【2023最新】「宗教」のおすすめ本!人気ランキング

この記事では、「宗教」のおすすめ本をランキング形式で紹介していきます。インターネット上の口コミや評判をベースに集計し独自のスコアでランク付けしています。
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目次
  1. 図解 世界5大宗教全史
  2. ブッダのことば: スッタニパータ (岩波文庫)
  3. ユダヤ人とユダヤ教 (岩波新書)
  4. 日本の新宗教50 完全パワーランキング
  5. 教養としての宗教入門 - 基礎から学べる信仰と文化 (中公新書)
  6. 世界がわかる宗教社会学入門 (ちくま文庫)
  7. 日本の10大新宗教 (幻冬舎新書)
  8. 日本の新宗教 (角川選書)
  9. 宗教と生命 激動する世界と宗教
  10. 池上彰の宗教がわかれば世界が見える (文春新書)
他19件
No.1
100

図解 世界5大宗教全史

中村 圭志
ディスカヴァー・トゥエンティワン
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No.2
84

参考文献:p447~453

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No.3
82

啓典の民、離散の民、交易の民、さまざまな呼び名をもつユダヤの人びと。苦難の歩みのなか、深遠な精神文化を育む一方、世を渡る現実的な悟性を磨いてきた。歴史をたどりながら、その信仰、学問、社会、文化を知る。 はじめに 序 章 ユダヤ人とは誰か  ポーランドにて/「真正のユダヤ人」 第1章 歴史から見る 第1節 古代のユダヤ人たち  イエスの出現をどう捉えるか/賢者輩出の時代/啓示法の宗教 第2節 イスラム世界からヨーロッパへ  忘れられた歴史を補う/イスラムとともに/啓典の民/地中海社会での繁栄/アルプスを越えて/スファラディとアシュケナジ/レコンキスタとスペイン追放/新キリスト教徒の再改宗/安住の地ポーランド/シュテットルの生活 第3節 国民国家のなかで  メンデルスゾーン/フランス革命の衝撃/われわれは何者か?/ポグロムの恐怖/アウシュヴィッツへ/世界帝国の興亡とユダヤ人/「ユダヤ人」という選択肢 第2章 信仰から見る 第1節 ラビ・ユダヤ教  ユダヤ教は宗教なのか/ユダイズムとユダヤ教/ユダイズムとは何か/持ち運びのできる国家/二重のトーラー/ラビたちの決断 第2節 ユダヤ教の根本原則  トーラーに従って生きる/神殿の供犠/シナゴーグの礼拝/シュマアの朗読/十八祈禱文,十戒,六一三戒 第3節 神の時間秩序  安息日/一年のサイクル/一生のサイクル/祈りの生活/制度化された断食 第4節 「宗教」としてのユダヤ教  東欧における神秘主義の浸透/近代のユダヤ教再定義/世俗化したユダヤ人と民族主義/二つの定義・三つの集団 第3章 学問から見る 第1節 タルムードの学問  トーラーの学習/イェシヴァ/タルムードの普及/タルムードのテキスト 第2節 論争と対話  師匠への奉仕/モーセに基づかせる/矛盾をぶつけることの真意/ラビたちの議論 第3節 ユダヤ哲学  ギリシア哲学による挑戦/イスラム世界のギリシア哲学/哲学者マイモニデス/律法典の形成/『シュルハン・アルーフ』による統合 第4節 ユダヤ精神の探究  東欧の肥沃な精神世界/ヴォロジンのイェシヴァ/エリ・ヴィーゼルと二人の師/学ぶことは生きること/正真正銘のラビとの出会い/世俗教育との両立 第4章 社会から見る 第1節 ユダヤ人の経済活動  商業と金融の民/利子取得の正当化/マルクスの主張/利子取得の二重基準/ロスチャイルド家 第2節 ユダヤ人の人生の目標  神に選ばれた民/ノアの七戒と十の心得/慈善と慈しみの行い/施しの八段階 第3節 近代メシア論  二つのメシア論/シオニズム/離散ユダヤ人は捕囚民か/ユダヤ的百家争鳴 第4節 ユダヤ社会の現実  ヘブライ語の蘇生/混合婚をめぐる議論/二極分化するユダヤ社会/イスラエル社会の現実/イスラエル国家のゆくえ/棄民の視点から 文献解題  歴史について/ユダヤ教について/ユダヤの宗教思想について/ユダヤ思想史について/トーラー註解について/タルムードについて/ユダヤ百科事典『ジュダイカ』 あとがき

