【2024年】「モンゴル帝国」のおすすめ 本 107選!人気ランキング
- 蒼き狼 (新潮文庫)
- 地果て海尽きるまで 上: 小説チンギス汗 (ハルキノベルス も 1-6)
- チンギス紀 一 火眼 (かがん)
- モンゴル帝国誕生 チンギス・カンの都を掘る (講談社選書メチエ)
- 世界史の誕生─モンゴルの発展と伝統 (ちくま文庫)
- 世界を創った男チンギス・ハン 上
- モンゴル帝国の興亡<上> (講談社現代新書 1306)
- シグマフォース シリーズ8 チンギスの陵墓 上 (竹書房文庫)
- 脱出記: シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス N ラ 1-1)
- アルタイの片隅で
こんな極寒の地でこのまま朽ち果てたくない-第二次世界大戦のさなか、ポーランド陸軍騎兵隊中尉だったラウイッツは無実にも関わらずソ連当局にスパイ容疑で逮捕された。苛烈な尋問と拷問の末、下された判決は25年間の強制労働。そしてシベリアの強制収容所へと送られた。意を決した彼は6人の仲間と収容所からの脱走を計画し、見事成功する。なんとかシベリアの原野を抜け、徒歩で一路南へと移動を始めた彼らだったが、その前途には想像を絶する試練が待ち受けていた!極限状況を生き抜いた男たちの、壮絶なるノンフィクション。 尋問と拷問 判決-二十五年の強制労働 家畜車輌 旅路の果て 鎖の大蛇 死の行進の終わり 第三〇三収容所 救いの手 計画と同志 脱走、一路南へ 湖畔の少女 少女の告白 危機一髪 モンゴル入国 心優しき人々 ゴビ砂漠 新たな犠牲者 灼熱地獄 貧しくとも気高い人々 突然の悲劇 ヒマラヤ越え 雪男 旅の終わり
中国とロシア,二つの大国のはざまで生き続けるモンゴルの近・現代を,モンゴル人研究者がわかりやすく簡潔にまとめた。対日平和条約の締結過程を含む北東アジアの現代を知るための好著。 第1部 20世紀のモンゴル史 モンゴルとは 20世紀以前のモンゴル 近代のはじまり 人民共和国の誕生 近代化の波 仏教の抑圧 モンゴルにおける赤色テロ スターリンとモンゴル革命の父チョイバルサン モスクワと北京の間で ツェデンバルとその時代 劇的な社会変化 九〇年代の民主主義革命 第2部 モンゴルと日本 戦後の半世紀をふりかえる はじめに 関係活発化以前のモンゴルと日本の関係 関係活発化以降のモンゴルと日本 解説◎田中克彦
「義経=チンギス・ハン」説をフォルモロジー(形象学)で読み解く。 秦氏ユダヤ人・義経はなぜユーラシア大陸を支配できたか? 義経は同化ユダヤ人としての国際感覚を生かしてモンゴル帝国をつくった――。戦後の自虐史観の中で封殺された「義経=チンギス・ハン」説をフォルモロジー(形象学)で読み解く。『日本にやって来たユダヤ人の古代史』(3刷)で古代ユダヤ人来訪説をめぐる新解釈を示した著者が、義経=チンギス・ハンの真相に迫る。
20世紀 チンギス・ハーン評価をめぐる攻防の時代 「チンギス・ハーンの箴言」研究における諸問題 モンゴル軍のドグシン・ハル・スルドの歴史的伝統 チンギス・ハーン崇拝について チンギス・ハーンの記憶の場としての婚姻儀礼 チンギス・ハーンが立法者として果たした役割 現代中国にとってのチンギス・ハーン ポスト共産主義時代のロシアにおけるチンギス・ハーン モンゴル帝国史とロシアの歴史教科書 チンギス・ハーンとその親族, 妃, 協力者に関するロシア (ソ連) の歴史記述の概観 ロシア連邦ブリヤート共和国におけるチンギス・ハーン 歴史上の人物チンギス・ハーンの今日的意義 チンギス・ハーンの宗教政策 モンゴル帝国の宗教に関する寛容政策 大モンゴル国における宗教と信仰について マハーカーラのトグ・チンギス廟の歴史の問題について チンギス・ハーンの肖像と「チンギス・ハーンの軍歌」についての再検討 フルンボイル地区におけるモンゴル民族起源に関する考古学的新発見
