【2024年】「成毛眞」のおすすめ 本 13選!人気ランキング
- 決定版-HONZが選んだノンフィクション (単行本)
- 帳簿の世界史
- 勉強上手
- 教養は「事典」で磨け ネットではできない「知の技法」 (光文社新書)
- 隠れアスペルガーという才能 新装増補版
- 間違いだらけの名古屋めし
- 馬鹿ブス貧乏な私たちが生きる新世界無秩序の愛と性
- 日本再興戦略 (NewsPicks Book)
- 2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる
- 日本をダメにした新B層の研究
適菜収「B層」シリーズが15万部突破!支配される人々、この「B層」の最新の生態を鋭く抉り、その思考回路と精神構造を炙り出す。 適菜収「B層の研究」シリーズが最新刊の本書でついに15万部突破! 近代大衆社会の末路を「B層」というキーワードで鮮やかに批評した適菜収氏の書が話題となっておよそ10年。現代日本はどれだけモラル無き凄まじい社会状況に成り果てたか? 国家の没落は残酷なまで加速度を増している。支配されていることに気づかない人々、いわゆる「B層」の最新の生態を鋭くえぐりだした衝撃の書。 「なぜあの人は何度もダマされるのか?」 「まさかあなたもB層に堕ちてはいないか?」 ◉支配される人の思考回路と精神構造がよく分かる! 二〇〇五年九月の郵政選挙の際、自民党内閣府が広告会社に作成させた企画書による概念がこの「B層」の発端。国民をA層、B層、C層、D層に分類し、「構造改革に肯定的でかつIQが低い層」「具体的なことはよくわからないが小泉純一郎のキャラクターを支持する層」をB層と規定していた。単なるバカではなく、構造改革に疑問を持たずに流されていくような人たちのこと。 A層「構造改革に肯定的でかつIQが高い層」 B層「構造改革に肯定的でかつIQが低い層」 C層「構造改革抵抗守旧派」 D層「既に(失業等の痛みにより)構造改革に恐怖を覚えている層」 このA層(財界勝ち組企業、大学教授、マスメディア)がB層を動かすことで、構造改革を進めていくというのが企画書の趣旨だった。計画は実行に移され、B層を動かした。プロパガンダとマーケティングにより、政治が動き、日本は三流国家に転落した。人間の心の闇、脆弱な部分を狙い撃ちにしたテクノロジーが発達すれば、ニヒリストは算盤をはじきながらそれを利用する。議会主義は破壊された。自民党内にいたごく少数の保守派は追放され、新自由主義者と政商、カルトの複合体となった。支持層も変質した。都市部のふわっとした民意が集票のターゲットになった結果だ。われわれはすでに七年八カ月に及ぶ安倍政権という災禍を経験。人心は荒廃し、社会は暗くなった。この問題を大きな視点で見れば、テクノロジーの人間に対する勝利とも言えるし、近代大衆社会の末路とも言える。本書は、日本社会のB層化がすでに取り返しのつかないところまで来ているという事実を明らかにすること。そのためには個別の人間、個別の事象をつぶさに観察・分析した。B層が関心を抱く様々なテーマを扱うことにより、日本の病巣を炙り出す。現実を直視せよ! はじめに−−「B層」とは何か? 第一章 内田樹と『日本辺境論』 第二章 自立を拒絶する人たち 第三章 「正義」を笠に着る人たち 第四章 陰謀論に走る人たち 第五章 無責任な人たち 第六章 恥知らずな人たち おわりに−−人間は過去を忘れ野蛮は繰り返される 適菜収「B層」シリーズがついに15万部突破!日本という国家の没落は残酷なまでに加速度を増している。支配されている人々いわゆる「B層」の最新の生態を鋭く観察・分析し、支配される人の思考回路と精神構造を炙り出した書 はじめに−−「B層」とは何か? 第一章 内田樹と『日本辺境論』 辺境と偏狭 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 B層グルメと某評論家 B層という言葉が出てきた経緯 なぜ日本はこんなことになってしまったのか? ルース・ベネディクトの『菊と刀』 安倍晋三の行動原理 学問のブレイクスルー マイケル・ポランニーと暗黙知 百人一首を暗記する意味 「型」を知るということの贅沢 第二章 自立を拒絶する人たち 白井聡の『永続敗戦論』 終戦記念日という欺瞞 冗談は櫻井よしこさん 「サヨク」と「保守」の自己欺瞞 「主権の欲求不満」の解消 第三章 「正義」を笠に着る人たち ウクライナ首都の名称変更は「正義」なのか? 