【2024年】「地政学」のおすすめ 本 79選!人気ランキング
- 13歳からの地政学: カイゾクとの地球儀航海
- 世界史で学べ! 地政学 (祥伝社黄金文庫)
- まんがでわかる 13歳からの地政学: カイゾクとの地球儀航海
- 日本人が知るべき東アジアの地政学 ~2025年 韓国はなくなっている~
- 地政学でわかるわたしたちの世界: 12の地図が語る国際情勢 (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
- 図解いちばんやさしい地政学の本 激動の世界最新版
- 地政学が最強の教養である “圧倒的教養”が身につく、たった1つの学問
- ビジネス教養 地政学 (サクッとわかるビジネス教養)
- 学校では教えてくれない 地政学の授業(祥伝社黄金文庫Gも4-4) (祥伝社黄金文庫 Gも 4-4)
- 90枚のイラストで 世界がわかる はじめての地政学
パンデミック後の世界では、ウクライナとパレスチナ・ガザという2つの地域で凄惨な戦争が起きました。北朝鮮はミサイル発射を繰り返し、中国の台湾侵攻の危機も切迫しています。 これだけではなく日々、物騒なニュースがたえません。なぜこうした問題が起きているのかを考えるとき、さまざまな解釈の方法があるでしょう。 「地政学」とは、地図をもとにその国の政治や軍事を考えていく学問です。軍事理論でもあるため、戦後の日本では封印されていました。 地理というのは、時代が変わっても変わりません。ですから、変わらない地理をもとにすることで、それぞれの国や地域がとる戦略というのは自ずと決まってくる、と考えられます。となると、いくら世界情勢が混沌としてきても、その国がとるべき一貫した正しい戦略があるはずだ、となります。地政学ではこう考えるわけです。 混沌として先の見えない時代です。だからこそ、普遍的な知である地政学的視点をもつことが大切です。それによって、より自信をもって世界と向き合うことができるはずです。 (「はじめに」より)
日 本 を 担う国 家 のリーダー たち へ 「日本の国家安全保障は大丈夫なのか?」 本書には、きっとなんらかのヒントがある。 地政学の原点。幻の名著。ついに完全版が復刊! 奥山真司 完訳 「古典地政学」から「批判地政学」へ 本書は「戦略学系の地政学研究の論文集」という日本ではまったく紹介されたことのない、かなり珍しいジャンルの本である。(奥山真司談) 第1章 なぜ地政学なのか 第2章 ハルフォード・マッキンダー卿 -ハートランド理論の流れ- 第3章 地政学者アルフレッド・セイヤー・マハン 第4章 エアパワー、スペースパワー、地理 第5章 宇宙時代の地政戦略-アストロポリティクスによる分析- 第6章 批判地政学の理解のために-地政学とリスク社会- 第7章 地政学 戦いの場としての国境 第8章 インフォメーションーパワー-戦略、地政学と第五次元- 第9章 逃れられない地理 第10章 帆船時代における天候、地理、そして海軍力 第11章 地理と戦争の関係について 第12章 ドイツ地政学-ハウスホーファー、ヒトラー、そしてレーベンスラウム 第13章 ロシアの地政学における事実と幻想 訳者解説◆奥山真司 地政学の「三位一体」
いま世界では、パンデミックの混乱がつづくなか、ロシアのウクライナ侵攻や切迫する台湾有事、北朝鮮のミサイル発射など、物騒なニュースがたえません。なぜこうした問題が起きているのかを考えるとき、さまざまな解釈の方法があるでしょう。 「地政学」とは、地図をもとにその国の政治や軍事を考えていく学問です。軍事理論でもあるため、戦後の日本では封印されていました。 地理というのは、時代が変わっても変わりません。ですから、変わらない地理をもとにすることで、それぞれの国や地域がとる戦略というのは自ずと決まってくる、と考えられます。となると、いくら世界情勢が混沌としてきても、その国がとるべき一貫した正しい戦略があるはずだ、となります。地政学ではこう考えるわけです。 混沌として先の見えない時代です。だからこそ、普遍的な知である地政学的視点をもつことが大切です。それによって、より自信をもって世界と向き合うことができるはずです。 (「はじめに」より)
