【2023最新】「流体力学」のおすすめ本!人気ランキング
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第1章 流体の性質と分類 第2章 流れの基礎 第3章 静止流体の力学 第4章 準1次元流れ 第5章 運動量の法則 第6章 管内の流れ 第7章 物体まわりの流れ 第8章 流体の運動方程式 第9章 せん断流 第10章 ポテンシャル流れ 第11章 圧縮性流体の流れ
本書は第1部で完全流体について、その基礎的事項を系統的に解説し、第2部では粘性流体、高速気流および乱流をあつかう。 第1部 完全流体の力学(流体力学の基礎方程式 縮まない流体の渦無し運動 2次元の渦無し運動 3次元の渦無し運動 渦運動 水の波) 第2部 粘性流体と縮む流体の力学(実在流体の力学 粘性流体の運動 高速気流)
0 魅力的な図や写真も多用し流体力学の物理的意味を十分会得できるよう懇切ていねいに解説し,流体力学の基本図書として高い評価を獲得(土木学会出版賞受賞)している。〔内容〕I.完全流体の力学/II.粘性流体の力学/III.乱流および乱流拡散 はじめに,流れの世界 1. 基礎方程式と基礎原理 1.1 基礎方程式 1.2 実質微分・実質加速度 1.3 オイラーの運動方程式 1.4 オイラーの連続の方程式 1.5 流体運動における変位と変形 1.6 過度と渦 1.7 循環と渦度 1.8 渦度方程式 2. ベルヌーイの定理および運動量保存則とその応用 2.1 ベルヌーイの定理 2.2 ベルヌーイの定理の応用 2.3 運動量保存則 2.3 運動量保存則の応用 3. 流関数と速度ポテンシャル 3.1 流線と流関数 3.2 速度ポテンシャル 3.3 流線と等ポテンシャル線 4. 二次元ポテンシャル流れ 4.1 複素速度ポテンシャル 4.2 等角写像 4.3 複素関数で表される基本的な流れ 4.4 完全流体中の円柱 4.5 ミルンートムソンの円定理 4.6 円柱に働く力 4.7 平板まわりの流れ 4.8 シュバルツークリストッフェルの定理 4.9 自由流線をもつ流れ 5. 渦(うず) 5.1 渦線・渦管・渦糸 5.2 ケルビンの循環不変定理 5.3 ヘルムホルツの渦定理 5.4 不連続面と渦層 5.5 翼に働く揚力と渦 5.6 渦の誘導する速度 5.7 二次元の渦糸群の運動 5.8 カルマン渦列 5.9 プラウドマン-テイラーの定理 6. 波 6.1 波の運動方程式 6.2 微小振幅の進行波 6.3 微小振幅波のエネルギーと群速度 6.4 重複波 6.5 有限振幅の波 6.6 問 題 7. 粘性流体の基礎方程式 7.1 ナビエーストークスの方程式 7.2 レイノルズ数およびレイノルズの相似則 8. ナビエーストークス方程式の厳密解 8.1 平行流 8.2 平行平板間のクエット―ポアズイユ流 8.3 管内流・ハーゲン―ポアズイユ流れ 8.4 瞬間展に運動を始めた平板上の流れ―レイリーの問題― 8.5 振動平板による流れ 9. 低いレイノルズ数域の流れ 9.1 球のまわりの遅い流れ―線型近似解― 9.2 ストークス近似とオセーン近似の意味と比較 9.3 粘性の作用についての一般的考察 10. 層流境界層 10.1 境界層概念の成立 10.2 プラントルの境界層方程式の導出 10.3 プラントルの境界層方程式への変換が意味する流れの性質の変化 11. 平板に沿う層流境界層方程式のブラジウス 11.1 境界層方程式の解析解 11.2 境界層方程式の数値解 11.3 障界層厚さ 11.4 壁面に働く粘性磨擦力 12. 境界層の運動量方程式 12.1 境界層方程式の積分 12.2 相似流速分布を仮定する場合の運動量方程式 12.3 平板に沿う境界層の近似解 12.4 計算例 13. 境界層の剥離 13.1 楔形を過ぎる流れ 13.2 境界層の剥離 13.3 問 題 14. 乱流におけるレイノルズ応力 14.1 乱流の分生とレイノルズ応力 14.2 レイノルズ応力の関する仮説 15. 