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No.4
80

「最強の教団」はどこか?信者数を伸ばす「真如苑」の秘密、「幸福の科学」出版ビジネスの驚愕、安定の「創価学会」桁違いの集票力。50教団を徹底比較! 第1章 日本の新宗教 実力ナンバーワン決定戦1-「信者数」「資金力」「集票力」編 第2章 日本を動かす ザ・新宗教ベスト10 第3章 私が見た「カリスマ」の素顔 第4章 知られざる実力派 進撃の新宗教ベスト15 第5章 日本の新宗教 実力ナンバーワン決定戦2-「有名人」「海外布教」「学校」編 第6章 日本をザワつかせる過激な新宗教ベスト10 第7章 独自の存在感を放つ「個性派」新宗教ベスト15

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No.5
80

宗教とは何か-。信仰、戒律、儀礼に基づく生き方は、私たち日本人にはなじみが薄い。しかし、食事の前後に手を合わせ、知人と会えばお辞儀する仕草は、外国人の目には宗教的なふるまいに見える。宗教的儀式と文化的慣習の違いは、線引き次第なのである。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から、仏教、ヒンドゥー教、そして儒教、道教、神道まで。世界の八つの宗教をテーマで切り分ける、新しい宗教ガイド。 なぜ「神」と「仏」が区別されるのか 薄い宗教(世界の大伝統 神の物語と悟りの物語) 濃い宗教(信仰 奇跡と呪術) 宗教の仕掛け(戒律 儀礼) 宗教の多様性と現代社会 資料編 世界の主な宗教概説

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No.6
73
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No.7
73

多くの日本人は新宗教をずっと脅威と好奇の眼差しで見てきた。しかし、そもそも新宗教とはいかなる存在なのか。「宗教」の概念が初めてできた明治以後それがいつどう成立したか案外、知られていない。超巨大組織・創価学会に次ぐ教団はどこか、新宗教は高校野球をどう利用してきたか、などの疑問に答えつつ、代表的教団の教祖誕生から死と組織分裂、社会問題化した事件と弾圧までの物語をひもときながら、日本人の精神と宗教観を浮かび上がらせた画期的な書。 はじめに 天理教 大本 生長の家 天照皇大神宮教と璽宇 立正佼成会と霊友会 創価学会 世界救世教、神慈秀明会と真光系教団 PL教団 真如苑 GLA(ジー・エル・エー総合本部) おわりに

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No.8
69

民衆は何を信じてきたのか。近代社会を揺るがした新宗教の全貌に迫る。 幕末・明治維新期、国の形が大きく変わるなか、それまでの伝統宗教とは違う天理教、大本など新宗教が誕生した。以降も、戦争や高度経済成長の過程で、個人の悩みと寄り添うことの希薄な既存宗教のすき間を埋めるように、神道系・仏教系ともに多くの教団が生まれた。民衆は何を信じてきたのか。戦前の新宗教に大きな影響を与えた国家神道から戦後のカルト的な教団まで、近代社会を揺るがした日本の新宗教の全貌に迫る。 第一章 新宗教としての国家神道 第二章 神憑りから生まれた草創期の新宗教 第三章 天理教の誕生と拡大 第四章 大本、生長の家、ひとのみち教団 第五章 日蓮主義と弾圧された新宗教 第六章 創価学会と戦後の新宗教 第七章 新新宗教の終末論 第一章 新宗教としての国家神道 第二章 神憑りから生まれた草創期の新宗教 第三章 天理教の誕生と拡大 第四章 大本、生長の家、ひとのみち教団 第五章 日蓮主義と弾圧された新宗教 第六章 創価学会と戦後の新宗教 第七章 新新宗教の終末論

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No.9
68

知の巨人たちと最前線の研究者が、 人間の存在意義に斬り込む!! AI、ゲノム編集の時代が来る。 知の巨人たちと最前線の研究者が、 人間の存在意義に斬り込む。 池上、佐藤、松岡の特別座談会も収録!! 宗教は激変する社会で、いったい誰の心を救うのか? 私たちはテクノロジー「を」使っているのか、それともテクノロジー「に」使われているのか? 第4次産業革命と言われるほど、AI技術に関する話題が絶えない。 一方で、合成生物学の急速な進展による生命操作の議論も盛んで、科学技術万能論が再び沸騰していると言っても過言ではない状況となっている。 しかし歴史上、技術が進めば進むほど、私たちは原始的な倫理の問題に常に直面させられることになった。 今回も同様だ。宗教はAIと生命操作の時代にこそ、逆に活発化するのかもしれない。 第一線の研究者・識者が、「宗教と生命」を巡り、意見を交わした。 錯綜し、混迷する現代の議論。その根本を照射する、知の閃光!! 大好評を博したシンポジウムを、大幅加筆で完全書籍化。 AI、ゲノム編集の時代が来る。しかし歴史上、技術が進めば進むほど、私たちは原始的な倫理の問題に常に直面させられることになった。今回も宗教はAIと生命操作の時代にこそ、逆に活発化するのかもしれない。 開会の辞 第一部 対論         「宗教はAI時代に誰の心を救うのか」 (池上彰×佐藤優) 第二部 基調報告    第一節  生命操作時代における「いのち」--いのちから医療と宗教を問う(安藤泰至)    第二節  遍在化する人工知能は宗教に何をもたらすのか(山川宏) 第三部 総合討論    第一節 「私たちは全体性を振り返ることができるのか(松岡正剛)    第二節 パネルディスカッション (松岡正剛×池上彰、安藤泰至、山川宏、佐藤優) 第四部 総括    特別座談会(池上彰・佐藤優・松岡正剛)

