【2024年】「縄文」のおすすめ 本 51選!人気ランキング
- 知られざる縄文ライフ: え?貝塚ってゴミ捨て場じゃなかったんですか!?
- 土偶を読む――130年間解かれなかった縄文神話の謎
- 地図でスッと頭に入る縄文時代
- 漫画版 日本の歴史 1 日本のはじまり 旧石器~縄文・弥生~古墳時代 (角川文庫)
- 漫画版 日本の歴史(1) 日本の始まりと国家の誕生 ―旧石器時代・縄文時代・弥生時代・古墳時代1― (集英社文庫)
- 縄文土器ガイドブック―縄文土器の世界
- ビジュアル版 縄文時代ガイドブック (シリーズ「遺跡を学ぶ」別冊03)
- 決定版-HONZが選んだノンフィクション (単行本)
- 縄文文明 世界中の教科書から消された歴史の真実
- 大転換期の後 皇の時代 改訂版 これからは「繩文人」しか生きられない!
日本考古学史上最大の謎の一つを解き明かす驚愕の最新研究。土偶とは「日本最古の神話」が刻み込まれた植物+貝の精霊像であった! 日本考古学史上最大の謎の一つがいま、解き明かされる。 土偶とは――「日本最古の神話」が刻み込まれた植物像であった! 「考古学×イコノロジー研究」から気鋭の研究者が 秘められた謎を読み解く、スリリングな最新研究書。 ・縄文時代に大量に作られた素焼きのフィギュア=「土偶」。 日本列島においては1万年以上前に出現し、2千年前に忽然とその姿を消した。 現代までに全国各地で2万点近くの土偶が発見されている。 ・一般的な土偶の正体として 「妊娠女性をかたどったもの」 「病気の身代わり」 「狩猟の成功を祈願する対象」 「宇宙人」…… などの説がこれまでに展開された。が、実はいずれも確証が得られていない。 ・本書では〈考古学の実証研究〉(データ)と 〈美術史学のイコノロジー研究〉(図像解釈学)によって ハート形土偶から縄文のビーナス、そして遮光器土偶まで 名だたる国内の「土偶の真実」を明らかにする。 そこには現代につながる縄文人たちの精神史が描かれていた。 日本、5000年の歴史。 現代人の心的ルーツを明らかにする人文書の新しい展開へ。 はじめに 序章:人類学の冒険 第1章:土偶プロファイリング1 ハート形土偶 第2章:土偶プロファイリング2 合掌土偶 第3章:土偶プロファイリング3 椎塚土偶 第4章:土偶プロファイリング4 みみずく土偶 第5章:土偶プロファイリング5 星形土偶 第6章:土偶プロファイリング6 縄文のビーナス 第7章:土偶プロファイリング7 結髪土偶 第8章:土偶プロファイリング8 刺突文土偶 第9章:土偶プロファイリング9 遮光器土偶 第10章:土偶の解読を終えて おわりに
初めて語られる縄文土器の修復の世界。熟練の土器修復家が実際に触れて感じる縄文の技と心と「わからなさ」。一般には知られていない縄文土器修復の営み、世界の遺物修復事例から、考古学の迷宮を人類学者と修復家が探求する はじめて語られる、縄文土器の修復の世界。 修復から考える縄文土器。 熟練の修復家が実際に触れて感じる縄文の技と心と「わからなさ」 一般にはほとんど知られていない縄文土器の修復の迷宮を探る。 土の中から破片が発掘され、修復され、私たちが縄文土器として目にするまでには、いくつもの実に厄介な、意外に身近な問題が存在する。 断片と欠損の意味、文様の繰り返し、修復の介入度合い、修復箇所の判別、完形復元にすると見えなくなるもの、現代感覚で修復する危うさ……。そもそも「修復とは何のために何をすることなのか」という問題を抱える考古遺物・考古学の迷宮を、縄文土器の修復という営みから、また世界の修復事例から、人類学者と修復家が探究する。 