【2025年】「ショーペンハウアー」のおすすめ 本 47選!人気ランキング
- 意志と表象としての世界 (1) (中公クラシックス W 36)
- ショーペンハウアー全集(全14巻別巻1・限定復刊・分売不可)
- 哲学を知ったら生きやすくなった
- 読書について
- 今を生きる思想 ショーペンハウアー 欲望にまみれた世界を生き抜く (講談社現代新書)
- ショーペンハウアー (文庫クセジュ 749)
- 存在と時間〈上〉 (ちくま学芸文庫)
- ツァラトゥストラはこう言った 上 (岩波文庫 青 639-2)
- 生の嘆き: ショーペンハウアー倫理学入門 (叢書・ウニベルシタス 786)
- 自殺について 他四篇 (岩波文庫 青 632-1)
本書は、日経WOMANの人気連載を基にしたもので、現代の不安やモヤモヤを哲学的視点から解消するためのガイドです。哲学者小川仁志の監修のもと、マンガ形式で様々なテーマ(上司との関係、怒りのコントロール、孤独との向き合い方など)に対する哲学的なアプローチを紹介しています。全20話を通じて「哲学スイッチ」をオンにし、悩みを軽減する方法を学ぶことができます。
ハイデッガーの著作『存在と時間』は、1927年に刊行され、ドイツ哲学界に大きな影響を与えました。本書は「現存在」の意味を「時間」性から解釈し、存在の統一的意味を探求します。上巻では、現存在の基本的構成を「世界=内=存在」として提示し、現存在における存在理解を深めるための問いを提起しています。目次は序論と現存在の基礎分析に関する内容で構成されています。
我々の真実の本質は死によって破壊せられえないものであるという教説によせて.現存在の虚無性に関する教説によせる補遺.世界の苦悩に関する教説によせる補遺.自殺について.生きんとする意志の肯定と否定に関する教説によせる補遺
本書は、象の頭を持つガネーシャや青い女神カーリーなどの神々を紹介し、インドの宗教の発展や主要な経典、詩、神話をわかりやすく解説しています。豊富な図版や写真を通じて、ヒンドゥー教の世界とインド神話の歴史を探求します。目次には、ヒンドゥー神話の宇宙論、主要な神々、二大叙事詩「ラーマーヤナ」と「マハーバーラタ」、プラーナ、著名な人物についての章があります。著者は歴史や神話に関する多くの著作を持つマーティン・J・ドハティ氏で、翻訳は井上廣美氏が担当しています。
実存主義への非難に応えたサルトルの講演と討論からなる入門書。本書は実存主義の本質を伝え、その思想がヒューマニズムに直結することを明快に描いている。今回改版にあたり、その発想を具体的に示す初期作品を5点増補した。サルトル哲学理解への新たなアプローチのための必読書。
古代インドのヴェーダ文献・神話を中心に、ことばの持つ無限の力を探究する。呪文・呪術の源泉に迫る、シリーズ神話叢書、第2弾! 【ことばは、世界を創造するとともに、神をも滅ぼす】 ことばの本来の力が発揮される「呪文」とは何か。 なぜ「真の名前」は秘されるのか。 古代インドのヴェーダ文献・神話を中心に、 ことばの持つ無限の力を探究する。 呪文・呪術の源泉に迫る、シリーズ神話叢書、第2弾! 呪文を唱えて火を操り、敵の部族や悪魔を倒す話。 呪術師たちを引き連れて呪文を唱えることで、神が洞窟の壁を打ち砕く話。 名前をくれ、名前をくれと懇願してくる神の話。 ことばを間違えて取り返しのつかない失敗をした魔神の話。 世界を理解するための知識が集積された「ヴェーダ文献」。 神々への賛歌を集めた『リグ・ヴェーダ』とヴェーダ祭儀書文献に おける「ことばと呪力」にまつわる物語を読み解く。 