【2023最新】「吉田松陰」のおすすめ本!人気ランキング
この記事では、「吉田松陰」のおすすめ本をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。
Amazonで詳しく見る
紹介文
不安と生きるか
理想に死ぬか
外国の文明を学ぼうと、死罪を覚悟で黒船に乗り込もうとした。
幽閉の処分となると、小さな塾を開いて、高杉晋作や伊藤博文など、後の大臣や大学創設者になる面々を育てた。
誰よりも遠くを見据えながら、幕末を熱く駆け抜けた天才思想家・吉田松陰。
彼の「心」「志」「士」「友」「知」「死」日本史上、最も熱くてリアルな人生哲学が世代を超えて心に響く、強くてやさしい言葉でよみがえる。
各言葉の超訳は、主に次の文献を参考にさせていただきました。
講孟剳記:001~003/006~017/020/021/027/035/038~041/043~057/061/062/072/074/077~079/081/082/084~092/098~100/110/111/113/114/116~120/122~124/127/134/135/139/142~145/149~159/164/166~169/172・留魂録:004/148/174/176・従弟玉木彦介に与ふる書:005・野山獄文稿「士規七則」:018/058~060/083/096/105/125/126/146/154/170・同「太華山県先生に与えて講孟さつ(答にりっとう)記の評を乞う書」:129・松陰詩稿「彦介の元服を祝す」:019・同「五十七短古」:63/109・同「松下村塾聯」:128・浮屠清狂に与うる書:022・浮屠黙霖に復する書:036・松村文祥を送る序:037・七生説:023・未忍焚稿「人の忠を問へるに答ふ」:024/130・未焚稿「寡欲録」:025/140・同「兵学寮掟書条々」:066/067/131/132・将及私言:026/064/065/070/101・丙辰幽室文稿「久坂生の文を評す」:028/107/108/133/163・同「久坂玄瑞に復する書」:029/160・同「七生説」:102・同「又読む七則」:071・同「天下は一人の天下に非ざるの説」:103・同「人に與ふ二篇」:173・戊午幽室文稿「狂夫の言」:030・同「投獄紀事」:033・同「村塾の壁に留題す」:106・同「諸生に示す」:136・猛省録:031・兄梅太郎宛書簡:032/034/138・幽囚録:042/075・武教全書講章「籠城の大将心定めの事」:068/069・武教全書講録「財宝器物」:147・中谷賓卿を送る序:073・小田村伊之助あて書翰:076・獄中より家兄伯教に上る書:080・回顧録(松陰読本):093・松下村塾記「華夷の弁」:094・佐世八十郎に送った手紙:095・野山雑著:097・東北遊日記:104・赤川淡水の館中同学に与ふる書を読む:112・要路役人に与ふ:115・明倫館御再興に付き気付書:121・己未文稿「思父(品川弥二郎)を詰る」:137・諸生に示す:141・福堂策:161・馬島生に与ふ:162・中村道太に与ふ:165・妹千代あて書翰:171・照顔録:175
Amazonで詳しく見る
紹介文
時代を読み解く先見性と類まれな行動力で、維新の先駆者となった吉田松陰。熱き志で駆け抜けた29年の生涯は、新しい日本を築く礎となった!維新の先駆者・吉田松陰の生涯。高学年〜。
クイズ 吉田松陰ってどんな人?
