったとしましょう。
でも、なかなか動き出そうとしない子どもこそ、よく考えて主体的に行動しているのです。
せかしてしまうと、子どもが考える行為を妨げてしまいます。
他にも、例えば次のことが子育てでは正解なのです!
・「挨拶しなさい」と言わない
・お手伝いが遊びになっても気にしない
・友だちをえこひいきしても気にしない
・無理に部屋の片づけをさせなくてもいい
・早寝早起きにこだわらない
・食べ物の好き嫌いがあっても気にしない
以上のどれもが、国内外の1000以上の子育てに関する研究を調べ尽くした結果、たどり着いた結論なのです。
本書で紹介する育児法を眺めていたところ、ある共通点を見つけました。
それはズバリ、「テキトー」。
テキトーとは「こうじゃないとダメ」ということにこだわるのではなく、「こだわらなくていいことにはこだわらない」という意味です。
「子どもを雑に扱う」とか「完全にほったらかしにする」という意味ではありません!
ただ、テキトーを取り入れることで、親はイライラしなくなる、子どもはのびのびと育って自立するなど、いいこと尽くめなのです。
完璧主義で頑張り屋のお母さん、お父さんこそ、手に取っていただければ嬉しいです。
【第1章】コミュニケーション
・ヤル気を出させようとしない
・動きが遅い子どもをせかさない
・「我慢しなさい」と言っても無駄
・「挨拶しなさい」と言わない
・「他人の気持ちになって考えてみてよ」と言わない
・「何回言ったら分かるの?」は禁句
・「~しちゃダメ」と言わない
・うぬぼれていても、放っておく
・お手伝いが遊びになっても気にしない
・「優しい子になって」と言わない
・友だちをえこひいきしても気にしない
・「どっちでも一緒でしょ!」とは言わない
・部屋の片づけをさせなくてもいい
・「なんでなんで?」と聞かれても、「そういうもの」と答えても構わない
・他人のSNSなどでのリア充ぶり見て、自己嫌悪に陥らなくてもいい
・1日1分、ボーっとする
【第2章】生活習慣
・早寝早起きにこだわらない
・夜中に起きても一生懸命に付き合わず、さっさと寝かす
・親も家事より、まずはたっぷり睡眠
・好き嫌いがあっても気にしない
・食事は30分でおしまい
・むら食いを気にしない
・お箸を使うのを急がせない
・適度なテレビやスマホ動画で子どもも親も息抜き
【第3章】遊び
・頭をよくしそうな遊びに興味を持たなくても、気にしない
・ジコチューでも気にしない
・遊んでばかりの幼稚園/保育園でも気にしない
・ひっこみ思案でも心配しない
【第4章】学習
・幼児教室には行かなくていい
・子どものそばで自分が好きな本を読むだけでも、立派な教育になる
・文字を無理に書かせなくていい
・子どもの知育に迷ったら、絵本を読んでおけば間違いない
・小学校に入るまでは作文を書かせない
・お風呂で数を数えさせない
・ドリルでのミスを正さない
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手法編(顕微鏡-脳のミクロ構造を見る
診断装置-外部から脳を見る ほか)
記憶・学習編(海馬(1)-記憶の生成装置
海馬(2)-脳のナビゲーションシステム ほか)
意識編(大脳辺縁系-情動と感情
脳のゆらぎ-無意識な意志決定 ほか)
倫理編(骨相学に学ぶ
社会が価値を決める ほか)
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ニューロンを支える接合組織にすぎないと見なされてきたグリア細胞だが、実は神経系に深く関与して、精神活動に関与していた!
脳の陰の支配者「グリア細胞」とはなにか?脳内の全細胞の8割以上を占める「グリア」。これまで、電気活動を行うニューロンの間を埋める単なる梱包材とみなされ、軽視されてきた。しかし、近年の研究で、グリア細胞は、ニューロンの活動を感知し、その動きを制御できることがわかってきた。脳に関する科学者の理解を揺るがす、グリア細胞の役割とは?
脳の陰の支配者「グリア細胞」とはなにか?
脳内の全細胞の8割以上を占める「グリア」。
しかし、電気活動を行うニューロンの間を埋める
単なる梱包材とみなされ、軽視されてきた。
しかし、近年の研究で、グリア細胞は、
ニューロンの活動を感知し、その動きを制御できることがわかってきた。
脳に関する科学者の理解を揺るがす、
グリア細胞の役割とは?