管路の乱流 15.1 滑らかな管路 15.2 円管路の摩擦抵抗 15.3 粗い管路 15.4 ベキ乗流速分布式とブラジウスの抵抗公式 15.5 まとめ 16. 乱流境界層 16.1 平板に沿う乱流境界層流れ 16.2 滑面平板に沿う乱流境界層の発達と抵抗則 16.3 粗面平板の抵抗則 17. 噴流と後流 17.1 壁面のない境界層としての噴流と後流 17.2 二次元噴流 17.3 二次元後流 18. 乱流の発生 18.1 なぜポアズイユ流れの理論式が成立しないか? 18.2 平板に沿う層流境界層の安定問題 18.3 乱流への遷移 18.4 ケルビン―ヘルムホルツの安定問題 18.5 テイラー渦とゲルトラー渦 19. 乱流の統計理論 19.1 乱流の定義と表現 19.2 等方性乱流 19.3 乱流におけるエネルギーの移行過程 19.4 コルモゴロフの局所等方性の理論 20. 非等方性乱流 20.1 円管流の乱れ 20.2 壁に沿う乱流境界層 20.3 噴流および後流 21. 乱流の組織構造 21.1 乱流の実態 21.2 壁面領域の乱流構造―組織構造の多重性― 21.3 開水路流と縦渦とボイル 21.4 自由剪断流の乱流構造 21.5 乱流の予測と制御 22. 乱流拡散 22.1 フィックの拡散方程式 22.2 テイラーの拡散理論 22.3 相対拡散 22.4 拡散における蛇行運動 22.5 分 散 22.6 問 題 流体力学をきずいた人々 参考文献 問題のヒントの解答 索 引
本書は、著者らの豊富な講義経験に基づいて、現代の材料力学の基本となる事項を精選し、最も標準となる教科書を目指して書かれたものである。材料の引張り・圧縮、せん断等の力学の概念から始め、はりの曲げ、軸のねじり、板の曲げの問題等、個々の要素や部材の設計に必要な基礎事項を遂次学習する。次いで、一般化を目的とした連続体力学の入門という意味で、弾性論の初歩、有限要素法の基礎を説明している。さらに材料の強度評価といった高度な問題についても言及する。 1 序論 2 引張り、圧縮およびせん断-単純応力問題 3 ひずみエネルギー 4 はりの曲げ 5 複雑なはりの問題 6 弾性論の初歩 7 ねじり 8 柱の圧縮 9 軸対称問題と平板の曲げ 10 有限要素法 11 材料の強度評価
身のまわりにあるものでできる実験で、「流体」のふしぎを感じてみよう。難しそうに思えて、じつは身近な「流れ」の謎。 「流体」には、常識をくつがえす「ふしぎ」がひそんでいる! 楽しみながら、流体力学の基本が学べます。空気や水に代表される「流体」には、さまざまなふしぎな性質があります。身の回りにあるものですぐにできる遊びを通して、まずは流れに親しみ、そのふしぎさに触れてみましょう。難しそうに思えて、じつは身近な「流れ」のなぞとその原理をわかりやすく教えます。 「流体」には、常識をくつがえす「ふしぎ」がひそんでいる! 楽しみながら、流体力学の基本が学べます。 空気や水に代表される「流体」には、さまざまなふしぎな性質があります。身の回りにあるものですぐにできる遊びを通して、まずは流れに親しみ、そのふしぎさに触れてみましょう。難しそうに思えて、じつは身近な「流れ」のなぞとその原理をわかりやすく教えます。 <流体力学は、こんなことにも役立っている!> 自動車ボディの設計/ガソリンエンジン/魚の浮き袋/そばなどの出前機/ビルの制振/防水加工/水力発電のダム/自転車レースのヘルメット/レーシングカー/飛行機の主翼/ヘリコプターの回転翼/喫煙コーナーの排気装置/ロケットエンジン/野球などの変化球/船の大きさ測定 1 流体とは 2 粘性 3 圧縮性 4 空気の質量 5 物体まわりの流れ 6 圧力 7 水深と圧力 8 浮力1 9 浮力2 10 渦 11 表面張力1 12 表面張力2 13 層流と乱流 14 キャビテーション 15 加速度運動1 16 加速度運動2 17 流体のエネルギー 18 ベルヌーイの定理 19 ピトー管 20 ジェット推進 21 流線曲率の定理 22 コアンダ効果 23 はく離1 24 はく離2 25 境界層 26 流線形 27 揚力1 28 揚力2 29 マグナス効果 30 はく離渦 31 管摩擦損失 32 絞り 33 回転翼 34 付加質量