はやわかりコミック 吉田松陰物語-至誠の人明治維新はここから始まった!(作:坂口結美)
吉田松陰の生きた時代(1830‐1849 教師にと定められた運命
1849‐1853 旅にあけくれた青春
海の果てに賭けた夢
助け合いの教育を目指す
志のために死を選ぶ)
人物ズームイン!-吉田松陰をめぐる人びと(玉木文之進
毛利敬親 ほか)
Amazonで詳しく見る
紹介文
死を覚悟して執筆した松陰の格調高い遺書文学の傑作を読み解く。安政の大獄に連座し、牢獄で執筆された本書は、弟子への訓戒でもある
切々と愛弟子に訴える最後の訓戒
炎の教師、松蔭の遺書
読みやすい大文字版
身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも 留置まし大和魂
志高く維新を先駆した炎の思想家吉田松陰が安政の大獄に連座し、牢獄で執筆した『留魂録』。
愛弟子へ切々と訴えかける最後の訓戒で、死に直面した人間が悟り得た死生観を書き記した格調高い遺書文学の傑作を味読・精読する。
1 解題
2 留魂録
第1章 余去年己来心蹟百変
第2章 七月九日、初めて評定所呼出しあり
第3章 吾が性激烈怒罵に短し
第4章 此の回の口書甚だ草々なり
第5章 七月九日、一通り大原公の事
第6章 要諫一条に付き
第7章 吾れ此の回初め素より生を謀らず
第8章 今日死を決するの安心は
第9章 東口揚屋に居る水戸の郷土堀江克之助
第10章 堀江常に神道を崇め
第11章 小林民部云ふ
第12章 讃の高松の藩士長谷川宗右衛門
第13章 右数条、余徒らに書するに非ず
第14章 越前の橋本左内
第15章 清狂の護国論及び吟稿
第16章 同志諸友の内
〈付〉史伝・吉田松陰
Amazonで詳しく見る
紹介文
獄中で執筆した遺書と、彼の死生観を表わした手紙を新訳で紹介。死ぬまで“学び”の姿勢を崩さなかった吉田松陰の生きざまを学ぶ。
幕末の激動期、短い生涯を激しく燃やした吉田松陰。その情熱は周囲を動かし、高杉晋作や久坂玄瑞など、維新の中心となる人物を生み出す。本書は、松陰が、獄舎で処刑される前日の夕刻まで、自身の思いを発信し続けた『留魂録』を現代訳し、解説。さらに、『留魂録』以前の手紙や論文の中からも「死生観」をあらわした史料を選び加えた。また、一番弟子ともいえる金子重之助、松陰の処刑後も自らの志を貫き維新を迎えた野村和作に注目し、松陰との関わりを著した。死を恐れることなく、つねに前を向きつつ、死によって、みずからの命が断ち切られるまで、“誠”の心のもとに“私”を“更新” してやまなかった松陰の「死生観」を学ぶ。
Amazonで詳しく見る
紹介文
下田渡海に失敗した松陰は、江戸より護送後直ちに野山獄に投ぜられた。本書は、再び世に出る見込みなき獄に起居し、同囚のために講義した「孟子」の前半。「吾(われ)の魯侯(ろこう)に遇(あ)はざるは天なり」において彼は「時に遇ふも遇はぬも、皆天に任せて顧みず。我に在りては道を明らかにし義を正しうし、言ふべきを言ひ為すべきを為すのみ」と。孟子のことばに拠り、それを越えて、自己現下の問題としてこれを考える、正に松陰ならではの気概の書である。
●巻の一
第1場 乙卯(いつぽう)六月十三日
第2場 六月十八日
第3場 六月二十二日
第4場 六月二十七日
第5場 七月二日
第6場 七月六日
第7場 七月十七日
第8場 七月十九日
●巻の二
第9場 七月二十二日
第10場 七月二十六日
第11場 七月二十九日
第12場 八月三日
第13場 八月六日
第14場上 八月九日
第14場下 同日
第15場 八月十二日
第16場 八月十六日
第17場 八月二十一日
第18場 八月二十六日
●巻の三 上
第19場 八月二十九日
第20場 九月三日
第21場上 九月七日
第21場下 同日
十一月十一日
十一月十二日
十一月十三日
十一月十四日
十一月十七日
十一月十八日
●巻の三 下
十一月二十日
十一月二十一日
十一月二十二日
十一月二十四日
Amazonで詳しく見る
紹介文
この「まっすぐで力強い生き方」からあなたは何を盗めるか? 幕末の英雄たちに大きな影響を与えた希代の思想家・吉田松陰の言葉
2015年NHK大河ドラマのキーパーソン!
激動の時代を駆け抜けた男、吉田松陰
――この「まっすぐで力強い生き方」から、
あなたは何を盗めるか?
◎必ずやれるという志がなければ、事は成し遂げられない
◎聖人・賢人の書いた書物を読んで、人格を磨くことを平常の心がけとせよ
◎武士の道にあって最も大切なのが義である
◎1日に何か一つを学べば、1年で360の知識を得ることができる。
◎旅は若者の心を育てる
◎人の人たる所以は忠と孝を基本とする
etc……
失われた「日本人の心」がここにある!
