【2025年】「内科外来」のおすすめ 本 153選!人気ランキング
- 内科レジデントの鉄則 第3版
- 「型」が身につくカルテの書き方
- レジデントのための これだけ輸液
- レジデントのための これだけ心電図
- 救急外来 ただいま診断中!
- あなたも名医!もう困らない救急・当直 ver.3 当直をスイスイ乗り切る必殺虎の巻! (jmed51)
- 竜馬先生の血液ガス白熱講義150分
- ジェネラリストのための内科外来マニュアル 第2版
- レジデントのための感染症診療マニュアル 第4版
- 京都ERポケットブック 第2版
本書は、医療現場でのカルテ記載法を「型」に沿って学ぶことで診療効率と診断推論能力を向上させる内容です。基本の型ではSOAP形式や問題リストのエッセンスを学び、医師らしい思考過程を身につけます。応用の型では、外来や救急などの場面に応じたカルテ記載法を習得し、柔軟な診療スタイルを実現します。著者は佐藤健太医師で、地域密着型の病院で幅広く活動しています。
『これだけ心電図』の著者が書いた本書は、輸液の基礎を学ぶための入門書です。初学者が効率よく輸液を理解できるように構成されており、適切な知識を身につけることができます。内容は、輸液の学び方、よく使用する輸液製剤、組成や体内分布、浸透圧、適応症例、尿細管の機能、酸塩基平衡、電解質異常、病態別の輸液など多岐にわたります。臨床での具体的な症例を通じて、実践的な知識を得ることができます。著者は医師であり、病態生理を解説することに力を入れています。
この書籍は、心電図の読み方を簡潔に解説しており、理論に深入りせず、緊急時の心電図をパターンで覚える方法や病態に基づく理解、治療との関連を重視しています。目次には、不整脈の種類や虚血性心疾患、心電図の丁寧な読み方、鑑別診断などが含まれています。著者は臨床医であり、医師国家試験の解説を行う人気ブログ「コウメイ塾」を運営しています。
集中治療医の田中竜馬先生の人気セミナーを基にした書籍で、血液ガスの理解を深める内容。呼吸状態や意識障害、酸ー塩基平衡の異常を評価するための血液ガスの読み方や重要項目を解説。著者は京都大学医学部卒で、呼吸器内科・集中治療科の専門家。
本書は、20年の歴史を持つ「感染症診療のバイブル」の最新版で、感染症診療の基本原則や実践的な知識を提供しています。新型コロナウイルスや薬剤耐性対策についても触れ、臨床医に必要な知恵と技術が凝縮されています。目次には、感染症の各種治療や予防に関する章が含まれ、著者は感染症の専門家たちです。診療の進展や抗菌薬の適切な使用についても解説されています。
第2版では、ER研修をサポートするために上級医の知識を整理し、研修医との対話を通じて明らかになったERでの重要ポイントを改訂。主訴別アプローチを文字やイラスト、フローで視覚化し、緊急病態への対応を理解しやすくすることを目指している。救急医療のバイブルとして、白衣のポケットに最適な一冊。
この書籍は胸部X線写真とCTの読影に関する内容を扱っており、各章ではX線写真の基本原理、胸部X線・CTの観察ポイント、さまざまな病態の特徴、読影クイズなどが紹介されています。著者は滋賀医科大学の呼吸器内科講師で、医学教育において高い評価を受けています。
「ポケットに上級医」は、35年以上の信頼と実績を持つ臨床研修医向けのマニュアルです。ERや当直時に頼れる上級医のような安心感を提供し、症候ごとの鑑別診断や検査を一覧で確認できます。内容はユーザーのフィードバックを基に毎年更新され、重要なポイントや入退院の判断も記載されています。さらに、最新の知見や先輩医師の実践的なアドバイスも充実しています。
この書籍は、病棟での医療管理に必要な知識を集約したレジデントノートの特集です。内容は、病棟指示や頻用薬の使い方、持参薬の管理、マイナートラブルへの対応など、医療現場での実践的な指導を提供しています。特に、病棟での指示や急変時の対応、基礎疾患を持つ患者の管理に焦点を当てており、付録として薬剤に関する便利情報も含まれています。
「総合内科病棟マニュアル」は改訂により「病棟業務の基礎」編(赤本)と「疾患ごとの管理」編(青本)に分冊化され、内容が充実しました。青本は疾病評価とマネジメントを強化し、赤本と併せて入院患者管理の知識を深めます。また、国内外のガイドラインを基に日本の臨床現場に適応した「日本化」を重視しています。この2冊は医師だけでなく、看護師や薬剤師にも役立つ実践書です。