序章 修復の世界への招待 発掘現場の出土品から展覧会の展示品へ/出土したときの国宝土偶/出土品への修復という介入/考古遺物の修復と美術品の修復/修復における自由裁量の幅/出土品、修復家、監修者/結果を形にしなければならない修復という仕事/修復とはそもそも何なのか 第一章 考古遺物の修復の現場から 1 文化財の保存修復とは何か 文化財修復の現場で触れて感じて考える/考古遺物の修復という仕事/文化財保存修復の理念―四つの原則/文化財修復技術者の規定/修理と修復、復元と復原/考古資料の素材の多様さと保存処理―金属資料を例に 2 縄文土器の修復 土器修復の基本方針とその工程/復元部分の取り扱い/縄文土器を見る現代人の眼/意図的な破壊による欠損/破片の行方/欠損部分の復元―文様は繰り返すとはかぎらない/縄文人は文様で遊ぶ?/文様の図と地 3 考古遺物の複製そしてレプリカ 見取りと型取り/現状記録資料としての複製/デジタル技術によるレプリカ作成/レプリカで構成する展示―複製とは何か、本物とは何か/本物かレプリカか―博物館の役割と視覚偏重/触れる複製の可能性/「クローン文化財」という新技術/「本物のレプリカ」/縄文人の心に触れる楽しみ―あえて不完全を残す? 第二章 修復からみた縄文土器の「わからなさ」 1 縄文とともに現代を生きる 「わからなさ」の魅力 2 修復における厄介な問題 修復を行うのは誰か/共繕い/縄文土器修復の概要/修復する度にかたちが変わる/簡単ではない縄文土器の修復 /なぜ破片が「消える」のか 3 「向こう合わせ」の造形 縄文土器に触れて感じる「わからなさ」/写実性のない縄文時代/「向こう合わせ」による非写実性の生成/規範とは何か/縄文土器に見る規範/「現代人の発想」の危うさ/写すのではなく、この世にないものをつくる/触覚を優先する造形思考/素材の先導力/私たちにもできる「向こう合わせ」の造形 4 現れてくるものを受け入れる 「つくること」からかたちが生まれる/非写実性から現れてくるもの/「ないもの」が現れてくる/現れてくるものを待つ 5 縄文土器修復の目指すところ 修復に代わる推定模造/土器修復の理想像 第三章 遺物の修復について人類学者が考える―断片・経年変化・複製・展示 1 修復とは何のために何をすることなのか 遺物の生涯の一コマとしての修復/本章で考察すること 2 断片より完形を偏重すること さまざまな断片化/断片と欠損には意味がある/完形に復することが修復の目的か―芸術品修復との比較 3 経年変化とアンチエイジング 実物も修復品も年をとる/修復における「可逆性」の問題 4 実物をとりまく複数の複製 複製とは何か/修復の役割、複製の役割 /さまざまな複製/マテリアルな複製、デジタルな複製 5 保存だけでなく展示のために 保存のための修復、展示のための修復/触れない本物、触れるレプリカ 6 修復は単品では完結しない 独立したオブジェの幻想/修復におけるモノのネットワークと未完の修復
「土偶の正体」は果たして本当に解き明かされたのか? 竹倉史人『土偶を読む』(晶文社)を大検証! 考古学の実証研究とイコノロジー研究を用いて、土偶は「植物」の姿をかたどった植物像という説を打ち出した本書は、NHKの朝の番組で大きく取り上げられ、養老孟司ほか、各界の著名人たちから絶賛の声が次々にあがり、ついに学術書を対象にした第43回サントリー学芸賞をも受賞。 「『専門家』という鎧をまとった人々のいうことは時にあてにならず、『これは〇〇学ではない』と批判する“研究者”ほど、その『○○学』さえ怪しいのが相場である。『専門知』への挑戦も、本書の問題提起の中核をなしている」(佐伯順子)と評された。 しかし、このような世間一般の評価と対照的に、『土偶を読む』は考古学界ではほとんど評価されていない。それは何故なのか。その理由と、『土偶を読む』で主張される「土偶の正体」、それに至る論証をていねいに検証する。 考古学の研究者たちは、今、何を研究し、何がわかって、何がわからないのか。専門家の役割とは一体なんなのか、専門知とはどこにあるのか。『土偶を読む』を検証・批判することで、さまざまな問題が見えてくる。本書は、縄文研究の現在位置を俯瞰し、土偶を読み、縄文時代を読む書でもある。 