第1章 流体の性質と静力学(固体と流体 力と圧力 密度と比重 パスカルの原理 圧力の高さの関係と圧力の測定 平面壁に作用する然圧力 浮力) 第2章 流れの基礎式(流体力学に使われる色々な用語 連続の式 ベルヌーイの定理 運動量保存則) 第3章 層流と乱流(粘性のある流れ 層流と乱流 管内の層流) 第4章 抗力と揚力(物体に働く抗力と揚力 回転する物体に働く力 流れのはく離)
物理入門コースについて はじめに 1 連続体の力学 2 弦と膜の力学 2-1 張力 2-2 弦の運動方程式 2-3 弦の振動──ダランベールの解 2-4 単色波,固有振動 2-5 運動量とエネルギーの流れ 2-6 反射,透過,減衰 2-7 膜の弾性エネルギー 2-8 2次元の波動 3 完全流体の運動 3-1 流体にはたらく力 3-2 流れの記述 3-3 連続の方程式 3-4 オイラーの方程式 3-5 運動量の保存則 3-6 エネルギー保存則 3-7 循環のある流れ 3-8 ケルヴィンの渦定理 3-9 渦のない流れ 4 縮まない完全流体の流れ 4-1 縮まない流体の渦なし流 4-2 流れの例 4-3 球のまわりの流れ 4-4 円柱のまわりの流れ──揚力 4-5 渦のある流れ 4-6 渦糸モデル 4-7 渦糸運動の例 5 流体の波動 5-1 音波 5-2 音波のエネルギー 5-3 音波の一般的な取り扱い,固有振動 5-4 音波の放出 5-5 円板による放出 5-6 反射と屈折 5-7 流れの効果,ドップラー効果 5-8 水面の波:浅い場合 5-9 水面の波:深い場合 5-10 群速度 6 粘性流体の流れ 6-1 粘性力 6-2 ナヴィエ-ストークス方程式 6-3 定常流の簡単な例 6-4 球のまわりのおそい流れとストークス抵抗 6-5 平板の振動による流れ 6-6 渦度の拡散 6-7 渦の成長 6-8 相似則とレイノルズ数 6-9 境界層,乱れた流れ 7 弾性体 7-1 変形 7-2 歪みテンソル 7-3 応力テンソル 7-4 フックの法則 7-5 ポアソン比とヤング率 7-6 弾性体のなかを伝わる波 さらに勉強するために 問題略解 索 引 ☆コーヒー・ブレイク☆ 弦の振動とフーリエ分解 マクスウェルと流体力学 ヘルムホルツと流体力学 流体中の物体が受ける抵抗 カーブ ケルヴィンの渦糸原子 超流体のなかの渦糸 波の形 レイノルズの実験 地球の振動
基礎方程式の導出から流体の種々の運動へと至る,流体力学の基礎知識を体系立てて学ぶ教科書 機械工学,化学工学をはじめとする多くの分野の基礎的学問である流体力学の基礎知識を体系立てて学ぶ。まず流体の運動を決定するための基礎方程式を導出し,次にその基礎方程式を基にして流体の種々の運動について解説を進める。
本質的な所は執拗な程丁寧に解説した参考書 本書は弾性体・流体について、現代の学生の要望に応えて本質的なところは執拗なほど丁寧に解説した教科・参考書である。そのため、できる限り具体的な例に則して納得した上で内容を一般化するというプロセスにこだわった。また、この学問がどのようなところに役立っているかを理解してもらうために、多くの応用例をかなり単純化して論じた。 1.弾性体の変形 1.1 連続体 1.2 弾性体の変形 2.弾性体の静力学 2.1 棒のねじれ 2.2 棒の曲げ 2.3 座屈 3.弾性体を伝わる波 3.1 弾性体を伝わる縦波 3.2 弾性体を伝わる横波 3.3 弾性体の境界条件 4.応力とひずみ 4.1 応力の表現 4.2 ひずみ 4.3 ひずみと応力 4.4 応力によるひずみ 5.弾性体の運動方程式 5.1 微小変位理論 5.2 弾性体の静力学(その2) 5.3 弾性体を伝わる波(その2) 6.流体の変形と運動 6.1 圧力 6.2 粘性率 6.3 簡単な流れ 6.4 流れの可視化 7.流体力学の基礎方程式 7.1 応力とひずみ速度 7.2 ラグランジュ微分 7.3 運動量保存則(ナヴィエ‐ストークス方程式) 7.4 連続の方程式 7.5 エネルギー保存則 7.6 状態方程式 7.7 流体力学の基礎方程式系(まとめ) 7.8 境界条件 8.非圧縮粘性流体の力学 8.1 レイノルズの相似則 8.2 一方向の流れ 8.3 低レイノルズ数の流れ 8.4 高レイノルズ数の流れ 8.5 物体にはたらく抵抗 9.非粘性流体の力学 9.1 オイラー方程式とベルヌーイの定理 9.2 流線曲率の定理 9.3 渦度と循環定理 9.4 渦なし運動 9.5 2次元の渦なし流 付録A よく使うベクトル演算 付録B よく使う曲線座標系での表式
