【2023最新】「教育学」のおすすめ本!人気ランキング
この記事では、「教育学」のおすすめ本をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。
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紹介文
教職課程を学ぶ学生を対象にした教育社会学のテキスト。理論と実践を学ぶことができ、最新の教育社会学の知見も網羅している。
教職課程を学ぶ学生を対象にした教育社会学のテキスト。順に読み進めることで、教育社会学の理論と実践を学ぶことができ、現場の教師にあっては、最新の教育社会学の知見を学び、実践的な内容に触れることができるように構成している。
教職課程を学ぶ学生を対象にした教育社会学のテキスト。教育社会学の理論と実践を学ぶことができ、現場の教師にあっては、最新の教育社会学の知見を学び、実践的な内容に触れることができるように構成している。
特別寄稿 環境教育のための資料例
第1章 教育社会学へのアプローチ
第2章 教育社会学から見たカリキュラム
第3章 キャリア教育と教育機会
第4章 現代社会における高等教育
第5章 子どもの福祉と教育
第6章 多様化する家族のあり方
第7章 いじめ問題への対応
第8章 不登校児童生徒支援のあり方
第9章 子どもとメディア利用
第10章 特別支援教育
第11章 マイノリティとジェンダー
第12章 大学教育の今
第13章 これからの教育社会学ー人間形成としての「自己実現」を図るためにー
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テスト成績の偏差値はどうやって計算するの?何人に出口調査すれば「当落予測」できる?など身近な話題から統計の考え方を理解する
日本統計学会75周年記念推薦図書。画期的にわかりやすい! 身近な話題から統計の考え方を理解する! 視聴率はどこまで信頼できるの? テスト成績の偏差値はどうやって計算するの? 要精密検査になった。私はガンの可能性が高い? 何人に出口調査すれば「当落予測」できる? 英語が得意な人は理系である!? 子供の身長を両親の身長から予測できる? など、具体的な実例でわかりやすい「画期的統計入門」。
日本統計学会75周年記念推薦図書
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テスト成績の偏差値はどうやって計算するの?
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何人に出口調査すれば「当落予測」できる?
英語が得意な人は理系である!?
子供の身長を両親の身長から予測できる?
など、具体的な実例でわかりやすい「画期的統計入門」。
第1章 統計学=データの科学とは何か――統計学の体系・データの見方――
第2章 データに語らせる――記述統計学・データ解析の話――
第3章 チャンスをはかる――確率・確率分布の話――
第4章 統計的推測はどこまで可能か――推定・検定の考え方――
第5章 多変量の情報をうまく活かす――多変量解析の考え方――
第6章 統計学の広がり――統計学の過去・現在・未来――
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有能な学び手としての子どもの姿から突きつけられたのは、
「教師は、何のためにいるのか」という問いでした。
中央教育審議会「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して」(答申)で提起された、「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」は、一校のカリキュラムの中でどのように実現可能なのか。学習指導要領改訂において重要な役割を担い、学校教育の課題に現場と協働して向き合い続ける著者(奈須正裕/上智大学教授)が、山形県天童市立天童中部小学校を舞台に考える。
○実践校:山形県天童市立天童中部小学校
教師の「理解」と「覚悟」をベースに、4つの授業の型を意図的・計画的に組み合わせ、集団の中で個が育つことを意識した教育活動に取り組んでいる。「子どもがする(子ども主体の)授業」の具現化に向けて研究を推進しながら、「子どもたちが、今も将来も幸せにくらすこと」の実現を目指している。
○実践提案寄稿ー先達の授業提案をもとに、「教師の専門性」とは何か分析するー
授業提案1 佐藤卓生(山形市立鈴川小学校教諭)小学校国語科
授業提案2 齊藤一弥(島根県立大学教授)小学校算数科
授業提案3 大谷敦司(山形県天童市立天童中部小学校長)小学校社会科
第1章 令和の日本型学校教育
第2章 子どもが自立的に学び進める学習
第3章 近代学校の子ども観とその問い直し
第4章 すべての子どもは有能な学び手
第5章 子どもは一人ひとり違っている
第6章 自己決定的学習と環境による教育
第7章 ICTという新たな道具立てを得て
第8章 教師の専門性を問い直す
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「潜在連想」という視点から実証的に生徒のホンネに迫り,「偽装○○嫌い」の検出と救出を試みる。「教育の科学化」への挑戦。
日本の中学生の4割以上は「数学嫌い」であるというアンケート調査の結果は,本当に「科学的」であると言えるのか? 本書では,「潜在連想」という視点から実証的に生徒のホンネへと迫り,「偽装○○嫌い」の検出と救出を試みる。中学校教諭と教育心理学者による「教育の科学化」への挑戦。集団式簡易潜在連想テストの実施マニュアル付き。
◆主な目次
はじめに
第1章 証拠に基づく教育の必要性
第2章 国際調査での日本の子どもたちの成績
第3章 アンケート調査の問題点
第4章 潜在連想構造を探る新しい検査法:こころのX線検査
第5章 学校教育現場で使える集団式潜在連想テストの開発
第6章 「偽装数学嫌い」生徒の検出
第7章 「偽装数学嫌い」生徒の救出
第8章 「こころのX線検査」のその他の活用例
第9章 教育の科学的研究の重要性:まとめに代えて
付 章 FUMIEテスト実施マニュアル
おわりに
はじめに
第1章 証拠に基づく教育の必要性
1.教育は間違った印象に左右されやすい
2.証拠に基づく教育
3.何が証拠なのか
1)調査結果は証拠にならない
2)因果関係の証拠はランダム化比較対照実験でしか得られない
3)ランダム化比較対照実験だというだけでは証拠不十分
4.この本で述べたいこと
第2章 国際調査での日本の子どもたちの成績
1.国際学力調査
2.PISA調査
1)「ゆとり教育」とPISAショック
2)幻だったPISAショック
3.TIMSS調査
1)TIMSS調査に現れた日本の子どもの特徴
2)「成績が良くて好き」から「成績が良いのに嫌い」になる
4.日本の子どもは嘘をついているのではないか
第3章 アンケート調査の問題点
1.学校で多用されるアンケート調査
2.アンケート調査の問題点:回答者が嘘をつく
1)嘘を見破る工夫
2)嘘をつかせない工夫
3)善意の嘘
3.アンケート調査の問題点:意識と無意識
1)フロイトの無意識とヘルムホルツの無意識
2)ロールシャッハテストの限界
4.国際学力調査のアンケート結果も正しいとは限らない
第4章 潜在連想構造を探る新しい検査法:こころのX線検査
1.潜在意識の科学的研究:プライミング効果
2.知識ネットワークモデルと潜在的認知プロセス
3.潜在的社会的態度測定のための潜在連想テストの開発
1)潜在的プロセスを反応時間で探る
2)反応時間の差に表れる潜在連想構造
4.潜在連想テストの活用の広がりと発展
1)プロジェクト・インプリシット
2)単一の測定対象のための潜在連想テスト
第5章 学校教育現場で使える集団式潜在連想テストの開発
1.学校では潜在連想テストは使えない
2.紙版の潜在連想テストというアイディア
3.集団式簡易潜在連想テスト「FUMIEテスト」の開発
1)キー押し反応の代わりに○×をつける
2)「速さ」を1分間の作業量で測る
3)ターゲット分類課題の廃止
4)評価語の選択と単語の提示順序の決定
5)作成されたFUMIEテストの信頼性と妥当性を測る
6)より良いものにするため改良を重ねる
第6章 「偽装数学嫌い」生徒の検出
1.学校での「研究」とは
2.FUMIEテストを用いた「偽装数学嫌い」生徒の検出
1)なぜ日本の中学生は数学を嫌うのか
2)中学生のホンネを探る
3.なぜ「数学嫌い」を偽装するのだろうか
第7章 「偽装数学嫌い」生徒の救出
1.やらなければ負けない
2.「偽装数学嫌い」生徒の戦略
1)数学と性差のステレオタイプとその真偽
2)不安と自信と自己暗示
3)間違った自己暗示の修正
3.「偽装を見破ること」の効果の科学的検証:ランダム化比較対照実験
1)「偽装数学嫌い」生徒の検出と2分割
2)「偽装数学嫌い」生徒の半分への潜在意識調査結果のフィードバック
3)効果の検証
4.この研究から得られた「証拠」
1)嘘の情報では効果が見られない
2)より確かな「証拠」とするために
第8章 「こころのX線検査」のその他の活用例
1.世界から取り残される日本の教育研究者たち
2.「こころのX線検査」の活用例
1)中学生の教科嫌いと潜在意識の乖離
2)中学生の集団登山前後での「登山」に対する潜在意識の変化
3)障害者に対する潜在的態度測定
4)外国人に対する潜在的態度測定
3.その他の「こころのX線検査」の活用の可能性
1)「学校」に対して否定的な潜在イメージを持つ生徒への予防対策
2)不登校児童生徒の「学校」に対する潜在イメージの変化
3)「ひらめき☆ときめきサイエンス」の効果の科学的検証
4)中学生の潜在的な価値観:中学生にとって一番「良いイメージのもの」
4.「こころのX線検査」という新しいツール
第9章 教育の科学的研究の重要性:まとめに代えて
1.教育の科学化
2.ランダム化も比較対照も科学の常識
1)比較対照条件の重要性
2)ランダム化が必要な人文社会科学系の実験
3.実験を120年以上前に導入した心理学
4.「教育の科学化」と実験教育学・教育心理学
5.教育心理学の停滞と復権
6.学校におけるランダム化比較対照実験の重要性の理解と協力
付 章 FUMIEテスト実施マニュアル
おわりに
文献
索引
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親が頑張りすぎないほうが、子どもは伸びる!
中学受験のプロとして活躍し、教科指導スキルに
コーチング技術や心理療法的なアプローチをとりいれた指導方法で
灘や東大寺、開成、筑駒、麻布など最難関中学に
教え子を多数合格させてきた著者が語る、「本当に頭がいい子の育ち方」。
著者の小川大介氏は、自身が代表をつとめる個別指導塾で
5000組を超える家庭と面談をしてきました。
その中で気づいたのは、いわゆる「教育によさそうなもの」を多数与えられ、
手とり足とり面倒を見てもらってきた子どもは受験直前に伸び悩んでしまうことが多い一方、
親に見守られて好きなことにとことん熱中した経験のある子どもは、
最後の最後で踏ん張りをきかせてぐんぐん成績を伸ばしていくこと。
中学受験の現場での経験、ひとりの父親としての経験から、著者は
「親は子どものことをもっと信じていい」と断言します。
自らの好奇心を親に認められ、見守られて育った子どもは、
親が追いたてて「勉強」させずとも、
自ら学び、成長する子に育つのです。
本書では著者の実体験と
コーチング・心理学の知見を踏まえ、
「のびのびと育てられているのに、頭のいい子」
が育つ、子育て法を紹介します。
◎子育ては「2勝8敗」で十分
◎好奇心のない子はいない
◎「当たり前のこと」を褒める
◎アドバイスは子どもが求めてから渡す
◎親が楽しそうな家はうまくいく
◎遊び方を観察すると、子どもの「天才」が見える
◎ボーっとしている時間に子どもはかしこくなる
◎お父さん・お母さんの日常は「イベント」の宝庫
◎「教科書ベースの勉強」でも心配はいらない
◎本人が活躍できるのが「いい学校」
「のびのびと育てられているのに、頭もいい子」の親はどんなふうに子育てしているの? 中学受験のプロが5000組の親子と面談してわかった、頭のいい子の幼児期・低学年期の育ち方を解説します。
はじめに 日本の親たちは、わが子をもっと信じていい
第1章 頭のいい子の親は子育てで何を重視するのか
第2章 頭のいい子の親は「否定しない」
第3章 頭のいい子の親は「与えすぎない」
第4章 頭のいい子の親は「あせらない」
第5章 パパ・ママのお悩みQ&A
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記憶研究の泰斗が明かす,学びが深まる授業の進め方。
授業づくりのための学習科学の入門書。
いまや,授業づくりは心理学の用語や概念が溢れています。どのような学びが「精緻化」であり,どのような学び方が「メタ認知」的であるのか,実際の授業場面に目を向けながら丁寧に解き明かします。
若い教員はもちろん,最近の動向を踏まえて教育心理学を学び直したいと考える中堅・ベテラン教員にもぴったりの1冊。
1章 精緻化の支援が学びを深める
2章 イメージ的表象と言語的表象の二重構造化を図る
3章 メタ認知が学びを方向づける
4章 効果的な反復学習が学力崩壊を防ぐ
5章 ラセン型教育課程と学びのつながり
6章 対話と論述が知識・思考を練り上げる
7章 学ぶ意欲と主体的態度
8章 学びの困難児の診断と支援
補章 対談:平成期の教育界と教育心理学界を振り返って
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問題を読まないで正解を見つける方法など、思わず吹き出し、あらためて感心し、読後は「よくもここまでバカなことを」と感動する!