この書籍は、医師が心電図を読み解くための必須スキルを習得するためのガイドです。実物大の心電図を用いて、診断のポイントや不整脈の原因、症状を簡潔に説明しています。基本から応用までの知識を身につけることができ、各章にはまとめと練習問題が含まれています。内容は正常心電図からさまざまな異常の解説まで多岐にわたります。
「ER実践ハンドブック」は、ERで必要な情報を網羅し、実際の診療に沿ったフローチャートを追加した改訂版です。最新のエビデンスに基づいた情報を提供し、幅広い傷病や特殊な患者層への対応が詳述されています。若手医師や初期研修医を対象に、初期対応や処置、文書の記載方法などを簡潔にまとめた実用的な一冊です。
本書は、医療開業を支援する専門家集団が、ドクターが悪徳ブローカーの被害に遭わずに成功するための事業計画の立て方や開業手続きについてアドバイスを提供します。内容は、成功する事業計画の作成、開業地の選定、設計・工事、医療機器の選定、開院前後の問題などを網羅しています。著者は医療経営や建築に関する豊富な経験を持つ専門家です。
本書は、臨床現場で一番大事なこと―備えた知識を最大限に活かし、緊急性・重要性を判断した上で、適切な判断ができるか―に主眼を置いて構成されています。第4版では、前版同様に教え上手の著者らが研修医にアンケート調査を行い、これまでの改善点を徹底的に洗い直し、分かりやすい解説を心掛けるとともに、少しアドバンストな内容や参考文献を充実するなど、さらに読者目線で役立つ本をめざしました。
内科外来のトップマニュアルとして不動の地位を得た『ジェネラリストのための内科外来マニュアル』(ジェネマニュ)に待望の第3版が登場した。6年ぶりの本改訂では、診療情報をアップデートすると同時に、手薄だった主訴・症候についても大幅に記載を増やし、さらに網羅性を高めた。目の前にいる患者への診断アプローチ、鑑別疾患から具体的な処方例までを一覧できる、さらにパワーアップしたスーパーマニュアルが誕生した。
●主な内容 ・患者視点に立った「特徴」「ウリ」のつくり方 ・信頼できる業者を見極める方法 ・医療機器や什器を適正価格で購入するには? ・コミュニケーション下手でも大丈夫! 正しい医療面談の実践 ・貢献意欲の高い「自律型職員」を育てる方法 ・事業拡大のポイント(事務長の雇用・分院展開・保険外診療の実例) など はじめに──品格ある医療と持続可能なクリニック経営を目指して 第1章 思考する──診療の軸となる医療を決める Ⅰ 現状把握 1 品格ある医療とは 2 開業医というポジションの将来像 3 医師キャリアにおける開業の位置づけ Ⅱ 開業の概念と意識 1 開業とは起業することである 2 開業医の仕事と現実 Ⅲ 内省・熟考・変革 1 診療の軸となる医療を決める 2 特徴・ウリの創出 3 老木医院におけるウリの実例 4 クリニックの理念を熟考する 5 「ミッション」「ビジョン」「バリュー」を決める 第2章 準備する──開業の成否を握る特徴づくり Ⅰ 協力者を見極める 1 業者を見極める 2 仲間を集める Ⅱ 各種準備のツボ 1 開業場所と他院状況を考える 2 建築・内装のツボ 3 医療機器や什器を適正価格で購入する方法 4 職員募集から採用までの鉄則 5 採用面接の実際 Ⅲ 広告戦略の検討 1 開業時の広告戦略 2 内覧会の開催 第3章 運営する──持続可能な組織をつくる Ⅰ 患者の安定的確保 1 患者満足度を高める 2 正しい医療面談法 3 接遇でファンをつくる 4 待ち時間対策 5 アンケート調査の実施 6 地域に愛されるためのブランディング 7 患者向けイベントのススメ 8 患者トラブルの対応 9 ディズニーの系譜 Ⅱ 使えるシステム・仕組みづくり 1 マニュアル作成の進め方 2 事務長を雇用する 3 医師会や各種団体への入会 Ⅲ 分院展開・拡大戦略 1 分院展開の考え方 2 分院戦略の具体例 3 分院リーダーの役割 4 短期滞在手術のツボ 5 保険外収益の実例 第4章 育成する──チーム力を高める Ⅰ 職員との関係構築・人材育成 1 職員満足度を高める 2 職員との関係づくり 3 成果の上がる人材育成 4 院内研修制度の仕組みづくり 