「人間の品格」を高める言葉。
Amazonで詳しく見る
紹介文
「吾(われ)幽囚の罪人と雖(いえ)ども、悪んぞ国家の衰乱、夷狄(いてき)の猖獗(しょうけつ)を度外に置くを忍びんや」、国家の多難を前に、国の運命を担う責務から逃避する道はない。獄中にあれば獄中の人として、これに参ずる道を発見せずんば止まぬ21回猛士吉田松陰は、「余が一室に幽囚して、広大を致す如きは、学の力のみ」と、遂に『孟子』の全講を終えた。行動力の人であると同時に天性の教育家だった彼のこの情熱が『箚記』の紙表に溢れて、人の心を打つ。
十二月二十四日
●巻の四 上
三月二十一日
三月二十二日
三月二十三日
三月二十五日
三月二十六日
三月二十八日
四月三日
四月七日
四月十五日
●巻の四 中
五月十四夜
五月十七夜
五月二十夜
五月二十三夜
五月二十六夜
五月二十九夜
●巻の四 下
六月初四夜
六月初七夜
六月十夜
六月仲三夜
Amazonで詳しく見る
紹介文
熱誠の人・吉田松陰にいま何を学ぶか。心を鼓舞する四文字の教え。
刻苦勉励(心身を苦しめて、勉め励むこと)
憂勤〓(てき)励(恐れ憂い、努力して、励むこと)
直諌〓( )言(直接諌め、正しいあり方を忠告すること)
疎宕質朴(自ら心を大きくもち、小さなことにこだわらないこと)
善法良術(よい法律やよい方法)
尋思推究(深く考え、道理を推し量ること)
兀然端座(微動だにせず、きちんと座ること)
正大的実(偏ることなく、正しく堂々とし、的確に事実をとらえること)
周〓(へん)悉備(心遣いがあまねく行き渡り、ことごとく備わっていること)
簡奥幽深(簡素で奥深く、物静かで深遠であること)〔ほか〕
Amazonで詳しく見る
紹介文
人間の可能性を誰よりも信じ、明治の英傑たちを輩出した吉田松陰。家族や友人、門弟を慈しみつつ、日本を覚醒させようと一命をなげうって奔走した大和魂の真髄。
立志篇(自己を語る
実学
教育
義と道、そして公
至誠)
疾風怒涛篇(志士
政
国のかたち
草莽崛起)
ひと篇(仁愛
村塾
友
師弟
家族)
死生篇(わが命、つきるとも)
Amazonで詳しく見る
紹介文
長州藩きっての俊才として吉田大治郎(松陰)の前途は明るい。だが時代の嵐を察知する彼の目は外へ外へと向けられた。九州遊学中に出会った山鹿万介、宮部鼎蔵(ていぞう)らの烈々たる尊皇攘夷の弁、平戸で見た数多くの黒船や異人の姿、大治郎は外圧の高まりを身に刻んで知った。彼は叫ぶ、神州の民よ、めざめよ、と。
母系草
陽は陽を孕む
青竹の目
知慾の鬼
Amazonで詳しく見る
紹介文
外国の実情を知ろうと、アメリカ密航を企て、失敗した吉田松陰は萩の獄に幽閉された。しかし、出獄後は小さな私塾「松下村塾」で「誰でも持っている長所を引き出すのが教育である」という信念の下、高杉晋作、山県有朋、伊藤博文など、わずか2年半で幕末、維新をリードした俊傑を生み出した。「魂の教育者」松陰の、信念に基づく思想と教育観を感動的に描く長編。
Amazonで詳しく見る
紹介文
人間は本能のこわれた動物である-。人間存在の幻想性にするどく迫り、性から歴史まで文化の諸相を縦横に論じる、注目の岸田心理学の精髄。
歴史について
性について
人間について
心理学について
自己について
Amazonで詳しく見る
紹介文
吉田松陰のひたむきな勉学の姿と、その大きな志に学ぶ"活きた学問・勉学"のあり方。
第1章 人生をデザインする(どんな夢を持っていますか
自分探し-私の持ち味・卓越性
集団の中の自分-社会性の発達
話し合いと役割取得-自己訓練
立志-人生をデザインする
人生設計-生涯学習の基本的課題
隣人愛-生涯学習の活力
天与の自分探し-生涯学習の醍醐味)
第2章 維新日本の先駆け(千秋の人 吉田松陰
松陰門下の奇才 天野清三郎)
第3章 吉田松陰の志と勉学(志の原点-家業を継ぐ
志の成長-奮闘的求道
志を貫く-誠心の限りを尽くす
天性の自覚-人を育てる松下村塾
人生の学-修身・平天下の道
いのちの限り道を学ぶ)
Amazonで詳しく見る
紹介文
江戸時代の終わりころ、山口県の萩市に、多くの俊才を輩出した松下村塾という小さな塾があった。
この塾の先生吉田松陰は、塾にやってきた若者たちに、こう呼びかけた。
「自分の生まれた土地に劣等感をいだく必要はなく、この地を世界の中心と考え、誇りをもって励もうではないか」
物置小屋を改造した粗末な塾舎で、わずか一年あまりの短い間に、松陰は若者たちに何を授けたのだろうか。
松下村塾で学んだ若者たちと吉田松陰の教育法をさぐる!
