【2025年】「サスペンス」のおすすめ 本 148選!人気ランキング
- 仮面山荘殺人事件 (講談社文庫 ひ 17-10)
- 容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
- 新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫 あ 54-14)
- 十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-14)
- ハサミ男 (講談社文庫 し 68-1)
- 葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫 う 20-1)
- すべてがFになる (講談社文庫 も 28-1)
- 氷菓 (角川文庫)
- イニシエーション・ラブ (文春文庫)
- 火車 (新潮文庫)
高校教師の石神は、隣人の靖子に恋心を抱き、彼女とその娘が前夫を殺害したことを知り、二人を救うために完全犯罪を計画する。しかし、その謎を解くのは彼の親友である物理学者の湯川学となる。これはガリレオシリーズの初の長篇で、直木賞を受賞した作品である。著者は東野圭吾。
大学ミステリ研究会の7人が、孤島・角島にある十角形の館を訪れる。館の建築家は半年前に焼死しており、彼らは次々と連続殺人の犠牲となる。1987年に刊行されたこの作品は、新装改訂版として再登場し、ミステリ史上の衝撃的な結末が待ち受けている。著者は綾辻行人で、彼の作品は現代本格ミステリを代表する人気シリーズとなっている。
美少女を狙う猟奇殺人犯「ハサミ男」が、3番目の犠牲者を選んで調査を進めるが、彼の手口を真似た殺人が発生し、彼女の死体を発見する。自分以外の誰が彼女を殺したのかを探るハサミ男の姿を描いた長編ミステリ。著者は殊能将之。
元私立探偵の成瀬将虎は、フィットネスクラブの愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼される。自殺を試みていた麻宮さくらを救ったことで運命的な出会いを果たす。著者の歌野晶午は数々のミステリー賞を受賞した作家で、本作は再読必至のミステリー小説である。
青春小説として始まる物語は、合コンで出会った主人公とマユの恋愛を描くが、最後から二行目で全く異なるミステリーへと変わる。著者は乾くるみで、1998年に作家デビューした。
まいった、何なんだこの小説は!!最初はウブな男子大学生の純愛ストーリーかと思ってたら・・・。それが、だんだんとワルい男に変貌していき、最後(問題の最後から二行目)には肘鉄を食らわされた、そんな単純なストーリーなのかと思ってた。でも、これでは前評判とは違い物足りないと思って、インスタやネットで確認してみると・・・。side-Aとside-Bには意味があったのだと納得いった。(詳しい内容は本を読んでね!)「夕樹」という名前の人が「たっくん」と呼ばれていたら気をつけなきゃいけないね・・・。それに、作者が男性だったとは、「乾くるみ」ーー恐ろしい、何度騙されるのか!!
休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて婚約者の関根彰子の行方を捜す。彰子は自ら失踪し、足取りを消している理由や彼女の正体を探る中で、カード会社の自己破産者の悲惨な人生が謎解きの鍵となる。これは山本周五郎賞を受賞したミステリー作品。
榊原恒一は夜見山北中学に転校し、クラスの異様な雰囲気に戸惑う。特に美少女ミサキ・メイに惹かれるが、謎は深まるばかり。クラス委員長の桜木が惨殺される事件が発生し、恐怖と謎に満ちた世界が展開される。著者は綾辻行人で、ホラー小説に新たな挑戦をしている。
デビュー作『屍人荘の殺人』が文庫化され、5冠を達成した。物語は神紅大学のミステリ愛好会のメンバーが、映研の夏合宿で訪れたペンション紫湛荘で連続殺人に巻き込まれるというもの。著者の今村昌弘は、2017年にこの作品で鮎川哲也賞を受賞し、数々のミステリランキングで1位を獲得した。映画化もされ、豪華キャストが出演する。
『告白』は、中学校の女性教師が自らの子供・愛美をクラスメートに殺されたことを告白する物語です。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と変わる中で、事件の全貌が明らかになり、衝撃的なラストが話題を呼びました。この作品はデビュー作であり、第6回本屋大賞を受賞した国民的ベストセラーです。
映画化もされた「湊 かなえ」の代表作。あまり小説を読む方ではないが、この小説には惹き込まれた。