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No.10
68

仏教、ユダヤ教、キリスト教からイスラム教まで。無宗教だけど信心深い日本人は宗教とどう向き合うべきか。やさしくて深い入門書

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No.11
68

イスラームの聖典クルアーン(コーラン)を、やさしい日本語で表現し、見出しを付けるなど読みやすく工夫した新訳版。 タイトルの『クルアーン やさしい和訳』にすべてが込められています。慈悲と正義の道を説くクルアーンはイスラームの原典として、14世紀間に渉り、人の心に安寧をもたらしてきました。ところが従来、いくつかある和訳を読んでも、よく分からないという声がしばしば聞かれました。本書では表現をやさしくし、見出しを付け、解説や註釈も工夫しました。啓示の意味が平易に届けられ、読者が深く豊かな世界を堪能できることを希います。 判型 四六判 クロス装 644ページ。

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No.12
68
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No.13
68
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No.14
67

宗教学とは宗教を信仰の立場からではなく、客観的中立的に観察し分析する学問である。通過儀礼の具体例を交えつつ宗教を学ぶ。 はじめに 第1章 宗教は私たちにどういう意味を持つのか 第2章 宗教とは何か ーーその定義と現象 第3章 通過儀礼の重要性 第4章 通過儀礼の構造 ーー人間を変容させる儀礼 第5章 神女になる ーー沖縄久高島のイザイホー 第6章 僧侶になる ーー禅宗の雲水たち 第7章 大阿闍梨になる ーー比叡山の千日回峰行 第8章 イエスや釈迦はどうやって開祖になったのか 第9章 信仰を得るための回心 第10章 通過儀礼としての巡礼 第11章 宗教集団の遭遇する試練 第12章 神秘家の宗教体験 第13章 神の死と再生 第14章 宗教の危機はどのように訪れるのか 第15章 改めて宗教の意味を問う

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No.15
67

イスラーム基礎講座

渥美 堅持
東京堂出版

佐藤優氏推薦!「イスラームについて知るには、この本を超えるものはない」 国際情勢・歴史を理解するための必読書! イスラームを歴史、宗教、生活、しきたり等多彩な視点から詳説。圧倒的な情報量とわかりやすい解説で、学生から愛好家、専門家まで幅広いニーズに応える。過激派組織ISをはじめ国際情勢の最新の分析も。国際情勢・歴史を理解するための必読書!(本書は、1999年刊行の『イスラーム教を知る事典』を、現代の国際情勢に合わせ、新たな項目を加筆したものです。) 序 イスラーム教理解のために 1 アラブ人の思考と行動様式    風土が生み出したアラビア民族の思考性/なぜアッラーはアラブ人を選んだのか/    思考と行動様式の源泉―風土と歴史・沙漠/酷暑と乾燥を利したアラブ人の戦法、ほか 2 イスラーム教の降誕と預言者時代    アラブ人はどこから来たか/沙漠で生きていくための必要不可欠な能力/    ムハンマドとイスラーム教の誕生/至上の音楽クラーン/    原イスラーム教国の出現/正統カリフ時代/    誕生した抗争の二大勢力、ほか 3 多様化し拡散するイスラーム世界    生きるための征服の開始/拡張、定着、そして分裂するアラブ・イスラーム世界/    教徒にとって法とは何か/礼拝所での一日/金曜礼拝は連帯意識の認識、ほか 4 雑学イスラーム教案内    中東世界の中における宗教の共存/「干渉されず、干渉せず」の世界/    断食の行に見られる実例/礼拝所(モスク)は神社や寺院ではない/    必要ならモスクの破壊、巡礼の中止も許される/    イスラーム教徒の生活――誕生と幼児期・割礼・教育・男女交際と結婚・葬儀・六信と五行・ジハード、ほか 5 今日の中東世界とイスラーム教    イスラーム脅威論のはじまり/「アラブの春」は民主化運動か/    近代国家の概念との対立に直面する中東世界/イラン・イスラーム革命の衝撃/    イスラーム過激派の特徴/「イスラーム国」を読み解く、ほか 補足解説 用語の手引き

