【2024年】「医療系」のおすすめ 本 138選!人気ランキング
- 使命と魂のリミット (角川文庫)
- 新装版 チーム・バチスタの栄光 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
- 祈りのカルテ (角川文庫)
- 神様のカルテ (小学館文庫)
- イン・ザ・プール (文春文庫 お 38-1)
- 閉鎖病棟 (新潮文庫)
- 無痛 (幻冬舎文庫 く 7-4)
- 泣くな研修医 (幻冬舎文庫)
- 砂の宮殿
- コウノドリ(1) (モーニングKC)
「なかなか死ねない時代」をどう生きるか 哲学の第一人者ですが、医療に対する関心も深く、鋭いです。本書は自らと家族の病気・医療体験を振り返りながら、日本の医療の歴史と現在を考察し、その問題点を指摘したものです。なかでも「死」の問題に視点をすえて、安楽死(尊厳死)、緩和医療、終末期鎮静、臓器移植などの問題について、家族や医者はどう関わるべきか、自殺・殺人との関係、最近のやまゆり園の大量殺害事件などを取り上げて具体的に論じます。さらに超高齢化社会をむかえて、日本の貴重な制度である「国民皆保険制度」をどうしたら護れるかにも提言します。「なかなか死ねない」時代、いまもっとも考えるべき課題に真正面から向かい合った書といえるでしょう。 〈死〉の臨床学 目次 序 章 日本の医療――純個人的な体験記 第一章 戦後の医療変革――患者側からの瞥見 第二章 日本の医療――国際比較のなかで 第三章 老いと死の諸相 一 老いと死の諸相 二 医療における死 第四章 死の援助 第五章 終末期鎮静 第六章 生きるに値する命 終 章 ささやかな、ささやかな提案 あとがき 事項索引 人名索引 装幀――加藤光太郎
「患者を助けたい!」は医者のエゴなのか?目からウロコの医療エンタメ! 離島の医療を学ぼうと、意気込んで「岡品記念病院」にやってきた研修医の新実一良。ところが先輩医師や看護師たちはどこかやる気がなく、患者が求めなければ重症でも治療を施そうとしない。反発心を抱いた一良は在宅医療やがん検診、認知症外来など積極的な医療を院長の岡品に提案するが、様々な問題が浮き彫りになっていき――。現代医療の問題点を通して、生とは何か、死とは何かを問いかける、著者渾身の医療エンタメ! 島民の健康向上に奔走する若き研修医・新実一良。「がん検診」「在宅医療」「認知症外来」など新たな施策を試みるも、意外な問題点が次々と明らかに……?!現代医療に一石を投じる著者渾身の医療エンタメ! Episode 1 赴任 Episode 2 臨終 Episode 3 自由 Episode 4 検診 Episode 5 青年 Episode 6 嫌煙 Episode 7 縮命 Episode 8 離任 解説 里見清一
●主な内容 ・患者視点に立った「特徴」「ウリ」のつくり方 ・信頼できる業者を見極める方法 ・医療機器や什器を適正価格で購入するには? ・コミュニケーション下手でも大丈夫! 正しい医療面談の実践 ・貢献意欲の高い「自律型職員」を育てる方法 ・事業拡大のポイント(事務長の雇用・分院展開・保険外診療の実例) など はじめに──品格ある医療と持続可能なクリニック経営を目指して 第1章 思考する──診療の軸となる医療を決める Ⅰ 現状把握 1 品格ある医療とは 2 開業医というポジションの将来像 3 医師キャリアにおける開業の位置づけ Ⅱ 開業の概念と意識 1 開業とは起業することである 2 開業医の仕事と現実 Ⅲ 内省・熟考・変革 1 診療の軸となる医療を決める 2 特徴・ウリの創出 3 老木医院におけるウリの実例 4 クリニックの理念を熟考する 5 「ミッション」「ビジョン」「バリュー」を決める 第2章 準備する──開業の成否を握る特徴づくり Ⅰ 協力者を見極める 1 業者を見極める 2 仲間を集める Ⅱ 各種準備のツボ 1 開業場所と他院状況を考える 