5 院外研修制度の仕組みづくり 6 開業後の募集と採用 Ⅱ さまざまな体験・それぞれの育成 1 他業種からの入職、職場環境が人生を変えた 2 私にハマった「磨き」メソッド 3 私がたどり着いたリーダーシップの本質 4 看護部リーダーとして管理職に必要な姿勢を学ぶ 5 「ウェルカム・スタッフ」という仕事 6 チーム力強化につながったマニュアルの見直し 7 私が頑張って働けている理由 8 モチベーションの種は自分で探す COLUMN 1 療養担当規則を理解しよう COLUMN 2 医療広告ガイドラインの遵守 COLUMN 3 LINEを活用した患者さんとの関係性づくり COLUMN 4 グーグルビジネスプロフィールを活用した口コミ対応 COLUMN 5 各種委員会の機能化 おわりに――情熱を持って医療に向き合える開業医に
10年かけて3万本以上の論文を分析し、改訂された待望の書籍。QRコードやハイパーリンクを利用して教育的な画像や動画にアクセス可能で、指定難病の診断基準や調査票へのリンクも含まれている。若手医師や全ての内科医、医学生にとって役立つ一冊。
『当直ハンドブック』の最新版が年版として登場しました。救急や当直に役立つ情報が満載で、研修医や医療スタッフに必携の一冊です。新しい項目や最新のエビデンスが反映されており、現場の疑問を迅速に解決できる内容になっています。目次には、症状へのアプローチや救急対応、中毒、小児救急など多岐にわたるテーマが含まれています。
この書籍は、病院総合診療医がまとめた152項目を含む約1100ページの内容で、全面改訂された第2版と比較して約20%増ページとなっています。各章は心血管、呼吸器、消化器、肝胆膵、神経、腎泌尿器、代謝内分泌、血液、自己免疫・炎症性疾患、感染症、マイナー疾患など、多岐にわたるテーマを扱っています。著者は市立奈良病院のリウマチ・膠原病内科医長、高岸勝繁氏です。
本書は、コロナ禍での医院経営の重要性を解説し、実践的な知識を提供する内容です。日本医師会名誉会長の推薦を受け、医院開業や経営、スタッフ採用、税務調査、事業承継などについて、2,000件以上の相談経験に基づくQ&A形式で情報を整理しています。具体的な税金対策やオンライン診療の導入、スタッフの問題への対応策などを含み、チェックシートやワークシートも充実しています。著者は医療業界に特化した税理士と社会保険労務士であり、医院の黒字経営を支援しています。
この本は、胸部X線の初学者や一般内科医向けに、異常所見を見逃さずに正確に表現するための読み方を解説しています。内容は、異常陰影の表現方法、見逃しを防ぐ読影手順、実症例によるトレーニングの3部構成で、異常所見を見逃さないためのポイントや鑑別の考え方を学ぶことができ、診療に自信を持てる内容です。
この文章は、心電図の理解と読み方に関する書籍の目次と著者情報を紹介しています。目次では、心電図の基本知識や波形の意味、心電図を読む手順、心拍数の計算方法などが取り上げられています。著者の杉山裕章は、循環器専門医であり、心電図教育の重要性を強調しています。
本書は、開業医が経営者として成功するための知識と戦略を解説しています。医師は医療に特化した教育を受けているため、経営に関する知識が不足しがちですが、開業には経営者としてのスキルが不可欠です。著者の大野医師は、開業初月から黒字を達成した経験をもとに、医院設計、コンサルタントの活用、スタッフの選定、マーケティング、保険診療の技術など、成功へのステップを具体的に紹介しています。
本書は、地方でのクリニック開業に関する成功の鍵を解説しています。2019年には医療機関の倒産が過去最多となり、特に診療所が多くを占めています。著者は、100件以上のクリニックを成功に導いた経験を基に、地方開業のメリットや成功のための具体的なステップを紹介。成功するクリニックは、綿密な開業計画を立てている点が特徴で、地域医療の維持における開業医の重要性も強調されています。
この書籍は、心電図の判読を初心者にもわかりやすく解説しており、研修医との対話形式で素朴な疑問に答えています。現代的な言葉を使い、楽しみながら学べる内容となっています。目次では、心電図の異常に関する具体的なテーマが取り上げられています。著者は東京大学医学部卒の杉山裕章氏で、循環器専門医としての経歴があります。