「地政学」とは、地図をもとに政治や軍事を考えていく学問です。軍事理論でもあるため、戦後の日本では封印されていました。 地理というのは、時代が変わっても変わりません。ですから、変わらない地理をもとにすることで、それぞれの国や地域がとる戦略というのは自ずと決まってくる、と考えられます。となると、いくら世界情勢が混沌としてきても、その国がとるべき一貫した正しい戦略があるはずだ、となります。地政学ではこう考えるわけです。 混沌として先の見えない時代だからこそ、普遍的な知である地政学的視点をもつことが大切です。それによって自信をもって世界と向き合うことができるはずです。
日本の領土のうち「北方領土」と「竹島」は、それぞれロシア、韓国の実効支配をゆるしています。「尖閣諸島」は中国が実効支配を狙っています。 日本が「歴史的にも国際法上も日本固有の領土」といくら正論を述べたところで、彼らは日本の領土を明け渡すことはありません。 いま必要なことは、現実的な思考ではないでしょうか。日本の周辺国がどのような戦略をもっているのか? それに対して日本はどのような戦略をとるべきか? しっかりとした戦略をもってのぞまないと日本の領土は守れません。 このような現実的な思考をするためのツールの1つが「地政学」です。「地政学」とは、地図をもとにその国の政治や軍事を考えていく学問です。 ロシアのウクライナ侵攻や台湾有事の危機が報じられるなか、領土問題に対する関心が高まっています。本書が日本の領土について考える一助となれば幸いです。
宇宙開発は国策から民間へ、国威発揚からビジネスへ、平和利用から軍民一体へ。世界中で活発化する宇宙開発の最前線をレポートする。 国策から民間へ、国威発揚からビジネスへ、平和利用から軍民一体へ……と大きくシフトする宇宙開発。覇権を争う米国と中国、そして日本の最新事情をレポート 国策から民間へ、国威発揚からビジネスへ、平和利用から軍民一体へ……と大きくシフトする宇宙開発。覇権を争う米国と中国、そして日本の最新事情をレポート。 宇宙開発の最新事情 ニュースの核心を読む! プロローグ 宇宙を制する者が「未来」を手にする 第一章 月をめぐる熾烈な争奪戦 第二章 米中が火花を散らす宇宙の激戦区 第三章 国家の威信をかけた中国の宇宙開発 第四章 躍動する米国の宇宙ベンチャー「ニュースペース」 第五章 日本の宇宙開発と宇宙安全保障 エピローグ 日本が「未来」を手にするために
おもに近年の地政学的大変化を反映したこの新版で、現代の主要な争点に対する独自のアプローチを提案。世界のさまざまな地域の縮尺の異なる地図を重ねおきするという有名なディアトープをさらに進化させ、それぞれの現象を互いに関連づけながら鋭く分析している。
20世紀初頭における地政学の起源、1920年代日本への受容、戦時下における思想戦としての地政学ブームの展開を中心にたどる。 地政学の起源から日本での受容、戦時中の地政学ブーム、戦後の反省と批判、’80年代以降の新展開まで、悪しきイデオロギーとして戦後はタブー視された地政学の変遷を、当時の国家体制、経済・社会情勢と関連づけて考察する。 地政学は国家と領土に関する分野として20世紀初頭に成立した。本書は日本における地政学の受容とその後の展開を考察するものである。地政学は1920年代にドイツから日本に導入された。1930年代後半以降になると、エリート官僚・軍人・学者らによって、日本の生活圏・影響圏を説明する枠組として注目され、戦時体制下において地政学ブームが到来した。しかし、敗戦後は侵略戦争を支えた悪しきイデオロギーとしてタブー視された。本書では、戦後における反省と地政学批判、さらには1980年代以降の新たな展開についても考察した。 