【2024年】「過食」のおすすめ 本 27選!人気ランキング
- 焦らなくてもいい!拒食症・過食症の正しい治し方と知識
- 摂食障害から回復するための8つの秘訣ワークブック
- 人生がラクになる 脳の練習 (日経ビジネス人文庫)
- 不安なモンロー、捨てられないウォーホル 「心の病」と生きた12人の偉才たち
- 摂食障害の不安に向き合う:対人関係療法によるアプローチ (創元こころ文庫)
- 摂食障害治療ガイドライン
- 心がラクになる1日1分の新習慣 (日経ホームマガジン 日経WOMAN別冊)
- 心が揺れがちな時代に「私は私」で生きるには
- 家族ができる摂食障害の回復支援
- Night on Earth 世界でいちばん美しい夜
本書は、脳内科医が「脳の使い方」を改善する方法を紹介しています。悩みやストレスを軽減するために「脳の練習」が重要であり、具体的な行動例として、視線の動かし方や反対の手を使うこと、複数の散歩コースを持つことなどが挙げられています。著者は、脳の機能を活性化させることで、やる気や記憶力、対人関係の改善を図る方法を提案しています。
本書では、マリリン・モンローやアンディ・ウォーホル、ダイアナ妃など、歴史的な偉人12人が抱えていた心の問題を現代医学の視点から探求しています。彼らは各分野で偉業を成し遂げながらも、境界性パーソナリティー障害やうつ病、強迫性障害などの精神的な苦悩に悩まされていました。著者は、これらの偉才たちの人生を通じて、人間の心の複雑さと「生きづらさ」を浮き彫りにしています。
本書は、ストレスフルな環境で心が不安定になりがちな人々に向けて、心を軽くするための実践的な方法やノウハウを提供します。休み方や「ひとり時間」の楽しみ方、ストレスを減らす雑談のコツ、簡単なレシピなどが紹介されており、日常に取り入れやすい内容です。各パートは1日1分から始められる実践的なアプローチで構成されています。
本書は、人気の産婦人科医である高尾美穂が、女性たちの心と体に寄り添いながら自己実現や人間関係、性に関する悩みなどに答える内容です。全9章構成で、自己理解や不安への対処法、コミュニケーション、女性の体についての知識、性の悩み、家族やパートナーシップのあり方、キャリア、人生の目標について語ります。また、著者の半生を綴ったエッセイも収録されています。
アート・ウルフの未発表作品集『電気を消したら、見えてくる景色』は、夜の世界に潜む美しい光景を捉えたネイチャー写真集です。モロッコの夜市やバリのファイヤーダンサー、南極の夕陽など、普段は見えない動物や人間、自然の姿を美しい構図で記録しています。目次には「星々と影」「夜に生きるもの」「夜を抱いて」「光の照らすもの」が含まれ、ウルフの60年にわたる写真家としてのキャリアが反映されています。
◆当事者が語る回復の物語◆ 摂食障害とは拒食症、過食症の総称で、「痩せたい」「スリムになりたい」とダイエットを始めたことから深みにはまり、食べては吐くを繰り返し、死に至ることもある深刻な病いです。日本では女子高生・女子大生の50人に1人が過食症ともいわれ、実態解明が急務です。これまでは「なぜ摂食障害になるか」という原因論の研究がほとんどで、「どのように摂食障害から回復するのか」という〈回復論〉は断片的な情報しかありませんでした。本書は自ら摂食障害を克服した社会学者である著者が、回復者20人にインタビューし、重い障害から実際にどのように回復のきっかけをつかんだのか、肉声を交えて初めて明らかにしていきます。摂食障害の患者さん、家族、医療関係者に贈る希望の書。 摂食障害の語り―目次 目 次 まえがき 序章 回復者の語りを聴くこと 1 摂食障害とは 2 回復への着目 3 語りへの着目 4 調査者のポジショナリティ 5 調査の概要 第1章 摂食障害はどのようにとらえられてきたか 1 「摂食障害」の語られ方 2 原因としての個人 3 原因としての家族 4 原因としての社会 5 〈回復〉の臨床社会学 6 〈回復〉をめぐる先行諸研究 第2章 人々はどのようにして摂食障害になるのか――発症過程の考察 1 痩せたい気持ちはどこからくるのか 2 自己コントロールはいつから始まるのか 3 過食は「病理」ではない 4 心身二元論と自己コントロール 第3章 自己否定はどこからくるのか――維持過程の考察 1 「自分はだめだ」という思い 2 ダイエット行動の悪循環 第4章 一八名の回復者の語り――回復過程の考察 1 人々は摂食障害からどのように〈回復〉しているのか 2 受容と〈回復〉 回復者のグループ・ミーティング―Aさん(女性/23歳/過食・嘔吐/約9年) 教会と罪の贖い―Bさん(女性/26歳/過食・嘔吐/約13年) 35キロの宗教の終わり―Cさん(女性/21歳/拒食・過食/約6年) やってること自体を許すこと―Dさん(女性/34歳/過食・嘔吐/約8年) おにぎり・生徒・共同体―Eさん(女性/46歳/拒食/約2年) 暗い部分も消してはいない―Fさん(女性/30歳/過食・嘔吐/約11年) 美容整形を転機に―Gさん(男性/28歳/拒食・過食・嘔吐/約6年) 自給自足の自己肯定―Hさん(女性/35歳/過食・嘔吐/約4年) 3 食生活の改善と〈回復〉 転職と食事訓練―Iさん(女性/23歳/拒食・過食/約3年) 規則正しく、かつ残さない―Jさん(男性/26歳/過食・嘔吐/約3年) 三食食べれば治る―Kさん(女性/36歳/過食/約12年) 回復者の体験記を読んで―Lさん(女性/26歳/過食・嘔吐/約8年) 治ると思い込む―Mさん(女性/34歳/過食・嘔吐/約15年) 4 過食・嘔吐がなくなった後も続く苦しさと〈回復〉 いまのままでいい―Nさん(女性/29歳/過食/約7年) 手ぶらの幸福―Oさん(女性/26歳/過食・嘔吐/約8年) テレビ・ゲームは両手がふさがる―Pさん(女性/28歳/過食/約4年) 居心地のいい場所―Qさん(女性/24歳/過食・嘔吐/約4年) 価値/無価値という二極対立から抜ける―Rさん(女性/30歳/過食・嘔吐/約10年) 第5章 回復をはばむ物語、回復をもたらす物語――病いの経験への意味づけ 1 Lさんの事例を中心に 2 回復をもたらす物語 3 摂食障害と言説環境 第6章 「分析される人」から「解決する人」へ――回復体験記の考察 1 「食べれば治る」という語り 2 回復者自身の解釈 3 「解釈権/解決権」の獲得 4 解釈をめぐる政治 終 章 過渡的なプロジェクトとしての〈回復〉論 1 生きられた〈回復〉の物語 2 「還元モデル」から「相互作用モデル」へ 3 自分自身のヴォイスとは―「解釈権/解決権」を考える 4 主体性と自己責任 あとがき―「闘わない社会学」へのプロローグ 資料・参考文献 事項索引・人名索引 装幀 大橋一毅(DK)