【2024年】「幕末」のおすすめ 本 153選!人気ランキング
- 燃えよ剣(上) (新潮文庫)
- 新選組血風録 新装版 (角川文庫)
- 明治維新とは何だったのか 世界史から考える
- 新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫) (文春文庫 し 1-67)
- 新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫) (文春文庫 し 1-76)
- 関ケ原(上) (新潮文庫)
- 新装版 翔ぶが如く (1) (文春文庫) (文春文庫 し 1-94)
- 宮本武蔵(一) (新潮文庫)
- 世界一よくわかる幕末維新 (祥伝社黄金文庫)
- 【新装版】明治維新という名の洗脳
この作品は、幕末の動乱期に新選組副長として剣に生きた土方歳三の生涯を描いています。彼は武州石田村の百姓の子として生まれ、喧嘩好きと組織作りの才能を活かして、新選組を強力な集団へと成長させました。物語は、彼の影響が日本の歴史にどのような波紋を投げかけたかを探ります。著者は司馬遼太郎で、彼の作品は歴史小説の新たな地平を切り開き、多くの賞を受賞しています。
新選組の土方歳三の視点で、幕末を描いた小説。新選組の存在や土方歳三の存在はもちろん知っていたが、具体的にどんな人だったのか?は知らなかった。燃えよ剣を読んで強い組織の作り方や時流に乗る大切さや信念を貫き通すかっこよさなどを学べた。歴史が好きならぜひ読むべき1冊。
坂本龍馬の半生を綴った物語。坂本龍馬に対して歴史の教科書で学ぶくらいの知識しかなかったが、これを読むことで幕末の時代を駆け抜けた坂本龍馬という男に対する理解が深まる。激動の時代を生き抜く今の日本を形作った男の生き様を知ることで勇気をもらえる。
この作品は、豊臣政権の崩壊と家康による権力掌握を描いた歴史小説で、戦国時代の主要な武将たちの人間像を浮き彫りにしています。著者の司馬遼太郎は、戦闘の詳細や人物の苦闘を通じて、歴史の深い洞察を提供しています。
関ヶ原で生き延びた武蔵と又八は、お甲・朱実母娘の助けを受けた後、武蔵は故郷に戻るが追われる身となる。憎しみに満ちた武蔵は次々と敵を討つが、沢庵は「護るための剣」とは何かを問いかける。武蔵が二天一流の開祖に至るまでの成長を描いた物語。著者は吉川英治。
本書は、嘉永六年(1853年)以降の日本における攘夷と開国、勤王と佐幕の激しい政治闘争を描いた歴史小説で、特に長州藩の吉田松陰と高杉晋作を中心に、変革期の青春群像を描いています。著者は司馬遼太郎で、数々の文学賞を受賞した著名な作家です。
小雪舞う一月の夜、大坂の南部藩蔵屋敷に満身創痍の侍・吉村貫一郎が到着する。彼は貧しさから脱藩し、新選組に入隊したが、「人斬り貫一」と恐れられ、守銭奴と蔑まれながらも、困っている人々には優しさを持って接していた。元新選組隊士や教え子たちが彼の非業の生涯を語る物語で、浅田次郎の作品として高く評価されている。
戦国時代の初期、松波庄九郎は妙覚寺で「智恵第一の法蓮房」として知られていたが、還俗し京の油商奈良屋の財産を奪う。彼は美濃ノ国を「国盗り」の拠点とし、若き日の斎藤道三が牢人から土岐頼芸の腹心に至るまでの策略と活躍を描いた歴史物語。著者は司馬遼太郎、彼は数々の歴史小説を発表し、文化勲章を受章した。
戦国時代の物語で、織田信長の家中にいる地味な武士・伊右衛門が、美しい妻・千代の励ましを受けて名を上げていく様子を描いています。最終的に、夫婦は土佐の大名の地位を手に入れる痛快なストーリーです。著者は司馬遼太郎で、彼は多くの文学賞を受賞した著名な作家です。
中国清朝末期、極貧の少年・春児は占い師の予言を信じ、幼なじみの文秀と共に都へ向かう。二人はそれぞれの志を胸に宿命に挑む。物語は希望と成長を描いたベストセラー作品であり、著者は浅田次郎。
戦国時代の武田軍団が信長の侵攻からわずか一ヶ月で滅びた理由を探る歴史小説。信玄の死後、武田勝頼は内外の脅威や財政問題、家臣との対立に苦しむ中、同盟国の北条家から嫁いだ桂姫が彼の苦悩を理解し、両家の絆を深めようと奮闘する。著者の伊東潤は新鋭の歴史小説家として注目されている。