序 章 第一節 地政学の定義と本書の目的 第二節 これまでの研究の概観 第三節 本書の分析枠組と構成 第一章 地政学の成立と展開 第一節 地政学の成立とその背景 第二節 戦間期ドイツにおける地政学の展開 第三節 英米系地政学の特徴 (一)マッキンダー (二)マハン (三)スパイクマン (四)ドイツ系地政学から英米系地政学へ 第二章 日本における地政学の受容 第一節 一九二〇年代の地理学における地政学の受容 (一)小川琢治による地政学への着目 (二)移民に着目した飯本信之の地政学論 (三)地理学における地政学受容の特色 第二節 政治学・法学における地政学の受容 (一)小野塚喜平次と神川彦松によるチェレーンへの着目 (二)藤澤親雄によるチェレーンへの着目 (三)政治学・法学における地政学受容の特徴 第三節 その後の地政学の展開と地政学批判 (一)地政学の展開︱阿部市五郎を中心に (二)地政学に対する批判 (三)一九三〇年代の地政学の特徴 第三章 戦時期における地政学の展開 第一節 地政学興隆の背景 (一)対外関係の変化と総動員体制の強化 (二)国家総動員体制と戦時統制機関の成立 (三)企画院・昭和研究会と地政学 第二節 戦時下日本における国土計画と地政学 (一)これまでの国土計画研究 (二)国土計画の定義と起源 (三)ドイツにおける国土計画の概要 (四)日本における国土計画の受容と展開 (五)国土計画と地政学 (六)戦時下の国土計画と地政学の特徴 第三節 京都学派の「日本地政学」――エリートによる、思想戦としての上からの地政学運動 (一)京都学派地政学の特徴とこれまでの研究 (二)『日本地政学宣言』に見る思想戦としての日本地政学 (三)地政学による新たな地誌の提示 (四)エリートによる大衆啓蒙の地政学 第四節 日本地政学協会と機関誌『地政学』︱地理教師による下からの地政学運動 (一)『地理歴史研究』から『地政学』へ (二)文検雑誌と地理教師 (三)日本地政学協会の目的・構成・活動 (四)『地政学』に掲載された論文・記事の特徴 (五)「論説・資料」に見る『地政学』の内容 第五節 「ジャーナリズムの寵児」となった地政学 (一)総合雑誌『改造』と地政学 (二)地理的世界観の拡大に伴う地誌の活性化 (三)地理的世界観の拡大と教科書・文検雑誌の変質 第六節 戦時下における地政学と地理学・地理教育 第四章 戦後における地政学の停滞と地政学批判 第一節 敗戦直後の「反省」と地政学批判 (一)地理学者たちの「反省」 (二)飯塚浩二による地政学批判 (三)飯塚浩二と小原敬士の地政学批判の特徴 第二節 日本政治地理学会の設立と政治地理学(地政学)の一時的復活 第三節 高度経済成長期における地政学批判 第四節 地政学批判の本格的開始 第五節 地政学ブームの到来と地政学批判 第五章 地政学の新たな展開と日本の例外主義 第一節 英米における地政学の復活 第二節 欧米における批判地政学の展開 (一)外交政策と地理的イメージ (二)地政学の復活と批判地政学 (三)欧米中心主義的な地政的想像力 (四)他者の表象とメディアの影響 (五)地政学概念の脱構築 第三節 欧米地政学の最近の展開と日本における例外主義 (一)地政学書物の刊行動向の特色 (二)コーリン・フリント著『現代地政学』の紹介 (三)地政学のゆくえ︱「例外主義」の克服をめざして 終 章 第一節 本書の成果 第二節 今後の課題 文 献 あとがき 索 引
冷戦後の東欧諸国の自由化を映し出す民俗的大衆音楽=「東欧演歌」。現地の文化状況に精通する研究者が集結、大衆の真実を読み解く! 冷戦終結後、東欧諸国の自由化を映し出す民俗的大衆音楽、それが「東欧演歌」だ! 現地の文化状況に精通する気鋭の研究者が集結し、国際ニュースからは伝わってこない大衆の真実を〈うた〉から読み解く! 聴け、民衆の魂の鼓動(ビート)を! 気鋭の研究者たちが〈うた〉から読み解く大衆の真実。 冷戦終結後、東欧諸国の自由化を映し出す民俗的大衆音楽、 それが「東欧演歌」だ! ターボフォーク(セルビア、スロヴェニア) チャルガ(ブルガリア) マネレ(ルーマニア) 新作曲民謡(旧ユーゴスラヴィア) アラベスク(トルコ) ラビズ(アルメニア) リプシ(東ドイツ)…… 「これら東欧各国で流行している民俗的大衆音楽( それを筆者は「東欧演歌」と名付けた)は、当時東欧各国が体験しつつあった社会主義から自由経済へという現代最大の社会変革をみごとに映し出している。