第1章 流体と流れの特性 第2章 静止流体の力学 第3章 流れの基礎事項 第4章 ベルヌーイの定理 第5章 運動量理論 第6章 管路内の流れと損失 第7章 物体まわりの流れ 第8章 付録
本書では、システムの伝達関数表現に基づきながら、従来の古典制御の基礎的内容を、近年のロバスト制御を視野に入れた現代的な観点から記述している。特に、制御において最も重要な概念である"フィードバック"の本質的利点が理解できることに重点をおいた。 1 序論 2 ダイナミカルシステムの表現 3 ダイナミカルシステムの過渡応答と安定性 4 フィードバック制御系の特性 5 周波数応答 6 フィードバック制御系の安定性 7 フィードバック制御系のロバスト性解析 8 フィードバック制御系の設計法 9 2自由度制御系
初学者が学びやすい。コンパクト、見やすい2色刷、随所に例題・演習問題。問題の本質を理解するための入門テキスト。 第1章 流体の性質 第2章 流れの基礎 第3章 理想流体の流れ 第4章 粘性流体流れの基礎 第5章 粘性流体流れの基礎方程式と解析例 第6章 境界層流れ 第7章 噴流と後流 第8章 圧縮性流体の流れ 第9章 数値流体力学の基礎
制御の基礎概念 線形モデルを作る システムの要素 応答の周波数特性 フィードバック制御 システムの時間応答 制御系設計の古典的手法 状態空間法へ システムの座標変換 システムの構造的性質 状態方程式に基づく制御系設計 状態観測と制御
機械系の大学生や技術者を対象に、高校・高専・大学での数学や物理が理解不足でもわかるよう、250点もの図表により視覚的に理解を助けながら、演習形式でイロハのイから一歩一歩着実に流体力学を学べる演習教科書。
本書は、流体力学の本質的に重要な点をできるだけ絞り、それについてできるだけ丁寧に解説するという方針で書かれた書である。そして、完全流体についての徹底した解説と、粘性流体についてはおそい流れについてまでを詳述した、著者のライフワークともいうべき力作である。 ※お詫び:2004年に著作者逝去により、後編は企画中止となりました。 1.序説 1.1 流体力学 1.2 粘性の役割 1.3 流体の定義 2.完全流体の力学 2.1 流れを表わす物理量 2.2 流れを表わす方法 2.3 Eulerの連続方程式と運動方程式 2.4 状態方程式 2.5 Lagrangeの連続方程式と運動方程式 2.6 境界条件 2.7 流線,流れの道すじ,色つき流線 2.8 流体粒子の運動 2.9 渦運動と渦無し運動 2.10 運動方程式の第1積分 2.11 Bernoulliの定理の応用 2.12 圧力方程式の応用-管の中の非定常流 2.13 流線の曲率と圧力勾配 2.14 Lagrangeの渦定理 2.15 渦度と循環 2.16 渦度に関するCauchyの積分 3.縮まない流体の渦無し運動 3.1 渦無しの流れ 3.2 完全流体の渦無し運動 3.3 簡単な流れの例 3.4 Greenの公式の流体力学的解釈 3.5 瞬間的にひき起こされる流れ 4.縮まない流体の2次元の渦無し運動 4.1 2次元の流れ 4.2 複素速度ポテンシャル 4.3 簡単な流れの例 4.4 静止円柱を過ぎる一様な流れ 4.5 Blasiusの公式 4.6 Kutta-Joukowskiの定理 4.7 等角写像の応用 4.8 Joukowski変換 4.9 2次元翼理論 5.縮まない流体の3次元の渦無し運動 5.1 3次元の流れ 5.2 球のまわりの流れ 5.3 静止流体中での球の運動 5.4 軸対称の流れ 5.5 球に関する定理 6.