ピントが外れている文章こそ正解! 問題を読まないでも答はわかる!? 国語が苦手な受験生に家庭教師が伝授する解答術は意表を突く秘技。国語教育と受験技術に対する鋭い諷刺を優しい心で包み、知的な爆笑を引き起こすアイデアにあふれたとてつもない小説集。吉川英治文学新人賞受賞作。(講談社文庫)
ピントが外れている文章こそ正解! 問題を読まないでも答はわかる!? 国語が苦手な受験生に家庭教師が伝授する解答術は意表を突く秘技。国語教育と受験技術に対する鋭い諷刺を優しい心で包み、知的な爆笑を引き起こすアイデアにあふれたとてつもない小説集。吉川英治文学新人賞受賞作。
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一八八五年、英国の宣教師が台湾に設立した台南長老教中学校は、複数の帝国間の角逐のなかで折り重なる暴力にさらされながら、「台湾人」という集合的主体のよりどころとなっていく。本書では主に林茂生(一八八七‐一九四七)の活動に焦点をあて、学校の自治的な管理運営のために帝国主義と幾重にも対峙したその軌跡をたどることで、帝国日本による台湾植民地支配の歴史的意味を世界史的な脈絡において問い直す。
第1部 台湾植民地化の過程-帝国主義体制下における文明の秩序(大英帝国からの使者-イングランド長老教会と中国・台湾
「軽蔑された帝国」の担い手-帝国日本の台湾領有と英国
「番仔教」を奉じる人びと-日本植民地支配下の長老教会)
第2部 「台湾人」という主体-植民地支配下における自治的空間(台南長老教中学校の変貌-英国母教会の「出店」から「本島の学校」へ(一九〇〇‐一〇年代)
第一次台湾教育令における私立学校の位置-台湾人の教育熱の行方
抗日運動のなかの台南長老教中学-「台湾人の学校」という夢(一九二〇年代)
林茂生における「公教育」構想-内部観測としての歴史叙述)
第3部 全体主義の帝国-戦時期における「内部の敵」(上智大学・大島高等女学校排撃運動の波紋-台湾・内地・朝鮮を横断する震動(一九二九‐三三年)
台南長老教中学排撃運動-自治的空間の圧殺(一九三四年)
淡水中学排撃運動-「台湾フアツシヨ」の台頭(一九三五‐三六年)
崇実学校・同志社排撃運動への波及-全体主義という閉域(一九三五年以降))
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秋月りすの4コマ漫画『OL進化論』を楽しみながら思考の技法を学ぶ。初心者のためのクリティカルシンキング超入門書。
「ものの見方・考え方」を、人気四コマまんが家・秋月りす氏のマンガ77編を楽しみながら身につけられる,画期的な本。心理学と論理学をベースに全くの一般人向けに書かれた「思考」の本。
秋月りすの4コマ漫画『OL進化論』を楽しみながら思考の技法を学ぶ。
初心者のためのクリティカルシンキング超入門書。
自分の周囲の人や種々の問題について,正確に理解し,自分の力で考え,適切な判断をしていくのがクリティカルな態度であり,その思考である。クリティカル思考は複雑化した現代社会に適応していく上でも必要となろう。本書では,ユーモアあふれる4コマ漫画を題材にわかりやすく楽しく身につけてもらうことをめざした。
はじめに
本書はこう読もう
序章 クリティカル思考とは
●「クリティカル」の意味
1.クリティカルに原因を推論する
2.クリティカルに何かを判断する
3.クリティカルに情報を選択する
4.クリティカルにいろいろ考える
●クリティカル思考の定義
1.クリティカル思考とは
2.事実と意見を分ける――クリティカル思考のための準備
3.議論を分析する――クリティカル思考のための第一歩
1章 推論の仕方は妥当か
●クリティカルに推論するとは?
●クリティカルに推論するやり方
1.あてはまらない例はないか?
2.一緒に変化するか?
3.四分割表で考える
4.四分割表「的に」考える
5.共通点と相違点に着目すれば
6.一致と差異に組織的に着目する
7.誰のせいかを考える
8.誰のせいかを「じっくり」考える
●因果関係を検討する上での留意点
1.一つの結果はいろいろな原因から生じる(1)
2.一つの結果はいろいろな原因から生じる(2)
3.一つの結果はいろいろな原因から生じる(3)
4.一つの結果はいろいろな原因から生じる(4)
5.一緒に変化したら因果関係と言える?
6.結果が原因で結果をひきおこす?
7.偶然という可能性も忘れずに
8.こうなることは初めから分かっていた?
●前後論法のもつ罠
1.変化したのは何のせい?
2.他にも出来事がなかった?
3.時間がたっただけじゃないの?
4.極端な状態はもとに戻る
●間違った議論のいろいろ
1.理由が理由になってるの?
2.あんなヤツに何が言えるんだ?
3.お前なんか簡単に倒せるよ
4.似てるからきっと同じだよ
5.そのままどんどん転がっていく?
6.シロじゃなければクロだ!
7.経験者は正しい?
2章 根拠としての「事実」は正しいか
●クリティカルに「事実」を検討するとは?
●事実検討の基本的スタンス
1.あなたの常識が一般の常識?
2.体験談そのものは事実だとしても……
3.記憶とは事実とは限らない
4.情報の歪み方にはパターンがある
5.専門家の意見だから信じるの?
6.数字なら信用できる?
●スキーマによる事実の歪み
1.スキーマを通してものを見る
2.スキーマは情報をつなぎ,意味づけるための枠組み
3.スキーマによって同じ情報が違う意味にもなる
4.スキーマは未知・未確認の部分を埋める
5.スキーマは情報の取捨選択をガイドする
6.スキーマを見直すか,スキーマにこじつけるか
●偏った事実を「事実」とする過ち
1.一部分の事実から全体を推測する
2.偏ったサンプルが誤った結論をつくり出す
3.先入観に合う事実を見つけ出す
4.当たってないケースには注意が向きにくい
5.めだつ×めだつ=関連?
6.一面性の出来事に注意
7.欲しい情報だけを集め,欲しくない情報は無視するバイアス
8.反証となりうる情報も探せ
●「事実そういう人か」の検討
1.人を見るときのスキーマに気づこう
2.型にはまった固定観念
3.身近な人はさまざまだけど,遠い人は一くくり
4.そういうことをしたのはそういう人だから?
5.状況でもあり,個人でもある……かも
6.行為者と観察者の視点は違う
7.役割と個人は必ずしも同じではない
3章 クリティカルシンカーへの道
●クリティカルシンカーの特性
1.クリティカルシンカーはものごとを疑う
2.クリティカルシンカーは思考の落とし穴を知っている
3.クリティカルシンカーは柔軟である
4.クリティカルシンカーは客観的である
5.クリティカルシンカーは単純化しない
6.クリティカルシンカーはあいまいさに耐える
●クリティカルに生活しよう
1.ものごとを他の面からもみるためには
2.ポジティブ思考に気をつけよう
3.後知恵から脱却するためには
4.要するにマインドフル
5.ちょっとクリシン――ちょっとクリティカルシンキング
6.あっからクリシン――「あっ」から始めるクリティカルシンキング
7.ユーモア精神で行こう!!
おわりに──今日から始めるクリティカル思考
本書を読んだ人のための今後の読書案内
秋月りすから一言
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あえて断言しよう。あらゆる学問のなかで統計学が最強の学問であると。どんな権威やロジックも吹き飛ばして正解を導き出す統計学の影響は、現代社会で強まる一方である。「ビッグデータ」などの言葉が流行ることもそうした状況の現れだが、はたしてどれだけの人が、その本当の魅力とパワフルさを知っているだろうか。本書では、最新の事例と研究結果をもとに、今までにない切り口から統計学の世界を案内する。
第1章 なぜ統計学が最強の学問なのか?
第2章 サンプリングが情報コストを激減させる
第3章 誤差と因果関係が統計学のキモである
第4章 「ランダム化」という最強の武器
第5章 ランダム化ができなかったらどうするか?
第6章 統計家たちの仁義なき戦い
終章 巨人の肩に立つ方法
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あらゆるニーズに応える教育心理学の最良テキスト
★大学・短大における教職課程用テキストとして
★教職をめざす学生,保育・福祉を学ぶ学生向けの自習テキストとして
★すでに教職にある人の学び直し用テキストとして
☆2017年改訂☆
法律や学習指導要領,DSMの改訂や時代の変化に対応し,
演習問題を一問一答形式にして問題数も充実させました。
第1章 教育心理学とは(櫻井茂男)
第2章 発達を促す(石崎一記)
第3章 やる気を高める(櫻井茂男)
第4章 学習のメカニズム(出口毅)
第5章 授業の心理学(中山勘次郎)
第6章 教育評価を指導に生かす(小野瀬雅人)
第7章 知的能力を考える(大川一郎)
第8章 パーソナリティを理解する(櫻井登世子)
第9章 社会性を育む(坂本真士)
第10章 学級の心理学(安達智子)
第11章 不適応と心理臨床(松尾直博)
第12章 障害児の心理と特別支援教育(松尾直博)
付録 演習問題解答・重要用語・人名解説・索引
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探究! 教育心理学の世界 目次
まえがき
習得編
1 教育心理学とは
教育心理学の定義と課題 藤澤伸介
教育心理学の魅力と方法 無藤 隆
2 発達のメカニズム
教育と遺伝要因 安藤寿康
発達理論と発達段階 中澤 潤
発達研究法 飯高晶子
身体の発達と心への影響 松嵜くみ子
言語と認知の発達 内田伸子
社会性と情緒の発達 大久保智生
道徳性の発達 二宮克美
3 学習のメカニズム
学習とは何か 藤澤伸介
記憶のメカニズム 井上 毅
知識としての記憶 井上 毅
記憶と転移 寺尾 敦
習得のための学習法 藤澤伸介
探究力と創造性の獲得 楠見 孝
態度 犬塚美輪
4 学習を支える教育実践
教授学習の行動主義的基礎 小野浩一
目標・診断・評価 藤澤伸介
学習意欲 鹿毛雅治
授業づくり 鹿毛雅治
学習スタイルと教授スタイル 小林寛子
5 「ニーズ」と援助
学校教育とカウンセリング 伊藤亜矢子
しつけと学習の援助 鈴木雅之
学級風土と学級経営 伊藤亜矢子
6 特別支援教育
教師教育における特別支援 小沼 豊
障碍の理解─通常の学級における特別支援教育 小貫 悟
人権と特別支援教育 松田信夫
7 教育とICT
教育の情報化 田中俊也
情報機器活用の可能性と評価 田中俊也
ネット化浸透の負の側面 高比良美詠子
探究・活用編
1 教育
トピック1-1 教育理解の諸アプローチ 中澤 潤
トピック1-2 日本の学校教育と心理学 市川伸一
2 発達
トピック2-1 ピアジェ理論を考える 中澤 潤
トピック2-2 ギリシア神話と心理学 小川俊樹
トピック2-3 モンテッソーリ教育を考える 飯高晶子
トピック2-4 エリクソン理論を考える 山岸明子
トピック2-5 母語の獲得 大津由紀雄
トピック2-6 中高生の社会性 大久保智生
トピック2-7 知能について 安藤寿康
3 学習
トピック3-1 日本の学習者の実態
─「高水準な義務教育の成果」の裏で 山森光陽
トピック3-2 ごまかし勉強 藤澤伸介
トピック3-3 学習観と学習法の選択 吉田寿夫
トピック3-4 学習習慣 藤澤伸介
トピック3-5 記憶と学習の意味 前野隆司
トピック3-6 自己調整学習 篠ヶ谷圭太
トピック3-7 予習の効果 篠ヶ谷圭太
トピック3-8 学習方略としての概念形成 藤澤伸介
トピック3-9 概念受容学習と概念発見学習 工藤与志文
トピック3-10 学習方略の活用 藤澤伸介
トピック3-11 ノートの活用 藤澤伸介
4 学習を支える教育実践
トピック4-1 ガニェの分類と学習指導要領 鈴木克明
トピック4-2 教師の成長 藤澤伸介
トピック4-3 学習指導要領と学校現場の乖離 藤澤伸介
トピック4-4 学力テストの実施法 藤澤伸介
トピック4-5 指導要録・通知表・内申書 鈴木雅之
トピック4-6 テストの統計的基礎 村井潤一郎
トピック4-7 指名と発問 藤澤伸介
トピック4-8 黒板の活用 藤澤伸介
トピック4-9 教授の基本原理 藤澤伸介
トピック4-10 集団思考と単独思考 釘原直樹
トピック4-11 教えて考えさせる授業
─中学の数学を中心に 市川伸一
トピック4-12 習得の基礎としての「読解力」の指導 犬塚美輪
トピック4-13 母語獲得と外国語学習の違いから見えてくる
言語教育のあり方 大津由紀雄
トピック4-14 英語学習プロセスを探る
─中学生の英文主語把握 金谷 憲
トピック4-15 学習指導要領改訂と英語力経年変化 斉田智里
トピック4-16 理科教育における動機づけの可能性 飯高晶子
トピック4-17 社会科における誤概念の修正 進藤聡彦
トピック4-18 学級はどう変化していくか 伊藤亜矢子
トピック4-19 習熟度別少人数学習集団編制 山森光陽
トピック4-20 応用行動分析学の教室での活用 平澤紀子
トピック4-21 居眠り・私語・カンニング 釘原直樹
トピック4-22 学級崩壊 小林正幸
5 「ニーズ」と援助
トピック5-1 認知カウンセリング 藤澤伸介
トピック5-2 TET(教師生徒関係訓練法)
─望ましい教師と生徒関係 市川千秋
トピック5-3 予防的援助に一般意味論の活用を 藤澤伸介
トピック5-4 ブリーフカウンセリング
─解決焦点化アプローチ 市川千秋
トピック5-5 認知行動療法 神村栄一
トピック5-6 中1ギャップ 村栄一
トピック5-7 構成的エンカウンターグループ 野島一彦
トピック5-8 生理学的病態としての不登校理解 三池輝久
トピック5-9 モンスターペアレント 小野田正利
6 これからの教育を考える
トピック6-1 日本の特別支援教育 山口豊一
トピック6-2 フィンランドの教育からの知見 福田誠治
トピック6-3 ニュージーランドの教育からの知見 植阪友理
トピック6-4 21世紀型教育 森 敏昭
あとがき
引用文献
索引
〔付録〕索引活用ガイド
著者一覧
装幀=藤澤伸介
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ホッブズにはじまり、20世紀アメリカで盛んになった信頼研究。様々な研究分野にまたがって行われている信頼研究の見取り図を作る!
