四枢要徳について: 西洋の古典に学ぶ
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著者ヨゼフ・ピーパーは、20世紀の著名なキリスト教哲学者であり、トマス・アクィナスの解釈を基にヨーロッパの伝統的な徳論を描いた名著を翻訳した。作品では、思慮、正義、勇気、節制という四つの枢要徳が、キリスト教の信仰、希望、愛とともに人々の行動規範を支える重要性が説かれている。特に思慮は他の徳の基盤であり、真実に基づく行動を促すものである。著者は、徳を人間存在全体と関連づける必要性を強調し、徳が切り離されると道徳主義に陥る危険性を警告している。
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