有頂天家族 (幻冬舎文庫)
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矢三郎は、面白主義の狸で、頼りない兄弟や悪意あるライバル狸、落ちぶれた天狗と美女との関係に翻弄されながら、京都の街で波乱万丈な日々を送る。彼の一族の誇りをかけた冒険は、愛とユーモアに満ちた毛玉ファンタジーとして描かれている。著者は森見登美彦で、受賞歴のある作家。
大好きな森見登美彦さんの一冊です。文章がとても美しく森見登美彦さんの世界に深く入ってきますので一気に読んでしまいました。簡単なあらすじはたぬきの名門下鴨家の三男坊の弥三郎のお話です。かなりファンタジー要素が強いです。天狗、人間、ライバルの狐が織りなす京都ファンタジー。きれいな京都の街が頭に描かれて本当にこんな世界があるのかもと期待してしまいます。