はじめに
第Ⅰ部 信頼研究の始まり
第1章 ホッブズにおける信頼と「ホッブズ問題」[稲岡大志]
1.信頼研究の源泉としてのホッブズ
2.ホッブズにおける信頼と信頼性
3.自然状態から社会契約へ
4.信頼と社会契約
5.むすび
第2章 ヒュームとカントの信頼の思想[永守伸年]
1.はじめに
2.ヒューム
3.カント
4.結論
第3章 エスノメソドロジーにおける信頼概念[秋谷直矩]
1.はじめに
2.社会秩序はいかに可能か
3.ガーフィンケルにおける信頼
コラム1 信頼研究の系譜[小山虎]
第Ⅱ部 秩序問題から行動科学へ
第4章 行動科学とその余波─ニクラス・ルーマンの信頼論[酒井泰斗・高史明]
1.はじめに─本章の課題
2.例と規定
3.モートン・ドイッチの信頼研究
4.ニクラス・ルーマンの信頼論
5.おわりに
第5章 政治学における信頼研究[西山真司]
1.はじめに
2.政治学における信頼研究の問題構成
3.行動科学時代の政治文化論
4.制度はいかにして信頼関係を醸成するのか
5.政治学における信頼研究の可能性
第6章 社会心理学における信頼[上出寛子]
1.はじめに
2.社会的認知
3.説得とリスクマネジメント
4.情報技術に関する信頼
5.信頼に値すること(trustworthiness)と信頼すること(trust/trustfulness)
6.信頼に関するその他の研究
コラム2 信頼の多様性[小山虎]
第Ⅲ部 信頼研究の多様化
第7章 ビジネスにおけるステークホルダー間の信頼関係─経営学での組織的信頼研究の整理とその含意[杉本俊介]
1.本章の目的と概要
2.組織的信頼のタイプ分け
3.信頼がない場合,ビジネスのなかでいかに作られるか?
4.組織的信頼がもたらすパフォーマンスの研究
5.企業や経営者はいかにして信頼関係を構築すべきか
第8章 教育学における信頼─非対称的人間形成力としての信頼[広瀬悠三]
1.はじめに
2.教育における信頼の芽生え─18世紀を中心に
3.信頼の現出─生の肯定と学びの促進
4.教育の基盤をなす信頼─教育人間学と子どもの人間学の視点から
5.これからの教育における信頼
第9章 医療における信頼[菅原裕輝]
1.導入
2.医療においてどのような実践が行われているか
3.医療実践のなかにはどのような関係性が存在するか
4.医療実践のなかからどのようにして信頼関係が構築されるか
5.概念整理
6.結論
第10章 機械・ロボットに対する信頼[笠木雅史]
1.本章のねらい
2.機械・ロボットに対する信頼を論じる前に
3.機械・ロボットに対する信頼研究の背景
4.機械・ロボットに対する信頼の定義と測定方法
5.機械に対する信頼に影響する諸ファクター
6.機械に対する信頼と人間に対する信頼の相違
コラム3 信頼と安心[小山虎]
第Ⅳ部 信頼研究の明日
第11章 障害者福祉における信頼[永守伸年]
1.はじめに
2.障害者福祉における「自律」
3.情動的態度としての「信頼」
4.信頼と相互理解
5.信頼のコストとその削減
6.おわりに
第12章 ヘイト・スピーチ─信頼の壊しかた[和泉悠・朱喜哲・仲宗根勝仁]
1.はじめに
2.ヘイト・スピーチとは何か
3.ヘイト・スピーチと信頼
4.信頼の壊しかた
5.おわりに
第13章 高等教育における授業設計と信頼[成瀬尚志]
1.二つの事例
2.大学では信頼関係は問題になりにくい─信頼よりも授業手法
3.アクティブラーニング型授業の効果と問題点─ディープ・アクティブラーニング
4.指示と主体性のパラドックス
5.学生をいかに信頼するか
6.事例の検討
7.まとめ
第14章 人工的な他者への信頼─HAI 研究における信頼[大澤博隆]
1.信頼を生みだす人工物とは
2.ヒューマンエージェントインタラクション研究とは何か
3.エージェント研究における信頼生成の技術例
4.おわりに
あとがき
索引
執筆者略歴
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落ちこぼれ? いいえ、タカラモノがいっぱいの子どもたちです!
新任の小谷先生が受け持ったのは、学校では全くしゃべらない少年、鉄三。そんな中、ちょっと変わった転校生・みな子も加わって、もう大変! みんなで悩みながら、「大切なモノ」を見つけていく、感動の物語!
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学習を成功へと導く授業とは? 熟練教師の実践知とメタ分析によるエビデンスを融合。教職専門性を支えるマインドフレームを示す。
学習を成功へと導く授業とは? 熟練教師の実践知とメタ分析によるエビデンスを融合。教師のコンピテンシーと両輪となって,教職専門性を支える「心的枠組み」を示す。メタ認知,協働学習など,現場のリアルな課題に応える。
学習を成功へと導く授業とは? そのために,教育者はどのように自身の指導と役割を考えればよいのか。熟練教師の実践知とメタ分析によるエビデンスを融合。教師のコンピテンシーと両輪となって,教職専門性を支える10の「心的枠組み」を示す。メタ認知,フィードバック,協働的な学びなど,現場のリアルな課題に応える。
[原書]John Hattie & Klaus Zierer (2018). 10 Mindframes for Visible Learning: Teaching for success. Routledge
■本書の主な目次
Chapter0.はじめに:行なったことの影響をいかに考えるかは,いかに行なうかを考えるよりも重要である
Chapter1.私は生徒の学習に及ぼす影響の評価者である
Chapter2.アセスメントは自身の影響と次のステップを知らせてくれるものである
Chapter3.進歩させたいと考えていることや自身の影響について同僚や生徒と協働する
Chapter4.私は変化をもたらすエージェントであり,すべての生徒が改善できると信じている
Chapter5.私は「最善を尽くす」だけでなく,チャレンジに努める
Chapter6.私は生徒にフィードバックを提供して理解できるように支援し,私に与えられたフィードバックを解釈して行動する
Chapter7.私は一方向の説明と同じくらい対話を取り入れる
Chapter8.何ができたら成功なのかを最初から生徒に明確に伝える
Chapter9.間違えても他者から学んでも安心して学習できるように人間関係と信頼を築く
Chapter10.学習と学習中の言葉に集中する
Chapter11.可視化された学習のビジョン
邦訳版の刊行に寄せて
Chapter0.はじめに:行なったことの影響をいかに考えるかは、いかに行なうかを考えるよりも重要である
1.50人の教師との1万5000時間
2.サイモン・シネックとゴールデンサークル
3.ハワード・ガードナーと3つのE
4.教育の専門知識:コンピテンシーとマインドフレーム
5.なぜこの本なのか
6.可視化された学習とは何か
7.本書はどのように構成されているのか
8.この本は誰を対象としているのか
9.謝 辞
Chapter1.私は生徒の学習に及ぼす影響の評価者である
自己省察のためのアンケート/エピソード
1.本章の概略
2.マインドフレームを支える要因は何か
3.教師は診断したり介入指導をしたり評価したりする必要がある
4.何から始めればよいか
チェックリスト/エクササイズ
Chapter2.アセスメントは自身の影響と次のステップを知らせてくれるものである
自己省察のためのアンケート/エピソード
1.本章の概略
2.マインドフレームを支える要因は何か
3.課題(アサインメント)、テスト、クイズ式問題など:退屈な義務というだけではない?
4.ワークシートがなくなってもワークシートは不滅である:過剰なワークシートに対する批判
5.何から始めればよいか
チェックリスト/エクササイズ
Chapter3.進歩させたいと考えていることや自身の影響について同僚や生徒と協働する
自己省察のためのアンケート/エピソード
1.本章の概略
2.マインドフレームを支える要因は何か
交流と協同の成果としての集合的知性
3.チーム・ティーチング:自明のように思われる要因の可能性と限界
4.何から始めればよいか
チェックリスト /エクササイズ
Chapter4.私は変化をもたらすエージェントであり、すべての生徒が改善できると信じている
自己省察のためのアンケート/エピソード
1.本章の概略
2.マインドフレームを支える要因は何か
3.問題解決型学習
4.学習者は動機づけられる必要がある
5.多様性を目的にした多様性に対抗する:エビデンスに基づいたさまざまな方法の多様性を求める
6.限界質量:変化を成功させるための条件
7.何から始めればよいか
チェックリスト/エクササイズ
Chapter5.私は「最善を尽くす」だけでなく、チャレンジに努める
自己省察のためのアンケート/エピソード
1.本章の概略
2.マインドフレームを支える要因は何か
3.学習にとってのフローとその意義
4.学習目標のタキソノミー:可視化された学習と成功を収める授業に向けた重要な段階5.ゴルディロックスの原理
6.何から始めればよいか
チェックリスト/エクササイズ
Chapter6.私は生徒にフィードバックを提供して理解できるように支援し、私に与えられたフィードバックを解釈して行動する
自己省察のためのアンケート/エピソード
1.本章の概略
2.マインドフレームを支える要因は何か
3.あなたの影響を知ること:成功する指導の鍵としてのフィードバック
4.フィードバックのレベルを接合する
5.初心者・上級者・専門家:達成レベルの役割
6.過去・現在・未来:フィードバックの3つの視点
7.包括的なフィードバックの呼びかけ:フィードバック・マトリクス
8.ギブ・アンド・テイク:フィードバックの対話構造について
9.仲間についてはどうか:学習者から学習者へのフィードバック
10.フィードバックを成功させるための必須条件:間違いの文化
11.何から始めればよいか
チェックリスト/エクササイズ
Chapter7.私は一方向の説明と同じくらい対話を取り入れる
自己省察のためのアンケート/エピソード
1.本章の概略
2.マインドフレームを支える要因は何か
3.協同学習:仲間の力を活用する
4.確実な習得指導:協同学習を補完する
5.学級規模:重要ではあるが対話にはどうしてもというわけではない
6.何から始めればよいか
7.チェックリスト/エクササイズ
Chapter8.何ができたら成功なのかを最初から生徒に明確に伝える
自己省察のためのアンケート/エピソード
1.本章の概略
2.マインドフレームを支える要因は何か
3.目標と成功の基準:双子のような目
4.何から始めればよいか
チェックリスト/エクササイズ
Chapter9.間違えても他者から学んでも安心して学習できるように人間関係と信頼を築く
自己省察のためのアンケート/エピソード
1.本章の概略
2.マインドフレームを支える要因は何か
3.IKEA効果
4.「できない」でなく「まだできない」
5.笑顔を見せよう
6.カメレオン効果とルールや習慣化の力
7.一度でも嘘をついたら常に嘘をつくようになる:信頼は教師と生徒の健全な関係の中核である
8.何から始めればよいか
チェックリスト/エクササイズ
Chapter10.学習と学習中の言葉に集中する
自己省察のためのアンケート/エピソード
1.本章の概略
2.マインドフレームを支える要因は何か
3.学習ファシリテーター、学習コーチ、学習カウンセラーなのか、そうではなくて教師である
4.バカなやつともっとバカなやつ効果
5.「見えないゴリラ」研究
6.認知負荷理論とその指導のための示唆
7.学習スタイル:実証的教育研究の神話
8.自己概念:成功する学習への鍵
9.何から始めればよいか
チェックリスト/エクササイズ
Chapter11.可視化された学習のビジョン
エピソード:テイラー・スウィフトと仲間たち、学習への情熱を引き出す方法
1.自然から学ぶ:ウェブモデル
2.可視化された教え方:授業計画を可視化する
3.将来の学校のビジョン
訳者代表あとがき
索引
文献
付録:指導要因と効果量ランキング
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スタンフォード大学発の世界的ベストセラー!!
