【2023最新】「asd」のおすすめ本!人気ランキング
- 発達障害者支援法ガイドブック
- 成人アスペルガー症候群の認知行動療法
- ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本
- 通常学級の発達障害児の「学び」を、どう保障するか: 学校・家庭・福祉のトライアングル・プロジェクト
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 発達障害白書 2018年版(CD-ROM付き)
- 自閉スペクトラム症の子どものための認知行動療法ワークブック―愛情をしっかり理解し上手に表現しよう!
- 自閉スペクトラム症 「発達障害」最新の理解と治療革命 (幻冬舎新書)
- 発達凸凹っ子に英才療育?してみた 生後0日からの子育てバトル
- 発達が気になる子どもへの関わり方を教えてください! ~発達障がい、グレーゾーン…
発達障害者支援法により、障害者福祉の対象外だった発達障害(高機能広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害など)がようやく法的に公認され、支援を受けられるようになります。新しい法律の内容を専門家が詳しく解説、本書1冊で全部がわかる。 1章 発達障害者支援法ができるまで(発達障害の概念 発達障害児者の現状 発達障害児者の抱えてきた課題) 2章 発達障害者支援法(発達障害者支援法で定められたこと(全般について 教育について) 障害者関連法規のなかで考えておくべきこと) 3章 発達障害者支援法で始まる具体的取り組み-その可能性(生涯発達を視野に置いた支援体制作り 早期診断と療育のために地方自治体が行えること 保育場面や療育での取り組み 学校教育での支援 就労支援の意義と可能性 生活支援の可能性 医療機関の整備と発達障害への医療における支援 家族への支援 発達障害者支援センター 人権擁護の視点から 専門家のより実践的な研修・育成 発達障害への社会的啓発)
発達障害児の学校・家庭・福祉の連携! 本書は、通常学級に通う発達障害のある子どもの就学から、保育所・幼稚園・小学校、中学校、高校、大学、進学先・就職先への移行支援(引継ぎ)などについての、子どものライフステージに沿った形で好事例をたくさん掲載し、どうすれば「学び」の保障ができるかわかる内容です。子どもを支えるたくさんの好事例と法律・ルールを知ることで、家庭・学校・福祉や医療等の関係機関が、共通の土台に立って、連携していける充実の内容になっています。障害のある子どもたちを守るための前提となる法律やルールなどを保護者や学校、そして周囲にいる支援者が知っておくことが大事と述べ、法律やルールが、刻々と変化していることを、具体的に、わかりやすく紹介します。学校・家庭・福祉に携わる方々のコラムも多数紹介しています。著者は、前文部科学省特別支援教育調査官。企業の社会人野球チームに所属という異色の経歴を持ち、その後、知的障害者施設や県立特別支援学校に勤務し、いまは兵庫県教育委員会特別支援教育課に所属する。 【編集担当からのおすすめ情報】 通常学級の発達障害児の「学び」をどう保障するか、法律や制度・考え方などの変遷が、わかる内容になっています。学校現場の教師、教育関係者、必読の書籍です。 発達障害児を持つ保護者に、学校と地域での環境をどうつくるか。障害のある子どもを支える考え方や子どもの学びを支える事例と子どもと一緒に学びをつくる事例など、福祉・医療との連携で子どもの学びを支える。 はじめに 2 本書のコンセプト 8 PART1 幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学における指導・支援と実例 10 1 幼稚園等における支援、小学校への就学相談 10 2 小学校における指導・支援 18 3 中学校における指導・支援 36 4 高等学校における指導・支援 48 5 大学・企業における指導・支援 55 PART2 障害のある子どもを支える制度・考え方 66 1 合理的配慮提供と障害者差別解消法 66 2 就学の手続き・就学時健康診断マニュアルの変更 98 3 学習指導要領における特別支援教育の考え方と学習評価 110 4 ユニバーサルデザインの視点を取り入れた授業づくり 136 5 高等学校入学者選抜試験や大学入学者選抜試験における障害のある 生徒への受験上の注意 146 6 学校の体制づくり 156 7 教育と家庭と福祉の連携「トライアングル・プロジェクト」 166 8 ICTの活用 182 9 学校におけるメンタルヘルスの取り組み 192 あとがき 206
知的・発達障害を巡る法や制度、社会動向の最新情報を網羅。特集では、発生から1年を迎えた津久井やまゆり園殺傷事件を振り返る。セクション1では事件の分析、セクション2では同様の事件を二度と起こさないためにはどうすべきかを考える。 まえがき 『発達障害白書2018年版』における「発達障害」の表記と定義の統一について 第1部 特集 津久井やまゆり園事件を考える Section 1 事件を分析する Ⅰ 当事者が見た津久井やまゆり園事件 Ⅱ 加害者と精神医学 Ⅲ 日本の優生思想と障害者福祉・教育への影響 Ⅳ 神奈川県検証委員会報告書から Section 2 事件を再び起こさないために Ⅰ 大規模施設政策の歴史と今後のあり方 Ⅱ 津久井やまゆり園事件とマスコミ報道 Ⅲ 被害者家族を取材して Ⅳ なくならない障害者への虐待 第2部 各分野における2016年度の動向 第1章 障害概念 Ⅰ 発達障害を取り巻く認識とその変化 Ⅱ 2016年度の発達障害・知的障害研究の動向 Ⅲ 発達障害・知的障害の増加と要因 Ⅳ 発達障害・知的障害の評価と課題 Ⅴ コミュニケーション障害という視点 時の話題 知的障害のある子どもと抗精神病薬 時の話題 自閉スペクトラム症の特徴を持つサル 第2章 医療 Ⅰ 災害弱者としての広汎性発達障害児 Ⅱ 注意欠如・多動症の診断・治療ガイドラインの改訂 Ⅲ 向精神薬の適応外使用と適応拡大 Ⅳ MPSAの保険認可 Ⅴ 2016年度のASDに対するオキシトシン研究から 時の話題 日本DCD学会設立 時の話題 混乱を招きかねない総務省勧告 第3章 子ども・家族支援 Ⅰ 多様化と向き合う子ども・家族支援 Ⅱ 早期発見、早期支援のあり方を考える Ⅲ わが国におけるペアレント・メンターの発展と課題 Ⅳ 熊本地震における発達障害のある子とその親への支援 Ⅴ 妊娠期からの子育て支援 時の話題 ママたちが非常事態!? 