この書籍は、建築基準法の重要なポイントを広範囲にわたって解説した入門書で、初心者にも理解しやすい内容となっています。目次には、建築手続き、室内環境、構造強度、防火、避難、都市計画、街づくりに関する規定が含まれています。著者は建築家の大脇賢次で、住宅やオフィスビルの設計を手がけています。

本書は、建築業界におけるスタッフの仕事、現場調査、設計、プレゼンテーションなどの技術を身につけるためのガイドです。著者の飯塚豊は、実務に役立つ成長習慣や事務所仕事のコツ、現地調査や設計のルール、プレゼンの基本、現場監理のポイントを網羅しています。著者は一級建築士であり、設計事務所を運営しています。

この書籍は、日本の建築家吉村順三の名作「軽井沢の山荘」を詳しく紹介しており、彼自身が山荘を案内し、快適な空間の創造方法を解説しています。また、初めて山荘の原図も収録されており、現代においても価値がある小さな山荘の全貌を網羅した内容です。目次には、山荘案内や心地よい空間の手法、軽井沢の四季、暮らし、山荘の変遷が含まれています。

この本は、建築学科の学生に向けた実用的なアドバイスを提供しています。学科の紹介から始まり、授業や課題の取り組み方、建築的な日常生活、学外での経験、将来のキャリア設計まで多岐にわたる内容が含まれています。各章には先輩建築家のインタビューや在校生・卒業生のメッセージも掲載され、建築学生生活をより充実させるためのヒントが満載です。

この書籍は、確認申請に関する実務ガイドであり、最新の建築基準法や関連法規の改正情報を解説しています。確認申請に必要な書類や図面の書き方、手続きの流れを、さまざまな建築物の例を用いてわかりやすく説明しています。具体的には、申請書の記入方法やチェックリスト、構造や設備に関する図面の作成方法など、実務に役立つ情報が豊富に含まれています。

本書は、確認申請における面積、高さ、階数などの算定ポイントを図解で解説したガイドの改訂版です。2015年に刊行された『確認申請[面積・高さ]算定ガイド』を基に、2018年の法改正に関する情報も追加されています。内容は、面積（建築面積と床面積の違いなど）、高さ（建築物の高さの起点など）、長さ（建築物と境界線の距離規定など）、階・階数（階の算入基準など）に分かれており、視覚的に理解しやすく整理されています。

この書籍は、住宅設計における先人たちの知恵や工夫を550点以上のイラストとともに解説したもので、住宅版の解体新書として位置づけられています。内容は、家づくりの重要性や形状の意味、動線やプライバシーの考慮など、多角的な視点から住宅設計を探求しています。著者は一級建築士の増田奏で、豊富な経験を持つ専門家です。

この本は、建築基準法を現役設計者がわかりやすく解説し、イラストで図解しています。最新の法改正に対応して内容が改訂されており、建築基準法の目的や地域生活、災害対策、安全な構造、住環境の向上などについて詳しく説明しています。

本書は建築確認申請手続きに関するカラーのマニュアルで、法令を図表化し分かりやすく解説しています。内容は申請準備や関連法令の制約、建築基準法に基づく制約、消防法などの対策を含み、実務に役立つメモも随所に掲載されています。申請者が効率的に理解し、最大の効果を得られるよう配慮されています。電子版は無料で提供されています。

著者の隈研吾は、10歳で建築家を志し、国内外で多くのプロジェクトを手がける注目の建築家です。本書では、建築の魅力や人間理解の重要性、アフリカやアメリカでの経験を通じた学びなどを通じて、10代へのメッセージを伝えています。各章では、建築家としての成長や社会問題への関心、伝統と現代の融合などが語られ、建築が小さな積み重ねから成り立っていることが強調されています。

『令和６年１月１日現在施行法令集』は、法令編として発行され、特製インデックスが付いています。法令名見出しにより検索が容易で、関連条文の注記も豊富です。また、「告示編」との併用が可能で、改正規定も巻末に収録されています。目次には建築基準法やバリアフリー法など、さまざまな法律が含まれています。

この本は、家づくりにおいて重要な「見えないこと」に焦点を当て、高性能なエコハウスの作り方を9人の専門家が解説しています。最新の知識を提供する家づくりの教科書です。

