【2024年】「中村哲」のおすすめ 本 3選!人気ランキング
戦争、宗教対立、難民。アフガニスタン、パキスタンでハンセン病治療、農村医療に力を尽くす医師と支援団体の活動。解説 阿部謹也 幾度も戦乱の地となり、貧困、内乱、難民、人口・環境問題、宗教対立等に悩むアフガニスタンとパキスタンで、ハンセン病治療に全力を尽くす中村医師。氏と支援団体による現地に根ざした実践から、真の国際協力のあり方が見えてくる。テロをなくすために。戦乱の地での医師の実践。 解説=阿部謹也 「アフガニスタンと日本」 今、内外を見渡すと、信ずべき既成の「正義」や「進歩」に対する信頼が失われ、出口のない閉塞感や絶望に覆われているように思える。十年前、漠然と予感していた「世界的破局の始まり」が現実のものとして感ぜられ、一つの時代の終焉の時を、私たちは生きているように思えてならない。 強調したかったのは、人が人である限り、失ってはならぬものを守る限り、破局を恐れて「不安の運動」に惑わされる必要はないということである。人が守らねばならぬものは、そう多くはない。そして、人間の希望は観念の中で捏造できるものではない。本書が少しでもこの事実を伝えうるなら、幸いである。 (「文庫版あとがき」より) 「本書によって私たちはアフガニスタンの状況だけでなく、私たち自身の姿を見ることが出来るだろう。」――阿部謹也 (「解説」より) 帰郷―カイバル峠にて 縁―アフガニスタンとのかかわり アフガニスタン―闘争の歴史と風土 人びととともに―らい病棟の改善と患者たちとのふれあい 戦乱の中で―「アフガニスタン計画」の発足 希望を求めて―アフガニスタン国内活動へ 平和を力へ―ダラエ・ヌール診療所 支援の輪の静かな拡大―協力者たちの苦闘 そして日本は…
中村哲 一周忌追悼。飽食・不寛容・気候変動。この世を生きる日本人が読むべき1冊。 全国学校図書館協議会 2021年 第54回「夏休みの本(緑陰図書)」選定 ※中学校向け (公社)読書推進運動協議会 2021年「敬老の日読書のすすめ」選定 (公社)読書推進運動協議会 2022年「若い人に贈る読書のすすめ」選定 中村哲 一周忌追悼。 飽食・不寛容・気候変動。 この世を生きる日本人が読むべき1冊。 アフガンの暮らし・自然を感じる写真をふんだんに掲載。オールカラー。 アフガニスタンで凶弾に倒れた中村哲医師の絶筆を収録。 沙漠化した大地に緑をよみがえらせた記録と、豊かな日本の 私たちに生き方を問 う 言葉が綴られる。 干ばつと戦乱で荒廃したアフガニスタンの復興支援に力を尽くしていた 中村哲医師が、現地で凶弾に倒れたのは 2019 年 12 月 4 日。 本著は、死の2日前の西日本新聞朝刊に掲載された原稿を含め、 2009 年から続く寄稿連載「アフガンの地で」を再編集したものです。 銃撃事件2日前の掲載原稿を収録! 「見捨てられた小世界で心温まる絆を見いだす意味を問い、近代化のさらに彼方を見つめる」 -2019年12月2日朝刊より- 1P 口絵 27P 第一部 最期の言葉 71P 第二部 73年の歩み 85P 第三部 農村復興への道のり 157P 第四部 水のよもやま話 186P 中村哲医師が歩んだ道を私たちも歩む ペシャワール会会長 村上優