能力や才能は生まれつきではなかった。
問題がむずかしいとやりたがらない子、むずかしいほど目が輝く子。
一度の失敗でもうダメだと落ち込む人、失敗すると何がいけなかったかを考える人。この違いはどこから来るのか…。
学業・ビジネス・スポーツ・恋愛・人間関係……、成功と失敗、勝ち負けは、“マインドセット”で決まる。
20年以上の膨大な調査から生まれた「成功心理学」の古典的名著、完全版になって新登場!『「やればできる!」の研究』改題。
はじめに
第1章 マインドセットとは何か
なぜ人間は1人ひとり違うのか
あなたのマインドセットはどちら?
同じ出来事なのに結末が大きく異なる
自己洞察力―自分の長所と限界を把握しているのは?
自分のマインドセットを知ろう
第2章 マインドセットでここまで違う
新しいことを学べたら成功か、賢さを証明できたら成功か
マインドセットが変われば努力の意味も変わる
ほんとうに恐ろしいのはどちらか
マインドセットにまつわる疑問に答えます
第3章 能力と実績のウソホント
マインドセットは成績に影響する
芸術的才能は天賦のものか?
危険なほめ方―優秀というレッテルの落とし穴
ネガティブなレッテルほど強くはびこる
第4章 スポーツ チャンピオンのマインドセット
素質―目に見えるものと見えないもの
キャラクター―品格・気骨・人となり
成功とは勝つことか、最善を尽くすことか
失敗したらどうするか?
成功に責任を持つ
真のスター選手に共通する語り方とは?
第5章 ビジネス マインドセットとリーダーシップ
成長する企業と経営の意思決定
リーダーシップと硬直マインドセット
硬直マインドセットの有名経営者
しなやかマインドセットの有名経営者
集団浅慮VSみんなが考える
リーダーは生まれつきか、努力のたまものか
第6章 つきあい 対人関係のマインドセット
対人関係の能力とは?
恋愛こそマインドセットしだいで変わる!?
すべてを相手のせいにしてしまう人たち
夫婦関係や友だちづきあいから成長する
内気なマインドセット
いじめと復讐
第7章 教育 マインドセットを培う
知っておきたい成功・失敗のメッセージ
優れた教師・親とは
しなやかマインドセットの教師はどんな人か
第8章 マインドセットをしなやかにしよう
「変わる」とは、どういうことか?
マインドセットをしなやかにするワークショップ
「変わる」ことを恐れない
変わろうとしない人たち
わが子のマインドセットをしなやかにしよう
マインドセットと意志力
はじめに
第1章 マインドセットとは何か
なぜ人間は1人ひとり違うのか
あなたのマインドセットはどちら?
同じ出来事なのに結末が大きく異なる
自己洞察力―自分の長所と限界を把握しているのは?
自分のマインドセットを知ろう
第2章 マインドセットでここまで違う
新しいことを学べたら成功か、賢さを証明できたら成功か
マインドセットが変われば努力の意味も変わる
ほんとうに恐ろしいのはどちらか
マインドセットにまつわる疑問に答えます
第3章 能力と実績のウソホント
マインドセットは成績に影響する
芸術的才能は天賦のものか?
危険なほめ方―優秀というレッテルの落とし穴
ネガティブなレッテルほど強くはびこる
第4章 スポーツ――チャンピオンのマインドセット
素質―目に見えるものと見えないもの
キャラクター―品格・気骨・人となり
成功とは勝つことか、最善を尽くすことか
失敗したらどうするか?
成功に責任を持つ
真のスター選手に共通する語り方とは?
第5章 ビジネス――マインドセットとリーダーシップ
成長する企業と経営の意思決定
リーダーシップと硬直マインドセット
硬直マインドセットの有名経営者
しなやかマインドセットの有名経営者
集団浅慮VSみんなが考える
リーダーは生まれつきか、努力のたまものか
第6章 つきあい――対人関係のマインドセット
対人関係の能力とは?
恋愛こそマインドセットしだいで変わる!?
すべてを相手のせいにしてしまう人たち
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内気なマインドセット
いじめと復讐
第7章 教育――マインドセットを培う
知っておきたい成功・失敗のメッセージ
優れた教師・親とは
しなやかマインドセットの教師はどんな人か
第8章 マインドセットをしなやかにしよう
「変わる」とは、どういうことか?
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新学習指導要領・アクティブ・ラーニング・専門職大学・ICT活用・ポリシー・メイキング等々、大きく変わったここ10年の教育改革を総括。
1.日本の教育改革の主な政策措置 2.初等中等学校の教育課程改革―学習指導要領改訂とその後― 3.ITリテラシーとプログラミング教育 4.高度な科学技術人材の育成をめざす教育 5.グローバル人材を育てるカリキュラム改革―SGH、WWLの取り組みに着目して― 6.児童生徒の学習評価と大学入試改革 7.大学の教育課程の改革動向 8.グローバル化時代における大学の国際化政策 9.第4次産業革命に対応する新型職業大学 10.教師教育をめぐる改革動向 11.日本の教育発展のこれからの課題―地方から教育の世界を拓くオルタナティブ教育―
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3年ぶりに哲人を訪ねた青年が語る衝撃の告白。それは「アドラーを捨てるべきか否か」という苦悩だった。アドラー心理学は机上の空論だとする彼に「貴方はアドラーを誤解している」と哲人は答える。アドラーの言う、誰もが幸せに生きるためにすべき「人生最大の選択」とは何か? 貴方の人生を一変させる哲学問答、再び!
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プラトン、フッサールの哲学は、互いの意見から共通了解をつくる「対話」の哲学であった。それを確かめ、現在に活かす方法を考える。
プラトン、フッサールの哲学は、互いの意見を確かめ、共通了解をつくりだす「対話」の哲学であった。そのことを丁寧に確かめ、現在の対話に活かす方法を考える。
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仲間とともに学び、教えあい、学習のリソースを分かち合うことで、より深く広い学習をめざすピア・ラーニングの理論と実践。
仲間とともに学び,教え合い,学習のリソースを分かち合うことで,より深く広い学習をめざすピア・ラーニングの理論と実践。教師の指導や個別学習とはまたちがう,同じ理解レベルの仲間同士で互いに影響を与え合うことの意義とはなにか。
序章 ピア・ラーニングとは 伊藤崇達 中谷素之
第1部 ピア・ラーニングを構成する諸理論
1章 必要な援助を求める――学業的援助要請 瀬尾美紀子
2章 人と比べ合って学ぶ――社会的比較 外山美樹
3章 ピアとかかわる動機づけ 岡田 涼
4章 何をめざして学ぶか――目標理論の視点から 中谷素之
5章 ピアとともに自ら学ぶ――自己調整学習の視点から 伊藤崇達
6章 「一人で読む」を超えて――ピアは理解をどう変えるか 犬塚美輪 清河幸子
7章 子どもはピアに援助をどう求めるか――被援助志向性研究からみたピア・ラーニング 水野治久
第2部 ピア・ラーニングを促進する過程
8章 協同による問題解決過程 藤村宣之 橘 春菜
9章 ピアを介した概念変化のプロセス 高垣マユミ
10章 メタ認知におけるピアの役割 三宮真智子
第3部 ピア・ラーニングの展開
11章 協同による教育実践の創造 杉江修治
12章 日本語教育におけるピア・ラーニング 舘岡洋子
13章 発達に遅れや凸凹のある子どもの協同 涌井 恵
終章 豊かな学びあいに向けて――ピア・ラーニングの展望 中谷素之 伊藤崇達
コラム 鹿毛雅治・松尾 剛・町 岳
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実践例を基に「教師の有りよう」を考える。
本書は、世阿弥の「風姿花伝」において、「態(わざ)」と表現された「身と心の構え」とそこから得られる学びに沿い、教師の授業実践とその学びはどのようにあるべきか、について著していくものである。これまで授業技術について書かれた書物は多いが、そのほとんどは授業技術を教師に伝える「指南書」であった。それらとは一線を画して、教師の「学びの思想」や「身体技法」を伝える「花伝書」として、佐藤教授がこれまで観察してきた教室の実例に即して叙述していく。
「教師の教師」としてカリスマ的に支持されている佐藤学氏久々の決定版!!