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No.16
67

創価学会

田原 総一朗
毎日新聞出版

なぜ、これほどまでに強いのか? 草創期から現在まで、創価学会を50年以上追い続けた ジャーナリスト・田原総一朗による渾身の書き下ろし! 1930(昭和5)年の創立以来、日本では827万世帯、世界では192カ国・地域に会員を有する。幾度も窮地に立たされながらも、決して揺らぐことのなかった創価学会。その強靭さを支えたものとは何か。創価学会・公明党関係者にインタビューを敢行。3年にわたる取材を通して、田原総一朗が日本を代表する宗教団体の核心に迫る。創価学会論の決定版! 「度重なる試練に直面し、創価学会は間違いなく衰退するであろうという世論の推測を見事に裏切り、その都度、ピンチをチャンスに変えるという驚くべきエネルギーをもって、逆境を乗り越えてきたのである。どうやら、創価学会の強さは我々には想像も及ばないほど堅固なものらしい。池田会長と学会員たちの間には、単なるカリスマ論では語れない、尋常ならざる強靭な結びつきが存在していることもうかがえる」(「はじめに」より) 第1章 創価学会の誕生 第2章 創価学会の拡大と救済論 第3章 政治進出と池田大作の会長就任 第4章 「言論・出版問題」と創価学会の近代化 第5章 第一次宗門問題の真相 第6章 第二次宗門問題と「平成の宗教改革」 第7章 公明党の連立政権参加とその舞台裏 第8章 世界宗教への道程と挑戦 第9章 特別インタビュー 原田稔会長に聞く

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No.17
67

はじめに──宗教の四段階構造論 第1部 祖先崇拝の論理 フュステル・ド・クーランジュ『古代都市』 加地伸行『儒教とは何か』 柳田國男『先祖の話』 第2部 宗教の基礎理論 ロバートソン・スミス『セム族の宗教』 ジェイムズ・G・フレイザー『金枝篇』 エミール・デュルケム『宗教生活の原初形態』 ジークムント・フロイト『トーテムとタブー』  コラム1 「フィクション」という概念 第3部 中世における政治と宗教 マルセル・パコー『テオクラシー』 エルンスト・H・カントーロヴィチ『王の二つの身体』 菊池良生『戦うハプスブルク家』 井筒俊彦『イスラーム文化』  コラム2 政治神学とは何か 第4部 近代の国家・社会・宗教 トマス・ホッブズ『リヴァイアサン』 マックス・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 森孝一『宗教からよむ「アメリカ」』 村上重良『ほんみち不敬事件』 南原繁『国家と宗教』  コラム3 キリスト教を理解するには 第5部 個人心理と宗教 フリードリヒ・シュライアマハー『宗教について』 ウィリアム・ジェイムズ『宗教的経験の諸相』 アンリ・エレンベルガー『無意識の発見』 ラルフ・アリソン『「私」が,私でない人たち』 E・キュブラー・ロス『死ぬ瞬間』 第6部 シャーマニズムの水脈 ミルチア・エリアーデ『シャーマニズム』 I・M・ルイス『エクスタシーの人類学』 上田紀行『スリランカの悪魔祓い』  コラム4 心霊現象と多重人格 第7部 人格改造による全体主義的コミューンの形成 ハナ・アーレント『全体主義の起原』 チャールズ・リンドホルム『カリスマ』 米本和広『洗脳の楽園』  コラム5 現代における究極的イニシエーション 第8部 新興宗教・カルトの問題 横山茂雄『聖別された肉体』 小川忠『原理主義とは何か』 大田俊寛『オウム真理教の精神史』

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No.18
67

最強の宗教テキストが最新版にアップデート! 最強の宗教テキストが最新版にアップデート! 無宗教と公言しながら、神社で初詣、キリスト教会で結婚式、寺院で葬式と、人生の節目に宗教を欠かさない不思議な日本人。 「人間にとって宗教とはなにか」を豊富な事例をもとにテーマ別に考察する本書は、多くの大学でテキスト採用されています。 QRコードからスマホで映像を楽しんだり、各種データにアクセスしたりと、書籍の常識を超えるサービスも充実しています。  第1章 宗教学への招待―宗教とはなんだろう Ⅰ 宗教を体験する  第2章 祈り―なぜ人は祈るのか  第3章 儀礼―なぜ儀礼があるのか  第4章 祭り―なぜ祭りに熱中するのか  第5章 修行と戒律―なぜ修行が必要なのか Ⅱ 宗教の世界  第6章 神話と宗教―現代に生きる神話的世界  第7章 死後の世界―人は死んだらどこへいくのか  第8章 シャマニズム―神がかりと憑きものの世界  第9章 聖地と巡礼―聖なる旅の目的 Ⅲ 宗教学と現代社会  第10章 宗教学への接近―宗教現象を研究する  第11章 多様な教団―宗教団体は必要か  第12章 現代日本の宗教―日本人の宗教はどこへ向かうのか