脳科学でいま「大変革」が起きている
フィールズの到達した結論は、(略)神経科学の主流であり続けている「ニューロン中心主義」(略)という見解が、まったく不完全で、大きな変更を迫られており、実は「グリアがニューロンを制御する」という主客転倒、あるいはニューロン-グリア両立主義とも呼ぶべきものであるというのだ。これは大いなる驚きであり、つねに難問に挑み続ける多くの挑戦的な神経科学者たちにとっては、容易に看過できない言明である
「訳者あとがき」より
第1部 もう一つの脳の発見
1章 グリア細胞とは何か ― 梱包財か、優れた接着剤か
2章 脳の中を覗く ― 脳を構成する細胞群
3章 「もうひとつの脳」からの信号伝達 ― グリアは心を読んで制御している
第2部 健康と病気におけるグリア
4章 脳腫瘍 ― ニューロンはほぼ無関係
5章 脳と脊髄の傷害
6章 感染
7章 心の健康(メンタルヘルス) ― グリア、精神疾患の隠れた相棒
8章 神経変性疾患
9章 グリアと痛み ― 恩恵と災禍
10章 グリアと薬物中毒 ― ニューロンとグリアの依存関係
11章 母親と子供
12章 老化 ― グリアは絶えゆく光に抗って奮い立つ
第3部 思考と記憶におけるグリア
13章 「もうひとつの脳」の心 ― 意識と無意識を制御するグリア
14章 ニューロンを超えた記憶と脳の力
15章 シナプスを越えた思考
16章 未来に向けて ― 新しい脳
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脳が「やる気」を出せば、子どもは伸びる!
目的があれば、小学生でも勉強する。子どもは、ほめられたことが好きになる。好きになると好循環が起こる。こういうことにはすべて脳科学の裏付けがあります。小さな成功体験を繰り返すと、決断力がつく、というのも本当です。
脳の働きですから、誰にでも平等に起こります。それを上手に使えるかどうかは、親を含めた周囲の環境に左右されます。
バラエティ番組で大人気の澤口先生は、実は超一流の脳科学者。本書では、脳が「やる気」を出すようになる理論とコツをわかりやすく紹介します。親に知識があるかないか、ちょっとした工夫をするかしないかで、子どもの「やる気」が大きく違ってきます。この本を実践して、ぜひ子どもの脳を育ててください。
「ホンマでっか!?TV」「教科書にのせたい!」などのテレビ出演で大人気の脳科学者、澤口センセイが“面白まじめ”に解説する、脳を最大限に活用して子どもの能力を伸ばす方法。賢い子どもに育てるコツ満載です。
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細胞の塊にすぎない脳に、なぜ知能が生じるのか? カギは大脳新皮質の構成単位「皮質コラム」にあった。ひとつの物体や概念に対して何千ものコラムがモデルを持ち、次の入力を予測している――脳と人工知能の理解に革命を起こす「1000の脳」理論、初の解説書
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行動経済学によって、さまざまに系統的な不合理さが見えてきた。手をかけることが高評価をもたらすIKEA効果、やる気をそいでいる高額ボーナス、自分で思いついた(と思わせられた)意見は好ましい、雑用は一気に片づけるほうが楽…。行動経済学研究の第一人者が、わたしたちがなぜ、どのように不合理な行動をしてしまうのかをユニークな実験で紹介。わかりやすい数々の実例で経済の真の姿を解明し、よりよい決断へとつなげる話題作。
先延ばしと治療の副作用からの教訓
第1部 職場での理屈に合わない不合理な行動(高い報酬は逆効果-なぜ巨額のボーナスに効果があるとは限らないのか
働くことの意味-レゴが仕事の喜びについて教えてくれること
イケア効果-なぜわたしたちは自分の作るものを過大評価するのか
自前主義のバイアス-なぜ「自分」のアイデアは「他人」のアイデアよりいいのか ほか)
第2部 家庭での理屈に合わない不合理な行動(順応について-なぜわたしたちはものごとに慣れるのか(ただし、いつでもどんなものにも慣れるとは限らない)
イケてる?イケてない?-順応、同類婚、そして美の市場
市場が失敗するとき-オンラインデートの例
感情と共感について-なぜわたしたちは困っている一人は助けるのに、おおぜいを助けようとはしないのか ほか)
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経済を繁栄へと導くものは「天然資源」でも「勤労意欲」でもなく「信頼」だった!神経経済学を世界で初めて提唱した俊英が、信頼で経済が回るメカニズムを解き明かす!