世阿弥の「風姿花伝」において、「態(わざ)」と表現された「身と心の構え」とそこから得られる学びに沿い、教師の授業実践とその学びはどのようにあるべきか、について具体例を挙げつつ著していく。
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IT産業の聖地、シリコンバレーでシュタイナー学校へ通う子どもが増えている。AI時代へと進む時代の流れの中、何が起きている。
AIによる大きな変革の時代が迫る現代、IT産業の聖地ともいえるシリコンバレーでシュタイナー学校へ子どもを通わせる親が増えている。高度情報化とAI技術の最先端にいる人々は、子どもたちの教育に何を求めているのか。AIのデジタルな「判断」が広がるとき、人間に求められるものは何なのか。そしてその力を引き出す教育とは。豊かな「ヒト」としての力を引き出すシュタイナー教育が、今求められている。
IT産業の聖地ともいえるシリコンバレーでシュタイナー学校へ通う子どもが増えている。AI時代へと突き進む時代の流れのなかで、なにが起こっているのだろうか。
第1章 シュタイナー学校の公的承認をめぐる100年の闘い (遠藤孝夫 淑徳大学教授)
第2章 世界に広がるシュタイナー教育 (池内耕作 茨城キリスト教大学教授)
第3章 シュタイナー学校とICT教育 (広瀬綾子 新見公立大学准教授)
第4章 シュタイナー学校の理科教育 (本間夏海 日本経済大学講師)
第5章 シュタイナー学校の地理教育 (広瀬悠三 京都大学准教授)
第6章 シュタイナー学校にしみ渡る道徳教育 (広瀬俊雄・広瀬綾子)
第7章 シュタイナー学校の教師として生きる (若林伸吉 京田辺シュタイナー学校教師)
第8章 インタビュー シュタイナー幼児教育の道を歩み続けて (堀内節子 にじの森幼稚園前園長)
第9章 稲作文化に根ざしたシュタイナー幼児教育の実践 (森寛美 東広島シュタイナーこども園さくら園長 )
第10章 シュタイナー教育に学ぶ子育ての実践(広瀬牧子・広瀬俊雄)
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学習と動機づけに関する心理学の視点から,教育実践における指導の方法や技術を包括的に捉える。自己調整学習をはじめ,自ら学ぶ意欲,協同学習の技法など,具体的な研究知見を,教育の現場とのつながりをもたせたわかりやすい表現で紹介。教職課程科目「教育方法・技術論」や「教育の方法と技術」等での使用を想定して編纂。
◆主な目次
序章 児童生徒の学びを支える指導
第1章 学力の分類と指導
第2章 教育における目標
第3章 教室文化と学習規律
第4章 授業における教授方法
第5章 授業における指導の技術
第6章 学習意欲を促す指導
第7章 仲間との協同による学習
第8章 自律的な問題解決を促す指導
第9章 ICTを用いた指導方法
第10章 授業外の学習の指導
第11章 教師の専門性を高める「子どものつまずき」に応じた指導
第12章 障害のある児童生徒の理解と支援
第13章 教育における評価と学習
第14章 テストの作成と運用
終 章 自ら学び続ける教師を目指して
◆執筆者一覧(執筆順)
伊藤 崇達 編者 序章,第3章
中谷 素之 編者 序章,第6章
岡田 涼 編者 序章,第13章
深谷 達史 群馬大学大学院教育学研究科 第1章
進藤 聡彦 山梨大学大学院総合研究部 第2章
小林 寛子 東京未来大学モチベーション行動科学部 第4章
犬塚 美輪 大正大学人間学部 第5章
瀬尾美紀子 日本女子大学人間社会学部 第7章
梅本 貴豊 京都外国語大学総合企画室 第8章
髙橋麻衣子 日本学術振興会/東京大学先端科学技術研究センター 第9章
篠ヶ谷圭太 日本大学経済学部 第10章
植阪 友理 東京大学大学院教育学研究科 第11章
田爪 宏二 京都教育大学教育学部 第12章
鈴木 雅之 昭和女子大学人間社会学部 第14章
塚野 州一 編者 終章
序章 児童生徒の学びを支える指導
1.指導と学習
2.自己調整学習の視点
3.本書のねらいと構成
第1章 学力の分類と指導
1.学力観の変遷
2.学力とは
3.学力を育てる
第2章 教育における目標
1.教育目標の特徴
2.教育目標と授業の構成
3.教育目標と授業の実際
第3章 教室文化と学習規律
1.文化や風土としての教室
2.教室文化を支えるもの
3.自ら学ぶ学習規律の育成に向けて
第4章 授業における教授方法
1.発見学習
2.受容学習
3.その他の教授方法
第5章 授業における指導の技術
1.授業が「わかる」とはどういうことか
2.説明する技術
3.発問する技術
4.学び方を示す技術
第6章 学習意欲を促す指導
1.学習意欲とは
2.学習意欲を促す指導
3.21世紀型学力と動機づけ
第7章 仲間との協同による学習
1.仲間との協同による学習
2.協同による学習効果とその仕組み
3.協同による学習指導を考えるために
第8章 自律的な問題解決を促す指導
1.課題探究と問題解決
2.PBLとは何か
3.PBLの活用
第9章 ICTを用いた指導方法
1.教育場面におけるICTとは
2.知識の習得・理解の深化を促すICT
3.協調学習を支援するICT
4.学習者の能力を補償するICT
第10章 授業外の学習の指導
1.授業外学習の重要性
2.学習習慣の定着に向けて
3.予習の指導
4.復習の指導
5.授業外学習の指導のポイント
第11章 教師の専門性を高める「子どものつまずき」に応じた指導――個別学習指導(認知カウンセリング)から一斉授業まで――
1.教師の専門性としての「子どものつまずき」をみとる力
2.個別学習を通じた学習上のつまずきへの対処――認知カウンセリング
3.学習上のつまずきを診断するテストとその活用
4.学習上のつまずきを一斉指導に生かす――「教えて考えさせる授業」
5.結びにかえて――ATIを越えた新たな個に応じた指導を目指して
第12章 障害のある児童生徒の理解と支援
1.心身の障害と教育
2.発達における障害の理解
3.学習場面における障害の理解と支援
4.対人関係における障害の理解と支援
5.障害のある児童生徒の理解と関わり方の姿勢
第13章 教育における評価と学習
1.教育評価とは
2.評価の基準
3.評価の主体
4.評価の時期
5.新しい評価をめぐって
第14章 テストの作成と運用
1.テストに期待される役割
2.テストによる学力の測定
3.テストの実施が学習者に与える影響
4.テストのフィードバック
5.テストに対する学習者の知識・認識とインフォームドアセスメント
終章 自ら学び続ける教師を目指して
1.これからの社会と求められる教師像
2.近年の学習心理学とメタ認知
3.メタ認知を活かした学習理論――自己調整学習
4.省察のもう1つの意義
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第1章 なぜ部活は成立しているのか
第2章 部活はいつ始まったのか
第3章 なぜ部活は拡大したのか
第4章 いま部活はどうなっているのか
第5章 部活の政策は何をしてきたのか
第6章 生徒の生命を守れるか-死亡事故と体罰・暴力
第7章 教師の生活を守れるか-苛酷な勤務状況
第8章 生徒は部活にどう向き合っているか
第9章 部活の未来をどうデザインするか
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生命とは何か? 分子生物学者福岡ハカセが誘う読み始めたら止まらない極上の科学ミステリー。累計75万部突破!
生命とは、実は流れゆく分子の淀みにすぎない!?
「生命とは何か」という生命科学最大の問いに、いま分子生物学はどう答えるのか。歴史の闇に沈んだ天才科学者たちの思考を紹介しながら、現在形の生命観を探る。ページをめくる手が止まらない極上の科学ミステリー。分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色がガラリと変える!
【怒濤の大推薦!!!】
「福岡伸一さんほど生物のことを熟知し、文章がうまい人は希有である。サイエンスと詩的な感性の幸福な結びつきが、生命の奇跡を照らし出す。」――茂木健一郎氏
「超微細な次元における生命のふるまいは、恐ろしいほどに、美しいほどに私たちの日々のふるまいに似ている。」――内田樹氏
「スリルと絶望そして夢と希望と反逆の心にあふれたどきどきする読み物です! 大推薦します。」――よしもとばなな氏
「こんなにおもしろい本を、途中でやめることなど、誰ができよう。」――幸田真音氏
「優れた科学者の書いたものは、昔から、凡百の文学者の書いたものより、遥かに、人間的叡智に満ちたものだった。つまり、文学だった。そのことを、ぼくは、あらためて確認させられたのだった。」――高橋源一郎氏
【第29回サントリー学芸賞<社会・風俗部門>受賞】
【第1回新書大賞受賞(2008年)】
第1章 ヨークアベニュー、66丁目、ニューヨーク
第2章 アンサング・ヒーロー
第3章 フォー・レター・ワード
第4章 シャルガフのパズル
第5章 サーファー・ゲッツ・ノーベルプライズ
第6章 ダークサイド・オブ・DNA
第7章 チャンスは、準備された心に降り立つ
第8章 原子が秩序を生み出すとき
第9章 動的平衡(ダイナミック・イクイリブリアム)とは何か
第10章 タンパク質のかすかな口づけ
第11章 内部の内部は外部である
第12章 細胞膜のダイナミズム
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紹介文
私たちが何かを憶え,そして思い出すときに,どのようなことが起きているのだろうか。人間の記憶を支える7つの原理を丁寧に解説。
私たちが何かを憶え,そして思い出すときに,どのようなことが起きているのだろうか。人間の記憶を支える7つの原理を丁寧に解説。
謝辞
第1章 はじめに
1.1 記憶の原理
1.2 法則,原理,効果
1.3 原理とは何か
1.4 記憶の7原理
第2章 システム説と処理説
2.1 システム説と処理説
2.2 システム説
2.3 処理説
2.4 まとめ
第3章 手がかりがなければ始まらない
3.1 原理1:手がかりによる駆動
3.2 手がかりを使わない記憶
3.3 ワーキングメモリにおける手がかりの証拠
3.4 まとめ
第4章 符号化と検索の関係が大切
4.1 原理2:符号化-検索間の関係
4.2 手がかりの強さと符号化特定性
4.3 転移適切性処理は「処理が似ていること」ではない
4.4 原理2から示唆されること
4.5 まとめ
第5章 手がかりの負荷は軽い方が良い
5.1 原理3:手がかりの過負荷
5.2 原理の説明力
5.3 手がかりの過負荷への反論
5.4 まとめ
第6章 記憶は単なる再現ではない
6.1 原理4:再構成
6.2 記憶の再構成に関する古典的な研究
6.3 誤情報効果
6.4 意味記憶の再構成
6.5 リアリティ・モニタリング
6.6 DRMパラダイム
6.7 「同定できなくても再認ができる」
6.8 直接記憶における再構成
6.9 瞬時記憶における再構成
6.10 アイコニック・メモリにおける再構成
6.11 まとめ
第7章 混じりけなしでは測れない
7.1 原理5:混在
7.2 課題や処理が「純粋である」とはどういうことか
7.3 記憶課題によって記憶システムを分けられるのか
7.4 処理過程も純粋ではない
7.5 神経画像化における減算法の論理
7.6 まとめ
第8章 目立つものほど憶えられる
8.1 原理6:相対的な示差性
8.2 レストルフ効果
8.3 短期記憶とワーキングメモリにおける示差性
8.4 モデルを使った原理の証明
8.5 感覚記憶における示差性
8.6 意味記憶における示差性
8.7 潜在記憶における示差性
8.8 心理的な次元の妥当性
8.9 まとめ
第9章 決めうちされるほど憶えにくい
9.1 原理7:特定性
9.2 記憶の階層構造と表象のレベル
9.3 外的な助けと特定性
9.4 健忘症における特定性
9.5 固有名詞
9.6 まとめ
第10章 最後に,再び原理について
10.1 記憶の7つの原理
10.2 本書の原理と他の原理との関係
10.3 本書の原理と,記憶の法則との関連
10.4 原理となりそうな候補
10.5 本書の原理の評価
訳者あとがき
参考文献
索引
A. M. スープレナント(Aimee M. Surprenant)
1992年,Ph.D. 取得(エール大学)。インディアナ大学での研究により,アメリカ国立衛生研究所からNational Research Service Awardを獲得。現職はニューファンドランド・メモリアル大学心理学科教授。
I. ニース(Ian Neath)
1991年,Ph.D. 取得(エール大学)。現職はニューファンドランド・メモリアル大学心理学科教授。人間の記憶について多くの論文や著書を執筆し,現在はMemory & Cognition, Journal of Memory and Language, Psychological Science誌で編集委員を務める。
今井久登(いまい ひさと)
1962年生まれ。1995年,東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(心理学)。東京大学助手,東京女子大学現代教養学部教授を経て,学習院大学文学部教授。著書に『新版 認知心理学』(有斐閣,2011),『心理学をつかむ』(有斐閣,2009)がある。
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紹介文
科学的根拠にもとづく、脳にとってベストな勉強法を紹介。子どもの学習を中心に、大人でもあらゆる学びに応用できる手法を多数解説。
科学的手法を用いた「実験心理学」の知見にもとづく、
子どもの心や脳にとってベストな学び方のコツを紹介します。
「頭のいい子に育ってほしい」と願う子育て世代に向けて、
自身も2人の子どもをもち、大学で数多くの学生を指導している心理学者・竹内龍人先生が
最良の方法を選りすぐりました。
2020年から始まる教育改革にも対応し、英語やプログラミング学習など最新の話題にもふれつつ、
「学業や社会的に成功するカギは?」「本当に身につく勉強法は?」「やる気を高めるには?」「興味を持たせる工夫は?」など、
すぐに実践できて効果を上げることができる勉強法やアイデアを紹介します。
子育てや教育方法で悩みがちな場面に対して、最新の研究による“科学的に正しい方法”が数多く見つかっています。
人間の脳の仕組みに合わせた勉強法なので、生まれ持っての才能や経済力にかかわらず、誰にでも有効なメソッドです。
おもに小学校~高校、そして大学などの入学試験を控えた子をもつ親に向けて解説していますが、
本書で紹介する勉強法はあらゆる学びに応用できます。
受験勉強だけでなく、社会人が直面する資格試験や語学試験などにも対応可能。
子どもから大人まですべての人に役立つ知識を紹介しています。
■目次抜粋
第1章 勉強法の基本〈脳の特性を生かすアイディア〉
・自己コントロールの重要性― 社会的な成功を握るカギ
・1万時間の法則は成立するのか?― 一流になるまでにかかる時間の本当と嘘
・「やる気」のしくみ―内発的動機づけとほめ言葉
など
第2章 実践的な勉強法〈テクニック編〉
・学びの切り札(その1)“分散効果” ― 復習のタイミングと1対4の法則
・学びの切り札(その2)“テスト効果”― 最短で最大の効果を得られる学習法
・学習成果を持続させる“バラバラの法則”―成果アップのカギはランダムさ
など
第3章 実践的な勉強法〈メンタル編〉
・不安を書き出す効果
・ルーティーン効果を活用しよう
・先延ばしの誘惑
など
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第1章 勉強法の基本〈脳の特性を生かすアイディア〉
・自己コントロールの重要性― 社会的な成功を握るカギ
・1万時間の法則は成立するのか?― 一流になるまでにかかる時間の本当と嘘
・「やる気」のしくみ―内発的動機づけとほめ言葉
など
第2章 実践的な勉強法〈テクニック編〉
・学びの切り札(その1)“分散効果” ― 復習のタイミングと1対4の法則
・学びの切り札(その2)“テスト効果”― 最短で最大の効果を得られる学習法
・学習成果を持続させる“バラバラの法則”―成果アップのカギはランダムさ
など
第3章 実践的な勉強法〈メンタル編〉
・不安を書き出す効果
・ルーティーン効果を活用しよう
・先延ばしの誘惑
など
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紹介文
人間にとって「学ぶ」とはどういう意味があるのか?生物学的に「教育」を問い直すことで見えてくる、私たちの可能性とは?