日本の卑弥呼の時代、中国では後漢の霊帝のもとで政治が腐敗し、民衆が苦しんでいた。そんな中、楼桑村の青年劉備は、同志関羽と張飛と共に桃園で義盟を結び、害賊を討つことを誓う。これにより、100年にわたる治乱興亡の壮大なドラマが展開される。
永井路子の代表作が大きな活字の新装版で登場。源頼朝の挙兵から鎌倉幕府の成立までを描き、武士たちの情熱と野望を鮮烈に表現した直木賞受賞の歴史小説。著者は東京女子大学卒業後、文筆業に入り、数々の文学賞を受賞している。
織田信長が天下布武を掲げていた時期、陸奥の南部家では内紛が続いていた。九戸党の棟梁・政実は新たな時代を予見し、宗家を見切る。戦の天才「北の鬼」九戸政実が一族を率いて東北を駆け巡る物語が描かれた、著者の故郷を舞台にした歴史巨編「陸奥3部作」の最終章が文庫化された。著者は高橋克彦。
1789年。フランス王国は破産の危機に瀕していた。大凶作による飢えと物価高騰で、苦しむ民衆の怒りは爆発寸前。財政立て直しのため、国王ルイ16世は170余年ぶりに全国三部会を召集する。貴族でありながら民衆から絶大な支持を得たミラボーは、平民代表として議会に乗り込むが、想像もしない難題が待ち受けていた-。男たちの理想が、野望が、歴史を変える!一大巨編、ここに開幕。
本書は、前753年にロムルスと3千人のラテン人によってローマが建国され、前509年に共和政へ移行するまでのローマの歴史を描いています。ローマは王政の下で国家の形を整え、後にギリシア文明を視察し成文法の制定に取り組みます。著者は塩野七生で、ローマ帝国の興亡を一千年にわたって探求しています。
信玄の死後、武田軍を率いる勝頼は、信長や秀吉といった敵軍、さらには内部の敵とも戦いながら天下掌握を目指す。長篠の合戦を舞台に、男たちの熱いドラマと壮絶な戦闘を描いた歴史長編小説。著者は伊東潤で、数々の文学賞を受賞している。
江戸百万の命を背負い、勝海舟と西郷隆盛、二人の麒麟児が駆ける! 慶応四年三月。鳥羽・伏見の戦いに勝利した官軍は、徳川慶喜追討令を受け、江戸に迫りつつあった。 軍事取扱の勝海舟は、五万の大軍を率いる西郷隆盛との和議交渉に挑むための決死の策を練っていた。 江戸の町を業火で包み、焼き尽くす「焦土戦術」を切り札として。 和議交渉を実現するため、勝は西郷への手紙を山岡鉄太郎と益満休之助に託す。 二人は敵中を突破し西郷に面会し、非戦の条件を持ち帰る。だが徳川方の結論は、降伏条件を「何一つ受け入れない」というものだった。 三月十四日、運命の日、死を覚悟して西郷と対峙する勝。命がけの「秘策」は発動するのか――。 幕末最大の転換点、「江戸無血開城」。命を賭して成し遂げた二人の“麒麟児”の覚悟と決断を描く、著者渾身の歴史長編。 慶応四年、鳥羽・伏見の戦いに勝利した官軍が江戸に迫る。官軍を指揮する西郷隆盛との和議を担う、幕府方・勝海舟の切り札は「焦土戦術」。江戸そのものを人質に、二人の麒麟児の大博打が始まった!
幕末維新史研究の最前線 幕末はいつからはじまるのか? なぜ「鎖国」から「海禁」とよぶようになったのか? 「尊王」と「佐幕」は対立軸ではなかった? 幕末社会とはどのような状況だったのか? 幕末の朝廷は、経済的に自立できていたのか? 開国後、諸大名との関係はどうなったのか? 畿内における幕府の統制力はどうだったのか? 幕末の財政改革・経済再建は成功していたのか? 攘夷決行はほんとうに一大転換点だったのか? 植民地化の危機はほんとうに低かったのか? なぜ条約締結に勅許が必要だったのか? 倒幕運動はいつからはじまったのか? 奇兵隊などの幕末の長州軍は、明治陸軍の源流か? 幕府海軍は明治政府へ引き継がれたのか? 倒幕のための軍事同盟ではなかったのか? 徳川慶喜の真意はどこにあったのか? 新史料の発掘でなにがわかってきたのか? 公家たちは新政府でどのような役割を担ったのか? なぜ薩長は新政府の主導権争いに勝てたのか? 明治維新はどのように論じられてきたのか?
