教養としてのテクノロジー―AI、仮想通貨、ブロックチェーン (NHK出版新書 545)

伊藤 穰一
NHK出版
商品プロモーションを含む場合があります

AIやロボットは人間の「労働」を奪うのか?仮想通貨は「国家」をどう変えるのか?ブロックチェーンがもたらす「金融・経済」への影響は?世界大学ランキング6年連続1位(英クアクアレリ・シモンズによる)の米国マサチューセッツ工科大学(MIT)でメディアラボ所長を務める伊藤穰一が「経済」「社会」「日本」の3つの視点で未来を見抜く。 第1章 「AI」は「労働」をどう変えるのか? 第2章 「仮想通貨」は「国家」をどう変えるのか? 第3章 「ブロックチェーン」は「資本主義」をどう変えるのか? 第4章 「人間」はどう変わるか? 第5章 「教育」はどう変わるか? 第6章 「日本人」はどう変わるべきか? 第7章 「日本」はムーブメントを起こせるのか?

みんなのレビュー
名無し
2024年12月24日6:46

この本を読んで、自分がいかにテクノロジーについて浅い理解しか持っていなかったかを思い知らされました。伊藤穰一さんの言葉は鋭く、しかし同時に希望に満ちています。特に、「AIは労働をどう変えるのか?」の章では、自動化がただの脅威ではなく、新しい可能性を生み出すものであることを、丁寧に説明してくれています。そして、「仮想通貨が国家をどう変えるのか?」の章では、現在進行形で起こっている経済の変化がどれほど根深いものかを実感しました。読み終えた後、単に知識を得るだけでなく、「未来にどう向き合うべきか」を真剣に考えるきっかけをくれた一冊です。

search