【2024年】「音楽史」のおすすめ 本 96選!人気ランキング
- 西洋音楽史: 「クラシック」の黄昏 (中公新書 1816)
- クラシック音楽の歴史 (角川ソフィア文庫)
- ゼロから分かる! 図解クラシック音楽
- ロック史 (立東舎文庫)
- すぐわかる! 4コマ西洋音楽史 1~古代・中世~バロック初期~
- 読んでわかる! きいてわかる! クラシック音楽の歴史 大人の音楽史入門 【CD付】
- クラシック音楽全史 ビジネスに効く世界の教養
- 全ロック史
- 日本の指揮者とオーケストラ 小澤征爾とクラシック音楽地図 (光文社新書 1333)
- オーケストラー―知りたかったことのすべて
スコッツ=アイリッシュのアパラチア山脈への移住からはじまる巨大なるサーガ、ついに誕生 ロックミュージックはいかなる手段で、誰に抗い、何を訴えつづけてきたのか、一体なんのために。スコッツ=アイリッシュのアパラチア山脈への移住からはじまる巨大なるサーガ、ついに誕生。 はじめての全史 ロックミュージックはいかなる手段で、誰に抗い、何を訴えつづけてきたのか。一体なんのために。スコッツーアイリッシュのアパラチア山脈への移住からはじまる巨大なるサーガ、ついに誕生。 【目次】 はじめに 1 前夜 2 ロックンロール生まれる 3 ロックを待つ少年たち―五〇年代のイギリス 4 めくるめくロンドン―スウィンギング・ロンドン 5 ブリテンの侵略―ブリティッシュ・インヴェイジョン 6 イギリスのフォークロック 7 神のごときギタリスト―ブルースロックとインプロヴィゼーション 8 サイケデリア! 9 ただひとりで世界を―スタンド・アローン 10 ロックの雷鳴―ハードロック 11 未踏の地へ―プログレッシヴロック 12 アメリカのフォークロックとカントリーロック 13 豪奢なアンドロギュノス―グラムロック 14 パンクあれと声がして―ニューヨークのパンク 15 アナーキー・イン・ザ・ユニヴァース―イギリスのパブロックとパンク 16 新しい波 17 ロックのマッドドクターたち―エクスペリメンタル 18 分類不能のバンド 19 ヘヴィーメタル、地を揺るがす 20 ハードコアパンクのスタートとストレートエッジ 21 ラップ侵入せり―ラップロック 22 ネオサイケデリアとペイズリー・アンダーグラウンド 23 とうにパンクを過ぎて 24 スラッシュメタル登場 25 ロックはどうあるべきなのか―カレッジ、オルタナティヴ、インディー 26 インディーで行こう―インディーポップ 27 ハードコアパンク広がる 28 奇妙なハードコア―ポストハードコア 29 ヘヴィーメタル広がる 30 狂えるマンチェスター―マッドチェスターとバギー 31 靴を見るもの夢を見るもの―シューゲイジングとドリームポップ 32 王はTシャツを着ている―グランジとポストグランジ 33 ユニオンジャックの下に―ブリットポップ 34 チープ・イズ・ベター―ローファイ 35 ロックの席にすわるもの―ポストロック 36 サイケデリアは死なない 37 エレクトロニク 38 二一世紀は新しい世紀なのか 39 アウトサイドで会おう 40 ロックと人種・階級・ジェンダー 41 ロックと経済 42 社会・魔術・ホラー・文化人類学・神話 43 批評 44 ロックと響き 終章 ロックとは何か 【目次】 はじめに 1 前夜 2 ロックンロール生まれる 3 ロックを待つ少年たち―五〇年代のイギリス 4 めくるめくロンドン―スウィンギング・ロンドン 5 ブリテンの侵略―ブリティッシュ・インヴェイジョン 6 イギリスのフォークロック 7 神のごときギタリスト―ブルースロックとインプロヴィゼーション 8 サイケデリア! 9 ただひとりで世界を―スタンド・アローン 10 ロックの雷鳴―ハードロック 11 未踏の地へ―プログレッシヴロック 12 アメリカのフォークロックとカントリーロック 13 豪奢なアンドロギュノス―グラムロック 14 パンクあれと声がして―ニューヨークのパンク 15 アナーキー・イン・ザ・ユニヴァース―イギリスのパブロックとパンク 16 新しい波 17 ロックのマッドドクターたち―エクスペリメンタル 18 分類不能のバンド 19 ヘヴィーメタル、地を揺るがす 20 ハードコアパンクのスタートとストレートエッジ 21 ラップ侵入せり―ラップロック 22 ネオサイケデリアとペイズリー・アンダーグラウンド 23 とうにパンクを過ぎて 24 スラッシュメタル登場 25 ロックはどうあるべきなのか―カレッジ、オルタナティヴ、インディー 26 インディーで行こう―インディーポップ 27 ハードコアパンク広がる 28 奇妙なハードコア―ポストハードコア 29 ヘヴィーメタル広がる 30 狂えるマンチェスター―マッドチェスターとバギー 31 靴を見るもの夢を見るもの―シューゲイジングとドリームポップ 32 王はTシャツを着ている―グランジとポストグランジ 33 ユニオンジャックの下に―ブリットポップ 34 チープ・イズ・ベター―ローファイ 35 ロックの席にすわるもの―ポストロック 36 サイケデリアは死なない 37 エレクトロニク 38 二一世紀は新しい世紀なのか 39 アウトサイドで会おう 40 ロックと人種・階級・ジェンダー 41 ロックと経済 42 社会・魔術・ホラー・文化人類学・神話 43 批評 44 ロックと響き 終章 ロックとは何か
20年以上のロングセラー「はじめての音楽史」の初版(96)、増補改訂版(09)に続く決定版。内容改訂は行わず、章間にコラム… 20年以上にわたって売れ続けている音楽史入門書の、1996年の初版、2009年3月の増補改訂版につづく決定版。西洋音楽と日本音楽の両方を扱っているという点で、独自性がある。今回は内容の改訂は行わず、章間にあった空白のページ(5箇所・各1ページ)に、久保田慶一書き下ろしのコラム「もうひとつの音楽史」(その1:音楽理論について、その2:音楽と社会について、その3:音楽の職業について、その4:記譜法について、その5:音楽メディアについて)を加え、新刊として出版。コラムの内容は俯瞰的な視点から書かれており、古代・中世~第二次世界大戦後~21世紀まで触れられている。現在の音楽の在り方・音楽との関わり方についても述べており、大学・高校での授業にも取り入れやすくなる。 第1部 西洋音楽史 序章 人間と音楽 片桐功 第1章 古代ギリシア 片桐功 第2章 中世 吉川文 その1(p.34) : 音楽理論について 久保田慶一 第3章 ルネサンス(1) 吉川文 その2(p.42) : 音楽と社会について 久保田慶一 第4章 ルネサンス(2) 吉川文 第5章 バロックの声楽 岸啓子 第6章 バロックの器楽 岸啓子 第7章 前古典派 久保田慶一 第8章 古典派 久保田慶一 第9章 ロマン主義前期 長野俊樹 その3(p.96) : 音楽の職業について 久保田慶一 第10章 ロマン主義の諸相 長野俊樹 その4(p.108) : 記譜法について 久保田慶一 第11章 20世紀(1) 白石美雪 第12章 20世紀(2) 白石美雪 その5(p.132) : 音楽メディアについて 久保田慶一 第2部 日本音楽史 第1章 日本音楽史の始まり 高橋美都 (西暦300年~1000年まで) 第2章 能と狂言 三浦裕子 (西暦1000年~1500年まで) 第3章 近世――乱世に花開いた三味線文化―― 茂手木潔子 (西暦1500年~1850年まで) 第4章 近代――伝統音楽と西洋音楽の並存のなかで―― 塚原康子 (西暦1850年~1945年まで) 第3部 日本の現代の音楽 第1章 日本の現代音楽 楢崎洋子 (1900年以降) 第2章 現代邦楽 茂手木潔子 (1945年以降) おわりに 久保田慶一 あとがき 久保田慶一 参考文献・視聴覚資料 事項索引 人名索引