〈キリスト教対イスラーム〉を超えて、多様な人々からなる社会の全体像へ――。精緻な史料分析により初めて解明。 〈キリスト教対イスラーム〉を超えて、多様な人々からなる社会の全体像へ――。精緻な史料分析により「聖地防衛国家」の姿を初めて解明した画期的労作。 〈キリスト教対イスラーム〉を超えて、多様な人々からなる社会の全体像へ――。第1回十字軍によって生まれた「聖地防衛国家」は、内と外の異教徒とともになぜ存続しえたのか。祈る人、戦う人、働く人が都市と農村で形づくる王国の姿を、ヨーロッパとの関係も含め、精緻な史料分析から初めて解明した画期的労作。 凡 例 全体地図 序 1 聖地周辺域の十字軍国家略史 2 十字軍国家の構造に関する全体的な研究史 第I部 祈る人――教会人たち 第1章 教会形成と王権 1 先行研究と問題の所在 2 教会創設とそれに伴う司教の選出 3 教会制度の確立過程と王権――聖墳墓教会を中心に 4 エルサレム・アンティオキア総大司教区の境界問題 5 小 括 第2章 国王戴冠と司教任命 1 エルサレム王国に関する年代記史料 2 国王戴冠とその意味 3 国王と司教任命 4 小 括 第3章 国政面における王権と教会 1 内政面に見る国王と聖職者の関係の推移――証書史料の分析より 2 外交面における聖職者の役割 3 王権と結び付く聖職者たち――エルサレム王国における「移動」の意味 4 小括――「封建王国」モデル・「聖地防衛国家」モデルの限界と可能性 5 後期エルサレム王国の状況点描 第4章 一三世紀の聖地周辺域における托鉢修道会士の活動 1 ムスリムの改宗の実態 2 キリスト教徒への回心活動 3 小括 4 補――『ジャン・ディブランの書』に見るエルサレム王国軍 第II部 戦う人――騎士修道会、およびフランク人に仕えた現地人たち 第5章 聖ヨハネ修道会の「軍事化」に見る国制構造の変化 1 研究史と問題の所在 2 修道会長の称号の変遷 3 副署人リストに見る聖ヨハネ修道会の認識の変化 4 所領獲得状況の推移 5 防衛要素から攻撃要素へ 6 小 括 第6章 騎士修道会と国王宮廷会議 1 国王宮廷会議と騎士修道会 2 国王宮廷会議に列席する騎士修道会士たち 3 聖ヨハネ修道会とテンプル騎士修道会との比較 4 小 括 第7章 騎士修道会の発展 1 条約締結権 2 有力者との関係に見る政治的役割の展開 3 エルサレム王国の会議・集会と騎士修道会 4 小 括 第8章 フランク人に仕えた現地人たち 1 叙述史料に現れる者たち 2 国王宮廷サークルの一員となった者たち――証書史料の分析(1) 3 領主となった者たち――証書史料の分析(2) 4 トゥルコポーレース――証書史料の分析(3) 5 小 括 第III部 働く人(1)――ブルジョワと都市社会 第9章 前期エルサレム王国における都市統治構造 ――都市エルサレムのブルジョワを中心に 1 研究史と問題の所在 2 都市エルサレムのブルジョワと都市行政 3 国王会議とブルジョワ 4 小 括 第10章 十字軍国家における都市統治構造 1 都市アッコンのブルジョワ 2 都市エルサレム・アッコン以外のエルサレム王国の都市行政 3 