本書は、ベテラン設計者が間取りの問題を解決するための「公式」を25の視点でまとめたルールブックです。心地よい空間づくりや楽しい暮らしを実現するためのプロの方法を紹介しており、間取りや配置、高さのリズムなど、具体的な設計のセオリーが解説されています。著者は一級建築士の飯塚豊氏で、設計事務所を運営しながら法政大学で講師も務めています。

この書籍は、中古物件を活用してシェアハウスや福祉施設、ホテルなどの事業を始める際に必須の「建物の法律」を解説しています。著者は実際の相談事例を基に、リノベーションや建物活用に関する法規をわかりやすく説明。内容は、法律の基礎知識、既存建物を活用するための基本ステップ、具体的な事例（居住用、福祉系、商業系など）を含み、無駄なコストを抑えつつ事業を円滑に進める方法を提案しています。著者は一級建築士で、法律的な観点からの適法改修に高い専門性を持っています。

この本は、建築構造の理論をビジュアルでわかりやすく解説しており、笑えるイラストも付いています。目次には、構造の基本、力と重さ、応力、変形、不静定構造などのテーマが含まれています。著者は東京大学卒の原口秀昭教授です。

38号は、間取り設計のノウハウを特集し、スーパー工務店3社の技術や契約成功の秘訣を紹介しています。伊礼智さんの最新エコハウス事例や日本エコハウス大賞の受賞作品、山口県の定額制住宅のレポートも掲載。また、木の家の健康効果を科学的に検証した付録もあり、営業ツールや社内学習に役立つ内容です。特集や連載記事も多岐にわたり、エコハウス設計や工務店経営の視点を提供しています。

この書籍は、さまざまな建築用途に応じた複雑な関係法規を総合的に解説しています。目次には、用途別の建築関係法規や基本的な建築法規に関する情報が含まれています。

著者・谷尻誠が、働き方を変えたい人に向けて、もやもやから抜け出すためのヒントを提供する書籍。内容は、仕事の楽しさややりがいの見つけ方、アイデアを生むセンスの磨き方、効果的なコミュニケーション術、セルフブランディング、そして新しい働き方についての考察を含む。多様な職業に役立つ知見が得られる一冊。

この文章は、建築や都市計画に関する規定をまとめた目次を示しています。内容は、1. 市場ニーズへの対応、2. 空間機能の進化に関する単体規定、3. 都市計画を補完する集団規定、4. 空地の扱いについての整理を含んでいます。