序章 ヴァンパイア・ウェディング-信頼を司るホルモン「オキシトシン」を求めて
第1章 経済は「信頼」で繁栄する-アダム・スミスと「神経経済学」の夜明け
第2章 「利他的な遺伝子」は存在するのか?-信頼の起源と進化
第3章 群れと社会と「共感」と-「人間関係構築物質」としてのオキシトシン
第4章 なぜ競争を司る「テストステロン」は暴走するのか?-「性差」という厄介な問題
第5章 「欠乏」欠陥症と虐待-オキシトシンの作用を妨害するのは誰だ?
第6章 信仰と儀式、そして性-社会性促進剤としての「宗教」とダンスに迫る
第7章 モラル・マーケットプレイス-「神経経済学」で新しい資本主義を
第8章 長く幸せな人生を-社会を繁栄に導く「ボトムアップ型」の民主主義へ
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『雑食動物のジレンマ』『人間は料理する』で知られるジャーナリストが
自ら幻覚剤を体験し、タブーに挑む!
今どんな幻覚剤の研究がおこなわれているのか。
幻覚剤は脳にどんな影響を与えるのか。
そして、医療や人類の精神に、幻覚剤はいかに寄与しうるのか。
「不安障害」「依存症」「うつ病」「末期ガン」などへの医学的利用の可能性と、“変性する意識”の内的過程を探る画期的ノンフィクション。
ニューヨークタイムズ紙「今年の10冊」選出(2018年)、ガーディアン紙、絶賛!
一部の精神科医や心理学者が過去の幻覚剤研究の存在に気づき、発掘を始めたのは最近のことだ。
彼らは現代の基準で再実験をおこなって、その精神疾患治療薬としての可能性に驚愕し、(中略)幻覚剤が脳にどう働くのか調べはじめた。
——幻覚剤ルネッサンスである。(宮﨑真紀)
第一章 ルネッサンス
第二章 博物学——キノコに酔う
第三章 歴史——幻覚剤研究の第一波
第四章 旅行記——地下に潜ってみる
第五章 神経科学——幻覚剤の影響下にある脳
第六章 トリップ治療——幻覚剤を使ったセラピー
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大学受験も、資格試験も、仕事の勉強も、勉強法を変えることから道は開ける。米三大紙『ニューヨーク・タイムズ』の人気サイエンスレポーターが、第一線の科学者らへの取材をもとに、もっとも効率のいい最新の記憶法・勉強法を徹底解明。この一冊で、あなたの勉強習慣が一変する!
1 脳はいかに学ぶか(学習マシンとしての脳-記憶という生命現象を解き明かす
なぜ脳は忘れるのか-記憶のシステムを機能させる忘却の力)
2 記憶力を高める(環境に変化をつける-いつもの場所、静かな環境で勉強するのは非効率
勉強時間を分散する-一度に勉強するより分けたほうが効果的
無知を味方にする-最善のテスト対策は、自分で自分をテストすること)
3 解決力を高める(ひらめきを生む-アイデアの「孵化」が問題解決のカギ
創造性を飛躍させる-無から有をつくりあげる「抽出」のプロセス
反復学習の落とし穴-別のことを差し挟む「インターリーブ」の威力)
4 無意識を活用する(考えないで学ぶ-五感の判別能力を学習に活用する
眠りながら学ぶ-記憶を整理・定着させる睡眠の力を利用する)
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脳科学が解く!「がんばっているのに報われない」と思ったら読む本!「努力」のウソとホントを解き明かします!
「努力は報われる」って本当?
今一番注目されている脳科学者が、
大人は誰も口に出したがらなかった
「努力」のウソとホントを解き明かします!
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最高の人生はあなたの「考える力」によってしか手に入らない
思考停止せずに生きることは、自分次第で誰にでもできる!