この本は、勤務医や開業医が知っておくべき税務知識や病院の開業準備、運営に関する経営管理手法を解説しています。内容は、病院の日常業務、勤務医の業務と税務、開業準備のメリット・デメリット、病院運営における税務上の留意点などを網羅しています。著者は公認会計士や税理士の専門家で、医療経営の改善に取り組んでいます。
本書『解剖と正常像がわかる!エコーの撮り方完全マスター 疾患編』は、正常エコーを撮影できるようになった後、各疾患のエコー撮影方法や重要な所見を直感的に理解できるようにまとめられています。初心者から経験者まで、日常検査でよく遭遇する疾患を網羅し、エコー所見のポイントを明確に示すテキストです。目次には肝胆膵、泌尿器、消化管、心臓、血管、体表臓器、運動器などの章が含まれています。
著者は200万円の資金でクリニックを開業し、成功を収めた医師兼経営者です。本書では、クリニック開業の基本や失敗しないためのポイント、デジタルヘルスの重要性を解説。特に、コロナ時代における医師のキャリアや経営の新しいスキル、具体的な開業手順を示し、医師に向けた実用的なガイドとなっています。開業を考える医師にとって必読の一冊です。
この書籍は、急変患者の蘇生処置を行うためのガイドで、医療従事者向けにチーム蘇生の技術を完全にマスターするための内容が含まれています。日本救急医学会の公式ガイドラインに基づいており、心肺蘇生の流れ、BLS(基本生命支持)、気道管理、電気ショックの手順、薬物投与、自己心拍再開後のケアなどが詳しく説明されています。また、新型コロナウイルス感染症への対策や、学習到達度チェック、重要な図表も収録されています。
本書は心電図の読み方を短時間で習得するためのガイドです。1章では、心電図を10ステップで判読する方法を紹介し、原理の解説は省いています。2章では、実際の心電図を用いてトレーニングを行い、読み方を身につけることを目指します。3章では、読み方のコツや間違えやすい点を詳しく解説し、理解を深めるためのサポートを提供します。著者は循環器内科医の米山喜平氏で、心電図に関する教育にも力を入れています。
医療機関専門の税理士が、クリニック開業時の注意点を解説した実践的なテキストです。開業に潜む落とし穴や、Googleマップ対策(MEO)についても触れています。著者は医師や医療機関に特化したアドバイスを提供し、税務調査の経験を活かした実践的な知識を持つ専門家です。
この書籍は、病棟回診に関わる全ての医療スタッフに向けた必読のガイドで、回診の基本や内科コモン疾患の診療方法、教育回診の心得を解説しています。著者は西口翔医師とジョエル・ブランチ医師で、実践的な知識と教育方法を提供しています。
この書籍は、50の失敗事例を通じて診療所開業に必要なノウハウを解説しています。経営者に求められる基礎知識や人事・労務管理のポイントもカバーされており、開業の手順や課題への対策が具体的に紹介されています。開業を考える人にとって必読の一冊です。
医学生から臨床医まで役立つ診察・手技の決定版が完成。豊富な写真とイラストを用いて、中心静脈路確保や気管挿管などの重要な手技を網羅しています。内容には採血、注射、血管確保、穿刺・チューブ挿入、基本外科手技、救急蘇生法、医療記録が含まれています。
この書籍は、人工呼吸に関する実践的な知識を提供しており、初期設定から抜管・離脱までのステップを解説しています。目次には、人工呼吸の基本知識、治療法、呼吸器のモード、設定方法、モニタリング、トラブルシューティング、離脱方法、非侵襲的換気などが含まれています。著者は田中竜馬氏で、呼吸器内科および集中治療に関する専門家です。
本書は、クリニック経営が実際には計画通りに進まないことを指摘し、様々な問題や予期せぬトラブルが発生する現実を説明しています。著者は30年間で200以上のクリニックを改善に導いてきた専門家であり、経営改善のための「300の鉄則」を提供しています。これにより、失敗しない計画や実効性のある業務改善、優秀な人材育成を実現するための具体的なアドバイスが得られます。クリニック経営の実践的なノウハウが詰まった一冊です。