ここでは高価な車ときらびやかな宝石、最新のモードと奔放な性が歌われながら、その一方でそんな新しい生活への戸惑いや疑いも同時に表明される。音楽はオリエントとオクシデントの間で揺れ動く。新たに流入した欧米のポップ・ミュージックが模倣される一方で、ただのイミテーションでは済まずに突如「民俗的」な響きが噴出する」 ──伊東信宏/本書「はじめに」より セルビア、ブルガリア、ルーマニア、旧ユーゴ諸国、 トルコ、東ドイツ、スロヴェニア、アルメニア── 冷戦後に東ヨーロッパ各国で進んだ自由経済への体制転換。 一気に流れこんだ西側のポップ・ミュージックが 土着の音楽と結びついて民俗的大衆音楽が誕生した。 現地の文化状況に精通する気鋭の研究者が集結し、国際ニュースからは伝わってこない大衆の真実を〈うた〉から読み解く! はじめに(伊東信宏) ●序論 南東欧におけるポップフォーク──共同と交換の歴史を概観する イヴァ・ネニッチ 伊東信宏+上畑史 訳 第1部 東欧演歌のハードコア ●第1章 セルビアのターボフォーク──「オリエンタルなヴェルヴェット」は何色(なにいろ)か 上畑史 ●第2章 ブルガリアのチャルガ──アイデンティティ、変革、グローバライゼイション 一五年後の補足──ブルガリアのポップフォークがひらいた新しいページ ステラ・ジブコヴァ 伊東信宏 訳・構成 ●第3章 西欧化のジレンマとマネレ──ゆらぐルーマニア人のアイデンティティ 新免光比呂 ●第4章 マネレ、あるいは界面としてのジプシー音楽 岩谷彩子 ●対論 ポップフォークは演歌なのか──あるいは日本大衆音楽の東欧演歌化のために 輪島裕介 第2部 東欧演歌の源流へ ●第5章 麗し(レーパ)のブレナのはるかな旅──ユーゴスラヴィアの歌姫 奥彩子 ●第6章 「アジュ」を歌え──トルコにおけるアラベスクの誕生と展開 濱崎友絵 ●第7章 東ドイツ・ロック前夜のダンス音楽「リプシ」──戦後ドイツ大衆音楽の水脈をたどる 高岡智子 ●コラム1 森への誘い──フォーク・メタルにみる民族/民俗 齋藤桂 第3部 東欧演歌の周縁へ ●第8章 薄明の流星──スロヴェニアのターボフォーク、その勃興と没落 クララ・フルヴァティン 伊東信宏 訳・構成 ●第9章 東ドイツのフォーク・リヴァイヴァル運動 阪井葉子 ●コラム2 アルメニアのシルショ──右傾化するアルメニアのポップフォーク 木村颯 初出一覧 プレイリスト 参考文献 人名索引 執筆者一覧
新たな視角からの地政学再構築!「総論:米国の覇権を支える構造分析」(上巻)に続き、先端に位置する四つの対立軸(エネルギー、食料、サイバー空間、金融)から覇権争奪の実相を解き明かす「いま世界において、覇権を失いかねない米国は、覇権を奪おうとする中国を必死になって弱体化させようとしている。一国だけでは太刀打ちできないから、欧州諸国と日本を味方に引っ張り込んで、とにかく中国を封じ込めようとしているように思われる。だがこの問題は、せんじ詰めれば主権国家間の権力闘争にすぎない。もう少し目を凝らすと、覇権国アメリカに住むごくわずかなエスタブリッシュメントと呼ばれる「特別階級」に属す少数者だけが利益を維持できるように、世界中を巻き込んで中国やロシアを痛めつけようとしているようにみえてくる。……主権国家がごく一部の「特別階級」のためだけに暴力をふるっていることを知ってほしい。この構図は、米国であろうと、中国であろうと、日本であろうとも基本的に変わらない。中国やロシアに民主主義がないのはわかりやすい。だが、米国にも日本にも民主主義など存在しないことに気づいてほしい。」 本書「あとがき」から 第1章 エネルギー (1)核エネルギーをめぐる覇権争奪 (2)石油をめぐる覇権争奪 (3)天然ガスをめぐる覇権争奪 第2章 食料 (1)食料安全保障にみる覇権争奪 (2)アグリビジネスをめぐって 第3章 サイバー空間 (1)サイバー空間の基盤にかかわる覇権争奪 (2)半導体のサプライチェーンをめぐる覇権争奪 (3) AI依存の恐怖 第4章 金融 (1)通貨をめぐる覇権争奪 (2) CBDCをめぐる覇権争奪 結びにかえて 宇宙をめぐる覇権争奪