私たちが学校や学校以外のさまざまな機会を通じて学習しなければならないのは、頭をよくするためでもなければ、成績を上げてよい学校に進学するためでもなければ、豊かな生活をするためでもありません。「教育」や「学習」には、進化学的で生物学的な理由があるんです。人間にとって「学ぶ」とはどういう意味があるのでしょうか?最新の進化学・遺伝学・脳科学の知見を参考にしながら、一緒に考えていきましょう。
大切なのは、「どう」学べば他人と比べて成績を上げられるかではない。
「何を」学べばあなたが生きていくのに意味があるかだ。
――あなたの「勉強観」が、この1冊で変わる!
学力の個人差における遺伝の影響は50%。しかし、これは決して残酷な現実ではありません。皆さんの遺伝的素質を花開かせるために、教育があり、学習があるのです。
教育とは決して他人よりもよい成績をとろうと競い合うためでなく、また自分自身の楽しみを追求するためでもなく、むしろ他の人たちと知識を通じてつながりあうためにある。その意味で、ヒトは進化的に、生物学的に、教育で生きる動物なのです。
さあ、あなたはこれからどこに向かって、何を学習し続けていきますか? いま学校で勉強している学生の皆さん、そして昔勉強で悩んだことがあるすべての大人の皆さんに、生物学の視点から「勉強する意味」をお伝えします。
<本書の構成>
序章 教育は何のためにあるのか?
第1部 教育の進化学
第1章 動物と「学習」
第2章 人間は教育する動物である
第2部 教育の遺伝学
第3章 個人差と遺伝の関係
第4章 能力と学習
第3部 教育の脳科学
第5章 知識をつかさどる脳
第1章 動物と「学習」
第2章 人間は教育する動物である
第3章 個人差と遺伝の関係
第4章 能力と学習
第5章 知識をつかさどる脳
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紹介文
累計20万部超『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』シリーズの子育て版。ストーリーを通じて子育ての悩みを一気に解決できます
□自分から勉強をしようとしない
□見かねて「勉強しなさい!」とガミガミ怒っては、自己嫌悪に陥る
□感情的に子どもを怒ってしまう自分を変えたい
□きょうだい喧嘩が絶えず、いつもイライラしてしまう
□「自立した子」に育てたいけれど、何をどうしたらいいのかわからない
□「これでいいのだろうか」と子育てに不安を抱えている
人気シリーズの第4弾!
誰もが悩む子育ての悩みを、「アドラー心理学」が解決します!
近年ブームのアドラー心理学。
アドラー心理学を子育てに活かせば、毎日のイライラから解放されるだけではなく、
子どもの自信とやる気をみるみる伸ばすことができるのです。
本書では、そんなアドラー式子育てをマンガでご紹介。
悩みを抱えるお母さんと子どもの成長ストーリーと解説で、「アドラー心理学を知らなかった」という方でも、楽しくお読みいただけます。
PART1 子どもの困った行動には「目的」がある
〔Story 困った行動の目的は?〕
PART2 親子は「たて」ではなく「よこ」の関係
〔Story 子どもを甘やかしていませんか?〕
PART3 子どもの自立とチャレンジ力を育む
〔Story 子どもの課題、親の課題〕
PART4 きょうだい関係とそれぞれの性格
〔Story きょうだい喧嘩はなぜ起きる?〕
PART5 「勇気づけ」をしよう
〔Story 「幸せなママ」になろう〕
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紹介文
諸外国の教育事情から教育改革と学校教育の課題を考えよう。
教育社会学の視点から、諸外国の教育政策・事例を横断的に紹介しながら、教育問題の普遍性と特殊性の解明を試みる。 比較教育学との相互浸透の成果により、諸外国の教育政策をにらみつつ、国内のさまざまな教育問題を論じた。
教育政策のあり方などの変化や、近年の動向を可能な限り盛り込んだ最新の内容。
『教育の比較社会学』(2008年発行)の四訂版。
原 清治・山内 乾史・杉本 均・植田 みどり・深堀 聰子・南部 広孝
第1章 学校病理をとらえる視点 ―いじめ問題を中心として― (原 清治)
第2章 学歴社会は崩壊したか (山内 乾史)
第3章 国際化社会と教育 (杉本 均)
第4章 現代イギリスの教育改革 (植田 みどり)
第5章 現代のアメリカの教育改革 (深堀 聰子)
第6章 現代中国の教育改革 (南部 広孝)
第7章 現代シンガポールの教育改革 (杉本 均)
第8章 若者の就労問題について考える (山内 乾史・原 清治)
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紹介文
東大×京大×マッキンゼー式「意思決定の授業」
東大×京大×マッキンゼー式「意思決定の授業」
本書は、私がいま、京都大学で二十歳前後の学生に教えている「意思決定の授業」を一冊に凝縮したものです。今後、カオスの時代を生きていく若い世代にいちばん必要なのは、意思決定の方法を学ぶことであり、決断力を身につけることです。もう過去のやり方は通用しないし、人生のレールみたいなものもなくなってしまいました。「答え」は誰も教えてはくれません。となれば、自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていくしかないのです。
仕事をどうするか、家庭をどうするか、人生をどうするか? この本で私と一緒に「自分で答えを出すための思考法」を学んでいきましょう。きっと、あなたの人生を変える授業になるはずです。
はじめに 「武器としての教養(リベラルアーツ)」を身につけろ
ガイダンス なぜ「学ぶ」必要があるのか?
1時間目 「議論」はなんのためにあるのか?
2時間目 漠然とした問題を「具体的に」考える
3時間目 どんなときも「メリット」と「デメリット」を比較する
4時間目 反論は、「深く考える」ために必要なもの
5時間目 議論における「正しさ」とは何か
6時間目 武器としての「情報収集術」
7時間目 「決断する」ということ
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紹介文
グローバル化する世界の学校を旅する
「半日制」の伝統をもつ学校-ドイツ
親と一緒に登校する学校-フランス
高い学力と平等性を誇る学校-フィンランド
教育の質を目指す学校教育-二部制から一部制の方向へ-メキシコ
貧困と陽気さが交差する学校-ブラジル
大国ロシアの発展を支える学校-ロシア
社会主義の学校からOECD教育モデルの学校へ-ポーランド
「世界の工場」から「世界の市場」へと変貌する学校-中国
ポスト・ドイモイと質重視の教育を模索する社会主義の学校-ベトナム〔ほか〕
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紹介文
「本当の自分」にはどんな能力があるんだろう?ハーバード大学卒業生による投票で3年連続人気教授に選出された著者による、パーソナリティとウェルビーイングの関係を科学的に解明した最新刊!BBC、ニューヨークマガジン、ハフィントンポスト、フォーブス等、各メディアで絶賛された今年もっとも読むべき1冊!
第1章 あなたを閉じ込めている檻-"メガネ"を変えて世界を見る
第2章 「自分の性格」を理解する-五つの要素で適性がわかる
第3章 別人を演じる-大切なもののために性格を変えるということ
第4章 「タマネギ」か「アボカド」か-場に合わせるか、信念に従うか
第5章 主体的に人生を生きる-運命はどのくらいコントロールできるのか?
第6章 性格は寿命も左右する-すべてを勝負にする人、しない人
第7章 クリエイティビティは「才能」ではない-独創的な人ほど性格が悪い?
第8章 住んでいる場所が「生活の質」を決める-SNSで回復する人、疲れる人
第9章 「パーソナル・プロジェクト」を追求する-人生をかけて達成したいことを見直す
第10章 自分を変える挑戦-幸福な人生を自分でつくる
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紹介文
目の前の子どもに応じて、個々の手法をアレンジして使いこなしたり、授業を組み立てたりする上での原理・原則とは
目の前の子どもに応じて、個々の手法をアレンジして使いこなしたり、授業を組み立てたりする上での原理・原則(授業づくりの5つのツボ)が、明日の授業を変えるヒントになる。
日本の教育現場が蓄積してきた不易の知恵や文化(現場の教育学)を包括的に整理しつつ、新しい学力や学びのあり方に対応した教育文化の刷新を図る本書は、教育をめぐる流行に踊らされることなく、教師一人ひとりが自らのやり方でよい授業を追求するための考え方と方法を指し示す。
はじめに
第Ⅰ部 授業の本質とロマンの追求
第1章 授業づくりのフレームと5つのツボ
1 授業の本質と教師の技量
2 学ぶことと教えること
3 教師の技量を磨く方法論
4 授業づくりにおける卓越性の追求
第2章 未来社会をよりよく生きるための新しい学力と学びの形
1 コンピテンシー・ベースの教育改革の展開
2 現代社会で求められる学力と学びの質
3 アクティブ・ラーニングを超える授業へ
第Ⅱ部 よい授業をデザインする5つのツボ
第3章 授業づくりのツボ①「目的・目標(Goal)」を明確化する
1 教育目標を明確化する意味
2 「知の構造」を生かした教育目標の精選と明確化
3 より高次のより遠い目標を意識する意味
4 カリキュラムづくりの主人公としての教師
第4章 授業づくりのツボ②「教材・学習課題(Task)」をデザインする
1 教材研究の基本的な考え方
2 すぐれた教材の条件
3 教材研究の二つの方法、さらにその先へ
4 教科書との上手な付き合い方
第5章 授業づくりのツボ③「学習の流れと場の構造(Structure)」を組織化する
1 授業の流れと展開のデザイン
2 教材と学習活動の配列と組織化
3 授業づくりにおける時間の問題
4 学習形態と学習環境のデザイン
5 教室の関係構造と文化の組み換え
第6章 授業づくりのツボ④「技とテクノロジー(Art & Technology)」で巧みに働きかける
1 教師の指導言
2 教室における非言語的コミュニケーション
3 学習者の思考を触発し深い思考へといざなう教師の技
4 板書とノートの生かし方
5 授業づくりにおいてICTとどう付き合うか
第7章 授業づくりのツボ⑤「評価(Assessment)」を指導や学習に生かす
1 教育評価の基本的な考え方
2 目標の明確化と評価方法の設計
3 パフォーマンス評価の基本的な考え方と方法
4 パフォーマンス評価が提起する教育評価の新しいパラダイム
第Ⅲ部 5つのツボを生かして授業づくりを深める
第8章 「教科する」授業を創る手立て
1 「授業づくりの5つのツボ」を意識して学びの質を追求する
2 「わかる」授業へ、そして「教科する」授業へ
3 「教科する」授業と新しい教育文化の創出
第9章 授業の構想力を磨く校内研修のデザイン
1 日本の教師たちの実践研究の文化
2 教師としての力量形成の基本的な道筋
3 授業デザインの過程に埋め込まれた実践的な学びの機会
4 教育実践を記録する方法論
5 事後検討会の方法論
巻末特別付録・ブックガイド
1 新任教師のスタートアップのために
2 子ども理解を深めるために
3 学級づくりと学級経営について学ぶ
4 実践記録で綴る戦後教育史①経験主義と系統主義の振り子
5 実践記録で綴る戦後教育史② 「教え」と「学び」の間
6 カリキュラムや学校の学習の当たり前を問い直す
7 教育方法学をさらに深く学ぶために
初出一覧
索 引
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紹介文
戦前から戦後にわたる宮原誠一の教育思想は、どのように展開されたのか。五十嵐顕によって継承・展開された「多面的重層的」思想構造と、その相互関連性を浮き彫りにする。「本書は、戦争責任の自覚を根底にすえた平和教育論の現代的継承という観点から書かれた、思想史研究の書でもある」
序章 研究の課題、方法、構成
第1章 宮原における思想と実践との連関構造—戦前の抵抗と戦後の展開
第2章 宮原社会教育学の思想的枠組み—人間発達と社会発展の総体的認識の学問としての社会教育学
第3章 戦時下の宮原の論理展開
第4章 体制変革の現実性と「軍部赤色革命論」—「陸軍国民教育」論に即して
第5章 五十嵐顕の平和教育の思想と実践—宮原から五十嵐への展開
第6章 地域社会教育実践における宮原と五十嵐の継承—平和憲法学習会と心に刻むアウシュヴィッツ・秋田展に即して
終章 意義と課題
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紹介文
日中の歴史の共通認識に基づき教育支援を通じた未来の共同的創造を展望する。
序章 調査研究の基本的枠組み(課題としての歴史の共通認識と共通教育
日中の歴史認識と歴史教育における作用と反作用 ほか)
第1章 研究の対象と先行研究(戦争を認識するために-対象としての構造的暴力
対象としての雲南省〓西地区-日本から遙か遠く離れて ほか)
第2章 〓西地区における侵略戦争と抵抗(雲南における戦闘の特質
〓西地区におけるジェノサイド-暴走するタナトス ほか)
第3章 アイデンティティ形成における戦争認識の問題-歴史の共通認識と未来の共同的創造(国境を越えた元皇軍「慰安婦」支援
国境を越えた教育支援と未来の共同的創造)
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紹介文
「日本人らしさ」とは何か。それはどのように身につき、どのように受け継がれていくのか。豊富な実証研究をもとに、発達社会心理学的視点からその全貌を明らかにする。
第1部 「自己」のなりたち(自己の体験
自己の発達
自己の形成)
第2部 社会的比較と自己(社会的比較の発達と機能
社会的比較と自己認識)
第3部 日本文化における自己の形成(自己の文化差
「日本的自己」の発達
「日本的自己」の再考)
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紹介文
戦後69年企画 少年のまなざしで綴る激動の二年(1944~1945年)
日記の著者である藤田秀雄氏は、一九四四―四五年当時は、国民学校高等科から旧制中学一、二年生(一二歳から一四歳)の少年期でありました(その後、藤田氏は東京大学に入学、宮原誠一研究室の第一期生となり、卒業後は群馬県島村で社会教育に従事)。日記には、軍事教練、勤労奉仕、自習(先生の召集による)、東京大空襲、敗戦、進駐、買い出し、ストライキ、同盟休校、墨塗り教科書――など、当時のプロパガンダや見聞などをありのままに伝えられています。
当時を振り返り、藤田氏は「敗戦を迎えた時、あとは余命だと思った。この場合での余命とは、余分のいのちという意味である。そこで、あとは好きに生きればよいという、一種のすがすがしい気持になったのをおぼえている」と語ります。