「人間は見たいものしか見ない」 社会的リンチというB層の「正義」 人種問題における「正義」の暴走 「ルッキズム」批判は「正義」なのか? 言葉狩りは「正義」なのか? 若年層に選挙権を与えるのは「正義」なのか? 山本太郎と「正義感」について 第四章 陰謀論に走る人たち 「無知の知」と「無恥の恥」 不道徳としか言えない果物屋 「維新に殺される」 新型コロナは「バカ発見器」でもあった ひっくり返って駄々をこねる老人たち Yahoo!ニュースのコメント欄 知識はあるけど教養がないバカ デマは言論の自由にあらず 社会の変化は元には戻らない 99%の人が知らない話 第五章 無責任な人たち 安倍の次は維新に騙されるB層 メディアの劣化が止まらない 大阪都構想のデマと事実隠蔽 総選挙で湧いてきたB層 第六章 恥知らずな人たち 飼い犬の遠吠え 安倍晋三の本質を映し出す一枚 ツッコミ待ち政治家だらけの国 日本の崩壊に気づいていないB層 日本最大の権力者は「改革バカ」 「ジューシー」発言は外部の拒絶 悪意なく嘘を重ねる人々 カルト化した自民党広報本部 百田尚樹の「歴史改ざんファンタジー」 日本人は悪に屈したネトウヨ用語を使い騒ぎ出した元首相 おわりに−−人間は過去を忘れ野蛮は繰り返される
日本古来から受け継がれてきた日常のささいな伝統や文化で、すでに消えてしまいそうな知識を「絶滅危惧知識」として紹介。 「未来へ継承したい日本の宝というべき知識を愉しく学べる玉手箱のような一冊の誕生です!」“ひふみん” こと加藤一二三先生、大絶賛! ◆縁起のいい箸の選び方とは? ◆日本には「一年分の嘘が帳消しになる日」があった! ◆招き猫はあるのに、招き犬がないのはなぜ? ◆うなぎを食べても引っ越すな。◆掃除が億劫な人へ。大掃除に絶好の日がある! ◆日本にはたくさんの種類の「縞模様」があった。 ◆畳をへりを踏んではいけない! ◆あんぱんとかまんじゅうとか食べられる現代は幸せ。 ◆お月見ってって2回するものらしい。 ◆ “ふんどし”はもう穿かなくなってしまったけど・・・ etc. 絶滅寸前の「日本のしきたり」103個を百年先まで保護したい! 日本のしきたりって、知ってるようで知らないコトばかり。本書では、昔の人には身近だった日本古来の風習に焦点を当て、「絶滅危惧知識」としてトリビア的なネタを絡めつつゆるっと解説しています。なんだかくすっと笑える挿し絵も必見!幅広い世代に愛される天才棋士「ひふみん」こと加藤一二三先生も大絶賛です。 監修は「チコちゃんに叱れる!」でもお馴染みの、日本の民俗学者の第一人者・新谷尚紀先生。 ◉親子はもちろん、おじいちゃん・おばあちゃんとも楽しく読めて、学べる! 家族で話が弾む!! 《著者・吉川さやか「おわりに」から抜粋》 ・・・本書を書き進めている間に気づいたことがあります。それは、日本のしきたりや風習には「縁起」にまつわるものが多いということです。縁起を担ぐということは、幸せになりたい、もしくはまわりの人を幸せにしたいという想いが込められているのだと思います。そう考えると日本文化というのは、先人たちが幸せをつないできた文化でもあるわけで、次の世代にも幸せのバトンを渡していけたらいいなという想いも湧き上がってきたのでした。・・・ 日本古来から受け継がれてきた日常のささいな伝統や文化で、すでに消えてしまいそうな知識を「絶滅危惧知識」として紹介。“ひふみん” こと加藤一二三先生、大絶賛! はじめに 第一章 縁起にまつわる絶滅危惧知識 招き猫はあるのに、なぜか招き犬や招きハムスターはないという謎。 確かに招き犬というものはいないが、犬だってお守りになっているんだ。 絵馬に願いごとを書く前に、どうして絵「馬」なのか考えてみた。 「鮑結び」に「梅結び」……これって何の結び方? 贈答品につける「のし」、元々はあの高級海産物だった。 毎日使うものだから、縁起のいい「箸」についてちょっと考えてみた。 どうせお参りするのなら、ご利益がいっぱいありそうな日を選んで参りたいものだ。 紅色と朱色。どっちも同じ色かと思っていたら、赤は赤でも違いがあるらしい。 七福神巡りにでも行こうかと思ったら、口の中に七福神がいた。 