【2023最新】「カーボンニュートラル」のおすすめ本!人気ランキング

この記事では、「カーボンニュートラル」のおすすめ本をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。

BCGカーボンニュートラル実践経営

ボストン コンサルティング グループ
日経BP
おすすめ度
100
紹介文
日本企業が採るべき実践項目を3ステップ10項目で示した「カーボンニュートラル対策のスタンダード」ともいえる解説書 経営の難題「脱カーボン」のシナリオと実践項目を示す 「カーボンニュートラル対策のスタンダード」ともいえる解説書 経営者を悩ます大問題が「カーボンニュートラル」である。世界のスピードに遅れれば致命的な事態も想定されるが、先走り過ぎると無傷では済まない。欧米中の政府がどう動くか、先進企業はどこまで進み、ライバル社はどの程度本気なのか。この先のシナリオは不透明であるからこそ、カーボンニュートラルに関しては「シナリオ・プランニング」のアプローチが欠かせない。本書を通してボストン コンサルティング グループが示している指針には納得感がある。 こうした「シナリオ分析」は本書にとってイントロにすぎない。多くのページを「日本企業が採るべき実践項目」に費やしている。それは、3ステップ10項目にも及び、「カーボンニュートラル対策のスタンダード」といってもいいくらい充実している。日本企業や海外企業の取り組み内容も豊富に記載しており、「先進企業はどこまで進み、ライバル社はどの程度本気なのか」を見極めることもできよう。 カーボンニュートラルにおいては「スコープ3」という考え方があり、サプライチェーン全体が対象になる。もし取引先がカーボンニュートラルを掲げれば無関係ではいられない。大企業だけでなく、中堅・中小企業も対応が求められる。その対応次第では、取引停止の可能性すらある。 「カーボンニュートラル」対応に不安を感じる経営者にとって、指針も実践項目も示した本書は救いになるはずだ。 「日本企業が採るべき実践項目」を3ステップ10項目で示した「カーボンニュートラル対策のスタンダード」ともいえる解説書。 第1章 なぜ今、「カーボンニュートラル経営」なのか 1-1 カーボンニュートラルとは何か 1-2 なぜ今、カーボンニュートラルが必要とされているのか 1-3 どのような枠組みで推進しているのか 1-4 カーボンニュートラルは世界全体で実現可能なのか 1-5 各国はカーボンニュートラルを本当に推進するのか 1-6 カーボンニュートラルは、日本にとって実現可能なのか 1-7 日本は、カーボンニュートラルにどう対峙すべきか 第2章 「カーボンニュートラル経営」とは 2-1 企業は全体として何を行う必要があるか 2-2 ステップ1 準備をする 2-3 ステップ2 戦略を定める 2-4 ステップ3 着実に推進し、成果を示す 2-5 第2章のまとめ 第3章 カーボンニュートラル経営の要諦 3-1 カーボンニュートラル達成を難しくする3つの特性 3-2 カーボンニュートラル推進に向けた7つの要諦

60分でわかる! カーボンニュートラル 超入門 (60分でわかる! シリーズ)