明快なイラスト＋本質を捉えた現代につながる解説で、難しそうな概念も読み解ける！時代の流れや項目の結びつきも見える６３項目 建築思想を知れば、つくる建築、語る言葉が変わる。本質を押さえたイラストと解説で読み解く厳選６３項目。まずはイラストを眺めて一歩を踏み出し、建築の奥深さに触れてみよう！時代の流れや項目同士の結びつきも見えてくる。 建築思想を理解すれば、つくる建築、語る言葉の説得力が増す。いま知っておくべき建築思想６３項目の基本を、本質を押さえたイラストと、気鋭の執筆陣による解説で理解できる入門書。難しそうな言葉でも、まずはイラストを眺めて一歩を踏み出し、建築の奥深さに触れてみよう！時代の流れや項目同士の結びつきも見えてくる。 はじめに（松田達） 建築思想マップ（林要次） 建築思想関連年表（松田達） 第1章　近代以前（～1851） 01　調和比例論（横手義洋） 02　建築のオーダー（横手義洋） 03　ルネサンスの理想都市（松田達） 04　匠明（小岩正樹） 05　バロック都市計画（横手義洋） 06　ピクチャレスク（横手義洋） 07　原始の小屋（横手義洋） 08　類型論（戸田穣） 09　建築様式（横手義洋） 10　空想的社会主義（林要次） 11　ラスキンの建築保存論（頴原澄子） ＜コラム＞旅に出よう（１）　イタリア：ローマにて建築2000年の伝統を味わう 第2章　近代1（1851～1914） 12　折衷主義（横手義洋） 13　構造合理主義（林要次） 14　美術建築（林要次） 15　アーツ・アンド・クラフツ運動（林要次） 16　市区改正（松田達） 17　形態は機能に従う（林要次） 18　建築進化論（倉方俊輔） 19　装飾と犯罪（本橋仁） 20　我国将来の建築様式を如何にすべきや（林要次） 21　田園都市（松田達） 22　未来派（横手義洋） 23　法隆寺再建非再建論争（野村俊一） ＜コラム＞旅に出よう（２）　ヨーロッパ：ビルディングタイプを辿る旅　─劇場を例に 第3章　近代2（1914～1945） 24　建築非芸術論（林要次） 25　ロシア・アヴァンギャルド（本田晃子） 26　分離派建築会（天内大樹） 27　ノイエ・ザッハリヒカイト（川勝真一） 28　イタリア合理主義（鹿野正樹） 29　考現学（川勝真一） 30　近代建築の５原則（林要次） 31　有機的建築（松田達） 32　アテネ憲章（川勝真一） 33　ほんもの／いかもの（種田元晴） 34　インターナショナル・スタイル（岩元真明） 35　複製技術時代の芸術作品（砂山太一） 36　レス・イズ・モア（松田達） ＜コラム＞旅に出よう（３）　アメリカ：シカゴの近代建築食い倒れ旅（川勝真一） 第4章　現代1（1945～1970） 37　モデュロール（林要次） 38　縄文と弥生（豊川斎赫） 39　実の透明性／虚の透明性（服部真吏） 40　シチュアシオニスト・インターナショナル（南後由和） 41　メタボリズム（豊川斎赫） 42　都市のイメージ（吉村有司） 43　プラグイン・シティ（木内俊彦） 44　住宅は芸術である（セン・クアン） 45　見えない都市（松田達） 46　群造形（豊川斎赫） 47　すべては建築である（川勝真一） 48　か・かた・かたち（浜田晶則） 49　類推的都市（片桐悠自） 50　ラーニング・フロム・ラスヴェガス（高砂充希子） ＜コラム＞旅に出よう（４）　フランス：ル・コルビュジエの世界を旅しよう（松田達） 第5章　現代2（1970～） 51　アドホック（川勝真一） 52　神殿か獄舎か（豊川斎赫） 53　ポスト・モダニズム（松田達） 54　脱構築主義の建築（入江徹） 55　様相論（松田達） 56　消費の海に浸らずして新しい建築はない（山本至） 57　ビッグネス（稲垣拓） 58　テクトニック（高橋堅） 59　メイド・イン・トーキョー（吉村英孝） 60　動線体／決定ルール、あるいはそのオーバードライブ（西澤徹夫） 61　負ける建築（中村航） 62　アルゴリズム（松田達） 63　デジタルファブリケーション（クマタイチ） ＜コラム＞旅に出よう（５）　日本：建築旅行オススメ都道府県私的ベスト10（松田達） 建築書の影響力（横手義洋） 建築思想を拓いた世界の建築家32（川勝真一） 建築思想を拓いた日本の建築家32（川勝真一） 参考文献 索引

伊礼智氏による住宅設計の書籍で、性能と意匠を両立させた8軒の住宅を紹介しています。各住宅の設計過程での苦労やエピソードを交え、詳細図やポイントを提供。住宅設計を志す学生や家づくりを考える人々にも適した内容で、造園家や施主との対談も収録されています。

本書は、増改築に特化した建築法規を分かりやすく解説するもので、15の実例と55のQ&Aを通じて、建築設計者に具体的なノウハウを提供します。前半では実例を分析し、後半では確認検査員が法文を解説。増改築に必要な建築確認や用途変更、耐震補強などの法的要件についての理解を深め、企画力や設計力を向上させるための必携書です。近年の法改正にも対応しています。

この本は、延床面積100 m²以下の「小さな家」を通じて幸せな暮らしを実現する方法を紹介しています。著者は人気女性建築家で、日本人の伝統的な「小さな家」の作り方を解説。手入れが行き届き、ミニマリストな生活が可能になると述べています。成功する小さな家づくりの7つのルールや、すっきりとしたキッチン、上質な素材を用いた家づくりの工夫が豊富な写真と共に掲載されています。新築やリフォームに役立つ実用的な知識が詰まった内容です。

この書籍は、最新の建築法規を理解するための解説書で、イラストや図表を豊富に用いています。2025年4月施行予定の法令改正に対応した内容を含み、法改正のポイントをまとめた「法改正ダイジェスト」も掲載されています。電子書籍版と電子法令集が無償提供され、PCやスマホでの閲覧が可能です。特に、建築関連の法規制を利用者目線でわかりやすく解説しており、実務に役立つ内容となっています。また、特別な製本方式により、机に沿って180度開くことができます。

