【2024年】「介護」のおすすめ 本 73選!人気ランキング
- イラスト図解 いちばんわかりやすい介護術
- 恍惚の人 (新潮文庫)
- 介護入門 (文春文庫 も 21-1)
- 最期の贈り物: 介護小説
- 認知症介護基礎研修標準テキスト
- ユマニチュード入門
- 親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること
- 訪問介護あるある-法律トラブル13事例
- 見て覚える! 介護福祉士国試ナビ2023
- 2012~2014年度版 図解 介護保険のサービス内容・料金早わかりガイド
道具を使えば介護はもっとラクになる!長年遠距離介護をしてきた著者が、親を見守り、自立を支える道具とアイデアを解説します。 道具を使えば介護はもっとラクになる! 親を見守り、自立を支える道具とアイデアを紹介します ★こんな方にオススメ★ □高齢の親に元気でいてもらうためにやるべきことが知りたい □自分が外出中の親の様子が心配。安心できるツールが知りたい □離れて暮らしているので、災害時や体調急変時に対応できない □介護が始まった。福祉用具を選ぶときのポイントが知りたい □時間やお金、体への負担が大きいので改善したい 親が高齢になると、健康状態や普段の生活の様子が気になっていきます。 すでに介護が始まっている場合も、仕事や子育てと両立が難しい、お金や体への負担が大きいなど、悩みは尽きません。 離れて暮らしている場合、頻繁に帰省はできないし、すぐに同居という選択も難しいでしょう。 そんなときにヒントとなるのが「道具」です。 例えば杖があったら、他人の介助を必要とせず、自分の力で行きたい場所へ行けます。 デジタル電波時計があれば、日付感覚を維持でき、予定を忘れることが減るかもしれません。 見守りカメラを導入すれば、帰省の頻度も交通費も減らせますし、離れて暮らしていても安心です。 本書では介護が始まる前・後に分けて、親の自立を支えながら介護をラクにする道具の選び方と使い方を紹介。 経験豊富な著者が実際に介護をする中で培った独自のアイデア・ノウハウで、 介護保険サービスでは解消できないような、日常に潜む困りごとを解決します。 【日常の困りごとの例】 ・テレビの大音量を解決したい ・トイレに不自由さを感じている ・親が予定を忘れがちになった ・家電のプラグを抜かれてしまう ・運転が心配 ……etc. ●本書で紹介する道具の一例● 見守りカメラ/スマートディスプレイ/お手元スピーカー/デジタル日めくりカレンダー 汎用リモコン/手すり/杖/スロープ/入浴補助用具/ポータブルトイレ ……etc. 【著者紹介】 工藤広伸(くどう・ひろのぶ) 介護作家・ブロガー 岩手県盛岡市生まれ。34歳のとき、都内企業在籍中に父が脳梗塞で倒れ介護離職。 2012年、40歳のときに認知症の祖母と母のダブル遠距離介護が始まり、2度目の介護離職を経験。 現在は認知症の母の遠距離在宅介護を行いながら、全国の企業や自治体などでの講演、執筆活動を行う。 ブログ「40歳からの遠距離介護」は悩める人たちから絶大な支持を誇る。 ●はじめに ●本書の使い方 ●1章 親に元気でいてもらうためにやること・考えること 1|道具を使うと介護がラクになる! 【親の自立】 2|どこまで地域や行政に頼れるか調べよう 【親の見守り(1)】 3|より確実な有料見守りサービスを利用する 【親の見守り(2)】 4|介護のプロに頼れる時間は、一週間のうち15% 【見守りの時間】 5|介護で使える道具の種類とは? 【本書に登場する道具】 6|将来の介護職員不足に向けて今考えること 【介護家族の未来】 7|目覚ましい道具の進化が介護を救う 【介護に役立つ道具】 8|道具を使って介護の頻度も交通費も節約する 【介護にかかるお金】 9|介護が始まるきっかけの4位は転倒・骨折 【転倒のリスク】 10|バリアフリーを先取りしすぎると筋力が低下する 【過剰なリフォーム】 Column|枯れた技術の水平思考 ●2章 親の変化を感じたらすぐに準備すること【介護前~初期】 11|高齢者のテレビの大音量を解決する道具 【難聴とスピーカー】 12|エアコンを設置していても熱中症になることがある 【熱中症対策】 13|操作が複雑なリモコンはシンプルなものに替える 【リモコンのトラブル】 14|親が道具を使いこなせないのは色が理由かも? 【視力と色覚の老化】 15|親に長く使ってもらえるのはガスかIHか 【火の心配】 16|高齢の親でも使いやすい台所家電とは? 【台所に隠れているトラブル】 17|将来の介護を見据えた洗濯機選びとは? 【介護中の洗濯の特徴】 18|高齢の親はトイレにどんな不自由さを感じているか 【排泄の失敗】 19|元気な親ほど気を付けたい入浴習慣 【お風呂で多い事故】 20|オール電化が進む親の家で心配な停電 【古い家の停電対策】 21|親の家の火事が心配。どんな対策が必要? 【高齢者の火災対策】 22|空き巣や訪問販売から親を守る道具 【侵入犯罪の手口】 23|介護前~初期はインターネットをお試しで導入する 【ネットの必要性】 24|親のプライバシーに配慮した見守りとは? 