Q&A 生活保護ケースワーク 支援の基本 (よくわかる 生活保護ガイドブック2)
全国公的扶助研究会が半世紀を越える成果を生かして編む、生活保護現場における支援・実践の基本ガイドシリーズ。第2巻は生活保護実践の「肉」となるケースワークの使い方を、実践例をもとに50のQ&Aでわかりやすく説く。 『よくわかる 生活保護ガイドブック』シリーズの発刊にあたって はじめに 1 生活保護ケースワークへの招待――いま、なぜ 生活保護ケースワークなのか 1 貧困の拡大――誰もが生活困窮状態に陥ってもおかしくない社会 (1)高止まりする貧困率 (2)社会保障制度の後退 (3)ますます重要となる生活保護の役割、生活保護は「出番」 2 生活保護ケースワークに必要なもの (1)生活保護ケースワークとは (2)生活保護ケースワークに必要なもの 3 生活保護ケースワークの特徴 (1)生活保護制度は「生活を丸ごと支える」強力なツール (2)生活問題・福祉需要を「発見」し、「支援」につなげる有効な制度 (3)利用者の生活への介入度が強い制度 (4)CWと利用者の力関係、情報格差がある制度 (5)生活保護が権利であること 4 ケースワーカーが置かれている現状 5 いま、生活保護ケースワークに求められているもの 2 支援者と利用者、対象者とその関係 Q1 ケースワーカー・支援者とは? Q2 利用者理解 Q3 利用者との適切な距離 Q4 望ましい援助関係の作り方 3 自立助長と自立支援の意味 Q5 「自立」とは? Q6 経済的自立(就労自立) 日常生活自立 社会生活自立の考え方 Q7 自立支援とケースワーク、ソーシャルワーク 4 ケースワークとソーシャルワーク Q8 生活保護ケースワークの基本的プロセス・流れ Q9 新規相談からのケースワークとソーシャルワークの展開 Q10 引き継いだ世帯 Q11 ケースワークの基本・バイスティックの7原則 Q12 ストレングス視点とエンパワメント Q13 ケースワークとソーシャルワーク 5 ケースワークの基本・訪問と記録 Q14 訪問の基本① Q15 訪問の基本② Q16 記録の目的 Q17 記録の書き方の7つのポイント 6 課題別の支援のポイント Q18 ひとり親世帯の支援 Q19 子どもがいる世帯への支援 Q20 ホームレスへの支援 Q21 高齢者への支援 Q22 DV・虐待被害者への支援 Q23 債務・浪費に対する支援 Q24 病気のある人への支援 Q25 身体障害のある人への支援 Q26 知的障害のある人への支援 Q27 発達障害が疑われる人への支援 Q28 精神疾患のある人への支援 Q29 アルコール依存症の人への支援① Q30 アルコール依存症の人への支援② Q31 ひきこもり状態の人への支援 Q32 自殺を考える人、希死念慮のある人への支援 Q33 パーソナリティに障害のある人への支援 Q34 若者への支援 7 就労支援ソーシャルワーク Q35 就労支援と就労指導 Q36 一見、就労意欲のない人への支援 Q37 仕事が続かない若い人への支援 Q38 子どもがいる世帯への就労支援 Q39 病気、障害と就労支援 8 生活保護制度の強みを活かしたケースワーク Q40 扶養照会とケースワーク Q41 救護施設の利用 Q42 医療扶助とケースワーク Q43 就労支援と収入認定 9 連携・協働 Q44 医療機関との連携 Q45 高齢者への支援と連携 Q46 障害者への支援と連携 Q47 子どもへの支援と連携 Q48 地域との連携 10 ケースワーカーとして、組織として、福祉事務所の中ではぐくむチカラ Q49 人づくり(CWとしての成長のために) Q50 魅力的な職場づくり