編者の山田正行氏は、藤田日記には「少年の澄明な心理が、戦争という極限状況において人間性の深奥をかいま見せたと捉えられる」としています。また、山田氏は当時の時代状況を読者がより鮮明に理解するために、戦時標語・流行語・流行歌・年表などの詳細な資料を付しました。
はじめに 山田正行
一九四四年の日記
一九四五年の日記
資料 戦時標語・流行語・流行歌・年表
敗戦前後 少年の生活とおもい 藤田秀雄
藤田少年日記を読んで
娘たちに戦争と平和について語りたい 工藤優子
広義の社会教育がもつ原風景としての素朴さと危うさの弁証法 堂本雅也
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紹介文
第1部 well‐beingを科学する(幸福を目指す科学-well‐beingの研究
ポジティブな人間関係-well‐being、happiness、人と社会)
第2部 親密な人間関係(親密な関係の構造と機能-親密性の理論と測定
対人魅力の概念-友情、愛情
自己呈示がwell‐beingに果たす役割)
第3部 親密な対人関係を展開する-対人コミュニケーション(相互作用の場-メディア、通信のテクノロジー
円滑な関係を築く非言語コミュニケーション
協調するコミュニケーション)
第4部 スキルフルな対人関係を築き、幸福を目指す(スキルとしてのコミュニケーション
社会的スキルと対人関係
文化における社会的スキルの役割
価値ある社会を築くために-価値の共有、共生、関係から社会へ)
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紹介文
第1章 教育課程(カリキュラム)とは何か
第2章 戦後日本における教育課程の変遷
第3章 経験主義-教育課程の編成原理1
第4章 系統主義-教育課程の編成原理2
第5章 教育目標の設定と教育課程
第6章 教科における教育課程
第7章 探究力を育てる教育課程
第8章 価値観の形成と自立・協同のための教育課程
第9章 学校種間の教育接続と入試
第10章 学校におけるカリキュラム・マネジメント
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紹介文
教職を目指す学生や現職教員の為に書かれた好評のテキスト。教育課程を,歴史・思想・政策・実践という多角的な視点で丹念に読み解く。新指導要領や近年の動向(道徳や英語教育の教科化,アクティヴラーニング,カリキュラム・マネジメント等々)をふまえて刷新。
序 章 今なぜ教育課程なのか
第1章 近代日本の教育課程の歩み
第2章 現代日本の教環課程の歩み
第3章 教育課程開発の新しい動き
第4章 教育課程の思想と構造
第5章 教育課程をどう編成するか
第6章 カリキュラム・マネジメント
第7章 社会における教育課程
第8章 今日的課題への挑戦
第9章 諸外国の教育課程改革
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第1部 集団と組織(集団問題解決-問題解決装置としての小集団とその性能
組織の規範とマネジメント
集団間の関係
社会的公正)
第2部 世論と集合現象(社会ネットワーク
世論と政治意識
消費者行動
集合行動)
第3部 社会問題(高齢者と福祉社会
地域社会と防災
環境問題と行動)
第4部 文化と適応(社会的ジレンマと協力
人間行動への進化的視点
文化的存在としての人間)
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葛藤に適切に対処し、円援に解決することは精神衛生上も社会適応上も重要な課題です。葛藤解決は円滑な社会生活を送るために必須のスキルなのです。本書は、社会的葛藤について長年研究を重ねてきた著者が、学術的根拠を示しながら葛藤解決を困難にする心理的障壁の正体を明らかにし、これを打ち破る方策を検討していきます。
1 社会的葛藤と紛争の社会心理学
2 社会的葛藤解決の心理的障壁-認知のバイアス
3 認知バイアスの背後にあるもの
4 社会的葛藤と感情
5 社会的葛藤解決の心理社会プロセス
6 社会的葛藤と人間関係
7 社会的葛藤解決における個人特性
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紹介文
英語の授業を舞台にした生徒たちの成長を紹介。パフォーマンス評価で「わかる」「できる」「使える」英語のあふれる教室をつくる!
2007年度から2016年度までの京都府立園部高等学校での英語指導実践を紹介。
異なる3つのコース(普通科・中高一貫コース・京都国際化)を持っていた当時の園部高校は,進路希望や学習面での興味関心がそれぞれ異なる生徒たちで構成されていた。
その中で授業つくりを進めていた著者の願いは「生徒にとって“自分が成長した”という実感の持てる授業をつくりたい」ということ。
多様な生徒たちを指導する中で、『人が育つ』ことを実感した著者の記録。
まえがき
はじめに 学校を“新しい自分と出会う場に”
第1章 教室を「つなぐ」場にーある教室の実践から
第2章 英語の授業で育てたい力
第3章 どのようにして育てるのか
第4章 「わかる」「できる」「使える」ー英語のあふれる教室
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紹介文
世界を揺るがした衝撃の超ベストセラーは「本当は何を書いた本なのか?」多くの読者を悩ませ楽しませてきた問いに、ついに著者自ら答える序文収録。20周年記念版。
1 GEB(音楽=論理学の捧げもの
MUパズル
数学のおける意味と形
図と地
無矛盾性、完全性、および幾何学 ほか)
2 EGB(記述のレベルとコンピュータ・システム
脳と思考
心と思考
ブーとフーとグー
形式的に決的不可能なTNTと関連するシステムの命題 ほか)
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紹介文
人間らしさとはなにか?どこがユニークなのか?先端科学の解答がここにある。意識、言語、社会、倫理、芸術、コミュニケーション、心と体、サイボーグ化-"人間"に秘められた大いなる謎を明かすべく、脳神経科学の第一人者が、満を持して放つ渾身の書。人間探究のサイエンスとしての脳科学の到達点。
1 人間らしさを探究する(人間の脳はユニークか?
デートの相手にチンパンジー?)
2 ともに生き抜くために(脳と社会と嘘
内なる道徳の羅針盤
他人の情動を感じる)
3 人間であることの栄光(芸術の本能
誰もが二元論者のように振る舞う
意識はどのように生まれるか?)
4 現在の制約を超えて(肉体など必要か?)
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紹介文
第1章 現代の生活指導と子ども観
第2章 子どもの権利と生活指導
第3章 今日の学級の意義と生活指導-生活集団と学習集団
第4章 学びの共同性と生活指導
第5章 発達障害児の理解と生活指導
第6章 子ども虐待と生活指導
第7章 子どもの生き方と進路指導
第8章 家庭・地域の問題と教育相談
第9章 市民的自立の課題と教師の指導性
第10章 いじめ問題と生活指導
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紹介文
「適応」と「マイクロ‐マクロ関係」という2つのキーワードを軸に、統合的な視点から「社会的動物」としての人間の姿に迫ります。初版刊行後の新しい研究知見を盛り込んだ改訂版。
「人間の社会性」をどう捉えるか?-適応論的アプローチ
第1部 集団生活と適応(社会的影響過程-集団内行動の文法を探る
社会的交換-集団における適応
グループとしての協調行為-集団を媒介とする適応
社会環境と適応行動-"文化"の生成)
第2部 適応を支える認知(社会的認知のメカニズム-進化論的視点
集団間認知とステレオタイプ-ステレオタイプ化の過程)
統合的な社会心理学に向けて-試論または私論
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紹介文
意見を異にする人々の社会が一つの選択を迫られたとき,どういう「きめ方」が望ましいか.本書は,投票のパラドックス,アロウの一般可能性定理などを楽しい具体例と簡単な図表で説き明かし,倫理社会の構築をめざす社会的決定理論を意欲的に提言する.
はしがき
序章 「どうしたらいいと思う?」
I 投票による決定
II 民主的決定方式は存在するか
III 個人の選好に対する社会的規制
IV 個人の自由と社会の決定
V ゲーム理論と社会道徳
VI 「公正な立場」からみた社会的決定の論理
VII 平等な社会と個人の倫理性
VIII 多様性の中に調和を
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紹介文
「チーム学校」や,いじめ・不登校防止などの必須項目を解説しつつ,学校安全やキャリア教育といった近年の動向を踏まえた入門書。
「教職課程コアカリキュラム」を意識して主要な概念を解説。「チーム学校」や「学校安全」など、実践の場でも役立つ視点を取り入れる。図表や2頁単位の読み切り,キーワードの明示など初学者向けの工夫を施したテキスト。
「教職課程コアカリキュラム」に基づき,チーム学校やいじめ・不登校防止をはじめとする各領域の必須項目を解説。その上で,学校安全,ICT利用に関する問題への対応,キャリア教育の動向など実践の場でも役立つ視点を踏まえた内容を扱う。豊富な図表や見開き体裁,キーワードの強調など初学者向けの工夫を施した入門書。
はじめに
1章 学校適応援助
1.子どもの教育的ニーズと適応援助
2.学校適応と生徒指導
3.教育課程と生徒指導
4.学級・ホームルーム経営と子どもの学校適応
5.学校適応と課外活動
6.チーム学校
7.生徒指導にかかわる法律事項
8.生徒指導における体罰の問題
9.生徒指導の歴史
2章 問題行動の理解と対応
1.問題行動
2.生徒指導と教育相談の相違点
3.生徒指導の全校的な取り組み
4.学級経営
5.不登校の現状
6.不登校の早期発見・早期対応
7.不登校への対応
8.いじめ防止対策推進法
9.学校におけるいじめの防止等の対策のための組織
10.いじめをどう捉えるか
11.いじめへの対応
12.いじめとその周辺
13.いじめ重大事態
14.いじめの事実確認と再発防止
15.非行の諸相
16.子どもの暴力行為
17.出席停止制度と停学・退学
3章 発達障害の理解と援助
1.特別支援教育とインクルーシブ教育システム
2.学級担任の役割
3.知能と子どもの実態を把握するアセスメント
4.認知特性と特性に応じた指導
5.自閉スペクトラム症,自閉症スペクトラム障害
6.限局性学習症,限局性学習障害
7.注意・欠如多動症,注意欠如・多動性障害
8.ユニバーサルデザインによる教育
9.学習への援助
10.適応への援助
11.学級への援助
12.就学前の時期の留意事項
13.小学校低学年での留意事項
14.小学校高学年での留意事項
15.中学校・高等学校での留意事項
4章 学校教育相談
1.学校教育相談の意義と目的
2.児童生徒理解
3.子どもと子どもを取り巻く環境のアセスメント
4.援助の進め方
5.スクールカウンセラー
6.スクールソーシャルワーカー
7.教育相談とスクールカウンセラー,スクールソーシャルワーカーとの連携
8.性的マイノリティとされる児童生徒への配慮
9.自傷行為の理解と援助
10.心的外傷と回復
11.嗜癖の理解と対応
12.児童虐待の早期発見と対応
13.虐待を受けた子どもの理解と支援
5章 生徒指導における予防・開発的アプローチ
1.予防・開発的生徒指導
2.人とかかわる力の育成
3.心理教育プログラムの実際
4.自尊感情の育成
5.セルフコントロール力の育成
6.自殺予防教育
7.有害情報への対処
8.薬物乱用防止教育
6章 キャリア教育
1.キャリア教育とは
2.キャリア教育の理論:キャリア発達理論
3.キャリア教育の理論:職業選択理論
4.キャリア教育で育てる能力
5.キャリア教育の進め方
6.キャリア教育の方法:教育課程全体を通じた実践
7.キャリア教育の方法:職場体験
8.キャリア教育の評価
9.進路指導の実際
10.生涯キャリア発達の支援
7章 地域社会・保護者との連携
1.学校内外の連携
2.学校内の相談の構造
3.保健(母子保健,精神保健),医療との連携
4.福祉事務所との連携
5.児童相談所との連携
6.教育支援センターとの連携
7.警察との連携
8.保護者との連携・社会教育
8章 学校安全
1.学校における危機管理
2.交通安全と通学路の安全確保
3.福祉犯から児童生徒を守る
4.情報セキュリティ教育
5.学校内の事故防止又はスポーツ事故の防止
6.学校保健と生徒指導
7.食物アレルギーと給食指導
8.防災教育
引用・参考文献
索引
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すべてのネットワークの母
奇妙に荒れ狂う火
電気に懐疑的な人々
電気のスリル
世界をつなぐ
蒸気仕掛けのメッセージ
コード、ハッカー、いかさま
回線を通した愛
グローバル・ヴィレッジの戦争と平和
インフォメーション・オーバーロード
衰退と転落
電信の遺産
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県民の四人に一人が死亡した沖縄戦、地獄のような戦場を辛くも生き延びた三二万人の戦後は軍事収容所のなかから始まった。米軍による占領と軍政、日本「復帰」後も変わらない基地負担や米兵の犯罪、そして辺野古基地移転問題-今も続く差別と苦しみに向き合いながら、自力で民主主義を勝ち取ってきた沖縄のひとびとの戦後史を、無数の声を通して生き生きと描き出す。
ひとびとが終わらせる戦争と戦後
第1部 焦土からの旅立ち(戦後のはじまり-国家からの難民・一九四五年
野生のデモクラシー-青年と政党・一九四六‐五一年)
第2部 軍事独裁をたおす(「島ぐるみ」の土地闘争-よわき無名の者たち・一九五二‐五六年
「祖国復帰」自治獲得運動-先生と教え子たち・一九五七‐七二年)
第3部 自然への復帰(海へ大地へ空へ-ひとびとのネットワーク・一九七三‐二〇一四年)
戦争のあとの未来へ-二〇一五〜
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「なぜ人権教育が必要?」「同和教育との関係は?」「学校で大事にすべきことは?」など、よくある25問にやさしく答えた入門書。さまざまな教育運動との関係、視点と方法、政策的動向や今後の課題などをまとめた大幅改訂新版
「なぜ人権教育が必要?」「同和教育との関係は?」「学校で大事にすべきことは?」など、よくある25問にやさしく答えた入門書。さまざまな教育運動との関係、視点と方法、政策的動向や今後の課題などをまとめた大幅改訂新版
はじめに
問1 人権教育とは何ですか?