執筆は、望月昭秀、金子昭彦、小久保拓也、佐々木由香、菅豊、白鳥兄弟、松井実、山科哲、山田康弘、吉田泰幸(順不同)。 【『土偶を読む』の検証は、たとえれば雪かきに近い作業だ。本書を読み終える頃には少しだけその道が歩きやすくなっていることを願う。雪かきは重労働だ。しかし誰かがやらねばならない。(望月昭秀)…はじめにより】 はじめに はたして本当に土偶の正体は解明されたのか? 検証 土偶を読む(望月昭秀) 1 カックウ(中空土偶)、合掌土偶――クリ 1‒1 カックウ(中空土偶) 全然そっくりじゃないカックウとクリ 恣意的な資料の選択の豊作 1‒2 合掌土偶 屈折像土偶あれこれ クリというメジャーフード 「イコノロジー×考古学」は正しいふれこみか? 2 ハート形土偶――オニグルミ 土偶の前後左右 クリやオニグルミの利用範囲と重なっていない土偶の方が圧倒的に少ない 3 山形土偶、ミミズク土偶、余山貝塚土偶――貝 3‒1 山形土偶 書を捨てよ、考古館へ行こう ハマグリと山形土偶の分布範囲 ハマグリとは関係のないところで山形土偶は出来上がる 3‒2 ミミズク土偶 山形土偶とミミズク土偶の中間は存在するが、ハマグリとイタボガキの中間は存在しない 髪型か貝殻か 食用利用されていないイタボガキ 貝の加工工場、中里貝塚 「世紀の発見」に成功した人類学者 3‒3 余山貝塚土偶 4 縄文のビーナス――トチノキ カモメラインという新たな分類 顔の造形について 顔よりも尻派 ほとんど重ならないトチノミ利用 5 結髪土偶、刺突文土偶――イネ、ヒエ 5‒1 結髪土偶 引用元に話を聞いてみる 結髪土偶はどうやって成立したか 5‒2 刺突文土偶 ヒエを栽培していた証拠もない 6 遮光器土偶――サトイモ 遮光器土偶の中心地点ではサトイモは 徐々に大きくなる遮光器土偶の目 縄文ルネサンス 自家中毒的な認知バイアス 7 土偶を読む図鑑 7‒1 縄文の女神 7‒2 仮面の女神 7‒3 始祖女神像(バンザイ土偶) 7‒4 三内丸山遺跡の大型板状土偶 7‒5 縄文くらら 検証まとめ 参考文献 「土偶とは何か?」の研究史(白鳥兄弟) 1 本稿の目的と内容 1‒1 土偶研究の「通説」 1‒2 本稿の内容 2‒1 第1期 明治期 ◎1868~1912年 2‒2 第2期 大正~昭和戦中期 ◎1912~1945年 2‒3 第3期 昭和戦後期 ◎1946~1988年 2‒4 第4期 平成期以降 ◎1989~2020年 3 まとめ 3‒1 各説の内容 3‒2 おわりに 参考文献 〈インタビュー〉今、縄文研究は?(山田康弘) 発想の面白さはある 批判で自由な議論はできなくなる? 民族誌と考古学との接続の問題 理化学で前進している考古学研究 人骨と土器でわかること 男性の世界観と女性の世界観 似ているということ つくりあげられた考古学者のイメージ 考古学の担い手たち 専門家の役割とは? 疲れてしまう取材 土偶研究の次のステップは 参考文献 物語の語り手を絶対に信用するな。だが私たちは信用してしまう(松井実) 参考文献 土偶は変化する。――合掌・「中空」土偶→遮光器土偶→結髪/刺突文土偶の型式編年(金子昭彦) はじめに 1 東北地方北部・縄文時代後期後半~晩期初めの土偶の変遷 2 遮光器土偶および関連土偶(東北北部・晩期前半土偶)の変遷 3 屈折像 B 類と結髪土偶の変遷 4 刺突文土偶の変遷 参考文献 植物と土偶を巡る考古対談(佐々木由香・小久保拓也・山科哲) 考古学会は閉鎖的で強権的? 日本考古学会は男性社会で、土偶は男性のおもちゃ? 土偶については誰も答えられない、何もわかっていない、そして土偶の専門家はいない? 専門知について 土偶を読むをどう読む? データの恣意性― クルミ、トチノキ、クリ、サトイモの痕跡をデータから考える イコノロジーという手法 型式学というものさし 考古学は学際的な研究から孤立しているのか 土偶って一体何? 