時の話題 発達が「気になる子」の保育を支える、保育園運営企業による取り組み 第4章 教育:特別支援学校の教育 Ⅰ 特別支援教育の新たな動きとよりよい展開に向けて Ⅱ 特別支援学校学習指導要領の改訂とその概要 Ⅲ 特別支援学校における「アクティブ・ラーニング」の実現 Ⅳ 特別支援学校における外部と連携した芸術・文化活動の意義 Ⅴ 特別支援学校卒業生の生涯学習のあり方 時の話題 特別支援学校での「出前狂言教室」 時の話題 北欧スウェーデンで学んだ“タクティール・タッチ” 時の話題 知的障害・肢体不自由児への視能支援 時の話題 意思決定の基盤を育む 第5章 教育:小・中学校等での特別支援教育 Ⅰ 次期学習指導要領と通常の学校における特別支援教育 Ⅱ 新学習指導要領等における幼稚園、小・中学校等の特別支援教育 Ⅲ 障害者差別解消法とICT機器による支援 Ⅳ 東京都における「特別支援教室」の取り組み Ⅴ 通常の学級における授業改善 第6章 日中活動 Ⅰ 障害者総合支援法改正と日中活動の多様化 Ⅱ 重度障害者等包括支援の現在地 Ⅲ 医療的ケア児にも短期入所を Ⅳ 支援者に求められる怒りのコントロール Ⅴ 発達障害者支援法改正に寄せて 時の話題 重度の障害を持った子どもたちの地域生活白書 時の話題 障害者のための投票支援DVDを作成 第7章 住まい Ⅰ 住まいの視点からみた地域共生社会の実現 Ⅱ 「ごちゃまぜ」共生社会が創る日本の未来 Ⅲ 建設反対運動なぜ“成就” Ⅳ 知的障害者の高齢化と認知症 Ⅴ 社会的養護の課題 時の話題 小規模グループホームにおけるスプリンクラー設置の動向 時の話題 障害者の8割が貧困 時の話題 社会的弱者の賃貸入居を支援 第8章 地域生活支援 Ⅰ 障害者総合支援法改正と地域生活支援の展開 Ⅱ 栃木市版・地域生活支援拠点「栃木市くらしだいじネット」の整備 Ⅲ 障害者の意思決定支援ガイドライン Ⅳ 福岡市における「強度行動障がい者集中支援モデル事業」 Ⅴ 「親なきあと相談室」の開設 時の話題 東大生が見た障害者のリアル 時の話題 警察にも知的・発達障害の理解を 時の話題 障害児を対象に動物園を開放 第9章 職業 Ⅰ 障害者法定雇用率の引き上げと職業生活の質の向上 Ⅱ 差別解消・合理的配慮提供の枠組みと企業の対応 Ⅲ 2018年度からの精神障害者の雇用義務化に向けて Ⅳ 就業・生活支援センターの展望 Ⅴ 就労継続支援A型事業の運用の見直し 時の話題 民間企業の雇用障害者数と実雇用率、ともに過去最高を更新 時の話題 分け隔てない共生社会の実現 時の話題 発達障害に特化した就労支援の展開 時の話題 就労支援事業所の工賃向上と商品・サービスの実態調査 第10章 権利擁護/本人活動 Ⅰ 誰も排除しない社会の構築に向けて Ⅱ 成年後見制度利用促進法をめぐる動き Ⅲ 障害者差別解消法施行後の取り組みと合理的配慮に基づく疑似体験の課題 Ⅳ 本人の体験活動支援プログラム「チャレンジド」 時の話題 合理的配慮理解キャラバン隊フェスティバル 時の話題 重度知的障害者のシェアハウスでの自立生活 第11章 文化・社会活動 Ⅰ 障害者の文化芸術活動・生涯学習の促進の動き Ⅱ 福祉防災コミュニティ協会の創設 Ⅲ 東京オリンピック・パラリンピックに向けた障害者の文化芸術活動の展開 時の話題 仏・ナント市で障害者の国際文化交流事業が開催決定 時の話題 Road to 武道館 第12章 国際動向 Ⅰ 国際的基準の確認と開発途上国支援からの考察 Ⅱ 国連における障害と持続可能な開発目標(SDGs) Ⅲ 2016年度JICA「地域活動としての知的障害者支援」コース Ⅳ JICAによる障害のある子どもの教育支援 Ⅴ 国際交流基金「障害×パフォーミングアーツ特集」の取り組み 時の話題 リオ2016パラリンピック競技大会、知的障害選手の活躍 第3部 資料 1 年表 2 統計 3 日本発達障害連盟と構成団体名簿 津久井やまゆり園での事件について(声明) あとがき 執筆者一覧
あなたの気持ち、どうやって伝える? 気持ちのキャッチボールが苦手な子も,大切な人に思いを伝えられない子も,子どもの愛情を感じられずに悩む親も,しっかり気持ちを伝え合うスキルを身につけよう! 科学的根拠=エビデンスにもとづいて設計された5つのステップは,ストーリー仕立ての「気持ちを伝える練習問題」,大切に思う気持ちをはかる「気持ちの温度計のワーク」,褒められた言葉や褒めた言葉を書き留める「日記のワーク」,実際に交わした愛情表現を書き留める「愛情のやりとりの日記」など,誰でもわかりやすく,自宅でも学校でもかんたんにチャレンジできるように工夫されている。 みんなが元気になるための「気持ちが伝わるCBTマニュアル」。
自閉スペクトラム症(ASD)とは、これまで自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー症候群などと呼ばれていたものを二〇一三年に一つにまとめて名称。人とのやりとりが苦手、音やにおいなどに敏感、自分のやり方やルールにこだわりすぎる……つまり、自分がなじんだもの以外を受け入れにくい特性のため、生活に支障が出る状態をいう。学校や職場での不適応だけでなく、DVや虐待など家庭でのトラブルの要因にもなりやすい。そこで本書では、最新の知識・理解から、奇跡を起こす治療法、うまくいく対応のヒントやコツまですべて解説。
福田萌さん推薦! 古都さんの奮闘記を通して、 子どもの特性を伸ばして生かす 「療育」の考え方を教わりました。 鳥居みゆきさん推薦! 「普通」という名のカンナで フラットにしようと凸凹の部分を 削ぎ取るんじゃなく 溝を少しずつ埋めていけばいい。 ふらっと気軽に読んでみて! 激闘子育て!生後0日からの困り感!? 映えません! 泣く余裕もありません! 2か月でInstagramフォロワー7万人爆増 発達子育てインフルエンサーによる 初めての「超早期療育レポ」マンガ! 母親の私と目を合わせてくれないのはなぜ? この子は私を必要としていない? 母親として絶望しかない状況からスタートした、 発達障害を持つ娘との日々。 0歳からの療育園探しなど、 さまざまな育児に明け暮れた先に・・・? 娘とのエピソードをつづるたび、 共感の声が殺到! 教育に携わって来た著者が考える、 発達凸凹っ子への「英才療育」とは? Instagramでは読めない内容を 作画協力を得て 大幅に描き下ろし!
