流浪の月 (創元文芸文庫 LA な 1-1)

凪良 ゆう
東京創元社
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本書『流浪の月』は、2020年の本屋大賞受賞作で、新しい人間関係への旅立ちを描いた傑作小説です。主人公は、家族を失い心が死んでいく中で、文という人物に居場所を見出します。彼との再会を経て、周囲の善意を無視してでも彼のそばにいたいと願う心情が描かれています。映画化もされ、監督は李相日が務めています。著者の凪良ゆうは、巧みな人物造形と心の動きを丁寧に描く実力派作家です。

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