前田 雄大
技術評論社
おすすめ度
92
紹介文
■脱炭素という課題を企業の成長に変えるポイントが60分でつかめる! 2020年10月の臨時国会で菅総理が「2050年、脱炭素社会の実現を目指す」と宣言したことにより注目を集めたキーワード“カーボンニュートラル”。気候変動への対策といった人類共通の課題という側面ばかりでなく、企業にとってはビジネスモデルの転換や新たなテクノロジーの開発、雇用創出などの経営課題やESG評価による投資への大きな影響が生じます。生活者もエネルギーの転換や食など、生活の抜本的な部分での変化が予想されます。本書では、「国際社会および日本の政策」「影響の大きい産業(エネルギー、運輸、製造)」「国内外企業の取り組み」「最先端の脱炭素技術」「消費生活の変化」といった、広い視点から身近な事象までを捉えて「カーボンニュートラルとは何なのか」をわかりやすく説明します。 【巻頭】 ①カーボンニュートラル実現へ向けた日本の課題 ②再生可能エネルギー(再エネ)の種類と特徴 ③動画でわかる脱炭素技術 Part1 なぜ注目されるのか? 経済や社会のしくみを変えるカーボンニュートラル 001 カーボンニュートラル(carbon neutral)とは 002 カーボンニュートラルと脱炭素はどう違うの? 003 そもそも気候変動は本当に進んでいるの? 004 気候変動対策をしないと未来はない? 005 温室効果ガスの発生源と地球に及ぼす影響は? 007 日本の対策は今どうなっているの? 008 企業の株価にはどう影響するの? 009 金融機関は今後、「炭素」に投資しない? 010 貿易に炭素税が課せられるようになる? 011 PPA争奪戦がすでに始まっている Column 高温による熱中症や農水産物の被害に注意 Part2 日本と世界各国の現状 カーボンニュートラルに向けた日本と世界の動き 012 気候変動交渉でどの国が覇権を握るのか 013 グリーンリカバリーはコロナ禍からの復興のカギとなるか 014 石炭への依存度が低下する欧米諸国 高いままの日本 015 石炭火力に依存せざるをえない 日本の電力エネルギーの背景 016 国内のCO2 排出量の現状はどうなっている? 017 温室効果ガス排出46%削減に向けて日本はどう動く? 018 脱炭素化に取り組みやすい産業と取り組みにくい産業 019 カーボンニュートラルに伴う日本のグリーン成長戦略とは 020 アメリカは脱炭素化でもナンバーワンを目指す 021 経済成長が著しい中国の苦しい脱炭素事情 022 脱炭素化に向けて続々と施策を発表する欧州 023 インフラの新設により再エネ導入を図る東南アジア 024 途上国は先進国の決定に追いつけるのか Column 脱炭素社会を見据えて再エネ導入を図る中東 Part3 再エネ利用による脱炭素化の取り組み カーボンニュートラルで変革するエネルギー産業 025 再生可能エネルギーの市場参入をめぐる争い 026 海を活用する洋上風力発電 027 太陽光発電は世界の脱炭素化を導く王様 028 世界3位の地熱資源の利活用へ技術革新と法改正が進む地熱発電 029 バイオマス発電は脱炭素化につながるのか 030 国を挙げて水素に取り組む日本 031 グリーン成長戦略で重要視されるアンモニア 032 原子力発電は復活するのか Column 膨大なエネルギーを生む核融合発電の可能性 Part4 電動化や蓄電池開発などの取り組み 運輸・製造産業の脱炭素化と競争力強化の戦略 033 日本は世界の自動車戦争に乗り遅れている? 034 次に買う自動車はEV(電気自動車)かもしれない 035 燃料電池車をテコ入れしているのは日本だけ? 036 技術の進歩が急速に進む蓄電池 037 エネルギー効率化に貢献する世界の半導体需要の拡大 038 情報通信業界における高い電力需要への対応策 039 船舶・航空業界も等しくカーボンニュートラルへ向かう 040 物流・土木・インフラも脱炭素化への本格対応を開始 041 日本の競争力を強化するカーボンリサイクル関連産業 Column ミニ四駆のようにEV のバッテリーを交換するしくみ Part5 著しい成長を遂げる日本の技術 世界の先端を行く日本の脱炭素技術 042 電動化の根幹ともいえる世界最高峰のモーター技術 043 脱炭素化に光をもたらすCO2の高速処理技術 044 植物より効率がいい人工光合成 045 電力ロスを低減するパワー半導体 046 半導体の性能を向上させる酸化ガリウム 047 製造するだけでCO2 が削減されるコンクリート 048 発電と炭素固定化を同時に行う画期的な地熱発電技術 049 形状が自由でエネルギー密度が高い全樹脂電池 050 塗装して使えるペロブスカイト太陽電池 051 空調用の省エネ冷媒でEV 航続距離が最大5割増 052 ミドリムシなどから抽出した油脂で次世代バイオ燃料を開発 Column シリコンの数十倍も高速化するダイヤモンド半導体 Part6 生活や家庭での脱炭素化も重要 カーボンニュートラルがもたらす生活の変化 053 生活にも恩恵をもたらすカーボンニュートラルの動き 054 カーボンニュートラルに伴う雇用の変化 055 電気代はこれから高くなる? 安くなる? 056 CO2 を出さない電力プランで家庭から脱炭素化に貢献 057 ガソリン代の値上がりなど化石燃料分野への影響は? 058 太陽光パネルにより環境と災害に考慮した生活を実現 059 食料や農林水産業でも脱炭素化の取り組みが進む 060 持続可能な社会を目指して脱炭素においても資源循環を構築 Column 畜産業を減らすことが気候変動対策となり得るか Part7 競争力を高める企業の戦略 カーボンニュートラルで成長を目指す企業の取り組み 061 脱炭素社会で成長するために企業に求められること 062 GAFAM が率先して取り組むサプライチェーンの脱炭素化 063 ENEOS の巨額買収による脱炭素転換 064 脱炭素への高い先見性で世界をリードするテスラ 065 トヨタ自動車の15 年前倒したカーボンニュートラルへの挑戦 066 業務効率化と蓄電池開発で脱炭素を目指すパナソニッ 067 中国との水平分業型モデルでEV 導入を図る佐川急便

