母性 (新潮文庫)

湊 かなえ
新潮社
商品プロモーションを含む場合があります

女子高生が自宅の庭で倒れているのが発見され、母親はショックを受ける。世間は事故か自殺かを騒ぐ中、11年前の台風の日に奪われた幸福が影響していることが示唆される。母の手記と娘の回想が交錯し、真相が浮かび上がる新しい「母と娘」の物語。著者は湊かなえ。

みんなのレビュー
2024年9月4日14:51

母と娘の視点から見た自分たちの子供への愛、母への愛についての話です。 一度読んだ時はショックな気持ちになりしばらく読み返す気持ちになりませんでしたが、今は何度も読みたくなる本の一冊です。 映画化もされていますが内容の濃さや結末はやはり原作にの方が素晴らしいと思います。自身の幼少期と照らし合わせ辛くなる方もいるかもしれないのでそこだけ要注意です。

search