生活や学習に不適応を見せ、問題行動をとる子どもが、社会的に好ましい行動ができるようになり、生活しやすくなるように支援するSST(ソーシャルスキルトレーニング)の実際を詳しく紹介。 第1章 どんな子どもにSST(ソーシャルスキルトレーニング)が必要か(特別支援教育の中でSSTの必要性も増している SSTが必要な子どもの行動特性にはどんなものがあるのか 特別支援教育の「個に応じた支援」の具体的な手立てとしてSSTが行われる 問題を抱える子どもの中に障害が隠れていることもある 発達障害にはどんなものがあるのか 広汎性発達障害の子どもについて特に考えてほしいこと) 第2章 SSTのやり方(SST(ソーシャルスキルトレーニング)とは SSTを進める時のコツ 特別支援教育でSSTをどう使うのか-すぐ席を立つ子を例に 話すのが苦手な子どものSST ゲーム感覚を取り入れたSST 視覚的情報を利用して、生活しやすくなる 友達と一緒に遊べない子どもへの支援) 第3章 絵カードを使ったSST(絵カードの用い方 絵カードを使ってSSTを行う)
臨機応変な対人関係が苦手で、自分の関心・やり方・ペースの維持が最優先-あなたの身の回りにそんな人はいませんか?あるいは、あなた自身そういう自覚がありませんか?自閉症とアスペルガー症候群の垣根を取り払い、連続した1つの状態と捉えることで、障害の概念を根本から覆す「自閉症スペクトラム」の考え方が注目されています。10人に1人が潜在的に抱える「生きづらさ」の原因を解明するとともに、早期発見や療育、支援の方法まで、多角的に解説します。 第1章 あなたも「自閉症スペクトラム」かもしれない!?(「自閉症スペクトラム」を知っていますか? 「広汎性発達障害」から「自閉症スペクトラム」へ ほか) 第2章 特徴から理解する自閉症スペクトラム(共通する特徴1:臨機応変な対人関係が苦手 共通する特徴2:「こだわり」が強い ほか) 第3章 線引きが難しい自閉症スペクトラムの境界線(障害か?それとも個性か? 自閉症スペクトラムは、どのくらいいるのか?) 第4章 自閉症スペクトラムの人をいかに支えるか(特有の発達スタイルに応じた支援 思春期より前の支援 ほか) 第5章 自分が自閉症スペクトラムかもしれないと思ったら…(しておくべきこと 自閉症スペクトラム障害の場合 ほか)
結婚している女性が夫をアスペルガーではないかと疑惑を持ち続けたことによる心身の異常が増加している。これらの解決を指南する。 カサンドラ症候群と呼ばれる現象が注目されている。結婚している女性が夫をアスペルガーではないかと疑惑を持ち続けたことでの心身の異常が増加しているのだ。これらの解決を指南する。
a ひと目でわかるイラスト図解 《講談社 健康ライブラリーイラスト版》 【自閉症の正しい知識と治療・対処法のすべてを紹介する】 私たちの育て方が悪かったの? いいえ。自閉症は心の病気ではなく脳の障害であり、 決してしつけが原因ではありません。 社会性をどう身につけるか。 その療育法を学ぶことで、家や学校での育て方・目標が見えてきます。 【まえがきより】 本書には、TEACCHプログラムの原理や実際の内容を、イラストを工夫して具体的に紹介しています。自閉症についてはじめて学ぶ人にも理解しやすいように、入門書としての役割を強調したためです。自閉症について、正しい知識を広く紹介することも心がけました。正しい知識があって、はじめて育て方の大切さがわかります。最初からこちらのいうことを理解させようとしても、子どもを苦しめるだけです。よりそうようにして、理解しやすい適切な環境やコミュニケーションを工夫しなければ、けっしてよい結果はえられません。 【本書のおもなポイント】 ●自閉症はしつけや性格のせいではない。脳の機能障害が原因 ●自閉症の子どもは言葉や感情表現を身につけるのが苦手 ●療育の中心はTEACCHプログラム ●TEACCHで生活習慣を体で覚え、社会的スキルを身につける ●家庭では視覚で理解しやすい環境づくりを ●音楽や絵で遊ぶことにも意義がある ●言葉よりコミュニケーションを身につける 【本書のおもな内容】 《1.おとなしいのは、病気だから?》 ●子どもが呼びかけに答えない 【自閉症とは】【自閉症のサイン】 《2.原因はしつけじゃない》 ●悪いのは、私たち夫婦? 【原因】【診断基準】【心理面の特徴】【身体面の特徴】【関連する障害】 《3.専門家と協力して療育をすすめる》 ●自閉症だと思ったら 【相談先】【対応】 《4.TEACCHで社会性を身につける》 ●育て方を理解したい 【TEACCHとは】【家庭では】【学校では】【地域では】 《5.社会生活に入っていくために》 ●夢や目標をもってほしい 【経過】【学校へ】【職場へ】 【理解度テスト】自閉症のことをどれくらいご存じですか? 《1.おとなしいのは、病気だから?》 【ストーリー】子どもが呼びかけに答えない 【自閉症とは】言語力や認知能力などの発達障害 【サイン】人と目をあわせようとしない/ 感情を示さない、感情がわからない/ ひとつのものごとに極端にこだわる/ 言葉の使い方を理解できない 《2.原因はしつけじゃない》 【ストーリー】悪いのは、私たち夫婦? 【原因】「心の病気」ではなく「脳の障害」/ なぜ子どもに障害が起きるのか 【診断基準】行動パターンから診断する/ PEP-Rの結果を療育にいかす 【心理面の特徴】あいまいなことを受け入れられない 【身体面の特徴】嗅覚や味覚に偏りをもっている 【関連する障害】自閉症と特徴が似ている発達障害 《3.専門家と協力して療育をすすめる》 【ストーリー】自閉症だと思ったら 【相談先】福祉施設や病院、学校にたよっていい 【対応】対応の中心は「療育」をすること/ 療育の中心はTEACCHプログラム/ 行動療法の活用で生活行動や習慣を改善/ 薬物療法は基本的に用いられない/ 心理療法は、二次的な障害に有効 《4.TEACCHで社会性を身につける》 【ストー-リー】育て方を理解したい/ 外出できるように育てたい 【TEACCHとは】生活習慣を体で覚える/ 社会的なスキルを身につける 【家庭では】部屋を使いやすく「構造化」する/ 視覚で理解しやすい環境づくり/ 着替えや歯みがき、入浴の工夫/ ひとりで学べる「ワーク・システム」/ 音楽や絵で遊ぶことにも意義がある/ 言葉よりコミュニケーションを身につける 【学校では】興味のある科目をいかしていく/ 時間割りで、時間の感覚を身につける 【地域では】場所を変えて、練習をする/ 町全体を使って活動をする/ スポーツ教室、習い事を利用する 《5.社会生活に入っていくために》 【ストーリー】夢や目標をもってほしい 【経過】自主性を育てることをめざす 【学校へ】通常学級へ行くか、特別支援学校に行くか 【職場へ】AAPEPで適職がわかってくる