渦運動 6.1 渦層 6.2 渦度とわき出し 6.3 2次元の渦運動 6.4 渦の運動 6.5 渦糸群の運動 6.6 物体と渦糸 6.7 等角写像の応用 6.8 壁の上の特異点 6.9 特異点に働く力 6.10 2次元の薄翼 6.11 3次元の翼理論 7.不連続流 7.1 不連続流 7.2 噴流 7.3 死水をともなう平板 7.4 Kirchhoffの死水モデル 7.5 種々の死水モデル 8.粘性流体の力学 8.1 応力 8.2 テンソル 8.3 連続体の運動方程式 8.4 変形速度 8.5 変形速度と応力の関係 8.6 Navier-Stokesの方程式 8.7 Reynoldsの相似法則 8.8 エネルギーの方程式 8.9 一方向の流れ 8.10 一方向の定常流 8.11 振動平板による流れ 8.12 Rayleighの流れ 9.おそい粘性流 9.1 Stokes近似 9.2 定常流に対するStokes近似 9.3 物体に働く力とモーメント 9.4 2次元流に対するStokes近似 9.5 Stokes近似に対する複素関数論の応用 9.6 典型的な流れ 9.7 軸対称流に対するStokes近似 9.8 典型的な軸対称の流れ 9.9 Oseen近似 9.10 Oseen近似の一般的性質 9.11 定常流に対するOseen近似 9.12 Oseen近似での力とモーメントの公式 9.13 軸対称流に対するOseen近似 9.14 2次元流に対するOseen近似 9.15 Oseen近似の第1近似としてのStokes近似 付録 直交曲線座標の諸公式 Blasiusの公式の非定常流への拡張
第1章 概論 第2章 伝導伝熱 第3章 対流熱伝達 第4章 ふく射伝熱 第5章 相変化を伴う伝熱 第6章 物質伝達 第7章 伝熱の応用と伝熱機器 第8章 伝熱問題のモデル化と設計
乱流の基礎的メカニズムを詳細に解説 乱流の作用は運動量・物質・熱などの拡散,混合とエネルギーの消散である。乱流なくして我々は呼吸もできない。乱流状態がいかにして発生し作用するか,その基礎的メカニズムを詳細にかつできるだけ数式を使わずに解説した珠玉の解説書。 1.乱流研究小史 1.1 流れと渦 1.2 レイノルズの実験―乱流の発見― 1.3 19世紀末から20世紀初めにかけての新しい科学の胎動 1.4 20世紀に入って 1.5 テイラーの一様等方性乱流の統計理論 1.6 コルモゴロフの局所等方性の理論 1.7 乱流が秩序構造をもつことの発見と認識 1.8 コンピュータ時代 1.9 乱流の制御 1.10 乱流研究の発展史 参考文献 2.乱流構造の解析手法 2.1 統計処理―スペクトルと相関― 2.2 乱流運動の検出法 2.3 統計的乱流構造抽出法 2.4 速度勾配テンソル―渦の同定,検出法の数学的準備― 2.5 種々の渦同定,抽出法 2.6 種々の渦判定法間の関係 2.7 渦シートの抽出法 2.8 種々の渦同定法の比較 2.9 流れ場のパターン(流れのトポロジー)と速度勾配テンソル 2.10 乱流の計算と計測 参考文献 3.安定と遷移 3.1 はじめに―粘性流れの不安定,遷移の研究― 3.2 平板に沿って発達する境界層の安定,遷移問題 3.3 平行平板間のポアズイユ流とクエット流および円管流れの安定,遷移問題 3.4 円管路流の遷移過程 3.5 平行平板間の流れの遷移過程 3.6 境界層流とポワズイユ・クエット流の乱流斑点 3.7 固有値解析の限界―モード解析と非モード解析― 3.8 遷移過程における乱流化最適擾乱解 3.9 定常クエット流の3次元秩序構造の厳密解―乱流の秩序構造の祖型― 3.10 絶対不安定と対流不安定 3.11 円柱および角柱・平板の後流の安定問題―カルマン渦列― 参考文献 4.