見て、知る、サステナブル はじめての脱炭素

すなだゆか
小峰書店
おすすめ度
92
紹介文
温暖化対策に必須の「脱炭素」。楽しいビジュアルから、一目で理解できます。「脱炭素社会」の実現に向けて、必読の1冊! 地球温暖化対策に必須の「脱炭素」。楽しいビジュアルから、一目で理解できます。 二酸化炭素排出量をできるかぎりおさえた「脱炭素社会」の実現に向けて、何が必要なのかを考えていくための1冊です。

脱炭素経営入門 気候変動時代の競争力

松尾 雄介
日本経済新聞出版
おすすめ度
82
紹介文
脱炭素先進企業の実例を通し、経営の意思決定の精度向上のポイントを紹介する、本格的解説書。 経営の意思決定精度向上に向けた、脱炭素経営本の決定版 気候変動が企業価値に影響する背景・経路・ロジックを「腹落ち」するための本格的入門書。 日本では十分に浸透していない気候変動の真のビジネスリスク・チャンスについて、その背景や基本的なロジックを丁寧かつ具体的な事例を交えて解説。経営目線で見た脱炭素化の重要性を「腹落ち」し、意思決定の質向上に資する知見を包括的に盛り込んだ1冊。 ◆脱炭素社会への変化の本質を理解し、市場や企業の動向を見極める視座を提供  気候変動に関連した政策、投資、技術開発、企業の取り組みなどのニュースが日々報じられています。  しかし、それらの「現象」を知るだけでは十分ではありません。石炭火力発電への逆風やEVへの急速な変化など、日本では予想されていなかった変化も多く、これらの動向を見極めるには、現象の背後にあるファクトやロジックの理解が欠かせません。  本書では、科学、世論、政策、技術、投資など、脱炭素化の潮流を形作る重要なファクトやその背景にあるロジックを一気通貫で解説し、断片的なピースを統合することで、企業における意思決定の質向上に資する知見を提供します。 ◆脱炭素経営のグローバルスタンダードの理解  2022年度より東証プライム市場で実質的に義務化されるTCFD(気候リスク情報開示)から、科学に準拠した 企業の削減目標(SBT)、Apple社をはじめ、世界の先進企業が取り組むRE100など、脱炭素経営のグローバルスタンダードについて、その意味合いや企業に求められる対応などを解説します。 ◆日本企業の生々しい試行錯誤や実践事例を紹介  本書は、日本の大手企業らで構成される日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)の全面協力を得て、理論面だけでなく、企業が脱炭素化に向き合う際の生々しい議論や実践事例を数多く掲載しています。脱炭素経営に熱心に取り組む企業において、何が議論され、どのような意思決定がなされたのかなど、リアルな企業事例を紹介します。 プロローグ:日本企業が垣間見た世界の脱炭素の潮流 グローバル企業のトップは気候変動会議に集う 第1章 気候変動は「社会基盤を脅かす重大リスク」      エコではない気候変動。気候変動への対応は「営業許可証」である。      気候変動への認知に関するグローバルスタンダード 第2章 気候危機の回避には「破壊的な変化」が求められる      気候危機の回避へ、気温上昇1・5℃以内が求められる      気候変動時代の最重要KPI:炭素予算(カーボンバジェット)      炭素予算(カーボンバジェット)の市場への含意 第3章 気候変動の企業への影響        物理的リスク       政策リスク        気候リスクの影響の規模感 第4章 激変する世界金融の投資基準      金融当局の懸念      投資家は何を見ているのか      投資家による気候リスクへの対応      気候変動が企業価値に影響する経路 第5章 脱炭素経営のグローバルスタンダード      土台としての企業理念とガバナンス      気候変動に関する情報インフラの整備      脱炭素目標の決定:科学に準拠した温室効果ガス削減目標(SBT)      RE100シリーズ      脱炭素化を踏まえた事業の適合性評価      責任ある政策関与      企業の気候リスク情報開示(TCFDによる情報開示の枠組み) エピローグ:脱炭素経営の意義