【目次】 序章 ことばの呪術と古代インドの言語文化 1:呪術について 2:高められたことば 3:古代インドの言語文化 第1章 ヴェーダ神話集その一――内容通りの事柄を引き起こすことば 1:導入 2:部族長ヴァーマデーヴァの火の呪文 3:首席祭官ヴリシャ・ジャーナの悪魔祓いの歌 4:首席祭官ウシャナス・カーヴィヤと戦神インドラの二重奏 第2章 ヴェーダ神話集その二――打ちのめし破壊することば 1:導入 2:戦神インドラの魔女殺しの歌 3:戦神インドラの歌と呪術師たちの合唱 4:魔神アスラたちの失言 第3章 ヴェーダ神話集その三――運命を引きよせる名前 1:導入 2:火神アグニの名づけ要求 3:造形神トヴァシュトリの発音間違い 4:国王ダルバの改名儀礼 終章 ことばと共に生きるということ 【目次】 序章 ことばの呪術と古代インドの言語文化 1:呪術について 2:高められたことば 3:古代インドの言語文化 第1章 ヴェーダ神話集その一――内容通りの事柄を引き起こすことば 1:導入 2:部族長ヴァーマデーヴァの火の呪文 3:首席祭官ヴリシャ・ジャーナの悪魔祓いの歌 4:首席祭官ウシャナス・カーヴィヤと戦神インドラの二重奏 第2章 ヴェーダ神話集その二――打ちのめし破壊することば 1:導入 2:戦神インドラの魔女殺しの歌 3:戦神インドラの歌と呪術師たちの合唱 4:魔神アスラたちの失言 第3章 ヴェーダ神話集その三――運命を引きよせる名前 1:導入 2:火神アグニの名づけ要求 3:造形神トヴァシュトリの発音間違い 4:国王ダルバの改名儀礼 終章 ことばと共に生きるということ
この文章は、ローマの哲学者セネカの著作を紹介しています。セネカは、絶対権力のもとでの生と死について考察し、特に「怒り」という感情の分析とその治療法を論じた『怒りについて』を中心に、苦難と真の幸福について述べた『摂理について』と『賢者の恒心について』を併録した新訳作品です。
アドラーによる心理学入門書で、人は誰でも劣等感を持ち、それが向上心につながると説いています。著者はアドラー自身で、彼の理論をわかりやすく解説。内容は劣等感、ライフスタイル、教育問題、恋愛、性など多岐にわたります。アドラーは精神科医で、個人心理学を創始し、子供の精神的健康に取り組んだ人物です。翻訳は桜田直美が担当しています。
『マハーバーラタ』は、古代インドの叙事詩で、全18巻・約10万詩節から成り、神話や哲学が織り交ぜられた物語です。この入門書では、物語の主筋と挿話を4章に分けて解説し、登場人物や神話の読み解き、他地域との比較などのコラムも掲載しています。附録には系図や人物一覧もあり、深く楽しむための内容が充実しています。著者は沖田瑞穂氏で、インド神話を専門としています。
『マハーバーラタ』を再話し、挿絵付きで読みやすくまとめた本。インドの神話や文化を解説するコラムもあり、英語圏で15万部以上の売上を誇る入門書。著者は神話研究者のデーヴァダッタ・パトナーヤクで、他にインド神話や比較神話を専門とする研究者たちが関与している。全体像を把握できる内容で、物語はプロローグから始まり、様々なテーマに沿って構成されている。