アメリカ、イギリスのポピュラー音楽200曲を通して、リアルタイムの体験に基づき綴られる“ロックの時代”。 英米のポピュラー音楽200曲を通して、リアルタイムの体験に基づき綴られる“ロックの時代”。 1955~85年、それはまさに「ロックの時代」であった。本書では、その30年間におけるアメリカ、イギリスのポピュラー音楽から各100曲、計200曲をセレクトしランク付け。有名どころのみならず、幅広いアーティストを取り上げ楽曲単位で批評する。黄金期のロック・シーンにリアルタイムで触れてきた著者自身の体験もまじえ、当時の熱気を描き出す。 単なる楽曲解説やノスタルジーに終始しない、音楽を愛する全ての人へ送る一冊! その他にも、「ロックンロール以前のポップス」、「日本における洋楽ロック」、「Jポップ・ロックのルーツ」各章にて、重要曲をセレクトし短評を付す。 Ⅰ: Intro(序章) Ⅱ: Pre - Rock ’N’ Roll Years(ロックンロール以前のポップス) Ⅲ: U.S. Rock-TOP100 1955-1985 Ⅳ: U.K. Rock-TOP100 1955-1985 Ⅴ: Yogaku In Japan(日本独自の洋楽ヒット) Ⅵ: Roots of J-POP/ROCK TOP 40(Jポップ/ロックのルーツ)
クラシック音楽の成り立ちからわかりやすく解説。因果関係が見える納得の音楽史! 面白かわいいイラストも満載! クラシック音楽はどこから来て、どこへ向かうのか? 神の音楽から人の音楽へ、そして世界音楽の時代へ。因果関係が見える納得の音楽史! クラシック音楽の成り立ちからわかりやすく解説。面白かわいいイラストも満載! クラシック音楽はどこから来て、どこへ向かうのか? 神の音楽から人の音楽へ、そして世界音楽の時代へ──。 因果関係(ストーリー)が見える納得の音楽史! 西洋音楽の「西洋」って? その基盤となった古代ギリシャの音楽観とは? 多大な影響を与える3大宗教とは?── クラシック音楽の解説本は数あれど、 その成り立ちから「そもそも」のところを わかりやすく教えてくれるのはこの本だけ。 「1 西洋音楽ができるまで」 「2 神の音楽から人の音楽へ」 「3 西洋音楽のたたわな実り、そして……」の3部構成で、 たんなる作曲家や作品のカタログではなく、 西洋音楽の流れを解きほぐし、 初心者にも理解できるように書かれています。 重要トピックを取り上げたコラムには、 面白かわいいイラストも満載! ◎執筆担当 岸本宏子:中世〜ルネサンス、ごあいさつ、序章、終章、あとがき 酒巻和子:バロック〜古典派担当 小畑恒夫:オペラ担当 石川亮子:ロマン派、近現代担当 有田 栄:近現代担当 ごあいさつ 序章 はじめに知っておきたいこと 西洋とは ヨーロッパ大陸の主人公たち フランク王シャルル、西ローマ皇帝に ポイント1 古代ギリシャの音楽観と西洋音楽 アポロンとディオニュソス 音楽のシステムは小宇宙 音楽には役割がある 現在のヨーロッパ世界への影響 コラム◆ギリシヤ神話にみる音楽観 ポイント2 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教 ユダヤ教 キリスト教 イスラム教 コラム◆ヨーロッパ、3つの主人公と3つの宗教 1 西洋音楽の始まり[中世~ルネサンス] 第1節 教会の歌──祈りの歌 フランク王国とローマ教会 グレゴリオ聖歌と付け足し加工 オルガヌムと多声音楽 大問題発生──音楽と時間 コラム◆中世ヨーロッパの成立とグレゴリオ聖歌 ◆グレゴリオ聖歌 ◆トロープスとオルガヌムの歴史 第2節 宮廷歌人の歌──心の歌 もうひとつの出発点 詩をつくって歌う宮廷人たち コラム◆トルバドゥールと宮廷歌人の歌 第3節 技術改革の時代「アルス・ノヴァ」──決定版・音楽づくりの道具 『アルス・ノヴァ(新技術)』までの道のり 素材の加工から創作へ 響きも形も美しい歌をめざして──ルネサンスへの道 コラム◆目で見る記譜法の歴史 ◆年表1 ◆ルネサンス以前の音楽と歌の作り方 ◆中世の音楽人と宮廷歌人たち 第4節 ルネサンス時代の音楽 ルネサンスの到来 第一期 新旧様式の交代期──ブルゴーニュ楽派 第二期 ルネサンス様式の確立──フランドル楽派 第三期 ルネサンス様式の完成と爛熟──イタリア バロックに向けての二つの底流 楽器と音楽 宗教と音楽 コラム◆あなたも知っているルネサンス ◆ルネサンス第21期 ブルゴーニュ楽派 ◆ルネサンスの音楽人 第1期と第2期 ◆ルネサンス第2期 フランドル楽派 ◆ルネサンス第3期 イタリア人の時代 ◆ルネサンスの音楽人 第3期 イタリア ◆ルネサンスの音楽人 イタリア以外 ◆ルネサンスの音楽人 音楽理論家ほか 2 「神の音楽」から「人の音楽」へ[バロック~古典派] それは激しい感情を訴える独唱歌曲から始まった モノディ様式 コラム◆通奏低音 第1節 声のドラマ オペラと声楽曲 「モノディ様式」以前のドラマ オペラの誕生──フィレンツェ マントヴァとモンテヴェルディ ローマ ヴェネツィアと商業劇場の発展 ヨーロッパ諸国へひろがるオペラ オペラ以外の声のドラマ──オラトリオ、カンタータ ナポリ派の隆盛 メタスタージオとオペラ・セリア 喜劇オペラ──「ブッファ」と「インテルメッゾ」 グルックのオペラ改革 一八世紀後半──ナポリ派の国際化 古典派時代のオペラ──モーツァルト コラム◆モンテヴェルディ①② ◆カストラートの活躍 ◆リュリとモリエール ◆ヘンデル オペラ&オラトリオ ◆ヘンデルと劇音楽 ◆オペラの分類 ◆オペラ・セリアとオペラ・ブッファ ◆劇場運営 第2節 音のドラマ──バロックの器楽 ひとつの楽章のなかのドラマ、多楽章によるドラマ 組曲 バロック時代のソナタ 1 演奏形態による分類 2 楽章構成による分類 バロック時代のコンチェルト(協奏曲) 1 コンチェルト・グロッソ(合奏協奏曲) 2 ソロ・コンチェルト(独奏協奏曲) フーガ 即興的な形式 変奏曲 コラール前奏曲 コラム◆宮廷での舞踏会 ◆アルカンジェロ・コレッリのトリオ・ソナタ ◆J.S.バッハ《ブランデンブルク協奏曲》の編成 ◆J.S.バッハとバッハ・ファミリー ◆バロック時代の鍵盤楽器 ◆クレモナの名工──ヴァイオリン製作者たち ◆バロックの演奏習慣 第3節 絶対音楽の完成にむけて──古典派への道 後期バロックから初期古典派へ ギャラント様式 多感様式 初期の交響曲 ミラノ マンハイム ベルリン ウィーン 第4節 交響曲の誕生とソナタ形式──古典派の時代 管弦楽曲──交響曲とコンチェルト 交響曲 コンチェルト(協奏曲) セレナード、ディヴェルティメントなど 室内楽曲と独奏曲 弦楽四重奏曲 ソナタ コラム◆ソナタ ◆ソナタ形式の調のプラン ◆モーツァルト ◆ベートーヴェン 3 西洋音楽のたわわな実り、そして……[ロマン派~現代] 第1節 音の魔術師たち ロマン派のオーケストラ音楽とピアノ音楽 オーケストラ音楽 一九世紀前半──シューベルトからベルリオーズまで 一九世紀後半──交響詩の成立と交響曲の復活 ピアノとピアノ音楽 ピアノと家庭音楽、サロン音楽とヴィルトゥオーゾ 性格的小品 コラム◆ロマン派生まれの音楽文化 ◆ロマン派におけるオーケストラ ◆絶対音楽と標題音楽 第2節 声の魔術師たち ロマン派のオペラと歌曲 フランスのオペラ 革命期 一九世紀前半 一九世紀後半 イタリアのオペラ ロッシーニの偉大な仕事 ベッリーニとドニゼッティ 巨人ヴェルディ ヴェルディ以後──ヴェリズモ ドイツとオーストリアのオペラ ヴァーグナー以前 未来の芸術作品──ヴァーグナーの仕事 ヴァーグナー以後──R.