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No.19
67

いまを生きる我々にとって「宗教」は何を意味するのか。諸宗教の歴史や現状、宗教の社会的な側面や哲学思想的な側面などを解説。 本書は、諸宗教の歴史や現状、宗教の社会的な側面や哲学思想的な側面、そして宗教学的な考え方を提供することができるように構成されている。1章「宗教とはなんだろう」に始まり、2章「宗教社会学」、3章「宗教哲学」の考察を経て、三つの主要な宗教についての議論に進む。それらの章では、「キリスト教」、「イスラーム」、「仏教」について重要な論点を多角的に学ぶことができる。さらに日本人にとって身近なアジア地域の諸宗教について理解を深めることができるよう、「インドの宗教」、「中国の宗教」、そして「日本の宗教」の章が設けられている。1テーマ2頁または4頁見開き完結になっており、一般の方や初学者がすぐに宗教について学べる構成になっている. 1.宗教とはなんだろう(担当:奥山倫明) 1-01 そもそも今、「宗教」を話題にする意味はあるのだろうか? 1-02 現在の日本や世界に宗教はどれほど存在しているのか? 1-03 今の日本で宗教は何か重要な役割を果たしているのか? 1-04 一神教はどのようにして生まれて、世界に広がってきたのか? 1-05〇〇教という固有名詞がない現象ーー「未開人の宗教」「アニミズム」などーーも宗教と捉えてよいか? 1-06 「仏教は普通の宗教ではない」「イスラームは普通の宗教ではない」といった表現は何を言おうとしているのか? 1-07 「儒教」や「神道」は宗教なのか、宗教ではないのか? 1-08宗教はどのように定義されるのか? 1-09 宗教は性差別や、少数派差別、さらには性犯罪に責任があるのではないか? 1-10 ヒトの特質は死を認識することだ、と聞いたことがある。死の認識と宗教とは関係があるのか? 1-11墓地や葬儀の在り方はどうなっているのか? 1-12宗教的世界観のなかで、他界はどのような意味をもってきたか? 1-13宗教は文化財としてどのような意味があるのか? 1-14中国や北朝鮮のような国家体制が、なんとなく宗教的に見えるのはなぜなのか? 1-15アメリカ合衆国で、政治家などが「神のご加護がありますように」などと必ず口にするのはなぜなのか? 1-コラム 宗教多元主義の課題 2.宗教社会学(担当:伊達聖伸) 2-01 宗教を社会の観点から分析するやり方では宗教の本質に迫れないだろうか? 2-02 宗教を研究するのになぜ「世俗」について知る必要があるのだろうか? 2-03 ある宗教の信者であるとはどういうことだろうか? 2-04 イスラームは西洋の脅威になりうるか? 2-05 ヨーロッパは世俗的でアメリカは宗教的なのか? 2-06 信教の自由を平等に保障することは可能か? 2-07 宗教は現代社会においてどのような役割を担いうるだろうか? 2-08 学校と病院は近代社会の宗教的機能を担った制度と言えるか? 2-09 経済と宗教の関係はどうなっているのだろうか? 2-10 世俗の社会で宗教はどう教えることができるのだろうか? 2-11 宗教は女性を差別してきたのか?世俗は女性を解放してきたのか? 2-12 宗教を冒涜する権利は擁護されるべきだろうか? 2-13 礼拝所にある宗教美術は博物館に入ると意味が変わるだろうか? 2-14 トランスヒューマニズムも一つの宗教だろうか? 2-15 宗教は環境問題の解決に役に立つのか? 2-コラム コロナ禍は宗教を変えるか? 3.宗教哲学(担当:氣多雅子) 3-01たくさんの情報のなかから、自分に合った宗教を見つけるにはどうしたらいいのか? 3-02 宗教体験とはどういうものか? 3-03 宗教において言葉はどういう役割を果たしているのか? 3-04 神は存在するのか? 3-05 宗教は哲学とどういう関係にあるのか?  3-06 宗教は科学とどういう関係にあるのか? 3-07 宗教に入信することは思考停止することではないのか? 3-8宗教は一方でマザー・テレサのような人を生むが、他方でISISのテロリストのような人を生む。これをどう理解したらよいのか? 3-9震災を経験した人が、以前は明日が今日と同じように続くと思っていた、と言う。このような思いは宗教と関係するのだろうか? 3-10生きることにどういう意味があるのか、宗教はこれにどう答えるのか? 3-11死とは何か? 3-12 宗教とは自分自身の問題であり、他人がとやかく言う事柄ではないのではないか? 3-13 自分の居場所がない、生きづらい、こういう思いに宗教は応えてくれるのか? 3-14宗教は現代の倫理的課題にどう応答するのか? 3-コラム 宗教の目的は人類か個人か 4.キリスト教 (担当:石川明人) 4-01 イエスはどんな人物であり、「キリスト」とはどういう意味なのか? 4-02 パウロはなぜキリスト教という宗教にとって最重要人物なのか? 4-03 『聖書』とはいったいどんな書物で、そこには何が書かれているのか? 4-04 世界最大の宗教団体である「ローマ・カトリック教会」とはどのような教派なのか? 4-05 「東方正教会」は日本ではややマイナーなようだが、どのような教派なのか? 4-06 宗教改革によって生まれた「プロテスタント」とはどのような教派なのか? 4-07 キリスト教の「教義」「教え」とは、要するにどんなものなのか? 