【2025年】「はらだ漫画」のおすすめ 103選!人気ランキング
- 楽園のカンヴァス (新潮文庫)
- 本日は、お日柄もよく (徳間文庫)
- 生きるぼくら (徳間文庫)
- ハッピークソライフ (5) (バンブーコミックス Qpaコレクション)
- サロメ (文春文庫 は 40-4)
- 奇跡の人 The Miracle Worker (双葉文庫)
- たゆたえども沈まず (幻冬舎文庫)
- キネマの神様 (文春文庫 は 40-1)
- 暗幕のゲルニカ (新潮文庫)
- やたもも (バンブーコミックス Qpaコレクション)
ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンがスイスの大邸宅でルソーの名作「夢」に似た絵を発見し、真贋を判定するための謎の古書を読み解くことになります。期限は7日間で、ライバルは日本人研究者の早川織絵。ルソーとピカソの想いが描かれたこの作品の真実を探る物語です。著者は原田マハで、山本周五郎賞を受賞しています。
普段それほど小説を読まない人間だが、ひょんなことから友人にオススメされて読んでみた。あまりの面白さにイッキ読みしてしまった1冊。ミステリーでありながらルソーとピカソをめぐる歴史にも触れることができ(フィクションとノンフィクションの境目が分からないが・・・)、どんでん返しもあり、終始楽しめた。
OLの二ノ宮こと葉は、幼なじみの厚志の結婚式で感動的なスピーチを聞き、伝説のスピーチライター久遠久美に弟子入りする。彼女は久美の教えを受け、野党のスピーチライターとして活躍することになる。感動と成長を描いたお仕事小説。著者は原田マハ。
安定の読みやすい文章でした。言葉は人を熱くさせますね!プロのスピーチライターとして成長していく様子を描いたお仕事小説でした。この話を読んで言葉を容易に発信できる今こそ言葉の重さにみんな気付いてほしいと思いました。いい物語に出逢えたことに感謝いたします。
感動が止まらない!!スピーチライターを題材にした小説。作品中のスピーチ部分に感動して、作品全体を読むのにも感動するので、二重に感動する作品になっている。まさに感動の嵐だ。日米の政権交代を舞台にした実話なのかと思わせるような展開がたまらなく良い。著者自身が本物のスピーチライターなのかと思ってしまうほど小説を越えた小説に仕上がっている。原田マハの操る言葉の魅力にまいってしまう。原田マハの作品は多彩でジャンルが幅広い。良い作品ばかりだけど、一番の作品はこの作品かな♪
いじめが原因でひきこもりになった24歳の麻生人生は、母の死後、年賀状の中に見つけた祖母・マーサの名前を頼りに、4年ぶりに外の世界へ出ます。蓼科での予想外の出来事を通じて、人との温もりや米づくりに触れ、彼の人生が大きく変わっていく物語です。著者は原田マハで、彼女は美術館勤務を経て作家として成功しています。
東京に返り咲いたお騒がせエリート・粕谷がニートから飲食店店員にジョブチェンジした葛谷の家に転がりこみ始まった同居性活にもすっかり馴染んでいるふたり。受けポジ回数の偏り防止を徹底しつつアナルライフをエンジョイする日々だったが、ここにきて喘ぎ声によるボロアパート騒音問題が激化――!!!?ちょっぴり勘違い多め!?な葛谷の同僚・ひより、粕谷の因縁の相手・横島の視点で描かれるエピソードや、レオが"本体"(ペニス)を残して消えてしまう珍事件など濃厚いつメン大活躍なストーリーも収録!!!LOVE and PENIS快楽弱者たちのエブリデイちんちんマネジメント快楽と倫理観の限界越えに、手に汗とちんちん握りしめたい第5巻!!!!!
19世紀後半のパリ、美術界で活躍する画商・林忠正と助手の重吉が浮世絵を売り込む中、日本に憧れる無名画家ゴッホと彼を支える画商テオとの出会いが「世界を変える一枚」を生み出す。孤高の男たちの矜持と愛を描いたアート・フィクション。著者は原田マハ。
39歳の独身男性・歩は、会社を辞めた後、父が倒れ多額の借金が発覚する。父が投稿した記事をきっかけに、歩は映画ブログを開始し、家族を救う奇跡の物語が展開される。著者は原田マハで、彼はフリーのキュレーターやカルチャーライターとして活動している。
ニューヨークの国連本部で、イラク攻撃を宣言する米国務長官の背後からピカソの「ゲルニカ」のタペストリーが消失する。MoMAのキュレーター八神瑤子は、この名画を巡る陰謀に巻き込まれ、ピカソの過去と現代の交錯を通じて真実に迫るアートサスペンス。著者は原田マハで、アートミステリやラブストーリーで知られる作家。
うるうるしっ放しの小説だ!1回だけかと思ったら、2回もうるうるさせられてしまった。「旅屋」という仕事に感動は生まれるのだろうかと疑っていた。だって、頼んだ人の代わりに旅をするのは良いけど、頼んだ人はどうやって感動するのか半信半疑だった。でも、違った。うるうるしてしまった!難病の娘のために代わりに旅に出掛ける。離れ離れになってしまった姪に会いに代わりに旅に出掛ける。この2つの「旅屋」の話から大きな感動が生まれる。人情物語と言って良い程、人の心の機微を描いている。原田マハの魔法にかかってしまった。「いってらっしゃい」と送り出してくれて、「おかえり」と迎えてくれる。こんな良い小説を読むと旅に出掛けたくなるね ♪
女性経営者の鈴木涼香は、仕事と恋に疲れ、旅に出るが、秘書が手配したチケットが行き先違いで女満別に。そこでの予想外の出会いを通じて、彼女は心を癒し、再生を果たす。再生をテーマにした短篇集。著者は原田マハ。
少し疲れた女性が旅に出る。そして、旅先での出逢いに新しい自分を見つける。4話からなる短編集それぞれの旅に、ほろりとする。印象的な場面や言葉がたくさんある。1話目(さいはての彼女)秘書の手違いか故意かで、沖縄に行くはずが真逆の北海道に行くことになる。そこから、おもしろい旅になる。強気な女性経営者とハーレー乗りの女性との出逢いがとても良い。2話目(旅をあきらめた友と、その母への手紙) 1人の旅だけど、1人じゃない。3話目(冬空のクレーン)どんな大それたことでも、誰かがそう考えるところから始まるんじゃないかな。4話目(風を止めないで)ナギ、自分で引いた「線」を超えていけ。この風、止めないでね、これからも、ずっと。全編通して、肩書を外して、ひとりの人間として、いかに良い生き方をしていくかを投げかけている。こんな良い小説を読んだら、旅に出たくなるね!