脱炭素で変わる世界経済 ゼロカーボノミクス

井熊 均
日経BP
おすすめ度
78
紹介文
独走する中国、猛追する米国 日本企業は2050年に生き残れるか? なぜトヨタが、あそこまで焦るのか--。それはカーボンニュートラルがこれまでのビジネスルールを一変させ、既存産業を崩壊させるからだ。事業環境を壊す気候変動、企業を追い込むESG潮流、脱炭素市場での中国の独走…。 本書が綴る現実は、21世紀の企業の盛衰は脱炭素が握ることを示している。新たな経済競争「ゼロカーボノミクス」の勃興を直視し、今すぐ動き出さなければ日本企業に未来はない。 ■目次 序章 トヨタの危機感を共有せよ 第1章 ゼロカーボン時代の幕開け 第2章 ゼロカーボンとは産業革命だ 第3章 紅く染まる脱炭素市場 エネルギー・EV編 第4章 紅く染まる脱炭素市場 スマートシティ・デジタル編 第5章 米国は覇権を保てるのか 第6章 ゼロカーボン・テクノ曼荼羅 第7章 日本のゼロカーボン戦略 終 章 勝ち抜くために、いかに変わるか 独走する中国、猛追する米国 日本企業は2050年に生き残れるか? 序章 トヨタの危機感を共有せよ 第1章 ゼロカーボン時代の幕開け 第2章 ゼロカーボンとは産業革命だ 第3章 紅く染まる脱炭素市場 エネルギー・EV編 第4章 紅く染まる脱炭素市場 スマートシティ・デジタル編 第5章 米国は覇権を保てるのか 第6章 ゼロカーボン・テクノ曼荼羅 第7章 日本のゼロカーボン戦略 終 章 勝ち抜くために、いかに変わるか

マンガでわかる脱炭素(カーボンニュートラル)

藤野 純一
池田書店
おすすめ度
78
紹介文
「SDGsの最重要課題」 これ一冊で脱炭素の基本がわかる! 世界各国が本気で取り組む「温室効果ガス排出削減」 本当に達成できるの?そもそも必要あるの?専門家に徹底取材! ○2021年はカーボンニュートラル元年! ○世の中の取り組み、再生エネルギーや企業や個人の行動に注目が集まっている! ○本書では、「脱炭素とは何か」を 脱炭素に向けどのような立場の人がどのように関わっているかについてマンガで解説します。 ○地球環境戦略研究機関(IGES)、WWF、電力会社、ハウスメーカー、など、 さまざまな立場の人に話を聞いていきます。 ○具体的な取り組みを紹介していくことで、SDGsの最重要課題が、サクッとわかります。 【あらすじ】 「このままじゃ地球が大変だ!」 ゲリラ豪雨に遭遇する竹田直樹、颯太親子。最近の異常気象には困ったもんだ……。「地球温暖化でゲリラ豪雨が起こりやすくなってるんです」そう答えるのは、雨宿りで偶然出会った七海。大学院で環境学を学ぶ彼女は、温室効果ガスの排出を削減する「脱炭素」を進めないと、気候はもちろん、農作物が育たなくなったり、絶滅する動物が出たりすることを教えてくれる。「え! 動物が絶滅しちゃうの!? そんなのダメだよ!」「ちょうど部署異動で脱炭素を勉強したかったんです」と関心を示す颯太&直樹。 今、脱炭素においてどんな取り組みが行われてるの? 二人は七海の実習先である地球環境研究所に行ってみることに!」 PART1 なぜ脱炭素が必要なの? PART2 脱炭素で環境問題は本当に解決するの? 藤野純一 地球環境戦略研究機関 上席研究員 PART3 脱炭素の実現に最も必要なこと 小西雅子 WWFジャパン 専門ディレクター(環境・エネルギー) PART4 企業はどんな取り組みをしているの? JERA、東京製鐵、積水ハウス PART5 カーボンリサイクルって何? 板岡健之 九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 教授 PART6 脱炭素で世の中のお金はどう動く? 元木悠子 永井祐介 みずほリサーチ&テクノロジーズ