4-08 よく「正統」とか「異端」とかいうが、それらはいったい何なのか? 4-09 キリスト教は、日本にはいつどのように伝わってきたのか? 4-10 なぜ日本には「ミッションスクール」がたくさんあるのか? 4-11 キリスト教は、科学と矛盾する教えに固執する時代遅れな教えなのか? 4-12 どうして「愛と平和」を唱えるキリスト教徒も戦争をするのか? 4-13 キリスト教は他宗教のことをどう考え、それらとどう接しているのか? 4-14 神がいるのに、病気や事故や犯罪や災害がある、という矛盾をどう受け入れるのか? 4-コラム マザー・テレサ 5.イスラーム (担当:嶺崎寛子) 5-01 イスラームはどのように生まれたのですか? 5-02ユダヤ教、キリスト教とイスラームとの関係はどのようなものか? 5-03イスラームの世界観とはどのようなものか? 5-04クルアーン(コーラン)とは何か? 5-05スンナ派とシーア派はどう違うのか? 他にも宗派はあるのか? 5-06イスラームはアラブ人の宗教なのか? 5-07 イスラームの「戒律」にはどんなものがあるのか? 5-08礼拝と断食は大変そうなのに、なぜするのか? 5-9なぜ、豚が食べられない、酒が飲めないなどの食の禁忌があるのか? 5-10ムスリムの日々の暮らしと宗教はどうかかわっているのか? 5-11預言者ムハンマドの姿を描いてはいけないのはなぜですか? 5-12イスラームにも聖人として崇敬される人はいるのか? 5-13ジハードとは何か? なぜ過激派が生まれるのか? 5-14イスラームの都市や建築にはどのような特徴があるか? 5-コラム ヴェールと「女性差別」 6.仏教(担当:杉木恒彦) 6-01 仏教はどのような歴史をたどってきたのか? 6-02 仏陀とはどのような人物か? 6-03 仏像はどのようにして生まれたのか? 6-04 人はどうして苦しむのか? 善悪とは何か? 6-05 人はどうすれば救われるのか? 6-06 私と世界はどのような存在なのか? 6-07 縁起、空とは何か? 6-08 利他をめぐる教えはどのようなものか? 6-09 出家僧が集団生活するサンガとはどのようなものか? 6-10 曼荼羅とは何か? 6-11 チャクラとは何か? 6-12 仏陀の前世の物語にはどのような意味があるのか? 6-13 仏教では死刑をどう考えるか? 6-14 仏教では戦争をどう考えるか? 6-15 仏教では動物や植物をどう考えるか? 6-コラム 仏塔と墓 7.インドの宗教 (担当:冨澤かな) 7-01 インドは「宗教的」か? 7-02 バラモン教とヒンドゥー教は何が違うのか? 7-03 ヒンドゥー教と仏教とジャイナ教は何が違うのか? 7-04 結局人間は何を求め何をしたらよいのだろうか? 7-05 ヒンドゥー教の神はどんな存在か? 7-06 宇宙はどうできてどう終わるのか? 7-07 「外来の宗教」はどうやってインドに根付いたのか? 7-08 イギリス支配が「ヒンドゥー教」をつくったのか? 7-09 近代インドで宗教はどんな役割を果たしのか? 7-10 「非暴力の国」インドになぜ核兵器があり宗教対立があるのか? 7-11 牛はなぜありがたいのか? 7-12 今もインドには「サティー(寡婦殉死)」があるのか? 7-13 カーストとはいったいなんなのか? 7-14 ブラーフマンと王はどちらが偉かったのか? 7-15 多宗教社会の人々はどのように生活をともにしているのか? 7-コラム 伝統医療・牛・ヨーガ:モーディー政権の「インド文化」戦略 8.中国の宗教(担当:鈴木健郎) 8-01 「中国の宗教」とは何を指すのか? 8-02 中国にはいつから宗教があるのか? 8-03 殷や周の宗教とはどんなものか? 8-04 気、陰陽、五行とは何か? 8-05 孔子・墨子・老子・荘子などは宗教の教祖なのか? 8-06 儒教の宗教性とは? 8-07 「中国仏教」はどのように形成されたのか? 8-08 道教とはどんな宗教なのか? 8-09 中国の民間宗教は儒教・仏教・道教の「習合」なのか? 8-10 中国には仏教以外にどんな外来宗教があるのか? 8-11 唐から宋の時代に中国宗教にはどんな変化が起こったのか? 8-12 中国の異民族王朝や少数民族の宗教にはどんなものがあるのか? 8-13 中国の宗教結社や宗教反乱、宗教弾圧の歴史とは? 8-14 近現代における中国宗教の状況はどういうものか? 8-コラム 中国の宗教と観光 9.日本の宗教(担当:島薗進) 9-01 日本人は「無宗教」なのか? 9-02 アニミズムと女性の霊的な力は関わりがある? 9-03 神道はいつからあるのか? 9-04 神仏習合が広まったのはなぜか? 9-05 鎌倉新仏教が注目されるのはなぜか? 9-06 日本仏教で出家と在家の関係が独特なのはなぜか? 9-07 檀家制度はなぜ成り立ち、何をもたらしたのか? 9-08 「祭政一致」と「政教分離」はなぜ両立できたのか? 9-09 神聖天皇崇敬はどのように広められたのか? 9-10 仏教は明治維新後、どう変わったのか? 9-11 近代日本で新宗教が大きく発展したのはなぜか? 9-12 キリスト教の信徒数はなぜ増えなかったのか? 9-13 オウム事件のような問題が起こるのはなぜか? 9-14 戦後の政治に宗教はどのように関わっているのか? 9-15 なぜ、スピリチュアリティに関心が集まるのか? 9-コラム 民族宗教とは何か:神道とユダヤ教 参照文献 事項索引・人名索引 執筆者紹介