「自閉症者は津軽弁を話さない」!?10年にわたる研究、話題作が文庫化! 【発売直後から話題】 ★読売新聞 2020年10月18日「文庫新書欄」掲載 ★J-CAST BOOKウォッチ 同10月21日「デイリーBOOKウォッチ」掲載 ★朝日新聞 同10月24日「山田航が薦める文庫この新刊!」掲載 ★honto ブックツリー 同10月30日「『言語』に興味をもっている人へ」(選:高野秀行氏)掲載 ★ダ・ヴィンチニュース 同11月6日書評(文:いのうえゆきひろ氏)掲載 ★毎日新聞 同11月7日「今週の本棚」(評:渡邊十絲子氏)掲載 ★東京新聞 同11月14日「酒井順子さんの3冊の本棚」掲載 ★北海道新聞 同11月14日著者インタビュー掲載 ★要約サイト「フライヤー」 同12月16日掲載 「今日の健診でみた自閉症の子も、お母さんバリバリの津軽弁なのに、本人は津軽弁しゃべんないのさ」――津軽地域で乳幼児健診にかかわる妻が語った一言。「じゃあ、ちゃんと調べてやる」。こんなきっかけで始まった「自閉症と方言」研究は10年に及び、関係者を驚かせる結果をもたらすものとなった。方言の社会的機能を「意図」というキーワードで整理するなかで見えてきた、自閉症児のコミュニケーションの特異性に迫る。 【目次】 発 端 第1章 自閉症は津軽弁をしゃべんねっきゃ 第2章 北東北調査 第3章 全国調査 第4章 方言とは 第5章 解釈仮説の検証 第6章 方言の社会的機能説 第7章 ASD幼児の方言使用 第8章 ASDの言語的特徴と原因論 第9章 家族の真似とテレビの真似 第10章 ことばと社会的認知の関係 第11章 かず君の場合 第12章 社会的機能仮説再考 第13章 方言を話すASD 第14章 「行きます」 第15章 コミュニケーションと意図 文庫版あとがきを新規収録 自閉症児者が方言をしゃべらないという噂は本当なのか? 方言の社会的機能説、意図理解、自閉症児者の言語習得、自閉症児者のコミュニケーションの特異性等、筆者の飽くなき探究心から見えてきた真相とは。 【目次】 発 端 第1章 自閉症は津軽弁をしゃべんねっきゃ 第2章 北東北調査 第3章 全国調査 第4章 方言とは 第5章 解釈仮説の検証 第6章 方言の社会的機能説 第7章 ASD幼児の方言使用 第8章 ASDの言語的特徴と原因論 第9章 家族の真似とテレビの真似 第10章 ことばと社会的認知の関係 第11章 かず君の場合 第12章 社会的機能仮説再考 第13章 方言を話すASD 第14章 「行きます」 第15章 コミュニケーションと意図
a ひと目でわかるイラスト図解 《講談社 健康ライブラリーイラスト版》 【子どもの悩みと特性に気づき、正しい対応をするためのアスペルガー入門書】 自閉症の中でも言葉や知的発達の遅れがないため、 自分勝手、無神経と周囲の誤解を受けやすいアスペルガー症候群。 誤った対応が二次障害を引き起こします。 本書は、子どもの悩みと特性に気づき、正しい対応をするための入門書。 佐々木正美先生が薦める支援のヒントが満載です。 [まえがきより] アスペルガーの子はだれもがすぐれた能力をもっています。 その力をみいだし、本来の才能を発揮できるよう、環境を整えましょう。 障害の弱点に目を向け、治療的修正をするのは、悲劇的なことです。 彼らの人生を支援する正しい知識をもってください。 【本書のおもなポイント】 ●まわりから「わがままな子」といわれるアスペルガー症候群 ●アスペルガーの子どもは、人の気持ちを読みとれず、いいたいことを一方的に話してしまう ●記憶することは得意だが、想像するのは苦手 ●周囲の無理解は二次障害を引き起こす ●併存する障害には、AD/HD、LD、トゥレット障害がある ●療育の具体的な実践方法として大きな効果を発揮するTEACCHプログラム ●独り立ちはできるのか? 受験勉強、性の悩み、就労への準備 【本書のおもな内容】 アスペルガー症候群、高機能自閉症ってなに? アスペルガー症候群は治せるの? 《1.子どもはこんなことに困っている》 【コミュニケーション】 【こだわり】 【学習】 《2.周囲の理解が、二次障害を防ぐ》 【周囲の理解】 【二次障害とは】 【家族の役割】 【友達の役割】 【教師の役割】 《3.アスペルガー症候群と自閉症の違い》 【アスペルガー症候群】 【診断基準】 【併存する障害】 《4.「視覚的な手がかり」が生活の助けに》 【対応の基本】 【対応】 《5.青年期に向けて、どんな基準が必要か》 【保育園・幼稚園】【小学校】【中学以降】【青年期】 【基礎知識】アスペルガー症候群、高機能自閉症ってなに?/ アスペルガー症候群は治せるの? 《1.子どもはこんなことに困っている》 【ストーリー】まわりから「わがままな子」といわれる 【コミュニケーション】いいたいことを一方的に話してしまう/ 人の気持ちを読みとれない/ 慣用句や冗談を理解できない 【こだわり】さわられることを極端に嫌がる/ 同じ道順、同じ手順にこだわる 【学習】記憶することは得意だが想像するのは苦手/ スポーツの動作、ルールを応用できない/ ふたつのことを同時におこなうと混乱する 《2.周囲の理解が、二次障害を防ぐ》 【ストーリー】みんなと仲良くするにはどうしたらいい? 【周囲の理解】人間性を直そうとせず受け入れる 【二次障害とは】悩みごとが劣等感や対人恐怖にむすびつく 【家族の役割】家族に愛着をもちにくいことを理解する/ 時機をみて本人に発達障害を告知する/ きょうだいや友達にも特性のことは伝える 【友達の役割】グループでの遊びに無理に誘わない/ 黙って嫌わず困ることははっきり伝える 【教師の役割】行動特徴をつかんで、得意分野をほめる/ 子どもが落ち着ける場所を決めておく 《3.アスペルガー症候群と自閉症の違い》 【ストーリー】アスペルガーの特性をきちんと知りたい 【アスペルガー症候群】自閉症とアスペルガー症候群の境界はあいまい/ 受け身か積極的か、人によって違う 【診断基準】診断名だけでは、特性のすべてはわからない/ 専門家と相談して、理解を深める 【併存する障害】AD/HDの特性をあわせもつ子が多い/ LD、トゥレット障害も関連している 《4.「視覚的な手がかり」が生活の助けに》 【ストーリー】生活上のトラブルを減らしてあげたい 【対応の基本】ひとつずつ、具体的に教えていく/ TEACCHで視覚的な手がかりを増やす 【対応】苦手な生活習慣は、イラストでサポート/ 身だしなみ、忘れ物は自己チェックさせる/ 時間割、部屋割は図ではっきり示す/ 大きな音や、急に近づくことはさける 《5.青年期に向けて、どんな基準が必要か》 【保育園・幼稚園】【小学校】【中学以降】【青年期】