数百年間イギリスの植民地支配下にあったインドで宗教歌謡が生活に息づき、人々が自国の音楽に関心を寄せ続ける背景は何か。現地調査をもとに音楽界や芸能と社会の関係を考察した民族音楽的研究と南アジア地域研究の成果を貴重な写真・図版とともに提示する。 凡例 はじめに――賛歌の「価値」を南インドの文脈で捉え直す 第1部 南インドの「賛歌の伝統」概説 第1章 ナーマ・シッダーンタ――神の御名の教え 1 思想的側面 2 「賛歌を歌う者」バーガヴァタル 3 「賛歌の体系」(バジャナ・パッダティ) 4 様々な賛歌の実践機会 5 音楽的側面 第2部 インドの楽聖の系譜――「賛歌の伝統」のレパートリーを中心に 第2章 バクティ運動期――十二世紀―十七世紀 1 バクティ運動と賛歌群の形成 2 ベンガル地方の詩聖ジャヤデーヴァ 3 ターッラパーカ詩人アンナマーチャーリヤ 4 マハーラーシュトラ地方の宗教詩人 第3章 タンジャーヴール・マラーター時代――一六七四―一八五五年 1 タンジャーヴール・マラーター時代概説 2 ナーマ・シッダーンタ派の「賛歌のグル」 3 楽聖ナーラーヤナ・ティールタ 4 楽聖ティヤーガラージャ 5 サットグルスワーミ 6 そのほかの楽聖の賛歌と「賛歌のグル」をめぐる議論 第3部 近現代南インドの音楽界と賛歌 第4章 イギリス統治期――十九世紀中期―二十世紀中期 1 非バラモン階層の台頭と「ドラヴィダ民族運動」 2 イギリス統治期での音楽界の変化 3 イギリス統治期マドラスでの賛歌の実践 4 タミル・ナショナリズムと音楽界 第5章 独立インド時代――独立以降―一九八〇年代 1 「インド伝統文化」へのまなざし 2 バーガヴァタルの集団化 3 プドゥコーッタイ・ゴーパーラクリシュナ・バーガヴァタル 4 ハリダース・ギリ 5 クリシュナプレーミ・スワーミ 第6章 一九九〇年代以降の変化 1 「文化資源化」する賛歌 2 マラーティー・キールタンの包摂 おわりに 参考文献一覧 あとがき 事項索引 人名索引
この書籍は、古代インド文明の全貌を描いたもので、インダス文明やグプタ文化、仏教の興隆と衰退を扱っています。著者の中村元は、先住民やアーリヤ人の侵入、バラモン教の確立、都市の発展、原始仏教の成立、マウリヤ王朝の成立、異民族の侵入、大乗仏教、グプタ王朝の集権化など、様々な歴史的側面を詳細に解説しています。苛酷な環境と多様な文化の融合が生み出した古代インドの人々の姿を鮮やかに描写しています。
本書は、清掃カーストを取り上げ、それに着目しつつ、「ヒンドゥー教の宿命として従属的状況を受け入れる」不可触民像を再検討する。 本書は、不可触民のなかでも、都市の清掃カーストを事例に取り上げ、カーストの流動性に着目しつつ、これまでの研究が提示してきた「ヒンドゥー教の宿命として従属的状況を受け入れる」不可触民像に再検討を迫るものである。 ▼差別と困難に抗う新たな「不可触民」像 大都市デリーを舞台に、清掃カースト(バールミーキ)の人びとの声と運動からカーストの変容と現代的特質に迫る。 「自由・平等・民主主義」が憲法上保障された独立後のインドにおいて、カーストや不可触民差別というインド社会を特徴づけてきた問題はどのように変容しているのか? 不可触民とされてきた人びとをとりまく福祉政策の現状と課題、さらに、かれらにたいする減ることのない暴力・差別行為に抗する組織的活動や地位向上運動から、カーストの現代的特質を論じる。 デリーの清掃カースト・コミュニティにておこなってきたフィールドワークをもとにした意欲作。 第1章 カースト、不可触民差別は過去のものか? 