酉の市の縁起物といえば熊手だけど、そもそも熊手って掃除道具だよね? コラム 使ってみたい絶滅危惧言葉 人となり編 第二章 行事にまつわる絶滅危惧知識 正月の注連飾りって横に長いやつと輪っかのやつがあるけど、どっちを飾ればいいのか。 京都で見た門松に根っこがついた。ワイルドすぎない? 寝正月なんて言ってるけど、昔はゴロゴロなんてしていられなかったらしい。 初詣にどこへお参りするのがいいか迷う人に、ちょっとしたヒント。 薬局にお屠蘇の素が売られていたが、養命酒みたいなものなのか? 一富士、二鷹、三茄子。その続きはどうなっているのか。 鬼は外。豆まきだけでは不安という心配性な方にはコレがおすすめ。 ひな祭りに白酒飲むって……未成年のお祭りになぜアルコール? エイプリルフールに勝るとも劣らず。日本には「1年分の嘘が帳消しになる日」があった。 お釈迦様の誕生を甘茶で祝うと、いいコトがいろいろあるらしい。 端午の節句って、男の子のためのお祭り……ってわけじゃなかった! 6月16日には和菓子を食べ過ぎても怒られない。むしろ良いことかも。 1月1日は正月、3月3日は雛祭り、5月5日は端午の節句、7月7日は七夕。だったら9月9日は? お月見って十五夜のときだけじゃなくて、2回するものらしい。 神無月って、日本中の神様が出雲に行っちゃうわけで、不安すぎる。 コラム 使ってみたい絶滅危惧言葉 様子をあらわす言葉編 第三章 衣食住にまつわる絶滅危惧知識 納豆って健康によさそうだから365日食べてるけど、じつは季語があるらしい。 寒い冬にホットで飲みたい甘酒の季語は夏だったという驚き。 大根は「スズシロ」、カブは「スズナ」。では「チシャ」は? 令和時代も流行りのあのスイーツ、清少納言が流行先取りしてた。 七草粥で食べる春の七草。秋の七草も粥にして食べるといいのだろうか。 冬至に「ん」のつく食べ物を食べろというのはじつに理にかなっていた。 気軽にあんぱんとかまんじゅうとか食べられる現代ってなんてありがたいんだ。 お茶といえば緑茶、ほうじ茶、麦茶くらいしか思いつかなかったけど、もっといろんな種類があるという。 畳って単に部屋のサイズに合わせて敷けばいいと思っていたが、ルールがあるらしい。 「先生、トイレ!」というのが恥ずかしい方へ、先人たちが考えた奥ゆかしい言い方を紹介する。 高級車がステータスシンボルだって?昔から家の中のステータスシンボルといえばココに決まってる。 「うちの上がり框、見に来てみる?」って言ってみたい。 畳のへりを踏んではいけないのには、思いがけない理由があった。 縁側のそばにある平たい石、ちゃんと呼び名も用途もあった。 昔は服だけでなく、住まいも衣替えしていたという。 赤ちゃんには思わずファンシーな産着を着せたくなるが、じつはこういうシブいやつがいいらしい。 赤ちゃんの背中にこのマークを見つけたら、母親の愛情を感じてしまう。 十二単って、ひょっとしたら究極の防寒着かもしれない。 着物の帯って前で結べばいいじゃんと思っていたら、昔は前結びだった! ストライプといっても、日本には昔からたくさんの種類の「縞模様」があった。 コラム 飲んでみたい! ヘンな名前のお茶5選 第四章 生活と文化にまつわる絶滅危惧知識 暑中見舞いの書き出しに困ったら、こんな便利で風流な言い回しがあった! プレゼントにリボンをかけるよりも、コレをつけたほうが粋な感じがするかも。 蛇口ってなんでヘビの口なのかと思ってたら、昔は見た目ヘビっぽかった。 金魚すくいで手に入れた金魚、お持ち帰りはコレに入れるのが風流人。 昔ながらの雪国の猫用ベッド、今ひそかなブームになっているらしい。 お花見といえば桜だよね……って、昔は違ってたのか! 春の山の様子を「山笑う」っていうらしいけど、夏や秋、冬の山はどうなのか。 台風って、「タイフーン」からきてる言葉だよね? 昔はなんて言ってたの? 睦月、如月、弥生……。趣豊かな月の和名、まだほかにもたくさんあった。 土用の丑の日、うなぎ食べても引っ越すな。 掃除の苦手な人も、せめてこの日くらいは片付けてみようか。 お裁縫が苦手な人も、気分が上がりそうなグッズがあった。 左手は不浄だから箸は右で持つべき? 実際はそうでもないようだ。 洋ろうそくと和ろうそく、似ているようでいて原料から全然違ってた。 コラム 食べてみたい! ヘンな名前の郷土料理5選 巻末特集「日本人なら知っておきたい和の植物図鑑」 縁起のいい植物 7選 暮らしに役立つ植物 7選 鑑賞したい和の植物 6選 あとがき 参考文献