直木賞作家・東山彰良 描くは幕末を駆け抜けた梟雄集団、新選組! やくざ者の蓮八は遊女に身を落とした幼なじみを助けるため、無宿人たちの賭場を急襲した。報復のために差し向けられたのは、謎に包まれた無敵の殺し屋・夜汐。蓮八は身を隠すため、新選組隊士となるが……。 やくざ者の蓮八は遊女に身を落とした幼なじみを助けるため、無宿人たちの賭場を急襲した。報復のために差し向けられたのは、謎に包まれた無敵の殺し屋・夜汐。蓮八は身を隠すため、新選組隊士となるが……。
幕末の世の人々の絆と生き様を鮮やかに描き出した、青春時代小説の傑作! 学問と剣術、いずれにも長けた川越藩国家老の息子、小河原左京。彼はある日、城下の村にある道場で自分と瓜二つな農民の少年、時蔵に出会う。一度は互いの出自を疑うが、次第に身分の差を超えた友情を育み、平穏な青春を過ごす2人。しかし世間は世直し一揆や農兵の導入に揺れ、激動の時代を迎えつつあった。そんな中ある武士が2人の眼前に現れ、彼らの出自を疑い、その姿を執拗に追うようになる。彼の狙いはいったい何なのか――。美しい川越を舞台に、幕末の人々の生き様を鮮やかに描き出した傑作時代長編。 川越藩国家老の息子小河原左京は、学問と剣術いずれにも長けた13歳の少年。彼はある日城下の村の道場で自分と瓜二つな農民の少年、時蔵に出会う。この出会いが、左京の運命を大きく動かし始める――。 序章 一章 縁 二章 甘酒 三章 さらぬ別れ 四章 武州世直し一揆 五章 青山の賦 六章 お通の客 七章 子の日の松 八章 富津陣屋 九章 烈日 十章 道
徳川家康は、戦国時代の混乱を収束させ、長期政権の基盤を築いた人物です。三河松平家の後継ぎとして生まれ、幼少期は今川家の人質として過ごしましたが、卓越した政治力で地位を確立しました。信長の急死後、秀吉が天下を狙う中での彼の活動が描かれています。著者の司馬遼太郎は、歴史小説の革新者として多くの賞を受賞し、明晰な歴史観で知られています。
序章 明治神祇官制と国家祭祀 神道国教制の形成 教導職制と政教関係 明治二十年代の宗教行政と教団「自治」 地方教化体制と仏教 「敬神」と「愛国」の思想 神社と記念碑 顕彰政策と「以心伝心」のシステム 宗教・歴史・「神道」
本書は、1945年の敗戦後、日本で一人の男、国岡鐡造が石油会社「国岡商店」を立ち上げ、困難を乗り越え再起を図る物語です。彼は全てを失いながらも、従業員を守りつつ、石油を武器に新たな戦いに挑む姿を描いています。著者は百田尚樹で、作品は経済歴史小説として感動的な内容が特徴です。
「講談社 火の鳥伝記文庫」の人気タイトル『新選組』が青い鳥文庫として再刊行されました。この作品は、幕末の京都で幕府のために戦った新選組の活躍を描いており、隊のリーダー近藤勇や参謀土方歳三、剣士沖田総司の物語を通じて動乱の時代を表現しています。巻末には人物伝があり、小学上級から中学生向けにふりがなが付されています。著者は歴史雑誌の編集者である楠木誠一郎、イラストは漫画家の山田章博が手がけています。
本書は、日本の歴史を網羅し、教科書には載っていない意外なエピソードも紹介する楽しい日本史の決定版です。旧石器時代から平成までの各時代を分かりやすく解説し、現代人が人生をより良く生きるためのヒントを提供しています。著者は教育評論家の後藤武士氏で、全国で講演活動を行っています。
著者の網野善彦は、日本中世の歴史を再評価し、農業中心社会のイメージや商工業者、芸能民の賤視について考察しています。文明史的大転換期における貨幣経済、階級差別、権力、信仰、女性の地位、多様な民族社会の実態を明らかにし、均質な日本社会像に疑問を呈しています。書籍は続編と共に文庫化され、歴史の多様な側面を平易に語ります。
現代のヒーロー“光る君”として描かれた源氏物語の新たな解釈を通じて、平安時代の愛と葛藤を描いた長編小説。美貌と知性を持つ源氏が、許されぬ恋や苦しい恋を重ねる様子が描かれ、上巻には特定の巻が収められている。著者は田辺聖子で、受賞歴が豊富な作家。
『藤十郎の恋』は、元禄期の名優坂田藤十郎の偽りの恋を描いた作品を含む、歴史物の短編小説集です。収録されている作品には、仇討ちを否定する『恩讐の彼方に』や『忠直卿行状記』などがあり、著者の菊池寛は封建性の打破を目指し、多様な題材と独自のテーマで知られています。菊池寛は1888年に生まれ、作家としての地位を確立し、文壇の大御所と呼ばれました。