1 社会的現実としてのカースト 2 清掃カーストに関する研究の成果と課題 (1) カーストとは何か (2) カースト研究の三つのアプローチ (3) 不可触民(ダリト)研究 (4) 清掃カースト研究 3 カースト、不可触民問題の現代的特質と本研究の視座 4 本書の構成 第2章 デリーの横顔 1 デリーの概観 (1) デリーの地理的特徴 (2) デリーの指定カースト 2 「バールミーキ」の名のもとに結集するデリーの清掃カースト 3 外国人女性の参与観察者 第3章 清掃カーストとされる人びと 1 不可触民の起源 2 「不可触民」から「指定カースト」への制度化 3 指定カーストの地域的広がり 4 不可触民のなかの清掃カースト (1) 清掃カーストの起源 (2) 清掃カーストの名称と代表的なカースト (3) 清掃カーストの「伝統的」職種 5 発展から取り残される清掃カースト ―― デリーの国勢調査にみる指定カーストの内的格差 (1) 教育 (2) 「伝統的」職種とのつながり ―― 清掃と皮なめしの比較 第4章 カースト制批判と不可触民解放をめぐる思想と政策 ―― ガーンディー、ガーンディー主義者による清掃カースト問題の「解 決」 1 不可触民解放の思想と運動の展開 (1) ヒンドゥー教内部の改革運動 (2) 脱ヒンドゥー教的価値観を志向する運動 2 カースト制批判と不可触民解放をめぐるガーンディーとアンベード カルの対立 3 ガーンディー主義者による清掃カーストの問題「解決」 ―― NGO スラブの活動 (1) インドの開発NGOとガーンディー主義 (2) 清掃カーストの福祉政策にみる政府とNGOスラブの「共生」 (3) スラブの活動分析 4 福祉政策における清掃カーストの「解放」の問題 (1) SC政策の時代的特徴 ―― 独立以降から1990年代の経済自由化 導入まで (2) 清掃カーストを対象とする政策の概要 (3) 清掃カーストを対象とする政策の進展状況とその問題 (4) 福祉政策における清掃カーストの「解放」に関する批判的考察 第5章 バールミーキ住民の社会経済的状況 1 デリーに住む ―― 物価高騰と住宅不足 2 調査地区(コロニー)の概況 3 バールミーキ住民の基本情報 (1) 宗教 (2) 教育 (3) 世帯規模 (4) カースト内婚 (5)移住歴 4 清掃労働の非正規化と「女性化」 第6章 清掃カースト出身者の内なる葛藤と抵抗のかたち 1 ダリト性(dalitness)への接近 2 働く ―― 清掃労働への恥じらい 3 学ぶ ―― 出自を知る、留保制度を足がかりにして 4 ロール・モデル意識の生成 5 結ばれる ―― 高学歴バールミーキのカップル 6 祈る ―― ヴァールミーキ詩聖崇拝にみる共属意識のゆらぎ (1) バールミーキ・アイデンティティの展開 (2) ガーンディー、大財閥ビルラーとデリーのヴァールミーキ詩聖寺 院 (3) 寺院の「歴史」認識 (4) 詩聖崇拝をめぐるカースト内の対立 第7章 清掃カーストの組織化と運動 ―― 清掃労働者組合から公益訴訟へ(1960年代―2010年代) 1 はじめに ―― 「エリート」の登場と拡散するダリト運動 2 運動体としてのカースト団体 3 清掃カーストの組織化とその変遷 (1) 清掃労働者の結集(1960年代) (2) カリスマ的指導者の登場による会議派と蜜月期、アンベードカル 生誕百年祭(1970年代―90年代初頭) (3) 清掃労働者会議の分裂、運動の多様化(1990年代半ば―2010年 代) 4 運動としての訴訟の始まり ―― 社会正義の実現手段として注目さ れる公益訴訟 (1) 人権侵害を告発する事例 (2) 指定カースト留保政策の改正を求める事例 5 おわりに ―― 突破口としての司法の可能性と課題 第8章 バールミーキの困難と挑戦のゆくえ 1 各章の論点とその成果のまとめ 2 本研究の含意と残された課題 おわりに 参考文献 図表・写真一覧 索 引