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No.23
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宗教を知らずに現代社会を理解することはできない。基礎的な知識から新しい動向まで、多彩なトピックによって宗教に迫る。  Ⅰ 理 論 1 宗教文化とはなにか 2 宗教を学ぶとは:宗教文化士 3 宗教の定義 4 宗教学のはじまり 5 宗教学の展開 6 宗教学の現代的課題 7 日本の宗教学 8 宗教の起源と進化 9 宗教の分類 10 神 話 11 儀 礼 12 教 典 13 象 徴 14 巡 礼 15 教 祖 16 信 者 17 回 心 18 信仰実践 19 布 教 20 宗教組織 21 祖先崇拝 22 自然崇拝 23 シャーマニズム  Ⅱ 世界の諸宗教 1 古代宗教⑴古代オリエント 2 古代宗教⑵ギリシア・ローマ 3 古代宗教⑶ゾロアスター教・マニ教 4 ユダヤ教⑴歴史 5 ユダヤ教⑵理念と習慣 6 キリスト教⑴キリスト教の成り立ち 7 キリスト教⑵カトリック(修道会) 8 キリスト教⑶正教・地域 9 キリスト教⑷プロテスタント 10 キリスト教⑸キリスト教の現代的展開 11 イスラーム⑴イスラームの成り立ち 12 イスラーム⑵中東のイスラーム 13 イスラーム⑶アジアのイスラーム 14 イスラーム⑷ヨーロッパ・アメリカのイスラーム 15 古代インドの宗教 16 ヒンドゥー教⑴ヒンドゥー教の成り立ち 17 ヒンドゥー教⑵ヒンドゥー教の現代的展開 18 ジャイナ教 19 スィク教 20 インド仏教 21 仏教⑴仏教の成り立ち 22 仏教⑵上座仏教 23 仏教⑶大乗仏教 24 仏教⑷中国の仏教 25 仏教⑸チベット仏教 26 中国の宗教 27 儒 教 28 道 教 29 ラテンアメリカの宗教 30 アフリカの宗教 31 オセアニアの宗教 32 朝鮮の宗教 33 台湾の宗教 34 神道⑴古代 35 神道⑵中近世 36 神道⑶近現代 37 日本の仏教⑴古代 38 日本の仏教⑵中近世 39 日本の仏教⑶近現代 40 神仏習合・修験道 41 日本のキリスト教⑴中近世 42 日本のキリスト教⑵近現代 43 日本の民俗信仰 44 アイヌの宗教 45 新宗教 46 近世・明治の新宗教 47 昭和の新宗教 48 現代の新宗教 49 アメリカ・ヨーロッパの新宗教 50 アジアの新宗教  Ⅲ 宗教と現代 1 現代宗教への視座⑴宗教の世俗化とグローバル化 2 現代宗教への視座⑵宗教市場と政教関係 3 現代宗教への視座⑶宗教とソーシャル・キャピタル 4 ファンダメンタリズムと宗教:アメリカ・イスラーム 5 震災と宗教 6 宗教の社会貢献 7 政治と宗教⑴アメリカ・ヨーロッパ 8 政治と宗教⑵日本 9 ナショナリズムと宗教:血と土への信仰 10 教育と宗教 11 カルト問題 12 ジェンダーと宗教 13 宗教と経営 14 移民と宗教 15 慰 霊 16 スピリチュアリティ 17 進化論 18 いのちと宗教 19 ケアと宗教:スピリチュアルケア 20 文学と宗教 21 美術と宗教 22 音楽と宗教 23 映画と宗教 24 観光と宗教 25 ポップカルチャーと宗教 世界の宗教地図 世界の宗教年表 宗教文化士試験問題例と解説 資 料 さくいん