土偶研究があり得るとすれば、その今後は? なぜ評価されたのか、その土壌を考える 参考文献 考古学・人類学の関係史と『土偶を読む』(吉田泰幸) 加速させる人類学、減速させる考古学 人類学者の説を吸収する考古学者たち 社会へも取り込まれる人類学者の縄文理解 二〇二〇年代の考古学の「叩かれ方」 たとえ「穴だらけ」でも 参考文献 実験:「ハート形土偶サトイモ説」(望月昭秀) ついに土偶の謎を解きました! ハート形土偶サトイモ説 雨乞いの儀式と土偶 『となりのトトロ』の雨乞いのシーン 実験(解読)を終えて 参考文献 知の「鑑定人」――専門知批判は専門知否定であってはならない(菅豊) はじめに 考古学者たちの冷たいあしらい 『土偶を読む』の評価にあらわれる専門知への疑念 専門家が言うことはあてにならない パブリック・アーケオロジーの知見 考古学者が『土偶を読む』に向き合わなかったいくつかの理由 知の「品質管理」 まとめ― 「ポスト真実時代」の専門知の役割 引用・参考文献 おわりに 感謝に次ぐ感謝 執筆者紹介
縄文草創期の範囲について 北海道先史と宗谷海峡以北 蓮華弧線文土器の提唱 武蔵野台地における縄文時代晩期後葉遺跡と浮線文土器群 土器容量からみた縄文土器の型式間関係 千葉県における土器製塩 縄文時代後期の有脚容器考 茅山下層式土器の古段階について 縄文時代晩期香炉形土器の型式変化 西尾市清水遺跡出土土器の再検討 縄紋晩期前半編年の見直しと細密沈線文土器 縄文早期北海道南部の大集落中野A・B遺跡の土器変遷 阿弥陀堂式土器の再検討 加曽利E〈新〉式における土器系列の研究. 2 「円形区劃文土器」の分化とその由来 異形台付土器出現の契機 大久保山遺跡出土土器の再検討 関東における縄文時代後期前半の土器様相について 多摩ニュータウンNo.72遺跡61号住居跡出土土器に関する一考察 柱穴配置による集落分析の有効性 福井県若狭地方における縄文時代後晩期の動き 東日本縄文中期の家族論序説 北海道美々4遺跡BS3周堤墓の基礎的研究 縄文時代中期後葉における屋外土器埋設遺構の一様相 縄紋時代中期中葉における竪穴建物跡の利用について 秋田県横手市域における縄文時代の墓制 青森県における縄文時代後期後葉から晩期の「捨場」 東京湾東岸における縄文時代後・晩期大型竪穴住居跡の再検討 形成過程から見た縄文時代後期東京湾東岸における貝塚の機能についての試論 埋甕炉で共伴する異系統土器 埋甕における土器の選択 最古の分銅形土偶 縄文時代後期における房総半島産貝材の流通と社会形態 縄文土偶の造形焦点系統論 南西関東縄紋中期集落における住居跡地への土器廃棄量の検討 水煙把手土器の出土状況について 通過儀礼の造形 勝坂と阿玉台 縄文中期における土偶過渡期の2形態 文様にみる象徴性と祖霊観念 縄文時代中期の土器製作に関わる遺物とその特徴 千葉県我孫子市下ヶ戸貝塚の哺乳類遺体にみられる特殊な状況について 縄文時代のマダイ利用に関する基礎的研究 縄文時代の鱗茎利用に関する民俗植物考古学的研究 縄文時代と弥生時代のシソ属果実について ゲノム情報から遺跡出土人骨の親族構造を読み解く術 縄文時代の古病理学 熊本県における砂の岩石学的特徴と滑石混入土器の製作地推定 日本におけるbioarchaeologyの方法論と実践例 思い出
儀礼考古学の現代的意義 縄文時代の儀礼と社会 石棒にみる儀礼行為とコンテクスト 石棒と石皿 土偶破壊行為の再検討 土偶と縄文土器 保守的な土偶伝統 井戸尻・勝坂文化と二つの儀礼体系 縄文社会のドメスティケーション 縄文社会と儀礼