【見守りの道具】 25|ネット環境がなくても見守りカメラは設置できる 【見守りカメラの説得】 26|介護が始まったときのために固定電話を残しておく 【高齢者向けの電話選び】 27|携帯電話からタブレットへ変更する手もある 【携帯の機種変更】 28|生活の張り合いを失わないためにカレンダーを活用する 【スケジュール管理(1)(認知症)】 29|親の自立に役立つデジタル日めくりカレンダー 【スケジュール管理(2)(認知症)】 30|予定を忘れがちな親をデジタルの力で支える 【スケジュール管理(3)(認知症)】 31|薬の飲み忘れをなくすための道具 【服薬管理】 32|車の運転が心配なときに知っておくべきこと 【高齢者の危険運転】 Column|学生時代の得意教科に合わせて介護を変える ●3章 介護保険で使える道具を見つけよう【介護初期~後期】 33|親の自立を最大限に引き出すための福祉用具 【フレイル】 34|介護保険サービスを利用しよう 【介護保険制度(1)】 35|どんな介護保険サービスが受けられる? 【介護保険制度(2)】 36|福祉用具のレンタルや購入で知っておくべきこと 【福祉用具貸与と特定福祉用具】 37|介護保険の杖やベッドは市販のものと何が違う? 【介護保険の福祉用具】 38|福祉用具レンタルと一般のお店での購入、どちらがお得?【福祉用具にかかるお金】 39|福祉用具は誰に相談したらいい? 【福祉用具に関する資格】 40|いい福祉用具に出会うために家族が知るべき4か条 【福祉用具の選び方】 41|いい福祉用具との出会いにはケアマネジャーも大切 【ケアマネジャーと福祉用具】 42|親を転倒させないために大切な手すり 【福祉用具レンタル(1)】 43|杖で歩行機会を増やして長生きを勝ち取ろう 【福祉用具レンタル(2)】 44|杖での歩行が厳しくなってきたら使う歩行器 【福祉用具レンタル(3)】 45|車椅子の選び方次第で生活も介護負荷も変わる 【福祉用具レンタル(4)】 46|寝るためだけではない介護ベッドの役割 【福祉用具レンタル(5)】 47|見守りが難しいお風呂でも安心な入浴補助用具 【福祉用具購入(1)】 48|大きな介護負担になる入浴をラクにする方法 【介護保険の入浴サービス】 49|排泄の自立と介護をラクにするトイレの選び方 【福祉用具購入(2)】 50|介護のための住宅改修の申請と工事の実例 【住宅改修(1)】 51|住宅改修はどんなときに利用すべきか? 【住宅改修(2)】 52|認知症の親が使う福祉用具は別の視点が必要 【福祉用具選びの実例(認知症)】 53|気をつけたい福祉用具の事故 【福祉用具の危険な使い方】 Column|福祉用具カタログに目を通した方がいい理由 ●4章 介護保険に限定せず介護がラクになる道具を見つけよう! 54|インターネットは親を守る生命線になる 【親の家のネット環境】 55|介護で使う見守りカメラの選び方と使い方 【映像で親を見守る】 56|介護中の賢いテレビの使い方 【テレビの視聴(認知症)】 57|年中使うエアコンは少しお金を使って親の命を守る 【エアコンの温度設定(認知症)】 58|リモコンの操作方法を忘れてしまったらどうする? 【リモコンの誤操作(認知症)】 59|間違った台所家電の使い方にどう対応する? 【台所家電のトラブル(認知症)】 60|介護中のニオイ対策と洗濯のトラブル 【介護臭と洗濯】 61|介護の状況に合ったトイレとオムツの使い方 【トイレのトラブル】 62|家電のプラグを抜かれないための対策 【電源の対策(認知症)】 63|ほかの世代とは明らかに違う高齢者特有の火災対策 【年齢別の出火原因】 64|玄関の不自由さとひとり歩き(徘徊)の対策 【スロープの種類と玄関周り(認知症)】 65|転倒防止とスムーズに移動できる床の見直し 【介護で使いやすい床】 66|携帯電話の使い方が分からなくなる前にやるべきこと 【電話のトラブル(認知症)】 67|今の時間が分からなくなった時の工夫 【分かりやすい時計(認知症)】 68|介護の予定ばかりになってもスケジュール管理は大切 【カレンダーの活用(認知症)】 69|薬の管理は訪問薬剤師の力を借りる 【服薬の見守り方】 70|運転免許の返納を説得できない場合の対処法 【ドライブレコーダーの活用】 71|介護で本当に役に立った道具のランキング 【道具の総括】 ●巻末付録 【付録1】介護の準備チェックリスト 【付録2】地域包括支援センターの役割 【付録3】ケアマネジャーの役割 【付録4】要介護度別の心身の状態例と支給限度額の目安 【付録5】福祉用具の利用状況と支払い方法
世界にも手本がない問題だから…。夫婦、親子の間であらためて考えたい。何のための人生なのか。 第1章 なぜ老老介護を論じるか 第2章 老老介護の人生学-親子で人生の奪い合い 第3章 続・老老介護の人生学-「晩秋期」への提言 第4章 特異な人口構成、その重い負担 第5章 老老介護、財政の危機はここまで来ている 第6章 老老介護の経済学 第7章 晩秋期への添え書き
「介護うつ」「高齢者の虐待」「共倒れ」といった暗いワードが当たり前に飛び交う介護の世界。その実情はほとんど世に知られていない。高齢者の増加や人手不足などに伴い、介護現場における諸問題は年々深刻化しているが、人口の約3割が高齢者となった今、こうした問題は決して他人事で済まされない。人々は介護の現実に目を向ける必要がある。 介護現場の最前線である介護施設は、必ずしも綺麗な世界ではない。介護士たちはさまざまな葛藤を抱えながら、日々厳しい現実に直面している。凶暴な利用者に指を噛みちぎられた職員、薬の過剰な投与により認知症を悪化させられた利用者、看護師による医療機器の操作の実験台にされる利用者……これらの凄惨な出来事はすべて、著者が介護士として目の当たりにしたものである。 さまざまな施設を渡り歩いた現役介護士が、介護の世界の過酷な現実を告白する。