自閉症スペクトラムの子どもたちを理解し、寄り添い、適切にサポートしていくためのヒントをまとめた一冊です。自閉症スペクトラムを正しく理解できるように、その特徴やサインをわかりやすく説明した上で、支援の仕方や、「行動療法」「ABA」「TEACCH」といった様々な治療法を取り上げ、解説しています。さらに、子どもが生活しやすい環境を整えられるように、家庭、保育園・幼稚園、小学校での状況別に、具体的なサポートの仕方を紹介しています。
自閉症やアスペルガー症候群,広汎性発達障害などの自閉症スペクトラム障害の少女・女性は,その症状や困難の現れ方が少年・男性とは異なることが多い。診断基準を含めて,女性特有の問題について包括的・具体的にまとめられた初のバイブル。親御さん,家族,療育・教育関係者,医師,臨床心理士など必携。
タイム誌「世界の100人」に選ばれた著者が、自らの自閉症に迫る! 「閉じている」という印象が強い自閉症。その内側の世界を、最新の脳画像解析と、当事者の生の声から解き明かす。情報のインプットが多すぎて、アウトプットがうまくいかない独自の感覚とは? 世界的に著名な自閉症者としての視点と、科学者ならではの分析力が見事に融合したサイエンス・ノンフィクション。 第1部 「行動」から「原因」へ 1章 診断の問題点 2章 脳画像による新発見 3章 遺伝子との関係 4章 まわりの世界に対する感受性 コラム──感覚処理問題の傾向と対策 第2部 「弱点」から「強み」へ 5章 「診断名」の限界 6章 神は細部に宿る 7章 パターンで考えるタイプ 8章 活躍の場を切り開く コラム──思考タイプ別の向いている仕事 解説──自閉症の脳の強みを探る 訳者あとがき 原注 付録──自閉症スペクトラム指数(AQ)テスト
本書の特徴は、発達障害専門の医療機関のスタッフと、学校という第一線で教育に携わっている教師が協力して援助に必要な理論的背景とともに、学校や家庭での具体的な援助の例を示している。 第1章 高機能自閉症・アスペルガー症候群とは何か-医学的理解と治療(高機能自閉症・アスペルガー症候群とは 自閉症スペクトラムの基本症状 ほか) 第2章 高機能自閉症の子どもの心理(認知の特徴と高機能自閉症 社会性とコミュニケーションの障害) 第3章 高機能自閉症の子どもの家庭教育(人に不快感を与えないことば遣いができるようにする 礼儀作法を身につけさせる ほか) 第4章 高機能自閉症の子どもへの保育・教育(幼稚園、保育園、小学校での高機能自閉症の子どもの特徴 幼稚園・保育園での高機能自閉症の子どもの指導 ほか)
自閉症スペクトラムについてイラストと図でやさしく解説し、適切に関わり育てていくための最新情報が満載。保護者・支援者向け。 自閉症スペクトラム(自閉症・アスペルガー症候群)について、基礎知識・基本的なかかわり方、ケース別対応、園・学校・専門機関の活用法など、イラストと図でやさしく解説し、適切に関わり育てていくための最新情報をたっぷり紹介。保護者・支援者向け。
自閉の翻訳家と作家が今こそ語る独特の身体感覚と世界観。読む人が増えれば、理解の輪が広がる一冊。 第1部 気まぐれな身体感覚(雨ニモマケズ 季節の風物詩 くしゃみに拍手 ほか) 第2部 幸せな世界観(かもしれない)(神様のパシリ クラスメートは学校の備品 学校に行くのか、学校が来るのか ほか) 第3部 自閉の生活法・序論-ニキ・リンコ インタビュー(エキゾチック・ペットの飼い方 食いしん坊というモチベーション 本人を信用していいか ほか)
アスペルガーの子どもを持つ母親が紹介する、困った時にすぐに探せる具体的支援方法やアドバイス。診断されたその日からすぐに役立つ アスペルガーの子どもを持つ母親が紹介する、 困った時にすぐに探せる具体的支援方法やアドバイス。 診断されたその日から、すぐに役立つ親御さん必携のヒント集。 教師、療育関係者、発達支援センターなどにもおすすめ。
本書は今注目を集めつつある「アスペルガー症候群」を誰にでも分かりやすく説明した世界初のガイドブックとして、親御さんたちから非常に期待される中でまとめられました。 第1章 診断を受けるまで 第2章 社会的ふるまい 第3章 言語 第4章 特別な興味と日々の決まり 第5章 運動の不器用さ 第6章 認知のはたらき 第7章 感覚の敏感性 第8章 よく受ける質問
特別な学習支援が必要なLDの子や、パニックを起こす子、おしゃべりを続けるといったADHDの子を、教室の他の子どもたちにも通じる方法で支援するアイディアを4コママンガも使ってわかりやすく紹介します。 特別な支援が必要な子を伸ばすアイディア集
どう育てればいいのか。どういうふうに教えればいいのか。家庭での接し方から特別支援教育まで、図解でわかる、はじめてのLD入門書 LDは学習障害で発達障害の一つです。タイプはいろいろありますが、もっとも多いのは読み・書き・算数が苦手なタイプ。LDの子どもたちは「ほかの子と同じようにできない」だけであって、自分に合ったやり方であればできるようになります。本書では、子どもがLDかもしれない、あるいはLDだと言われたときに知っておきたい基礎知識をはじめ、家庭での接し方から特別支援教育と具体的な指導法までくわしく解説します。 どういうふうに教えればいいの? 家庭での接し方から特別支援教育まで、図解でわかる、はじめてのLD入門書。 【主なポイント】 ●LDは学習障害で発達障害の1つ。しつけや遺伝が原因ではない ●小・中学生の4.5%にLDの傾向。就学してから初めて気づくことも ●タイプはいろいろ。もっとも多いのは読み・書き・算数が苦手な子ども ●言葉の使い方、聞きとり方にかたよりがある ●友達同士のルールがわからない・守れない ●運動が苦手で、不器用な子どももいる ●特別支援教育が始まって、LD教育はどう変わる? ●家庭に勉強を無理に持ち込まない、しつけのポイントと接し方 第1章 LDについて 知りたいこと 知っておきたいこと 第2章 LDのタイプは千差万別 第3章 特別支援教育の始まり~LD教育はこんなふうに変わる 第4章 教え方、伝え方はこんなふうに工夫する