脱炭素革命への挑戦 世界の潮流と日本の課題 (SDGs時代の環境問題最前線)

堅達 京子
山と渓谷社
おすすめ度
76

図解でわかるカーボンニュートラル ~脱炭素を実現するクリーンエネルギーシステム (未来エコ実践テクノロジー)

一般財団法人 エネルギー総合工学研究所
技術評論社
おすすめ度
76
紹介文
2020年10月の菅総理の所信表明演説で「2050年までにカーボンニュートラル、脱炭素」を宣言、今年4月の気候変動サミットで温室効果ガス46%削減を表明したことにより、エネルギー事業の方向転換を迫られています。 その中でも最重要なカーボンニュートラルとは何か? 水素・再生可能エネルギーを活用するなどCO2(二酸化炭素)の排出量を極限まで抑え、カーボンリサイクルで排出されるCO2を循環させるなど、排出量を実質ゼロにするクリーンエネルギーシステムです。 世界が水素や再生可能エネルギーなどのグリーンエネルギーに舵を切る中、遅れをとっている現在の日本のエネルギー動向を踏まえ、カーボンニュートラルを実現するために必要な技術、これから具体的に何をしなければならないのかを国のエネルギー技術戦略策定や、さまざまなエネルギー分野の調査研究を受託するエネルギー総合工学研究所の博士たちがわかりやすく解説します。 既刊の「図解でわかるカーボンリサイクル」もあわせて読むことで一層、理解が深まります。 第1章 カーボンニュートラルとは 1.1 カーボンニュートラルとは何か 1.2 パリ協定とカーボンニュートラル 1.3 世界各国のゼロエミッション目標と制度 第2章 再生可能エネルギーはこれだけ使える 2.1 再生可能エネルギーの種類と特徴 2.2 再生可能エネルギーのポテンシャル 2.3 再生可能エネルギー利活用のコストと規模 Column1 浮体式洋上風力の安全性 第3章 原子力の未来 3.1 原子力の現状と評価 3.2 原子力のポテンシャルと期待 3.3 原子力の特長 3.4 原子力発電所の建設・開発の現状 Column2 次世代の原子力技術の在り方は? 3.5 原子力の課題 第4章 カーボンニュートラルで炭素資源を上手に利用する 4.1 炭素資源の利用システム 4.2 CO2分離・回収技術 4.3 CO2を輸送する技術 4.4 CO2を貯留・固定する技術 4.5 CO2回収・利用技術 4.6 カーボンリサイクル社会とは 4.7 国内プロジェクト取り組み状況 Column3 CO2削減は一次エネルギー消費量に占める再エネ量の観点で評価すべき 4.8 海外プロジェクト取り組み状況 第5章 電力システムでやるべきこと 5.1 電力システム改革の進展と電気事業 5.2 カーボンニュートラル達成に向けた電力分野の取り組み 5.3 再生可能エネルギーの電力系統連系の課題 5.4 再生可能エネルギーの大量導入への課題 5.5 再生可能エネルギー大量導入時代の電力システムの課題 Column4 役割が大きく変わった揚水式水力発電 第6章 水素エネルギーへの期待と見通し 6.1 水素エネルギーの特徴と現状 6.2 水素の製造技術 Column5 水素にはいろいろな色がある 6.3 水素を輸送と貯蔵する技術 6.4 水素利用技術の需要 6.5 日本の政策動向と取り組み 6.6 世界の水素導入に向けた政策動向と取り組み 第7章 蓄エネルギーが重要 7.1 各種蓄エネルギー技術の特徴 7.2 蓄電池の技術開発 7.3 蓄熱発電システム 7.4 圧縮・液化空気エネルギー貯蔵 Column6 空気だけでない! 水素も地中に貯蔵できる! 第8章 ネガティブ・エミッション技術が必要な理由 8.1 ネガティブ・エミッション技術の重要性 8.2 さまざまなネガティブ・エミッション技術 8.3 ネガティブ・エミッション技術の課題 Column7 CO2を直接回収するDACシステム 第9章 運輸・民生・産業の取り組み 9.1 日本のエネルギー消費の現状 9.2 運輸部門で消費されるエネルギーの特徴 9.3 民生部門で消費されるエネルギーの特徴 9.4 産業部門で消費されるエネルギーの特徴 9.5 需要側のカーボンニュートラルを実現するために Column8 電気自動車とバッテリー充電技術 第10章 カーボンニュートラルに取り組む事例 10.1 世界の取り組み事例 10.2 日本の取り組み事例 第11章 サステナブルファイナンスとカーボンニュートラル 11.1 カーボンニュートラルとファイナンスの関係 11.2 企業が選別されるESG投資 11.3 投資ガイドラインと環境投資への期待 Column9 グリーンスワンとグリーンウォッシュ