ゲノム解析などの最新のバイオサイエンスと天文学により、縄文、弥生、邪馬台国、日本書紀、万世一系など古代史の真実に迫る! 古代史は文献資料が限られるため、ゲノム解析などの最新のバイオサイエンス、ハイテクノロジーが活躍し、近年ではゲノム解析から縄文人や弥生人の非常に精巧な復顔像が作られ話題になるなど、理系に近い学問になってきていま… 最新のゲノム、AI解析により古代史研究に革命が起こる! 骨格や遺伝子を解析、縄文人、弥生人の容貌が明らかに! 韓国の遺跡で数多くの弥生人遺伝子を発見! 日本人が住んでいた! 邪馬台国は九州北部! 卑弥呼の正体も判明! 日本書紀と天皇家万世一系の謎を解く! 最新テクノロジーで常識(定説)が次々と覆る! 古代史は文献資料が限られるため、ゲノム解析などの最新バイオサイエンス、ハイテクノロジーが活躍し、近年ではその結果を参考に縄文人や弥生人の非常に精巧な復顔像が作られ話題になるなど、理系の学問に近づいています。 本書では、縄文、弥生、邪馬台国、日本書紀、万世一系などの古代史について、最新の研究結果を紹介し、従来の定説を検証します。 併せて、ゲノム解析にAIを活用した著者の英語論文を巻末に収録しました。 まえがき 序章 はじめに 大学での恩師の言葉 井沢元彦氏『逆説の日本史』の衝撃 巨大化するバイオサイエンスの影響 科学的論争の実情 古代史論争の難しさ 序章のまとめ 第一章 縄文人のサイエンス 3800年前の縄文人のDNA 朝鮮半島には縄文人が住んでいた 伽耶には弥生人が住んでいたのか 伽耶にはやっぱり弥生人が住んでいた なぜ朝鮮半島に縄文人が住んでいたのか 白村江敗戦後の朝鮮半島 2020年以降の研究 【コラム】日本人の血液型にA型が多い理由 第一章のまとめ 第二章 弥生人のサイエンス 弥生時代が500年早まった イネが運ばれたルートは 稲作の伝来は何回あったのか 中国の古代稲作との関係 【コラム】『交雑する人類』の感想 第二章のまとめ 第三章 邪馬台国のサイエンス 邪馬台国は北部九州にあった 卑弥呼は天照大神なのか 九州説の問題点 神武東征の出発地はどこか 現代に置き換えて考える 天の岩戸の日食はあったのか 卑弥呼が死亡した理由 日食は何回あったのか 【コラム】対馬海峡を往復した船 第三章のまとめ 第四章 日本書紀のサイエンス 日本書紀の謎の解読ことはじめ 奇想天外な仮説を思いつく 魏志倭人伝の記述を検討する 魏志倭人伝を隋書倭国伝と対比する 投馬国や邪馬台国にはどう行けばよいのか 邪馬台国の遺跡は発見できるのか 仮説の検証結果 日本書紀の編集方針の謎 日本書紀を読む場合の注意点 天武天皇の要望とは なぜ卑弥呼が登場しないのか 2倍年を使わざるをえない理由 倭王武の上表文の内容 神武東征はいつなのか 古事記も必要な理由 【コラム】なぜ朝貢をやめたのか 第四章のまとめ 終章 万世一系のサイエンス 万世一系は本当なのか 万世一系の定義を拡張する なぜ宇佐神宮を創建したのか 天皇の漢風諡号で「神」の意味は 男系の継承は何代までいいのか いわゆる「欠史八代」について 天壌無窮の神勅の重要性 【コラム】天皇家のY染色体のタイプは 終章のまとめ 補足説明 より詳しく知りたい人のために アイヌは日本の先住民族なのか 現代日本人は縄文人の直系の子孫なのか① 現代日本人は縄文人の直系の子孫なのか② 感染症の大流行による影響 数学的な手法の限界による影響 消去法による結論 あとがき 特別編 『邪馬台国は隠された』の感想と私の考察 主な参考文献 論文(プレプリント)紹介 金澤正由樹;0201;03;ゲノム解析などの最新のバイオサイエンスと天文学により、縄文、弥生、邪馬台国、日本書紀、万世一系など古代史の真実に迫る!;20221002
問題の所在と研究の目的 土器出現の年代と古環境 暦年較正曲線IntCal20について 縄文時代草創期の古環境 南九州の縄文時代草創期の土器の年代と煮炊きの内容物について 本州島の縄文時代草創期の土器の年代 九州北部における土器出現の年代 鳥浜貝塚における年代学 縄文時代草創期の年代学
〈前方後円墳〉への招待 前方後円墳とは何か 古墳と政治秩序 国の形成と戦い 歴史学から見た古墳時代 加耶の情勢変動と倭 前方後円墳が語る古代の日韓関係 いま〈古墳〉から何が見えるか