本書は建築家・坂牛卓氏が13人の建築家にインタビューした内容を集めたもので、彼らの作品のテーマやアプローチを探ります。「物」「間」「関係性」「世界」という視点から、日本の現代建築への理解を深めることが目的です。各章では、具体的な建築家の思想やスタイルが紹介され、彼らの基点や素顔に迫ります。

本書は、確認申請に不慣れな初心者向けに、申請図書の作成方法や建築基準法のポイントを分かりやすく解説するガイドです。オールカラーのイラストや図表を用いており、2018年の『世界で一番やさしい確認申請［戸建住宅編］』の改訂版です。内容は確認申請の基礎知識、申請書類や図面の書き方、4号住宅の適合事項、増築の申請方法など、多岐にわたります。この一冊で、スムーズに確認済証を取得できるようになります。

本書は、木造住宅の構造を詳細なイラストと解説で分かりやすく紹介する図鑑です。大人も子供も楽しめる内容で、在来軸組工法と枠組壁工法の住宅の建設過程を各章で解説しています。材料や仕上げの種類についても触れ、建物の仕組みを深く理解できる内容となっています。著者は建築の専門家で、復刊された記念の書籍です。

あの名講義が帰ってきた！　東京大学大学院で行われた稀代の建築家による最新講義を集成．世界を相手にコンペ（設計競技）を闘い，そのなかで学び，考えてきたこと．安藤作品が生まれる瞬間を，みずからがヴィヴィドに語る．あの『建築を語る』（99年刊）に続く比類なき建築論．図版多数． 序　創造は，逆境の中でこそ見出される 第1講　建築は闘いである 第2講　新旧を衝突させる——都市・建築を保存と再生 第3講　産廃の島から未来へ——環境と建築 第4講　昨日を超えて，なお

本書は、建築を学ぶ上で重要な「スケール感」を身につけるための方法を紹介しています。著者たちは、物の寸法や広さを直感的に理解できるようにするため、自身の身体を「ものさし」として利用することを提案。内容は、身体尺の理解や和室の特徴、空間熟語を活用した住宅設計のプロセスに焦点を当てています。イラストを用いて分かりやすく解説されており、学生がスケール感を養う手助けとなる一冊です。

本書は、2025年に施行される消防法の改正に基づき、消防用設備の技術基準や設置基準を詳述しています。内容は基礎知識、基本計画、消防用設備、危険物、火災予防措置など多岐にわたり、法規を図表化してわかりやすく解説しています。また、電子版が2027年3月31日まで無料で提供され、パソコンやスマートフォンで閲覧可能です。

著者の隈研吾は、20世紀の「勝つ建築」が抱える「弱さ」を指摘し、21世紀の建築は外力を受け入れる「負ける建築」へと進化すべきだと提案しています。新国立競技場の設計に関わった経験をもとに、建築史、現代思想、アートに対する独自の視点を示した論集で、切断、透明性、デモクラシー、ブランドなど多様なテーマが扱われています。

この書籍は、建築基準法とその施行令の改正経過を網羅した唯一の資料で、5年ぶりに改訂されました。確認申請や定期報告に役立つ内容となっており、改正箇所は条文ごとに明示されています。特に、防耐火規定や省エネ基準に関する最近の改正も含まれています。建築関係者にとって、重要な情報源となる一冊です。著者は名古屋市の建築指導部に勤務する武藤康正氏です。

「直感」シリーズ第2弾では、建築実務家である著者が構造力学の基本を楽しいイラストとともにわかりやすく解説しています。内容は、構造力学の理論から実務への応用、構造設計の魅力まで多岐にわたり、一級建築士試験に役立つ力学問題も収録されています。各章では力の基本、安定性、断面性能、静定・不静定構造の解析方法を学び、実践的な知識を身につけることができます。

坂茂は、自然災害による死因は建物の倒壊にあるとし、被災地での避難民支援に取り組んできた建築家です。2014年にプリツカー賞を受賞し、彼の独創的かつ人道的なアプローチがどのように実践されてきたかを探ります。この書籍では、阪神・淡路大震災や紙の建築、国連での活動についても触れられています。坂は、社会貢献を重視した建築家として世界中で活動しています。