この短編集は、19世紀から20世紀に活躍した美術の巨匠たち(モネ、マティス、ドガ、セザンヌ)と彼らと共に生きた女性たちの視点を通して、彼らの葛藤や夢を描いています。各物語は、芸術家たちの人生や作品への真摯な姿勢を色鮮やかに蘇らせています。著者は原田マハで、彼女は作家デビュー以来、多くの賞を受賞しています。
沖縄の小さな島を舞台に、絵馬に書いた願い事がきっかけで、神様が本当に花嫁を連れてくるという物語が描かれています。優しくて温かい、少し切ない恋の話で、第1回『日本ラブストーリー大賞』を受賞した作品です。著者は原田マハで、様々な職歴を経て作家として独立しました。
新聞記者の青山翔子は、1939年に世界初の世界一周を成し遂げた「ニッポン号」の写真を資料室で見つけ、当時のプロジェクトに参加していたカメラマンを追ってカンザスに向かう。そこで、老人ホームに住む山田が古い写真を見て、米国人女性パイロットについて語り始める。著者は原田マハで、彼女は美術関連の経歴を持つ作家である。
スケールが大きい!史実に基づいたフィクションということだが、1930年代に日本製の飛行機で世界一周する、女性パイロットが活躍するストーリー。原田マハの著書で初めて読んだ作品。飛行機を題材にした本を探していてこの作品を選んだ。この作品をきっかけに『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』などの原田作品を読んでいくことになる印象深い作品。
川向こうの駅まで 月とパンケーキ 雪の気配 真冬の花束 ふたりの時計 転がる石 いろはに、こんぺいとう 誕生日の夜 メッセンジャー バーバーみらい この地面から 魔法使いの涙 名もない星座 お宿かみわら 空っぽの時間 おでき 缶椿 ひなたを歩こう 甘い生活 幸せの青くもない鳥 独立記念日 まぶしい窓 いつか、鐘を鳴らす日 川面を渡る風
本書は、運命に悩む人々が美術館で出会う6枚の絵画を通じて、恋や人生の選択について考えるアート短編集です。ピカソやフェルメールなどの実在する作品が物語を彩り、常設展が訪問者を待ち受けています。著者は原田マハで、彼女は美術史に精通した作家です。
深海魚 楽園の破片 指 キアーラ オフィーリア 向日葵奇譚
今までにないダークな部分を見せたい!という原田マハの意欲作。ノワール小説で短編集。ノワールはフランス語で黒の意味。帯には、禁じられた遊び、爛れたエロス、閃く殺意の文字が書かれている。まさに黒い側ということなのだろうか!?”禁断の書”と銘打たれた原田マハの短編集。「深海魚」高校生のいじめや性愛、そして殺意まで描いている。ーー暗闇の中、奥深く、生き抜けるのだろうか?「楽園の破片」かつての不倫相手との講演会に向かう美術の専門家の女性の性と愛の葛藤を描く。ーータイトルが良い!「指 touch」私大の日本美術史博士課程2年生の女性の思惑に震える。ーー女性目線の愛欲にゾクッとさせられる!「キアーラ」イタリアの文化遺産修復の現場を舞台に、過去と現在が幻想的に交錯する。ーー女性の欲望はアートを超えるの?「オフィーリア」芥川龍之介『地獄変』へのオマージュである。ーー原田マハ風『地獄変』は良いね! 芥川も読んでみたくなった。「向日葵奇譚」1枚の写真から、ゴッホの人生が現在に入り込み、人を幻惑する。ーー究極のゴッホ愛︎ !?読む前は、もっとドロドロとしたゲスな嫌なモノを見せられるのかと思っていた。読み終えてみると、愛欲、性欲、不倫、いじめ、殺意など、いつもの原田マハにはない世界が描かれていて違う作家なのかとも思ってしまうが、短編集ということもあり想像以上に黒い感じはしなかった。黒いというより、アナザーサイドの原田マハと言う方が良いかもしれない。今度はぜひ長編でのダークな世界を読んでみたいと思う。原田マハは、インタビュー記事で「作家として、絶対に一度はダークな部分を書かなければ、コンプリートしないと思っていました。」と語っている。原田マハの作家としての矜持、姿勢、生き方を好きにならずにいられない。これからもずっと原田マハの作品は読み続けたい。
久間田熊吉は山登り中に谷へ滑落し、シロクマとして異世界の森で目を覚ます。彼は人族から逃げるウェアウルフの姉妹を保護し、シロクマの力とサバイバル知識を活かして森での生活を快適にしていく。