シュトラウス 歌曲──詩とピアノの出会い シューベルトによるリートの確立 リートの発展と各国への広がり コラム◆楽器の王者ピアノの歴史と完成 ◆グランド・オペラ ◆ベル・カント ◆オペラ用語集 第3節 国民楽派とロマン派の黄昏 国民楽派 ロシア、東欧、北欧 フランス、スペイン、イギリス ロマン派の黄昏──R.シュトラウスとマーラー コラム◆《モルダウ》と国民楽派の交響詩 第4節 近代の音楽──枠組みの変化と多中心化 二〇世紀という時代 第一次世界大戦までの音楽 「調性」からの解放──印象主義と表現主義 「リズム」の解放とノイズの音楽──原始主義と未来主義 西欧の外へのまなざし 両大戦間の音楽 新古典主義の音楽 十二音技法の確立 ジャズとキャバレーの音楽 社会の動きと音楽──ソヴィエト連邦、そしてナチス・ドイツ コラム◆20世紀音楽の流れ(超早わかり!) ◆バレエ・リュス旋風 ◆十二音技法ミニ解説 ◆ストラヴィンスキー ◆シェーンベルク&新ウィーン楽派 第5節 現代の音楽──そして新たなる「音楽」への問いかけ 戦後音楽の再出発 前衛音楽の時代 前衛音楽の始まり──総音列主義(トータル・セリエリスム) 「管理された偶然性」 その他の前衛──それぞれの道 アメリカ実験音楽とミニマル・ミュージック アメリカ近代──実験音楽への道のり ケージと「偶然性の音楽」 図形楽譜とミニマル・ミュージック テクノロジーと音楽 アジアと日本の現代音楽 コラム◆ブーレーズ ◆20世紀のオペラとミュージカル 終章 終わりの始まり 復習 西洋音楽史の始まり いささか個人的なあと書き──西洋音楽史とは? 人名索引
ロックの初心者にも、 マニアにも嬉しい 韓国発大人気コミック! 笑って読めちゃう楽しい音楽史! パブロック、HR/HM、パンク、ニューウェイヴ、プログレ… ロックはこうやって進化した! 1960年代後期~70年代。 ロックを進化させ様々なシーンを切り拓いた 破天荒ロッカーたちの物語。 ジャンルを横断して紹介した、音楽の歴史本決定版。 ■登場ミュージシャン(一部) ビートルズ、クイーン、デヴィッド・ボウイ、ディープ・パープル、ブラック・サバス、ジェフ・ベック、フリートウッド・マック、イーグルス、エルトン・ジョン、トム・ウェイツ、エアロスミス、AC/DC、ジューダス・プリースト、セックス・ピストルズ、クラッシュ、スコーピオンズ、ブライアン・イーノ&トーキング・ヘッズ、キュアー、クラフトワーク etc… あとがき キム・チャンワン 翻訳 岡崎暢子 [日本版監修] 萩原健太
シンセサイザーの歴史、仕組み、使い方、応用まで扱った総合的な解説書。初心者にもわかりやすい用語解説や写真も豊富に記載した。 シンセサイザーの歴史、音を作る仕組み、使い方、さらに独自の音を作る方法も解説する総合的なシンセサイザー解説書。初心者にもわかりやすいように、専門用語や固有名詞には解説を付した。貴重な写真等も収載。 電気的に音を作り出すシンセサイザー(シンセ)。その歴史から、音を作る仕組み、使い方、そして、独自の音を作る方法も解説する。シンセサイザーというと、減算方式、倍音加算方式、FM方式、PCM方式など様々な種類があり、難しい用語も数々出てくるが、本書はできるだけわかりやすく、またそれらの基礎知識が無い人でも読めるように用語解説を数多く含めて書かれている。シンセサイザーの基礎知識がこの1冊ですべてわかると同時に、サンプル音から音を選んでいるだけの使い方から、自らオリジナルの音を作り出す方法までもが書かれている。シンセサイザーの総合解説書といえる1冊。 著者による本書オフィシャルサイトはこちら(http://synthebook.syn-phonic5.com/) はじめに 序章 シンセサイザーの前に −予備知識と周辺機器 1 楽器の種類−生と電気と電子 2 アナログとデジタル−アナログとデジタルは何が違う? 3 MIDI−MIDI規格とは? 4 CV/GATE−MIDI以前の方式 5 シーケンサー−自動演奏装置 6 MIDIファイル−SMFとは 7 GM音源−みんな同じ音! 8 RP−MIDIの追加規定とは? 9 DTM−コンピュータ・ミュージック 10 オーディオ信号−音の信号 11 オーディオファイル−録音された音声データ 12 DAW−DAWって何? 13 MTR−1台のシンセサイザーでも大編成に! 14 同期−機材をシンクロ! 15 ミキサー−スピーカーはパート数分必要か? 16 エフェクター−効果をつけてさらに音作り 17 プラグイン形式−ソフト音源が使えない? 18 ソフト音源−ハードとソフト 19 インターフェース−インターフェースは通訳さん 20 ドライバ−コンピュータで楽器を制御 21 ノート・ナンバー−音名を示す 第1章 音について −音を知ろう! 1 音とは?−見えない音 2 音を電気信号へ−マイクロフォンの仕組み 3 マイクの信号とは?−音を波形で見る 4 波形と音色−波形で音色は変わる? 5 音の3要素−音を分けて考えよう 6 同じ音圧レベルの音なのに?−等ラウドネス曲線 7 波形を分解−サイン波とは? 8 倍音を合成してみよう 【実験1】倍音の仕組みをMIDIで実験しよう 9 音程という言葉−紛らわしい音程 第2章 シンセサイザーまでの歴史 −過去〜現在まで 1 テルハーモニウム−水力発電で電話配信−!? 2 テルミン−手を触れない不思議な楽器 3 オンド・マルトノ−フランス近現代の作曲家が求めた音 4 トラウトニウム−ドイツの電子楽器 5 ハモンド・オルガン−倍音加算で音色作り 6 RCAミュージックシンセサイザー−部屋ごと楽器? 7 メロトロン−アナログ時代のサンプラー 8 モーグ・シンセサイザーの誕生−自由の国が生んだ自由な楽器 9 ハラルト・ボーデ−シンセサイザーの構想を考えた人 10 シンセサイザーの進化−アナログからソフトウェアまで 第3章 音源の分類と共通機能 −音源方式とコントローラについて 1 シンセサイザーの分類−アナログとデジタルだけじゃないの? 2 共通コントローラ−電子音にも演奏表現を! 第4章 減算方式 −アナログ・シンセサイザーでおなじみ! 1 不安定な電圧−アナログ=減算の理由 2 減算方式とは?−減算方式の考え方 3 減算方式の構成−それぞれのモジュールの役割 4 オシレータ(VCO)−発振器が音の源です 5 ノイズ・ジェネレータ−あの砂嵐が!− 6 外部入力−マイクやオーディオがオシレータ? 7 フィルタ(VCF)−音色加工所 8 ノイズでフィルタチェック! 【実験2】スペクトラム・アナライザで見る 9 キー・フォロー−音域で変わるもの 10 アンプとEG−音量をあげる増幅器 11 EG(1)−アンプに音量変化を! 12 EG(2)−【実験3】ADSRをアンプで実感しよう! 13 アンプのパラメータ−EGのおかげで地味なパラメータ 14 EG(3)−オシレータ/フィルタ編 15 キーボード・スケーリング−音域でパラメータを変化させる 16 ベロシティー−強弱でパラメータを変化? 17 LFO−音を揺らす 18 LFOのパラメータ−揺らすための要素は? 19 サンプル&ホールド−効果音の必需品 20 リング・モジュレータ−複雑な倍音作り 21 アンプリチュード・モジュレーション−RMと何が違う? 22 フリーケンシー・シフター−RMの片方だけ欲しいときに 23 クロス・モジュレーション−VC0をVCOで変調する? 24 アナログ・シーケンサー−ツマミの位置で自動演奏? 25 鍵盤からの信号−アナログとMIDIの制御は? 第5章 倍音加算方式 −サイン波で音作り? 1 倍音加算とは−フーリエ解析? サイン波合成? 2 倍音加算楽器の基本(1)−パイプオルガンの仕組みを知ろう 3 倍音加算楽器の基本(2)−ハモンド・オルガンのドローバーを知ろう! 4 倍音の分析−3DによるFFT 5 倍音加算の音作り−音作りの方法 6 2つの倍音加算−純正と応用 7 純正!