一様等方性乱流 4.1 リチャードソンの渦の詩とコルモゴロフの-5/3乗則 4.2 一様等方性乱流の直接シミュレーション 4.3 乱流諸量の定義 4.4 一様等方性乱流のエネルギー・スペクトル 4.5 エンストロフィーとエネルギー消散率 4.6 消散,エンストロフィーおよび圧力のスペクトル 4.7 一様等方性乱流の物理空間での渦構造-ワームと渦シート― 4.8 乱流の要素渦と微細渦―エネルギー消散機構― 4.9 波数空間でのエネルギー輸送:エネルギー輸送関数T(k)とエネルギー流束Π(k)―カスケードと逆カスケード― 4.10 物理空間でのエネルギーとエンストロフィーの輸送―渦構造の空間的時間的間欠性,局在性― 4.11 渦素近傍の渦運動と機構 4.12 等方性乱流中の渦の生成過程とエネルギー輸送機構 4.13 Taylor-Green過程―大きな規則的な渦場からの乱流場の形成― 4.14 等方性乱流の不安定周期運動 参考文献 5.壁乱流のコヒーレント構造 5.1 壁乱流のコヒーレント(大規模秩序)構造の発見と展開の歴史 5.2 壁乱流のコヒーレント構造 5.3 外層のコヒーレント構造―ヘアピン渦の連なり― 5.4 壁乱流のその他の特性-相関,1次元および2次元スペクトル,エネルギー輸送,確率分布― 5.5 壁乱流における渦チューブと渦シート 5.6 圧力変動 5.7 乱流の自己維持機構―壁近傍領域の乱れの自律,再生維持サイクル― 5.8 乱流中に埋め込まれた不安定周期解 5.9 厳密コヒーレント構造 5.10 乱流モデル 5.11 粗面,川,波,植生層,都市の流れの乱流構造 参考文献 6. 混合層,剪断層の乱流 6.1 乱流混合層の巻き上がり 6.2 渦の合体 6.3 リブ構造 6.4 リブ渦の間隔 6.5 乱流化 6.6 PODおよびウェーブレットによる混合層の解析 参考文献 7. 後流の秩序構造,大規模構造 7.1 円柱の後流―カルマン渦列,発生周期,抵抗― 7.2 円柱後流の渦構造 7.3 第2渦列の出現 7.4 カルマン渦列に関するその他の問題 7.5 角柱と平板の後流 7.6 球の後流 参考文献 8.軸対称噴流 8.1 軸対称噴流の安定性 8.2 安定問題の数値シミュレーションおよび実験 8.3 軸対称噴流近傍領域の渦構造 8.4 軸対称噴流の遠方領域の構造 参考文献 9.境界層の遷移,剥離の制御 9.1 境界層の安定化―遷移制御,乱流への遷移を遅らせる方法― 9.2 境界層の剥離を防ぐ方法―流れを乱流化する方法 9.3 縦渦の安定化効果,遷移制御 9.4 後退翼境界層の遷移,剥離の制御 9.5 遷移の能動制御 9.6 プラズマ・アクチュエーターによる剥離制御 9.7 音による剥離制御 参考文献 10.混入物,添加物による乱流制御―乱流の制御(1)― 10.1 抵抗則と抵抗低減 10.2 ポリマー混入流 10.3 ポリマー流のECS ―層流3次元進行波厳密解― 10.4 一様等方性乱流中でのポリマーの挙動 10.5 界面活性剤 10.6 気泡の混入 10.7 固体微粒子浮遊流 参考文献 11.表面加工による制御―乱流制御(2)― 11.1 リブレット 11.2 コンプライアント(柔軟性,柔順性,柔応性)表面 11.3 翼前縁形状の加工 11.4 LEBU 11.5 撥水性表面加工 11.6 空力音,騒音の制御 参考文献 12. 能動制御―乱流の制御(3)― 12.1 はじめに 12.2 壁乱流の自己維持機構の概要と抵抗低減の基本戦略 12.3 制御理論 12.4 線形化ナビエ-ストークス方程式 12.5 制御デバイス 12.6 様々な能動制御法―能動制御(Ⅰ )― 12.7 流下方向の壁面運動による抵抗制御―能動制御(Ⅱ)― 12.7 壁面のスパン方向の振動,波動による能動制御―能動制御(Ⅱc)― 参考文献 13. 日本における乱流研究 13.1 日本の乱流研究の先達者達 寺田寅彦/谷一郎/今井功/井上栄一/松井辰彌/濱良助/佐藤浩/種子田定俊/巽友正 13.2 日本の乱流研究への貢献 13.3 乱流と私 人名索引/事項索引