陸海空およびサイバー空間にかかわる地政学・地経学を研究で読者から熱烈な支持を得ている評論家による長編評論。<まったく新たな視角からの、地政学再構築!!>「すでに、米国の覇権は崩壊に向かっている。中国という覇権国の台頭を前にして、米国は民主的価値観に立つ世界秩序を維持するという、多極的協調体制の構築で対抗しようとしているが、その実、米国政府が長く情報操作(マニピュレーション)によって国民を騙しつづけてきた実態をさらけ出しつつある。民主的価値観の尊重を唱えつつ、現実は一部の米国のエスタブリッシュメントだけの利益が優先される世界秩序が覇権主義の名のもとに展開されつづけただけだ。本書は、覇権国アメリカによる長期的な科学や科学技術の優先戦略が人類の生命の危険というリスクをともないながら展開されてきた事実を明らかにする。まったく新しい視角から、地政学を再構築することで、世界全体の覇権をめぐる「現実」がより理解されるようになるのではないか。」 上巻目次 第1章 米国の覇権をめぐる理解 第2章 科学の政治化 (1) トロフィム・ルイセンコ による生物学の破壊 (2) スタンレー・ポンズとマーティン・フライシュマンによる「低温核融合」事件 (3) 科学者の「気高い嘘」 第3章 知的財産権と米国の覇権 (1) TRIPS という桎梏 (2) TRIPS を利用した強権 (3) 抜け道の用意 第4章 科学技術の「進歩」と情報操作 (1) チョムスキーの教え (2) 核発電所の安全性をめぐって (3) 遺伝子組み換え、ゲノム編集の安全性をめぐって (4) サイバー空間の安全性をめぐって (5) AI の安全性をめぐって 第5章 覇権国アメリカの煽動とエスタブリッシュメントの正体 (1) 好戦的な覇権国アメリカとウクライナ戦争 (2) 米国のエスタブリッシュメント (3) 軍産複合体の影
経済安全保障の強化が不可避となる中、激化する米中対立に揺らぐアジアの通商秩序の現状と課題、展望について多角的に考察。 激化する米中対立。高まる地政学的リスクに直面し経済安全保障の強化が不可避となる中、アジアの国々と企業はいかなる対応を迫られているのか。米中対立に揺らぐアジアの通商秩序の現状と課題、展望について多角的に考察。 激化する米中対立。今や経済摩擦から技術、軍事にわたる覇権争いへと化し、長期化の様相を呈す。高まる地政学的リスクに直面し経済安全保障の強化が不可避となる中、アジアの国々と企業はどのような立ち位置をとり、具体的にいかなる対応を迫られているのか。本書は、米中対立に揺らぐアジアの通商秩序の現状と課題、展望について多角的に考察。 第Ⅰ部 高まる地政学的リスクとアジア 第1章 地政学的リスクとASEANの立ち位置 第2章 米国の対中通商政策の課題 第3章 習近平「新時代」の中国の行方 第4章 米中デカップリングとサプライチェーン再編 第5章 G7と中露の対立でカギを握るインド 第Ⅱ部 不透明性を増すアジアの経済連携の行方 第6章 厳しい世界経済下のRCEPとASEAN―RCEPの発効とASEANの役割― 第7章 CPTPPの新規加盟をめぐる政治経済学 第8章 IPEFの課題と展望 第9章 揺らぐアジアの生産ネットワークと日本企業 第10章 東アジアの経済統合と経済安全保障―東アジア各国の対応と課題― 第Ⅲ部 アジアのニューノーマル(新常態)への課題 第11章 「改革開放」に依存する中国の産業集積政策と一帯一路建設 第12章 サプライチェーン強靭化に向けた韓国政府の取り組み 第13章 アジアのデジタル貿易の進展―ICT関連財貿易とデジタル関連サービス― 第14章 アジアの通商秩序を支える域内通貨・金融体制の行方 第15章 国際秩序の大変革と日本の経済安全保障の課題