倍音加算の実用化−K5のパラメータに学ぶ 8 倍音加算のまとめ−倍音加算のパラメータ 9 現在の倍音加算音源−ソフト音源では…… 10 倍音加算の落とし穴−非整数倍音がでない? 第6章 FM方式 −音を揺らして音色作り 1 FMとは?−考え方の基本はLFO 2 FM音源の誕生−アナログからデジタルへ 3 FM音源の一般化−世界中がDXブームに 4 FMの音作り−サイン波2つで音作り 5 FMを簡単に−FMを例えると 6 周波数の比率−予測しにくい理由 7 エンベロープの効果−音色変化はEGによって作られる 8 FMの実用化−DX7のパラメータに学ぶ 9 ノイズ・ジェネレータ−FMにはノイズがない? 10 FMの応用−SYシリーズからソフトまで 11 サイン波テーブル−サイン波読み出しの方法 第7章 そのほかの変調方式 −PD音源とウェーブシェーピング 1 PD音源−波形を歪めて音作り 1 カシオ計算機−デジタル技術の達人がシンセサイザー業界へ 2 PD音源−波形を歪ませる 3 パラメータの構成−シンプルなデジタル! 4 カシオの功績−国産初の16−ビットサンプラー 5 PD音源のその後−iPD音源へ 2 ウェーブシェーピング−簡単な操作で複雑な音? 1 ウェーブシェーピング−誕生からの流れ 2 ウェーブシェーピングを例えると−W・Sのイメージは? 3 W・Sの仕組み−シェーパーに映すとどうなる? 4 強弱演奏−シェーパーの利用例 5 最近のウェーブシェーピング−ソフトに多いW・S機能 第8章 サンプラーとグラニュラーシンセシス −マイクで録ればすべて楽器? 1 サンプリングの発想−古典派から現代音楽まで 2 サンプラーのルーツ−光学録音とメロトロンの功績 3 フェアライトCMI−夢のサンプラー 4 一般化されたサンプラー−サンプラーが自分のものに! 5 サンプラーの使い方−さまざまなアイデア 6 サンプラーの仕組み−波形をデジタル化する 7 1つのサンプル音−ワンショットとループ 8 フォルマントとは?−サンプリングらしい声 9 生楽器のように−リアルさを求めて 10 フレーズサンプラー−楽器音からフレーズへ 11 サンプル音の編集−音ネタの編集 12 バリフレーズ−驚異のサンプラー 13 さらに進化したサンプラー−グラニュラー・シンセシス 14 音ネタを自分で録る−本来のサンプラーの楽しさを! 第9章 PCM方式 −この際、生音もらいます! 1 PCMのはじまり−PCMが一般化されるまで 2 PCMシンセサイザーの登場−大胆なD−50の発想 3 PCMとは?−CDからサンプリングまで 4 サンプラーとPCMシンセサイザー−似てるけどココが違う 5 PCM独自のシンセサイズ−減算以外のPCMシンセサイザー 第10章 モデリング・シンセサイザー −物理からアナログまで 1 モデリング・シンセサイザーとは−楽器を作って音作り 2 物理モデリング音源−音を解明した産物 3 ウェーブガイドとは?−楽器の振動現象を再現 4 生楽器について−生楽器の仕組みを知ろう 5 ヤマハVL1−いきなり現れた音源方式 6 物理モデリング音源の構成−VLのパラメータに習う 7 Prophecyの登場−予言者の再来? 8 物理モデリング音源の現在−ハードからソフトまで 9 バーチャル・アナログ−突然現れた赤いシンセサイザー 10 ソフト音源−名器も再現 11 エミュレーション、シミュレーション、バーチャル −ものまね? 実験? 仮想? 第11章 ボコーダーと合成音声 −機械のような声? 人のような声? 1 リアルタイムに声を再現する方法 1 ボコーダーの歴史−開発から一般化まで 2 声の仕組み−人間の声のメカニズム 3 ボコーダーの仕組み−信号の流れは? 4 ボコーダーの音作り−ボコーダーのパラメータ 5 ボコーダーの行方−その後のボコーダー 6 トーキング・モジュレータとは? −ローテクでも味のあるサウンド 2 プログラムにより声を合成する方法 1 名前を整理−音声合成と合成音声? 2 機械の声−合成音声を振り返る 3 フォルマントとは?−フォルマントって1つじゃないの? 4 フォルマント・フィルタ−シンセサイザーで合成音声 5 FM+フォルマント−FMの可能性を最大限に活かす 6 ボーカロイドとは?−打ち込みによるバーチャル・シンガー 7 ボーカロイドの流れ−さまざまなボーカロイド 8 隠れたボーカルシンセサイザー−カンター2 第12章 ドラムマシンとシンセサイザー・ドラム −打楽器専用シンセサイザー 1 リズムマシンの歴史−リズミコンからドラムマシンまで 2 打楽器の電子楽器 −シンセサイザー・ドラム、シモンズドラム、電子ドラム 第13章 そのほかのシンセサイザー −ギターシンセやウインドシンセなど 1 ギター・シンセサイザー−ギターでシンセサイザーを鳴らす 2 ウインド・シンセサイザー −息づかいでシンセサイザーを鳴らす 3 ベース・シンセサイザー−ベース専用シンセサイザー 第14章 これからの電子楽器 −未来へ向けた電子楽器とトイ・シンセ V-Synth GT−これにしか出せない音がある! Miburi(ミブリ)−体を使ってコントロール TENORI-ON(テノリオン)−音と光を演奏する KARMA(カーマ)−MIDIデータ生成技術 KAOSSILATOR(カオシレーター)−小さなパフォーマー nano KONTROL−コンパクトなコントローラ! コルグDS-10−ゲーム機がシンセサイザーに? UPIC(ユーピック)−初の絵と音のインターフェース CIRCLE−円が魅せるパラメータ Meta Synth(メタシンセ)−アナライザで絵? Drawdio(ドローディオ)−鉛筆で描いて音? Thingamagoop(シンガマグープ)−お茶目なトイ・シンセ 携帯電話−着メロ音源で演奏を? iPhone/iPod touch/iPad −電話? パソコン? 楽器? Audio Cubes(オーディオキューブ)−光と音のオブジェ スタイロフォン−手のひらにのる電子楽器のルーツ ケロミン−可愛いらしい電子楽器 おたまトーン−おたまじゃくしはカエルの子 IBVA(イーバ)−脳波でMIDIコントロール Eigenharp(アイゲンハープ)−新たなコントローラ アナログ復活モデル−現代に甦る名器たち ハンドメイド・シンセサイザー−自分だけのオリジナルシンセ 付録 シンセサイザー奏者として知っていたほうがいいこと あとがき 索引
『Jazz it up! マンガまるごとジャズ100年史』(講談社)の著者が贈る、韓国の大ベストセラーの翻訳版! 『Jazz it up! マンガまるごとジャズ100年史』(講談社)の著者が贈る、韓国の大ベストセラー『Paint it Rock』の翻訳版! 『Jazz it up! マンガまるごとジャズ100年史』(講談社)の著者が贈る、韓国の大ベストセラー『Paint it Rock』の翻訳版! 数々の伝説的ロッカーたちの生きざまとともに、ロックの誕生から四半世紀を分かりやすく、ユーモラスに描いた痛快!歴史マンガです。 これからロックのルーツを学びたい人にも、往年のロックファンにも楽しんでもらえる一冊です。 曽我部恵一さん、推薦! ――図書室とかにあったら最高! ▼登場ミュージシャン例 チャック・ベリー、エルヴィス・プレスリー、ボブ・ディラン、ビーチボーイズ、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ヤードバーズ、ザ・フー、サイモン&ガーファンクル、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、クリーム、ジェファーソン・エアプレイン、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ブラインド・フェイス、フランク・ザッパ、ドアーズ、ヴェルヴェット・アンダー・グラウンド、キング・クリムゾン、ジェネシス、ピンク・フロイド、ブライアン・イーノ、レッド・ツェッペリン、ブラック・サバス……etc