抽象的な基本・重要概念に対し、ビジュアルなアプローチと話の流れを重視し、思考順・学習順に構成した教科書。新装版として登場! 大学基礎科目としての線形代数学の教科書・参考書。抽象的といわれる基本概念・重要概念へのビジュアルなアプローチをめざし、話のながれを重視して、思考順、学習する順に全体を構成した。新装版として登場! 大学基礎科目としての線形代数学の教科書・参考書。抽象的といわれる基本概念・重要概念へのビジュアルなアプローチをめざし、話のながれを重視して、思考順、学習する順に全体を構成した。新装版として登場! 第1章 ベクトル 1.1 ベクトル 1.2 ベクトルの演算 1.3 複素平面 1.4 複素ベクトル空間 第2章 行列 2.1 行列 2.2 行列の演算 2.3 行列の積 2.4 行列の演算の法則 2.5 正則行列,逆行列 2.6 行列の分割 2.7 複素行列 第3章 線形写像 3.1 写像 3.2 線形写像 3.3 線形写像の行列表現 3.4 線形写像の合成と行列の積の関係 3.5 連立1次方程式--- (正則変換の場合の解法のアイデア) 第4章 行列式 4.1 行列式のイメージ 4.2 置換 4.3 置換の互換への分解 4.4 置換の符号 4.5 行列式の定義 4.6 行列式の基本的性質 4.7 行列式の展開 4.8 行列の積の行列式 4.9 正則行列,逆行列 4.10 ファンデアモンデの行列式 第5章 連立1次方程式 5.1 連立1次方程式の解法 5.2 クラーメルの公式 第6章 ベクトル空間 6.1 抽象的ベクトル空間 6.2 1次結合と部分空間 6.3 線形写像 6.4 1次独立と1次従属 6.5 連立斉1次方程式 6.6 行列式と1次独立性の関係 6.7 ベクトル空間の基底(ベース) 6.8 ベクトル空間の次元 6.9 基底の間の関係 6.10 線形写像の行列表現 6.11 ベクトル空間の同型 6.12 商ベクトル空間 第7章 ランク 7.1 ランクの定義 7.2 小行列式によるランクの定義 7.3 線形写像の基本定理 7.4 同型写像の特徴づけ 第8章 連立1次方程式(2) 8.1 解の存在定理 8.2 連立斉1次方程式の解法 8.3 線形写像でとらえる解の集合の形 8.4 連立1次方程式の基本変形 8.5 行列の行基本変形,列基本変形 8.6 階段行列 8.7 階段行列の手法で解く連立1次方程式 8.8 逆行列の計算 第9章 固有値と固有ベクトル 9.1 固有値と固有ベクトルの意味 9.2 固有多項式と固有方程式 9.3 行列の対角化 9.4 行列の三角化 第10章 内積 10.1 空間の内積と外積 10.2 内積空間 10.3 ベクトルの長さ(ノルム) 10.4 ベクトルのなす角 10.5 シュミットの正規直交化法 10.6 直交補空間,直和分解 10.7 計量を保つ写像 10.8 直交行列 10.9 エルミット内積 10.10 ユニタリ行列 第11章 正規行列の対角化 11.1 実対称行列とエルミット行列 11.2 正規行列 11.3 実2次形式とエルミット形式 11.4 2次曲線と2次曲面 第12章 ジョルダンの標準形 12.1 不変部分空間 12.2 べき零部分空間 12.3 安定像空間 12.4 べき零部分空間と安定像空間による直和分解 12.5 一般固有空間 12.6 一般固有空間による直和分解 12.7 べき零写像によるフィルトレーション 12.8 べき零写像に関係してとる基底 12.9 べき零行列の標準形 12.10 ジョルダンの標準形
文科と理科両方の学生のために,統計的なものの考え方の基礎をやさしく解説するとともに,統計学の体系的な知識を与えるように,編集・執筆された.豊富な実際例を用いつつ,図表を多くとり入れ,視覚的にもわかりやすく親しみながら学べるよう配慮した. 第1章 統計学の基礎(中井検裕,縄田和満,松原 望) 第2章 1次元のデータ(中井検裕) 第3章 2次元のデータ(中井研裕,松原 望) 第4章 確率(縄田和満,松原 望) 第5章 確率変数(松原 望) 第6章 確率分布(松原 望) 第7章 多次元の確率分布(松原 望) 第8章 大数の法則と中心極限定理(中井検裕) 第9章 標本分布(縄田和満) 第10章 正規分布からの標本(縄田和満) 第11章 推定(縄田和満) 第12章 仮説検定(縄田和満,松原 望) 第13章 回帰分析(縄田和満) 統計数値表 練習問題の解答