問2 今の子どもや若者たちになぜ人権教育が必要なのでしょうか?
問3 人権と言われてもぴんときません。人権とはどのようなものでしょうか?
問4 なぜ「人間は平等だ」といえるのですか?
問5 「人権」があるなら、「猫の権利」や「メダカの権利」はどうでしょうか?
問6 人権のなかに矛盾や対立はないのですか?
問7 セルフエスティームやレジリエンスとはどんな意味でしょうか?
問8 「機会の平等」「結果の平等」とは何ですか?
問9 環境教育、持続可能な開発のための教育、シティズンシップ教育などと人権教育はどのようにかかわっているのですか?
問10 同和教育など、日本国内の反差別の教育と人権教育の関係は?
問11 多様性教育は人権教育とどう、かかわりますか。
問12 心の教育や道徳教育と人権教育の関係は?
問13 部落問題や在日韓国・朝鮮人問題などを学びましたが、なかなか身近に感じられません。
問14 人権ばかり学んでいては、責任感や義務感が育たないのではないですか?
問15 人権教育の手法にはどんなものがありますか?
問16 擬似体験やゲームで差別や人権の問題がわかるのでしょうか?
問17 参加型を活用した人権学習プログラムはどう組み立てればよいでしょうか?
問18 ファシリテーターは誰でもできるのでしょうか?
問19 学校ではまず何を大切にすべきでしょうか?
問20 人権総合学習とは何ですか?
問21 人権教育のために国際連合はどんなことをしてきましたか。
問22 「人権文化」とはどのような意味でしょうか?
問23 日本の人権教育に何か特徴がありますか?
問24 日本の政府や自治体は、どんなことをしているのでしょうか?
問25 日本でのこれからの課題はどんなことでしょうか?
参考図書の紹介
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心理学者、強制収容所を体験する-飾りのないこの原題から、永遠のロングセラーは生まれた。"人間とは何か"を描いた静かな書を、新訳・新編集でおくる。
心理学者、強制収容所を体験する(知られざる強制収容所
上からの選抜と下からの選抜 ほか)
第1段階 収容(アウシュヴィッツ駅
最初の選別 ほか)
第2段階 収容所生活(感動の消滅
苦痛 ほか)
第3段階 収容所から解放されて(放免)
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「教師バッシング」はもうやめて! 今日教師たちが直面している困難を論じ、その中で生きる教師に問われる原理的な問いを提示する。
「教師バッシング」はもうやめて! 今日教師たちが直面している困難を論じ、その中で生きる教師に問われる原理的な問いを提示する。
教師・教育を取り巻く状況は厳しさを増している。日々教育現場で業務に忙殺される教師に対して「世間」はますます厳しい目を向け、さらに教師の困難を増幅している。前著『学びのための教師論』に続いて教師を主題とし、「教師」に関する国内外の政策動向を記述しつつ、昨今の状況そのものを相対化し、突破する視点を提供する。
まえがき
第Ⅰ部 教師の困難はどこから来るのか
第一章 教師になること/教師であることの現在[山崎雄介]
一 「教師受難の時代」と教職人気
二 新人教師の「困難」の主要な根源――対「大人」関係へのとらわれ
三 教師をめぐる政策動向――「資質能力向上」策の矛盾
四 学校と教師の管理――評価・説明責任の跋扈と首長のイニシアティヴ
五 困難の中に希望はあるか
第二章 学校は、なぜこんなにも評価まみれなのか――教育のグローバル化とPISAの果たした役割[松下佳代]
一 評価の時代
二 グローバル教育改革運動(GERМ)とPISA
三 日本の教育へのPISAの影響
四 別のかたちの模索
第三章 まじめな教師の罪と罰――教師が教師であるために必要なこと[松下良平]
一 はじめに――学校と塾の違いがわからない
二 公教育のオモテとウラ
三 誠実な教師は思い悩む
四 なぜまじめな教師が求められるのか
五 まじめな教師のどこが問題なのか
六 むすび――誠実なプロフェッショナルへ
第Ⅱ部 この世界で教師として学ぶ
第四章 新人教員の苦悩に対して教員養成には何ができるか[杉原真晃]
一 採用一年目の新人教員の苦悩
二 新人教員の苦悩の深層(一)――学校現場
三 新人教員の苦悩の深層(二)――教員養成
四 教員養成には何ができるか
五 教員養成にできること・できないこと
第五章 「若手教師」の成長を支えるもの――授業力量を成長させる要因[木原成一郎・久保研二]
一 はじめに
二 「若手教師」の成長の困難さと成長を支える要因の存在
三 桃山先生の成長――体育授業における授業力量の変化
四 桃山先生の成長を促した要因
五 おわりに
第六章 同僚に学びながら教師になっていく――初任期から中堅期への成長[松崎正治]
一 教師の成長の鍵となる時期とは
二 本章の主人公――坂本さんと先輩教師・西野さん
三 モデルとなる先輩教師を模倣する――四~五年目[二〇〇六─二〇〇七年度]
四 たとえてみることで拡張する――六年目の実践[二〇〇八年度]
五 学校文化とメンター
六 まとめ
第七章 中堅期からの飛躍――「協同的な学び」との出会い[森脇健夫]
一 はじめに
二 S中学校での教師たちの経験
三 おわりに――「観」の問い直しの場としての学校
第Ⅲ部 閉塞状況をどう突破するか
第八章 受験体制の中で自分の教育観にこだわる――ジレンマのやり繰りと教師の学び[藤原顕・荻原伸]
一 はじめに
二 荻原実践をめぐる対話とその解釈
第九章 教師バッシングはもうやめて――心躍る学びの場を[村井淳志]
一 教師バッシングが常態化したこの三〇年
二 朝令暮改の猫の目教育行政
三 アカウンタビリティに名を借りたアリバイ書類づくり
四 品質保証に名を借りた自由裁量の剥奪
五 いちばん不足しているのは、教師の心を揺さぶる場
六 私の教員免許更新講習の実践から
七 おわりに
第一〇章 教師はどのようにして生徒の学びが〈みえる〉ようになっていくのか[吉永紀子]
一 授業を〈みる〉ことと生徒の学びが〈みえる〉こととの間
二 松本中学校における授業研究はどのようにして行われるのか
三 教師の懐く問いが実践の探究の道すじを決める――村松晋さんの実践の省察を手がかりにして
第一一章 制度としての「評価の圧力」の下での実践の創造[鋒山泰弘]
一 はじめに
二 新しい教育評価の方法を実践に取り入れるとは
三 子どものための「評価の日常化」とは
四 おわりに
第一二章 学校の「しんどさ」とどうつきあうか――「(仮)センセの放課後」のとりくみから[石垣雅也]
一 はじめに
二 私が感じていた「しんどさ」――採用一年目の経験から
三 「(仮)センセの放課後」の誕生
四 「(仮)センセの放課後」の風景
五 初任者への「指導」場面における「しんどさ」
六 悩みを率直に表明できない職場の「しんどさ」
七 「貧困問題」と「青年教師の困難」の重なり――失われる学校・教師の「溜め」
八 おわりに――可視化された問題を「つながり」でのりこえる
資料
事項索引
人名索引
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紹介文
教員養成教育における新たな必須科目「教職の意義等に関する科目」テキストとして現職教員の参加も得て執筆された活きた教職入門書。
教員養成教育における新たな必須科目「教職の意義等に関する科目」テキストとして、現職教員の参加も得て執筆された活きた教職入門書。
学校と教師をめぐる状況の変化、様々な背景から生じる教師教育の熾烈かつ混迷な改革の動きを念頭に置いたうえで、新たな内容構成と執筆陣によって編集された『教職入門』の後継書。
東日本大震災がもたらした社会全体にわたる変化にも触れ、これからの学校と教師のあり方の再考するためにかかせない1冊。
教育職員免許法・同施行規則や教職課程認定基準等の改正(2017),学習指導要領の改訂(2017・2018),教職課程の再課程認定と新教職課程での養成教育の実施(2019),公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の改正(2019)などの動向をふまえ,大幅な加筆修正を行った。
<執筆者>山﨑 準二、久冨 善之、早坂 めぐみ、山崎 奈々絵、佐藤 千津、矢野 博之、玉井 康之、二宮 衆一、久保 富三夫、望月 耕太、川原 茂雄、田中 正代、佐藤 良、町支 大祐、内海﨑 貴子、榎本 淳子、三上 昭彦、勝野 正章、町田 健一
教員養成教育における新たな必須科目「教職の意義等に関する科目」テキストとして、現職教員の参加も得て執筆された活きた教職入門書。
まえがき
序 章 今日の教育課題と教師
第1部 教師をめぐる現状と課題
第1章 教師の文化と専門性
第2章 教師の地位と育成システム
第3章 世界のなかの教師
第2部 教師の仕事
第4章 学習指導の課題
第5章 生徒指導の課題―教育問題を考えていくために
第6章 保護者・地域住民との連携と教師の役割
第7章 放課後の子どもたちの生活を支える保育活動との連携
第3部 教師の生活
第8章 教師の権利と義務
第9章 日常生活と課題
第10章 教師のワーク・ライフ・バランス―ジェンダーの視点から
第11章 児童・生徒理解と教師のメンタルヘルス
第4部 これからの社会と教師
第12章 「学校安全」「安全教育」と教師
第13章 新しい時代における教師の役割と責務―ILO・ユネスコ「教員の地位に関する勧告」
第14章 教師としての成長・発達
終 章 「学び続ける教師」をめざして
巻末資料
キーワード一覧