映画版を見てから気になりこちらも読みました。映画版も良かったのですが小説の方はやはり細かい心情の描写まで描かれていて読み応えありました。人間の愚かさや誰しもが抱える心の弱さだったりが読んでいて自分の心にもグサッと刺さりたまに休憩挟みました。下村本人も下村の母親も愛情があるのに愛情の表現の仕方が一方的過ぎて、その結果が母親刺殺になる所が1番深く刺さりました…。
孤島に招かれた十人の男女が、招待主不在の中で夕食時に過去の犯罪を暴露され、その後、童謡の歌詞に従って一人ずつ殺されていくサスペンス小説。著者はアガサ・クリスティーで、彼女は多くの作品を残し、世界的に愛されている。翻訳者は青木久惠。
夏休みの終業式の日、主人公は欠席した級友の家を訪れ、そこで首を吊ったS君の死体を発見する。しかし、その死体はすぐに消えてしまう。一週間後、S君は「僕は殺されたんだ」と告げる存在として現れ、主人公は妹のミカと共に彼の無念を晴らすため事件を追い始める。著者は道尾秀介で、独特の世界観を持つ作家として知られている。
『マスカレード・ホテル』は、ホテルを舞台にしたミステリーで、警察官とホテルマンがタッグを組んで連続殺人事件に挑む話です。最初はお互いに反発し合う二人が、次第に信頼関係を築いていくところが面白いし、犯人が誰か最後まで予想がつかない展開に引き込まれました。登場人物の裏側に隠された思いや、ホテルという特別な場所でのドラマが印象的で、最後まで目が離せない一冊でした。
殺人現場では靴をお脱ぎください 殺しのワインはいかがでしょう 綺麗な薔薇には殺意がございます 花嫁は密室の中でございます 二股にはお気をつけください 死者からの伝言をどうぞ 宝生家の異常な愛情
「ミステリー=堅苦しい」っていうイメージをひっくり返した作品。お嬢様があの職業なのも、面白いし、(てか、普通働くのか?)執事に見下されてる感じも、最高!!(※Sではありません)読んだらわかるので、ぜひ読んでください。
保険会社の社員・若槻は、顧客の家で子供の首吊り死体を発見し、その後の保険金請求に不審を抱く。彼は独自に調査を始めるが、予想外の恐怖とサスペンスが待ち受けている。第4回日本ホラー小説大賞受賞作。
19年前の大阪で発生した質屋殺人事件を背景に、被害者の息子・桐原亮司と容疑者の娘・西本雪穂がそれぞれ異なる人生を歩む様子を描いたミステリー小説。事件は迷宮入りし、二人の周囲には恐ろしい犯罪が潜むが、証拠は見つからない。著者は東野圭吾。
不思議な雑貨店が舞台の物語で、過去の悩み相談の手紙が現代に届く。逃げ込んだ悪事を働いた3人は、店主の代わりに返事を書くうちに雑貨店の秘密と児童養護施設との関係が明らかになる。彼らは悩める人々を救うため、再び奇跡を起こせるのかが描かれている。著者は東野圭吾。
まんこなめたい
東野圭吾の書籍はそれほど読まないのだが、これはふと読んでみて感動した一冊。東野圭吾はサスペンス系のイメージがあったがこの書籍でイメージが変わった!
アマゾン探検から帰った調査隊メンバーが次々と異常な自殺を遂げる中、精神科医の北島早苗は恋人の高梨が死恐怖症から死に魅了されて自殺したことに困惑する。調査隊で何が起きたのか、高梨の「天使の囀りが聞こえる」という言葉の意味は何か、恐怖の真相が迫る。
17歳の秀一は、湘南の高校に通い、母と妹と共に平穏な生活を送っていたが、元夫の曾根が家に居座り、家族に危害を加えようとする。警察や法律が役に立たないことを知った秀一は、自ら曾根を殺す決意をする。少年の孤独な戦いと感情を描いたミステリー作品。著者は貴志祐介。
中年の詐欺師二人が、少女との出会いをきっかけに共同生活を始め、やがて5人と1匹の奇妙な生活が展開される。彼らは過去に囚われながらも、大計画を企てる。道尾秀介の作品で、息を呑む逆転劇と感動的な結末が描かれており、直木賞ノミネート作であり、日本推理作家協会賞を受賞している。
霊媒・城塚翡翠と推理作家・香月史郎が、連続死体遺棄事件に挑む物語。超常の力を持つ翡翠が、証拠を残さない殺人鬼に迫る中、彼女自身も危険にさらされる。ミステリランキングで5冠を獲得したこの作品は、心霊と論理が交錯する驚愕の傑作。著者は相沢沙呼。
親友の恋人がかつて自分が一目惚れした女性だったことに苦しむ敦賀崇史。ある朝、彼女が自分の恋人として隣にいることに混乱し、現実がどちらなのか悩む。友情と恋愛が交錯する中で、彼は「本当の過去」を取り戻すために記憶と真実を探求し、複雑な世界の中で隠された真実を解き明かすミステリー。
1000年後の日本、神栖66町という集落では、念動力を持つ子どもたちが純粋な歓声を上げている。しかし、彼らは思考の自由を奪われ、管理されている。外部からの穢れが侵入しないこの町は、隠された先史文明の真実を知るまでは平和に見えるが、実際にはその力が社会を支配する枷となっている。