ザ・バンドのギタリスト、ソングライターであるロビー・ロバートソンが書き下ろした初めての自伝! はじめてすべてを綴った。 ボブ・ディランとの怒涛のツアー、 地下室での音楽探求、 ラスト・ワルツ、ザ・バンド解散まで。 カナダで生まれ、ユダヤ人の父とインディアン母を持つ男がアメリカ音楽の核心に、 仲間(ザ・バンド)とともに迫っていく過程を描いた傑作ノンフィクション。 追憶と驚異の書。アメリカ音楽が魅惑的だった時代、その場に、そのすべての中心にいた男による証言だ。言葉のひとつひとつから、音楽が聞こえてくる。―——マーティン・スコセッシ(映画監督) 読む手が止まらない。時代のドキュメントとしては、もっとも優れたもののひとつであり、ロックンロールについて書かれた書物としても、史上屈指のすばらしさ。―——ヤン・ウェナー(ローリングストーン創設者) ロビー・ロバートソンのように物語れる人間はほかにいない。どのページからも彼の愛情、情熱、そして音楽的才能が感じ取れる。―——デイヴィッド・ゲフィン(アサイラム・レコード、ゲフィン・レコード、ドリームワークス創設者、起業家) ☆ニューヨークタイムズ・ベストセラー! ☆A Rolling Stone Top 10 Music Book of 2016 本書で語り継がれる60年代~70年代の神話。 ボブ・ディラン、ラスト・ワルツ、ウッドストック、ベアズヴィル、ザ・ビートルズ、ニール・ヤング、エリック・クラプトン、ジョニ・ミッチェル、マディ・ウォーターズ、ヴァン・モリソン、ドクター・ジョン、ボビー・チャールズ、ロン・ウッド、ロニー・ホーキンズ、ポール・バターフィールド、トッド・ラングレン、ジョン・サイモン、イーディ・セジウィック、アルバート・グロスマン…。
主に一般大学の学部生など初学者が対象。豊富な譜例で作曲家が得意とした音楽様式上の特徴を実際の作品から具体的に学べる。… 音楽史の教科書が多く存在する中、本書は、主に一般大学の学部生など初学者を対象とする。ある程度の分量を有する譜例を掲載、作曲家が得意とした音楽様式上の特徴を実際の作品から具体的に学ぶことを目的とする。譜例を数多く掲載した音楽史の本は類例がなく、大学の一般教養科目のテキストとして最適。 まえがき 1 前古典派 ギャラント様式(多感様式) C. P. E. バッハ ソナタ第4番 イ短調より 第2楽章(譜例1) マンハイム楽派 シュターミッツ 《ドイツの調べ》第3番(交響曲 変ホ長調)より 第1楽章(譜例2) 2 古典派(1) ソナタ形式の確立 J. C. バッハ ピアノフォルテのためのソナタ ニ長調 作品5-2より 第1楽章(譜例3) 変奏曲:ハイドン 交響曲第94番 ト長調 Hob.I:94より 第2楽章(譜例4) 協奏ソナタ形式:モーツァルト ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K488より 第1楽章(譜例5) 発展したソナタ形式:モーツァルト 交響曲第41番 ハ長調 K551より 第4楽章(譜例6) 3 古典派(2) 18世紀後半の「オペラ改革」 グルック 歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》 より 第1幕第2場 レチタティーヴォ〈なんと言った〉(譜例7) モーツァルト 歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》より 序曲(譜例8) 第2幕 ドン・アルフォンソのアリア〈男は女を悪く言うが〉(譜例9) モーツァルト 歌劇《皇帝ティートの慈悲》より 第2幕 ティートのアリア〈もし帝位に 厳しき心が必要ならば〉(譜例10) 4 古典派(3) ベートーヴェンの交響曲・室内楽曲:近代への過渡期と「芸術家」概念 ベートーヴェン 交響曲第1番 ハ長調 作品21より 第1楽章(譜例11) ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第14番(幻想的ソナタ) 嬰ハ短調 作品27-2より 第1楽章(譜例12) ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調 作品125より 第4楽章(譜例13) 5 ロマン派(1) 「ロマン派」とは。ドイツ歌曲 シューベルト 歌曲《魔王》(譜例14) シューマン 連作歌曲集《詩人の恋》作品48より 第1曲〈美しき五月〉(譜例15) 第7曲〈ぼくは恨まない〉(譜例16) 第16曲〈古き 悪しき歌〉(譜例17) 6 ロマン派(2) 19世紀のピアノ音楽 ショパン 《12の練習曲》より 作品10-2(譜例18) 作品25-7(譜例19) メンデルスゾーン 《無言歌集》 作品19-3〈狩の歌〉(譜例20) リスト 《灰色の雲》(譜例21) 7 ロマン派(3) 交響曲から交響詩へ ベルリオーズ 《幻想交響曲》作品14より 第1楽章(譜例22) 第4楽章(譜例23) スメタナ 連作交響詩《わが祖国》より 第1曲〈ヴィシェフラド〉(譜例24) 第2曲〈モルダウ〉(譜例25) 8 ロマン派(4) 19世紀のイタリア・オペラ:ベルカント・オペラ ドニゼッティ 歌劇《ランメルモールのルチア》より 第2部第2幕第5場 ルチアのアリア(狂乱の場)〈あの方の声の優しい響きが〉(譜例26) ヴェルディ 歌劇《椿姫》より 第1幕前奏曲(譜例27) 第1幕 ヴィオレッタのアリア〈私はいつも自由で〉(譜例28) 第3幕前奏曲(譜例29) 9 ロマン派(5) 19世紀のドイツ・オペラ:「総合芸術」としての「楽劇」 ワーグナー 楽劇《トリスタンとイゾルデ》より 第1幕前奏曲(譜例30) 第1幕第4場(譜例31) 10 ロマン派(6) 交響曲・協奏曲・室内楽曲の行く末 ブラームス 交響曲第4番 ホ短調 作品98より 第1楽章(譜例32) ブラームス ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 作品108より 第1楽章(譜例33) チャイコフスキー 交響曲第6番 ロ短調 《悲愴》作品74より 第4楽章(譜例34、譜例35) ドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調 作品104より 第3楽章(譜例36) 11 ロマン派(7) 東欧・ロシアの「国民楽派」 ムソルグスキー 《展覧会の絵》より 〈プロムナード〉(譜例37) 第6曲〈サミュエル・ゴールデンベルクとシュミュイレ〉(譜例38) 12 20世紀(1) 調性、リズム、形式の崩壊 マーラー 交響曲第10番 嬰へ長調より 第1楽章(譜例39) リヒャルト・シュトラウス 交響詩《ツァラトゥストラはこう語った》作品30より 〈学問について〉(譜例40) 13 20世紀(2) 印象主義、原始主義 ドビュッシー 《牧神の午後の前奏曲》(譜例41) ドビュッシー 《前奏曲集第1集》より 第2曲〈ヴェール(帆)〉(譜例42) ストラヴィンスキー バレエ《春の祭典》第1部より(譜例43) 14 20世紀(3) 新ウィーン楽派、ソ連時代のロシア音楽 シェーンベルク 《月に憑かれたピエロ》より 第1曲〈月に酔い〉(譜例44) ベルク 歌劇《ヴォツェック》より 第2幕第2場(譜例45) ヴェーベルン 交響曲 作品21 より 第1楽章(譜例46) あとがき 人名・曲名索引 事項索引