第1章 Lagrangianと最小作用の原理 第2章 対称性に基づいたLagrangianの決定 第3章 対称性と保存則 第4章 拘束のある系の扱い 第5章 連成振動 第6章 Hamilton形式 第7章 正準変換 第8章 Hamilton‐Jacobi理論 第9章 微分形式を用いた記述 第10章 場の理論:連続無限個の力学変数の系 第11章 古典力学から量子力学へ
初学者は、電磁気学の錯綜する法則とその数学表現にまどわされ、ともすれば"物理"を見失いがちである。本書は、各法則の物理的意味とその相互関係を懇切に説きあかし、明快な電磁気学の理論を構成している。また、高校数学を前提に計算経過を詳細に示し、数学に煩わされることなく読み進むことができるよう配慮した。大学初年級から。 第1章 静電場 第2章 定常電流 第3章 電流と磁場 第4章 電磁誘導 第5章 マクスウェルの方程式 第6章 準定常電流 第7章 電磁波とその放射
マクスウェルによって完成された電磁気学は、自然現象の理論的記述としてもっとも完全な体系のひとつである。本書は、この古典電磁気学の理論を物理学系・工学系の学生に、組織的・体系的に理解してもらうことを目的に書かれたものである。 第1章 真空電磁場の基本法則 第2章 Maxwellの方程式の一般的性質 第3章 静止物体中のMaxwellの方程式 第4章 静電場 第5章 定常電流 第6章 静磁場 第7章 準定常電流 第8章 電磁波 第9章 電磁波の放射 第10章 運動物体の電磁気学-特殊相対論へのあゆみ 第11章 特殊相対論 第12章 電磁場と変分原理
本書は、量子論の基礎と本質をきちんと、しかし易しく解説した新しい量子論の教科書。通常の量子論の入門書とは全く逆に、普遍的で一般的な基本原理から始めて、それを具体化し、個々のケースへの応用例に向かうという、いわば川上から川下へ向かう方向で解説していく。これにより、一般の量子論の中で自分が今どこを学んでいるかを常に把握しながら学べるし、先に進むたびに知識を修正する必要もなくなる。そして、易しく丁寧に解説をしたので、このような川上から始める書き方をしたにもかかわらず、全くの初心者や、高校で物理をやらなかった学生でも読める教科書になっている。 第1章 古典物理学の破綻 第2章 基本的枠組み 第3章 閉じた有限自由度系の純粋状態の量子論 第4章 有限自由度系の正準量子化 第5章 1次元空間を運動する粒子の量子論 第6章 時間発展について 第7章 場の量子化-場の量子論入門 第8章 ベルの不等式 第9章 基本変数による記述のまとめ 付録A 複素数と複素ベクトル空間 付録B 行列 付録C 問題解答
本書は、新しい構想にもとづく現代的な熱力学のテキスト・参考書である。熱力学をできるかぎり見通しよくかつ論理的に理解することを目指し、伝統的な方法とは異なるアプローチをとる。すなわち、マクロな仕事を主役にする操作的な視点から熱力学全体をとらえ、等温での操作(第二法則)と断熱下での操作(第一法則)をそれぞれ議論したあと、両者を統一する枠組をさがすことで、自然に熱力学の全体像に到達する。理解が困難といわれるエントロピーについても、「エントロピー原理」を中心に明解で生き生きとした位置づけを行なっている。初学者はもとより、すでに熱力学を学んだ読者にも深い理解が得られる最適な書である。 1 熱力学とはなにか 2 平衡状態の記述 3 等温操作とHelmholtzの自由エネルギー 4 断熱操作とエネルギー 5 熱とCarnotの定理 6 エントロピー 7 Helmholtzの自由エネルギーと変分原理 8 Gibbsの自由エネルギー 9 多成分系の熱力学 10 強磁性体の熱力学
1 統計力学とは何か 2 確率論入門 3 量子論からの準備 4 平衡統計力学の基礎 5 カノニカル分布の基本的な応用 6 格子振動と結晶の比熱 7 電磁場と黒体輻射 付録A 数学的な補足
8 グランドカノニカル分布 9 熱力学的構造、確率モデルの等価性 10 量子理想気体の統計力学 11 相転移と臨界現象入門 付録B 凸関数とルジャンドル変換 付録C いくつかの厳密な結果の証明