国際的な医学診断基準にのっとった、日本ではじめての学習障害の本。小児科医・児童精神科医・臨床心理士の協力によって実現した学習障害のための臨床・研究プロジェクト-その成果をまとめる。 第1章 学習障害の歴史と動向(学習障害の歴史的展望 教育行政的観点における学習障害概念についての検討) 第2章 学習障害の診断(学習障害の精神医学的位置付け 小児精神神経学的位置付け 心理検査学的位置付け ほか) 第3章 学習障害児のかかえる問題(情緒的問題の合併 自己評価の問題 学習障害の子どもをもつ両親のかかえる問題 ほか) 第4章 治療教育(診断から治療教育へ 治療教育への導入とプログラムの作成 個別治療教育の実際 ほか)
a ひと目でわかるイラスト図解 《講談社 健康ライブラリーイラスト版》 【保護者と教師のためのAD/HD入門書】 授業中に動き回る、キレやすい、忘れ物が多い。これらはAD/HDにみられる症状。 放っておくと子どもは孤立し症状は悪化する。治療法はあるのか? 障害を正しく理解でき、対処法がわかるAD/HDの入門書。 (まえがきより) ただ、いたずらに不安を感じる必要はありません。落ち着かない子がみんなAD/HDと診断されるわけではありませんし、診断されたとしても、この障害の経過は、けっして悪くありません。適切な対応をとることで、症状は軽減していきます。 不安を抱えてひとりで悩まず、まずはこの本でAD/HDを理解してください。症状や治療法を正しく知ることで、保護者としてすべきことがみえてくるはずです。それはまた、子どもの生活態度に悩む、学校関係者にも読んでほしい情報です。保護者と先生方が協力しあって、子どもが安心して暮らせる環境をつくっていけば、症状はおさまっていくはずです。 【本書の主なポイント】 ●AD/HDは、“心の病気”ではなく“発達障害” ●原因は、しつけが悪かったから? ●大人になっても治らない? ●1人で悩まない。困ったときどこに相談に行くべきか ●治療は、対応の変更と環境の調整が中心 ●適切なほめ方、しかり方を知る ●きょうだいにも、注意をむける ●子どもに話しかけるときの注意点 【本書の構成】 第1章 あなたがいますぐできること 第2章 気づいてあげたい、悩みのサイン 第3章 AD/HDを正しく理解しよう 第4章 困ったときは専門家に相談 第5章 保護者の役割と教師の役割を知る 理解度テスト AD/HDのことをどれくらいご存じですか? 《第1章 あなたがいますぐできること》 うちの子がAD/HD? 【知る】AD/HDは心の病気なんだろうか/病院に行かなくてはいけないか 【話す】本人、周囲に最低限伝えたいこと 【変える】考え方を変えて、よい面をみる/運動、火事の手伝いなど習慣を変える 【コラム】不登校になるのもAD/HDのせい? 《第2章 気づいてあげたい、悩みのサイン》 学校に行くとトラブル続き 【サイン】授業中じっとしていられない/すごく苦手な教科がある/みんなといっしょに遊べない/家でも外でもケガがたえない/言葉の意味をうまく理解できない/しかられると暴れていやがる 【コラム】AD/HDは学級崩壊と関係がある? 《第3章 AD/HDを正しく理解しよう》 原因は、しつけが悪かったから? 【原因】主な原因は脳の機能の障害 【診断基準】3つのポイントで診断する/AD/HDと間違えやすい障害 【合併症】LDとともに起きてくることが多い 【症状】スポーツを苦手とする子が多い/悲観的な感情を抱きやすい 【経過】歩き出すころからめだちはじめる/大人になっても治らない? 【コラム】AD/HDの診断が減っている? 《第4章 困ったときは専門家に相談》 一生、治らないものなのかな 【相談先】まず、だれに相談すればいい? 【受診】いまの状況と成長過程を伝える 【治療法】対応の変更と環境の調整が中心/薬の作用と副作用を知っておく/薬物療法は効果をみながら続ける/対応を変えて、適切な行動を教える/目標を立てて、行動を変えていく/集中しやすい環境をととのえる 【コラム】治療は国によって違う? 《第5章 保護者の役割と教師の役割を知る》 【保護者の役割】適切なほめ方、しかり方を知る/保育園、幼稚園、学校に何を求めるか/きょうだいにも注意を向ける 【地域】「キレやすい子」じゃないと理解してもらう 【教師の役割】勉強に集中できる環境づくり/ケンカやいじめのきっかけをなくす/子どもに話しかけるときの注意 【学校】スクールカウンセラーに相談する
「会話が苦手」「雑談こわい」発達障害の人のそんな悩みを解決。みんなで会話の練習ができる楽しいアクティビティを多数紹介します! ★★★大好評! 早くも重版出来!!★★★ 楽しいアクティビティが盛りだくさん! 就労支援機関、企業、学校、当事者会など各地で1000回以上開催、 のべ10000人超が参加した「コミュニケーション力強化」の アイスブレイク&ワークショップ。 発達障害の当事者が考案し、新聞、テレビ、雑誌などで紹介された実績もあります。 この本では、その「やり方」と「盛り上げるコツ」をマンガと図解で詳しくご紹介! 支援機関の職員、特別支援学校の教員、当事者会や放課後等デイサービスのスタッフなど、 発達障害に関わる人は必携の1冊。 少人数ででき、工夫次第で大人から子どもまで十分楽しめます。 ●おもな内容● 第1章 ワークショップって何だろう? 第2章 会話の準備運動 アイスブレイク 第3章 自己紹介のワークショップ 第4章 気持ちを見つめるワークショップ 第5章 会話を楽しむワークショップ 第6章 創造力を伸ばすワークショップ 【収録されているアイスブレイク&ワークショップ】 ★相手に合わせる経験を積む「トリプルインパクト」 ★他者の内面を推測してみる「マジョリティを探せ」 ★自己紹介のパターンが広がる「あかさたなで自己紹介」 ★気分の切り替えがうまくなる「王様の耳はロバの耳」 ★話の引き出しを増やす「ちょっとでも好きの8テーマ」 ★会話における反応力を鍛える「聖徳太子」 ★深い話もできる「イイトコサガシ・ディスカッション」 ほか多数! はじめに 第1章 ワークショップって何だろう? 第2章 会話の準備運動 アイスブレイク 第3章 自己紹介のワークショップ 第4章 気持ちを見つめるワークショップ 第5章 会話を楽しむワークショップ 第6章 創造力を伸ばすワークショップ あとがき