「世界で一番楽しい 建物できるまで図鑑 木造住宅」の続編として、RC造・鉄骨造の建物がどのように作られるかを詳細なイラストと解説で紹介する図鑑が登場。大人も子供も楽しめる内容で、基礎から内外装の仕上げまでの工程を分かりやすく説明。各部の作り方や使用材料についても詳しく解説されている。著者は建築の専門家であり、建築知識創刊60周年を記念して復刊された作品。

二世帯住宅は、親・子・孫が共に生活することで子育てや日常生活を助け合う魅力がありますが、異なる価値観による不満やトラブルも生じるため、配慮が必要です。本書では、家づくりのプロが実例を基に「最高の二世帯住宅」を作るためのポイントを解説します。特に、分離型の間取りや交流スペースの設計、可変性のある間取りについて詳しく説明し、家族全員が快適に暮らせる方法を提案します。

二一世紀の美術館とその建築的な展開 脱象徴化する美術館と展示空間の質的変化 都市の歴史から見る美術館の現在 美術館を核にした都市計画とその可能性 現代美術の視点から美術館概念を再構築する つくることと見せること。美術館をめぐる建築的実践

そこで行われることでその中身がつくられていく建築 「原っぱ」と「遊園地」 「原っぱ」と「遊園地」. 続 トランクの積み重ね以上でも以下でもなく 映像性について 水晶の束としての摩天楼 別々のことをしている人たちが時間と空間を共有する 道から進化する建築 決定ルール、あるいはそのオーバードライブ Place動線体への道程 美術館をつくるということ 青森県立美術館スケッチ・ストーリー 取りつく島もない強靭で自律した世界 非仮設性 生活を不定形で連続なものとしてそのままにとらえる 動線体としての生活 窓としての住宅動線体の開きかた 境界面・絶対フィクション 構成を表現を捨てること、および互換性について 「いたれりつくせり」でないこと スライム リノベーション形式と自由 廃墟 既存建物もそういう地形とか敷地のかたちと同じである 建築のアクチュアリティ 近代建築とグリッド 阪神大震災について考えたこと 「意味」を見る目と「物質」を見る目 ウイルス的設計論

建築家の書を捨てよ、町へ出よう 原っぱみたいな美術館 原っぱの家 「青森らしい美術館」への回答 図式の崩壊から 図式とルール 個別解としてのディテール 図式、感覚を含む心的な表象 写真に撮りにくい建築になってしまうのは 橋は道の一部 「絶対装飾」について 既存と新規をつなぐリノベーション 実体に裏付けられることのないリアリティ リテラルなボリューム スケールの分布 白く塗れ つくるときの主題 どこでもない場所の浮遊感 人との距離の感覚 もうひとつの「デザイン」のあり方 妹島和世のフレキシビリティ 現在という時間だけがあるということ ヴォリュームについて 起きそうもないことが当たり前のように起きること そのすぐ裏にある空間 私たちの立つ場所

都市破壊業KK 現代都市における建築の概念 シンボルの再生 孵化過程 現代都市における空間の性格 広告的建築のためのアドバータイジング プロセス・プランニング論 都市デザインの方法 日本の都市空間 闇の空間 虚像と記号のまちニューヨーク 世界のまち 死者のための都市 迷路と秩序の美学 《おもて》と《うら》の空間 陽炎のなかの幻影 イタリアの広場 《島》的都市の発想と歩く空間 路上の視角 座標と薄明と幻覚 媒体の発見 幻覚の形而上学 マリリン・モンロー様 サモン・ピンクのエンバイラメント スコピエ計画の解剖 見えない都市 凍結した時間のさなかに裸形の観念とむかい合いながら一瞬の選択に全存在を賭けることによって組立てられた《晟一好み》の成立と現代建築のなかでのマニエリスト的発想の意味 梱包された環境 占拠されたトリエンナーレ 観念内部のユートピアが都市の地域のターミナルのそして大学におけるコンミューンの構築と同義語たりうるだろうか 軽量で、可搬的なものたちの侵略 モビール・エイジの都市の光景 きみの母を犯し、父を刺せ 年代記的ノート 鹿島出版会版へのまえがき