アンティオキア侯国およびトリポリ伯国における都市行政 4 小 括 第11章 「医者」から見る都市社会の構造 1 叙述史料の分析 2 法書史料の分析 3 証書史料の分析 4 小 括 第12章 ヨーロッパ商業都市と十字軍国家 1 ハッティーンの戦いまでの状況 2 ハッティーンの戦いからロンバルディア戦争終結までの状況 3 ロンバルディア戦争終結以降の状況 4 「封建家臣」となった者たち 5 小 括 第IV部 働く人(2)――フランク人と農村社会 第13章 「ナブルス逃亡事件」とその背景 1 史料および補足説明 2 戦争による農村運営への影響 3 農村世界の変容――フランク人人口の増加と「新村」の創設 4 小 括 第14章 十字軍国家における農村支配 ――通訳官・書記官・ライース 1 フランク人支配領域に残留する農民たち 2 「下級役人」に関するカエンとライリー=スミスの成果 3 フランク人と農村を繋ぐ媒介者たち 4 小 括 第15章 フランク人による農村支配の変容とほころび ――マルシリオ・ゾルジの『報告書』を手がかりに 1 『報告書』作成の目的 2 ティール市内の模様 3 ティール領のトポグラフィー 4 ティール領内の農村における現地人支配 5 小括――現地人支配のほころび:分割所有の功罪 第16章 フランク人による農村支配の限界 1 フランク人による農村支配の変容 2 バイバルスによるフランク人と農村との切り離し政策 3 一二八三年の条約に見るアッコン領内の農村支配 4 一二八五年の条約に見るティール領内の農村支配 5 「新参者」による農村への攻撃 6 小 括 結 あとがき 家系図・付表 注 参考文献 図表一覧 索 引 櫻井康人著;0201;01;〈キリスト教対イスラーム〉を超えて、多様な人々からなる社会の全体像へ――。精緻な史料分析により初めて解明。;20200701
辺境の地として侵食された古代。天然資源が交易を支え、活発な交流が多様性に富む地域を形成した中世。東北の成り立ちを読み解く。 辺境の地として倭人の大国に侵食された古代。豊かな天然資源が交易を支え、活発な交流が多様で独自性に富んだ地域を形成した中世。東北の成り立ちを読み解く。 辺境の地として倭人の大国に侵食された古代。豊かな天然資源が交易を支え、活発な交流が多様で独自性に富んだ地域を形成した中世。東北の成り立ちを読み解く。 東北史を三つの視点から読み解く。一つめは、近畿地方を中心に国家が形成されると、やがて国家的な境界が東北地方に形成されたこと。二つめは、境界領域としての東北地方で、人や物、言語、習俗、信仰などの交流が活発に行われたこと。三つめは、これまで一言で東北地方といってきた、その内側に多様性に富む地域が形成されていたということである。東北史を考えることは、現代日本の構造を明確化させることでもあり、逆に地域の主体性や独自性を示すことに他ならない。
チャイナタウン・唐房 文永十一年・冬の戦い 文永の役の実像 水中の男は竹崎季長!か 『蒙古襲来絵詞』のテキストクリティ-ク〈史料批判〉 海東郷地頭職を得たのはいつか 竹崎季長の出自 神風実像と弘安の役の推移 石築地〈元寇防塁〉考 蒙古襲来と偽文書