エキスパートならではの安全かつ迅速な手技のコツを伝授! 第1章 アブレーションに必要な機器と基礎知識(アブレーションの原理 アブレーションに必要な設備、装置およびカテーテル ほか) 第2章 上室性不整脈アブレーションのコツ&トラブルシューティング(WPW症候群 房室結節リエントリー性頻拍 ほか) 第3章 心房細動アブレーションのコツ&トラブルシューティング(電気的肺静脈隔離アブレーション法 非肺静脈起源心房細動に対するカテーテルアブレーション ほか) 第4章 心室性不整脈アブレーションのコツ&トラブルシューティング(心室性不整脈(期外収縮/頻拍) 特発性心室頻拍 ほか)
この書籍は、クリニックの開業に必要な全ての要素を網羅しており、後悔しないための準備をサポートします。内容は、経営理念や開業地の選定、事業計画、資金調達、内装、医療機器、電子カルテ、人事労務、集患、地域との関係作りなど多岐にわたります。また、成功した10人の開業医の実例も紹介され、実践的な視点が提供されています。
初版から9年、満を持しての改訂。第4章:移植腎病理診断を追加。画像をわかりやすく鮮明に、最新の分類に沿った解説にアップデート。 総論 第1章 糸球体疾患 第2章 間質・尿細管病変 第3章 血管病変 第4章 移植腎病理診断 総括 付録
3年ごとの定期刊行で,腎臓内科医・外科医・泌尿器科医・透析医および一般臨床医のために,腎疾患治療・透析の最新情報を掲載. 3年ごとの定期刊行で,腎臓内科医・外科医・泌尿器科医・透析医および一般臨床医のために,腎疾患治療・透析の最新情報を掲載.新たに「目からウロコの豆知識」「困ったときの治療の奥の手」「治療のご法度!」を随所に盛り込み,巻末には「薬剤一覧表」を収載.巻頭トピックスを含め本領域における最前線を解説する実臨床に役立つ一冊.
1969年の刊行以来,全世界の臨床家に活用されている「感染症診療のバイブル」日本語版 The Sanford Guide to Antimicrobial Therapyは,感染症専門医のJay P. Sanford氏(1928〜1996)が,1960年代半ばに学生のために抗菌薬治療に関する冊子を作ったことに始まる。1969年に書籍として刊行されて以来毎年改訂を重ね,現在では多くの言語に翻訳されて世界中で利用されている。 ○臓器ごと,疾患ごとに治療推奨が一目でわかる ○細菌から真菌,寄生虫,ウイルスまで,遭遇しうるすべての感染症を網羅 ○毎年新たな文献を取り込み,最新のエビデンスに基づいて内容を改訂 ○欧米や国際機関のガイドラインに基づいた推奨 ○世界の感染症の状況がわかる,まさに感染症診療のグローバルスタンダード ○感染症がグローバル化する今,より重要性が増した一冊 ○Antimicrobial Stewardshipは刊行以来の原則 ○2017年度改訂版は,世界の耐性菌の状況や耐性率に応じた推奨の記載をとくに充実 ●日本語版監修者より 1990年,臨床医学研修のため渡米した私は,同僚たちが皆「Sanford Guide」を携帯し,つねに参照しているのを知って驚いた。なぜその薬剤を選択するのかと問うと,「Sanford says…」という答えが返ってくる。まさに「感染症診療のバイブル」だというのだ。それ以来,私自身も診療衣のポケットにサンフォードガイドを入れて愛用するようになったし,帰国後も今日に至るまで自身の診療や後進の指導に役立てている。2000年にライフサイエンス出版株式会社から感染症関連の企画について相談を受けたとき,迷うことなくサンフォードガイドの日本語版出版を提案した。(埼玉医科大学総合診療内科教授 橋本正良氏) 表1 抗菌治療の臓器別アプローチ 表2 主な細菌に対して推奨される抗菌薬 表3 免疫力のある患者に推奨される抗菌薬の治療期間 表4 抗微生物活性スペクトラム 表5 主な多剤耐性菌に対する治療選択 表6 MRSA感染に対し推奨される処方 表7 抗微生物薬に対する過敏反応と薬物の脱感作 表8 妊娠時における抗微生物薬の危険区分と授乳中の安全性 表9 主な抗微生物薬の薬理学的特徴 表10 抗菌薬の最新用量,副作用,長時間または持続静注,吸入 表11 真菌感染症の治療 表12 Mycobacterium感染症の治療 表13 寄生虫感染症の治療 表14 ウイルス感染症の治療 表15 感染予防 表16 小児用量 表17 腎障害のある患者,肥満患者に対する用量調整 表18 肝障害時の用量調整 表19 CAPDによる腹膜炎の治療 表20 薬物相互作用