Communication Shift―「モノを売る」から「社会をよくする」コミュニケーションへ
広告は社会のために何ができるか。ソーシャルプロジェクトの経験をもとに「広告とコミュニケーションの未来」を切り拓く。 広告は社会のために何ができるか。ソーシャルプロジェクトの経験と、12人のクリエーターとの対話から、ヒト・モノ・コトをつなげる仕組みをうみだす「広告とコミュニケーションの未来」を切り拓く。 広告は社会のために何ができるか。 ソーシャルプロジェクトの経験と、 広告の最前線で活躍する12名のクリエイターとの対話から、 ヒト・モノ・コトをつなげる仕組みをうみだす「広告とコミュニケーションの未来」を切り拓く。 澤本嘉光・永井一史・箭内道彦・佐藤尚之・今村直樹・丸原孝紀 松倉早星・鈴木菜央・石川淳哉・東畑幸多・嶋浩一郎・中村洋基 (登場順) はじめに 第1章 原点――現状の広告に対するいくつかの疑問 広告づくりは、いったい誰のものか なぜ広告賞という単一の価値観しかないのか 広告の世界には、なぜ自己批判がないのか 広告は、大量消費をうながすことしかできないのか 広告は、そもそも社会をよくするためのものではないのか 第2章 模索する日々――広告は社会のために何ができるか これからの広告のありかた 1 企業を出発点に 「ほんとうにいいことをする」 「ともに行動する」マーケティングへ 効率の悪いコミュニケーションへ 広告づくりを「みんなのもの」に 企業のありかたのデザインへ 「一個人として」発想する 広告が信じてもらえるためには 2 NPO・個人・コミュニティを出発点に 「伝える」という技術 大量生産、大量消費のひずみ 広告のスキルで「通訳」する 個人の想いを伝えていく「仕組み」 3 社会課題を出発点に 広告が主体となる 「人の命を救う」マーケティングへ 未来の広告会社 未来の広告のありかた これからの広告は何をすべきか? 第3章 広告のポテンシャル――広告づくりの発想や技術 「無自覚」から「自覚」へ 「いや、こういう別の見方をすれば」 異なる意見の橋渡しをする 広告人の強み 閉塞し停滞したものを活性化させる 「ポテンシャルバリュー」を見通す 個人の心の中に「潜在的にあるもの」 広告的思想の可能性 広告の未来への提言 第4章 ヒト・モノ・コトはこれから“どう”つながっていくのか 3.11を越えて もうひとつの「つながりのレイヤー」を持つ さまざまな価値と価値を交換する「クラウドトレード」 人は、壁を越えたい生き物だ。 おわりに