自分の頭で考えている人は、自ら解決策を提案し、実践することで何かしらの結果に繋げるが、自分の頭で考えない人は、何度も同じ間違いを繰り返してしまう。なぜそういった人が多いのか? 脳の視点と社会的な視点の両方から解き明かす!
なぜ、人は「考えること」をやめてしまうのか? 1億2000万人、総思考停止状態の日本を生き抜くトDr.トマベチ式・自発脳のつくり方。「脳が働いていない」という病気状態を脱し、「考える脳」を取り戻す!
第1章 思考停止する社会
ビジネスの世界でも思考停止は平然と行われている/なぜ優秀な学生であっても、3年働くとダメになるのか? /「自分の頭で考える力」が身につくと、何が得られるのか?/思考を停める人は、進化を止めた人 ほか
第2章 なぜ日本人の思考は停止するのか?
なぜ、自分の頭で考えられないのか?/学校の暗記教育の弊害/思考をしていない人=ゴールがない人/親が自分で考える力を奪う/頭のいい権力者ほど、思考停止を望む ほか
第3章 自分の頭で考える技術
疑うことこそが、考える第一歩/「自他ともに認める「ノットノーマル」になれ!/思考停止させないためのゴールのつくり方/他人のゴールでは意味がない/簡単すぎるゴールはゴールではない/圧倒的な知識を習得する方法 ほか
第4章 思考停止しないための論理力
バカの壁を突破しなさい/1日1分の瞑想で情動を切り離す/言語運用能力を高める/なぜ日本人はロジックがないのか?/情報は発信すると集まる/迷うくらいなら、ランダムで決めたほうがいい ほか
5章 ヒルクライミングする「考え続ける脳」
ヒルクライムする脳のつくり方/脳は並列思考が当たり前/仕事の知識は一気に、すぐに手に入れろ/全体を把握するだけで、知識量が変わる/並列思考の鍛え方/脳をいつも100%の状態にしておこう/最高の睡眠が、最高の脳をつくる ほか
6章 最高の人生を手に入れる考える力
生き方・働き方で悩むのは、ビジネスに自己実現を求めるから/大金持ちは本当に金持ちか?/ゴールは8つ持ちなさい/自分の人生の価値は、あなたが決めなさい ほか
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本書は脳に関する最新研究と科学的データを用い、日々の習慣が脳に与える影響を分析。継続的に生活改善に取り組む方法を伝授する。
本書ではわかりやすい数々の事例に加え、最新研究と豊富な科学的データで、習慣が脳に与える影響を徹底的に分析。上手に、かつ継続的に生活改善に取り組むためのモチベーションとその方法を伝授する。
老齢になっても明晰な頭を維持できる魔法の薬などない――脳の健康に関する第一人者である著者は、教育、食生活、運動、人間関係、そして睡眠という基本的な5つの生活習慣を健全なものにさえすれば、加齢とともに失われていく脳の能力は甦ると主張する。本書ではわかりやすい数々の事例に加え、最新研究と豊富な科学的データで、習慣が脳に与える影響を徹底的に分析。上手に、かつ継続的に生活改善に取り組むためのモチベーションとその方法を伝授する。
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人工知能は人間を超えるのか、その日は、いつやってくるのか?
グーグルやフェイスブックが開発にしのぎを削る人工知能。日本トップクラスの研究者の一人である著者が、最新技術「ディープラーニング」とこれまでの知的格闘を解きほぐし、知能とは何か、人間とは何かを問い直す。
グーグルやフェイスブックが開発にしのぎを削る人工知能。日本トップクラスの研究者の一人である著者が、最新技術「ディープラーニング」とこれまでの知的格闘を解きほぐし、知能とは何か、人間とは何かを問い直す。
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研究の歴史や発見の経緯から解説。複雑なしくみ・混乱しがちな機能も驚くほどわかる!著者描きおろしイラストに導かれて、脳研究の魅力を大発見!
第1部 基礎編-システムとしての脳の理解
第2部 機能編(感覚)-外界を認識するしくみ
第3部 機能編(運動)-脳からの運動命令の発信とその制御
第4部 脳と行動編-しくまれた自動調節装置
第5部 高次脳機能編-うまく生きていくための能力
第6部 脳の疾患編-脳の故障がもたらす多様な障害
第7部 「こころ」編-脳から心を考える