楽園のカンヴァス (新潮文庫)
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ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンがスイスの大邸宅でルソーの名作「夢」に似た絵を発見し、真贋を判定するための謎の古書を読み解くことになります。期限は7日間で、ライバルは日本人研究者の早川織絵。ルソーとピカソの想いが描かれたこの作品の真実を探る物語です。著者は原田マハで、山本周五郎賞を受賞しています。
名無し
2023年11月17日18:52
普段それほど小説を読まない人間だが、ひょんなことから友人にオススメされて読んでみた。あまりの面白さにイッキ読みしてしまった1冊。ミステリーでありながらルソーとピカソをめぐる歴史にも触れることができ(フィクションとノンフィクションの境目が分からないが・・・)、どんでん返しもあり、終始楽しめた。