侍 (新潮文庫)

周作, 遠藤
新潮社
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藩主の命でローマ法王への親書を持って海を渡った「侍」は、宣教師ベラスコと共にメキシコやスペインを旅し、ローマでは受洗を迫られる。七年の苦難の旅を経て故国に戻った「侍」は、禁制と鎖国の中で政治に巻き込まれ、歴史の闇に消えていく。彼の生涯を通じて、人生と信仰の意味が問われる。

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