2 建築・内装のツボ 3 医療機器や什器を適正価格で購入する方法 4 職員募集から採用までの鉄則 5 採用面接の実際 Ⅲ 広告戦略の検討 1 開業時の広告戦略 2 内覧会の開催 第3章 運営する──持続可能な組織をつくる Ⅰ 患者の安定的確保 1 患者満足度を高める 2 正しい医療面談法 3 接遇でファンをつくる 4 待ち時間対策 5 アンケート調査の実施 6 地域に愛されるためのブランディング 7 患者向けイベントのススメ 8 患者トラブルの対応 9 ディズニーの系譜 Ⅱ 使えるシステム・仕組みづくり 1 マニュアル作成の進め方 2 事務長を雇用する 3 医師会や各種団体への入会 Ⅲ 分院展開・拡大戦略 1 分院展開の考え方 2 分院戦略の具体例 3 分院リーダーの役割 4 短期滞在手術のツボ 5 保険外収益の実例 第4章 育成する──チーム力を高める Ⅰ 職員との関係構築・人材育成 1 職員満足度を高める 2 職員との関係づくり 3 成果の上がる人材育成 4 院内研修制度の仕組みづくり 5 院外研修制度の仕組みづくり 6 開業後の募集と採用 Ⅱ さまざまな体験・それぞれの育成 1 他業種からの入職、職場環境が人生を変えた 2 私にハマった「磨き」メソッド 3 私がたどり着いたリーダーシップの本質 4 看護部リーダーとして管理職に必要な姿勢を学ぶ 5 「ウェルカム・スタッフ」という仕事 6 チーム力強化につながったマニュアルの見直し 7 私が頑張って働けている理由 8 モチベーションの種は自分で探す COLUMN 1 療養担当規則を理解しよう COLUMN 2 医療広告ガイドラインの遵守 COLUMN 3 LINEを活用した患者さんとの関係性づくり COLUMN 4 グーグルビジネスプロフィールを活用した口コミ対応 COLUMN 5 各種委員会の機能化 おわりに――情熱を持って医療に向き合える開業医に
19番目の専門医 海外で学び、日本で実践 日本で模索し、海外で振り返る 生き方が映し出される医療 脳神経外科医から総合診療医へ 大学で家庭医を育てる 日本の医療を支える力に
パンデミックを生きる指針 教育と学術の在り方の再考を 新型コロナウイルスとの共存 日本版CDCに必要なこと COVID-19から学べること ロックダウンの下での「小さな歴史」 我々を試問するパンデミック ドイツの事情 「ウィズ」から捉える世界 近さと遠さと新型コロナウイルス コロナが日本政治に投げかけたもの 緊急事態と平時で異なる対応するのはやめよ 訪問看護と相談の現場から スポーツ、五輪は、どう変わるのか コロナの後の都市と建築 世界隔離を終えるとき 人類史から考える 終末論と希望 センザンコウの警告 危機のなかにこそ亀裂をみいだし、集団的な生の様式について深く考えてみなければならない コロナと権力 新型コロナウイルスで変わらないもの・変わるもの コロナ後の新たな社会像を求めて 堀を飛び越える
終末期医療への独自の取り組みの現場から,現代社会における医学・医療のあり方を根源的に問い直す. どんなに医学が進んでも,人の生と死は決して意のままにはならない.終末期医療の現場で病と死を見つめてきた医師の模索と,社会思想史の視角からの医学・医療への問いが交錯するところに生まれる,型破りな「医学概論」. はじめに 第一部 講義 Ⅰ 二つの授業 第一節 問題意識とその背景 「線」の時代/子どもの頃/故郷で医師に 第二節 生物の授業 生命の起源/解剖実習/がん告知のパラドックス/問い自体を疑う 第三節 「いのち」の現場へ 死を見つめる/二つの感情労働/安楽死ととまどい/向光性と向地性/無意味な「いのち」の意味 第四節 国語の授業 ハンセン病との出会い/長島愛生園を訪問/アンケートのなかの相反する感情/ハンセン病の根本問題/コスモスとカオス Ⅱ 臨床は汽水域 第一節 不定形の日々 青竹の担架/目の前の具体/息づかいを診る/悠久の空 