登場人物全員が誰かのために、誰かを想い誰かを守って行動するからこそ引き込まれるミステリー感が読み応えあり、一気に読めました。章ごとにそれぞれの視点や生い立ちや真実を書いてくれるからこんがらがずにスラスラと頭に入ってきました、とくに第5章の西崎の視点は幼少期の虐待のせいで愛に飢えてたがゆえに奈央子を一方的に助けようと躍起になった理由も分かりとてもスッキリしました。全体的に薄暗いのですが、薄暗さの中にも誰かを愛する心が見え隠れし、大変良かったです。
ボヘミア王のスキャンダル 赤毛連盟 花婿の正体 ボスコム谷の惨劇 五つのオレンジの種 唇のねじれた男 青いガーネット まだらのひも 技師の親指 独身の貴族 エメラルドの宝冠 ぶな屋敷
不思議な市場「夜市」で、幼い裕司は弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れる。成長して野球部のヒーローとなった裕司は、弟を売った罪悪感に悩まされ続け、再び夜市を訪れ弟を買い戻そうとする。感動的なエンディングを迎えるホラー大賞受賞作。
ジョナサンがいない ウィークエンダー サービス料として ビューティフル 身代わり 見解 三角関係 この世はすべてひとつの舞台 釣り日和 ノクターン 被包含犯罪 宛名のないカード クリスマス・プレゼント 超越した愛 パインクリークの未亡人 ひざまずく兵士
母と娘の視点から見た自分たちの子供への愛、母への愛についての話です。一度読んだ時はショックな気持ちになりしばらく読み返す気持ちになりませんでしたが、今は何度も読みたくなる本の一冊です。映画化もされていますが内容の濃さや結末はやはり原作にの方が素晴らしいと思います。自身の幼少期と照らし合わせ辛くなる方もいるかもしれないのでそこだけ要注意です。
三方を尾根に囲まれた外場村で、猛暑の夏に三体の腐乱死体が発見され、周囲には肉片が散乱していた。謎の家族の出現と連続する不審死の関連が疑われ、殺人や未知の疫病の可能性が浮上する中、恐怖が村を侵食していく。著者は小野不由美で、彼女は大分県中津出身の作家。
深みがあってハマる!感動と鍵をみつけるミステリーが面白い!!
この本は学校にあったので、借りて読んでみると、とっても面白かったです。確か、去年金曜ロードショーで、アニメ版も放送されたのですが、お母さんからの許可が降りず、見られませんでした(関係ない話ですが、私は小六です。)でも、面白くて最後までページをめくる手が止まりませんでした。最後の真実には驚きました。〜あらすじ〜この本の主人公は、こころという子で、あることをきっかけに、学校へいけなくなります。そしてある日突然自分の部屋にあった鏡が光りだし、鏡の中へ入ってしまいます。その時は、逃げ出しましたが、また鏡の中へ入ってしまいます。そして、そこにはこころの他にも、6人の子どもたちがいました。そして、狼の格好をした。女の子もいました。そして、鍵を探せば願いが叶う。といいます。果たして、こころたちは、鍵を見つけられるのか?そして、その鍵は誰が使うのか?その人の望みとは何か?狼の少女の正体は?なぜ、このメンバーが集められたのか?などなど、いろいろな疑問が出てきます。長文失礼しました。
密室で殺された画家の手記には、六人の処女の肉体から「アゾート」という完璧な女性を作る計画が記されていた。彼の死後、六人の女性が行方不明になり、切断された遺体が発見される。事件から四十年以上が経ち、未解決の猟奇殺人のトリックが明らかにされる。名探偵・御手洗潔を生んだ衝撃的なデビュー作の完全版。
中島哲也監督による映画「来る」が2018年12月に公開される。原作は澤村伊智のホラー小説で、幸せな新婚生活を送る田原秀樹が、亡き祖父が恐れていた化け物「ぼぎわん」の影響で不気味な現象に直面する。愛する家族を守るため、霊媒師比嘉真琴に助けを求めるが、凶暴な存在から逃れることができるのかが描かれる。作品は第22回日本ホラー小説大賞を受賞している。
心につき刺さる!! この作品は、恋愛小説なのか、ミステリー小説なのか、読んでる途中に考えていた。 しかし、読み終えてみると、もっと大きなくくりの小説なんだと思った。 何気なく生活している中で、人それぞれの考えがあり、悩みがある。そんなことを明らかにして、読み手に突きつけてくる。特に恋愛や結婚ということになれば尚更かもしれない。自分の本当の気持ちを明らかにせざるを得ないよと、問いかけられた気がした。 坂庭真実が逃避先で「私も行けるかな、次の場所」とつぶやいた。 つい「行けるよ」と言いたくなった。 解説が朝井リョウというのもおもしろい。 辻村深月を読むのは、『ツナグ』に続いて2作目になる。まだまだ読み足りない気がしている。