【2024年】「西加奈子」のおすすめ 本 45選!人気ランキング
- きいろいゾウ (小学館文庫)
- きりこについて (角川文庫 に 19-1)
- 漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)
- ふくわらい (朝日文庫)
- さくら (小学館文庫)
- 円卓 (文春文庫 に 22-1)
- サラバ! (上)
- この話、続けてもいいですか。 (ちくま文庫 に 9-2)
- あおい (小学館文庫 に 17-1)
- 白いしるし (新潮文庫)
さまざまな人生の転機に思い悩む女性たちに、そっと寄り添ってくれる、珠玉の短編集、いよいよ文庫化! 巻末に長濱ねると著者の特別対談を収録。 西加奈子作品史上最も"刺さる"珠玉の短編集 待望の文庫化! 【西加奈子×長濱ねる 特別対談収録】 長濱ねるさん絶賛!「何回読んでも、自分にとってのヒントやおまもりになる言葉が見つかる魔法の本です。」 「「燃やす」を読んで、自分の中にいた小さい頃の自分を思い出して泣きました。」 (読者) 「誰にも知られない苦しみによりそってくれる、おまもりみたいな本」 (読者) 年齢も境遇もさまざまな8人の女性たち。 彼女たちを救った「魔法のことば」は、意外な人の何気ないひとこと―― 悩んだり傷ついたりしながらも生きていく、すべての人にそっと寄り添うキラメキの8編。 「大人になったら大人として上手いこと振る舞えるようになるし、 自分が"傷ついていない"というていで生きていける。 でももし傷ついている人がいるのであれば、 おこがましいですけど抱きしめるようなものを書きたいと思いました。」 西加奈子(単行本刊行時メッセージより) 【目次】 1 燃やす 「あなたは悪くないんです。」 2 いちご 「東京ちうたら、とちおとめとあまおうがしのぎを削っとるとこじゃな。」 3 孫係 「私たちは、この世界で役割を与えられた係なんだ。」 4 あねご 「あなたがいてくれて、本当に楽しいです。」 5 オーロラ 「戻って来るのはあんただよ。」 6 マタニティ 「弱いことってそんないけないんですか?」 7 ドブロブニク 「おめでとう。」 8 ドラゴン・スープレックス 「お前がお前やと思うお前が、そのお前だけが、お前やねん。」
生きているだけで恥ずかしい――。思い切り笑い、最後にはきっと泣いてしまう。自意識過剰な青年の馬鹿馬鹿しくも切ない魂のドラマ! 生きているだけで恥ずかしい――。自意識過剰な青年の、馬鹿馬鹿しくも切ない魂のドラマ!29歳の葉太は初めての海外一人旅でニューヨークを訪れる。恥ずかしい観光客と思われないよう、ガイドブックを暗記して臨んだ葉太だったが、滞在初日で盗難に遭い、無一文に。虚栄心と羞恥心に縛られて助けを求めることすらできないまま、一人マンハッタンを彷徨う羽目に……。決死の街歩きを経て、葉太が目にした衝撃的な光景とは――? 「生きているだけで恥ずかしい――。」自意識過剰な青年の、馬鹿馬鹿しくも切ない魂のドラマ! 29歳の葉太はある目的のためにニューヨークを訪れる。初めての一人旅、初めての海外に、ガイドブックを暗記して臨んだ葉太だったが、滞在初日で盗難に遭い、無一文になってしまう。虚栄心と羞恥心に縛られた葉太は、助けを求めることすらできないまま、マンハッタンを彷徨う羽目に……。決死の街歩きを経て、葉太が目にした衝撃的な光景とは――? 思い切り笑い、最後にはきっと泣いてしまう。圧倒的な面白さで読ませる、西加奈子の新境地長編小説!
著者10年ぶりの短編集は、人生の転機で悩み傷つく女子たちを描いた8編。彼女たちを生き返らせる「魔法のひとこと」とは――。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 直木賞作家・西加奈子 「サラバ」「i」に続く、待望の短編集 反響続々! ! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「人はいなくなっても、言葉は残る。 誰かの言葉に縛られる絶望は、誰かの言葉に守られている希望に替えていけばいい。 本書の物語は、そう力強く告げている。」 ――文月悠光(詩人) 「「燃やす」を読んで、自分の中にいた小さい頃の自分を思い出して泣きました。」 (読者) 「誰にも知られない苦しみによりそってくれる、おまもりみたいな本」 (読者) 大人になって、大丈夫なふりをしていても、 ちゃんと人生のページをめくったら、傷ついてきたことはたくさんある――。 それでも、誰かの何気ないひとことで、世界は救われる。 悩んだり傷ついたり、生きづらさを抱えながらも生きていく すべての人の背中をそっと押す「魔法のひとこと」を描いたキラメキの8編。 「あなたを救ってくれる言葉が、この世界にありますように」――西加奈子 【収録作品】 1 燃やす 「あなたは悪くないんです。」 2 いちご 「東京ちうたら、とちおとめとあまおうがしのぎを削っとるとこじゃな。」 3 孫係 「私たちは、この世界で役割を与えられた係なんだ。」 4 あねご 「あなたがいてくれて、本当に楽しいです。」 5 オーロラ 「戻って来るのはあんただよ。」 6 マタニティ 「弱いことってそんないけないんですか?」 7 ドブロブニク 「おめでとう。」 8 ドラゴン・スープレックス 「お前がお前やと思うお前が、そのお前だけが、お前やねん。」 1 燃やす 2 いちご 3 孫係 4 あねご 5 オーロラ 6 マタニティ7 ドブロブニク 8 ドラゴン・スープレックス
二か月連続刊行「こうふく」二部作第二弾 ふたつの物語が、交互に描かれていく。ひとつは、結婚して十二年、三十九歳の調査会社中間管理職の「俺」の妻が、ある日、他の男の子を宿す話。もうひとつは、二〇三五年、小さなプロレス団体に所属する無敵の王者、アムンゼン・スコットの闘いの物語。 三十九歳の「俺」は、しだいに腹が膨れていく妻に激しい憤りを覚えながらも、その様子を見続ける。そして、自壊し、「俺」はバリ島に向かう。バリ島で溺れかけた「俺」は、ある光景を目にする。帰国後、妻の出産に立ち会う。生まれてきた子の肌の色は黒く輝いていた。 負けることなど考えられない王者、アムンゼン・スコットは、物語の最後、全くの新人レスラーの挑戦を受ける。その男のリング・ネームはサミー・サム。肌の色は黒く、その隆々たる体躯は、チャンピオンを思わぬ窮地に追い込む。リングサイドでは、ひときわ声を涸らして応援する初老の男がいた――。 【編集担当からのおすすめ情報】 「こうふく」2部作2か月連続文庫化にあたり、「こうふく みどりの」に続き、巻末に漫画家・西原理恵子さんとの対談を掲載しています。装画は、「みどりの」に続き、漫画家・いくえみ綾さんにお願いしております。 お前は誰だ。俺の子ではない、お前は誰だ-- 。三十九歳。男は、妻から妊娠を告げられた。それが、すべての始まりだった。それから三十年の時間が流れた。