コロナ禍以後の混沌とした世の中を生きる上で必須の経済知識を学びながら、中野式「ものごとを考える力」を身に付けられる奇跡の書。 「現在も社会一般・経済分野でベストセラーの『目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】』『全国民が読んだら歴史が変わる 奇跡の経済教室【戦略編】』の続編です。が、前の二冊を読んではいない方でも理解できるよう、分かりやすく書かれています。コロナ禍など前二冊刊行以後の世の中の変化も踏まえた内容になっています。しかし、本書には、それ以上に、前二冊にはない特別な点があります。それは、経済についての知識を学ぶためだけではなく、ものごとを「考える力」を磨くということを目的として書かれているということです。世の中には、たくさんの情報があふれ、いろいろな議論が日々流れています。しかし、政府の発表、新聞、テレビ、ネットなどのマスメディア、最近ではソーシャルメディアから流れてくる情報、あるいは大学教授や専門家による解説や主張について、普通の人々は、つい鵜呑みにしてしまいがちです。実は、経済についての専門的な知識がなくても、私たちが普通に持っている「考える力」を引き出しさえすれば、どの専門家が正しくて、どの専門家が間違っているかが、かなりの程度、分かってくるようになるのです。実際、大学教授や専門家といった人々でも、矛盾しているとすぐ分かるようなことを平気で言ったり、書いたりしていることが、たくさんあります。しかも、だいたい、同じような間違いをしています。そうは思えないのは、おそらく「経済学の教授」「経済の専門家」といった肩書に惑わされているからでしょう。しかし、専門的な知識がなくても、普通に「考える力」を使えば、専門家たちの間違いに気づくことができます。そして、自分は、同じような間違いをしないですむようになります。本書の本当の目的は、その「考える力」を使うコツを伝授することにあります。経済というテーマは、「考える力」を引き出すための題材に過ぎません。ですから、本書で身につけた「考える力」は、経済以外の問題について考える際にも必ず使えるものになるのです。」(中野剛志) 最新の経済知識をテーマに楽しく学びながら、読者がものごとを正しく「考える力」を身に付けられることを目的とした書です。最新の経済入門書であると同時に、読者の思考力を目覚ましくアップさせる、まさに奇跡の書なのです。 はじめに―専門知識を詰め込むより、「考える力」を磨いた方がいい! 矢野論文を巡る大論争 <アタマをキレッキレにするサプリ①「ソクラテスの論争術」> 第一章 氷山に向かって突進するタイタニック号 財務次官は何を訴えたかったのか 財務次官にあるまじき行為 金融市場の奇妙な反応 <アタマをキレッキレにするサプリ②「名探偵の推理力」> 第二章 黒ひげ危機一髪! デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか 財政破綻する国、しない国 「日本国債はデフォルトしない」はコンセンサス 機能的財政 信用創造 お金とは何か 財政赤字はツケではない 財政支出の実態 黒ひげ危機一髪 インフレの問題 <アタマをキレッキレにするサプリ③「プラグマティズム」> 第三章 バラマキ合戦 国庫には無尽蔵にお金がある? 政策目的と政策効果 ロールシャッハ・テスト 財政出動と経済成長 分配と成長 もう一つの分配政策 <アタマをキレッキレにするサプリ④「世界を支配する理論」> 第四章 インフレは制御できるのか デフレの問題 量的緩和ではインフレは起きない 資本主義とは何か インフレが制御不能になった例 インフレが制御可能である理由 健全財政と民主主義 財政民主主義とは何か 機能的財政と民主主義 <アタマをキレッキレにするサプリ⑤「宮本武蔵の兵法」> 第五章 日本は、二周遅れ 欧米の常識? アメリカの主流派経済学の変化 経済学の非常識な前提 経済成長による財政健全化 財政黒字は良いものか 二つのインフレ <アタマをキレッキレにするサプリ⑥「松下幸之助の叡智」> 第六章 最後の問題 財務次官は、本当は分かっているのではないか <アタマをキレッキレにするサプリ⑦「失敗の本質」> <アタマをキレッキレにするサプリ⑧「思想の免疫力」> おわりに-楽しく読んでアタマがキレッキレになってしまった方へ