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
【松下村塾の記】
「華夷弁別」とは、自分が生まれたところを、世界の中心と考えることである。その思想をもって、まずはふるさとに腰をすえ、がんばろうではないか。私は幽囚の身であっても、ここに集まった若者たちとともに励み、目的達成のために献身的努力をはらいたいと思う。長州は本州最西端の辺境だが、やがて天下を奮発震動させる多くの人材は、必ずこの松下村塾から生まれるであろう。(安政四年 吉田松陰『松下村塾記』要約』)
少年軍学者/不安な天保時代/杉家の青空教室/海外への開眼/旅と脱藩/黒船来航/密航計画の失敗/獄中の講義/松本村の一隅で/ほこり高き松下村塾/俊才たちの入塾/友情のルツボ/不平等条約/飛耳長目/巣立ちのとき/間部詮勝暗殺計画/そむいていく人びと/フレーヘードをとなえよ/さらば、ふるさと/武蔵の野辺に朽ちぬとも/死して不朽のみこみあらば/行動者の群れ/万骨は枯れた/松下村塾略年譜
Amazonで詳しく見る
紹介文
幕末の思想家・教育者、吉田松陰。下田踏海、投獄、刑死という劇的で短い生涯を辿り、松下村塾から幕末維新の人材が輩出した理由、そしてたえず揺れ動いてきたその人物像について、松陰研究の第一人者が迫る。
序章 松陰はいかに理解され、評価されてきたのか
第2章 松陰吉田寅次郎の誕生
第2章 藩外へ眼を向ける
第3章 救国済民の政治思想
第4章 松下村塾の誕生
第5章 草莽崛起の実践者
終章 吉田松陰はわれわれに何を語りかけるのか
Amazonで詳しく見る
紹介文
長州藩の兵学師範をつとめ、松下村塾を主宰して維新の俊傑たちを育てた吉田松陰は、安政の大獄を断行する幕府から政道批判を咎められ死罪となった。その思想的影響は没後も衰えることはなく、三十年の短い生涯にかかわらず、公刊された評伝は膨大な数にのぼる。「革命家」「憂国忠君の士」「理想の教育者」など、時代の状況によって描かれ方が目まぐるしく変化したのはなぜか。維新に先駆けた思想家の人物像を再構築する試み。
第1章 「革命家」松陰像の浮き沈み-明治期の松陰像
第2章 「国体」と「民主主義」のはざまで-大正期の松陰像
第3章 教育者松陰像から「松陰主義」へ-昭和期の松陰像(一)敗戦まで
第4章 復権、そして多彩なアプローチ-昭和期の松陰像(二)敗戦以後
第5章 人間・吉田松陰
Amazonで詳しく見る
紹介文
幕末動乱の時代を風のように駆け抜けたラジカリスト松陰の魅力とは何か。なぜ彼の教育はいつまでも瑞みずしさを失わず、たえずわれわれに新しく語りかけるのだろうか。村塾で展開された人間教育の諸相-来学の動機、紹介者、通学と寄宿、教育費、出席状況、カリキュラムなどを、92名の門生たちのその後の活躍に関連づけながら見た。村塾教育の全体像を描いた画期的な一書。
第1章 革命児の誕生
第2章 思想家としての松陰
第3章 松下村塾の教育史的背景
第4章 村塾の規模と形態
第5章 一人ひとりを生かす教育
第6章 草莽崛起の実践
第7章 師の衣鉢を継ぐ人びと
結びにかえて-松下村塾の教育とは何であったのか
吉田松陰年譜
Amazonで詳しく見る
紹介文
村塾に学んだ92名の塾生たちの全生涯-生年、出自、学歴、幕末維新期の活躍などを克明に追跡し、そこでの教育が一人ひとりの人間形成にどのような意義をもったのかを、未見の豊富な史料を駆使しながら探った。村塾教育とは何であったのか、百数十年の歳月を越え、たえずわれわれに新しく語りかけるその教育の魅力について、成功者、非成功者すべての塾生たちの言動や出処進退から掘り起こし、問い直そうとした画期的な一書。