「お経って、なにを言っているんだろう?」 一度はそう思ったことがあるかもしれません。法事や葬式で、お坊さんが独特のリズムでお経を唱えてくれますが、聞いているだけではなにを言っているのかさっぱりわかりません。眠くなるばかりです。 「お経のことを少しでも知っていれば、興味がもてるのに」 本書は、そんな思いをもつ人のために書かれた本です。 お経は、ブッダ(釈迦)が説いた教えを記したものです。なかには難解なお経もありますが、ブッダの肉声に近い初期のお経を見ると、人生訓がわかりやすく示されていて、お経のイメージが変わるかもしれません。 お経の世界にふれることで、仏教の教えや儀式、宗派、仏像、お寺などへの興味が増すはずです。本書が、仏教をより深く理解する手助けになれば幸いです。
古典の中の性の越境者たち 異性装を解いた彼ら/彼女らはどこへ向かうのか 装いと身体 異性装の恋 巴「女武者」像の展開 歌舞伎、異性装、そして「なりたい」女たち シェイクスピアのオールメイル上演の愉しみ方 稚児と〈男の娘〉
古代では本気で恐れられていた鬼は、時代が経つにつれ、都合が悪いものを表す存在となる。その歴史から日本人の心の有様を読みとく。 絵本などでいまでも親しまれている「鬼」。古代では畏怖の対象だったが、次第に都合が悪いものを表す存在となった。その歴史から日本人の心の有様を読みとく。 絵本などでいまでも親しまれている「鬼」。古代では畏怖の対象だったが、次第に都合が悪いものを表す存在となった。その歴史から日本人の心の有様を読みとく。
十一世紀末から十字軍士の手により各地に建設された十字軍国家。多様な勢力が複雑に絡まり合う歴史の全容を、第一人者が描き出す。 十一世紀末から地中海地域など各地に建設され、ナポレオンのマルタ島攻撃まで七百年にもわたり存続した十字軍国家。知られざる興亡の歴史を第一人者が活写する。 十一世紀末から地中海地域など各地に建設され、ナポレオンのマルタ島攻撃まで七百年にもわたり存続した十字軍国家。知られざる興亡の歴史を第一人者が活写する。
ヤマト王権の国家祭祀を担った大神(おおみわ)氏。天皇家による大神氏への「委託型」祭祀と、古代王権や人々の信仰を明らかにする。 ヤマト王権の国家祭祀を担った氏族、大神(おおみわ)氏。天皇家による大神氏への「委託型」の祭祀の実態と、古代の王権や人々の信仰のあり方を明らかにする。 ヤマト王権の国家祭祀を担った氏族、大神(おおみわ)氏。天皇家による大神氏への「委託型」の祭祀の実態と、古代の王権や人々の信仰のあり方を明らかにする。 大神(おおみわ)氏はヤマト王権の国家祭祀を担った氏族である。平城京や平安京などの都城が築かれる以前、五世紀後半から六世紀代は三輪山周辺が政治の舞台であった。そうした時代に、大神氏は三輪山の神に対する祭祀を職掌として台頭した。また大神氏の祖先は日本で最初の疫病を鎮めたと伝えられており、その伝承を語り継いで後世まで命脈を保ってきた。その信仰は現在の大神神社にまでつながっている。大神氏の最新研究によって、古代の王権や祭祀のあり方を明らかにする。
ふたつの室町文化 「御所巻」考 中世社会の復讐手段としての自害 政権抗争劇のなかの都市民衆 室町幕府「流罪」考 室町殿の紛争解決法 足利義持の禁酒令について 正長の徳政一揆と山門・北野社相論 ある室町幕府直臣の都市生活 荘園制と室町社会 室町後期における都市領主の住宅検断 織豊政権の成立と処刑・梟首観の変容 「耳鼻削ぎ」の中世と近世 戦国期における禁裏空間と都市民衆 終章
フーシェ・ド・シャルトルなど実際に第1回十字軍(1069〜99)に参加した、3人の年代記作家によるそれぞれ異なった視点からの、遠征地における生々しい記録。中世ラテン語からの翻訳。 作者不詳『フランク人および他のエルサレムへの巡礼者の事績』 レーモン・ダジール(ダグレー)『エルサレムを占領したフランク人の物語』 フーシェ・ド・シャルトル『エルサレムへの巡礼者の物語』