二十世紀の最も活動的で影響力の大きい音楽家であるトスカニーニの、非凡な生涯とキャリアを描いた全く新しい伝記!! 二十世紀の最も活動的で影響力の大きい音楽家であるトスカニーニの、非凡な生涯とキャリアを描いた全く新しい伝記! 上下巻で1000頁を超える大作!! エコノミスト誌及びカーカス・レビューズの年間最優秀書籍‼ 二十世紀の最も活動的で影響力の大きい音楽家であり並外れた人間であったトスカニーニの、非凡な生涯とキャリアを描いた全く新しい伝記! 上下巻で1000 頁を超える大作!! 他の人々が作曲した作品を理解し公演するのが仕事である解釈音楽家として自らの良心に従っただけでなく、他の音楽家との関係、また人間の自由と公正を強く信奉する人間としても自らの良心に従った、良心の音楽家、巨匠トスカニーニの生涯を描く !! この素晴らしい伝記が完訳されたことに感謝! 緻密にして克明、目の前に立ち現れる稀代の大指揮者トスカニーニに、感服、敬服、平伏です!――檀ふみ トスカニー二に関わる著者畢生の伝記。ヴェルディを始め、オぺラ演奏史として価値ある著作――鈴木幸一IIJ 会長、東京・春・音楽祭実行委員長推薦‼ エコノミスト誌及びカーカス・レビューズの年間最優秀書籍‼ 並外れている(ティム・ペイジ、ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス誌) 説得力があり感動させずにはおかない(ロバート・ゴットリーブ、ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー誌) 疑いなく、これまで出版された最も魅力的で、最も見事に書かれ、そして、確かに最も包括的なトスカニーニの伝記(ロブ・カウワン、グラモフォン誌) 記念碑的(アレックス・ロス、ザ・ニューヨーカー誌) 私は音楽と倫理的問題に関心のある人すべてに『トスカニーニ 良心の音楽家』を推薦したい(ダニエル・バレンボイム) 「大きな業績」として多くの人に歓迎されたハーヴィー・サックスの『トスカニーニ 良心の音楽家』は、見事に書かれ完璧に調査された書籍であり、この永遠に論争を呼ぶ人物についての将来の議論すべてが同書と取り組まなければならないだろう(サイモン・ウィリアムズ、ロサンゼルス・レビュー・オブ・ブックス誌) 並外れている(ティム・ペイジ、ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス誌) 説得力があり感動させずにはおかない(ロバート・ゴットリーブ、ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー誌) 疑いなく、これまで出版された最も魅力的で、最も見事に書かれ、そして、確かに最も包括的なトスカニーニの伝記(ロブ・カウワン、グラモフォン誌) 第8章 ニューヨーク・フィルハーモニックと新しい地平 第9章 水晶のように明快かつ痛烈で 第10 章 国外追放と帰還 第11 章 フィナーレ コーダ
廃盤になったレコードの名演奏をデジタル音源として復刻しているアリア・レーベルから厳選し、楽曲の背景にある演奏家と指揮者の人生や時代、人物の魅力とともに案内する。入手困難なヴァイオリニストの復刻盤、カラヤンの知る人ぞ知る貴重な録音も紹介する。 まえがき フルトヴェングラー、人生が大きく変わる直前の演奏 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル ベートーヴェン『交響曲第5番「運命」』(1937年) フルトヴェングラーが生きていたときのベルリン・フィル最後の録音 ヨッフム&ベルリン・フィル ベートーヴェン『交響曲第4番』(1954年) フルトヴェングラー最初の『運命』、そして1929年の『アリア』 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル ベートーヴェン『交響曲第5番「運命」』(1926年) バッハ『G線上のアリア』(1929年) 追悼ブーレーズ、1962年パリ…… ブーレーズ&ロリオ モーツァルト『ピアノ協奏曲集』 どこかいびつで不吉で妖しく哀しい…… ワルター&ウィーン・フィル ブラームス『交響曲第1番』(1937年) 地獄を見た男 クレツキ指揮 シューベルト『交響曲第8番「未完成」』 メンデルスゾーン『交響曲第3番「スコットランド」』 1920年代、ドイツでのワルター ワルター&ベルリン国立歌劇場管 モーツァルト『交響曲第40番』(1929年) 一つの奇跡的な現象 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル ベートーヴェン『交響曲第3番「英雄」』(1944年12月19日) 前代未聞の壮絶なる戦い エディット・ファルナディ(ピアノ) シェルヘン&ウィーン国立歌劇場管 チャイコフスキー『ピアノ協奏曲第1番』『第2番』 暴虐、傍若無人 ブロニスラフ・フーベルマン チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』 若き鍵盤の騎士 ダニエル・ワイエンベルク ブラームス『ピアノ協奏曲第1番』 カラヤン最初の録音、1938年の『魔笛』序曲、そして1941年のベートーヴェン『交響曲第7番』 戦後の全盛期 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル チャイコフスキー『交響曲第4番』(1951年) ベートーヴェン『交響曲第7番』(1950年) 時代のど真ん中で世界を動かしていた男 バーンスタイン&ニューヨーク・フィル ベルリオーズ『幻想交響曲』(1963年) 店主がお墓にもっていく10枚のうちの1枚 アンドレ・ナヴァラ『6つのチェロ小品集』 これがベイヌムなりの回答 ベイヌム&アムステルダム・コンセルトヘボウ管 ブラームス『交響曲第1番』 想像以上にバルヒェットのモーツァルトだった バルヒェット弦楽四重奏団 モーツァルト『弦楽四重奏曲全集』 曲が終わるのが切なくなる ジャニーヌ・アンドラード(ヴァイオリン) シベリウス、チャイコフスキー、ブラームス『ヴァイオリン協奏曲』 こちらの精神状態や身体状況に関係なく、いや応なしに迫ってくる ミシェル・オークレール チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』 心からいとおしいと思える ミシェル・ブシノー 小品集、オーベール&ヘンデル こんな人がいたのか ローザ・ファイン シューベルト、ロカテッリ、タルティーニ、ブラームス 聴いているほうも背筋がピンとなる スウィトナー指揮&シュターツカペレ・ドレスデン マーラー『交響曲第1番』 魔術師マリの芸当をたっぷり ジャン゠バティスト・マリ指揮 管弦楽小品集 正体不明の指揮者ラルフ・デ・クロス ベルリオーズ『幻想交響曲』 ワーグナー『管弦楽曲集』 指揮は、そこにいないトスカニーニ シンフォニー・オブ・ジ・エアー/再出発コンサート ドヴォルザーク『交響曲第9番「新世界より」』 何かを打ち破ろうとするような強烈な意思 オッテルロー&ハーグ・レジデンティ管 ベートーヴェン『交響曲第9番「合唱」』(1964年) ここまですごいとは思わなかった クレツキ指揮&南西ドイツ放送交響楽団 ベートーヴェン『交響曲第5番「運命」』 『交響曲第3番「英雄」』 こういう音源こそアリア・レーベルが復刻すべき フルトヴェングラー&ウィーン・フィル ベートーヴェン『交響曲第4番』(1950年1月25・30日) すべての交響曲録音の原点 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル ベートーヴェン『交響曲第5番「運命」』 音楽史を塗り替えた大きな偉業、1955年、イ・ムジチ1回目のヴィヴァルディ『四季』 希代の天才ヴァイオリニスト ゲルハルト・タシュナー(ヴァイオリン) ベートーヴェン、チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』 