第1章 吉田松陰とその学塾
第2章 村塾における人間形成
第3章 その後の松下村塾
第4章 松門の「明治維新」
第5章 村塾の教育とは何であったのか
Amazonで詳しく見る
紹介文
30年の短い生涯の間に、松陰は精力的に日本各地を旅している。彼を旅に駆り立てた理由や動機は何か。旅の中で何を見てとり、何を経験したのか。旅から学んだものが、彼の主張や行動にどのように反映されていったのか。著者は、彼が歩いた道筋を自身の足で歩いて見ることにした。彼が草鞋を脱いだ旅宿を探しあて、教えを乞うた学塾の跡に佇むと、旅日記や手紙に記された出来事が、昨日のことのように蘇り、雄弁に語りかけてくる。
第1章 九州遊学-家学修業の旅
第2章 江戸遊学の旅
第3章 東北へ旅立つ
第4章 諸国遊歴の旅
第5章 ロシア密航を企てる
第6章 下田踏海
第7章 幕府法廷への呼び出し
Amazonで詳しく見る
紹介文
長州藩、そして日本を討幕運動へと動かした吉田松陰。彼の行動と思想についてはよく知られている一方で、「どのような風貌だったのか」「旅費はどれくらい要したのか」など、これまで不明だった点も数多く残されている。本書では、吉田松陰と松下村塾の研究に二〇年以上にわたって取り組んできた夫妻が、その知られざる側面を明らかにする。
松陰の歩いた道
1 松陰という人物、誰も知らないことども(吉田という字にまつわる不思議
松陰はどのような風貌、体付きの人だったのか ほか)
2 旅に出た松陰(全国到る所にある記念碑
どのような旅姿で歩いたのか ほか)
3 家庭人としての松陰(松陰の女性問題
女子教育、とくに女学校に何を期待したのか ほか)
4 村塾と門下生たち(六つの模築松下村塾
玉木の村塾と乃木兄弟 ほか)
Amazonで詳しく見る
紹介文
どこから見ても非の打ちどころのない真面目人間、あるいは神格化と言うにふさわしい理想的人物とされてきた吉田松陰の実像は、いかなるものだったか。前著『エピソードでつづる吉田松陰』では文字通り普段着の松陰像を取り上げたが、本書ではさらに別の側面、とりわけ兵学者や教師として世に出た松陰がいかに発言し、行動したのかという角度から、松陰や村塾に関わるエピソードや話題を取り上げる。
1 松陰その人と家族関係
2 江戸の学校と教育制度
3 教育への視点
4 村塾に関わる問題
5 今も昔も沢山いる松陰ファン
6 時務論、政治社会問題への興味・関心
Amazonで詳しく見る
紹介文
維新前夜、一瞬の光芒のごとく時代を駆け抜けた吉田松陰。かれは後半生を過ごした萩・野山獄で、一人の女囚・高須久子と出会う。本書は、数首の和歌とわずかな句によって見え隠れする久子の人物像を、近年発見された史料から詳らかにし、久子との交流によって更に深められた松陰の人間解放への志を明らかにする。時代を背負い、時代と壮絶に対決した若き思想家の精神の軌跡を辿り、新たな人間像を描きだすヒューマン・ドキュメントである。
はじめに 歴史のなかの人間とは何か
序 もう一つの歴史像としての松陰
1 下田踏海
2 吉田松陰とその時代
3 秘められた史料と高須久子
4 松陰と女囚久子
終 松陰と久子の明治維新
Amazonで詳しく見る
紹介文
没後一五〇年たった今も、人々を感奮させてやまない幕末維新の志士。松陰が生まれていなかったら、この国はどうなっていたのか?18歳から約40年松陰研究に身を捧げた著者がおくる"吉田松陰伝"の決定版。