「自閉症へのABA入門」の新訂版。自閉症の子どもたちの日常生活スキルの獲得や向上,不適切行動の改善の促進に非常に効果的なABA(応用行動分析)をわかりやすく解説した初の入門書。親御さん,教師に最適。
UCLA精神神経医学研究所の研究と臨床実践から生み出されたペアレントトレーニングの技法をわかりやすく解説。ADHDの子どもをもつ親はもちろんのこと,子どもの問題行動に悩むすべての親に,子どもとの向き合い方を段階的に教えてくれる。 日本語版へのまえがき 謝辞 はじめに ステップ1 はじめましょう 01 この本の使い方 02 行動を変えよう—注目こそ力である 03 行動を分類しよう—変化への第1ステップ ステップ2 あなたがしてほしい行動をふやしましょう 04 どのようにほめるか—基本をつかむ 05 いつほめるか 06 ほめることを習慣にする 07 大変な仕事をやりやすくする 08 さらにほめることをみつける ステップ3 あなたがしてほしくない行動を減らしましょう 09 無視のしかた—大切なポイントをおさえよう 10 いつ無視するか 11 無視することがむずかしく思えるとき 12 無視を習慣として身につけるには 13 子ども同士の力を利用して協力をうながそう ステップ4 力をひきだしましょう 14 選択させること 15 予告 16 したら/してよいという取り引き 17 よりよい行動のためのチャート(BBC) ステップ5 制限を設けるには 18 知っている道具を使うこと 19 指示 20 ブロークンレコード・テクニック 21 警告と結果としての罰 22 タイムアウト 23 家族会議で問題を解決する 24 公共の場で制限を設けること これまでのまとめ トラブルシューティングガイド バトルプラン へりくつを並べること 悪いことばをつかうこと かみつくこと 車の中でのトラブル 不満 ぐずぐずしていること けんか 電話や会話のじゃまをすること うそをつくこと 爪かみ 悪口・からかい 行儀の悪さ だらしないこと つばはき すねること 口答え かんしゃく 公共の場でのかんしゃく 告げ口 泣き声で訴えること 訳者あとがき 索引
初版刊行以来、多くの読者の支持を集めてきた療育に携わる人のためのガイドブック、待望の改訂版です。 両親の切実な訴えや保育・教育関係者の疑問に対し、豊富なイラストとともに95のQ&Aで具体的な対応を解説しています。 このたびの改訂版では昨今の現場におけるニーズの高まりを見据え、新たに第2部「家庭・保育園・幼稚園・学校生活での支援」を設けました。 第1部「子どもの行動を理解するために」、第3部「感覚統合療法について」では関連する質問を大幅に増補し、子どもの抱える発達上の様々な問題を日頃の行動の中から読み取り、子どもが必要としている援助を考えていく際の知識を幅広く解説しています。 第4部「感覚統合と脳のしくみの話」では感覚統合理論の基礎になる脳の働きをふまえ、感覚統合の発達が子どもの学習や自尊心の育成にまでどのように関係するかを説明し、発達障害の子どもたちの臨床に携わる人々のみならず、保育・教育関係者、両親にとっても、よりいっそう読みやすく理解しやすい内容になっています。 ◆第1部 子どもの行動を理解するために ◆第2部 家庭・保育園・幼稚園・学校生活での支援 ◆第3部 感覚統合療法について ◆第4部 感覚統合と脳のしくみの話 ◆感覚統合発達記録
感覚統合に関する学術的な情報を集大成した本邦唯一の書。 感覚統合障害に関する理論研究や治療的介入の方法、評価と臨床的理由づけまでもが網羅。各章ともこの分野における著名な学者や実践家によって執筆されており、感覚統合障害の概念の創始者であるエアーズ博士亡き後の感覚統合理論の展開を踏まえ、その神経生理学的基礎から臨床的な応用まで、丁寧な解説が加えられている。 さらに、学校での治療的介入の生かし方や作業理論との関係、他の実践的理論や技法との関係など、米国における臨床実践が具体的に紹介。 子どもの臨床に携わるセラピストのみならず、子どもの発達に興味をもつすべての人に、感覚統合に関するバイブルとして手元に置いてもらいたい一冊。 第1部 理論構成 第1章 感覚統合:Ayresの理論の再考 一人の事例 感覚統合理論の紹介 感覚統合理論 感覚統合理論と実践の境界 自己実現のらせん的過程 心-脳-身体の過程 感覚統合理論の発展:歴史と研究 感覚統合理論の最新の見方 感覚統合理論に基づいた治療的介入の効果 治療に関する新しい見解 すべてをまとめて:感覚統合理論の原理を取り込んだ治療モデルの提案 まとめと結論 第2章 感覚系の構造と機能 目的と範囲 参考資料について 基礎的な構造と機能の概説 体性感覚系 前庭覚系 聴覚系 視覚系 まとめと結論 付録:感覚系の概略 第3章 行為機能の障害 目的と領域 ケーススタディ 関連する診断名と用語 行為機能の障害がある子どもたちの発達とその特性 感覚統合障害と行為機能検査 行為機能と行為機能障害の神経解剖学的基盤 運動と行為機能における感覚の役割 介入プロセス まとめと結論 第4章 感覚調整 Michael 用語 調整 感覚調整障害 まとめと結論 第5章 視空間能力 目的と範囲 視覚の二重神経処理過程 空間における運動の視覚コントロール 視空間能力と認知 まとめと結論 第6章 中枢性聴覚処理障害 目的と範囲 定義 行動徴候 発生率と成熟 聴覚システム 中枢性聴覚処理検査 治療的介入 まとめと結論 付録:行動測定 第2部 評価と介入 第7章 感覚統合障害の評価 感覚統合と機能的評価 感覚統合と行為機能検査 評価の完了:SIPTの補足 SIPTを用いない感覚統合障害の評価 まとめと結論 付録:神経運動技能の臨床観察,感覚処理評価,小学生のための触覚調査 