音楽史的にも重要かつ幸運な録音 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル チャイコフスキー『交響曲第4番』(1960年) はちきれそうなエネルギー、あふれる生命力 フリッツ・ライナー指揮&ウィーン・フィル ブラームス『ハンガリー舞曲集』 ドヴォルザーク『スラブ舞曲集』 なんと、手に入れやすいCDがほとんどない ミッシャ・エルマン 『チャイコフスキーとヴィエニャフスキ小品集』 天国か地獄の門番に「一つだけ」と言われたら……このアルバムになる ズザーネ・ラウテンバッハー(ヴァイオリン) ビーバー『ロザリオ・ソナタ』 マタチッチが残した希代の名演 マタチッチ&チェコ・フィル ベートーヴェン『交響曲第3番「英雄」』 珍しいもの尽くしの『田園』 セル&ニューヨーク・フィル ベートーヴェン『交響曲第6番「田園」』(1955年) 1947年におこなわれた5回目の録音 ストコフスキー&ヒズ・シンフォニー・オーケストラ ドヴォルザーク『交響曲第9番「新世界より」』 これを聴いて悪く言う人に会ったことがない オッテルロー指揮&ハーグ・レジデンティ管 ベートーヴェン『交響曲第9番「合唱」』 何か腹にイチモツある ハンス・スワロフスキー&ウィーン国立歌劇場管 ブラームス『交響曲第1番』 当時のバーンスタイン、ここまですごかった バーンスタイン&ニューヨーク・フィル シューマン『交響曲全集』 これがボスコフスキーだったのか こんなにも厳しく美しく、しかも救いに満ちた バルヒェット弦楽四重奏団 ドヴォルザーク『弦楽四重奏曲第13番』『第14番』 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル、1945年1月、スイス亡命直前の演奏会 フランク『交響曲ニ短調』 一期一会の奇跡 ジャン・マルティノン&ウィーン・フィル チャイコフスキー『交響曲第6番「悲愴」』 無条件で元気になる ボールト&ロンドン・フィル マーラー『交響曲第1番「巨人」』 男ミュンシュが大上段から振り下ろす ミュンシュ&ボストン交響楽団 ドヴォルザーク『交響曲第8番』 ないからアリアCDで作りました サン゠サーンス名曲ボックス4枚組み そこにバルヒェットがいるのである ラインホルト・バルヒェット バッハ『ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ』 『ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ』 まるで丁寧に織られた織物のように アグネス・ギーベル(ソプラノ) モーツァルト『宗教作品集』 幻の音源 クレツキ指揮&ロイヤル・フィル ブラームス『交響曲第1番』 フルトヴェングラー、エーリヒ・レーンとのベートーヴェン『ヴァイオリン協奏曲』、そして戦時中最後のベルリン・フィルとのコンサート この人のモーツァルトを聴くと、ほかの人の演奏では聴けなくなるという アレクサンドル・セリエ モーツァルト『ピアノ協奏曲第9、13、14、15、18、27番』 「え、デルヴォー、こんなすごい人だったの!?」 デルヴォー指揮&コンセール・コロンヌ チャイコフスキー『交響曲第6番「悲愴」』 アンゲルブレシュトにようやく会えた ワーグナー『タンホイザー』序曲 抱腹絶倒、しかし笑ってはいけない ビーチャム&シンフォニー・オブ・ジ・エアー 1957年1月23日のブラームス こういう音楽が必要なときもあると思う シャルル・シルルニク ベートーヴェン『ヴァイオリン協奏曲』 大爆発第4楽章、何がここまで彼をかきたてたのか ミトロプーロス指揮&ニューヨーク・フィル ベートーヴェン『交響曲第9番「合唱」』 これが……ルフェビュールか ベートーヴェン『ピアノ・ソナタ第30番』『第31番』 おそるべき個性をもった怪物 アリーヌ・ヴァン・バレンツェン これがタリアフェロなのだ スペインのピアノ作品 悶絶必至、トスカニーニの爆裂演奏 ブエノスアイレス公演の『第9』 こんな痛快で面白い『幻想』はちょっとない、天才フレスティエの『幻想交響曲』 リヒター盤と並ぶ名演と称されたフリッツ・ヴェルナーの『マタイ受難曲』 あとがき
二十世紀の最も活動的で影響力の大きい音楽家であるトスカニーニの、非凡な生涯とキャリアを描いた全く新しい伝記!! 二十世紀の最も活動的で影響力の大きい音楽家であるトスカニーニの、非凡な生涯とキャリアを描いた全く新しい伝記! 上下巻で1000頁を超える大作!! エコノミスト誌及びカーカス・レビューズの年間最優秀書籍‼ 二十世紀の最も活動的で影響力の大きい音楽家であり並外れた人間であったトスカニーニの、非凡な生涯とキャリアを描いた全く新しい伝記! 上下巻で1000 頁を超える大作!! 他の人々が作曲した作品を理解し公演するのが仕事である解釈音楽家として自らの良心に従っただけでなく、他の音楽家との関係、また人間の自由と公正を強く信奉する人間としても自らの良心に従った、良心の音楽家、巨匠トスカニーニの生涯を描く !! この素晴らしい伝記が完訳されたことに感謝! 緻密にして克明、目の前に立ち現れる稀代の大指揮者トスカニーニに、感服、敬服、平伏です!――檀ふみ トスカニー二に関わる著者畢生の伝記。ヴェルディを始め、オぺラ演奏史として価値ある著作――鈴木幸一IIJ 会長、東京・春・音楽祭実行委員長推薦‼ エコノミスト誌及びカーカス・レビューズの年間最優秀書籍‼ 並外れている(ティム・ペイジ、ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス誌) 説得力があり感動させずにはおかない(ロバート・ゴットリーブ、ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー誌) 疑いなく、これまで出版された最も魅力的で、最も見事に書かれ、そして、確かに最も包括的なトスカニーニの伝記(ロブ・カウワン、グラモフォン誌) 記念碑的(アレックス・ロス、ザ・ニューヨーカー誌) 私は音楽と倫理的問題に関心のある人すべてに『トスカニーニ 良心の音楽家』を推薦したい(ダニエル・バレンボイム) 「大きな業績」として多くの人に歓迎されたハーヴィー・サックスの『トスカニーニ 良心の音楽家』は、見事に書かれ完璧に調査された書籍であり、この永遠に論争を呼ぶ人物についての将来の議論すべてが同書と取り組まなければならないだろう(サイモン・ウィリアムズ、ロサンゼルス・レビュー・オブ・ブックス誌) 並外れている(ティム・ペイジ、ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス誌) 説得力があり感動させずにはおかない(ロバート・ゴットリーブ、ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー誌) 疑いなく、これまで出版された最も魅力的で、最も見事に書かれ、そして、確かに最も包括的なトスカニーニの伝記(ロブ・カウワン、グラモフォン誌) 第1章 不確定なそして確定したサウンド 第2章 あご髭の無いマエストロ 第3章 トリノ 第4章 スカラ座改革 第5章 ニューヨーク メトロポリタン 第6章 幕間 第7章 スカラ座再創造