第1章 兵学者・吉田松陰の誕生
第2章 亡命の波紋
第3章 米国艦隊来航の衝撃
第4章 「墨夷膺懲」作戦
第5章 下田事件の顛末
第6章 野山獄の松陰
第7章 幽囚室での教育
第8章 国家観の確立
第9章 松下村塾と塾生達
第10章 草莽崛起
第11章 訣別の時
Amazonで詳しく見る
紹介文
ペリー来航に始まる開国過程において日本が経験したことは、単に他者としての欧米やアジアに対する認識にとどまらず、「日本」という自己認識の転回であった。そしてその背後にはみずからの持つ思想的伝統に対する反省と読み替えが存在していた。この転形期を最も劇的に体現した吉田松陰の思想と行動を、没後150年目の今、まったく新たな視座から問い直す。彼の軌跡を追体験することは、また同様に一箇の転形期である今日の日本を逆照射することにもなるであろう。
第1部 幕末維新期における「国際社会」認識の転回
序章
第1章 「西洋」と「日本」の発見
第2章 「外夷の法」―松陰と白旗
第3章 読み替えられる「華夷秩序」―「国際社会」への編入と参加
第4章 松陰とアジア―「雄略」論の展開
第2部 吉田松陰における思想形成とその構造
序章
第1章 吉田松陰における思想上の「転回」―水戸学から国学へ
第2章 論争の書としての『講孟余話』―吉田松陰と山県太華、論争の一年有半
第3章 吉田松陰の神勅観―「教」から「理」へ、そして「信」へ
第4章 幕末における普遍と固有
Amazonで詳しく見る
紹介文
幕末の長州藩で百姓・町人なども動員して奇兵隊を作り、幕府軍をみごと打ち破る。高杉晋作は、六篇の日記を残している。そこには-江戸への航海記、東国での武者修行の旅、小姓役として若殿様に仕える日々、そして幕府貿易視察団に加わり上海に滞在して目にした欧米列強の力、のちに藩命に反したとして牢に繋がれた波乱と革新の生涯が描かれている。それを現代語でよみがえらせた。
序章 高杉晋作小伝-幕末の青春、二十七年と八カ月
第1章 東帆録-萩から江戸までの航海実習日記
第2章 試撃行日譜-北関東、信州などを歩いた旅日記
第3章 〓御(せつぎょ)日誌-初出仕したエリートの萩での勤務日記
第4章 初番手行日誌-若殿様の側近として江戸での勤務日記
第5章 遊清五録-上海で欧米列強の脅威を痛感した旅日記
第6章 投獄文記-失意の中で内なる自分と向き合う獄中日記
Amazonで詳しく見る
紹介文
幕末の長州藩を縦横に走り回った高杉晋作は、時代を大きく旋回させて惜し気もなく舞台から去って行った。享年二十九-。一方で晋作は、厖大な手紙や日記、詩歌草稿を残している。手紙の相手は父母をはじめ、吉田松陰、久坂玄瑞、桂小五郎(木戸孝允)、山県狂介(有朋)ら、多岐にわたる。その行間からは幕末を生きた人間の生の息吹が伝わってくる。
第1部 書簡選(吉田松陰あて(安政五年四月十日以前)
吉田松陰あて(安政五年四月十三日)
吉田松陰あて(安政五年十月六日ころ)
吉田松陰あて(安政五年十月十五日以前)
山県半蔵あて(安政五年十一月十日) ほか)
第2部 詩歌選(漢詩
和歌)
Amazonで詳しく見る
紹介文
黒船をひきいて1853年、ペルリが浦賀に来航した。開国佐幕派と倒幕勤皇攘夷派に2分された国内は混乱をきわめた。そのさなか、革新を叫ぶ吉田松陰の刑死は、松下村塾(しょうかそんじゅく)の塾生たちを動揺させた。師の志をどうしたら活かせるのか?動乱の世を生きる若き志士高杉晋作は、日本国再興のため苦悶する。