第8章 テストスコアと臨床観察の解釈:事例を通して 目的と展望 紹介と発達歴 評価 教室での観察 結果の解釈 結果の報告 まとめと結論 第9章 治療的介入の計画と実施のプロセス 目的と範囲 Kyle再考 ゴールと行動目標の設定 サービス提供タイプの決定 治療的介入に用いるアイディアの準備について 治療的介入の実施 まとめと結論 第10章 遊びの理論と感覚統合 遊びの賛美 目的と範囲 遊び心を備えた介入としての遊びを定義する 遊びを支援するための環境設定 セラピーにおける遊びの潜在的可能性 遊びに対する感覚統合の貢献 感覚統合障害をもつ児の遊びの評価と遊びの障害に関する原理 まとめと結論 第11章 介入の編成:実践のアート 目的と範囲 最初のねらいの決定 セラピストとクライエントの関係 安全な環境を確立すること 競争の導入 役割を装うこと 賞賛やフィードバック,指示の声かけ ほどよい挑戦を作り出すこと 自由と構造のバランス 内的欲求を見つけることに努めること 変更もしくは中止すること:実践者が変化を望むとき クライエントが感覚統合障害を理解するための援助 日常生活をより容易にすること 介入の終了 アーティストになること まとめと結論 第12章 理論から作り出す直接的介入 目的と範囲 豊かな感覚を提供する活動 感覚調整障害 重力不安に対する治療的介入 動きに対する回避反応への介入 感覚識別の問題に対する介入 姿勢を改善するための介入 行為機能障害に対する介入 自閉症児に対する介入 安全で効果的な治療的介入を提供するための実践的考察 感覚統合理論に基づいたプログラムの確立 保険会社によるサービスの支払い 生涯教育 まとめと結論 付録 第13章 学校における感覚統合理論の使用:感覚統合とコンサルテーション 目的と範囲 教育との関連性の定義 適切なサービス提供の決定 学校におけるコンサルテーション コンサルテーションの段階 コンサルテーションに必要な資質 まとめと結論 付録 第14章 代替・補完的介入プログラム 感覚防衛反応の治療に対するWilbargerのアプローチ センソリーダイエットの臨床的適用 「あなたのエンジンの調子はどうですか?」:自己調整のための覚醒プログラム プール活動を基盤とした介入 乗馬療法 眼球運動コントロール:感覚統合の中核要素 治療的リスニング:概観 頭蓋仙骨セラピーおよび筋膜リリース 治療的環境としての農場 まとめと結論 第15章 介入に向けた感覚統合とその他のアプローチの統合 目的と範囲 他の介入アプローチ 包括的プラン:介入アプローチの統合 まとめと結論 第3部 研究と作業 第16章 感覚統合研究の進歩 目的と範囲 感覚統合の妥当性を検討する研究 感覚統合障害を検討した研究 感覚統合理論に基づく介入の評価に関する研究 今後の研究の方向 まとめと結論 第17章 感覚統合と作業 目的と範囲 作業科学の概要 作業の定義 作業の多元性 感覚統合と作業をつなぐ 作業に携わることで,感覚統合に影響を及ぼすことができるのか? 臨床実践との関連 まとめと結論 付録A 作業療法における臨床的理由づけ:感覚調整障害に対する介入のSTEP-SIモデル 付録B 感覚統合と行為機能検査 用語集
「落ち着きがない」「運動が苦手」など発達の"つまずきの原因"を正しく理解。学校の教室や校庭、家庭でできる身近なものを使った楽しいあそびが満載!「触覚」「平衡感覚」「固有感覚」-3つの鍛えたい感覚に応じた教材付き。 第1章 子どものつまずきを知ろう(3つの感覚 子どもの姿) 第2章 感覚統合あそび「学校で、楽しく!」(絵の具ペタペタ クルクル回転いす ほか) 第3章 感覚統合あそび「外で、元気に!」(砂あそび、はじめの一歩 片足立ちバランス ほか) 第4章 感覚統合あそび「家庭で、毎日!」(背中クイズ ねんどであそぼう ほか) 付録(触覚防衛反応チェックシート 平衡・固有感覚チェックシート)
子どもたちは楽しくあそぶことで、感覚と機能をそだて学習や対人関係など生活に必要なさまざまな力を身につけていきます。 本書では、子どもたちがうまくあそべない原因をさぐり、体を支える力やさまざまな感覚の発達、実行機能について解説し、日常生活の中で無理なく取り組めるあそびを紹介しました。
人の痛みや気持ちなんか、全然わからない。わかりたくもない。そう平然と言い放っていた非行少年たちが自分の犯した罪を自覚し、猛省し、変わっていく…。教育者や親の視察・講演依頼が全国から殺到する宇治少年院。その指導の実態と関係者の思いが今、初めて明らかにされる。 第1章 宇治少年院の日々 第2章 僕は少年院に入った 第3章 なぜ宇治方式は可能になったのか-キーマンたちとその情熱 第4章 宇治方式の確立 第5章 宇治方式トレーニングと教育効果 第6章 宇治方式の広がりと海外事情
本書は、自然科学的な心理学として独自の体系化を遂げつつある行動分析学の、我が国における最初の専門書である。Elementary Principles of Behavior(EPB)を土台に、随所にオリジナリティをもったまったく新たな本として誕生した。特に、第21章の「言語行動」はEPBにはないものである。また、「好子」「嫌子」「弱化」という用語をあえて提唱した。 好子 好子出現による強化 嫌子消失による強化 嫌子出現による弱化 好子消失による弱化 消去と復帰 分化強化と分化弱化 シェイピング 強化スケジュール 生得性好子と生得性嫌子〔ほか〕
乳幼児期に子どもが障害をもっていると告げられた母親たちの揺らぎと変容。「障害受容論」にも「ケアの社会的分有」にも包摂しえないその主観的経験を、ソーシャルワークの最前線から描き、「早期発見・早期療育」は望ましいもの「発達することは善」という前提自体をも問い直す。障害のある子どもとその親たちに寄り添うソーシャルワーカー必読の書。 序章 研究の背景 第1章 地域療育システムの歴史と成り立ち-早期発見・早期療育の整備 第2章 横浜市地域療育システムにおける対象とその家族 第3章 研究方法 第4章 障害のある乳幼児をもつ母親の主観的変容プロセスと他者との相互関係 第5章 変容プロセスに関連する要因 第6章 早期療育における家族支援-早期療育におけるソーシャルワークへの提言 終章 研究総括と今後の課題 補論 先行研究の整理