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No.24
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No.25
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世界情勢に注目する40~50代、ビジネスパーソン男女 (サブ)中田考氏著書の読者・日本に暮らすイスラム教徒 西側の「色めがね」を外して現実を見よ! ここまで現実がよくわかる世界情勢の本は誰にもかけない。 プーチンの言い分が聞こえてくる恐ろしい本だ。  ―橋爪大三郎(東京工業大学名誉教授・社会学者) 「現世の話」「世俗社会」の常識は、ロシアに全く当てはまらない―。 ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、注目される世界情勢。 政治、軍事、経済、地理といった様々なレイヤーが複雑に絡み合う現実を、一般に考えられる要因だけでなく、文明・宗教を含めた多層的な観点で理解しよう、というのが本書の目的です。 西欧型の「植民地帝国」や「国民国家」を主とする従来の地政学ではなく、「宗教を基盤とする文明の中核を為す帝国」を主とする、「宗教地政学の視座」でロシア・ウクライナ情勢、世界変動の分析を試みる一冊! 序章 宗教地政学から読み解くロシア原論 第一章 ロシアとはいったいどんな国なのか 第二章 ロシア正教会とは 第三章 宗教から見たロシアのウクライナ侵攻 第四章 世界はどのように変化するか 終章 ロシアとトルコの500年の戦いから見たロシアのウクライナ侵攻 序章 宗教地政学から読み解くロシア原論 第一章 ロシアとはいったいどんな国なのか 第二章 ロシア正教会とは 第三章 宗教から見たロシアのウクライナ侵攻 第四章 世界はどのように変化するか 終章 ロシアとトルコの500年の戦いから見たロシアのウクライナ侵攻

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No.26
66

「過激派」と「穏健派」はどこがが違うのか? テロに警鐘を鳴らすのでも、平和な宗教として擁護するのでもない、イスラームの対…

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No.27
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ユダヤ人の歴史 (河出文庫)

レイモンド・P・シェインドリン
河出書房新社

ユダヤ人の歴史を簡潔につかみ、世界史の流れをより深く理解する。多くのユダヤ人が薦める入門書。図版多数。索引、年譜付き。 ユダヤ人の、世界中にまたがって繰り広げられてきた広範な歴史を、簡潔に理解するための入門書。各時代の有力なユダヤ人社会を体系的に見通し、その変容を追う。多数の図版と年譜、索引、コラム付き。

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No.28
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ヒンドゥー教 (講談社現代新書)

クシティ.モ-ハン・セ-ン
講談社

ジュニャーナ カル バクティ インド思想のすべて 知識、行為、信愛──これらが神にいたる3つの道。その道程において、生と死、魂の救済、環境との調和など根源的な問いかけを発し続けてきたヒンドゥー教の成果と実践の姿を解説。 ●理想的な一生──人間の理想的な一生は4つの段階(四住期)からなっているとされる。第1は学生期、すなわち訓練と教育の期間、第2は家住期、すなわち一家の主人となり社会で積極的に活動する期間、第3は林住期、すなわち俗世との縁を断って森に退く期間、第4は遊行期、すなわち隠者となる期間、の4つである。……ヒンドゥー教では出家が重視されているにもかかわらず、家住期はその後の2つの段階より軽視されているというわけではない。家住期は社会構造の全体に統一と結束をもたらし、他の3つの段階はすべてのこの期間に依存していることからも、ある意味では人生の4時期の中心でもあるとみなされる。……この段階において、ヒンドゥー教とは結婚し活動的な生活をおくることになっている。──本書より ●ヒンドゥー教の本質と発展 ●インド社会の理想 ●カースト制度 ●ヴェーダ文化と教育 ●「ウパニシャッド」と「バガヴァッド・ギーター」 ●「ラーナーヤナ」「マハーバーラタ」「プラーナ」 ●6派哲学 ●バクティの系譜 ●北インドの中世神秘主義 ●バウルの系譜

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No.29
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弁財天信仰、輪廻転生の思想などヒンドゥー教は、直接に、あるいは仏教を通して、意外にも古くからの日本人の暮らし、日常の信仰、思想に少なからぬ影響を与えてきた。本書は、世界四大宗教の一つでありながら、特定の開祖もなく、核となる聖典もない、いわばとらえどころのない宗教の世界観を日常の風景から丹念に追うことによって、インド社会の構造から、ガンディーの「非暴力」の行動原理までも考察する。 プロローグ ヒンドゥー教と日本人 第1章 ヒンドゥー教とはどんな宗教か 第2章 ヒンドゥー教はいつ始まり、どのように発展したか 第3章 ヒンドゥー教の支持基盤-カースト制度 第4章 ヒンドゥー教のエートス 第5章 ヒンドゥーの人生と生き方 第6章 解脱に向かって エピローグ シュリー・ラーマクリシュナの生涯と福音

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