文明老ゆ
捕縛旋風
松下の風
杉の子眼覚む
檻送
新しい星
江戸の松陰
雌伏
Amazonで詳しく見る
紹介文
長州が生んだ風雲児・高杉晋作の蹉跌や苦悩や自負からくる驕り、あるいは祈り、未来への切実な希望や理想、そして死の間際まで師・吉田松陰のようには拭い去れなかった私欲も含め、一人の人間が激動の世で真摯に生きた姿を描く、感動の巨編。
Amazonで詳しく見る
紹介文
維新前夜の群像 第1
目次
萩という街にて-高杉晋作を生んだ城下街 / p2
少年晋作-剣道から文学へ / p10
その時代-ペリー来航と通商条約 / p20
松下村塾-松陰門下の軽格武士と机を並ぶ / p30
風雲のなかで-日米通商条約調印さる / p40
江戸遊学-尊攘行動派たち / p50
煩悶-吉田松陰、獄に下る / p58
松陰の死-安政の大獄前後 / p68
一つの生き方-海軍修業から東北旅行 / p76
藩論をめぐって-航海遠略策と和宮降嫁問題 / p88
玄海灘を渡る-西国志士団、京坂間に集まる / p98
上海にて-『遊清日録』より / p106
狂拳-御殿山イギリス公使館焼打ち / p116
髷を断つ心-将軍上洛・攘夷親征 / p126
帰郷-奇兵隊創立前後 / p136
進発か割拠か-蛤御門の変 / p148
獄より出でて-四国連合艦隊の下関砲撃 / p158
決起-長州藩の服罪と下関挙兵 / p170
非常の人-第二次長州征伐 / p182
その最期 / p190
高杉晋作関係略年表 / p196
Amazonで詳しく見る
紹介文
戊辰戦争に勝利し、明治国家の中核となった長州藩。しかし、その栄光の歴史の陰には、好むと好まざるとにかかわらず戦い、斃れていった多くの無名の犠牲者が存在する。高杉晋作が創設し、勝利の原動力となった奇兵隊も、維新後は解隊命令が下され、内戦で多くの命が失われていった。著者は遺された史料や伝承をたんねんにたどり、懸命に生きた人びとの姿に光をあてる。違人伝や英雄譚ではない、本物の歴史がここにある。
第1章 「本物の歴史」を求めて
第2章 松陰を神格化した人たち
第3章 堕落する「志士」
第4章 墓碑は語る
第5章 町かどの維新史
第6章 「志士」たちの「内ゲバ」
第7章 「俗論派」の維新
第8章 異郷の土になる
第9章 悲劇の長州奇兵隊
第10章 窮乏する士族たち
Amazonで詳しく見る
紹介文
幕末動乱をくぐりぬけ、初代内閣総理大臣となった伊藤博文。政治家として栄達をきわめた伊藤が、みずから語った唯一の「自伝」本。人物談あり、幕末の実歴談あり、政談あり、憲政論あり、修養談あり-。肉声が伝える激動の時代と人物。
第1編 人物談(大久保利通を語る
木戸孝允を語る ほか)
第2編 実歴談(堀田閣老要撃の余話
大橋順蔵逮捕の話 ほか)
第3編 憲政談(憲法立案の要旨と憲法政治の事)
第4編 修養談(浴衣がけの予
大和民族の将来 ほか)
第5編 実業談(日本鉄道の起源)
Amazonで詳しく見る
紹介文
幕末維新期、若くして英国に留学、西洋文明の洗礼を受けた伊藤博文。明治維新後は、憲法を制定し、議会を開設、初代総理大臣として近代日本の骨格を創り上げた。だがその評価は、哲学なき政略家、思想なき現実主義者、また韓国併合の推進者とされ、極めて低い。しかし事実は違う。本書は、「文明」「立憲国家」「国民政治」の三つの視角から、丹念に生涯を辿り、伊藤の隠された思想・国家構想を明らかにする。
第1章 文明との出会い