第二節 死を見つめる 抱えられた死/身体の反乱/受容と従容/臨床の定置網化/臨床の作法 第三節 臨床の論理 ネガティブ・ケイパビリティ/カンファレンスとオープン・ダイアローグ/死とユーモア/白魚のような手/手の役割,足の役割/死より歯 第四節 定置網を破る 臨床の小競り合い/背中で死を感じ取る/道ができている場所では Ⅲ ぼくの医学概論 第一節 過誤に学ぶ 殺すな/戦場化する身体/思いがけないこと/許された過誤 第二節 ケアとしての医療 ケアに出会う/医療者への否定/障害に出会う,生活に出会う 第三節 医療を見直す視点 「今このとき」/ゴリラ・スポーツ・演劇・写真/臨床を支える和語たち 第四節 カオスのなかで 素手社会と手袋社会/機器の進歩/ベッドサイドの「真実」 第二部 往復書簡 Ⅰ ハンセン病について 往信Ⅰ 高草木光一より徳永進へ 善意の陥穽/『愛の風景』と〈The Best Intentions〉/善意の対立,善意の否定/「鼻がもし穴だけだったら」/神谷美恵子の善意/徳永進と「交流(むすび)の家」/徳永進の強制隔離政策批判/強制隔離政策への視点/「故郷」を創造する想像力 返信Ⅰ 徳永進より高草木光一へ 藤本としさんのこと/島田等さん,山本肇さん/無癩県運動と故郷/不在の家族/『隔離』刊行後/滝田十和男をめぐる縁/神谷美恵子について/ハンセン病の学び Ⅱ ホスピスについて 往信Ⅱ 高草木光一より徳永進へ 謎/ホスピス導入期のアンビヴァレント/ホスピスと貧困・差別/ホスピスとコミュニティ/「演技としての看護」と「第二感情労働」/ホスピスとスピリチュアルペイン/魂の治療/CTの謎・再び 返信Ⅱ 徳永進より高草木光一へ ホスピスという言葉/ナロードニキと共同体/「CTの謎」を解く/身体所見と主訴/生活臨床としてのケア/ケアとキュア/文化運動としての在宅ホスピス/三つのC/「話,違うじゃん」の世界/being Ⅲ 医療文化について 往信Ⅲ 高草木光一より徳永進へ 摘便の技術/富士見産婦人科病院事件/医師―患者関係/川崎協同病院事件/徳永進のアナーキズム/岡村昭彦と治療共同体/「臨床の知」の射程/鶴見俊輔のほうへ 返信Ⅲ 徳永進より高草木光一へ 摘便について/早川一光先生,若月俊一先生/川崎協同病院事件のこと/セデーションと安楽死/治療共同体への遠い道/岡田兵衛の夢/「臨床の知」と罪悪感/鶴見俊輔の教え/死の文化 文献案内
「現地」を訪ね、「現物」に触り、「現場」の人と議論する。この「3現」をモットーに半世紀、著者は全国のさまざまな生産現場を訪ね歩いてきた。技術力は高いにもかかわらず、苦境に立たされる日本の技術。八方ふさがりの状況に活路を見出し、生き残る道をさぐる、ハタムラ版「街道をゆく」である。 第1章 鉄の道をゆく 第2章 たたらの里をゆく 第3章 津波の跡をゆく 第4章 ミクロの世界をのぞきに行く 第5章 技術の系譜をたどる 第6章 道なき道をゆく 付録 考えを作る-思考展開法とは何か
人類は神とともに生きることを選んだ時、「創造する種」として歩み始めた。詩学、色彩、装飾、祝祭、美術から芸術の根源を問う。 人類は神とともに生きることを選んだ時、「創造する種」として歩み始めた。詩学、色彩、装飾、祝祭、美術の観点から芸術の根源を問い、新しい学問を眺望する。
付き合うって、どういうこと?親友がいじめられてる。うちの親は過保護なんです!障害を抱えた妹の将来は。リスカがやめられない-家族や学校のなかで誰もが感じる疑問から、人には言えない深刻な相談まで。絶対的な正解は出せないけど、少しでも楽になってほしいから、シゲマツさんが一緒に考え、真剣に回答します。おとなも必読、なやみとともに生きるコツを教えてくれる。 1章 家族 2章 「からだ」と「恋愛」 3章 学校生活 4章 友だちのこと、いじめのこと 5章 「自分」のこと 6章 おとなの常識って正しいの? 7章 親だって、なやんでいる