『天地明察』は、徳川四代将軍家綱の治世に、日本独自の暦を作るプロジェクトが立ち上がる物語です。従来の暦は正確さを失っており、改暦の実行者として選ばれた渋川春海が、算術に生き甲斐を見出しながら「天」との壮絶な勝負に挑む様子を描いています。この時代小説は日本文化に大きな影響を与えた計画を背景に、個人の成長物語としても感動的に展開され、第7回本屋大賞を受賞しました。著者は冲方丁です。
2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、北条義時の物語を描いています。伊豆の田舎侍が、源頼朝に従い鎌倉幕府の重臣から権力者へ成長する過程と、その中での葛藤を描写します。義時は「武士による天下の政」を夢見ており、彼の立場は独裁者なのか、初の武家政権を創った立役者なのかが問われています。文庫書き下ろし作品です。
変容する教養 尊王攘夷論と大和魂 実録から講談・歴史的読み物へ 紀行「易心後語」に見る幸田露伴の教養の根柢 手習塾から小学校へ 書における近代的教養 「文粋もの」における朱子学と陽明学の折衷 ポッケと修養 徳富蘇峰の思想と文体 日本語と西洋との邂逅 新たな「智」の形成 岩倉使節団における文化比較と翻訳 討論の条件 内国勧業博覧会と和・漢・洋 円朝と「西洋」
歴史家の加来耕三氏は、25人の歴史的英雄の失敗を独自の視点で分析し、それらの失敗から現代に通じる教訓を引き出しています。具体的には、明智光秀や黒田官兵衛、徳川家康などの事例を通じて、リーダーシップや判断力の欠如、部下との関係、時代の変化への適応などの重要な要素を探求しています。本書は、失敗から学ぶことで「成功」「逆転」「復活」の法則を見出すことを目的としています。
宣教師たちが再び日本の地へ。黒船来航によって急速に近代化が進められる中で、明治日本に蒔かれた種は教育、文化、社会福祉といった様々な分野で豊かに実を結んでいく。キリスト教との出会いという視点から日本の近代化を問… 黒船来航によって西洋近代と対峙し、急速に近代化が進められていく中でキリスト教は伝播した。宣教師によって蒔かれた種が教育、文化、そして社会福祉といった様々な分野で花咲き、実っていく様子を資料とともに辿り、新島襄や津田梅子、西南学院の礎を築いた波多野培根などをコラム・論文で紹介。日本の近代とキリスト教を問う。 【2019年西南学院大学博物館特別展Ⅰ図録 明治日本とキリスト教─蒔かれた種─】 ご挨拶 西南学院大学博物館館長[宮崎克則] 開催概要/凡例 ●第1章 開 国 信教の自由に向けて 【コラム】S・W・ウィリアムズ 黒船で来航した宣教師[西南学院大学博物館学芸研究員 宮川由衣] 【コラム】パリ外国宣教会 期待されていた信徒発見[西南学院大学博物館学芸調査員 田中 恵] ●第2章 近代キリスト教の初穂 日本の近代化とキリスト教 【コラム】開港場箱館から ニコライ司祭と新島襄[西南学院大学博物館学芸研究員 宮川由衣] 【コラム】アメリカ・オランダ改革派教会宣教師フルベッキ 明治日本の近代化とキリスト教普及の立役者[西南学院大学博物館学芸調査員 鬼束芽依] ●第3章 よきおとずれ 教育・文化・社会福祉 【コラム】明治日本のプロテスタント讃美歌[西南学院大学博物館学芸調査員 西山 萌] 【コラム】日本における女子教育の開花と発展[西南学院大学博物館学芸調査員 早田 萌] 【コラム】明治期における児童教育 ⻑崎・外海地区におけるド・ロ神⽗の活動について[西南学院大学博物館学芸調査員 内野舞衣] ●第4章 教育者・波多野培根 西南学院の礎 【コラム】新島襄と波多野培根[西南学院大学博物館学芸員 下園知弥] 【コラム】陽明学とキリスト教[西南学院大学博物館学芸調査員 木村新菜] ●論 考 近代日本キリスト教の萌芽 禁教下におけるプロテスタント宣教師の活動をめぐって[西南学院大学博物館学芸研究員 宮川由衣] 横浜天主堂と大浦天主堂における二つの捕縛事件 パリ外国宣教会の対応を中心に[西南学院大学博物館学芸調査員 田中 恵] 日本の近代化とキリスト教 熊本バンドの場合[西南学院大学国際文化学部国際文化学科教授 塩野和夫] 出品目録