第2章 立憲国家構想-明治憲法制定という前史
第3章 一八九九年の憲法行脚
第4章 知の結社としての立憲政友会
第5章 明治国制の確立-一九〇七年の憲法改革
第6章 清末改革と伊藤博文
第7章 韓国統監の"ヤヌス"の顔
Amazonで詳しく見る
紹介文
倒幕、廃藩置県、岩倉使節団、西南戦争、初代内閣総理大臣、条約改正、日清戦争、日露戦争、初代韓国総監、そして暗殺-「憲法政治」実現に懸けた全生涯。
第1部 青春編
第2部 飛翔編
第3部 熱闘編
第4部 円熟編
第5部 斜陽編
第6部 老境編
Amazonで詳しく見る
紹介文
高杉晋作のもと奇兵隊の軍監として幕府軍と、そして英米仏蘭の四国連合艦隊と戦い、明治新政府で首相として二度組閣した男、山県有朋。閥族・官僚の総本山、軍国主義の権化、侵略主義の張本人と批判されてきたその実像を、俊英が描き直す。一九世紀型の欧州秩序が崩壊する中、形成期の大衆社会の危うさを憂慮し、あえて「強兵」路線を担った山県から、近代日本とは何か、権力とは何かを考える。
はじめに 忘れられた論争を手がかりとして
1章 山県有朋と明治国家の形成
2章 山県有朋の外交戦略
3章 山県有朋と明治国家の確立
4章 変革の予兆
5章 ポスト明治国家像の模索
おわりに 近代日本における山県有朋
Amazonで詳しく見る
紹介文
序
一 生い立ち
二 奇兵隊とともに
三 「一介の武弁」
四 組 閣
五 日清戦争と第二次内閣
六 「元老政治」の中で
七 築かれた権力の座から
八 老い行く権力者の喜憂
九 晩年とその死
附註
参考文献
Amazonで詳しく見る
紹介文
幕末の桂小五郎と明治の木戸孝允の一身二生。倒幕の志士から新時代の政治家へ変貌していく姿を生き生きと描く。版籍奉還、廃藩置県、立憲制導入など、明治国家の建設に奔走した、木戸の後半生に焦点を絞り、その個性に迫る。
プロローグ 幕末の志士・桂小五郎
1 王政復古と木戸孝允
2 版籍奉還の建言
3 藩体制解体の苦悶
4 廃藩置県断行と木戸孝允
5 木戸孝允の米欧回覧
6 立憲制導入に向けて
7 明治国家の士族と農民
エピローグ 木戸孝允の光と影
Amazonで詳しく見る
紹介文
吉田松陰、木戸孝允、西郷隆盛…巨人たちと幕末・維新を駆け抜けた無敗の軍人は武人の道を捨て、法と教育で新生日本の礎たらんとした。日本大学の学祖にして、知られざる最後の志士、激動の生涯。
Amazonで詳しく見る
紹介文
長州藩の軽輩出身の稔麿は、池田屋騒動で、ついに幕末の“主役”に躍り出ることなく、24年の短い生涯を終える……。その最期は、事変の真相とともに池田屋の暗闇の中にいまなお閉ざされている。
長州藩の軽輩出身の稔麿は、池田屋騒動で、ついに幕末の“主役”に躍り出ることなく、24年の短い生涯を終える……。その最期は、事変の真相とともに池田屋の暗闇の中にいまなお閉ざされている。
Amazonで詳しく見る
紹介文
禁門の変、長州征討、戊辰戦争に至る長州と会津の全面戦争はこうして幕を開けた。幕末史の空白を埋める決定版。
第1章 古高俊太郎の「発見」(実証性のない古高伝
古高書翰の謎 ほか)
第2章 池田屋事件への政治過程(一代限りの相続
不穏な政治情勢 ほか)
第3章 池田屋事件起こる(古高に近づく長州関係者
松山忠助は長州の間者か ほか)
第4章 戦闘終息後(茶屋で捕縛・殺害された毛利家家臣
山口に届いた池田屋情報 ほか)
第5章 池田屋事件から禁門の変へ(墓銘碑に記された池田屋での戦死者
河上彦斎の「建碑」活動 ほか)