1970年代末、十二音音楽、総音列音楽、音群的音楽等を退け、「線の音楽」へと歩を進めた作曲家の記念碑的名著、待望の復刊。 1979年、日本の現代音楽の作曲と聴取に革新をもたらした記念碑的名著、待望の復刊! 十二音音楽、総音列音楽、音群的音楽等を「イディオレクト(個人言語)」として退け、「線の音楽」へと歩を進めた作曲家の処女音楽論。 聴き手の聴覚的なグルーピング作業に支えられる、どこまでも持続する一本の音の列なり。 その持続的な列なりの譬喩として、この音楽を『線の音楽』と呼ぶことにした──(本文より) 1979年、「エピステーメー叢書」(朝日出版社)の1冊として刊行され、当時の現代音楽界に多大なインパクトをあたえた本書は、その後世界的作曲家へと飛躍することになる著者の音楽思想の原点であり、最新音楽論『聴く人(homo audiens)』にまでつながる思考の根幹を明らかにしている。 ジョン・ケージ、モートン・フェルドマンにつらなる現代音楽の潮流を理解するうえでも、「とりわけ重要な本」(批評家・佐々木敦氏)と評価される記念碑的名著。 アーティキュレーション I II III VI 散奏 ジョセフ・ラヴ──芸術の前提についての三日間 I 美術館で II 体験の窓へ III 復活 くりかえし──(社会について) 音楽的時間──今日の音楽を中心としたその諸相 I──音楽的時間 II──音楽的時間の諸相
オペラ文化はどのように誕生したのか。音楽教育や作曲家を支えた環境、作品ジャンル創造の背景を音楽学の重鎮が描ききった必携の書。 19世紀のオペラ文化はどのように誕生したのか。音楽教育や作曲家を支えた環境、新しい作品ジャンル創造の背景を音楽学の重鎮が描ききった古典的著作。ファン必携! ロッシーニ、マイヤーベーア、ベルリオーズ、ベッリーニ、ドニゼッティ、ヴェルディ……。19世紀のイタリア・フランス両国で豊かに花開き、パリやイタリア諸都市の歌劇場で上演された偉大なオペラ作品群はどのように誕生したのか。音楽教育や作曲家を支えるシステムから、新しい作品ジャンルの創造、批評文化の形成までをイタリア音楽学の重鎮が描ききった古典的著作。音楽・演劇愛好者必携! 日本語版への序 初版の序 アルベルト・バッソ 第二版の序 アゴスティーノ・ジイーノ 著者による付記 凡 例 第一部 音楽文化と音楽生活 第1章 一九世紀の音楽地理におけるイタリアとフランス 第2章 ロマン主義とロマン主義的な趣味 第3章 機構組織とジャンル 第1節 教育、宗教音楽、合唱協会 第2節 器楽と演奏協会 第3節 舞踊のための音楽、劇場バレエ、バレエ曲 第4節 歌劇場という組織と音楽家の労働条件 第5節 出版業と音楽批評 第二部 イタリア、一八〇〇~一八三〇年 第4章 ロッシーニの時代 第1節 様式と作劇法の変化 第2節 イタリア・オペラの形態論 第5章 ロッシーニ 第三部 フランス、一八一四~一八六〇年 第6章 王政復古から七月王政期のフランス・オペラ 第1節 オペラ・コミック 第2節 グランド・オペラ 第7章 マイヤーベーア 第8章 ベルリオーズ 第1節 人生と芸術 第2節 空想の劇場 第3節 音楽語法のさまざまな側面 第四部 イタリア、一八三〇~一八六〇年 第9章 ロッシーニを越えて──一八三〇年から一八四八年のイタリア・オペラ 第10章 ベッリーニ 第11章 ドニゼッティ 第12章 ヴェルディ──《オベルト》から《仮面舞踏会》まで 第1節 舞台人 第2節 一筋の道のための二つのモデル 第五部 一八六〇年から一八九〇年まで 第13章 伝統と近代性 第14章 第二帝政から第三共和政期のフランス・オペラ 第1節 グノー 第2節 オペレッタとオッフェンバック 第3節 ビゼー 第4節 新しい世紀に向けて 第15章 国家統一後のイタリア・オペラ 第16章 ヴェルディ──《運命の力》から《ファルスタッフ》まで * 読書課題 ① ロッシーニと新古典主義の美学 ② 一八一七~一八四八年のパリの音楽生活 ③ ヴァーグナーの記憶するグランド・オペラの発端 ④ 作曲家であり劇作家でもある人物と、台本作家 ⑤ 公私の感情の狭間にあるベルリオーズ ⑥ 一八四〇年代のイタリアのオペラ様式と歌劇場オーケストラ ⑦ イタリア国家統一運動とオペラ ⑧ ヴェルディの音楽形式とその演劇的機能 ⑨ 若かりし日のグノーの肖像 ⑩ 国家統一後のイタリア音楽についての概観 ⑪ サン=サーンスによるパリの思い出 ⑫ ボイトによるイタリア・オペラ改革 訳者あとがき 文献目録 文献目録の補遺(二〇二三年) 索引
大型楽器の運搬、写譜、調律、チラシ配布……クラシックコンサートに欠かせない裏方たちの職人技を、名指揮者が楽しく紹介! ピアノやハープの運搬、写譜、調律、チラシ配り……クラシックコンサートに欠かせない裏方たちの職人技を、名指揮者が楽しく紹介。クラシックファンも入門者も、必読の名エッセイ集。
現代音楽を代表する作曲家の全作品・全生涯を 演奏・研究の第一人者が徹底的に解説する 日本初のシュトックハウゼン入門書にして決定版。 20世紀ドイツが生んだ大作曲家、カールハインツ・シュトックハウゼン。 彼の生涯と作品をたどることでその創作の全貌を明らかにする。 処女作〈ドリスのための合唱曲〉から 電子音楽の金字塔〈テレムジーク〉、〈少年の詩〉 70年代の傑作〈シリウス〉、超大作オペラ〈光〉、 そして絶筆にいたるまで―― 全作品を網羅した詳細な解説に加え、 「モメント形式」「フォルメル技法」といった シュトックハウゼンが用いた作曲技法、 幼少期のエピソード、大阪万博、9.11での発言など 氏を取り巻いた周囲の状況までをも詳述した 日本初のシュトックハウゼン入門書にして決定版。 作品を収録した公式CDの情報や 独・シュトックハウゼン財団協力のもと、 多数の譜例・図版・写真を掲載。
アフリカ音楽に興味を持つすべての人に贈る入門書。『教育音楽 中・高版』 連載に大幅加筆修正。音楽の授業教材としても最適。 坂本龍一氏推薦!「20世紀以降のジャズやロックを含む全てのポピュラー音楽は、アフリカ音楽の影響を受けている、あるいはそれ以上に基底にはアフリカ音楽があると言っても過言ではない。(中略)あの広大でたくさんの部族が暮らしているアフリカに、ある共通するリズムパターンがある不思議。西洋とは異なるハーモニー感覚がなぜ生じるのか、人類がもつ言葉と音楽の関係の根源に対する考えを促すような音楽と言葉との関係など、アフリカ音楽には尽きない魅力が満載である。ぜひこの本を手にとってその魅力に触れてほしい。」「理論編」では、アフリカ伝統音楽の構造を、リズム、ハーモニー、旋律、太鼓、子供の遊びなどを取り上げて解き明かす。「実践編」のアフリカの太鼓合奏実技は、音楽の授業教材としても最適。アフリカ音楽に興味を持つすべての人に贈る入門書。『教育音楽―中学・高校版』(1996~97)連載を大幅に加筆修正。 はじめに 理論編 第一章 アフリカ・リズムの衝撃 一 シンコペーション論争 二 アップビートかダウンビートか 三 ポリリズムの「前景」と「背景」 四 ジャンルを越えるヘミオラ 第二章 アフリカ・リズムの奥義 一 演奏していないリズムが聞こえる 二 大陸を横断するリズム型 三 里帰りしたアフリカのリズム 四 アフリカ音楽は変拍子か 五 アフリカ・リズムのサウンドスケープ 第三章 アフリカに「ハーモニー」が響く 一 アフリカ・ハーモニーへの偏見 二 ハーモニー文化クラスター 三 アフリカ・ハーモニー生成の秘密 四 アフリカ人のハーモニー感覚の源泉 五 耳を惑わすアフリカ・ハーモニー 第四章 アフリカの旋律をたぐる 一 言葉は旋律を支配するか 二 即興旋律の妙技 三 旋律構成の秘術 第五章 太鼓は話すことができるか 一 トーキング・ドラムの伝説 二 トーキング・ドラムの真実 三 アフリカの声の記譜法 四 オノマトペと声の記譜法 第六章 子どもと遊びと音楽と 一 わらべうたは大人の歌のひな形 二 アフリカ版わらべうた 三 社会教育としての遊び 四 遊びと賭博 実践編 第七章 アフリカの太鼓で合奏しよう 一 机をたたいてポリリズム 二 ルヴァレの太鼓合奏曲ムウォコロ 三 ルヴァレの太鼓合奏曲チヤンダ 四 チェワのニャウ結社の太鼓合奏 あとがき 楽譜出典 付録音源一覧 参考文献 索引