超入門カーボンニュートラル (講談社+α新書)

夫馬 賢治
講談社
おすすめ度
75
紹介文
ビジネスマン必須のキーワード「カーボンニュートラル」を第一人者がやさしく解説 脱炭素社会の基礎知識 次のビジネスはこの知識が武器になる。 カーボンニュートラルに世界の投資マネーが殺到! 第一人者による決定版! いまや環境問題は大きな経済問題として認識されるようになった。金融界も「カーボンニュートラル」を意識するようになり、株価や金融政策にまで影響を及ぼすようになった。この言葉が持つ「破壊力」を理解しなければ、まともな事業計画を立てることも、経済政策を議論することも、さらには良い就職先を選ぶことも、良い投資することも、これからはできなくなる。 状況の展開が急すぎて、何が起きているかを飲み込めずにいる人が少なくないかもしれない。だが、菅政権が「2050年カーボンニュートラル」を不意に打ち出した背景には、世界規模での経済競争や地政学観点による事情があった。菅政権はそれを自ら打ち出したのではなく、日本経済を守るために打ち出さざるをえなかったのだ。 わたしたちは今、とてつもなく大きな時代の転換点にいる。それに早く気づいた者だけが、これからの時代をリードしていくことができる。あなたはこの動きを追い風にできるか、それとも追い込まれてしまうのか? ◆担当編集者より 管総理の宣言で「カーボンニュートラル」は国策となった。経団連もこれを無視はできず、今までは懐疑的に見られていた「気候変動対策が次の経済成長のエンジンになる」という認識が広まりつつある。 今、この変化を追い風にできる会社と、逆に追い込まれる会社に、くっきり分かれつつある。二酸化炭素排出量が多い火力発電はもちろん、取引先を含む製造過程での排出量が多い製造業から、気候変動で投資先が製造ライン崩壊やサプライチェーン寸断など予測できない損失にあうリスクを抱える金融機関まで、カーボンニュートラルを目指した事業構成にしないと生き残れない。あの日本製鉄でさえ、高炉依存を脱却して電炉にも投資するなど大きな事業再編を強いられている。 一方で、環境技術やEV分野の技術で世界に先行する日本企業は数多く、重厚長大産業といわれてきた分野でも事業を切り替えて成長している会社が多い。スタートアップにもチャンスが巡ってきている。 このように、これからのビジネスパーソンは、カーボンニュートラルに対する基本的な知識なしには、先進的なビジネスに携わることはおろか、事業を継続することもできなくなってきた。本書はこの分野の第一人者が、カーボンニュートラルとは何かから始まって、気候変動が与える経済へのリスク、産業界の動向、そして新たに生まれた地政学的リスクをわかりやすく解説した入門書。

カーボンニュートラル実行戦略:電化と水素、アンモニア

戸田直樹、矢田部隆志、塩沢文朗
エネルギーフォーラム
おすすめ度
73

カーボンニュートラル2050アウトルック

 
日本電気協会新聞部
おすすめ度
73
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